JP2003190320A - ジャンピングボード - Google Patents

ジャンピングボード

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JP2003190320A
JP2003190320A JP2001393356A JP2001393356A JP2003190320A JP 2003190320 A JP2003190320 A JP 2003190320A JP 2001393356 A JP2001393356 A JP 2001393356A JP 2001393356 A JP2001393356 A JP 2001393356A JP 2003190320 A JP2003190320 A JP 2003190320A
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JP
Japan
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jumping
upper plate
elastic reinforcing
board
reinforcing material
Prior art date
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Application number
JP2001393356A
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English (en)
Inventor
Takao Akabane
孝夫 赤羽根
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AKABANE KOGYO KK
Original Assignee
AKABANE KOGYO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 構造簡単で円滑ですべりの少ないジャンピン
グ動作ができ、かつ耐久性の高いジャンピングボードを
提供する。 【解決手段】 ジャンピングボード1は平板状の上板2
とこの表裏面に貼着されて上板2と共に止め具7にて両
端縁を固定される弾性補強材3,4と、裏面の弾性補強
材4に貼着される1層又は多層の弾性補強材4aと、こ
れ等を床面6上に支持する緩衝支持脚5等とからなる。
利用者7は表面の弾性補強材3上に乗り、なわとび等の
ジャンピング動作を行う。上板2はベニヤ板であるが弾
性補強材3,4,4aは顔料入りのFRP樹脂からな
り、滑りがなく、かつ耐久性がある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、なわとびや跳躍運
動等を行うための平板状のボードであり、特に、耐久性
があり、弾性力に富むジャンピングボードに関する。
【0002】
【従来の技術】図4に同一出願人によって出願された公
知技術の1つを示す。このジャンピングボード1aは、
ベニヤ板からなる上板2aと、この裏面に貼着された弾
性補強材4と、この両端縁側を床面6上に支持する緩衝
支持脚5a等とからなる。なわとび等を行う利用者7
は、上板2a上に乗り、なわとび等の遊びを行う。なわ
とび等の運動では利用者7が上板2a上をとびはねる動
作をするが、この際に上板2a等が撓み、軽快ななわと
び等を行うことができる。また、緩衝支持脚5aを床面
6上に設けることにより、より柔軟ななわとび等を行う
ことができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】なわとび等を行う場
合、上板2aにはかなりの衝撃力が作用する。一般にベ
ニヤ板の場合、センイが交差状に組み合わされたものか
らなり、かなり丈夫な板ではあるが、衝撃力に対しては
弱く、その一箇所にキズや割れが生ずるとこのキズや割
れがセンイの配列方向に沿って延長し、全体にキズや割
れが発展する恐れがある。即ち、ベニヤ板の上板2aで
は耐久性が低い問題点がある。
【0004】一方、利用者7がなわとび等を行う場合、
上板2aに足裏が当り、すべりが生ずる場合が多く、な
わとび等が安定してできなくなる問題点がある。そこで
従来技術においては上板2aの表面にすべり止めの塗料
を塗る必要があり、その分だけコスト高となる問題点が
ある。また、上板2aがベニヤ板の場合には塗料の塗布
