JP2003190382A - メダルの一括返却機構 - Google Patents

メダルの一括返却機構

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JP2003190382A JP2001395680A JP2001395680A JP2003190382A JP 2003190382 A JP2003190382 A JP 2003190382A JP 2001395680 A JP2001395680 A JP 2001395680A JP 2001395680 A JP2001395680 A JP 2001395680A JP 2003190382 A JP2003190382 A JP 2003190382A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 メダル投入貯留部を備えるメダルの一括投入
装置において、精算スイッチの入力を検出したときに、
投入され貯留されたメダルを速やかに返却する。 【解決手段】 この発明に係るメダルの一括返却機構
は、メダルの投入口と、前記メダル投入口からメダルを
受けて一旦貯留するメダルの貯留部及び前記貯留部を開
けてメダルを返却口へ送り出す一括返却口を含む投入装
置と、投入されたメダルを一括返却するときに前記一括
返却口を駆動して前記貯留部を開けさせる制御部とを備
える。また、制御部は、投入されたメダルを返却すると
きに、メダル流路切り換え機構を返却口側へ切り換える
とともに、前記投入装置を駆動して残留しているメダル
を返却口へ送り出す。

Description

【発明の詳細な説明】
【発明の属する技術分野】この発明は、スロットマシン
を含む遊技機などで用いられるメダルの一括投入装置の
一括返却機構に関する。
【従来の技術】スロットマシン等の遊技機にはメダルの
投入口が設けられている。遊技者は所定の枚数のメダル
を投入してゲームを楽しむことができる。従来の遊技機
ではメダルを一枚づつ投入していった。これでは一度に
多数のメダルを投入するときに手間がかかり不便であ
る。そこで、メダルを一度に投入することを可能にする
メダル送り出し装置が考え出された。この装置は、メダ
ルが大量に投入されたときでもメダルを1枚1枚メダルセ
レクタに送り出すことができる。メダルはメダルセレク
タで判別された後、メダルホッパに送られる。
【発明が解決しようとする課題】ところで、遊技機には
メダルを投入した後にゲームを中止したときにメダルを
返却するための精算スイッチが設けられている。遊技機
の制御部が精算スイッチが押されたことを検知し、メダ
ル送り出し装置の下流に位置するメダル流路切り換え機
構を作動させてメダル貯留部(ホッパ)から返却口へと
流路を変更するとともに、メダル送り出し装置を駆動し
て投入されたメダルを返却口に送り出す。この概要を図
13に示す。しかし、このやり方ではメダル送り出し装
置を駆動することによりメダルを送り出すので、精算ス
イッチを押した後、全てのメダルを返却口に返却するの
に長時間かかっていた。この発明は係る課題を解決する
ためになされたもので、メダル投入貯留部を備えるメダ
ルの一括投入装置において、精算スイッチの入力を検出
したときに、投入され貯留されたメダルを速やかに返却
できるメダルの一括投入装置の一括返却機構を提供する
ことを目的とする。
【課題を解決するための手段】この発明に係るメダルの
一括返却機構は、メダルの投入口と、前記メダル投入口
からメダルを受けて一旦貯留するメダルの貯留部及び前
記貯留部を開けてメダルを返却口へ送り出す一括返却口
を含む投入装置と、投入されたメダルを一括返却すると
きに前記一括返却口を駆動して前記貯留部を開けさせる
制御部とを備えるものである。好ましくは、前記投入装
置は、メダルを移動させるためのメダルレール部を備え
る板状の基部、前記メダルレール部に連結されたメダル
排出口、前記基部に沿って上下運動するスライド板、及
び前記スライド板を駆動する駆動部を備える本体と、前
記本体の前面を覆い、メダル投入口及び投入されたメダ
ルを受けるメダル受け部を構成する蓋体とを備え、前記
スライド板は、少なくとも前記メダル受け部の下端部か
