JP2003191545A - インクジェット式記録装置およびインクジェット記録方法 - Google Patents
インクジェット式記録装置およびインクジェット記録方法Info
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Abstract
をプラテンに十分に染み込ませることができるインクジ
ェット式記録装置およびインクジェット記録方法を提供
する。 【解決手段】 インクジェット式記録装置10は、記録ヘ
ッド11をガイド軸12に沿って移動して、記録ヘッド11か
らインク14を吐出させることで記録用紙13に縁無印刷を
行う際に、記録用紙13の外側にはみ出したインク14をプ
ラテン15に染み込ませるように構成され、プラテン14に
浸透溶剤が含浸されている。
Description
録装置およびインクジェット記録方法に係り、特に記録
ヘッドをガイド軸に沿って移動して、記録ヘッドから顔
料インクを吐出させることで記録媒体に縁無印刷を行う
インクジェット式記録装置およびインクジェット記録方
法に関する。
端縁の余白をゼロにして印刷できるインクジェット式記
録装置が、特開平8−169155号公報に開示されて
いる。この公報に開示された記録装置によると、キャリ
ッジに搭載された記録ヘッドの走査範囲を、記録媒体に
おける左右の両端縁より外側に外れる位置まで移動する
ように設定して印刷動作を実行するように構成されてい
る。
う際には、図5(A)に示すように、記録媒体としての
記録用紙100が矢印Aの副走査方向に搬送され、記録用
紙100の前縁100Aが記録ヘッド101の下方に到達したと
き、キャリッジが矢印Bの主走査方向に沿って往復動す
るとともに、記録ヘッド101からインク102を吐出させて
記録用紙100への印刷を開始する。この際、記録用紙100
における前縁100Aの余白をゼロにして印刷を行うため
に、記録用紙100の前縁100Aから外側にインク102をはみ
出させる。
査方向に搬送されることにより、図5(B)の状態にな
ると、記録用紙100における側縁100Bの余白をゼロにし
て印刷を行うために、矢印Bの主走査方向に沿うキャリ
ッジの往復動距離を適宜調整することにより、記録用紙
100の側縁100Bから外側にインク102をはみ出させる。さ
らに、この状態から記録用紙100が矢印Aの副走査方向
に搬送されることにより、図5(C)の状態になると、
記録用紙100における後縁100Cの余白をゼロにして印刷
を行うために、記録用紙100の後縁100Cから外側にイン
ク102をはみ出させる。
の前縁100A、側縁100Bや後縁100Cから外側にはみ出した
インク102は、図6に示すプラテン104に染み込ませる。
しかしながら、顔料インクを用いた場合インクジェット
式記録装置の使用環境が、特に夏季等で室温が上昇した
場合に、顔料インク102に含まれている水分が蒸発して
インク102の顔料分が析出している。
2をプラテン104に十分に染み込ませることができない場
合があり、図8に示すようにプラテン104の表面にイン
ク(顔料)102が堆積(以下、「山積り105」という)す
る。このように、プラテン104の表面に山積り105が発生
すると、次の記録用紙100に印刷する際に、山積り105に
記録用紙100の端面が接触して、記録用紙100の端面が汚
れてしまうことが考えられる。
たものであり、その目的は、記録媒体の端縁から外側に
はみ出したインクをプラテンに十分に染み込ませること
ができる顔料インクを用いたインクジェット式記録装置
およびインクジェット記録方法を提供することにある。
ために、本発明のインクジェット式記録装置は、請求項
1に記載したように、着色剤に顔料を用いたインクを用
い、記録ヘッドをガイド軸に沿って移動して、記録ヘッ
ドから顔料インクを吐出させることで記録媒体に縁無印
刷を行う際に、記録媒体の外側にはみ出した顔料インク
をプラテンに染み込ませるインクジェット式記録装置に
おいて、前記プラテンに浸透溶剤が含浸されたことを特
徴としている。
録装置においては、プラテンに浸透溶剤を含浸させてい
るので、プラテンをインクが一層染み込み易い性質に変
換できる。よって、特に夏季等で室温が上昇した場合に
顔料インクから水分が蒸発してインクの顔料が析出して
も、顔料インクをプラテンに十分に効率よく染み込ませ
ることができる。
は、請求項2に記載したように、前記浸透溶剤は、1,
2−アルカンジオールおよび/または変性ポリシロキサ
ン系化合物系化合物を含むことを特徴とする。さらに、
本発明のインクジェット式記録装置は、請求項3に記載
したように、前記浸透溶剤は、さらにグリセリンを含む
ことを特徴とする。
録装置においては、プラテンに浸透溶剤を含浸させて、
