JP2003091737A - 描画処理装置、描画処理プログラムを記録した記録媒体、描画処理プログラム、描画処理方法 - Google Patents

描画処理装置、描画処理プログラムを記録した記録媒体、描画処理プログラム、描画処理方法

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JP2003091737A
JP2003091737A JP2002028026A JP2002028026A JP2003091737A JP 2003091737 A JP2003091737 A JP 2003091737A JP 2002028026 A JP2002028026 A JP 2002028026A JP 2002028026 A JP2002028026 A JP 2002028026A JP 2003091737 A JP2003091737 A JP 2003091737A
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polygon
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Shinya Wada
信也 和田
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T17/00Three dimensional [3D] modelling, e.g. data description of 3D objects
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T15/003D [Three Dimensional] image rendering
    • G06T15/50Lighting effects
    • G06T15/503Blending, e.g. for anti-aliasing
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63FCARD, BOARD, OR ROULETTE GAMES; INDOOR GAMES USING SMALL MOVING PLAYING BODIES; VIDEO GAMES; GAMES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • A63F13/00Video games, i.e. games using an electronically generated display having two or more dimensions

Abstract

(57)【要約】 【課題】 半透明ポリゴンに対して1パスでアンチエイ
リアシングを施すことを可能にする。 【解決手段】 ピクセルカバレッジパラメータ発生部6
2では、例えば半透明ポリゴンの各ピクセル毎のピクセ
ルカバレッジを求める。ピクセルパイプライン部63の
乗算部71は、そのピクセルカバレッジと、テクスチャ
バッファ54に予め用意されているソースアルファ値と
を乗算する。そして、アルファブレンディング部72
は、ピクセルカバレッジとソースアルファ値を乗算した
値を、アルファ値として半透明ポリゴンの色と背景色と
をアルファブレンディングする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば3次元画像
情報をテレビジョンモニタ装置などの2次元画面上へ描
画する描画処理装置及び方法、描画処理プログラムを記
録した記録媒体、描画処理プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年のゲームコンソール装置やパーソナ
ルコンピュータは、プロセッサやメモリ等の高集積化、
高速化等が進んでいる。したがって、それらゲームコン
ソール装置やパーソナルコンピュータにより構成された
描画処理装置は、3次元画像情報から精細で高品位、且
つ多様性に富み、リアリティ性の高い2次元画像をリア
ルタイムに生成し、2次元スクリーン上に描画すること
が可能となっている。