ら前記メダルレール部の上端部までの範囲を移動可能で
あり、前記スライド板は、その運動方向に沿って設けら
れた複数のリブを含み、前記スライド板が下方に位置す
るときに、前記スライド板は前記メダル受け部にあるメ
ダルの少なくとも一部を受け、受けた前記メダルを前記
メダルレール部まで持ち上げ、さらに、前記メダルを前
記メダルレール部に移動させることにより、前記メダル
を前記メダル排出口から送り出すものであり、前記一括
返却口は前記蓋体の底部に開閉自在に設けられる。この
発明に係るメダルの一括返却機構は、底部の少なくとも
一部に設けられ、前記底部の少なくとも一部を開けてメ
ダルを返却口へ送り出す一括返却口を含むメダルの投入
口と、前記メダル投入口からメダルを受けてメダル貯留
部に送り出す投入装置と、投入されたメダルを一括返却
するときに前記一括返却口を駆動して前記メダル投入口
の底部を開けさせる制御部とを備えるものである。好ま
しくは、前記投入装置は、前記メダルの投入口の下側に
設けられ、その開口部からメダルを受けてこれを搬送す
るベルトと、前記メダルの投入口と前記ベルトの間に設
けられ、複数のメダルが重なった状態で前記ベルトで搬
送された場合に該複数のメダルを分離することのできる
分離手段とを備え、前記一括返却口は前記メダルの投入
口の底部に開閉自在に設けられる。好ましくは、さら
に、前記投入装置からのメダルをメダル貯留部又は返却
口のいずれかに切り換えて送り出すメダル流路切り換え
機構を備え、前記制御部は、投入されたメダルを返却す
るときに、前記メダル流路切り換え機構を返却口側へ切
り換えるとともに、前記投入装置を駆動して残留してい
るメダルを返却口へ送り出す。
【発明の実施の形態】発明の実施の形態1.この発明の
実施の形態1に係る装置/方法について図面を参照して
説明する。まず、図1及び図2を参照して本発明の概要
を説明する。図1は遊技機に組み込まれる本装置の機能
ブロック図である。図2は図示しない制御部による本装
置の制御フローチャートである。図1において、1はメ
ダルを受ける投入口(メダル受け部)、201は投入口
1から1つ又は複数のメダルを受け、これを1枚づつ送
り出す投入装置(メダル送り出し装置)、211は投入
装置201のメダル貯留部に設けられたメダルの一括返
却口、300は投入装置201からメダルを受けてメダ
ル貯留部(ホッパ)H又は返却口304のいずれかに振
り分けるメダル流路切り換え機構、17は投入されたメ
ダルを返却するための精算スイッチ、DRVは一括返却
機構の駆動部である。図中、実線はメダルの流れを示
し、点線は信号の流れを示す。投入口1から投入された
メダルは、一括返却装置211又はメダル流路切り換え
機構300を通って返却口304に戻る。精算スイッチ
17の出力信号により、投入装置201、一括返却口2
11及びメダル流路切り換え機構は制御される。次に、
図2を用いて処理手順の概略を説明する。 S1:精算スイッチが押されたかどうか判定する。押さ
れたときステップS2へ進む。 S2:一括返却口211を開きメダルを返却口304へ
送る。投入装置201は、メダルが大量に投入されたと
きでもメダルの送り出しが出来るようにメダルの貯留部
を備える。投入されたメダルは一旦ここに蓄えられる。
一括返却口211はここに設けられ、これが一括返却機
構駆動部DRVにより開かれると貯留部に貯留されたメ
ダルの全部が排出される。 S3:投入装置201にメダルが残っているかどうか判
定する。上述のように貯留部のメダルは返却口へ送られ
るが、投入装置201で送り出し途中にあるメダル、例
えば、スライド式メダル送り出し装置においてスライド
板上に載っているメダル、ベルト式メダル送り出し装置
においてベルト上に載っているメダルなど、はこのまま
では返却口へ送られない。そこで、投入装置にメダルが
残っているときステップS4、S5の処理を行う。具体
的には残留しているメダルを図示しないセンサで検出
し、当該メダルを投入装置201により送り出す。 S4:メダルが残留しているとき、メダル流路切り換え
機構300を返却口304側に切り換える。 S5:投入装置201を駆動してメダルを返却口へ送
る。投入装置201は一定時間駆動される。あるいは、
メダルが残っている限り駆動される。なお、図2のS3
