JP2003189697A - 交流発電機を備えた電源装置 - Google Patents
交流発電機を備えた電源装置Info
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- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
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- Control Of Eletrric Generators (AREA)
- Control Of Charge By Means Of Generators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】交流発電機を電源とした電源装置において、大
きな短絡電流を流すことなく、出力電圧の調整を行うこ
とができるようにすること。 【解決手段】交流発電機1の出力端子1u〜1wと整流
回路2の負極側の直流出力端子との間に出力電圧調整用
抵抗器Ru〜Rwを通してサイリスタThu〜Thwを接続
する。整流回路2の出力電圧が設定電圧を超えたとき
に、スイッチ制御回路4からサイリスタThu〜Thwに制
御信号を与えて、これらのサイリスタをオン状態にする
ことにより、電機子コイルLu〜Lwに負荷電流を流し
て発電機の出力電圧を低下させ、整流回路2の出力電圧
を設定電圧以下に低下させる。
きな短絡電流を流すことなく、出力電圧の調整を行うこ
とができるようにすること。 【解決手段】交流発電機1の出力端子1u〜1wと整流
回路2の負極側の直流出力端子との間に出力電圧調整用
抵抗器Ru〜Rwを通してサイリスタThu〜Thwを接続
する。整流回路2の出力電圧が設定電圧を超えたとき
に、スイッチ制御回路4からサイリスタThu〜Thwに制
御信号を与えて、これらのサイリスタをオン状態にする
ことにより、電機子コイルLu〜Lwに負荷電流を流し
て発電機の出力電圧を低下させ、整流回路2の出力電圧
を設定電圧以下に低下させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、交流発電機の出力
で負荷に直流電力を供給する電源装置に関するものであ
る。
で負荷に直流電力を供給する電源装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】内燃機関により駆動される車両等に搭載
される電源装置として、機関により駆動される交流発電
機の出力を整流回路を通してバッテリを含む負荷に供給
するようにしたものが多く採用されている。
される電源装置として、機関により駆動される交流発電
機の出力を整流回路を通してバッテリを含む負荷に供給
するようにしたものが多く採用されている。
【0003】交流発電機(以下単に発電機ともいう。)
は、回転界磁を有する回転子と、電機子コイルを有する
固定子とを備えていて、回転子が内燃機関などの原動機
の回転軸に取り付けられ、回転子の回転に伴って生じる
磁束の変化により、電機子コイルに交流電圧が誘起させ
られる。
は、回転界磁を有する回転子と、電機子コイルを有する
固定子とを備えていて、回転子が内燃機関などの原動機
の回転軸に取り付けられ、回転子の回転に伴って生じる
磁束の変化により、電機子コイルに交流電圧が誘起させ
られる。
【0004】車両などに搭載される内燃機関により駆動
される交流発電機を電源とする電源装置においては、内
燃機関の回転速度の変化に伴って発電機の回転速度が大
幅に変化し、発電機の出力電圧は回転速度の上昇に伴っ
て高くなっていくため、負荷を保護するために、発電機
の出力電圧を設定値以下に保つように制御することが必
要とされる。
される交流発電機を電源とする電源装置においては、内
燃機関の回転速度の変化に伴って発電機の回転速度が大
幅に変化し、発電機の出力電圧は回転速度の上昇に伴っ
て高くなっていくため、負荷を保護するために、発電機
の出力電圧を設定値以下に保つように制御することが必
要とされる。
【0005】また交流発電機が一定の回転速度で運転さ
れる場合でも、負荷の状態によって、負荷の両端の電圧
が過大になった場合(例えば該電源装置の出力で充電さ
れるバッテリの充電が完了してその両端の電圧が過大に
なった場合)や、負荷電流が過大になった場合、或いは
負荷の温度が許容値を超えた場合等には、発電機の出力
電圧を設定値以下に保つように制御することが必要にな
る。
れる場合でも、負荷の状態によって、負荷の両端の電圧
が過大になった場合(例えば該電源装置の出力で充電さ
れるバッテリの充電が完了してその両端の電圧が過大に
なった場合)や、負荷電流が過大になった場合、或いは
負荷の温度が許容値を超えた場合等には、発電機の出力
電圧を設定値以下に保つように制御することが必要にな
る。
【0006】内燃機関に取り付けられる交流発電機とし
ては、回転界磁を永久磁石により構成した磁石式の交流
発電機が多く用いられているが、この種の交流発電機の
出力電圧を調整するレギュレータ(電圧調整装置)とし
て、発電機の出力電圧が設定電圧を超えたときに電機子
コイルの出力端子間を短絡する短絡式のレギュレータが
多く用いられている。
ては、回転界磁を永久磁石により構成した磁石式の交流
発電機が多く用いられているが、この種の交流発電機の
出力電圧を調整するレギュレータ(電圧調整装置)とし
て、発電機の出力電圧が設定電圧を超えたときに電機子
コイルの出力端子間を短絡する短絡式のレギュレータが
多く用いられている。
【0007】図10は、磁石式の交流発電機の出力電圧
を調整するために短絡式のレギュレータを用いた従来の
電源装置を示したものである。同図において、1は内燃
機関Engにより駆動される磁石式交流発電機、2は発
電機1の出力を整流する整流回路、3は負荷としてのバ
ッテリである。
を調整するために短絡式のレギュレータを用いた従来の
電源装置を示したものである。同図において、1は内燃
機関Engにより駆動される磁石式交流発電機、2は発
電機1の出力を整流する整流回路、3は負荷としてのバ
ッテリである。
【0008】交流発電機1は、内燃機関Engのクラン
ク軸に取り付けられる回転子ヨークに永久磁石を取り付
けて磁石界磁を構成した磁石回転子と、電機子鉄心に巻
装された3相の電機子コイルLu〜Lwを有する固定子
とからなる周知の発電機で、図示の例では、3相の電機
子コイルLu〜Lwが星形結線されている。
ク軸に取り付けられる回転子ヨークに永久磁石を取り付
けて磁石界磁を構成した磁石回転子と、電機子鉄心に巻
装された3相の電機子コイルLu〜Lwを有する固定子
とからなる周知の発電機で、図示の例では、3相の電機
子コイルLu〜Lwが星形結線されている。
【0009】整流回路2はカソードが共通接続されたダ
イオードDu ,Dv ,Dw と、アノードが共通接続され
てカソードがダイオードDu ,Dv ,Dw のアノードに
それぞれ接続されたダイオードDx ,Dy ,Dz とから
なるダイオードブリッジ全波整流回路である。この整流
回路においては、ダイオードDu ,Dv 及びDw のそれ
ぞれのアノードとダイオードDx ,Dy 及びDz のそれ
ぞれのカソードとの接続点が3相の交流入力端子2u,
2v及び2wとなっていて、これらの交流入力端子2
u,2v及び2wにそれぞれ3相の電機子コイルLu,
Lv及びLwの出力端子(非中性点側の端子)が接続さ
れている。またブリッジの上辺を構成するダイオードD
u 〜Dw のカソードの共通接続点及びブリッジの下辺を
構成するダイオードDx 〜Dz のアノードの共通接続点
がそれぞれ正極側の直流出力端子2a及び負極側の直流
出力端子2bとなっていて、これらの直流出力端子間に
バッテリ3が負荷として接続されている。
イオードDu ,Dv ,Dw と、アノードが共通接続され
てカソードがダイオードDu ,Dv ,Dw のアノードに
それぞれ接続されたダイオードDx ,Dy ,Dz とから
なるダイオードブリッジ全波整流回路である。この整流
回路においては、ダイオードDu ,Dv 及びDw のそれ
ぞれのアノードとダイオードDx ,Dy 及びDz のそれ
ぞれのカソードとの接続点が3相の交流入力端子2u,
2v及び2wとなっていて、これらの交流入力端子2
u,2v及び2wにそれぞれ3相の電機子コイルLu,
Lv及びLwの出力端子(非中性点側の端子)が接続さ
れている。またブリッジの上辺を構成するダイオードD
u 〜Dw のカソードの共通接続点及びブリッジの下辺を
構成するダイオードDx 〜Dz のアノードの共通接続点
がそれぞれ正極側の直流出力端子2a及び負極側の直流
出力端子2bとなっていて、これらの直流出力端子間に
バッテリ3が負荷として接続されている。
【0010】発電機1の3相の出力端子1u〜1wのそ
れぞれと整流回路2の負極側直流出力端子2bとの間に
は、出力短絡用スイッチを構成する出力短絡用サイリス
タThu´,Thv´及びThw´が、それぞれのカソード
を、整流回路の負極側直流出力端子2b側に向けて並列
に接続されている。
れぞれと整流回路2の負極側直流出力端子2bとの間に
は、出力短絡用スイッチを構成する出力短絡用サイリス
タThu´,Thv´及びThw´が、それぞれのカソード
を、整流回路の負極側直流出力端子2b側に向けて並列
に接続されている。
【0011】サイリスタThu´〜Thw´のゲートはそれ
ぞれ、バッテリ3の両端の電圧が設定電圧を超えたとき