【0003】3次元画像情報を2次元画面上に描画する
場合、描画処理装置は、3次元ポリゴンのデータに対し
て、座標変換処理,クリッピング(Clipping)処理,ラ
イティング(Lighting)処理等のジオメトリ(Geometr
y)処理を施し、さらにそのジオメトリ処理後のデータ
を透視投影変換処理する。また、描画処理装置は、種々
の色や模様からなるテクスチャをポリゴンの表面に貼り
付けることで、オブジェクトに所望の色や模様を付け
る。
【0004】ここで、3次元ポリゴンは、2次元スクリ
ーン上の有限個のピクセルにより表現されることにな
る。この場合、2次元スクリーン上に描画された画像
は、いわゆるエイリアシングと呼ばれる様々な現象が目
立つものとなる。特に、画像のエッジ部分が、2次元ス
クリーンに対して斜め方向に伸びるものである場合、そ
のエッジ部分の画像は、ピクセルの形状に応じた階段状
(いわゆるジャギー)の画像となって表示されてしま
う。
【0005】このため、従来の描画処理装置は、ジャギ
ー等のエイリアシングを除去或いはエイリアシングの発
生を防止する処理、すなわちいわゆるアンチエイリアシ
ング処理を行っている。
【0006】従来の描画処理装置は、ジャギーを無くす
ためのアンチエイリアシング処理の一例として、以下の
ような手法を採用している。
【0007】すなわち従来の描画処理装置は、ピクセル
カバレッジを求め、そのピクセルカバレッジに応じて、
アルファ値を設定する。そして、描画処理装置は、その
アルファ値に応じて、バックグラウンドとなるピクセル
のカラーと、フォアグラウンドとなるピクセルのカラー
とを混合する。これにより、ジャギーは目立たなくな
る。この手法は、1回の処理で効果的なアンチエイリア
シングが可能であるため、非常に多くの描画処理装置に
採用されている。なお、ピクセルカバレッジとは、1ピ
クセル内でポリゴンが占有している面積の比率を表す値
であり、例えば「0」から「1」の間の実数値で表され
るものである。例えばエッジ部分を含まないピクセルの
ピクセルカバレッジは全て「1」となされる。また、ア
ルファ値とは、各ピクセルを描画する際の透明度(半透
明度)の比率を表す値であり、「0」から「1」の間の
実数値で表されるものである。当該アルファ値が例えば
「1」となっているピクセルは、不透明なピクセルとな
る。フォアグラウンドのピクセルが不透明である場合、
当該フォアグラウンドのピクセルのカラーは、バックグ
ラウンドのピクセルのカラーと混合されることはなくな
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たアンチエイリアシングの手法は、元々半透明となって
いるポリゴンには適用できない。
【0009】すなわち、上述のアンチエイリアシング手
法の場合、エッジ部分以外のピクセルのピクセルカバレ
ッジの値は、必ず全て「1」となる。このため、それら
の各ピクセルのアルファ値は、必ず全て「1」に設定さ
れてしまう。したがって、上述のアンチエイリアシング
手法を採用した場合、本来、半透明であるべきポリゴン
が不透明ポリゴンに変更されてしまう。このことから、
上述のアンチエイリアシング手法は、元々半透明となっ
ているポリゴンに対しては適用することができない。
【0010】本発明は、このような課題に鑑みてなされ
たものであり、半透明ポリゴンに対してもアンチエイリ
アシングを施すことを可能とする、描画処理装置及び方
法、描画処理プログラムを記録した記録媒体、描画処理
プログラムを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、ピクセル内で
ポリゴンが占有する面積の比率を表す値と、ピクセルの
透明度の比率を表す値とを、各ピクセル毎に乗算する。
そして、本発明は、各ピクセル毎に予め設定されている
色と、それら各ピクセルと略々同じ2次元座標上に描画
される他のピクセルの色とを、各ピクセル毎の乗算値に
応じて混合して描画する。
【0012】すなわち、本発明は、半透明ポリゴンのソ
ースアルファに対してピクセルカバレッジを乗算した値
を用いてアルファブレンディングを行う。これにより、
半透明ポリゴンは、不透明ポリゴンに変更されることな