においてメダルの残留を検出し、この結果に基づきメダ
ルの流路の切り換え及び投入装置の駆動を行ったが、本
発明はこれに限定されない。例えば、S3の判断を行う
ことなく、精算スイッチ17が押されたとき、メダルの
流路を所定の時間だけ返却口304側に切り換えるとと
もに、投入装置を所定時間だけ駆動するようにしてもよ
い。次に本発明の実施の形態に係る装置の具体例を説明
する。図3は、本発明の実施の形態に係る一括投入装置
(メダル送り出し装置)及びその一括返却機構を遊技機
(スロットマシン)に適用した例を示す。メダル送り出
し装置100により投入されたメダルをメダルセレクタ
やメダル内部貯留装置やホッパーに送ることができる。
スロットマシン10は、同図に示すように、四角箱状の
筐体11を有する。前記筐体11の中央部及び上部に
は、遊技者側に向かって臨む四角窓状の表示窓12が形
成されている。そして、この中央部の表示窓12の中央
には、三個の回転リール40の図柄61を見ることがで
きる図柄表示窓13が形成されている。ペットスイッチ
16は、回転リール40の下方に位置するスイッチであ
って、貯留メダル数を減じてメダル投入に代える。精算
スイッチ17は、回転リールの斜め下方に位置するスイ
ッチであって、貯留した投入メダルを払い出す。スター
トスイッチ30は回転リール40の斜め下方に位置する
レバーであって、遊技メダルの投入若しくはペットスイ
ッチ16の投入を条件に、リールユニット60の駆動を
開始させる。ストップスイッチ50は、リールユニット
60の駆動を停止させるためのものである。リールユニ
ット60は、三個の回転リール40とから構成されてい
る。そして、各回転リール40は、合成樹脂からなる回
転ドラムと、この回転ドラムの周囲に貼付されるテープ
状のリールテープ42とを備えている。このリールテー
プ42の外周面には、複数個(例えば21個)の図柄6
1が表示されている。図4は、図3のスロットマシンの
前面パネルを開いたときのその背面図を示す。なお、説
明の便宜上必要な部分のみ表現している。図3のメダル
投入口100に対応してメダル送り出し装置(投入装置
201)が設けられ、ここからメダルセレクタ300に
メダルが1枚づつ送られる。メダルセレクタ300はメ
ダル通路pを備え、ここでメダルが適正かどうか判定さ
れ、不適正なメダルはメダルセレクタ300の通過途中
で落下させられ、符号s及び点線の経路に従い返却口3
04に戻されるとともに、適正なメダルはホッパへの通
路301を通って図示しないホッパに送られ(符号
q)、貯留される。一方、一括返却口211が開いたと
き、投入装置201の貯留部のメダルは点線の経路に沿
って返却口に送られる。なお、符号303は一括返却口
211から返却口304、メダルセレクタ300から返
却口304までの通路のカバーである。図5はメダル受
け部1を含むメダル送り出し装置100のメダル投入口
付近を斜め上から見た状態を示す。101はスタート/
ストップスイッチである。このスイッチ101を操作す
ることによりメダル送り出し装置100が動作/停止す
る(手動動作)。遊戯者が多数のメダルをメダル受け部
1に投入すると、メダルは漏斗状のメダル受け部1の斜
面を滑って開口部Aに到達し、そこから投入装置201
の貯留部に落下する。開口部Aの大きさは複数のメダル
が容易に落下する程度に、やや大きめになっている。し
たがって、1、2枚程度のメダルを投入したときはもち
ろん、多数のメダルを同時に投入したときでも何枚かは
確実に落下し、搬送される。後述のように、開口部Aを
通って複数のメダルが落下してもメダルは1枚ずつ搬送
される(メダルセレクタにおいてメダルを検査・選別し
たり、枚数を計数するために、メダルは1枚ずつ搬送さ
れることが望ましい)。なお、メダル受け部1は着脱可
能としてもよい。メダル送り出し装置100の内部にメ
ダルの一括投入機構が設けられている。図6はメダル送
り出し装置100を斜め上から見た図である。点線で示
すように、メダル受け部1の裏面に2つのセンサ5a,
5bが設けられている。これらのセンサ5a,5bはメ
ダル受け部1の開口部A近傍に置かれたメダルを検出す
る。メダルセンサ5はメダルを構成する金属に反応する