に制御信号を発生するスイッチ制御回路4の出力端子に
接続されている。
ぞれ、バッテリ3の両端の電圧が設定電圧を超えたとき
に制御信号を発生するスイッチ制御回路4の出力端子に
接続されている。
【0012】図10に示した電源装置においては、サイ
リスタThu´〜Thw´と整流回路2のブリッジの下辺を
構成するダイオードDx 〜Dz とにより、磁石式交流発
電機1の電機子コイルLu〜Lwの出力を実質的に短絡
して、サイリスタThu´〜Thw´(出力短絡用スイッ
チ)を通して短絡電流を流す出力短絡回路が構成され、
この出力短絡回路とスイッチ制御回路4とにより短絡式
のレギュレータが構成されている。
リスタThu´〜Thw´と整流回路2のブリッジの下辺を
構成するダイオードDx 〜Dz とにより、磁石式交流発
電機1の電機子コイルLu〜Lwの出力を実質的に短絡
して、サイリスタThu´〜Thw´(出力短絡用スイッ
チ)を通して短絡電流を流す出力短絡回路が構成され、
この出力短絡回路とスイッチ制御回路4とにより短絡式
のレギュレータが構成されている。
【0013】図10に示した電源装置において、発電機
1が回転駆動されると、電機子コイルLu〜Lwに3相
交流出力電圧が発生する。この交流電圧は整流回路2に
より全波整流されて直流電圧に変換され、該直流電圧に
よりバッテリ3が充電される。
1が回転駆動されると、電機子コイルLu〜Lwに3相
交流出力電圧が発生する。この交流電圧は整流回路2に
より全波整流されて直流電圧に変換され、該直流電圧に
よりバッテリ3が充電される。
【0014】バッテリ3の両端の電圧VB が設定電圧以
下のときには、スイッチ制御回路4が制御信号を発生し
ないため、出力短絡用スイッチを構成するサイリスタT
hu´〜Thw´は導通せず、発電機1の出力は全波整流回
路2を通してバッテリ3に供給される。
下のときには、スイッチ制御回路4が制御信号を発生し
ないため、出力短絡用スイッチを構成するサイリスタT
hu´〜Thw´は導通せず、発電機1の出力は全波整流回
路2を通してバッテリ3に供給される。
【0015】これに対し、バッテリ3の両端の電圧VB
が設定電圧を超えると、スイッチ制御回路4からサイリ
スタThu´〜Thw´に制御信号が与えられるため、サイ
リスタThu´〜Thw´のうち、アノードがカソードに対
して正電位になっているサイリスタが導通し、導通した
サイリスタと整流回路2のブリッジの下辺を構成するダ
イオードDx 〜Dz のいずれかとを通して発電機の出力
が短絡される。これにより電機子コイルLu〜Lwの出
力端子に得られる発電機の出力電圧が低下し、バッテリ
3の両端の電圧VB が低下させられる。バッテリ3の両
端の電圧が設定電圧以下になると、スイッチ制御回路4
が制御信号の出力を停止するため、サイリスタThu´〜
Thw´は、そのアノード電流が保持電流未満になったと
きに遮断状態になる。これにより、発電機2の出力の短
絡が解除されるため、発電機2の出力電圧が上昇する。
これらの動作の繰り返しにより、バッテリ3に印加され
る電圧が設定電圧付近に保たれる。
が設定電圧を超えると、スイッチ制御回路4からサイリ
スタThu´〜Thw´に制御信号が与えられるため、サイ
リスタThu´〜Thw´のうち、アノードがカソードに対
して正電位になっているサイリスタが導通し、導通した
サイリスタと整流回路2のブリッジの下辺を構成するダ
イオードDx 〜Dz のいずれかとを通して発電機の出力
が短絡される。これにより電機子コイルLu〜Lwの出
力端子に得られる発電機の出力電圧が低下し、バッテリ
3の両端の電圧VB が低下させられる。バッテリ3の両
端の電圧が設定電圧以下になると、スイッチ制御回路4
が制御信号の出力を停止するため、サイリスタThu´〜
Thw´は、そのアノード電流が保持電流未満になったと
きに遮断状態になる。これにより、発電機2の出力の短
絡が解除されるため、発電機2の出力電圧が上昇する。
これらの動作の繰り返しにより、バッテリ3に印加され
る電圧が設定電圧付近に保たれる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】図2の曲線aないしc
は、図10に示した電源装置に用いられる磁石式の交流
発電機2の出力電圧対出力電流特性(出力特性)の一例
を示している。図2において曲線a,b及びcはそれぞ
れ発電機の回転速度NがN1 ,N2 及びN3 (N1 <N
2 <N3 )のときの発電機の出力電圧(平均値)Vo と
出力電流Io (平均値)との関係を示している。整流回
路2は、発電機の出力電圧Vo に等しい直流電圧を出力
する。また図2のA2 点及びA3 点はそれぞれ発電機が
回転速度N2 及びN3 で回転している状態で、バッテリ
の両端の電圧VB が設定電圧VBsに等しいときの動作点
を示し、S1 ,S2 及びS3 点はそれぞれ、発電機が回
転速度N1 ,N2 及びN3 で回転している状態でサイリ
スタThu´〜Thw´をオン状態にして発電機の出力を短
絡したときの動作点を示している。
は、図10に示した電源装置に用いられる磁石式の交流
発電機2の出力電圧対出力電流特性(出力特性)の一例
を示している。図2において曲線a,b及びcはそれぞ
れ発電機の回転速度NがN1 ,N2 及びN3 (N1 <N
2 <N3 )のときの発電機の出力電圧(平均値)Vo と
出力電流Io (平均値)との関係を示している。整流回
路2は、発電機の出力電圧Vo に等しい直流電圧を出力
する。また図2のA2 点及びA3 点はそれぞれ発電機が
回転速度N2 及びN3 で回転している状態で、バッテリ
の両端の電圧VB が設定電圧VBsに等しいときの動作点
を示し、S1 ,S2 及びS3 点はそれぞれ、発電機が回
転速度N1 ,N2 及びN3 で回転している状態でサイリ
スタThu´〜Thw´をオン状態にして発電機の出力を短
絡したときの動作点を示している。
【0017】発電機が回転速度N2 及びN3 で回転して
いる状態で、発電機の出力電圧Voがバッテリの設定電
圧VBsに等しいときには、それぞれ発電機に出力電流I
03及びI02が流れる。また発電機1が回転速度N1 ,N
2 及びN3 でそれぞれ回転している状態でサイリスタT
hu´〜Thw´をオン状態にして発電機出力を短絡したと
きには、それぞれ短絡電流Is1,Is2及びIs3が流れ
る。
いる状態で、発電機の出力電圧Voがバッテリの設定電
圧VBsに等しいときには、それぞれ発電機に出力電流I
03及びI02が流れる。また発電機1が回転速度N1 ,N
2 及びN3 でそれぞれ回転している状態でサイリスタT
hu´〜Thw´をオン状態にして発電機出力を短絡したと
きには、それぞれ短絡電流Is1,Is2及びIs3が流れ
る。
【0018】このように、出力電圧が設定電圧を超えた
ときに発電機の出力を短絡する短絡式のレギュレータを
用いた従来の電源装置においては、サイリスタThu´〜
Thw´(出力短絡用スイッチ)が発電機の出力を短絡し
たときに、定格出力電流よりも相当に大きな短絡電流が
流れるため、サイリスタThu´〜Thw´として電流容量
が大きい高価なものを用いる必要があった。
ときに発電機の出力を短絡する短絡式のレギュレータを
用いた従来の電源装置においては、サイリスタThu´〜
Thw´(出力短絡用スイッチ)が発電機の出力を短絡し
たときに、定格出力電流よりも相当に大きな短絡電流が
流れるため、サイリスタThu´〜Thw´として電流容量
が大きい高価なものを用いる必要があった。
【0019】また従来の電源装置では、出力電圧を調整
する際にサイリスタThu´〜Thw´を流れる短絡電流が
大きく、これらのサイリスタからの発熱が多くなるた
め、サイリスタThu´〜Thw´に対して大形のヒートシ
ンクを設けることが必要になって、装置が大形化すると
いう問題もあった。
する際にサイリスタThu´〜Thw´を流れる短絡電流が
大きく、これらのサイリスタからの発熱が多くなるた
め、サイリスタThu´〜Thw´に対して大形のヒートシ
ンクを設けることが必要になって、装置が大形化すると
いう問題もあった。
【0020】更に、従来の電源装置では、電圧を調整す
る際に、発電機の巻線を通して大きな短絡電流を流すこ
とができるように、巻線導体として線径が大きいものを
用いる必要があったため、巻線の径が大きくなって、発
電機が大形化するという問題があった。
る際に、発電機の巻線を通して大きな短絡電流を流すこ
とができるように、巻線導体として線径が大きいものを
用いる必要があったため、巻線の径が大きくなって、発
電機が大形化するという問題があった。
【0021】本発明の目的は、電流容量が大きなスイッ
チを用いることなく、また電機子コイルに大電流を流す
ことなく、整流回路の出力電圧を設定電圧以下に保つ機
能を持たせることができる交流発電機を備えた電源装置
を提供することにある。
チを用いることなく、また電機子コイルに大電流を流す
ことなく、整流回路の出力電圧を設定電圧以下に保つ機
能を持たせることができる交流発電機を備えた電源装置
を提供することにある。
【0022】
【課題を解決するための手段】本発明は、回転界磁及び
電機子コイルをそれぞれ回転子側及び固定子側に備えた
交流発電機と、該交流発電機の出力を整流して負荷に供
給する整流回路とを備えた電源装置を対象とする。
電機子コイルをそれぞれ回転子側及び固定子側に備えた
交流発電機と、該交流発電機の出力を整流して負荷に供