が比較的容易でなく、塗布作業に多くの時間,労力のか
かる問題点があった。
【0005】本発明は、以上の問題点を解決するもの
で、耐久性があり、かつ安定性を有し、優れたジャンピ
ング機能を有するジャンピングボードを提供することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、以上の目的を
達成するために、その請求項1のジャンピングボード
は、なわとびや跳躍運動等を軽快に行うための平板状の
ボードであって、該ボードは、平板状の上板と、該上板
の表面及び裏面に貼着される弾性補強材と、前記上板又
は上板の表面に貼着された前記弾性補強材の両端縁側に
配設され該上板を床面上に支持する緩衝支持脚とからな
ることを特徴とする。表面に弾性補強材を貼着すること
により上板のヒビ割れ等の損傷が防止され、耐久性の向
上が図れる。また、上板の表面に弾性補強材を貼着する
ことによりスベリ止め効果が生じすべり止め塗料を塗布
する必要がなくコスト低減が可能になる。また、弾性補
強材の採用により、ジャンピング機能の向上が図れる。
【0007】また、本発明の請求項2のジャンピングボ
ードは、前記上板の裏面に貼着される弾性補強材が多層
のものからなることを特徴とする。裏面に貼着する弾性
補助材を多層にすることにより一層のジャンピング機能
の向上が図れる。
【0008】また、本発明の請求項3のジャンピングボ
ードは、上板として安価なベニヤ板を用いることがで
き、コスト低減が図れる。
【0009】また、本発明の請求項4のジャンピングボ
ードは、前記弾性補強材が、顔料入りのFRP樹脂から
なることを特徴とする。弾性補強材として顔料入りのF
RP樹脂を用いることにより、すべり止め防止ができる
と共に強度の向上が図れ、耐久性向上が図れる。
【0010】また、本発明の請求項5のジャンピングボ
ードは、前記上板とこの表裏面に貼着される前記弾性補
強材との両端縁には、これ等を挟持する止め具が設けら
れることを特徴とする。止め具で上板の端縁を固定する
ことにより、上板と弾性補強材との全体剛性が向上し、
耐久性向上が図れる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明のジャンピングボー
ドの実施の形態を図面を参照して詳述する。まず、図1
により、本発明のジャンピングボード1の全体構造を説
明する。ジャンピングボード1は大別して上板2と、上
板2の表裏面に貼着される弾性補強材3,4と、上板2
等を下方から床面6上に支持する緩衝支持脚5等とから
なる。なお、本実施の形態の場合、上板2の表面には1
枚の弾性補強材3が貼着されているが裏面には上板2と
ほぼ同一形状の弾性補強材4とこれより縦横寸法の小さ
い1枚の弾性補強材4aが夫々貼着される。即ち、上板
2の表裏面には同一形状の弾性補強材3,4が貼着され
ると共にその両端縁のほぼ全体がコ字形状の止め具7に
より覆われてビス8により一体的に固定される。一方、
図2に示すように裏面のもう1枚の弾性補強材4aは縦
横幅寸法とも上板2や弾性補強材3,4より短く裏面の
弾性補強材4に貼着される。従って、弾性補強材4aの
貼着されていないと弾性補強材4の場所にはスペース9
があり、このスペース9に緩衝支持脚5が設けられてい
る。また、本実施の形態では上板2はベニヤ板(ベニヤ
合板)からなり、弾性補強材3,4,4aは顔料を含ん
だFRP樹脂が用いられている。また、止め具7はスチ
ールプレートを折曲成形したものからなる。
【0012】緩衝支持脚5は前記のようにスペース9に
配置され、図示のように本実施の形態では左右2個づつ
配置されるがこれに限定するものではない。この材質と
してはEVAが用いられるがこれに限定するものではな
い。また、この緩衝支持脚5の床面6への接触は全面で
なくてもよく、内側に向かって下り傾斜するものでもよ
い。また、緩衝支持脚5の内、いずれか一方側のものは
移動可能に配置されるものが望ましいが、これに限定す
るものではない。
【0013】次に、このジャンピングボード1によるな
わとび動作について図1により説明する。まず、上板2
等を支持する緩衝支持脚5,5の間隔をこの上に乗る利
用者7の種別や体格等を考慮して適当の値とする事前準
備を行う、準備終了後、利用者7は上板2上の弾性補強
材3上に乗り、所謂ジャンピング動作をしながらなわと
びを行う。この場合、上板2等が適当に撓み、弾性力の
ある円滑で、かつ安定したなわとびが効果的に行われ
る。
【0014】本実施の形態の場合には、弾性補強材3,