く、アンチエイリアシング処理される。
【0013】
【発明の実施の形態】図1及び図2を用いて、本発明の
描画処理装置が行うアンチエイリアシング処理の概要を
説明する。
【0014】以下、図1のようにバックグラウンドBG
cの上に不透明ポリゴンPGaが有り、さらにその不透
明ポリゴンPGaとバックグラウンドBGcとを跨いで
半透明ポリゴンPGbが配置されている例を考える。
【0015】また、以下の説明では、半透明ポリゴンP
Gbの各ピクセルのソースアルファ値がαbと表記さ
れ、不透明ポリゴンPGaの各ピクセルカラーがCa、
半透明ポリゴンPGbの各ピクセルカラーがCb、バッ
クグラウンドBGcの各ピクセルカラーがCcと表記さ
れている。
【0016】ここで、半透明ポリゴンPGbをアルファ
ブレンディングにより描画する場合、不透明ポリゴンP
GaのピクセルカラーCaと、バックグラウンドBGc
のピクセルカラーCcが、デスティネーションカラーと
なる。そして、それらデスティネーションカラー(C
a,Cc)は、半透明ポリゴンPGbのピクセルカラー
Cbとアルファブレンディングされる。なお、アルファ
ブレンディングとは、異なるポリゴンのピクセルが同じ
2次元座標上に描画されるときに、一方のピクセルの色
と他方のピクセルの色をアルファ値に応じて混合して描
画することである。
【0017】図1の例において、半透明ポリゴンPGb
と不透明ポリゴンPGaとが重なっている部分のアルフ
ァブレンディング後のピクセルカラーをCTaとし、半
透明ポリゴンPGbとバックグラウンドBGcとが重な
っている部分のアルファブレンディング後のピクセルカ
ラーをCTcとすると、それら重なり部分のピクセルカ
ラーCTa、CTcは、下記式(1),式(2)により
表される。
【0018】 CTa = αb * Cb + (1-αb) * Ca (1) CTc = αb * Cb + (1-αb) * Cc (2) 次に、描画処理装置は、半透明ポリゴンPGbのソース
アルファ値αbの値を考慮に入れたピクセルカバレッジ
の情報を生成し、そのピクセルカバレッジをアルファ値
としたアルファブレンディングを行うことで、半透明ポ
リゴンPGbのアンチエイリアシングを実現する。本発
明の描画処理装置は、半透明ポリゴンPGbのソースア
ルファ値αbの値を考慮に入れたピクセルカバレッジの
情報を、以下のようにして生成する。
【0019】ここで、半透明ポリゴンPGbを構成する
各ピクセルのピクセルカバレッジをCovとし、アンチ
エイリアシング後の半透明ポリゴンPGbが不透明ポリ
ゴンPGaと重なる部分のピクセルカラーをCTAaと
し、バックグラウンドBGcと重なる部分のピクセルカ
ラーをCTAcとすると、それら各ピクセルカラーCT
Aa、CTAcは、下記式(3),式(4)により表す
ことができる。
【0020】 CTAa = Cov * CTa + (1-Cov) * Ca (3) CTAc = Cov * CTc + (1-Cov) * Cc (4) なお、ピクセルカバレッジCovの値は、半透明ポリゴ
ンPGbがピクセルを100パーセント覆う場合に値
「1」となり、全く覆わない場合に値「0」となる。
【0021】次に、式(3)に式(1)を代入すると式
(5)が得られ、式(4)に式(2)を代入すると式
(6)が得られる。
【0022】 CTAa = (Cov * αb) * Cb + (1-(Cov * αb)) * Ca (5) CTAc = (Cov * αb) * Cb + (1-(Cov * αb)) * Cc (6) ここで、式(5)中の(Cov * αb) * Cbの項は、式
(1)中のαb * Cbの項と対応している。同様に、式
(6)中の(Cov * αb) * Cbの項は、式(2)中の
αb * Cbの項と対応している。また、式(5)中の(1
-(Cov * αb)) * Caの項は、式(1)中の(1-αb)
* Caの項と対応している。同様に、式(6)中の(1-
(Cov * αb)) * Ccの項は、式(2)中の(1-αb)
* Ccの項と対応している。すなわち、これら式(5)
及び式(6)は、半透明ポリゴンPGbのソースアルフ
