JP2003187260A - 描画処理プログラム、描画処理プログラムを記録した記録媒体、描画処理装置及び方法 - Google Patents

描画処理プログラム、描画処理プログラムを記録した記録媒体、描画処理装置及び方法

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JP2003187260A JP2002133584A JP2002133584A JP2003187260A JP 2003187260 A JP2003187260 A JP 2003187260A JP 2002133584 A JP2002133584 A JP 2002133584A JP 2002133584 A JP2002133584 A JP 2002133584A JP 2003187260 A JP2003187260 A JP 2003187260A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 例えば曲線部分の描画を、少ない負荷で且つ
高速に実現可能とする。 【解決手段】 パラメータ設定ユニット33は、DDA
パラメータ(初期値、傾き値等)を設定する。DDAユ
ニット34は、DDAパラメータを用いたDDA処理に
より線形補間演算を行う。DDAユニット34でのDD
A処理により得られた値は、コントロールロジック32
にフィードバックされる。コントロールロジック32
は、DDAユニット34からフィードバックされた値を
パラメータ設定ユニットへ入力する。パラメータ設定ユ
ニット34は、1回目のDDA処理で得られたy座標値
を、2回目のDDA処理での傾き値としてDDAパラメ
ータを再設定する。そして、DDAユニット34では、
その再設定されたDDAパラメータを用いた補間演算を
行うことで非線形補間を実現する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば3次元ポリ
ゴンデータから2次元画像情報を生成する描画処理プロ
グラム、描画処理プログラムを記録した記録媒体、描画
処理装置及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年のテレビゲーム機やパーソナルコン
ピュータは、プロセッサやメモリ等の高集積化、高速化
等が進んでいる。したがって、それらゲームコンソール
装置やパーソナルコンピュータにより構成された描画処
理装置は、3次元画像情報から精細で高品位、且つ多様
性に富み、より実写に近くリアリティ性の高い2次元画
像をリアルタイムに生成し、2次元スクリーン上に描画
するようなことが可能となっている。
【0003】3次元ポリゴンデータから2次元画像情報
を生成する描画処理は、大別してジオメトリ(Geometr
y)処理とレンダリング処理からなる。ジオメトリ処理
は、3次元ポリゴンデータに対して、座標変換処理,ク
リッピング(Clipping)処理,ライティング(Lightin
g)処理等のジオメトリ(Geometry)処理、透視投影変
換処理等からなる。レンダリング処理は、透視変換後の
図形情報(ポリゴンデータ)に基づいてピクセルを生成
し、それら各ピクセルのカラー値を決定して2次元画像
情報を生成する処理である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の描画
処理装置は、複数のポリゴンの集合によりオブジェクト
を形成するようになされている。但し、ポリゴンは、各
頂点座標間を直線で結んだ多角形状で表されるものであ
る。このため、例えば、オブジェクトの曲線部分を描画
するような場合、従来の描画処理装置は、多数の小さい
ポリゴンを用意し、各ポリゴンの一辺を構成する頂点座
標をそれぞれ連結することにより、近似的に上記曲線部
分を表現するようにしている。
【0005】しかしながら、上述のような曲線部分を描
画する際の描画処理装置は、多数のポリゴンデータを短
時間に処理しなければならないことになり、その結果、
非常に大きな負荷がかかってしまうことになる。また、
多数のポリゴンデータを短時間に処理可能な描画処理装
置は、高性能かつ高価なものとなり、低コスト化への妨
げとなって好ましくない。
【0006】本発明は、このような課題に鑑みてなされ
たものであり、例えば曲線部分の描画を、少ない負荷で
且つ高速に実現可能とするための描画処理方法及び装
置、描画処理プログラムを記録した記録媒体、描画処理
プログラムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、所定の補間演
算に用いるパラメータを設定し、そのパラメータに基づ
いて所定の補間演算を行い、次に、その補間演算により
得られた値に基づいてパラメータを再設定し、その再設
定されたパラメータを所定の補間演算に再入力する。
【0008】すなわち本発明によれば、例えば、線形補
間演算により得られた値をフィードバックしてパラメー
タを再設定し、その再設定されたパラメータを用いて再
度線形補間演算を行うことで、非線形補間演算を実現可
能としている。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明実施の形態の描画処理装置
について、図1に示す構成を用いて説明する。なお、図
1の例は、本実施の形態の描画処理装置を、例えばディ
ジタルシグナルプロセッサ(DSP)若しくはグラフィ
ックプロセッサ(GP)等のハードウェアにより実現す
る場合の構成例である。上記DSPやGPにより本実施
の形態の描画処理装置を実現する場合、図1の各構成要
