JP2003187377A - 車種判別装置及び車種判別方法 - Google Patents

車種判別装置及び車種判別方法

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JP2003187377A
JP2003187377A JP2001381955A JP2001381955A JP2003187377A JP 2003187377 A JP2003187377 A JP 2003187377A JP 2001381955 A JP2001381955 A JP 2001381955A JP 2001381955 A JP2001381955 A JP 2001381955A JP 2003187377 A JP2003187377 A JP 2003187377A
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vehicle type
vehicle
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unit
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JP2001381955A
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English (en)
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Hiroyuki Matsumoto
洋幸 松本
Takashige Matsuda
▲高▼重 松田
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車種を判別するコンピュータの計算負荷を低
減すること。 【解決手段】 道路を走行する車両に関して測定された
複数測定値を収集する測定結果収集部7と、複数測定値
に基づいて車両の車種を判別する複数の車種判別部8−
1〜8−nと、複数の車種判別部8−1〜8−nから選
択車種判別部8−iを選択して起動させる選択部6と、
選択車種判別部8−iにより判別された車種を出力する
車種出力部9とを具備している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車種判別装置に関
し、特に、道路を走行する車両の車種を判別する車種判
別装置に関する。
【0002】
【従来の技術】有料道路の通行料金を無人で収受するE
TCシステムが利用されている。そのETCシステムに
よれば、車両に装着されたETC車載器と料金所ゲート
に設置されたアンテナとの通信により、車両が料金所を
一旦停止しないで通過し、料金の支払いを自動化するこ
とができる。すなわち、有料道路の入り口では、車両が
ETCレーンを走行すると、ETC車載器はETCゲー
トのアンテナに車両の車種を通知し、アンテナはETC
車載器に入り口料金所を通知する。有料道路の出口で
は、車両がETCレーンを走行すると、ETC車載器は
ETCゲートのアンテナに車両の車種と入り口料金所と
を通知し、アンテナは計算された通行料金をETC車載
器に通知する。このようなETCシステムは、料金支払
いの利便性を向上させ、交通渋滞を緩和し、排気ガスお
よび騒音を減少させて環境を保全する。
【0003】有料道路は、一般的に、通行する車両の車
種により通行料金が決定される。このようなETCシス
テムでは、ETCゲート通過時にETC車載器とアンテ
ナとの間で通信できなかったときなどに、適正な通行料
金を課金することができない場合がある。ETCゲート
を通過する車種をETC車載器との通信以外の方法でよ
り確実に判別する車種判別装置が望まれている。
【0004】図7は、公知の車種判別装置を示してい
る。その車種判別装置100は、ETCゲートに向かう
ETCレーン101に設置され、センサ群と車種判別装
置本体102とを備えている。そのセンサ群は、車両検
知器103、踏み板104、車長検知器105およびカ
メラ106を備えている。車両検知器103は、ETC
レーン101を隔てて対向して設置される投光器と受光
器とを備え、その投光器と受光器との間に車両が存在し
ているかどうかを検知し、その車両の車高を測定する。
踏み板104は、ETCレーン101に車線方向107
の垂直方向にほぼ道幅全体に渡って埋設され、ETCレ
ーン101を走行する車両の車輪に踏まれて、その車両
の車輪との接触状況を測定して、車両の軸数、輪距およ