記録媒体の外側にはみ出した顔料インクをプラテンに効
率よく染み込ませるようにした。よって、特に夏季等で
室温が上昇した場合に、顔料インクから水分が蒸発して
インクの顔料分が析出しても顔料インクをプラテンに十
分に染み込ませることができる。従って、プラテンの表
面に顔料インクが山積りになることを阻止できるので、
後続の記録媒体が山積りに接触することを防いで記録媒
体が汚れてしまうことを防止できる。
は、請求項4に記載したように、着色剤に顔料を用いた
インクを用い、記録ヘッドをガイド軸に沿って移動し
て、記録ヘッドから顔料インクを吐出させることで記録
媒体に縁無印刷を行う際に、記録媒体の外側にはみ出し
た顔料インクをプラテンに染み込ませるインクジェット
式記録方法において、あらかじめ前記プラテンに浸透溶
剤を含浸させておくことを特徴としている。
インクジェット記録装置においては、プラテンに浸透溶
剤を含浸させて、記録媒体の外側にはみ出した顔料イン
クをプラテンに効率よく染み込ませるようにした。よっ
て、特に夏季などで室温が上昇した場合に、顔料インク
から水分が蒸発してインクの顔料分が析出しても顔料イ
ンクをプラテンに十分に染み込ませることができる。従
って、プラテンの表面に顔料インクが山積りになること
を阻止できるので、後続の記録媒体が山積りに接触する
ことを防いで記録媒体が汚れてしまうことを防止でき
る。
は、請求項5に記載したように、前記浸透溶剤は、1,
2−アルカンジオールおよび/または変性ポリシロキサ
ン系化合物を含むことを特徴としている。さらに、本発
明のインクジェット式記録方法は、請求項6に記載した
ように、前記浸透溶剤は、さらにグリセリンを含むこと
を特徴としている。
面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に説明する各
実施形態において、既に図1において説明した部材等に
ついては、図中に同一符号あるいは相当符号を付すこと
により説明を簡略化あるいは省略する。
る顔料インクを用いたインクジェット式記録装置10は、
記録ヘッド11をガイド軸12に沿って矢印Bの主走査方向
に移動して、記録ヘッド11からインクを吐出させること
で記録用紙(記録媒体)13に縁無印刷を行う際に、記録
用紙13の外側にはみ出したインク14をプラテン15に染み
込ませるように構成されている。
れ、このキャリッジ16がガイド軸12に移動自在に支持さ
れている。これにより、記録ヘッド11をガイド軸12に沿
って矢印Bの主走査方向に走査することができる。イン
クとしては着色剤に顔料を用いたものが使用される。キ
ャリッジ16にはブラックインクカートリッジ17やカラー
インクカートリッジ18が着脱自在に装填されている。ブ
ラックインクカートリッジ17の先端は記録ヘッド11のノ
ズル11Aに連通されている。
アンのカートリッジ18A、マゼンタのカートリッジ18Bお
よびイエローのカートリッジ18Cが備えられ、それぞれ
のカートリッジ18A,18B,18Cの先端は記録ヘッド11の各
ノズル11B,11C,11Dに連通されている。
ド軸12に平行に配置されている。プラテン15は、一例と
して発泡性樹脂が該当するが、布、綿やスポンジ等のそ
の他の材料を使用することも可能である。このプラテン
15には、一方の端部15Aから他方の端部15Bに渡って全域
に浸透溶剤が含浸されている。浸透溶剤としては、1,
2−アルカンジオール、変性ポリシロキサン系化合物等
が該当する。
ジオール、変性ポリシロキサン系化合物は、それぞれ一
液のみをプラテン15に含浸させてもよく、または1,2
−アルカンジオールおよび変性ポリシロキサン系化合物
の混合物、1,2−アルカンジオールおよびグリセリン
の混合物や、変性ポリシロキサン系化合物およびグリセ
リンの混合物をプラテン15に含浸させてもよく、さらに
は1,2−アルカンジオール、変性ポリシロキサン系化
合物およびグリセリンの混合物をプラテン15に含浸させ
ることも可能である。
ましくは1,2−C1-6アルキルジオールであり、より
好ましくは1,2−ヘキサンジオールである。
記の式で表される化合物が挙げられる。
アルキル基を表し、jおよびkは独立して1以上の整数
を表し、EOはエチレンオキシ基を表し、POはプロピ
レンオキシ基を表し、mおよびnは0以上の整数を表す
が、m+nは1以上の整数を表し、EOおよびPO
は[]内においてその順序は問わず、ランダムであって
もブロックであってもよい)
〜10であることが好ましく、2〜6であるものが特に
好ましい。式の化合物の添加量は、適宜に選定されてよ
いが、好ましくは0.05〜5重量%程度であり、より
好ましくは0.1〜3.0重量%程度である。式で表さ
れる化合物は市販されており、それを利用することが可