金属センサである。例えば、メダルに接触してこれに電
気を流し、その電気抵抗の大きさによりメダルの有無及
び/又はメダルの種類を判定するセンサである。例え
ば、渦電流を利用して非接触でメダルの有無を判定する
センサである。この場合、メダルのみを検知することが
でき、タバコやライターなどメダルと関係ない小物が投
入口に置かれてもこれらをメダルと区別することができ
る。メダルセンサ5は光学式のセンサであってもよい。
例えば、メダルの表面で反射した(あるいはメダルによ
り遮蔽された)光を検出することにより、メダルの有無
を判定するセンサである。この場合、メダルの材質の違
いによる誤動作はない。投入装置211としてスライド
式のメダル送り出し装置を用いることができる。図7は
当該メダル送り出し装置の斜視図である。図7におい
て、メダル受け部1等の表示を省略している(メダル受
け部1等については図8、図9を参照)。図7に示すよ
うに、一括投入機構201は、本体202と、この本体
202の前面を開閉自在に覆う蓋体203とを備え、本
体202の内部にメダルを送り出すための機構が設けら
れている。図7では、駆動機構の図示は省略している。
また、図7では、内部構造を理解し易いように蓋体20
3の一部分を切開している。本体202は、15度程度
傾けて作製されており、本体202の前面には基部20
4が取り付けられている。基部204を斜めに取り付け
ることにより、投入されたメダルをメダル溜りDからス
ライド板205にスムースに載せるとともに、同じくメ
ダルをスライド板205からメダルレール部204aに
スムースに移動させることができる。基部204には、
斜めのメダルレール部204aが設けられている。メダ
ルレール部204aは、本体202の側板206に設け
られたメダル出口206aと接続されていて、メダルレ
ール部204aにメダルが載せられると、メダルが転が
っていってメダル出口206aから排出される。スライ
ド板205は、図示しない駆動機構により基部204の
表面に沿って上下にスライドする。スライド板205の
表面には、複数のリブ207が設けられている。スライ
ド板205に設けられたリブ207は、メダルをかき混
ぜるとともに(縦方向の)整列作用をもち、溜まったメ
ダルを全て排出することができる。従って、スライド板
205の下の部分(スライド板205が上限まで移動し
ても露出しない部分)には、リブを設ける必要なない。
また、リブ207の上下方向の長さが長ければ、メダル
のかき混ぜ効果が大きく、リブ207の長さが短いと同
効果が小さい。さらに、メダルをかき混ぜ、スライド板
205が上方に移動する際にメダルを回転させるよう
に、リブ207の上端には手前側に傾斜が設けられてい
る。また、複数のリブ207の間隔は、それぞれ均等で
なくてもよい。ただし、リブ207の間隔は、メダルの
直径よりも小さくなければならない。リブ207の幅も
それぞれ同じでなくてもよい。一方、蓋体203の内側
にもリブ207aが設けられており、これらのリブ20
7,207aは互いに嵌り合い、メダルが落下する隙間
をなくしている。また、本体202及び蓋体203にリ
ブ207,207aを設けることによって、本体202
と蓋体203とのクリアランスを大きく取ることがで
き、メダル送り出し装置の量産性を向上させることがで
きる。さらに、ゴミがリブ207,207a間の隙間か
ら落下して溜まらないので、装置のメンテナンス上も望
ましい。また、蓋体203は、メダル投入口C及び投入
されたメダルを受けるメダル受け部208がその内側に
形成されている。スライド板205のメダル排出口20
6a側の上端には、ツメ状の突起部205aが設けられ
ている。この突起部205aは、スライド板205が上
方に移動してメダルがスライド板205の上端面からメ
ダルレール部204aに移動する際、メダル排出口20
6aでメダルが2枚以上重なることを防止する役目を果
たす。すなわち、メダル排出口206aはメダル1枚分
の幅を有するため、メダル排出口206aでメダルが詰
まることなく、円滑にメダルを排出することができる。
図8は、図7のメダル送り出し装置201の断面を示
す。メダル受け部1から投入されたメダルは開口部Aを
通ってメダル貯留部Dに溜まる。メダル貯留部Dは蓋体