びタイヤパターンを検出する。車長検出器105は、車
両検知器102から所定の長さだけ車線方向107に離
れた地点にETCレーン101を隔てて対向して設置さ
れる投光器と受光器とを備え、その投光器と受光器との
間に車両が存在しているかどうかを検知し、その車両の
車長がその所定の長さより長いか短いかを検出する。こ
のような車長検出器105は、検出したい車長毎に複数
が設置されている。カメラ106は、車両の前方を撮像
し、車両のナンバープレートの大きさと車両番号を検出
する。車種判別装置本体102は、情報処理装置(コン
ピュータ)であり、センサ群により計測された車両の車
高、車長、車軸数、輪距、タイヤパターン、車両番号の
すべてに基づいて車両の車種を判別する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、計算
負荷を低減する車種判別装置を提供することにある。本
発明の他の課題は、より高速に車種を判別する車種判別
装置を提供することにある。本発明のさらに他の課題
は、より確実に車種を判別する車種判別装置を提供する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】以下に、[発明の実施の
形態]で使用される番号・符号を括弧()付きで用い
て、課題を解決するための手段を説明する。これらの番
号・符号は、[特許請求の範囲]の記載と[発明の実施
の形態]の記載との対応関係を明らかにするために付加
されたものであり、[特許請求の範囲]に記載されてい
る発明の技術的範囲の解釈に用いてはならない。
【0007】本発明による車種判別装置(1)は、道路
を走行する車両に関して測定された複数測定値を収集す
る測定結果収集部(7)と、複数測定値に基づいて車両
の車種を判別する複数の車種判別部(8−1〜8−n)
と、複数の車種判別部(8−1〜8−n)から選択車種
判別部(8−i)を選択して起動させる選択部(6)
と、選択車種判別部(8−i)により判別された車種を
出力する車種出力部(9)とを具備している。道路毎に
より適切な車種判別方法が存在する。本発明による車種
判別装置(1)は、複数の車種判別部(8−1〜8−
n)から適当な選択車種判別部(8−i)を選択するこ
とにより、より確実に車種を判別することができる。
【0008】複数の車種判別部(8−1〜8−n)の各
々は、複数測定値に基づいて車両の車種を判別する複数
の車種判別ロジック(11−1〜11−m)を備えてい
る。複数の車種判別ロジック(11−1〜11−m)
は、互いに複数測定値の優先順位が異なり、複数の車種
判別部(8−1〜8−n)の各々は、複数の車種判別ロ
ジック(11−1〜11−m)のうちの1つの車種判別
ロジック(11−1〜11−m)により車両の車種を判
別することができなかったときに、複数の車種判別ロジ
ック(11−1〜11−m)のうちの他の車種判別ロジ
ック(11−1〜11−m)により車種を判別する。一
般に車種判別方法は、互いに独立した複数の車種判別ロ
ジック(11−1〜11−m)の組み合わせから構成さ
れ、複数の車種判別ロジック(11−1〜11−m)が
並列に実行される。複数の車種判別部(8−1〜8−
n)の各々は、複数の車種判別ロジック(11−1〜1
1−m)を順番に実行させ、情報処理装置の計算負荷を
低減させる。
【0009】選択部(6)は、道路を走行する車両の車
種の分布に基づいて選択車種判別部(8−i)を選択し
て起動させることが好ましい。
【0010】本発明による車種判別装置(1)は、日時
と分布とを対応づける車種分布データベース(4)と、
車種分布データベース(4)を参照して、日時に対応す
る分布を推測する車種分布推測部(5)を更に具備して
いる。選択部(6)は、間欠的に車種分布推測部(5)
により推測された分布に基づいて選択車種判別部(8−
i)を選択することが好ましい。
【0011】本発明による車種判別装置(1)は、更
に、車種出力部(9)により出力された車種を日時とと
もに車種分布データベース(4)に記録するデータベー
ス更新部(10)を具備していることが好ましい。
【0012】選択部(6)は、ユーザの操作に基づいて
選択車種判別部(8−i)を選択することが好ましい。
【0013】選択部(6)により道路を走行する車両に
普通自動車の分布が大きいときに選択される選択車種判
別部(8−i)は、複数測定値である車両の車両番号を
優先して車種を判別する車種判別ロジック(11−1〜
11−m)を複数測定値である車両の形状を優先して車