素は、それらDSPやGPの内部処理ユニットに相当す
る。
【0010】図1において、メモリ11は、本実施の形
態の描画処理プログラムが展開されると共に、3次元ポ
リゴンを構成するための頂点座標値,RGBの頂点カラ
ー値,マップ座標値,ベクトル値などの頂点情報や頂点
連結情報などの図形情報が格納されている。なお、描画
処理プログラム及び図形情報は、CPU14の制御の元
で、例えばドライブユニット10がCD−ROMやDV
D−ROM等のディスク媒体20、半導体メモリ等の各
種記録媒体からメモリ11にロードされたもの、或い
は、通信ユニット13が有線若しくは無線による通信媒
体,伝送媒体等を介して取り込んだものである。
【0011】ジオメトリプロセッサ12は、CPU14
の制御の元で、メモリ11から図形情報を読み出し、そ
の図形情報に対して、いわゆるアフィン(affine)変
換、スクリーン座標への投影変換、頂点に対する光源処
理などを行う。投影変換後の図形情報は、レンダリング
プロセッサ30へ送られる。
【0012】レンダリングプロセッサ30は、ポリゴン
をスクリーン上に描画するための演算処理を行う部分で
あり、ジオメトリプロセッサ12から送られてきた図形
情報からポリゴンを構成する各ピクセルを求め、その各
ピクセルのカラー値を2次元スクリーン座標に対応させ
て配置し、ディスプレイ19(2次元スクリーン)上に
表示するためのスクリーンデータを生成する。本実施の
形態の場合、当該レンダリングプロセッサ30は、大別
してセットアップユニット31と、DDA(Digital Di
fferential Analyzer)ユニット34と、ピクセルパイ
プラインユニット35と、フレームバッファ36とから
なる。
【0013】このレンダリングプロセッサ30のセット
アップユニット31は、コントロールロジック32とパ
ラメータ設定ユニット33とを備えており、ジオメトリ
プロセッサ12から送られてくる図形情報、若しくは後
段のDDAユニット34からフィードバックされた値を
取り込み、DDAユニット34でプリミティブなポリゴ
ンの描画を行うために必要なパラメータ(線形補間の初
期座標値と傾き等、以下、DDAパラメータと呼ぶ)を
設定する。このDDAパラメータは、DDAユニット3
4へ送られる。なお、当該セットアップユニット31の
詳細な構成及び次段のDDAユニット34との間のフィ
ードバックループについては後述する。
【0014】DDAユニット34は、DDAパラメータ
に基づいてポリゴンの頂点座標間を線形補間すると共
に、そのポリゴン内部のピクセルを生成し、さらに、各
ピクセルのR,G,B値及びアルファ値(半透明係数:
A)、Z値(視点からの奥行き情報)、テクスチャマッ
ピングのためのテクセル座標値(テクセルカラー参照用
のアドレス(U,V))、フォグ値(霧がかかったよう
な描画を実現するための値)等を求める。それらピクセ
ル毎の各値は、ピクセルパイプラインユニット35へ送
られる。
【0015】ピクセルパイプラインユニット35は、Z
バッファ17のZ値を考慮しつつ、上記テクセル座標値
(アドレス)を用いてテクスチャバッファ16に用意さ
れているテクスチャのテクセルカラーを参照してテクス
チャマッピング処理を行い、さらに、アルファ値を用い
たアルファブレンディング処理、フォグ値を用いたフォ
ギング処理、ピクセルテストなどの処理を行う。このピ
クセルパイプラインユニット35から出力されたピクセ
ルデータは、フレームバッファ36へ送られる。
【0016】なお、テクスチャバッファ16には、テク
スチャマッピングに使用されるテクスチャのRGB値と
アルファ(A)値が格納されている。このテクスチャバ
ッファ16内のテクスチャは、メモリ11に格納される
図形情報と共に、例えばCD−ROMやDVD−RO
M、半導体メモリ等の各種記録媒体や、有線或いは無線
による通信媒体,伝送媒体等を介して取り込まれたもの
である。また、Zバッファ17には、視点からの画像の
奥行き方向の距離を表すZ値が格納されている。このZ
バッファ17に格納されるZ値は、Zテストを経て生成
された値である。
【0017】フレームバッファ36は、少なくともテレ
ビジョン受像機等のディスプレイ19(2次元スクリー
ン)に対応したメモリ空間を備えており、そのメモリ空
間上に、当該ディスプレイ19の2次元スクリーン座標
に対応するようにして各ピクセルデータを書き込む。こ
のフレームバッファ36により形成されたフレーム単位
のスクリーンデータは、その後ディスプレイコントロー
ラ18からの要求に応じて読み出される。
【0018】ディスプレイコントローラ18は、テレビ
ジョン受像機の水平同期信号、垂直同期信号などを生成
すると共に、そのテレビジョン受像機の表示タイミング
に従い、上記フレームバッファ36から上記ピクセルデ
ータをライン状に順次取り出す。このライン状に順次取
り出されたカラー値からなる2次元画像は、テレビジョ
ン受像機等のディスプレイ19上に表示される。
【0019】[DDAパラメータのフィードバックによ
る非線形補間]本実施の形態の描画処理装置は、DDA
ユニット34での直線生成アルゴリズム(以下、DDA
処理と呼ぶ)により得られた各パラメータを、セットア
ップユニット31にフィードバックしてDDAパラメー
タを再設定し、そのDDAパラメータをDDAユニット
34に再入力する処理を所望の回数だけ繰り返すことに
より、当該DDAユニット34を1回通しただけでは生
成できない非線形な出力を生成可能としている。
【0020】以下、DDAパラメータのフィードバック
による非線形補間について説明する。