ァ値αbにピクセルカバレッジCovを乗算したものを
アルファ値として、通常のアルファブレンディングを行
うことと等価である。
【0023】これら式(5)、式(6)の演算結果を図
2を用いて具体的に説明する。なお、図2は、図1の半
透明ポリゴンPGbと不透明ポリゴンPGaとの境界部
分を拡大して示す図である。図2中のEbは、半透明ポ
リゴンPGbのエッジ部分である。したがってこの場
合、アルファブレンディングの式は、式(5)が用いら
れる。また、図2中のp1〜p6,p11〜p16,p
21〜p25は、それぞれピクセルを表している。ピク
セルp1〜p6のピクセルカバレッジCovの値は
「0.2」、ピクセルp11〜p16のピクセルカバレ
ッジCovの値は「0.8」、ピクセルp21〜p25
のピクセルカバレッジCovの値は「1」であるとす
る。また、半透明ポリゴンPGbのソースアルファ値α
b(予め設定されているアルファ値)は、「0.5」で
あるとする。なお、図2中でピクセルカラーはCbと表
記され、不透明ポリゴンPGaのピクセルカラーはCa
と表記されている。
【0024】この図2の例において、式(5)の演算を
行うと、ピクセルp1〜p6のアンチエイリアシング後
のピクセルカラーCTAaは、式(7)により表され
る。
【0025】 CTAa = (0.2*0.5)*Cb + (1-(0.2*0.5))*Ca = 0.1*Cb + 0.9*Ca (7 ) この式(7)は、(0.1*Cb + 0.9*Ca)の割合でピク
セルカラーCbとCaが混合されたことを表している。
また、ピクセルp11〜p16のアンチエイリアシング
後のピクセルカラーCTAaは、式(8)により表され
る。
【0026】 CTAa = (0.8*0.5)*Cb + (1-(0.8*0.5))*Ca = 0.4*Cb + 0.6*Ca (8 ) この式(8)は、(0.4*Cb + 0.6*Ca)の割合でピク
セルカラーCbとCaが混合されたことを表している。
同様に、ピクセルp21〜p26のアンチエイリアシン
グ後のピクセルカラーCTAaは、式(9)により表さ
れる。
【0027】 CTAa = (1*0.5)*Cb + (1-(1*0.5))*Ca = 0.5*Cb + 0.5*Ca (9) この式(9)は、(0.5*Cb + 0.5*Ca)の割合でピク
セルカラーCbとCaが混合されたことを表している。
【0028】以上のことから、図2において、エッジ部
分Ebを含むピクセルp1〜p6,p11〜p16は、
ピクセルカバレッジに応じたアンチエイリアシング処理
が施されることになる。一方、エッジ部分Ebを含まな
いピクセルp21〜p25は、アンチエイリアシングが
行われても不透明にはならない。したがって、半透明ポ
リゴンPGbの向こう側には不透明ポリゴンPGaが透
けて見えることになる。
【0029】以上のように、本実施の形態の描画処理装
置は、半透明ポリゴンのソースアルファ値にピクセルカ
バレッジを乗算したものを新たなアルファ値として、ア
ルファブレンディングを行うことにより、半透明ポリゴ
ンに対して、1回の処理でアンチエイリアシングを施す
ことが可能となっている。
【0030】図3は、上述したアンチエイリアシング処
理を行う描画処理装置の具体的構成例を示す。なお、図
3の構成は、例えばディジタルシグナルプロセッサ(D
SP)若しくはグラフィックプロセッサ(GP)等のハ
ードウェアにより本実施の形態の描画処理を実現する場
合の一例である。図3の各構成要素は、それらDSPや
GPの各内部処理ユニットに相当する。
【0031】図3において、メモリ51は、ポリゴンな
どの図形情報(頂点座標値,RGBの頂点カラー値,マ
ップ座標値,ベクトル値などの頂点情報や頂点連結情
報)を格納する。なお、図形情報は、例えばCD−RO
MやDVD−ROM、半導体メモリ等の各種記録媒体
や、有線或いは無線による通信媒体,伝送媒体等を介し
て予め取り込まれたものである。
【0032】CPU58は、制御プログラムに基づいて
各部の動作を制御する。
【0033】ジオメトリ演算部50は、メモリ51にて
格納された図形情報を読み出し、その図形情報に対し
て、いわゆるアフィン変換、スクリーン座標への投影変