種を判別する車種判別ロジック(11−1〜11−m)
より前に実行させることが好ましい。
【0014】選択部(6)により道路を走行する車両に
普通自動車の分布が小さいときに選択される選択車種判
別部(8−i)は、複数測定値である車両の形状を優先
して車種を判別する車種判別ロジック(11−1〜11
−m)を複数測定値である車両の車両番号を優先して車
種を判別する車種判別ロジック(11−1〜11−m)
より前に実行させることが好ましい。
【0015】本発明による車種判別方法は、道路を走行
する車両に関して測定された複数測定値を収集するステ
ップと、複数測定値に基づいて車両の車種を判別する複
数の車種判別方法から選択車種判別方法を選択するステ
ップと、選択車種判別方法により判別された車種を出力
するステップとを具備している。道路毎により適切な車
種判別方法が存在する。本発明による車種判別装置
(1)は、複数の車種判別部(8−1〜8−n)から適
当な選択車種判別部(8−i)を選択することにより、
より確実に車種を判別することができる。
【0016】複数の車種判別方法の各々は、複数測定値
に基づいて車両の車種を判別する複数の車種判別ロジッ
ク(11−1〜11−m)を備えている。複数の車種判
別ロジック(11−1〜11−m)は、互いに複数測定
値の優先順位が異なり、複数の車種判別方法の各々は、
複数の車種判別ロジック(11−1〜11−m)のうち
の1つの車種判別ロジック(11−1〜11−m)によ
り車両の車種を判別することができなかったときに、複
数の車種判別ロジック(11−1〜11−m)のうちの
他の車種判別ロジック(11−1〜11−m)により車
種を判別する。一般に車種判別方法は、互いに独立した
複数の車種判別ロジック(11−1〜11−m)の組み
合わせから構成され、複数の車種判別ロジック(11−
1〜11−m)が並列に実行される。複数の車種判別部
(8−1〜8−n)の各々は、複数の車種判別ロジック
(11−1〜11−m)を順番に実行させ、情報処理装
置の計算負荷を低減させる。
【0017】その選択するステップは、道路を走行する
車両の車種の分布に基づいて選択車種判別方法を選択す
ることが好ましい。
【0018】本発明による車種判別装置は、日時と分布
とを対応づける車種分布データベース(4)を参照し
て、日時に対応する分布を推測するステップを更に具備
している。選択するステップは、推測するステップによ
り推測された分布に基づいて選択車種判別方法を選択す
ることが好ましい。
【0019】本発明による車種判別装置は、更に、選択
車種判別方法により判別された車種を日時とともに車種
分布データベース(4)に記録するステップを具備して
いることが好ましい。
【0020】道路を走行する車両に普通自動車の分布が
大きいときに選択される選択車種判別方法は、複数測定
値である車両番号を優先して車種を判別する車種判別ロ
ジック(11−i)を複数測定値である車両の形状を優
先して車種を判別する車種判別ロジック(11−i′)
より前に実行させることが好ましい。
【0021】道路を走行する車両に普通自動車の分布が
小さいときに選択される選択車種判別方法は、複数測定
値である車両の形状を優先して車種を判別する車種判別
ロジック(11−i′)を複数測定値である車両の車両
番号を優先して車種を判別する車種判別ロジック(11
−i)より前に実行させることが好ましい。
【0022】
【発明の実施の形態】図面を参照して、本発明による車
種判別装置の実施の形態を説明する。その車種判別装置
1は、図1に示されているように、センサ群2と車種判
別装置本体3とを備えている。センサ群2は、車両が走
行する道路に設置される車両検知器、踏み板、車長検知
器およびカメラから形成される。その車両検知器は、道
路の所定の地点に車両が存在しているかどうかを検知
し、その車両の車高を測定する。踏み板は、道路に車線
方向と垂直方向にほぼ道幅全体に渡って埋設され、車両
の車輪に踏まれて、その車両の車輪との接触状況を測定
して、車両の軸数、輪距およびタイヤパターンを検出す
る。車長検出器は、車両検知器から所定の長さだけ車線
方向に離れた地点に車両が存在しているかどうかを検知
し、その車両の車長がその所定の長さより長いか短いか
を判別する。このような車長検出器は、検出したい車長
毎に複数が設置されている。カメラは、車両の前方部分
を撮像し、車両のナンバープレートの大きさと車両番号
を検出する。
【0023】車種判別装置本体3は、情報処理装置(コ