【0021】先ず、上記セットアップユニット31によ
り最初に設定されるDDAパラメータの初期座標値を
(x_0,y_0)とし、傾きをm_0とすると、上記DDAユ
ニット34は、当該最初(1回目)のDDA処理により
次式(1)で表される直線を生成する。なお、式中のx
は所定の刻み幅Δxに対してk(k=0,1,2,3,…)を乗算
して得られる、刻み幅Δx毎の各x座標値となる。
【0022】 y= m_0 * x + y_0 (1) 次に、2回目のDDA処理を行う場合、セットアップユ
ニット31は、k番目のx座標に対応したy座標を求め
る際に、k−1番目のx,y座標をk番目のx,y初期
座標に設定すると共に、1回目のDDA処理でのk−1
番目のx座標に対応したy座標値を、当該2回目のDD
A処理でのk番目のx座標に対応したy座標を求める際
の傾きとして、DDAパラメータを再設定する。そし
て、セットアップユニット31は、当該再設定されたD
DAパラメータをDDAユニット34へ再入力する。こ
れにより、DDAユニット34での2回目のDDA処理
では、式(2)の積分を行った式(3)で表される2次
曲線が生成されることになる。なお、式(3)中のcは
定数であり、mは所定の刻み幅Δx毎の各x座標に対応
した傾きである。
【0023】 dy/dx = m_0 * x + y_0 (2) y = 0.5 * m * x^2 + y_0 * x + c (3) すなわち、上記1回目のDDA処理で生成された直線の
y座標はm_0 * x + y_0で表される値であり、2回目の
DDA処理の際に、当該y座標値を傾きとして式(1)
に代入すると、DDAユニット34では次式(4)の2
次曲線が生成されることになる。
【0024】 y= (m_0 * x + y_0) * x + y_1 = m_0 * x^2 + y_0 * x + y_1 (4) なお、例えば3回目のDDA処理を行うことにした場
合、セットアップユニット31は、上記2回目のDDA
処理と同様に、k−1番目のx,y座標をk番目のx,
y初期座標に設定すると共に、1回目のDDA処理で生
成されたk−1番目のx座標に対応したy座標値を、当
該3回目のDDA処理でのk番目のx座標に対応したy
座標を求める際の傾きとしてDDAパラメータを再設定
する。これにより、当該DDAユニット34では3次曲
線が生成されることになる。
【0025】同様にして、本実施の形態の描画処理装置
は、セットアップユニット31でのDDAパラメータの
設定とDDAユニット34でのDDA処理をN回ループ
させることにより、次式(5)で表されるN次曲線を生
成可能となっている。 y=m_0 * x^N + y_0 * x^(N-1) + y_1 * x^(N-2) +…+ y_(N-2) * x + y_(N-1) (5) 以下、DDAユニット34での1回目のDDA処理によ
り直線を生成し、その1回目のDDA処理後のx,y座
標値を用いて、2回目のDDA処理のためのDDAパラ
メータを再設定することで2次曲線を生成する様子を、
図1の構成及び図2〜図4を用いて具体的に説明する。
【0026】DDA処理を行う際に、CPU14は、1
回目のDDA処理であるか、若しくは2回目のDDA処
理であるかを指示するためのコントロールコードを、コ
ントロールレジスタ15から読み出させる。このコント
ロールコードは、コントロールロジック32に送られ
る。
【0027】コントロールロジック32は、上記コント
ロールコードに応じて、ジオメトリプロセッサ12から
供給された図形情報をパラメータ設定ユニット33に送
るのか、若しくは、DDAユニット34からフィードバ
ックされた値をパラメータ設定ユニット33に送るのか
を切り換える。すなわちこの例の場合、1回目のDDA
処理のときのコントロールコードは、上記ジオメトリプ
ロセッサ12からの図形情報をパラメータ設定ユニット
33へ送るように上記コントロールロジック32の切換
動作を制御するためのコードとなされ、一方、2回目の
DDA処理のときのコントロールコードは、DDAユニ
ット34からフィードバックされた値をパラメータ設定
ユニット33へ送るように上記コントロールロジック3
2の切換動作を制御するためのコードとなされている。
当該コントロールロジック32へコントロールコードが
供給された後、1回目のDDA処理が開始されることに
なる。
【0028】先ず、CPU14は、コントロールレジス
タ15から1回目のDDA処理のためのコントロールコ
ードを読み出させる。コントロールロジック32は、当
該コントロールコードに応じて、上記ジオメトリプロセ
ッサ12からの図形情報をパラメータ設定ユニット33
へ出力する。このときのパラメータ設定ユニット33
は、上記図形情報に基づいて、初期座標値(x_0,y_0)
を(0,0)、傾きを例えばaとしたDDAパラメータ
の初期値を生成する。そして、DDAユニット34で
は、当該セットアップユニット31により生成されたD
DAパラメータの初期値を用いて1回目のDDA処理、
すなわち通常の直線生成アルゴリズムによる演算処理を
行う。
【0029】ここで、x座標の刻み幅Δxが1.0であ
るとすると、この1回目のDDA処理では、前記式
(1)においてm_0=a、x=Δx*k、y_0=0となさ
れた、式(6)に示す直線が生成されることになる。
【0030】y= a * Δx * k (6) なお、式中k=0,1,2,…であり、Δx * kは上記
刻み幅Δx毎の各x座標に相当する。これにより、当該
1回目のDDA処理によれば、x,y座標値が図2の表
に示されるような値で且つ図3に示される直線L1が得