4が上板2の表裏面を囲むと共に更に裏面側に弾性補強
材4aを配置するため、上板2等の撓みが大きくとも十
分に耐えることができ、かつ可撓性もよく、弾性補強材
3,4,4a等のない場合に較べてより安定した円滑な
ジャンピング動作ができる。
【0015】一方、利用者7が直接上板2上に乗らない
ため、上板2の亀裂やヒビ割れ等が発生せず、耐久性の
向上が図れる。また、弾性補強材3,4,4aは顔料入
りのFRP樹脂のため、すべりが少なく、かつ適宜の剛
性を有する。このため、すべりのない円滑なジャンピン
グ動作が行われ、長時間の使用に耐える。
【0016】図3は本発明のジャンピングボードの別の
実施の形態を示すものである。前記の実施の形態では弾
性補強材4aは1枚だけのものが採用されている。この
実施の形態は図示のように2枚(2層)の弾性補強材4
a,4aが用いられている。即ち、全部で4枚の弾性補
強材3,4,4a,4aが設けられている。これによ
り、一層の耐久性向上とジャンピング機能の向上が図れ
る。勿論、更に多層にしてもよい。
【0017】
【発明の効果】1)本発明の請求項1の発明によれば、
上板の表裏面に弾性補強材を貼着することにより剛性が
高まると共に、可撓性も大となり耐久性の向上と機能向
上が図れる効果が上げられる。 2)本発明の請求項2の発明によれば、弾性補強材の多
層化により一層の耐久性向上が図れると共に、ジャンピ
ング機能の向上が図れる。 3)本発明の請求項3の発明によれば、上板に安価のベ
ニヤ板を用いることができ、コスト低減が図れる。 4)本発明の請求項4の発明によれば、弾性補強材とし
て顔料入りのFRP樹脂が用いられるため、すべり止め
効果と耐久性向上が図れる。 5)本発明の請求項5の発明によれば、止め具で上板等
の端縁を固定するため全体剛性が向上し、耐久性の向上
が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のジャンピングボードの側断面図。
【図2】図1の平面図。
【図3】多層式の弾性補強材を示す部分断面図。
【図4】従来のジャンピングボードの一例を示す側断面
図。
【符号の説明】
1 ジャンピングボード 2 上板 3 弾性補強材 4 弾性補強材 4a 弾性補強材 5 緩衝支持脚 6 床面 7 止め具 8 ビス 9 スペース

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 なわとびや跳躍運動等を軽快に行うため
    の平板状のボードであって、該ボードは、平板状の上板
    と、該上板の表面及び裏面に貼着される弾性補強材と、
    前記上板又は上板の表面に貼着された前記弾性補強材の
    両端縁側に配設され該上板を床面上に支持する緩衝支持
    脚とからなることを特徴とするジャンピングボード。
  2. 【請求項2】 前記上板の裏面に貼着される弾性補強材
    が多層のものからなることを特徴とする請求項1に記載
    のジャンピングボード。
  3. 【請求項3】 前記上板が、ベニヤ板からなることを特
    徴とする請求項1又は2に記載のジャンピングボード。
  4. 【請求項4】 前記弾性補強材が、顔料入りのFRP樹
    脂からなることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか
    に記載のジャンピングボード。
  5. 【請求項5】 前記上板とこの表裏面に貼着される前記
    弾性補強材との両端縁には、これ等を挟持する止め具が
    設けられることを特徴とする請求項1に記載のジャンピ
    ングボード。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100844000B1 (ko) 2007-01-16 2008-07-04 김종선 운동용 에어발판
WO2008088153A1 (en) * 2007-01-16 2008-07-24 Jong Seon Kim Air step board for health
KR101124540B1 (ko) 2010-02-26 2012-03-20 (주)케이제이 도약운동보드
KR101665293B1 (ko) * 2016-05-12 2016-10-12 윤임식 실내 운동용 보드

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