ンピュータ)であり、コンピュータプログラムである車
種分布データベース4、車種分布推測部5、選択部6、
測定結果収集部7、複数の車種判別部8−1〜8−n
(n=2,3,4,…)、車種出力部9およびデータベ
ース更新部10を搭載している。
【0024】車種分布データベース4は、車種判別装置
1が設置されている道路を走行する車両の車種の分布を
日時と対応づけて記録している。車種分布推測部5は、
車種分布データベース4を参照して、曜日、時刻などに
基づいて現在の日時の車種の分布を間欠的に推測して出
力する。選択部6は、車種分布推測部5により推測され
た車両の分布に基づいて複数の車種判別部8−1〜8−
nから1つの車種判別装置8−i(i=1,2,3,
…,n)を選択する。選択部6は、ユーザの操作によ
り、1つの車種判別部8−iを選択することもできる。
【0025】測定結果収集部7は、センサ群2から測定
された測定結果を収集する。測定結果としては、車両の
車高、車長、車軸数、輪距、タイヤパターン、車両番号
があげられる。各車種判別部8−iは、測定結果収集部
7により収集された測定結果に基づいて車両の車種を判
別する。車種出力部9は、車種判別部8−iにより判別
された車両の車種を表示装置に表示し、外部の装置に出
力する。データベース更新部10は、車種判別部8−i
により判別された車両の車種をその車両が通過した日時
とともに車種分布データベース4に記録する。
【0026】図2は、車種判別部8−iを詳細に示して
いる。車種判別部8−iは、コンピュータプログラムで
ある複数の車種判別ロジック11−1〜11−m(m=
1,2,3,…)を含み、車種判別ロジック11−1〜
11−mは、実行される順番が決められている。各車種
判別ロジック11−j(j=1,2,3,…,m)は、
測定結果収集部7により収集される複数の測定結果から
なる集合の部分集合を用いて車両の車種を判別する。そ
の部分集合に属する測定結果は、車種判別ロジック11
−j毎に優先順位が設けられている。車種判別ロジック
11−jに用いられる測定結果の優先順位は、他の車種
判別ロジック11−j′(j′=1,2,3,…,m;
j′≠j)の測定結果の優先順位と異なっている。な
お、車種判別ロジック11−jは、他の車種判別部8−
i′(i′≠i)と共有されることもできる。
【0027】本発明による車種判別方法の実施の形態
は、複数の車種判別部8−1〜8−nから1つの車種判
別部8−iを選択する動作と、選択された車種判別部8
−iにより車種を判別する動作とから構成されている。
【0028】複数の車種判別部8−1〜8−nから1つ
の車種判別部8−iを選択することは、車種判別装置1
が設置される道路を走行する車両の車種の分布に基づい
て実行される。すなわち、車種判別装置1は、車種の分
布を入力され、その分布に基づいて複数の車種判別部8
−1〜8−nから1つの車種判別部8−iを選択する。
車種判別装置1は、さらに、自動的に車種を統計して分
布を作成し、間欠的に作成された分布に基づいて複数の
車種判別部8−1〜8−nから1つの車種判別部8−i
を選択する。なお、車種判別装置1は、分布に基づいて
1つの車種判別部8−iを選択する機能を必ずしも有す
る必要は無い。このとき、車種判別装置1は、ユーザの
操作により複数の車種判別部8−1〜8−nから1つの
車種判別部8−iを選択し、さらにユーザにより操作さ
れるまで車種判別部8−iが変更されない。このユーザ
の操作は、車種判別装置1が道路に設置されるときに実
行される。
【0029】図3は、選択された車種判別部8−iによ
り車種を判別する動作を示している。まず、1台の車両
が検知されると、最初の車種判別ロジック11−1が、
収集された測定結果に基づいて車両の車種を判別する
(ステップS1)。最初の車種判別ロジック11−2で
車種が判別されたとき(ステップS2;判別)、車種判
別装置1は、判別された車種を表示装置に表示し、他の
装置に出力する(ステップS3)。
【0030】車種判別ロジック11−1で車種が判別さ
れないとき(ステップS2;不明)、車種判別装置1
は、次の車種判別ロジック11−2を実行し、車種判別
ロジック11−2が、収集された測定結果に基づいて車
両の車種を判別する(ステップS4)。車種判別ロジッ
ク11−2で車種が判別されたとき(ステップS5;判
別)、車種判別装置1は、判別された車種を表示装置に
表示し、他の装置に出力する(ステップS3)。車種判
別ロジック11−2が最後のロジックであり、車種が判
別されないとき(ステップS5;不明)、車種判別装置