られることになる。このDDAユニット34での1回目
のDDA処理により得られた各x,y座標値は、セット
アップユニット31にフィードバックされる。
【0031】次に、CPU14は、コントロールレジス
タ15から2回目のDDA処理のためのコントロールコ
ードを読み出させる。コントロールロジック32は、当
該コントロールコードに応じて、上記DDAユニット3
4からフィードバックされた値をパラメータ設定ユニッ
ト33へ出力する。このときのパラメータ設定ユニット
33は、k−1番目のx,y座標をk番目のx,y初期
座標に設定すると共に、上記1回目のDDA処理により
得られた図2の表及び図3の直線L1で表されるx,y
座標値のうち、k−1番目のx座標に対応したy座標値
を、当該2回目のDDA処理でのk番目のx座標に対応
するy座標を求める際の傾きとしてDDAパラメータを
再設定する。そして、DDAユニット34では、当該再
設定されたDDAパラメータを用いて2回目のDDA処
理を行う。
【0032】より具体的に説明すると、当該2回目のD
DA処理において、k=0の場合、パラメータ設定ユニ
ット33は、1回目のDDA処理の場合と同様に、初期
座標(x_0,y_0)をx,y座標値(0,0)に設定す
る。
【0033】次に、当該2回目のDDA処理において、
k=1の場合、パラメータ設定ユニット33は、k=0
のときのx,y座標値(0,0)を初期座標(x_0,y_
0)に設定すると共に、1回目のDDA処理でk=0の
ときに得られたy座標値(y=0)を傾きに設定する。
これにより、2回目のDDA処理において、k=1の場
合のx,y座標値は、x= 0 + Δx=1、y= 0 * Δx
+ 0 =0となる。
【0034】また、当該2回目のDDA処理において、
k=2の場合、パラメータ設定ユニット33は、k=1
のときのx,y座標値(1,0)を初期座標(x_0,y_
0)に設定し、1回目のDDA処理でk=1のときに得
られたy座標値(y=a)を傾きに設定する。これによ
り、2回目のDDA処理において、k=2の場合のx,
y座標値は、x= 1 + Δx =2、y= a * Δx + 0 =
aとなる。
【0035】さらに、当該2回目のDDA処理におい
て、k=3の場合、パラメータ設定ユニット33は、k
=2のときのx,y座標値(2,a)を初期座標(x_
0,y_0)に設定し、1回目のDDA処理でk=2のとき
に得られたy座標値(y=2a)を傾きに設定する。こ
れにより、2回目のDDA処理において、k=3の場合
のx,y座標値は、x= 2 + Δx =3、y= 2a * Δx
+ a = 3aとなる。
【0036】同様に、当該2回目のDDA処理におい
て、k=4の場合、パラメータ設定ユニット33は、k
=3のときのx,y座標値(3,3a)を初期座標(x_
0,y_0)に設定し、1回目のDDA処理でk=3のとき
に得られたy座標値(y=3a)を傾きに設定する。こ
れにより、2回目のDDA処理において、k=4の場合
のx,y座標値は、x= 3 + Δx=4、y= 3a * Δx
+ 3a = 6aとなる。以下同様であり、その説明は省略す
る。
【0037】これらをまとめると、当該2回目のDDA
処理では、x,y座標値が図4の表に示すような値で、
且つ図3に示されるような2次曲線L2が得られること
になる。
【0038】このように、本実施の形態によれば、セッ
トアップユニット31のコントロールロジック32をコ
ントロールコードにより制御すると共に、DDAユニッ
ト34でのDDA処理により得られた値をパラメータ設
定ユニット33にフィードバックしてDDAパラメータ
の再設定を行うだけで、非線形補間を実現可能となって
いる。なお、コントロールコードは例えばメモリ11に
格納されていても良い。この場合、CPU14は、ダイ
レクトメモリアクセスにより、当該メモリ11からコン
トロールコードを読み出してコントロールロジック32
に送ることができる。このようにメモリ11にコントロ
ールコードを格納するようにした場合、図1のコントロ
ールレジスタ15は不要となる。
【0039】[1回目のDDA処理で非線形補間を行う
例]本実施の形態の描画処理装置は、1回目のDDA処
理において非線形補間を行うものであっても良い。すな
わち、1回目のDDA処理から非線形補間を行う場合、
パラメータ設定ユニット33は、前記式(6)において、
k−1番目のx座標に対応したy座標値を、k番目のx
座標に対応したy座標を求める際の傾きとしてDDAパ
ラメータを再設定する。
【0040】以下順番に説明すると、1回目のDDA処
理から非線形補間を行う場合において、k=0の場合、
パラメータ設定ユニット33は、初期座標(x_0,y_
0)をx,y座標値(0,0)に設定し、傾き初期値を
例えばaに設定する。
【0041】次に、k=1の場合、パラメータ設定ユニ
ット33は、k=0のときの傾き初期値aを当該k=1
の場合の傾きに設定する。これにより、k=1の場合の
x,y座標値は、x= 0 + Δx =1、y= a * 1 =
aとなる。
【0042】また、k=2の場合、パラメータ設定ユニ
ット33は、k=1のときに得られたy座標値(y=
a)を当該k=2の場合の傾きに設定する。これによ
り、k=2の場合のx,y座標値は、x= 1 + Δx =
2、y= a * 2 =2aとなる。
【0043】さらに、k=3の場合、パラメータ設定ユ
ニット33は、k=2のときに得られたy座標値(y=
2a)を当該k=3の場合の傾きに設定する。これによ
り、k=3の場合のx,y座標値は、x= 2 + Δx =