能である。例えば、ビックケミー・ジャパン株式会社よ
り、ポリシロキサン系界面活性剤のBYK−345,B
YK−346,BYK−348等が利用可能である。
記録装置10によれば、キャリッジ16をガイド軸12に沿っ
て矢印Bの主走査方向に移動させることにより、記録ヘ
ッド11をガイド軸12に沿って走査し、併せて記録用紙13
を記録ヘッド11の走査方向に直交する副走査方向(矢印
A)へ紙送りする際に、それぞれのカートリッジ17,18A
〜18Cから各ノズル11A〜11Dを介してインクを吐出する
ことにより記録用紙13に印刷を行うことができる。
式記録装置10のインクジェット記録方法を図2〜図4に
基づいて説明する。顔料インクを用いたインクジェット
式記録装置10で印刷を行う際には、図2(A)に示すよ
うに、矢印Aの副走査方向に搬送されて記録用紙13の先
端13Aが記録ヘッド11の下方に到達したとき、キャリッ
ジが矢印Bの主走査方向に沿って往復動するとともに、
記録ヘッド11から顔料インク14を吐出させて記録用紙13
への印刷を開始する。この際、記録用紙13における前縁
13Aの余白をゼロにして印刷を行うために、記録用紙13
の前縁13Aから外側に顔料インク14をはみ出させる。
方向に搬送されることにより、図2(B)の状態になる
と、記録用紙13における側縁13Bの余白をゼロにして印
刷を行うために、矢印Bの主走査方向に沿うキャリッジ
の往復動距離を適宜調整することにより、記録用紙13の
側縁13Bから外側14に顔料インクをはみ出させる。さら
に、この状態から記録用紙13が矢印Aの副走査方向に搬
送されることにより、図2(C)の状態になると、記録
用紙13における後縁13cの余白をゼロにして印刷を行う
ために、記録用紙13の後縁13Cから外側に顔料インク14
をはみ出させる(図3参照)。
後縁13Cから外側にはみ出した顔料インク14は、図3に
示すプラテン15に染み込ませる。プラテン15には、一方
の端部15Aから他方の端部15Bに渡って全域に浸透溶剤と
して、1,2−アルカンジオール、変性ポリシロキサン
系化合物のうちの少なくとも一液が含浸されている。
の前縁12A、側縁13Bや後縁13Cから外側にはみ出した顔
料インク14をプラテン15に効率よく染み込ませることが
できる。よって、顔料インクを用いたインクジェット式
記録装置10の使用環境が、特に夏季等で室温が上昇した
場合に、顔料インクから水分が蒸発して顔料分が析出し
ても、顔料インク14をプラテン15に十分に染み込ませる
ことができる。従って、従来技術のように、プラテン15
の表面にインク(顔料)が山積りになることを防止でき
る。これにより、次の記録用紙13に印刷する際に、山積
りに記録用紙13の端面が接触して、記録用紙13の端面が
汚れてしまうことを防止できる。
ら他方の端部15Bに渡って全域に浸透溶剤を含浸させて
いる。このため、記録用紙13の前縁12A、側縁13Bや後縁
13Cからプラテン15に染み込んだインクを、プラテン15
の一方の端部15Aから他方の端部15Bの全域に染み込ませ
ることができる。従って、プラテン15に多量の顔料イン
クを染み込ませることができるので、プラテン15を交換
するサイクルを延ばすことができる。
記録用紙13を例に説明したが、これに限らないで、その
他の記録媒体に適用することも可能である。さらに、本
発明は、前述した実施形態に限定されるものでなく、適
宜な変形,改良等が可能であり、前述した実施形態にお
いて例示した記録ヘッド,ガイド軸およびプラテン等の
材質,形状,寸法,形態,数,配置個所,厚さ寸法等は
本発明を達成できるものであれば任意であり、限定され
ない。
する。実施例1〜6および比較例のプラテン15として、
スポンジ等の発砲材を使用した。また、実施例1〜6お
よび比較例の顔料インクとして、ブラックインクカート
リッジ17にブラック顔料インク、シアンのカートリッジ
18Aにシアン顔料インク、マゼンタのカートリッジ18Bに
マゼンタ顔料インク、イエローのカートリッジ18Cにイ
エロー顔料インクをそれぞれ充填した。
を6重量%、グリセリンを15重量%、トリエチレング
リコールモノブチルエーテルを5重量%、オルフィンE1
010(アセチレングリコール系界面活性剤 日信化学株
式会社製)を1重量%、トリエタノールアミンを1重量
%、残りを純水とすることで100重量%としたものを
使用した。
グメントレッド122を5重量%、グリセリンを15重量
%、トリエチレングリコールモノブチルエーテルを5重
量%、オルフィンE1010(アセチレングリコール系界面
活性剤 日信化学株式会社製)を1重量%、トリエタノ
ールアミンを1重量%、残りを純水とすることで100
重量%としたものを使用した。
グメントブルー15:3を5重量%、グリセリンを15重