1は、車種判別に失敗したことを表示装置に表示し、他
の装置に出力する(ステップS6)。
【0031】一般に車種判別方法は、互いに独立した複
数の車種判別ロジック11−1〜11−mの組み合わせ
から構成され、複数の車種判別ロジック11−1〜11
−mが並列に実行される。車種判別部8−iは、複数の
車種判別ロジック11−1〜11−mを順番に実行さ
せ、判別された時点で計算を終了する。このため、この
車種判別方法を実行する情報処理装置は、計算の負荷が
小さい。
【0032】図4〜図5は、車種判別部8−iに実行さ
れる1つの車種判別ロジックであるフローロジックを示
している。そのフローロジックは、車両の形状を優先し
て車種を判別する車種判別ロジックであり、フローチャ
ートにより表現される。そのフローチャートは、複数の
判断ステップから構成され、その複数の判断ステップ
は、それぞれ車両の軸数、車高、タイヤパターン、トレ
ッド(輪距)、脱輪可能性により、次に実行される判断
ステップを指し示し、または、車両の車種を判別してい
る。フローロジックは、車両の軸数、車高、タイヤパタ
ーン、トレッド(輪距)および脱輪可能性に基づいて、
フローチャートを実行し、対応する車種を判別する。
【0033】図6は、車種判別部8−iに実行される他
の1つの車種判別ロジックであるマトリクスロジックを
示している。そのマトリクスロジックは、車両番号を優
先して車種を判別する車種判別ロジックであり、表によ
り表現される。その表は、車両番号の種類と、ナンバー
プレートが中板プレートまたは大板プレートであるか
と、車両の軸数とから形成される組み合わせと車種とを
対応づけている。マトリクスロジックは、収集された車
両番号の種類と、ナンバープレートが中板プレートまた
は大板プレートであるかと、車両の軸数とに基づいて、
対応する車種を判別する。
【0034】普通自動車の分布が小さい道路では、図4
〜図5のフローロジックが最初に実行され、次ぎに図6
のマトリクスロジックが実行されることが好ましい。普
通自動車の分布が大きい道路では、図6のマトリクスロ
ジックが最初に実行され、次ぎに図4〜図5のフローロ
ジックが実行されることが好ましい。このような車種判
別は、より確実に車種を判別することができる。
【0035】
【発明の効果】本発明による車種判別装置は、車種を判
別する際、情報処理装置の計算負荷を低減することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明による車種判別装置の実施の形
態を示すブロック図である。
【図2】図2は、車種判別部の実施の形態を示すブロッ
ク図である。
【図3】図3は、車種を判別する動作を示すフローチャ
ートである。
【図4】図4は、車種判別ロジックであるフローロジッ
クを示すフローチャートである。
【図5】図5は、車種判別ロジックであるフローロジッ
クを示すフローチャートである。
【図6】図6は、車種判別ロジックであるマトリクスロ
ジックを示す表である。
【図7】図7は、公知の車種判別装置の実施の形態を示
す図である。
【符号の説明】
1:車種判別装置 2:センサ群 3:車種判別装置本体 4:車種分布データベース 5:車種分布推測部 6:選択部 7:測定結果収集部 8−1〜8−n:車種判別部 9:車種出力部 10:データベース更新部 11−1〜11−m:車種判別ロジック

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 道路を走行する車両に関して測定された
    複数測定値を収集する測定結果収集部と、 前記複数測定値に基づいて前記車両の車種を判別する複
    数の車種判別部と、 前記複数の車種判別部から選択車種判別部を選択して起
    動させる選択部と、 前記選択車種判別部により判別された前記車種を出力す
    る車種出力部とを具備する車種判別装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、 前記複数の車種判別部の各々は、前記複数測定値に基づ
    いて前記車両の車種を判別する複数の車種判別ロジック
    を備え、 前記複数の車種判別ロジックは、互いに前記複数測定値
    の優先順位が異なり、 前記複数の車種判別部の各々は、前記複数の車種判別ロ
    ジックのうちの1つの車種判別ロジックにより前記車両
    の車種を判別することができなかったときに、前記複数
    の車種判別ロジックのうちの他の車種判別ロジックによ