給する整流回路とを備えた電源装置を対象とする。
【0023】本発明においては、制御信号が与えられた
際にオン状態になる出力電圧調整用スイッチとこの出力
電圧調整用スイッチに対して直列に接続された出力電圧
調整用抵抗器とを通して電機子コイルに出力電圧調整用
負荷電流を流す出力電圧調整用負荷電流通電回路と、負
荷側の状態が発電機の出力電圧を抑制する必要がある状
態になったことが検出されたときに出力電圧調整用スイ
ッチに制御信号(スイッチをオン状態にする信号)を与
えるスイッチ制御回路とを設ける。また出力電圧調整用
抵抗器の抵抗値は、交流発電機が設定電圧で最大出力を
発生する回転速度で回転している状態で出力電圧調整用
スイッチがオン状態になったときに整流回路の出力電圧
が設定電圧以下に低下するように設定する。
際にオン状態になる出力電圧調整用スイッチとこの出力
電圧調整用スイッチに対して直列に接続された出力電圧
調整用抵抗器とを通して電機子コイルに出力電圧調整用
負荷電流を流す出力電圧調整用負荷電流通電回路と、負
荷側の状態が発電機の出力電圧を抑制する必要がある状
態になったことが検出されたときに出力電圧調整用スイ
ッチに制御信号(スイッチをオン状態にする信号)を与
えるスイッチ制御回路とを設ける。また出力電圧調整用
抵抗器の抵抗値は、交流発電機が設定電圧で最大出力を
発生する回転速度で回転している状態で出力電圧調整用
スイッチがオン状態になったときに整流回路の出力電圧
が設定電圧以下に低下するように設定する。
【0024】上記のように、負荷側の状態が発電機の出
力電圧を抑制する必要がある状態になったとき(例えば
整流回路の出力電圧が設定電圧を超えたとき)に、出力
電圧調整用スイッチをオン状態にして、この出力電圧調
整用スイッチと出力電圧調整用抵抗器とを通して電機子
コイルに負荷電流を流すと、発電機の出力電圧を低下さ
せる側に発電機の動作点を移動させることができるた
め、発電機の出力を短絡することなく、その出力電圧を
抑制することができる。
力電圧を抑制する必要がある状態になったとき(例えば
整流回路の出力電圧が設定電圧を超えたとき)に、出力
電圧調整用スイッチをオン状態にして、この出力電圧調
整用スイッチと出力電圧調整用抵抗器とを通して電機子
コイルに負荷電流を流すと、発電機の出力電圧を低下さ
せる側に発電機の動作点を移動させることができるた
め、発電機の出力を短絡することなく、その出力電圧を
抑制することができる。
【0025】上記のように構成すると、出力電圧を調整
する際に大きな電流を流す必要がないため、出力電圧調
整用スイッチとしては、短絡式レギュレータを用いた従
来の電源装置で採用していた出力短絡用スイッチに比べ
て電流容量が小さい安価なものを用いることができる。
また電圧調整時に電機子コイルに短絡電流を流す必要が
ないため、電機子巻線の巻線導体の線径を小さくして発
電機の小形化とコストの低減とを図ることができる。
する際に大きな電流を流す必要がないため、出力電圧調
整用スイッチとしては、短絡式レギュレータを用いた従
来の電源装置で採用していた出力短絡用スイッチに比べ
て電流容量が小さい安価なものを用いることができる。
また電圧調整時に電機子コイルに短絡電流を流す必要が
ないため、電機子巻線の巻線導体の線径を小さくして発
電機の小形化とコストの低減とを図ることができる。
【0026】また上記のように構成すると、出力電圧を
調整する際に電機子コイルに大きな短絡電流を流す必要
がないため、電機子コイルで発生する銅損を少なくする
ことができ、電機子コイルからの発熱を抑制することが
できる。
調整する際に電機子コイルに大きな短絡電流を流す必要
がないため、電機子コイルで発生する銅損を少なくする
ことができ、電機子コイルからの発熱を抑制することが
できる。
【0027】交流発電機として、回転界磁が永久磁石に
より構成される磁石式の交流発電機を用いる場合には、
励磁された際に回転子側の磁極と固定子側の磁極とを通
して界磁調整用磁束を流す界磁調整用励磁コイルを固定
子側に設けておくのが好ましい。
より構成される磁石式の交流発電機を用いる場合には、
励磁された際に回転子側の磁極と固定子側の磁極とを通
して界磁調整用磁束を流す界磁調整用励磁コイルを固定
子側に設けておくのが好ましい。
【0028】この場合、界磁調整用励磁コイルは、前記
スイッチ制御回路が制御信号を発生した時にオン状態に
なる励磁制御用スイッチを通して整流回路の出力端子間
に接続する。またこの界磁調整用励磁コイルは、励磁制
御用スイッチがオン状態にされて整流回路の出力により
励磁されたときに交流発電機の回転子の回転界磁を減磁
するように設ける。
スイッチ制御回路が制御信号を発生した時にオン状態に
なる励磁制御用スイッチを通して整流回路の出力端子間
に接続する。またこの界磁調整用励磁コイルは、励磁制
御用スイッチがオン状態にされて整流回路の出力により
励磁されたときに交流発電機の回転子の回転界磁を減磁
するように設ける。
【0029】このように界磁調整用励磁コイルを設けて
おくと、励磁制御用スイッチをオン状態にした際に、回
転界磁が減磁されて発電機の出力が抑制されるため、出
力電圧を設定値以下に制限するために出力電圧調整用ス
イッチ及び出力電圧調整用抵抗器を通して流す電流を少
なくすることができる。したがって、出力電圧調整用ス
イッチとして更に電流容量が小さいものを用いることが
でき、発電機、出力電圧調整用スイッチ及び出力電圧調
整用抵抗器で生じる損失を少なくすることができる。
おくと、励磁制御用スイッチをオン状態にした際に、回
転界磁が減磁されて発電機の出力が抑制されるため、出
力電圧を設定値以下に制限するために出力電圧調整用ス
イッチ及び出力電圧調整用抵抗器を通して流す電流を少
なくすることができる。したがって、出力電圧調整用ス
イッチとして更に電流容量が小さいものを用いることが
でき、発電機、出力電圧調整用スイッチ及び出力電圧調
整用抵抗器で生じる損失を少なくすることができる。
【0030】発電機の出力を整流する整流回路としては
種々の構成のものを用いることができる。整流回路とし
てダイオードブリッジ全波整流回路を用いる場合には、
出力電圧調整用スイッチを、発電機の各出力端子と全波
整流回路の負極側の直流出力端子との間に出力電圧調整
用抵抗器を通して接続する。この場合各出力電圧調整用
スイッチは、そのオン時に発電機の各出力端子側から整
流回路の負極側の直流出力端子側に電流を流すように設
ける。
種々の構成のものを用いることができる。整流回路とし
てダイオードブリッジ全波整流回路を用いる場合には、
出力電圧調整用スイッチを、発電機の各出力端子と全波
整流回路の負極側の直流出力端子との間に出力電圧調整
用抵抗器を通して接続する。この場合各出力電圧調整用
スイッチは、そのオン時に発電機の各出力端子側から整
流回路の負極側の直流出力端子側に電流を流すように設
ける。
【0031】また整流回路としてダイオードブリッジ全
波整流回路を用いる場合には、出力電圧調整用スイッチ
を、発電機の各出力端子と全波整流回路の正極側の直流
出力端子との間に出力電圧調整用抵抗器を通して接続す
るようにしてもよい。この場合、各出力電圧調整用スイ
ッチは、そのオン時に整流回路の正極側の直流出力端子
側から発電機の各出力端子側に電流を流すように設け
る。
波整流回路を用いる場合には、出力電圧調整用スイッチ
を、発電機の各出力端子と全波整流回路の正極側の直流
出力端子との間に出力電圧調整用抵抗器を通して接続す
るようにしてもよい。この場合、各出力電圧調整用スイ
ッチは、そのオン時に整流回路の正極側の直流出力端子
側から発電機の各出力端子側に電流を流すように設け
る。
【0032】また整流回路としてダイオードブリッジ全
波整流回路を用いる場合、出力電圧調整用スイッチとし
てMOSFETを用いて、該MOSFETを全波整流回
路のブリッジの下辺を構成する各ダイオードに対して直
列に接続するようにしてもよい。この場合、出力電圧調
整用抵抗器は、全波整流回路のブリッジの下辺を構成す
る各ダイオードに並列に(出力電圧調整用スイッチに対
しては直列に)接続する。
波整流回路を用いる場合、出力電圧調整用スイッチとし
てMOSFETを用いて、該MOSFETを全波整流回
路のブリッジの下辺を構成する各ダイオードに対して直
列に接続するようにしてもよい。この場合、出力電圧調
整用抵抗器は、全波整流回路のブリッジの下辺を構成す
る各ダイオードに並列に(出力電圧調整用スイッチに対
しては直列に)接続する。
【0033】一般に半導体スイッチの最高許容温度は抵
抗器の最高許容温度よりも低い。したがって、出力電圧
調整用スイッチを構成する半導体スイッチと出力電圧調
整用抵抗器とを熱的に結合された同じ場所(例えば基
板)に配置しておくと、半導体スイッチの温度を最高許
容温度以下に保つために、抵抗器からの発熱を制限する
ことが必要になり、その性能を十分に発揮させることが
できなかったり、抵抗器に大形のヒートシンクを取り付
けることが必要になって、コストが高くなったりすると
いう問題が生じる。
抗器の最高許容温度よりも低い。したがって、出力電圧
調整用スイッチを構成する半導体スイッチと出力電圧調
整用抵抗器とを熱的に結合された同じ場所(例えば基
板)に配置しておくと、半導体スイッチの温度を最高許
容温度以下に保つために、抵抗器からの発熱を制限する
ことが必要になり、その性能を十分に発揮させることが
できなかったり、抵抗器に大形のヒートシンクを取り付