3、y= 2a * 3 =6aとなる。
【0044】同様に、k=4の場合、パラメータ設定ユ
ニット33は、k=3のときに得られたy座標値(y=
6a)を当該k=4の場合の傾きに設定する。これによ
り、k=4の場合のx,y座標値は、x= 3 + Δx =
4、y= 6a * 4 =24aとなる。以下同様であり、その
説明は省略する。
【0045】これらをまとめると、この場合のDDA処
理では、図5の表に示すようなx,y座標値で且つ図3
中の曲線L3が得られることになる。
【0046】なお、上記1回目のDDA処理から非線形
補間を行う場合も、描画処理装置は、2回目以降のDD
A処理で更に前述同様のx,y座標値のフィードバック
とDDAパラメータの再設定を行うことができる。
【0047】[非線形補間の応用例]上述した本実施の
形態の非線形補間によれば、例えば図6に示すように、
曲線状にテクスチャマッピングを行うことが可能とな
る。すなわち、上記非線形補間により曲線53を含むポ
リゴン51を生成すれば、そのポリゴン51のx,y座
標値からテクセル座標値(テクセルカラー参照用のアド
レス(U,V))を容易に求めることができることにな
る。図6の例の場合、本実施の形態の描画処理装置は、
前述の非線形補間を行うことで、直線54の頂点座標値
(x1,y1)〜(x2,y2)から、頂点座標値(x
1,y1)〜(x3,y3)〜(x2,y2)で表され
る曲線53を求め、当該直線54及び曲線53で囲まれ
たポリゴン51を容易に生成できる。そして、上記ポリ
ゴン51の頂点座標値(x1,y1)とテクスチャ52
のテクセル座標値(U1,V1)及び(U3,V3)を
対応させ、また、頂点座標値(x2,y2)とテクセル
座標値(U2,V2)及び(U4,V4)を対応させ、
さらに、曲線53上の頂点座標値(x3,y3)とテク
セル座標値(U5,V5)を対応させることで、上記曲
線53を含むポリゴン51へのテクスチャマッピングが
可能となる。このように、本実施の形態の非線形補間に
よれば、ポリゴンの頂点座標からテクセル座標を求める
計算のための負荷を非常に少なくすることができる。
【0048】なお、図7は、本実施の形態の図6に対す
る比較例として、従来のように複数のポリゴン61によ
って近似的に曲線を表現することにした場合のテクスチ
ャマッピングの様子を示している。この図7の例によれ
ば、曲線を表現するために複数のポリゴン61を扱わな
ければならず、また、それら複数のポリゴン61の各頂
点座標(x11,y11),(x12,y12),(x
13,y13),(x14,y14),(x15,y1
5),…を生成し、さらに、それら各頂点を元に線形補
間とテクセル座標の決定とを行うことになる。このた
め、CPU14やジオメトリプロセッサ12、レンダリ
ングプロセッサ30及びそれらを結ぶバスは、非常に高
い負荷がかかってしまう。これに対して、本実施の形態
によれば、CPU14,ジオメトリプロセッサ12レン
ダリングプロセッサ30、及びそれらを結ぶバスに負荷
をかけることなく、非線形なポリゴンを生成でき、ま
た、曲線に沿ったテクスチャマッピングも容易に実現で
きることになる。なお、レンダリングプロセッサ30
は、例えば極端に大きなポリゴンを高速に処理する場合
を除き、上述のようにDDAパラメータをフィードバッ
クしてDDA処理を複数回行うことは上記図7のように
複数のポリゴンを処理する場合に比べて負荷が非常に少
なく、全く問題なく実現できる。
【0049】図8から図11は、例えば図8に示すよう
なストライプ柄のテクスチャを用い、上述したDDA処
理により得られた値からDDAパラメータを設定する際
の、その設定の仕方を変えることにより実現可能な種々
のテクスチャマッピングの例を示している。図9の例
は、DDA処理を2回繰り返すと共に各DDA処理で用
いるDDAパラメータの符号を正と負に切り換えて図8
のテクスチャをマッピングした場合に得られる図柄を示
している。図10の例は、DDA処理を3回繰り返して
図8のテクスチャをマッピングした場合に得られる図柄
を示している。図11の例は、DDA処理を2回繰り返
すと共にDDAパラメータの傾き値を大から小へ徐々に
変化させて図8のテクスチャをマッピングすることによ
って同心円状の図柄を実現した例を示している。
【0050】なお、本実施の形態の描画処理によれば、
上述したような非線形なポリゴンの生成とテクスチャマ
ッピングの非線形処理の他に、例えばRGBA値を非線
形に変化させることにより、例えば、色を非線形に変化
させたり、物体面での反射光の明るさを非線形に変化さ
せたり、透明度を非線形に変化させるようなことも可能
である。
【0051】以上説明したように、本発明の描画処理装
置は、DDAパラメータのフィードバックの回数や、再
設定されることになるDDAパラメータの数,種類,正
負の符号などのセットアップ条件を、コントロールコー
ドにより決めることができ、それらDDAパラメータの
フィードバック回数,DDAパラメータの数,種類,符
号を所望の値にすることで、様々な画像効果を実現可能
となっている。
【0052】[他の構成例]本実施の形態の描画処理
は、上記図1に示したようなハードウェア構成により実
現する場合だけでなく、ソフトウェア(コンピュータ等
のアプリケーションプログラム)により実現することも
勿論可能である。
【0053】図12、図13は、本実施の形態の描画処
理をコンピュータ上で実現する場合の構成及び動作を示
す。なお、図12は、コンピュータの主要部の構成例を
示し、図13は、本実施の形態の描画処理プログラムを
含むコンピュータプログラムを、図12のコンピュータ