203により形成される。蓋体203の下部は開閉可能
である。すなわち、同下部部分(底蓋)211は支点2
10を中心に回動可能である。この例において、図1の
一括返却機構駆動部DRVは底蓋211を開閉するもの
である。通常の状態において図8に示すように底蓋21
1は閉じていて、メダルが貯留部Dに溜まっていく。精
算スイッチ17が押され、一括返却機構駆動部DRVが
底蓋211を開放して図9の状態になると、貯留部Dに
溜まったメダルは開放された開口部A‘を通って一度に
排出される。排出されたメダルは、図4の点線に示す経
路を通って返却口304に戻される。以上のように、こ
の発明の実施の形態によれば、精算スイッチの入力を検
出したときに、投入されたメダルの貯留部Dの底を開放
することにより投入され貯留されたメダルを速やかに返
却することができる。投入装置に残留したメダルも投入
装置を経由して返却することができる。次に、この発明
の実施の形態に係るメダル送り出し装置の動作について
説明する。 1.ステップ1 センサ5又はスイッチ101からの信号に基づき図7〜
図9の一括投入装置は駆動及び停止される。メダル受け
部1の開口部A及びメダル投入口Cを通過したメダル
(MEDAL)はメダル受け部208に達し、メダル溜
りDに蓄積される。メダル受け部208には基部204
に向かって傾斜が付けられているので、メダルは基部2
04あるいはスライド板205の方向に移動する。図
8、図9では、スライド板205は最も低い位置にあ
る。なお、スライド板205の位置がどのような場合で
も、このメダル送り出し装置201はメダルをメダル出
口206aから排出することができる。また、メダルが
立った状態でなく、横になった状態でも同様である。 2.ステップ2 上述の状態でスライド板205が上方に移動すると、ス
ライド板205の上端部がメダルに接触してメダルを起
こし、メダルの基部204側を持ち上げる。 3.ステップ3 さらにスライド板205が上方に移動すると、スライド
板205に設けられたリブ207によりメダルは立たさ
れ、さらにリブ207の傾斜した頂部にメダルが引っか
けられてメダルが回転する。こうしてメダル溜りDに蓄
積されたメダルはかき混ぜられることになる。 4.ステップ4 次に、起こされ及び/又はかき混ぜられたメダルは、ス
ライド板205が下に移動したときに、スライド板20
5の上端面205b上に載置される。そしてメダルはス
ライド板205に押し上げられ基部204に沿って上昇
する。 5.ステップ5 スライド板205の上端面がメダルレール部204aに
達したとき、より正確にはメダルが載っているスライド
板205の上端面が、対応するメダルレール部204a
の端面と同じかあるいは高くなったとき、メダルはスラ
イド板205の上端面からメダルレール部204aに移
動する。メダルレール部204aに載ったメダルは、そ
の傾斜に従って転がって移動し、メダル出口206aか
ら排出される。このとき、スライド板205のメダル排
出口206a側の上端に設けられたツメ状の突起部20
5aによって、メダルがスライド板205の上端面から
メダルレール部204aに移動する際、メダル排出口2
06aでメダルが2枚以上重なることが防止される。す
なわち、メダル排出口206aはメダル1枚分の幅を有
するため、メダル排出口206aでメダルが詰まること
なく、円滑にメダルを排出することができる。このステ
ップにおいて、メダルがさらに投入されるとステップ1
と同じ状態になる。メダル溜りDに存在する全部又は一
部のメダルが排出されるまで、以上のステップ1〜ステ
ップ5が繰り返される。投入されたメダルの状態はさま
ざまであり、特に多数のメダルが投入されたとき、さま
ざまな状態のメダルが混在している。この発明の実施の
形態に係るメダル送り出し装置は、メダルがどのような
状態であってもメダルの排出処理を行うことができる。
すなわち、メダルの状態は立っている状態と横になって
いる状態のほかに、さまざま中間の状態を取り得るが、
本装置のスライド板205の上下動作を繰り返すうち
に、メダルの状態は立っている状態又は横になっている
状態のいずれかに収斂する。これら以外の状態は不安定
であり、ほとんど全ての場合これらのいずれかになる。