換、頂点に対する光源処理などを行う。投影変換後の図
形情報(ポリゴンデータ)は、レンダリング部52へ送
られる。
【0034】レンダリング部52は、ポリゴンをスクリ
ーン上に描画するための演算処理を行う部分であり、ジ
オメトリ演算部50から送られてきたポリゴンデータを
ピクセル化する。当該レンダリング部52は、大別して
ポリゴンセットアップ/ラスタライジング部61(以
下、PSR部61と表記する)と、ピクセルパイプライ
ン部63と、フレームバッファ64とからなる。
【0035】また、このレンダリング部52には、テク
スチャバッファ54と、Zバッファ55が併設されてい
る。テクスチャバッファ54は、テクスチャのテクセル
カラー、すなわちポリゴンのピクセルカラーを決定する
ためのR,G,B値とアルファ値(A)を格納してい
る。Zバッファ55は、視点からの画像の奥行き方向の
距離を表すZ値を格納している。これらテクスチャ,Z
値は、例えばCD−ROMやDVD−ROM、半導体メ
モリ等の各種記録媒体や、有線或いは無線による通信媒
体,伝送媒体等を介して予め取り込まれたものである。
【0036】PSR部61は、いわゆるDDA(Digita
l Differential Analyzer)と呼ばれる線形補間演算
を行う構成を備えている。PSR部61は、ジオメトリ
演算部50から送られてくるポリゴンデータの取り込み
とそのバッファリング、ラスタライジング処理によるピ
クセル化とテクセル座標値の計算等を行う。ピクセルデ
ータとテクセル座標値は、ピクセルパイプライン部63
に送られる。また、PSR部61は、1ピクセル内でポ
リゴンが占有している面積の比率を表すピクセルカバレ
ッジCovの値を求めるための、ピクセルカバレッジパ
ラメータ発生部62(以下、PCP部62と表記する)
をも備えている。
【0037】ピクセルパイプライン部63は、PSR部
61から供給されたテクセル座標値を元に、テクスチャ
バッファ54からテクセルカラーを参照して各ピクセル
カラーを決定し、さらに、Zバッファ55のZ値を考慮
したテクスチャマッピングを行う。
【0038】また、ピクセルパイプライン部63は、乗
算部71とアルファブレンディング部72とを備えてい
る。乗算部71は、PCP部62からのピクセルカバレ
ッジCovの値と、テクスチャバッファ54からの各ピ
クセル毎のアルファ値αとを乗算する。アルファブレン
ディング部72は、ピクセル毎にアルファブレンディン
グを行う。
【0039】ここで、前述の図1,図2で説明した、半
透明ポリゴンPGbのアンチエイリアシングを行う場
合、ピクセルパイプライン部63は、前述の式(5),
式(6)の計算を行う。すなわちこの場合、乗算部71
は、その機能がONになされ、半透明ポリゴンPGbの
アルファ値αbにピクセルカバレッジCovを乗算す
る。そして、アルファブレンディング部72は、その乗
算結果をアルファ値として、各ピクセルのアルファブレ
ンディングを行う。
【0040】一方、不透明ポリゴンに対してアンチエイ
リアシングを行う場合、ピクセルパイプライン部63の
乗算部71の機能はOFFになされる。すなわちこの場
合、乗算部71は、乗算処理を行わない。このときのア
ルファブレンディング部72は、当該不透明ポリゴンに
対して、ピクセルカバレッジに応じたアルファ値を設定
し、そのアルファ値に応じてアルファブレンディングを
行う。
【0041】ところで、例えば重要でないシーンの画像
を構成するポリゴンの場合、エイリアシングが発生して
いたとしても、そのエイリアシングがユーザにとってさ
ほど気にならないことが多い。このため、本実施の形態
の描画処理装置は、重要でないシーンの画像のポリゴン
についてアンチエイリアシング処理を行わないようにす
ることもできる。また例えば、重要なシーンの画像を構
成するポリゴンであっても、例えば非常に透明度が高い
ポリゴンの場合は、必ずしもアンチエイリアシング処理
を行わなくてもエイリアシングが目立たない。
【0042】したがって、本実施の形態の描画処理装置
は、非常に透明度が高いためエイリアシングが目立た
ず、アンチエイリアシングを行う必要性の低い半透明ポ
