JP2003189552A - モータ - Google Patents
モータInfo
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- JP2003189552A JP2003189552A JP2001376978A JP2001376978A JP2003189552A JP 2003189552 A JP2003189552 A JP 2003189552A JP 2001376978 A JP2001376978 A JP 2001376978A JP 2001376978 A JP2001376978 A JP 2001376978A JP 2003189552 A JP2003189552 A JP 2003189552A
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Abstract
められるモータを提供する。 【解決手段】 筒状のヨーク1と、このヨーク1の開口
部を塞ぐブラケット2と、ヨーク1の内側に固定される
マグネット3と、マグネット3の内側に回転可能に設け
られるロータ4と、ロータ4の巻線6に導通した整流子
7と、整流子7に摺接するブラシ11と、各ブラシ11
は摺動可能に支持するブラシホルダ12とを備えるモー
タにおいて、ブラケットにロータ4の回転中心軸に略直
交する基盤部2aと、ロータ4の回転中心軸方向に延び
る筒部2cを樹脂を成形して一体形成し、基盤部2aに
対してブラシホルダ12を固定するカシメ部(取り付け
手段)12hと、筒部2cに対してブラシホルダ12の
傾倒を係止するガイド部2gとを備えるものとした。
Description
いはジェネレータのブラシ構造に関するものである。
2001−25184号公報に開示されたは、図5、図
6に示すように、円筒状のヨークの開口端を塞ぐ金属製
ブラケット52と、このヨーク内に固定されたマグネッ
トと、ヨーク内にベアリング58により回転自在に設け
られたロータシャフトと、ロータシャフトに固定された
整流子と、この整流子に電流を供給するブラシ装置60
とが配置される。ブラケット52の切欠部55にグロメ
ット56が嵌められ、このグロメット6を貫通したリー
ド線57がブラシ装置60に接続されている。
形によりリードプレート53が埋設されたベース66
と、このベース66に固定された金属製の箱形をしたブ
ラシホルダ61と、このブラシホルダ61内に保持され
バネ62により整流子に当接するブラシ63と、各ブラ
シ63に一端部が接続され他端部がリードプレート53
に接続された銅編み線64とを備える。ベース66は2
本のネジ54を介してブラケット52に締結されてい
る。
うな従来のモータにあっては、箱形をした金属製ブラシ
ホルダ61の基端部のみがブラケット52に固定される
取り付け構造のため、ブラシホルダ61が受ける横力に
対する強度を確保しにくい。この対策として、ブラシホ
ルダ61の板厚を大きくすると、ブラシホルダ61の成
形加工性を確保することが難しくなる。また、プレス加
工によって形成されるブラシホルダ61の寸法精度が悪
いと、設置面に対してブラシホルダ61を垂直に立てら
れないという問題点があった。
材で形成されているため、部品点数、組立工数が増加す
る。また、ベース66とブラケット52の組み付け誤差
によってブラケット52に対するブラシ63の位置精度
が悪化するという問題点があった。
のであり、構造を簡素化し、かつブラシの位置精度を高
められるモータを提供することを目的とする。
ークと、このヨークの開口部を塞ぐブラケットと、ヨー
クの内側に固定されるマグネットと、マグネットの内側
に回転可能に設けられるロータと、ロータの巻線に導通
した整流子と、バネの付勢力により整流子に摺接するブ
ラシと、各ブラシを摺動可能に支持するブラシホルダと
を備えるモータにおいて、ブラケットにロータの回転中
心軸に略直交する基盤部と、ロータの回転中心軸方向に
延びる筒部とを樹脂を成形して一体形成し、この基盤部
に対してブラシホルダを固定する取り付け手段と、この
筒部に対してブラシホルダの傾倒を係止するガイド部と
を備えたことを特徴とするものとした。
シホルダにコイル状のバネが介装されるバネ支持部を膨
出して形成し、このバネ支持部を各ガイド部に係合する
部位で切り欠いたことを特徴とするものとした。
ホルダはブラケットの円盤部に固定されるとともに、ガ
イド部に係合してその傾倒が係止されることにより、以
下の効果が得られる。
を確保できる。この結果、ブラシホルダの板厚を小さく
して、ブラシホルダの成形加工性を高めて歩止まりの向
上がはかられる。
ホルダの寸法精度が悪くても、円盤部に対して倒れるこ
とが係止され、ブラシホルダによって案内されるブラシ
の位置精度が確保される。この結果、ブラシがブラシホ
ルダに対して円滑に摺動し、整流子に対する追従性が確
保される。
振動や騒音が生じる場合、ブラシホルダのガイド部に対