メダルが立っている状態では、スライド板205が下が
っている時に直接その上端部205bに載置され、メダ
ルが横になっている状態では、上述のようにメダルは、
リブ207が設けられたスライド板205によって起こ
され及び/又はかき混ぜられて排出することができる。
以上のように、この発明の実施の形態1に係るメダル送
り出し装置は、メダル溜りDにあるメダルをスライド板
205によりメダルレール部204aまで持ち上げてメ
ダル出口203から排出させることができる。一度に大
量のメダルが投入されたときでも、リブ207が設けら
れたスライド板205により適量づつメダルを持ち上げ
て排出させることができる。本メダル送り出し装置は、
大量のメダルを一定間隔でほぼ一定量づつメダルを送り
出すことができる。スライド板の上下動作により、メダ
ルの状態を整えつつメダルを排出するので、メダルが排
出口で詰まるということはほとんどなくなる。上述した
実施の形態では、本体202及び蓋体203の両方にリ
ブが設けられた場合について説明したが、蓋体203に
はリブを設けなくてもよい。また、蓋体203にリブ2
07aを設けた場合、長さの短い上端部だけのリブであ
ってもよい。要するに、メダルが下に落ちず、かつ、メ
ダルをかき混ぜるとともに(縦方向の)整列させること
ができればよく、このような種々の場合にも上述と同様
な効果を奏することができる。駆動機構は、例えば、ソ
レノイドコイルを用いて往復運動させるもの、リニアモ
ータを用いて往復運動させるもの、レールと車輪を用い
て往復運動させるもの、などを用いることができる。要
するに、本発明の実施の形態に用いられる駆動機構は、
何らかの手段により往復運動を実現できればよい。 発明の実施の形態2.一括投入口を投入装置に設けるこ
とに代えて、あるいはこれとともに一括返却口を投入口
に設けるようにしてもよい。この場合の機能ブロック図
を図10に示す。図10において、投入されたメダルは
投入口1の一括返却口1aから直接返却口304に送ら
れる。図10の装置の処理は、図1の場合と同様であ
る。次に本発明の実施の形態に係る装置の具体例を説明
する。図11は発明の実施の形態1に係るメダル送り出
し装置の概要を示す図である。図11(a)は断面図、
図11(b)は斜視図である。図11(a)(b)にお
いて駆動機構の表示を省略している。図11(b)にお
いて、メダル受け部1等の表示を省略している。図11
(a)(b)において、1は投入されたメダルが通過す
る開口部Aが底部に設けられた漏斗状のメダル受け部
(投入口)、2は前記メダル受け部1の下側に設けら
れ、前記開口部Aからメダルを受けてこれを搬送するベ
ルト、3は前記メダル受け部1と前記ベルト2の間に設
けられ、重なった状態で投入された複数のメダルを分離
するためのローラである。ローラ3は前記ベルト2と略
平行に設けられている。ローラ3とベルト2の間には隙
間bが設けられている。この隙間bは、メダルを1枚ず
つ搬送するときはメダル1枚の厚さよりも多少広く、メ
ダル2枚分の厚さより狭くなっている。この場合、ベル
ト2によりメダルが1枚ずつ搬送される。隙間bの大き
さは搬送するメダルの厚さ及び搬送枚数に応じて定めら
れる。図中に矢印で示すように、隙間bにおいて、ロー
ラ3は前記ベルト2の搬送方向と逆方向に動く。より詳
しくは、ローラ3は、該ローラ3のベルト2の搬送方向
に対向する側が、ローラ3に対向するベルト2の面の搬
送方向とは逆方向に移動するように回転する。ローラ3
がベルト2の搬送方向と逆方向に動くとは、このような
ことをいう。4は前記ベルト2の終端に設けられ、搬送
されたメダルを所定の方向に誘導するメダルガイドであ
る。6はベルト2を駆動するためのローラである。7は
開口部Aにあるメダルをベルト2上に誘導するためのメ
ダルガイドである。図12はメダル受け部(投入口)1
及びこれに設けられた一括返却口1aを説明するための
断面図である。図12(a)は通常の状態のメダル受け
部1の断面を示し、図12(b)は精算時のメダル受け
部1の断面を示す。投入されたメダルはメダル受け部1
の開口部Aを通ってメダル送り出し装置100に送られ
る。開口部Aから少しずつメダルが送り出されるので、
メダルが大量に投入されたとき一時的にメダル受け部1