リゴンについて、ピクセルパイプライン部63の乗算部
71の機能をOFFにして乗算処理を行わないようにす
ることもできる。そして、このときのアルファブレンデ
ィング部72は、当該半透明ポリゴンに予め設定されて
いるアルファ値に応じたアルファブレンディングを行
う。
【0043】また、本実施の形態の描画処理装置は、描
画する画像の内容に応じて、乗算部71での乗算処理の
ON/OFFを調整することができる。すなわち、描画
する画像がさほど重要でないシーンの画像であり、エイ
リアシングが多少発生したとしても見た目に影響が少な
い場合、描画処理装置は、乗算部71での乗算処理をO
FFにする。そして、このときのアルファブレンディン
グ部72は、当該重要でないシーンのポリゴンに予め設
定されているアルファ値に応じたアルファブレンディン
グを行う。
【0044】もちろん、描画処理装置は、不透明ポリゴ
ンに対してアンチエイリアシングを行う場合や、エイリ
アシングが目立たない半透明ポリゴンの場合、或いは、
重要でないシーンのポリゴンの場合であっても、乗算部
71の機能をONにし、前述した乗算処理を行っても良
い。但し、不透明ポリゴンや、エイリアシングが目立た
ない半透明ポリゴン、重要でないシーンのポリゴンにつ
いて、乗算部71の機能をOFFにすれば、描画処理装
置は、演算処理の負担を軽減可能となる。
【0045】このように、本実施の形態の描画処理装置
は、描画する画像の内容やポリゴンの透明度等に応じ
て、アンチエイリアシング処理の実行と非実行とを自由
に設定できるようになっているため、必要に応じて適切
な描画処理を行うことができる。また、本実施の形態の
場合、必要に応じた様々な描画処理を実現可能となって
いるため、画像描画のためのアプリケーションソフトウ
ェア作成時の自由度が高くなり、ソフトウェア提供者
は、望み通りのソフトウェアを作成することが可能とな
る。
【0046】ここで、乗算部71の機能をON/OFF
の何れかに設定するための設定値は、レジスタ53上に
用意されている。このレジスタ53からON/OFFの
何れの設定値を出力させるのかは、例えばCPU58
が、制御プログラムに基づいて制御する。すなわち、半
透明ポリゴンに対してアンチエイリアシングを行う場
合、CPU58は、レジスタ53を制御し、乗算部71
の機能をONさせるための設定値を出力させる。一方、
不透明ポリゴンのアンチエイリアシングを行う場合や、
アンチエイリアシングの必要性が低い場合、CPU58
は、レジスタ53を制御し、乗算部71の機能をOFF
させるための設定値を出力させる。またCPU58は、
例えばポリゴンのソースアルファ値が高い透明度を示し
ているか、或いは低い透明度を示しているかなどを判定
し、その判定結果に基づいて、乗算部71の機能のON
/OFFをリアルタイムに切り換え制御することも可能
である。
【0047】上述したピクセルパイプライン部63から
出力された各ピクセルデータは、フレームバッファ64
に送られる。フレームバッファ64は、テレビジョンモ
ニタ装置等のディスプレイ(スクリーン)57に対応し
たメモリ空間を備え、そのメモリ空間上に各ピクセルの
カラー値が書き込まれる。そして、メモリ空間上に形成
されたフレーム単位のスクリーンデータは、ディスプレ
イコントローラ56からの要求に応じて読み出される。
【0048】ディスプレイコントローラ56は、テレビ
ジョンモニタ装置の水平同期信号、垂直同期信号などを
生成すると共に、そのモニタ装置の表示タイミングに従
い、フレームバッファ64からピクセルデータをライン
状に順次取り出す。このライン状に順次取り出されたカ
ラー値からなる2次元画像は、テレビジョンモニタ装置
等のディスプレイ57上に表示される。
【0049】本実施の形態の描画処理は、図3に示した
ハードウェア構成により実現する場合だけでなく、ソフ
トウェア(コンピュータ等のアプリケーションプログラ
ム)により実現することも勿論可能である。
【0050】図4、図5は、描画処理をコンピュータ上
で実現する場合の構成及び動作を示す。なお、図4は、
コンピュータの主要部の構成例を示している。図5は、
図4のコンピュータのCPU123が、本発明の描画処