のCPU123が実行する場合の処理の流れを示してい
る。
【0054】先ず、図12の構成から説明する。
【0055】図12において、記憶部126は、例えば
ハードディスク及びそのドライブからなる。当該ハード
ディスク内には、オペレーティングシステムプログラム
や、本実施の形態の描画処理をソフトウェア的に実現す
るコンピュータプログラム(描画処理プログラム)12
7、前記ポリゴン描画のための図形情報やテクスチャ等
の各種のデータ128等が記憶されている。これらコン
ピュータプログラム127や各種データ128は、例え
ばCD−ROMやDVD−ROM等の各種の記録媒体か
ら読み出されたり、通信回線を介してダウンロードされ
て記憶部126に記憶されたものである。
【0056】通信部121は、例えば、アナログ公衆電
話回線に接続するためのモデム、ケーブルテレビジョン
網に接続するためのケーブルモデム、ISDN(総合デ
ィジタル通信網)に接続するためのターミナルアダプ
タ、ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)
に接続するためのモデムなどのように、外部とデータ通
信を行うための通信デバイスである。通信I/F部12
2は、上記通信部121と内部バス(BUS)との間で
データのやりとりを可能とするためのプロトコル変換等
を行うインターフェイスデバイスである。
【0057】入力部133は、例えばキーボードやマウ
ス、タッチパッドなどの入力装置であり、ユーザI/F
部132は、上記入力部133からの信号を内部に供給
するためのインターフェイスデバイスである。
【0058】ドライブ部135は、例えばCD−ROM
やDVD−ROM、フロッピィディスク等のディスク媒
体138や、カード状等の半導体メモリなどから、各種
のプログラムやデータを読み出し可能なドライブ装置で
ある。ドライブI/F部134は、上記ドライブ部13
5からの信号を内部に供給するためのインターフェイス
デバイスである。
【0059】表示部137は、例えばCRT(陰極線
管)や液晶等の表示デバイスであり、表示ドライブ部1
36は上記表示部137を表示駆動させるドライブデバ
イスである。
【0060】CPU123は、上記記憶部126に記憶
されているオペレーティングシステムプログラムや本実
施の形態のコンピュータプログラム127に基づいて、
当該パーソナルコンピュータの全動作を制御する。
【0061】ROM124は、例えばフラッシュメモリ
等の書き換え可能な不揮発性メモリからなり、当該パー
ソナルコンピュータのBIOS(Basic Input/Output S
ystem)や各種の初期設定値を記憶している。RAM1
25は、記憶部126のハードディスクから読み出され
たアプリケーションプログラムや、Zテスト後のZ値な
どの各種データが記憶され、また、CPU123のワー
クRAMとして用いられる。
【0062】この図12に示す構成において、CPU1
23は、上記記憶部126のハードディスクから読み出
されてRAM125にロードされたアプリケーションプ
ログラムの一つである、本実施の形態のコンピュータプ
ログラム127を実行することにより、前述の本実施の
形態で説明した描画処理を実現する。
【0063】次に、この図12に示したコンピュータの
CPU123が、本実施の形態のコンピュータプログラ
ム(描画処理プログラム)127に基づいて動作する際
の処理の流れを、図13を用いて説明する。
【0064】この図13において、CPU123は、ス
テップS1の処理として、先ず、DDA処理の回数、す
なわちDDA処理により得られた値をポリゴンセットア
ップにフィードバックする回数の決定と、フィードバッ
クされた値からどのDDAパラメータをどのような値に
設定するのかなどのセットアップ条件の決定を行う。
【0065】次に、CPU123は、ステップS2の処
理として、例えば予めディスク媒体138から読み出さ
れて記憶部126にデータ128として蓄積されている
ポリゴン描画のための図形情報、テクスチャ等を、当該
記憶部126から読み取り、RAM125上に保持させ
る。
【0066】次に、CPU123は、ステップS3の処
理として、上記RAM125上に保持された上記図形情
報を読み出し、その図形情報に対して、アフィン変換、
スクリーン座標への投影変換、頂点に対する光源処理な
どのジオメトリ演算、透視変換処理を施す。
【0067】次に、CPU123は、ステップS4の処
理として、上記ジオメトリ演算により得られた図形情報
に基づいてDDAパラメータのセットアップを行う。な
お、DDA処理により得られた値がフィードバックされ
た場合、CPU123では、ステップS4において、上
記フィードバックされた値を用いてDDAパラメータの
再セットアップを行う。
【0068】次に、CPU123は、ステップS5の処
理として、上記ステップS4でセットアップされたDD
Aパラメータを用いてDDA処理を行う。そして、ステ
ップS6の処理として、CPU123は、ステップS1
で決定した回数のフィードバック処理を完了したか否か
判定し、完了していないときにはステップS4の処理に
戻る。
【0069】ステップS6にてフィードバック処理を完
了したと判定したとき、CPU123は、ステップS7
の処理として、Z値を考慮しつつ、テクスチャマッピン
グ処理を行い、さらに、アルファブレンディング処理、
フォギング処理、ピクセルテストなどのピクセルパイプ
ライン処理を行う。
【0070】その後、CPU123は、ステップS8の
処理として、上記ピクセルパイプライン処理後のピクセ