けることが必要になって、コストが高くなったりすると
いう問題が生じる。
【0034】したがって、上記出力電圧調整用スイッチ
と出力電圧調整用抵抗器とは熱的に遮断された状態で設
けるのが好ましい。出力電圧調整用スイッチと出力電圧
調整用抵抗器とを熱的に遮断された状態で設けるには、
例えば、出力電圧調整用スイッチと出力電圧調整用抵抗
器とを別々の基板に取り付けて、両基板を熱的に遮断し
た状態で(例えば両基板を離した状態で)配置するよう
にすればよい。
と出力電圧調整用抵抗器とは熱的に遮断された状態で設
けるのが好ましい。出力電圧調整用スイッチと出力電圧
調整用抵抗器とを熱的に遮断された状態で設けるには、
例えば、出力電圧調整用スイッチと出力電圧調整用抵抗
器とを別々の基板に取り付けて、両基板を熱的に遮断し
た状態で(例えば両基板を離した状態で)配置するよう
にすればよい。
【0035】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係わる電源装置の
構成例を示したもので、同図において図10の各部と同
等の部分にはそれぞれ図10に示した符号と同一の符号
を付してある。図1に示した電源装置において、1は内
燃機関Engにより駆動される磁石式の交流発電機、2
はダイオードブリッジ全波整流回路からなる整流回路、
3は発電機の負荷の一部として整流回路2の出力端子間
に接続されて発電機の出力により充電されるバッテリで
あり、これらは図10に示した従来の電源装置と同様に
構成されている。図示してないが、バッテリ3にはラン
プや、内燃機関用点火装置などの負荷が接続されてい
る。
構成例を示したもので、同図において図10の各部と同
等の部分にはそれぞれ図10に示した符号と同一の符号
を付してある。図1に示した電源装置において、1は内
燃機関Engにより駆動される磁石式の交流発電機、2
はダイオードブリッジ全波整流回路からなる整流回路、
3は発電機の負荷の一部として整流回路2の出力端子間
に接続されて発電機の出力により充電されるバッテリで
あり、これらは図10に示した従来の電源装置と同様に
構成されている。図示してないが、バッテリ3にはラン
プや、内燃機関用点火装置などの負荷が接続されてい
る。
【0036】また図1に示した電源装置においては、発
電機1の3相の出力端子(電機子コイルLu〜Lwの非
中性点側の端子)1u〜1wのそれぞれと整流回路2の
負極側の直流出力端子2bとの間に、出力電圧調整用ス
イッチを構成するサイリスタThu〜Thwが、出力電圧調
整用抵抗器Ru〜Rwを通して接続されている。抵抗器
Ru〜Rwの抵抗値は等しく設定されている。
電機1の3相の出力端子(電機子コイルLu〜Lwの非
中性点側の端子)1u〜1wのそれぞれと整流回路2の
負極側の直流出力端子2bとの間に、出力電圧調整用ス
イッチを構成するサイリスタThu〜Thwが、出力電圧調
整用抵抗器Ru〜Rwを通して接続されている。抵抗器
Ru〜Rwの抵抗値は等しく設定されている。
【0037】図示の例では、サイリスタThu〜Thwのカ
ソードが整流回路の負極側の直流出力端子2bに共通接
続され、これらのサイリスタのアノードがそれぞれ抵抗
器Ru〜Rwを通して発電機1の3相の出力端子1u〜
1wに接続されている。
ソードが整流回路の負極側の直流出力端子2bに共通接
続され、これらのサイリスタのアノードがそれぞれ抵抗
器Ru〜Rwを通して発電機1の3相の出力端子1u〜
1wに接続されている。
【0038】出力電圧調整用スイッチを構成するサイリ
スタThu〜Thwのゲートは、整流回路2の直流出力端子
間の電圧が設定値を超えたときに制御信号を出力するス
イッチ制御回路4の出力端子に接続されている。
スタThu〜Thwのゲートは、整流回路2の直流出力端子
間の電圧が設定値を超えたときに制御信号を出力するス
イッチ制御回路4の出力端子に接続されている。
【0039】この例では、サイリスタThu〜Thwと、抵
抗器Ru〜Rwと、ダイオードDx〜Dzとにより、出
力電圧調整用負荷電流通電回路が構成されている。その
他の点は図10に示した従来の電源装置と同様に構成さ
れている。
抗器Ru〜Rwと、ダイオードDx〜Dzとにより、出
力電圧調整用負荷電流通電回路が構成されている。その
他の点は図10に示した従来の電源装置と同様に構成さ
れている。
【0040】図1に示した電源装置において、バッテリ
3の両端の電圧が設定電圧VBsを超えると、スイッチ制
御回路4がサイリスタThu〜Thwのゲートに制御信号を
与えるため、サイリスタThu〜Thwの内、アノードがカ
ソードに対して正電位になっているサイリスタが導通
し、導通したサイリスタと、導通したサイリスタに直列
に接続されている出力電圧調整用抵抗器と、整流回路の
ブリッジの下辺を構成するダイオード(アノードが整流
回路の直流出力端子に共通接続されたダイオード)のい
ずれかとを通して発電機に出力電圧調整用負荷電流が流
れる。例えば、発電機の出力端子1uの電位が出力端子
1vの電位よりも高い瞬間には、電機子コイルLu−抵
抗器Ru−サイリスタThu−ダイオードDv−電機子コ
イルLv−電機子コイルLuの経路で出力電圧調整用負
荷電流が流れる。このように出力電圧調整用負荷電流が
流れると、発電機の動作点が整流回路2の出力電圧を低
下させる側に移動するため、バッテリ3(負荷)の両端
に印加される電圧が低下する。制御用負荷電流の通電に
より発電機の出力電圧が低下し、バッテリ3の電圧が設
定電圧以下になると、サイリスタThu〜Thwへの制御信
号の供給が停止するため、サイリスタThu〜Thwは、そ
れぞれのアノード電流が保持電流未満になったときにオ
フ状態になる。これにより発電機1の出力電圧が上昇す
るため、整流回路の出力電圧も上昇していく。これらの
動作の繰り返しにより整流回路の出力電圧が設定電圧V
Bs付近に保たれる。
3の両端の電圧が設定電圧VBsを超えると、スイッチ制
御回路4がサイリスタThu〜Thwのゲートに制御信号を
与えるため、サイリスタThu〜Thwの内、アノードがカ
ソードに対して正電位になっているサイリスタが導通
し、導通したサイリスタと、導通したサイリスタに直列
に接続されている出力電圧調整用抵抗器と、整流回路の
ブリッジの下辺を構成するダイオード(アノードが整流
回路の直流出力端子に共通接続されたダイオード)のい
ずれかとを通して発電機に出力電圧調整用負荷電流が流
れる。例えば、発電機の出力端子1uの電位が出力端子
1vの電位よりも高い瞬間には、電機子コイルLu−抵
抗器Ru−サイリスタThu−ダイオードDv−電機子コ
イルLv−電機子コイルLuの経路で出力電圧調整用負
荷電流が流れる。このように出力電圧調整用負荷電流が
流れると、発電機の動作点が整流回路2の出力電圧を低
下させる側に移動するため、バッテリ3(負荷)の両端
に印加される電圧が低下する。制御用負荷電流の通電に
より発電機の出力電圧が低下し、バッテリ3の電圧が設
定電圧以下になると、サイリスタThu〜Thwへの制御信
号の供給が停止するため、サイリスタThu〜Thwは、そ
れぞれのアノード電流が保持電流未満になったときにオ
フ状態になる。これにより発電機1の出力電圧が上昇す
るため、整流回路の出力電圧も上昇していく。これらの
動作の繰り返しにより整流回路の出力電圧が設定電圧V
Bs付近に保たれる。
【0041】発電機の回転速度の全変化範囲で整流回路
の出力電圧を設定電圧以下に保つ制御を行わせるために
は、交流発電機1が設定電圧で最大出力を発生する回転
速度で回転している状態でも、サイリスタ(出力電圧調
整用スイッチ)Thu〜Thwのオン時に整流回路2の出力
電圧が設定電圧VBs以下に低下するように、出力電圧調
整用抵抗器Ru〜Rwの抵抗値を設定しておく必要があ
る。
の出力電圧を設定電圧以下に保つ制御を行わせるために
は、交流発電機1が設定電圧で最大出力を発生する回転
速度で回転している状態でも、サイリスタ(出力電圧調
整用スイッチ)Thu〜Thwのオン時に整流回路2の出力
電圧が設定電圧VBs以下に低下するように、出力電圧調
整用抵抗器Ru〜Rwの抵抗値を設定しておく必要があ
る。
【0042】例えば、図2において、整流回路の出力電
圧調整用抵抗器Ru〜RwのいずれかがサイリスタThu
〜Thwを通して発電機の出力端子間に接続されている状
態で、図2の直線dが発電機の負荷直線となるように、
出力電圧調整用抵抗器Ru〜Rwの抵抗値を設定してお
くと、発電機の回転速度がN1 ,N2 及びN3 のときの
動作点はそれぞれ図2のB1 ,B2 及びB3 点となり、
交流発電機1が設定電圧VBsで最大の出力を発生する回
転速度N3 で回転している状態でも、サイリスタThu〜
Thwをオン状態にすることにより、整流回路2の出力電
圧(バッテリ3の両端の電圧VB )を設定値VBs以下に
低下させることができる。
圧調整用抵抗器Ru〜RwのいずれかがサイリスタThu
〜Thwを通して発電機の出力端子間に接続されている状
態で、図2の直線dが発電機の負荷直線となるように、
出力電圧調整用抵抗器Ru〜Rwの抵抗値を設定してお
くと、発電機の回転速度がN1 ,N2 及びN3 のときの
動作点はそれぞれ図2のB1 ,B2 及びB3 点となり、
交流発電機1が設定電圧VBsで最大の出力を発生する回
転速度N3 で回転している状態でも、サイリスタThu〜
Thwをオン状態にすることにより、整流回路2の出力電
圧(バッテリ3の両端の電圧VB )を設定値VBs以下に