する幅を適度なはめあい寸法に設定して、ブラシホルダ
をガイド部に嵌合させることにより、ブラシホルダとブ
ラケットが一体化してブラシホルダの剛性が確保され、
振動や騒音の発生を抑えられる。
し、ブラケットにベアリングを支持するベアリングハウ
ジングを一体形成し、ブラケットに対してブラシホルダ
を絶縁部材等を介さずに直接取り付けることにより、整
流子に対するブラシの位置精度が確保される。この結
果、ブラシの位置のアンバランスによってモータに振動
や騒音が生じることが抑えられる。
コイル状のバネを所定位置に保持でき、ブラシに対して
安定した付勢力を与えられる。
切り欠いたことにより、ブラケットはガイド部を直線状
に延びる形状として、各ガイド部に係わる樹脂成形が容
易になり、製品の歩止まりの向上がはかられる。
図面に基づいて説明する。
として、モータ外側のケースを構成する有底筒状の金属
製ヨーク1と、このヨーク1の開口部を塞ぐブラケット
2と、ヨーク1の内側に固定される一対のマグネット
(永久磁石)3と、このマグネット3の内側にて回転す
るロータ(電機子)4と、ロータ4をベアリング15,
16を介して回転可能に支持するシャフト5と備える。
モータは、図示しない電源からから供給される電気がロ
ータ4の巻線6に流れることにより、ロータ4にマグネ
ット3の磁力が回転方向に働いてシャフト5が回転駆動
される。
トを介してモータ取り付け部材19に締結される。ブラ
ケット2は、図2に示すように、ロータ4の回転中心軸
に略直交する基盤部2aと、ロータ4の回転中心軸方向
に延びてヨーク1の内周面に嵌合する筒部2cと、各ボ
ルト18を挿通させるフランジ部2fと、ベアリング1
6を支持するベアリングブラケット2d等を有し、これ
らが樹脂によって一体成形される。
構成として、シャフト5に取り付けられ巻線6に導通し
た整流子7と、整流子7にバネ10によって押し付けら
れる一対のブラシ11と、各ブラシ11は摺動可能に支
持する一対のブラシホルダ12と、各ブラシ11から延
びる一対の銅編み線13と、電源に導通したハーネス1
4と、各銅編み線13及びハーネス14が接続される一
対のリードプレート8とを備える。
シホルダ12は一対に限らず、それ以上の個数を設けて
も良い。
ブラケット2にインサートモールド成形によって埋め込
まれて一体化される。このインサートモールド成形は、
金型内に各リードプレート8を載置し、合成樹脂を注入
して成形することにより各リードプレート8とブラケッ
ト2とを一体化するようになっている。
配線取り出し部2kが形成され、この配線取り出し部2
kにはハーネス14との間にグロメット9が介装されて
密封される。
ラケット2に囲まれて摺動可能に支持される。箱形のブ
ラシホルダ12は、図3の(a),(b),(c),
(d)図に示すように、ブラケット2の円盤部2aに対
して略垂直に立ち上がる対の側部12aと、各側部12
aの先端を結ぶ先端部12bを有し、各側部12aに対
して先端部12bが略直交している。
3を挿通させるスリット12dが形成される。
バネ10が介装されるバネ支持部12cが断面円弧状に
膨出して形成される。バネ10は、ブラシホルダ12の
バネ支持部12c内に介装され、その一端がブラケット
2の筒部2cの内周面に当接し、その他端がブラシ11
の端面に当接し、ブラシ11を整流子7に押し付ける。
が、ブラシホルダ12はブラケット2の円盤部2aに対
してリードプレート8を介して固定されるとともに、ブ
ラケット2の筒部2cに対してブラシホルダ12の傾倒
が係止される構造とする。
ホルダ12を固定する取り付け手段として、ブラシホル
ダ12はその基端部にリードプレート8に着座する4つ
の取付座12eと、一対の爪12hを有し、各爪12h
がリードプレート8及びブラケット2を挿通してカシメ
固定される。
上の個数を設けても良い。また、取付座12eも4つ限
らず、2つ以上の個数を設けても良い。
ルダ12の傾倒を係止する手段として、筒部2cの内周
面から軸方向に延びる2条のガイド部2gが突出形成さ
れ、ブラシホルダ12の側部12aの後端部が各ガイド
部2gに係合してブラシホルダ12の傾倒が係止され
る。
各ガイド部2gに係合する部位で切り欠いた切り欠き部
12iが形成される一方、ブラケット2の各ガイド部2
gは直線状に延びてブラシホルダ12に当接する面が平
面状に形成される。
て説明する。
流が、リードプレート8、銅編み線13、ブラシ11、
整流子7を通って巻線6に流れることにより、ロータ4
にマグネット3の磁力が回転方向に働き、シャフト5を
回転駆動する。
リングハウジングを樹脂を成形して一体形成し、ブラケ
ット2に対してブラシホルダ12を絶縁部材等を介さず
に直接取り付けることにより、整流子7に対するブラシ
11の位置精度が確保される。この結果、ブラシ11の
位置のアンバランスによってモータに振動や騒音が生じ
ることが抑えられる。
の円盤部2aに対してカシメ固定されるとともに、筒部
2cに形成されたガイド部2gに係合してその傾倒が係