ルデータからスクリーン画像を生成し、さらにステップ
S9の処理として、当該スクリーン画像情報を前記表示
ドライブ部136に送る。これにより、前記表示部13
7上には、ステップS10の処理として、画像が表示さ
れることになる。
【0071】なお、上述した実施の形態の説明は、本発
明の一例である。このため、本発明は上述した実施の形
態に限定されることなく、本発明に係る技術的思想を逸
脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可
能であることはもちろんである。例えば本実施の形態の
描画処理は、専用のテレビゲーム機やパーソナルコンピ
ュータに限らず、携帯端末を含む各種の情報処理装置に
より実現可能である。
【0072】
【発明の効果】以上のように、本発明は、所定の補間演
算に用いるパラメータを設定し、そのパラメータに基づ
いて所定の補間演算を行い、当該補間演算により得られ
た値に基づいてパラメータを再設定して補間演算に再入
力することにより、例えば線形補間演算から非線形補間
演算を実現可能となっている。したがって、本発明によ
れば、例えばコンピュータグラフィックにおいて曲線部
分を有するポリゴン等を容易に実現可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施の形態の描画処理装置の概略構成を
示す図である。
【図2】1回目のDDA処理による生成されるx,y座
標値を示す図である。
【図3】1回目のDDA処理による生成される直線と、
1回目のDDA処理により得られた値を用いた2回目の
DDA処理で生成される曲線とを示す図である。
【図4】2回目のDDA処理により生成されるx,y座
標値を示す図である。
【図5】1回目のDDA処理で非線形補間を行う場合に
生成されるx,y座標値を示す図である。
【図6】本実施の形態の非線形補間により得られるポリ
ゴンとそのポリゴンへのテクスチャマッピングの様子を
示す図である。
【図7】複数ポリゴンを用いて生成される近似的な曲線
とそれらポリゴンへのテクスチャマッピングの様子を示
す図である。
【図8】ストライプ柄のテクスチャを示す図である。
【図9】DDA処理を2回繰り返すと共に各DDA処理
で用いるDDAパラメータの符号を正と負に切り換えて
図8のテクスチャをマッピングした場合に得られる図柄
を示す図である。
【図10】DDA処理を3回繰り返して図8のテクスチ
ャをマッピングした場合に得られる図柄を示す図であ
る。
【図11】DDA処理を2回繰り返すと共にDDAパラ
メータの傾き値を大から小へ徐々に変化させて図8のテ
クスチャをマッピングすることにより、同心円状の図柄
を実現した例を示す図である。
【図12】本実施の形態の描画処理を実現するコンピュ
ータの概略構成を示すブロック図である。
【図13】コンピュータにより本実施の形態の描画処理
を実現する場合の処理の流れを示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
10…ドライブユニット、11…メモリ、12…ジオメ
トリプロセッサ、13…通信ユニット、14…CPU、
15…コントロールレジスタ、16…テクスチャバッフ
ァ、17…Zバッファ、18…ディスプレイコントロー
ラ、19…ディスプレイ、20…ディスク媒体、30…
レンダリングプロセッサ、31…セットアップユニッ
ト、32…コントロールロジック、33…パラメータ設
定ユニット、34…DDAユニット、35…ピクセルパ
イプラインユニット、36…フレームバッファ

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の補間演算に用いるパラメータを設
    定するステップと、 上記パラメータに基づいて所定の補間演算を行うステッ
    プと、 上記所定の補間演算により得られた値に基づいて上記パ
    ラメータを再設定するステップと、 上記再設定されたパラメータを上記所定の補間演算に再
    入力するステップとをコンピュータに実行させるための
    描画処理プログラム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の描画処理プログラムであ
    って、 上記パラメータの再設定及び再入力の、回数を決定する
    ステップを含むことを特徴とする描画処理プログラム。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2記載の描画処理プ
    ログラムであって、 上記再設定のステップは、上記所定の補間演算により得
    られる値に基づいて再設定されるパラメータの、数と種
    類と符号の少なくとも何れかを決定するステップを含む
    ことを特徴とする描画処理プログラム。
  4. 【請求項4】 請求項1から請求項3のうち、何れか一
    項記載の描画処理プログラムであって、 上記パラメータ設定のステップは、コンピュータグラフ
    ィックで用いるポリゴン頂点のx,y座標値に基づい
    て、少なくとも初期x,y座標値と傾き値からなるパラ
    メータの初期値を設定するステップを含み、 上記パラメータ再設定のステップは、上記所定の補間演
    算により得られた値に基づいて、少なくとも上記傾き値
    に対応するパラメータを再設定することを特徴とする描
    画処理プログラム。
  5. 【請求項5】 請求項1から請求項4のうち、何れか一
    項記載の描画処理プログラムであって、 上記パラメータ設定のステップは、コンピュータグラフ