低下させることができる。
【0043】上記のように、整流回路の出力電圧が設定
値を超えたときに、出力電圧調整用スイッチを通して出
力電圧調整用抵抗器を発電機の出力端子間に接続するこ
とにより、発電機に出力電圧調整用の負荷電流を流し
て、発電機の出力電圧を低下させる構成をとると、電圧
調整時に電機子コイルに大きな短絡電流が流れることが
ないため、発電機で生じる銅損を少なくして電機子コイ
ルからの発熱を少なくすることができる。
値を超えたときに、出力電圧調整用スイッチを通して出
力電圧調整用抵抗器を発電機の出力端子間に接続するこ
とにより、発電機に出力電圧調整用の負荷電流を流し
て、発電機の出力電圧を低下させる構成をとると、電圧
調整時に電機子コイルに大きな短絡電流が流れることが
ないため、発電機で生じる銅損を少なくして電機子コイ
ルからの発熱を少なくすることができる。
【0044】また上記のように構成すると、以下に示す
ように、出力電圧調整用抵抗器Ru〜Rwの抵抗値を適
当な値に設定することにより、発電機の巻線仕様が異な
っていて、その短絡電流が大幅に異なる場合であって
も、電圧調整時に流れる負荷電流は大差ない大きさとす
ることができるため、同じ出力電圧調整用スイッチ及び
出力電圧調整用抵抗器を用いて出力電圧の制御を行うこ
とができ、発電機以外の部分を標準化して、種々の巻線
仕様を有する発電機に対して共用することができる。
ように、出力電圧調整用抵抗器Ru〜Rwの抵抗値を適
当な値に設定することにより、発電機の巻線仕様が異な
っていて、その短絡電流が大幅に異なる場合であって
も、電圧調整時に流れる負荷電流は大差ない大きさとす
ることができるため、同じ出力電圧調整用スイッチ及び
出力電圧調整用抵抗器を用いて出力電圧の制御を行うこ
とができ、発電機以外の部分を標準化して、種々の巻線
仕様を有する発電機に対して共用することができる。
【0045】図1に示した電源装置において、発電機1
の出力特性が、巻線仕様の相違により、図3の曲線C1
のようになる場合と、曲線C2 のようになる場合とを考
える。発電機の出力特性が曲線C1 である場合には、バ
ッテリ3の両端の電圧が設定値VBsのときに動作点がA
1 となり、バッテリ3には充電電流I01が流れる。また
発電機の出力特性が曲線C2 である場合には、バッテリ
3の両端の電圧が設定値VBsのときに動作点がA2 とな
り、バッテリには充電電流I02が流れる。
の出力特性が、巻線仕様の相違により、図3の曲線C1
のようになる場合と、曲線C2 のようになる場合とを考
える。発電機の出力特性が曲線C1 である場合には、バ
ッテリ3の両端の電圧が設定値VBsのときに動作点がA
1 となり、バッテリ3には充電電流I01が流れる。また
発電機の出力特性が曲線C2 である場合には、バッテリ
3の両端の電圧が設定値VBsのときに動作点がA2 とな
り、バッテリには充電電流I02が流れる。
【0046】電圧調整時に発電機の出力を短絡するよう
にしていた従来の電源装置では、出力特性がC1 の場合
には、電圧調整時に短絡電流Is1が流れ、出力特性がC
2 の場合には、電圧調整時に上記短絡電流Is1と大幅に
異なる短絡電流Is2が流れるため、出力特性がC1 の場
合に用いる出力短絡用のスイッチ素子及び出力特性がC
2 の場合に用いる出力短絡用スイッチ素子として、電流
容量が異なるものを用いる必要があり、発電機の巻線仕
様が異なる場合に、発電機以外の構成部分を共用するこ
とができなかった。
にしていた従来の電源装置では、出力特性がC1 の場合
には、電圧調整時に短絡電流Is1が流れ、出力特性がC
2 の場合には、電圧調整時に上記短絡電流Is1と大幅に
異なる短絡電流Is2が流れるため、出力特性がC1 の場
合に用いる出力短絡用のスイッチ素子及び出力特性がC
2 の場合に用いる出力短絡用スイッチ素子として、電流
容量が異なるものを用いる必要があり、発電機の巻線仕
様が異なる場合に、発電機以外の構成部分を共用するこ
とができなかった。
【0047】これに対し、本発明による場合には、図1
のサイリスタThu〜Thwがオン状態になったときの発電
機の負荷直線dの傾きを適当に設定することにより、発
電機の出力特性がC1 の場合に整流回路の出力電圧が設
定値VBsを超えたときの動作点B1 と、発電機の出力特
性がC2 の場合に整流回路の出力電圧が設定値VBsを超
えたときの動作点B2 とを近付けることができるため、
出力特性がC1 の場合に流れる電圧調整時の負荷電流I
L1と出力特性がC2 の場合に流れる電圧調整時の負荷電
流IL2とを大差ない大きさとすることができる。そのた
め、発電機の出力特性がC1 である場合にも、C2 であ
る場合にも、出力電圧調整用スイッチ及び出力電圧調整
用抵抗器などの回路構成部品の電流容量を同じにするこ
とができ、発電機以外の構成部分を標準化して、種々の
巻線仕様を有する発電機に対して共用することができ
る。
のサイリスタThu〜Thwがオン状態になったときの発電
機の負荷直線dの傾きを適当に設定することにより、発
電機の出力特性がC1 の場合に整流回路の出力電圧が設
定値VBsを超えたときの動作点B1 と、発電機の出力特
性がC2 の場合に整流回路の出力電圧が設定値VBsを超
えたときの動作点B2 とを近付けることができるため、
出力特性がC1 の場合に流れる電圧調整時の負荷電流I
L1と出力特性がC2 の場合に流れる電圧調整時の負荷電
流IL2とを大差ない大きさとすることができる。そのた
め、発電機の出力特性がC1 である場合にも、C2 であ
る場合にも、出力電圧調整用スイッチ及び出力電圧調整
用抵抗器などの回路構成部品の電流容量を同じにするこ
とができ、発電機以外の構成部分を標準化して、種々の
巻線仕様を有する発電機に対して共用することができ
る。
【0048】図1において、サイリスタThu〜Thwの最
高許容温度は抵抗器Ru〜Rwの最高許容温度よりも低
い。したがって、サイリスタThu〜Thwと抵抗器Ru〜
Rwとを熱的に結合された同じ場所(例えば同じ基板)
に配置しておくと、サイリスタThu〜Thwの温度を最高
許容温度以下に保つために、抵抗器Ru〜Rwからの発
熱を制限することが必要になる。そのため、抵抗器にそ
の電流容量一杯の電流を流すことができなくなり、抵抗
器の能力を十分に利用することができなくなる。また抵
抗器Ru〜Rwの発熱によりサイリスタの温度が上昇す
るため、サイリスタに流すことができる電流がその電流
容量よりも低い値に制限されてしまう。したがって、サ
イリスタThu〜Thwと抵抗器Ru〜Rwとは熱的に遮断
した状態で設けるのが好ましい。
高許容温度は抵抗器Ru〜Rwの最高許容温度よりも低
い。したがって、サイリスタThu〜Thwと抵抗器Ru〜
Rwとを熱的に結合された同じ場所(例えば同じ基板)
に配置しておくと、サイリスタThu〜Thwの温度を最高
許容温度以下に保つために、抵抗器Ru〜Rwからの発
熱を制限することが必要になる。そのため、抵抗器にそ
の電流容量一杯の電流を流すことができなくなり、抵抗
器の能力を十分に利用することができなくなる。また抵
抗器Ru〜Rwの発熱によりサイリスタの温度が上昇す
るため、サイリスタに流すことができる電流がその電流
容量よりも低い値に制限されてしまう。したがって、サ
イリスタThu〜Thwと抵抗器Ru〜Rwとは熱的に遮断
した状態で設けるのが好ましい。
【0049】図4は、サイリスタThu〜Thwと抵抗器R
u〜Rwとを熱的に遮断した状態で設けた例を示したも
ので、この例では、出力電圧調整用スイッチを構成する
サイリスタThu〜Thwが整流回路2を構成するダイオー
ドDu〜Dw及びDx〜Dzとスイッチ制御回路4の構
成部品とともに同じ基板10に取り付けられ、出力電圧
調整用抵抗器Ru〜Rwが別の基板11に取り付けられ
ている。そして、抵抗器Ru〜Rwの熱がサイリスタT
hu〜Thwに伝達されないように、基板10及び11が相
互間に距離を隔てた状態で配置されている。
u〜Rwとを熱的に遮断した状態で設けた例を示したも
ので、この例では、出力電圧調整用スイッチを構成する
サイリスタThu〜Thwが整流回路2を構成するダイオー
ドDu〜Dw及びDx〜Dzとスイッチ制御回路4の構
成部品とともに同じ基板10に取り付けられ、出力電圧
調整用抵抗器Ru〜Rwが別の基板11に取り付けられ
ている。そして、抵抗器Ru〜Rwの熱がサイリスタT
hu〜Thwに伝達されないように、基板10及び11が相
互間に距離を隔てた状態で配置されている。
【0050】このように、サイリスタThu〜Thw(出力
電圧調整用スイッチ)と出力電圧調整用抵抗器Ru〜R
wとを別々の箇所に配置すると、出力電圧調整用抵抗器
Ru〜Rwが発生する熱によりサイリスタThu〜Thwの
温度が上昇するのを防ぐことができるため、出力電圧調
整用抵抗器の発熱の影響を受けてサイリスタに流すこと
ができる電流が制限されるのを防ぐことができる。また
サイリスタの温度上昇を考慮することなく、出力電圧調
整用抵抗器の発熱を限度まで許容することができるた
め、抵抗器に流す電流をその電流容量の限界まで増大さ
せることができ、抵抗器の能力をフルに活用することが
できる。
電圧調整用スイッチ)と出力電圧調整用抵抗器Ru〜R
wとを別々の箇所に配置すると、出力電圧調整用抵抗器
Ru〜Rwが発生する熱によりサイリスタThu〜Thwの
温度が上昇するのを防ぐことができるため、出力電圧調
整用抵抗器の発熱の影響を受けてサイリスタに流すこと