止されることにより、以下の効果が得られる。
強度を確保できる。この結果、ブラシホルダ61の板厚
を小さくして、ブラシホルダ61の成形加工性を高めら
れ、歩止まりの向上がはかられる。
ルダ61の寸法精度が悪くても、円盤部2aに対して垂
直に保持され、ブラシホルダ12によって案内されるブ
ラシ11の位置精度が確保される。この結果、ブラシ1
1がブラシホルダ12に対して円滑に摺動し、整流子7
に対する追従性が確保される。
して振動や騒音が生じる場合、ブラシホルダ12のガイ
ド部2gに対する幅を適度なはめあい寸法に設定して、
ブラシホルダ12をガイド部2gに嵌合させることによ
り、ブラシホルダ12とブラケット2が一体化し、ブラ
シホルダ12の剛性が確保され、振動や騒音の発生を抑
えられる。
状の断面を持って膨らむバネ支持部12cを有すること
により、コイル状のバネ10を所定位置に保持でき、ブ
ラシ11に対して安定した付勢力を与えられる。
各ガイド部2gに係合する部位で切り欠いた切り欠き部
12iが形成されることにより、ブラケット2の各ガイ
ド部2gは直線状に延びる形状とすることが可能とな
る。これにより、ブラケット2は各ガイド部2gに係わ
る樹脂成形が容易になり、製品の歩止まりの向上がはか
られる。
(b)図に示すように、ブラシホルダ12にはバネ支持
部12cを切り欠かず、各ガイド部2gにバネ支持部1
2cに係合する凹部12jを形成しても良い。しかし、
この場合、ブラケット2は各ガイド部2gに係わる樹脂
成形が難しくなり、製品の歩止まりが悪化する可能性が
ある。また、図中矢印で示す方向からブラシホルダ12
を組み付けることができず、組み付け作業性が悪い。
ラシホルダ12の傾倒を係止する手段として、筒部2c
の内周面から軸方向に延びるガイド部を凹状に窪ませて
形成しても良い。
個数は、上記実施の形態に限らず、少なくとも一個が設
けられていれば良い。
ータ等の回転電機にも適用できる。
に、その技術的な思想の範囲内において種々の変更がな
しうることは明白である。
Claims (2)
- 【請求項1】筒状のヨークと、このヨークの開口部を塞
ぐブラケットと、ヨークの内側に固定されるマグネット
と、マグネットの内側に回転可能に設けられるロータ
と、ロータの巻線に導通した整流子と、バネの付勢力に
よって整流子に摺接するブラシと、各ブラシを摺動可能
に支持するブラシホルダとを備えるモータにおいて、 前記ブラケットにロータの回転中心軸に略直交する基盤
部と、ロータの回転中心軸方向に延びる筒部とを樹脂を
成形して一体形成し、 この基盤部に対してブラシホルダを固定する取り付け手
段を備え、 ブラケットにこの筒部に対してブラシホルダの傾倒を係
止するガイド部を形成したことを特徴とするモータ。 - 【請求項2】前記ブラシホルダにコイル状の前記バネが
介装されるバネ支持部を膨出して形成し、 このバネ支持部を前記ガイド部に係合する部位で切り欠
いたことを特徴とする請求項1に記載のモータ。
Priority Applications (1)
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JP2001376978A JP3764094B2 (ja) | 2001-12-11 | 2001-12-11 | モータ |
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JP2001376978A JP3764094B2 (ja) | 2001-12-11 | 2001-12-11 | モータ |
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JP3764094B2 JP3764094B2 (ja) | 2006-04-05 |
Family
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Family Applications (1)
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005151654A (ja) * | 2003-11-13 | 2005-06-09 | Mitsubishi Electric Corp | 回転電機 |
-
2001
- 2001-12-11 JP JP2001376978A patent/JP3764094B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2005151654A (ja) * | 2003-11-13 | 2005-06-09 | Mitsubishi Electric Corp | 回転電機 |
JP4532094B2 (ja) * | 2003-11-13 | 2010-08-25 | 三菱電機株式会社 | 回転電機 |
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