にメダルが溜まる。メダル受け部1の底部に底蓋1aが
設けられている。底蓋1aは開閉可能である。すなわ
ち、底蓋1aは支点Cを中心に回動可能である。この例
において、図10の一括返却機構駆動部DRVは底蓋1
aを開閉するものである。精算スイッチ17が押され、
一括返却機構駆動部DRVが底蓋1aを開放して図12
(b)の状態になると、メダル受け部1に溜まったメダ
ルは開放された開口部A‘を通って一度に排出される。
排出されたメダルは、図4の点線に示す経路を通って返
却口304に戻される。以上のように、この発明の実施
の形態によれば、精算スイッチの入力を検出したとき
に、メダル受け部の底を開放することによりメダル受け
部に投入されたメダルを速やかに返却することができ
る。それとともに、投入装置に残留したメダルも投入装
置を経由して返却することができる。次に、この発明の
実施の形態に係るメダル送り出し装置の動作について説
明する。メダル受け部1の開口部Aを通ったメダルMは
ベルト2上に落下する。ベルト2は矢印の方向に動いて
いるので、メダルMの先端も同じ方向に移動する。そし
て、メダルMの他端もベルト2上に落下する。ベルト2
とローラ3の隙間はメダル1枚の厚さよりも広いので、
メダルMはベルト2により搬送され、ベルト2の端部に
到達する。そして、メダルMはベルト2の端部からメダ
ルガイド4に沿って落下する。そして、図示しないメダ
ルセレクタに導かれる。複数(2枚)のメダルM、M
‘が投入された場合、下側のメダルMは同様に搬送され
るが、メダルM‘はベルト2に接触しない。代わりに上
側のメダルM’はローラ3に接触し、やや上に持ち上げ
られるとともに開口部A側に押し戻される。メダルM
‘は、メダルMが搬送される間、開口部A内にある。こ
のようにメダルM‘はメダルMと分離される。メダルM
が搬送されると、メダルM’は少し落下して図6のメダ
ルMと同じ状態になる。そして、メダルM‘も同様に搬
送される。ローラ3がない場合について考えてみる。メ
ダルが2枚重なった状態で投入されると、そのままベル
ト2により搬送されてしまう。これではメダルセレクタ
においてメダルが詰まるおそれがある。ローラ3の代わ
りに板を用いてメダル1枚分の隙間を設ける場合につい
て考えてみる。メダルが2枚重なった状態で投入される
と、2枚一緒にベルトで搬送される。すると隙間部分で
メダルが詰まるおそれがある。したがって、複数のメダ
ルが同時に投入されたときメダル詰まりを起こすことな
くメダルを1枚ずつ搬送するためには、例えば、ローラ
3を設けることが望ましい。本発明は、以上の実施の形
態に限定されることなく、特許請求の範囲に記載された
発明の範囲内で、種々の変更が可能であり、それらも本
発明の範囲内に包含されるものであることは言うまでも
ない。
【発明の効果】この発明によれば、メダル投入貯留部を
備える投入装置において、メダルの一括投入装置に一括
返却機構を設けたので、精算スイッチが押されたときに
投入され貯留されたメダルを速やかに返却できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 発明の実施の形態1に係る装置の機能ブロッ
ク図である。
【図2】 発明の実施の形態に係る方法の処理フローチ
ャートである。
【図3】 発明の実施の形態に係るメダル送り出し装置
を遊技機(スロットマシン)に適用した例を示す図であ
る。
【図4】 図3の遊技機の前面パネルを裏面から見た図
である。
【図5】 図3の遊技機のメダル受け部を斜め上から見
た状態を示す図である。
【図6】 図3の遊技機のメダル受け部を上方から見た
図である。
【図7】 発明の実施の形態1に係るメダル送り出し装
置の斜視図である。
【図8】 発明の実施の形態1に係るメダル送り出し装
置の断面図である(一括返却口は閉状態)。
【図9】 発明の実施の形態1に係るメダル送り出し装
置の断面図である(一括返却口は開状態)。
【図10】 発明の実施の形態2に係る装置の機能ブロ
ック図である。
【図11】 発明の実施の形態2に係るメダル送り出し
装置の概要図である。図11(a)は断面図、図11
(b)は斜視図である。
【図12】 発明の実施の形態2に係るメダル受け部の