ができる電流が制限されるのを防ぐことができる。また
サイリスタの温度上昇を考慮することなく、出力電圧調
整用抵抗器の発熱を限度まで許容することができるた
め、抵抗器に流す電流をその電流容量の限界まで増大さ
せることができ、抵抗器の能力をフルに活用することが
できる。
【0051】上記の例では、出力電圧調整用スイッチと
してサイリスタを用いたが、本発明はこれに限定される
ものではなく、他のオンオフ制御が可能な半導体スイッ
チ素子を出力電圧調整用スイッチとして用いることがで
きる。
してサイリスタを用いたが、本発明はこれに限定される
ものではなく、他のオンオフ制御が可能な半導体スイッ
チ素子を出力電圧調整用スイッチとして用いることがで
きる。
【0052】図5は、出力電圧調整用スイッチとしてM
OSFETを用いた例を示したもので、この例では、整
流回路2のブリッジの下辺を構成するダイオードDx〜
Dzに対して直列にそれぞれMOSFET Fu〜Fw
からなる出力電圧調整用スイッチが接続されている。図
示の例では、整流回路2のブリッジの下辺を構成するダ
イオードDx〜DzのアノードにそれぞれMOSFET
Fu〜Fwのドレインが接続され、これらのFETの
ソースが直流出力端子2bに共通接続されている。また
出力電圧調整用抵抗器Ru〜Rwは、整流回路2のブリ
ッジの下辺を構成するダイオードDx〜Dzに対して並
列に接続されている。図4において、Dfu〜Dfwはそれ
ぞれMOSFET Fu〜Fwのドレインソース間に形
成された寄生ダイオードで、MOSFETがオフ状態に
あるときには、これらの寄生ダイオードがダイオードD
u〜Dw及びDx〜Dzとともに全波整流回路2を構成
する。MOSFET Fu〜Fwのゲートはスイッチ制
御回路4の出力端子に接続され、整流回路2の出力電圧
が設定値VBsを超えたときにスイッチ制御回路4からM
OSFET Fu〜Fwのゲートに同時に制御信号(M
OSFETをオン状態にするための信号)が与えられる
ようになっている。
OSFETを用いた例を示したもので、この例では、整
流回路2のブリッジの下辺を構成するダイオードDx〜
Dzに対して直列にそれぞれMOSFET Fu〜Fw
からなる出力電圧調整用スイッチが接続されている。図
示の例では、整流回路2のブリッジの下辺を構成するダ
イオードDx〜DzのアノードにそれぞれMOSFET
Fu〜Fwのドレインが接続され、これらのFETの
ソースが直流出力端子2bに共通接続されている。また
出力電圧調整用抵抗器Ru〜Rwは、整流回路2のブリ
ッジの下辺を構成するダイオードDx〜Dzに対して並
列に接続されている。図4において、Dfu〜Dfwはそれ
ぞれMOSFET Fu〜Fwのドレインソース間に形
成された寄生ダイオードで、MOSFETがオフ状態に
あるときには、これらの寄生ダイオードがダイオードD
u〜Dw及びDx〜Dzとともに全波整流回路2を構成
する。MOSFET Fu〜Fwのゲートはスイッチ制
御回路4の出力端子に接続され、整流回路2の出力電圧
が設定値VBsを超えたときにスイッチ制御回路4からM
OSFET Fu〜Fwのゲートに同時に制御信号(M
OSFETをオン状態にするための信号)が与えられる
ようになっている。
【0053】図5に示した例では、整流回路2の出力電
圧が設定値を超えたときにスイッチ制御回路4からMO
SFET Fu〜Fwに制御信号が与えられるため、ド
レインがソースに対して正電位にあるMOSFETに出
力調整用の負荷電流が流れる。すなわち、前記MOSF
ETとそれに直列に接続された出力電圧調整用抵抗器
と、他のMOSFET のドレインソース間及び並列の
寄生ダイオードとその寄生ダイオードに直列に接続され
ている整流回路のブリッジの下辺のダイオードとを通し
て出力電圧調整用負荷電流が流れる。例えば、発電機の
出力端子1uの電位が1vの電位よりも高くなっている
ときには、MOSFET群をオンにすると、電機子コイ
ルLu−抵抗器Ru−MOSFET Fu−寄生ダイオ
ードDfv及びMOSFET Fv −ダイオードDy−電
機子コイルLv−電機子コイルLuの経路で出力電圧調
整用負荷電流が流れ、この負荷電流により発電機の出力
電圧が低下させられる。
圧が設定値を超えたときにスイッチ制御回路4からMO
SFET Fu〜Fwに制御信号が与えられるため、ド
レインがソースに対して正電位にあるMOSFETに出
力調整用の負荷電流が流れる。すなわち、前記MOSF
ETとそれに直列に接続された出力電圧調整用抵抗器
と、他のMOSFET のドレインソース間及び並列の
寄生ダイオードとその寄生ダイオードに直列に接続され
ている整流回路のブリッジの下辺のダイオードとを通し
て出力電圧調整用負荷電流が流れる。例えば、発電機の
出力端子1uの電位が1vの電位よりも高くなっている
ときには、MOSFET群をオンにすると、電機子コイ
ルLu−抵抗器Ru−MOSFET Fu−寄生ダイオ
ードDfv及びMOSFET Fv −ダイオードDy−電
機子コイルLv−電機子コイルLuの経路で出力電圧調
整用負荷電流が流れ、この負荷電流により発電機の出力
電圧が低下させられる。
【0054】図6は本発明の更に他の実施形態を示した
もので、この例では、発電機1が、界磁調整用励磁コイ
ル12を固定子側に備えている。界磁調整用励磁コイル
12は、励磁された際に発電機1の回転子側の磁極と固
定子側の磁極とを通して界磁調整用磁束を流すように設
けられたものである。このように界磁調整用励磁コイル
を固定子側に設けた磁石式の交流発電機は、例えば、特
開平11−215900号に示されているように既に公
知であるので、その機械的構成の説明は省略する。
もので、この例では、発電機1が、界磁調整用励磁コイ
ル12を固定子側に備えている。界磁調整用励磁コイル
12は、励磁された際に発電機1の回転子側の磁極と固
定子側の磁極とを通して界磁調整用磁束を流すように設
けられたものである。このように界磁調整用励磁コイル
を固定子側に設けた磁石式の交流発電機は、例えば、特
開平11−215900号に示されているように既に公
知であるので、その機械的構成の説明は省略する。
【0055】界磁調整用励磁コイル12は、整流回路2
の出力端子間に、MOSFET Faからなる励磁制御
用スイッチを通して接続されている。図示の例では、M
OSFET Faのソースが整流回路2の負極側直流出
力端子2bに接続され、該MOSFET Faのドレイ
ンと整流回路2の正極側の直流出力端子2aとの間に界
磁調整用励磁コイル12が接続されている。また図示の
例では、スイッチ制御回路4からMOSFET Faの
ゲートに制御信号が与えられるようになっていて、整流
回路2の出力電圧が設定値VBsを超えたときに、サイリ
スタThu〜Thwに制御信号が与えられると同時に、MO
SFET Faにも制御信号が与えられて、該MOSF
ET Faがオン状態にされるようになっている。その
他の点は図1に示した例と同様に構成されている。
の出力端子間に、MOSFET Faからなる励磁制御
用スイッチを通して接続されている。図示の例では、M
OSFET Faのソースが整流回路2の負極側直流出
力端子2bに接続され、該MOSFET Faのドレイ
ンと整流回路2の正極側の直流出力端子2aとの間に界
磁調整用励磁コイル12が接続されている。また図示の
例では、スイッチ制御回路4からMOSFET Faの
ゲートに制御信号が与えられるようになっていて、整流
回路2の出力電圧が設定値VBsを超えたときに、サイリ
スタThu〜Thwに制御信号が与えられると同時に、MO
SFET Faにも制御信号が与えられて、該MOSF
ET Faがオン状態にされるようになっている。その
他の点は図1に示した例と同様に構成されている。
【0056】図6に示した電源装置において、整流回路
2の出力電圧が設定値以下のときには、サイリスタThu
〜Thw及びMOSFET Faがオフ状態にある。ここ
で、発電機が最高回転速度N3 で運転されているものと
すると、発電機の出力電圧対出力電流特性は、例えば図
7の曲線Caのようになる。このときバッテリ3の両端
の電圧が設定電圧VBsに等しいとすると、発電機の動作
点はAaとなり、バッテリには充電電流Ioaが流れる。
また発電機の短絡時の動作点はSaとなり、短絡電流は
Isaとなる。
2の出力電圧が設定値以下のときには、サイリスタThu
〜Thw及びMOSFET Faがオフ状態にある。ここ
で、発電機が最高回転速度N3 で運転されているものと
すると、発電機の出力電圧対出力電流特性は、例えば図
7の曲線Caのようになる。このときバッテリ3の両端
の電圧が設定電圧VBsに等しいとすると、発電機の動作
点はAaとなり、バッテリには充電電流Ioaが流れる。
また発電機の短絡時の動作点はSaとなり、短絡電流は
Isaとなる。
【0057】図6に示した例において、整流回路2の出
力電圧が設定値を超えると、サイリスタThu〜Thw及び
MOSFET Faがオン状態にされる。MOSFET
Faがオン状態になると、界磁調整用励磁コイル12
が整流回路2の出力により励磁されるため、励磁コイル
12から生じる界磁調整用磁束が、発電機1の固定子の
磁極と回転子の磁極とを通して流れて、回転子の磁石界
磁を減磁する。このとき、各電機子コイルに鎖交する磁
束の量が減少するため、発電機1の出力特性は、図7の
曲線Cbのようになり、発電機の出力電圧が低下させら
れる。
力電圧が設定値を超えると、サイリスタThu〜Thw及び