理プログラムを実行する場合の処理の流れを示してい
る。
【0051】図4において、記憶部128は、例えばハ
ードディスク及びそのドライブからなる。当該記憶部1
28は、オペレーティングシステムプログラムや、CD
−ROMやDVD−ROM等の各種の記録媒体から取り
込まれたり、通信回線を介して取り込まれた、本実施の
形態の描画処理プログラムを含むコンピュータプログラ
ム129、ポリゴン描画のための図形情報やテクスチャ
のRGBA値、Z値等の各種のデータ130等を記憶し
ている。
【0052】通信部121は、例えば、アナログ公衆電
話回線に接続するためのモデム、ケーブルテレビジョン
網に接続するためのケーブルモデム、ISDN(総合デ
ィジタル通信網)に接続するためのターミナルアダプ
タ、ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Lin
e)に接続するためのモデムなどのように、外部とデー
タ通信を行うための通信デバイスである。通信I/F部
122は、上記通信部121と内部バス(BUS)との
間でデータのやりとりを可能とするためのプロトコル変
換等を行うインターフェイスデバイスである。
【0053】入力部133は、例えばキーボードやマウ
ス、タッチパッドなどの入力装置である。ユーザI/F
部132は、入力部133からの信号を内部に供給する
ためのインターフェイスデバイスである。
【0054】ドライブ部135は、CD−ROMやDV
D−ROM、フロッピー(登録商標)ディスク等のディ
スク媒体151や、カード状等の半導体メモリなどか
ら、各種のプログラムやデータを読み出し可能なドライ
ブ装置である。ドライブI/F部134は、ドライブ部
135からの信号を内部に供給するためのインターフェ
イスデバイスである。
【0055】表示部137は、例えばCRT(陰極線
管)や液晶等の表示デバイスである。表示ドライブ部1
36は表示部137を表示駆動させるドライブデバイス
である。
【0056】CPU123は、記憶部128に記憶され
ているオペレーティングシステムプログラムや本実施の
形態のコンピュータプログラム129に基づいて、当該
パーソナルコンピュータの全動作を制御する。
【0057】ROM124は、フラッシュメモリ等の書
き換え可能な不揮発性メモリからなり、当該パーソナル
コンピュータのBIOS(Basic Input/Output Syste
m)や各種の初期設定値を記憶している。RAM125
は、記憶部128のハードディスクから読み出されたア
プリケーションプログラムや各種データなどがロードさ
れ、また、CPU123のワークRAMとして用いられ
る。
【0058】この図4に示す構成において、CPU12
3は、記憶部128から読み出されてRAM125にロ
ードされたアプリケーションプログラムの一つである、
本実施の形態の描画処理プログラムを実行することによ
り、前述した描画処理を実現する。
【0059】次に、この図4に示したコンピュータのC
PU123が、本実施の形態の描画処理プログラムに基
づいて動作する際の処理の流れを、図5を用いて説明す
る。
【0060】この図5において、CPU123は、ステ
ップS1の処理として、記憶部128にデータ130と
して蓄積されているポリゴン描画のための図形情報やテ
クスチャのRGBA値、Z値等を、当該記憶部128か
ら読み取り、RAM125上に保持させる。
【0061】CPU123は、ステップS2の処理とし
て、RAM125上に保持された図形情報を読み出し、
その図形情報に対して、アフィン変換、スクリーン座標
への投影変換、頂点に対する光源処理などのジオメトリ
演算、透視変換処理を施す。
【0062】CPU123は、ステップS3の処理とし
て、ジオメトリ演算により得られたポリゴンデータを用
いてラスタライジング処理を行い、さらに、ステップS
4の処理として、アンチエイリアシングを行う必要があ
るか否か判定する。CPU123は、ステップS4の処
理でアンチエイリアシングを行う必要があると判断した
場合には、ステップS5へ処理を進め、一方、ステップ
S4の処理でアンチエイリアシングを行う必要がないと
判断した場合には、ステップS8へ処理を進める。