断面図である。図12(a)は一括返却口が閉状態を示
し、図12(b)は一括返却口は開状態を示す。
【図13】 従来のメダル返却の説明図である。
【符号の説明】
1 メダル受け部 2 ベルト 3 ローラ 4 メダルガイド 5 メダルセンサ 6 ベルト用ローラ 7 メダルガイド 17 精算スイッチ 100 メダル送り出し装置 101 スタート/ストップスイッチ 102 制御部 103 一括投入機構駆動部 201 一括投入機構 202 本体 203 蓋体 204 基部 204a メダルレール部 205 スライド板 205a 突起部 205b 上端面 206 側板 206a メダル排出口 207,207a リブ 208 メダル受け部 211 一括返却口 300 メダル流路切り換え機構(メダルセレクタ) 304 返却口 A メダル受け部の開口部 C メダル投入口 D メダル溜り CONT 制御部 DRV 一括返却機構駆動部 H メダル貯留部(ホッパ)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メダルの投入口と、前記メダル投入口か
    らメダルを受けて一旦貯留するメダルの貯留部及び前記
    貯留部を開けてメダルを返却口へ送り出す一括返却口を
    含む投入装置と、投入されたメダルを一括返却するとき
    に前記一括返却口を駆動して前記貯留部を開けさせる制
    御部とを備えるメダルの一括返却機構。
  2. 【請求項2】 前記投入装置は、 メダルを移動させるためのメダルレール部を備える板状
    の基部、前記メダルレール部に連結されたメダル排出
    口、前記基部に沿って上下運動するスライド板、及び前
    記スライド板を駆動する駆動部を備える本体と、 前記本体の前面を覆い、メダル投入口及び投入されたメ
    ダルを受けるメダル受け部を構成する蓋体とを備え、 前記スライド板は、少なくとも前記メダル受け部の下端
    部から前記メダルレール部の上端部までの範囲を移動可
    能であり、 前記スライド板は、その運動方向に沿って設けられた複
    数のリブを含み、 前記スライド板が下方に位置するときに、前記スライド
    板は前記メダル受け部にあるメダルの少なくとも一部を
    受け、受けた前記メダルを前記メダルレール部まで持ち
    上げ、さらに、前記メダルを前記メダルレール部に移動
    させることにより、前記メダルを前記メダル排出口から
    送り出すものであり、 前記一括返却口は前記蓋体の底部に開閉自在に設けられ
    ることを特徴とする請求項1記載のメダルの一括返却機
    構。
  3. 【請求項3】 底部の少なくとも一部に設けられ、前記
    底部の少なくとも一部を開けてメダルを返却口へ送り出
    す一括返却口を含むメダルの投入口と、前記メダル投入
    口からメダルを受けてメダル貯留部に送り出す投入装置
    と、投入されたメダルを一括返却するときに前記一括返
    却口を駆動して前記メダル投入口の底部を開けさせる制
    御部とを備えるメダルの一括返却機構。
  4. 【請求項4】 前記投入装置は、前記メダルの投入口の
    下側に設けられ、その開口部からメダルを受けてこれを
    搬送するベルトと、前記メダルの投入口と前記ベルトの
    間に設けられ、複数のメダルが重なった状態で前記ベル
    トで搬送された場合に該複数のメダルを分離することの
    できる分離手段とを備え、 前記一括返却口は前記メダルの投入口の底部に開閉自在
    に設けられることを特徴とする請求項3記載のメダルの
    一括返却機構。
  5. 【請求項5】 さらに、前記投入装置からのメダルをメ
    ダル貯留部又は返却口のいずれかに切り換えて送り出す
    メダル流路切り換え機構を備え、 前記制御部は、投入されたメダルを返却するときに、前
    記メダル流路切り換え機構を返却口側へ切り換えるとと
    もに、前記投入装置を駆動して残留しているメダルを返
    却口へ送り出すことを特徴とする請求項1又は請求項2
    に記載のメダルの一括返却機構。
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