    ィックで用いるポリゴン頂点の色と輝度と透明度の少な
    くとも何れかを表すパラメータの初期値を設定し、 上記パラメータ再設定のステップは、上記所定の補間演
    算により得られた値に基づいて、上記色と輝度と透明度
    の少なくとも何れかを表すパラメータを再設定すること
    を特徴とする描画処理プログラム。
  6. 【請求項6】 所定の補間演算に用いるパラメータを設
    定するステップと、 上記パラメータに基づいて所定の補間演算を行うステッ
    プと、 上記所定の補間演算により得られた値に基づいて上記パ
    ラメータを再設定するステップと、 上記再設定されたパラメータを上記所定の補間演算に再
    入力するステップとをコンピュータに実行させるための
    描画処理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可
    能な記録媒体。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の記録媒体であって、 上記パラメータの再設定及び再入力の、回数を決定する
    ステップを含むことを特徴とする描画処理プログラムを
    記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  8. 【請求項8】 請求項6又は請求項7記載の記録媒体で
    あって、 上記再設定のステップは、上記所定の補間演算により得
    られる値に基づいて再設定されるパラメータの、数と種
    類と符号の少なくとも何れかを決定するステップを含む
    ことを特徴とする描画処理プログラムを記録したコンピ
    ュータ読み取り可能な記録媒体。
  9. 【請求項9】 請求項6から請求項8のうち、何れか一
    項記載の記録媒体であって、 上記パラメータ設定のステップは、コンピュータグラフ
    ィックで用いるポリゴン頂点のx,y座標値に基づい
    て、少なくとも初期x,y座標値と傾き値からなるパラ
    メータの初期値を設定するステップを含み、 上記パラメータ再設定のステップは、上記所定の補間演
    算により得られた値に基づいて、少なくとも上記傾き値
    に対応するパラメータを再設定することを特徴とする描
    画処理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能
    な記録媒体。
  10. 【請求項10】 請求項6から請求項9のうち、何れか
    一項記載の記録媒体であって、 上記パラメータ設定のステップは、コンピュータグラフ
    ィックで用いるポリゴン頂点の色と輝度と透明度の少な
    くとも何れかを表すパラメータの初期値を設定し、 上記パラメータ再設定のステップは、上記所定の補間演
    算により得られた値に基づいて、上記色と輝度と透明度
    の少なくとも何れかを表すパラメータを再設定すること
    を特徴とする描画処理プログラムを記録したコンピュー
    タ読み取り可能な記録媒体。
  11. 【請求項11】 所定の補間演算に用いるパラメータを
    設定するパラメータ設定部と、 入力されたパラメータに基づいて上記所定の補間演算を
    行う演算部と、 上記所定の補間演算により得られた値を上記パラメータ
    設定部へフィードバックするフィードバック部を有し、 上記パラメータ設定部は、上記所定の補間演算により得
    られた値に基づいてパラメータを再設定することを特徴
    とする描画処理装置。
  12. 【請求項12】 請求項11記載の描画処理装置であっ
    て、 上記パラメータの再設定及び再入力の、回数を制御する
    制御部を有することを特徴とする描画処理装置。
  13. 【請求項13】 請求項11又は請求項12記載の描画
    処理装置であって、 上記パラメータ設定部は、上記所定の補間演算により得
    られる値に基づいて、上記再設定されるパラメータの、
    数と種類と符号の少なくとも何れかを決定することを特
    徴とする描画処理装置。
  14. 【請求項14】 請求項11から請求項13のうち、何
    れか一項記載の描画処理装置であって、 上記パラメータ設定部は、コンピュータグラフィックで
    用いるポリゴン頂点のx,y座標値に基づいて、少なく
    とも初期x,y座標値と傾き値からなるパラメータの初
    期値を設定し、上記所定の補間演算により得られた値に
    基づいて、少なくとも上記傾き値に対応するパラメータ
    を再設定することを特徴とする描画処理装置。
  15. 【請求項15】 請求項11から請求項14のうち、何
    れか一項記載の描画処理装置であって、 上記パラメータ設定部は、コンピュータグラフィックで
    用いるポリゴン頂点の色と輝度と透明度の少なくとも何
    れかを表すパラメータの初期値を設定し、上記所定の補
    間演算により得られた値に基づいて、上記色と輝度と透
    明度の少なくとも何れかを表すパラメータを再設定する
    ことを特徴とする描画処理装置。
  16. 【請求項16】 所定の補間演算に用いるパラメータを
    設定し、 上記パラメータに基づいて所定の補間演算を行い、 上記所定の補間演算により得られた値に基づいて上記パ
    ラメータを再設定し、 上記再設定されたパラメータを上記所定の補間演算に再
    入力することを特徴とする描画処理方法。
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