MOSFET Faがオン状態にされる。MOSFET
Faがオン状態になると、界磁調整用励磁コイル12
が整流回路2の出力により励磁されるため、励磁コイル
12から生じる界磁調整用磁束が、発電機1の固定子の
磁極と回転子の磁極とを通して流れて、回転子の磁石界
磁を減磁する。このとき、各電機子コイルに鎖交する磁
束の量が減少するため、発電機1の出力特性は、図7の
曲線Cbのようになり、発電機の出力電圧が低下させら
れる。
【0058】界磁調整用励磁コイル12が励磁されて発
電機の出力特性が曲線Cbのようになっている状態で、
サイリスタThu〜Thwがオン状態になって、出力電圧調
整用抵抗器Ru〜Rwが発電機の負荷となったときの発
電機の負荷直線をdとすると、発電機の動作点はBb点
となる。このとき発電機の負荷電流はILbとなり、発電
機の出力電圧はVb(<VBs)まで低下する。バッテリ
3の電圧が設定電圧VBs以下になると、スイッチ制御回
路4からサイリスタThu〜Thw及びMOSFET Fa
に制御信号が与えられなくなるため、発電機の出力特性
は曲線Caのようになり、発電機の出力電圧は上昇して
いく。これらの動作の繰り返しにより、整流回路の出力
電圧が設定電圧付近に保たれる。
電機の出力特性が曲線Cbのようになっている状態で、
サイリスタThu〜Thwがオン状態になって、出力電圧調
整用抵抗器Ru〜Rwが発電機の負荷となったときの発
電機の負荷直線をdとすると、発電機の動作点はBb点
となる。このとき発電機の負荷電流はILbとなり、発電
機の出力電圧はVb(<VBs)まで低下する。バッテリ
3の電圧が設定電圧VBs以下になると、スイッチ制御回
路4からサイリスタThu〜Thw及びMOSFET Fa
に制御信号が与えられなくなるため、発電機の出力特性
は曲線Caのようになり、発電機の出力電圧は上昇して
いく。これらの動作の繰り返しにより、整流回路の出力
電圧が設定電圧付近に保たれる。
【0059】図6に示した電源装置において、界磁調整
用励磁コイル12を励磁しない状態でサイリスタThu〜
Thwをオン状態にしたとすると、発電機の動作点はBa
となり、このとき流れる発電機の負荷電流はILaとな
る。界磁調整用励磁コイル12を励磁した状態でサイリ
スタThu〜Thwをオン状態にしたときに流れる負荷電流
ILbは、上記ILaに比べて大幅に小さくすることができ
るため、電圧調整時に発電機で生じる銅損を少なくする
ことができるだけでなく、電圧調整時にサイリスタThu
〜Thw、整流回路のダイオードDx〜Dz及び負荷電流
の通路となる配線部分で生じる損失を少なくして、これ
らで生じる発熱を少なくすることができる。
用励磁コイル12を励磁しない状態でサイリスタThu〜
Thwをオン状態にしたとすると、発電機の動作点はBa
となり、このとき流れる発電機の負荷電流はILaとな
る。界磁調整用励磁コイル12を励磁した状態でサイリ
スタThu〜Thwをオン状態にしたときに流れる負荷電流
ILbは、上記ILaに比べて大幅に小さくすることができ
るため、電圧調整時に発電機で生じる銅損を少なくする
ことができるだけでなく、電圧調整時にサイリスタThu
〜Thw、整流回路のダイオードDx〜Dz及び負荷電流
の通路となる配線部分で生じる損失を少なくして、これ
らで生じる発熱を少なくすることができる。
【0060】上記の例では、交流発電機として、巻線が
3相結線されているものを用いたが、図8に示すよう
に、単相の磁石式交流発電機1´が用いられる場合にも
本発明を適用することができる。図8に示した例では、
整流回路2´としてダイオードDu,Dv及びDx,D
yからなるダイオードブリッジ単相全波整流回路が用い
られ、発電機の対の出力端子のそれぞれと整流回路2´
の負極側の直流出力端子との間にそれぞれ出力電圧調整
用スイッチを構成するサイリスタThu及びThvが出力電
圧調整用抵抗器Ru及びRwを通して接続されている。
3相結線されているものを用いたが、図8に示すよう
に、単相の磁石式交流発電機1´が用いられる場合にも
本発明を適用することができる。図8に示した例では、
整流回路2´としてダイオードDu,Dv及びDx,D
yからなるダイオードブリッジ単相全波整流回路が用い
られ、発電機の対の出力端子のそれぞれと整流回路2´
の負極側の直流出力端子との間にそれぞれ出力電圧調整
用スイッチを構成するサイリスタThu及びThvが出力電
圧調整用抵抗器Ru及びRwを通して接続されている。
【0061】また図9に示したように、単相の磁石式交
流発電機1´に対して、ダイオードDuからなる単相半
波整流回路が用いられる場合にも本発明を適用すること
ができる。図9に示した例では、発電機1´の対の出力
端子間に出力電圧調整用抵抗器Ruを通して出力電圧調
整用スイッチを構成するサイリスタThuが接続されてい
る。
流発電機1´に対して、ダイオードDuからなる単相半
波整流回路が用いられる場合にも本発明を適用すること
ができる。図9に示した例では、発電機1´の対の出力
端子間に出力電圧調整用抵抗器Ruを通して出力電圧調
整用スイッチを構成するサイリスタThuが接続されてい
る。
【0062】図1,図4及び図6に示した例では、出力
電圧調整用スイッチ(サイリスタ)及び出力電圧調整用
抵抗器の直列回路を発電機の3相の出力端子1u〜1w
と整流回路の負極側の直流出力端子との間に接続した
が、出力電圧調整用スイッチ及び出力電圧調整用抵抗器
の直列回路を発電機の出力端子1u〜1wのそれぞれと
整流回路の正極側の直流出力端子との間に接続するよう
にしてもよい。この場合、各出力電圧調整用スイッチ
は、そのオン時に整流回路の正極側の直流出力端子側か
ら発電機の各出力端子側に電流を流すように設ける。例
えば出力電圧調整用スイッチとしてサイリスタを用いる
場合には、該サイリスタのアノードを整流回路の正極側
の直流出力端子側に向けておく。
電圧調整用スイッチ(サイリスタ)及び出力電圧調整用
抵抗器の直列回路を発電機の3相の出力端子1u〜1w
と整流回路の負極側の直流出力端子との間に接続した
が、出力電圧調整用スイッチ及び出力電圧調整用抵抗器
の直列回路を発電機の出力端子1u〜1wのそれぞれと
整流回路の正極側の直流出力端子との間に接続するよう
にしてもよい。この場合、各出力電圧調整用スイッチ
は、そのオン時に整流回路の正極側の直流出力端子側か
ら発電機の各出力端子側に電流を流すように設ける。例
えば出力電圧調整用スイッチとしてサイリスタを用いる
場合には、該サイリスタのアノードを整流回路の正極側
の直流出力端子側に向けておく。
【0063】上記の実施形態では、交流発電機として磁
石式交流発電機を用いているが、回転子側に界磁巻線を
有して、該界磁巻線にブラシを通して界磁電流を供給す
る巻線形の交流発電機(同期発電機)を電源として用い
る電源装置にも本発明を適用することができる。
石式交流発電機を用いているが、回転子側に界磁巻線を
有して、該界磁巻線にブラシを通して界磁電流を供給す
る巻線形の交流発電機(同期発電機)を電源として用い
る電源装置にも本発明を適用することができる。
【0064】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、負荷側
の状態が発電機の出力電圧を抑制する必要がある状態に
なったときに、出力電圧調整用スイッチをオン状態にし
て、この出力電圧調整用スイッチと出力電圧調整用抵抗
器とを通して電機子コイルに電流を流すことにより、発
電機の出力電圧を低下させるようにしたので、発電機の
出力を短絡することなく、その出力電圧を抑制すること
ができる。そのため、出力電圧調整用スイッチに大電流
を流すことなくバッテリが過充電になるのを防止するこ
とができ、出力電圧調整用スイッチとして、短絡式レギ
ュレータを用いた従来の電源装置で採用していた出力短
絡用スイッチに比べて電流容量が小さい安価なものを用
いてコストの低減を図ることができる。また本発明によ
れば、出力電圧を制御する際に電機子コイルに短絡電流
を流す必要がないため、電機子巻線の巻線導体の線径を
小さくして発電機の小形化とコストの低減とを図ること
ができる。
の状態が発電機の出力電圧を抑制する必要がある状態に
なったときに、出力電圧調整用スイッチをオン状態にし
て、この出力電圧調整用スイッチと出力電圧調整用抵抗
器とを通して電機子コイルに電流を流すことにより、発
電機の出力電圧を低下させるようにしたので、発電機の
出力を短絡することなく、その出力電圧を抑制すること
ができる。そのため、出力電圧調整用スイッチに大電流
を流すことなくバッテリが過充電になるのを防止するこ
とができ、出力電圧調整用スイッチとして、短絡式レギ
ュレータを用いた従来の電源装置で採用していた出力短
絡用スイッチに比べて電流容量が小さい安価なものを用
いてコストの低減を図ることができる。また本発明によ
れば、出力電圧を制御する際に電機子コイルに短絡電流
を流す必要がないため、電機子巻線の巻線導体の線径を
小さくして発電機の小形化とコストの低減とを図ること
ができる。
【0065】更に本発明によれば、出力電圧を制御する
際に出力電圧調整用スイッチや電機子コイルに大きな電
流を流す必要がないため、電機子コイルでや出力電圧調
整用スイッチで発生する損失を少なくしてこれらで生じ
る発熱を少なくすることができる。
際に出力電圧調整用スイッチや電機子コイルに大きな電
流を流す必要がないため、電機子コイルでや出力電圧調