量%、トリエチレングリコールモノブチルエーテルを5
重量%、オルフィンE1010(アセチレングリコール系界
面活性剤 日信化学株式会社製)を1重量%、トリエタ
ノールアミンを1重量%、残りを純水とすることで10
0重量%としたものを使用した。
グメントイエロー74を5重量%、グリセリンを15重量
%、トリエチレングリコールモノブチルエーテルを5重
量%、オルフィンE1010(アセチレングリコール系界面
活性剤 日信化学株式会社製)を1重量%、トリエタノ
ールアミンを1重量%、残りを純水とすることで100
重量%としたものを使用した。
溶剤を含浸させたプラテン15を使用し、比較例には含浸
剤を含浸させないプラテン15を使用した。 実施例1:1,2−アルカンジオールとして、1,2−
ヘキサンジオールを5重量%、残りを純水とした浸透溶
剤。 実施例2:変性ポリシロキサン系化合物として、BYK
348を0.5重量%、残りを純水とした浸透溶剤。 実施例3:BYK348を0.5重量%、グリセリンを1
0重量%、残りを純水とした浸透溶剤。 実施例4:1,2−ヘキサンジオールを2重量%、BY
K348を0.3重量%、残りを純水とした浸透溶剤。 実施例5:1,2−ヘキサンジオールを5重量%、グリ
セリンを5重量%、残りを純水とした浸透溶剤。 実施例6:1,2−ヘキサンジオールを2重量%、BY
K348を0.3重量%、グリセリンを5重量%、残りを
純水とした浸透溶剤。
て、100万Pass縁無し印字をおこなった。その結果、
実施例1〜6ではインク(顔料)の山積もりの発生がな
く、印刷物を汚すことを防止できた。一方、比較例では
インク(顔料)の山積もりが発生し、印刷物が汚れてし
まった。このことから、インク(顔料)の山積もりの発
生をなくすためには、プラテン15に含浸剤を含浸させる
と効果があることが判った。
ば、プラテンに浸透溶剤を含浸させているので、プラテ
ンを顔料インクが一層染み込み易い性質に変換すること
ができる。よって、特に夏季等で室温が上昇した場合に
顔料インクから水分が蒸発してインクの顔料が析出して
も、インクをプラテンに十分に効率よく染み込ませるこ
とができる。従って、従来技術のように、プラテンの表
面にインク(顔料)が山積りになることを防止できる。
これにより、次の記録媒体に印刷する際に、山積りに記
録媒体の端面が接触して、記録媒体の端面が汚れてしま
うことを防止できる。
概略図である。
明図である。
明図である。
明図である。
ある。
ある。
ある。
ある。
Claims (6)
- 【請求項1】 着色剤に顔料を用いたインクを用い、記
録ヘッドをガイド軸に沿って移動して、記録ヘッドから
顔料インクを吐出させることで記録媒体に縁無印刷を行
う際に、記録媒体の外側にはみ出した顔料インクをプラ
テンに染み込ませるインクジェット式記録装置におい
て、 前記プラテンに浸透溶剤が含浸されたことを特徴とする
インクジェット式記録装置。 - 【請求項2】 前記浸透溶剤は、1,2−アルカンジオ
ールおよび/または変性ポリシロキサン系化合物を含む
ことを特徴とする請求項1に記載したインクジェット式
記録装置。 - 【請求項3】 前記浸透溶剤は、さらにグリセリンを含
むことを特徴とする請求項2に記載したインクジェット
式記録装置。 - 【請求項4】 着色剤に顔料を用いたインクを用い、記
録ヘッドをガイド軸に沿って移動して、記録ヘッドから
顔料インクを吐出させることで記録媒体に縁無印刷を行
う際に、記録媒体の外側にはみ出した顔料インクをプラ
テンに染み込ませるインクジェット式記録方法におい
て、 あらかじめ前記プラテンに浸透溶剤を含浸させておくこ
とを特徴とするインクジェット式記録方法。 - 【請求項5】 前記浸透溶剤は、1,2−アルカンジオ
ールおよび/または変性ポリシロキサン系化合物を含む
ことを特徴とする請求項1に記載したインクジェット式
記録方法。 - 【請求項6】 前記浸透溶剤は、さらにグリセリンを含
むことを特徴とする請求項2に記載したインクジェット
式記録方法。
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JP2001399829A JP3812651B2 (ja) | 2001-12-28 | 2001-12-28 | インクジェット式記録装置およびインクジェット記録方法 |
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- 2001-12-28 JP JP2001399829A patent/JP3812651B2/ja not_active Expired - Fee Related
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