    り前記車種を判別する車種判別装置。
  3. 【請求項3】請求項1または請求項2のいずれかにおい
    て、 前記選択部は、前記道路を走行する車両の車種の分布に
    基づいて前記選択車種判別部を選択して起動させる車種
    判別装置。
  4. 【請求項4】請求項3において、 日時と前記分布とを対応づける車種分布データベース
    と、 前記車種分布データベースを参照して、日時に対応する
    前記分布を推測する車種分布推測部を更に具備し、 前記選択部は、前記車種分布推測部により推測された前
    記分布に基づいて前記選択車種判別部を選択する車種判
    別装置。
  5. 【請求項5】請求項4において、更に、 前記車種出力部により出力された車種を日時とともに前
    記車種分布データベースに記録するデータベース更新部
    を具備する車種判別装置。
  6. 【請求項6】請求項2において、 前記選択部は、ユーザの操作に基づいて前記選択車種判
    別部を選択する車種判別装置。
  7. 【請求項7】請求項2において、 前記道路を走行する車両に普通自動車の分布が大きいと
    きに選択される前記選択車種判別部は、前記車両の車両
    番号を優先して車種を判別する前記車種判別ロジックを
    前記車両の形状を優先して車種を判別する前記車種判別
    ロジックより前に実行させる車種判別装置。
  8. 【請求項8】請求項2において、 前記道路を走行する車両に普通自動車の分布が小さいと
    きに選択される前記選択車種判別部は、前記車両の形状
    を優先して車種を判別する前記車種判別ロジックを前記
    車両の車両番号を優先して車種を判別する前記車種判別
    ロジックより前に実行させる車種判別装置。
  9. 【請求項9】 道路を走行する車両に関して測定された
    複数測定値を収集するステップと、 前記複数測定値に基づいて前記車両の車種を判別する複
    数の車種判別方法から選択車種判別方法を選択するステ
    ップと、 前記選択車種判別方法により判別された前記車種を出力
    するステップとを具備する車種判別方法。
  10. 【請求項10】請求項9において、 前記複数の車種判別方法の各々は、前記複数測定値に基
    づいて前記車両の車種を判別する複数の車種判別ロジッ
    クを備え、 前記複数の車種判別ロジックは、互いに前記複数測定値
    の優先順位が異なり、前記複数の車種判別方法の各々
    は、前記複数の車種判別ロジックのうちの1つの車種判
    別ロジックにより前記車両の車種を判別することができ
    なかったときに、前記複数の車種判別ロジックのうちの
    他の車種判別ロジックにより前記車種を判別する車種判
    別方法。
  11. 【請求項11】請求項9または請求項10のいずれかに
    おいて、 前記選択するステップは、前記道路を走行する車両の車
    種の分布に基づいて前記選択車種判別方法を選択する車
    種判別方法。
  12. 【請求項12】請求項11において、 日時と前記分布とを対応づける車種分布データベースを
    参照して、日時に対応する前記分布を推測するステップ
    を更に具備し、 前記選択するステップは、前記推測するステップにより
    推測された前記分布に基づいて前記選択車種判別方法を
    選択する車種判別方法。
  13. 【請求項13】請求項12において、更に、 前記選択車種判別方法により判別された車種を日時とと
    もに前記車種分布データベースに記録するステップを具
    備する車種判別方法。
  14. 【請求項14】請求項10において、 前記道路を走行する車両に普通自動車の分布が大きいと
    きに選択される前記選択車種判別方法は、車両番号を優
    先して車種を判別する前記車種判別ロジックを前記車両
    の形状を優先して車種を判別する前記車種判別ロジック
    より前に実行させる車種判別方法。
  15. 【請求項15】請求項10において、 前記道路を走行する車両に普通自動車の分布が小さいと
    きに選択される前記選択車種判別方法は、前記車両の形
    状を優先して車種を判別する前記車種判別ロジックを前
    記車両の車両番号を優先して車種を判別する前記車種判
    別ロジックより前に実行させる車種判別方法。
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