整用スイッチで発生する損失を少なくしてこれらで生じ
る発熱を少なくすることができる。
【0066】また本発明において、交流発電機として、
励磁された際に回転子側の磁極と固定子側の磁極とを通
して界磁調整用磁束を流す界磁調整用励磁コイルを固定
子側に備えた磁石式交流発電機を用いた場合には、電圧
調整時に電機子コイル、出力電圧調整用スイッチ及び出
力電圧調整用抵抗器を通して流れる電流を少なくして、
これらで生じる損失をいっそう少なくすることができ
る。
励磁された際に回転子側の磁極と固定子側の磁極とを通
して界磁調整用磁束を流す界磁調整用励磁コイルを固定
子側に備えた磁石式交流発電機を用いた場合には、電圧
調整時に電機子コイル、出力電圧調整用スイッチ及び出
力電圧調整用抵抗器を通して流れる電流を少なくして、
これらで生じる損失をいっそう少なくすることができ
る。
【図1】本発明に係わる電源装置の構成例を示した回路
図である。
図である。
【図2】図1の電源装置で用いる交流発電機の出力特性
曲線と電圧調整時の負荷直線の一例を示した線図であ
る。
曲線と電圧調整時の負荷直線の一例を示した線図であ
る。
【図3】図1の電源装置において交流発電機の巻線仕様
が異なる場合の出力特性曲線と電圧調整時の負荷直線の
一例を示した線図である。
が異なる場合の出力特性曲線と電圧調整時の負荷直線の
一例を示した線図である。
【図4】本発明に係わる電源装置の他の構成例を示した
回路図である。
回路図である。
【図5】本発明に係わる電源装置の更に他の構成例を示
した回路図である。
した回路図である。
【図6】本発明に係わる電源装置の更に他の構成例を示
した回路図である。
した回路図である。
【図7】図6に示した電源装置で用いる磁石式交流発電
機の出力特性曲線と負荷直線の一例を示した線図であ
る。
機の出力特性曲線と負荷直線の一例を示した線図であ
る。
【図8】本発明に係わる電源装置の更に他の構成例を示
した回路図である。
した回路図である。
【図9】本発明に係わる電源装置の更に他の構成例を示
した回路図である。
した回路図である。
【図10】従来の電源装置の構成例を示した回路図であ
る。
る。
1,1´…交流発電機、2…整流回路、3…バッテリ
(負荷)、4…スイッチ制御回路、12…界磁調整用励
磁コイル、Thu〜Thw サイリスタ(出力電圧調整用ス
イッチ)、Ru〜Rw…出力電圧調整用抵抗器。
(負荷)、4…スイッチ制御回路、12…界磁調整用励
磁コイル、Thu〜Thw サイリスタ(出力電圧調整用ス
イッチ)、Ru〜Rw…出力電圧調整用抵抗器。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 中川 昌紀
静岡県沼津市大岡3744番地 国産電機株式
会社内
(72)発明者 稲葉 豊
静岡県沼津市大岡3744番地 国産電機株式
会社内
Fターム(参考) 5G060 AA05 CA13 DA02 DB01
5H590 AA02 AA03 AB01 AB04 CA07
CA23 CC01 CC02 CC18 CC22
CC24 CD01 CE05 DD25 DD64
EA13 EB02 EB12 EB14 EB21
FA06 FA08 FB01 FC14 FC15
FC17 FC21 FC26 GA02 HA02
Claims (6)
- 【請求項1】 回転界磁及び電機子コイルをそれぞれ回
転子側及び固定子側に備えた交流発電機と、前記交流発
電機の出力を整流して負荷に供給する整流回路とを備え
た電源装置において、 制御信号が与えられた際にオン状態になる出力電圧調整
用スイッチと該出力電圧調整用スイッチに対して直列に
接続された出力電圧調整用抵抗器とを通して前記電機子
コイルに出力電圧調整用負荷電流を流す出力電圧調整用
負荷電流通電回路と、前記負荷側の状態が前記発電機の
出力電圧を抑制する必要がある状態になったことが検出
されたときに前記出力電圧調整用スイッチに制御信号を
与えるスイッチ制御回路とを具備し、 前記交流発電機が設定電圧で最大出力を発生する回転速
度で回転している状態で前記出力電圧調整用スイッチが
オン状態になったときに前記整流回路の出力電圧が前記
設定電圧以下に低下するように、前記出力電圧調整用抵
抗器の抵抗値が設定されていることを特徴とする交流発
電機を備えた電源装置。 - 【請求項2】 永久磁石からなる回転界磁及び電機子コ
イルをそれぞれ回転子側及び固定子側に備え、励磁され
た際に回転子側の磁極と固定子側の磁極とを通して界磁
調整用磁束を流す界磁調整用励磁コイルを固定子側に備
えた交流発電機と、前記交流発電機の出力を整流して負
荷に供給する整流回路とを備えた電源装置において、 制御信号が与えられたときにオン状態になる出力電圧調
整用スイッチと該出力電圧調整用スイッチに対して直列
に接続された出力電圧調整用抵抗器とを通して前記電機
子コイルに出力電圧調整用負荷電流を流す出力電圧調整
用負荷電流通電回路と、前記負荷側の状態が前記発電機
の出力電圧を抑制する必要がある状態になったことが検
出されたときに前記出力電圧調整用スイッチ及び励磁制
御用スイッチに制御信号を与えるスイッチ制御回路とを
備え、 前記界磁調整用励磁コイルは、前記スイッチ制御回路が
前記制御信号を発生した時にオン状態になる励磁制御用
スイッチを通して前記整流回路の出力端子間に接続さ
れ、 前記界磁調整用励磁コイルは、前記励磁制御用スイッチ
がオン状態にされて前記整流回路の出力により励磁され
たときに前記交流発電機の回転子の磁石界磁を減磁する
ように設けられ、 前記交流発電機が設定電圧で最大出力を発生する回転速
度で回転している状態で前記出力電圧調整用スイッチが
オン状態になったときに前記整流回路の出力電圧が前記
設定電圧以下に低下するように、前記出力電圧調整用抵
抗器の抵抗値が設定されていること、 を特徴とする交流発電機を備えた電源装置。 - 【請求項3】 前記整流回路はダイオードブリッジ全波
整流回路からなり、 前記出力電圧調整用スイッチは、前記交流発電機の各出
力端子と前記全波整流回路の負極側の直流出力端子との
間に前記出力電圧調整用抵抗器を通して接続され、各出
力電圧調整用スイッチは、そのオン時に前記発電機の各
出力端子側から整流回路の負極側の直流出力端子側に電
流を流すように設けられている請求項1または2に記載
の交流発電機を備えた電源装置。 - 【請求項4】 前記整流回路はダイオードブリッジ全波
整流回路からなり、 前記出力電圧調整用スイッチは、前記交流発電機の各出
力端子と前記全波整流回路の正極側の直流出力端子との
間に前記出力電圧調整用抵抗器を通して接続され、各出
力電圧調整用スイッチは、そのオン時に前記整流回路の
正極側の直流出力端子側から前記発電機の各出力端子側
に電流を流すように設けられている請求項1または2に
記載の交流発電機を備えた電源装置。 - 【請求項5】 前記整流回路はダイオードブリッジ全波
整流回路からなり、 前記出力電圧調整用スイッチは前記全波整流回路のブリ
ッジの下辺を構成する各ダイオードに対して直列に接続
されたMOSFETからなり、 前記全波整流回路のブリッジの下辺を構成する各ダイオ
ードに並列に前記出力電圧調整用抵抗器が接続されてい
ること、 を特徴とする請求項1または2に記載の交流発電機を備
えた電源装置。 - 【請求項6】 前記出力電圧調整用スイッチと前記出力
電圧調整用抵抗器とは熱的に遮断された状態で設けられ
ていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか一
つに記載の交流発電機を備えた電源装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001385802A JP2003189697A (ja) | 2001-12-19 | 2001-12-19 | 交流発電機を備えた電源装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001385802A JP2003189697A (ja) | 2001-12-19 | 2001-12-19 | 交流発電機を備えた電源装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003189697A true JP2003189697A (ja) | 2003-07-04 |
Family
ID=27595115
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001385802A Withdrawn JP2003189697A (ja) | 2001-12-19 | 2001-12-19 | 交流発電機を備えた電源装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003189697A (ja) |
Cited By (8)
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|---|---|---|---|---|
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-
2001
- 2001-12-19 JP JP2001385802A patent/JP2003189697A/ja not_active Withdrawn
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