【0063】ステップS5の処理に進むと、CPU12
3は、ピクセルカバレッジの値を生成する。次にCPU
123は、ステップS6の処理として、ポリゴンが半透
明ポリゴンであるか又は不透明ポリゴンであるかを判定
する。CPU123は、ステップS6で半透明ポリゴン
であると判定したときには、ステップS7の処理として
ピクセルカバレッジの値とアルファ値の乗算を行う。そ
して、CPU123は、ステップS8の処理として、そ
の乗算結果をアルファ値としたアルファブレンディング
を行う。これにより、エイリアシングが目立ち易い半透
明ポリゴンは、アンチエイリアシング処理が施されるこ
とになる。
【0064】一方、ステップS6において不透明ポリゴ
ンであると判定した場合、CPU123は、ステップS
8の処理として、ステップS5で求めたピクセルカバレ
ッジの値をアルファ値としたアルファブレンディングを
行うことで、不透明ポリゴンにアンチエイリアシング処
理を施す。
【0065】また、ステップS4でアンチエイリアシン
グが不要であると判断された半透明ポリゴンや重要でな
いシーンのポリゴンは、ステップS8において、それら
ポリゴンに予め設定されているアルファ値を用いてアル
ファブレンディングされる。
【0066】その後、CPU123は、ステップS9の
処理として、ピクセルデータからスクリーン画像を生成
する。そして、CPU123は、ステップS10の処理
として、当該スクリーン画像情報を表示ドライブ136
に送る。これにより、表示部137上には画像が表示さ
れることになる。
【0067】以上のように、本実施の形態の描画処理装
置は、アンチエイリアシングが必要な半透明ポリゴンに
ついては、その半透明ポリゴンのソースアルファ値に対
してピクセルカバレッジを乗算し、その乗算結果をアル
ファ値としてアルファブレンディングを行うことによ
り、当該半透明ポリゴンに対するアンチエイリアシング
を実現可能としている。
【0068】さらに、本実施の形態の描画処理装置は、
不透明ポリゴンについては、通常のピクセルカバレッジ
の値をアルファ値としたアルファブレンディングにより
アンチエイリアシングを実現できる。また、描画処理装
置は、エイリアシングが目立たない半透明ポリゴンなど
については、アンチエイリアシングを施さずに通常のア
ルファブレンディングのみを行うように制御できるた
め、処理負担の増加を抑えることができる。
【0069】また、本実施の形態の描画処理は、描画す
る画像の内容やポリゴンの透明度等に応じてアンチエイ
リアシング処理の実行と非実行を選択可能になっている
ため、必要に応じた適切な描画処理を行うことができ
る。さらに、本実施の形態の描画処理の場合、アプリケ
ーションソフトウェア作成時の自由度が高くなる。
【0070】なお、上述した実施の形態の説明は、本発
明の一例である。このため、本発明は上述した実施の形
態に限定されることなく、本発明に係る技術的思想を逸
脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可
能であることはもちろんである。例えば本実施の形態の
描画処理は、専用のテレビゲーム機やパーソナルコンピ
ュータに限らず、携帯端末を含む各種の情報処理装置に
より実現可能である。また、本実施の形態では、カラー
画像を例に挙げたが、本発明はモノクロ画像であっても
適用できる。
【0071】
【発明の効果】本発明は、ピクセル内でポリゴンが占有
している面積の比率を求め、ピクセルを描画する際の透
明度の比率を取得し、各ピクセル毎に面積と透明度の比
率を表す値を乗算し、その乗算値を透明度の比率として
再設定し、各ピクセル毎に予め設定されている値と、そ
れと略々同一2次元座標上に描画される他のピクセルの
色とを、再設定された透明度の比率に応じて混合して描
画するようにしているため、例えば、半透明ポリゴンに
対する1パスのアンチエイリアシングが実現可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】半透明ポリゴンが不透明ポリゴンとバックグラ
ウンドを跨いで描かれた様子を示す図である。
【図2】不透明ポリゴン上に描かれた半透明ポリゴンの
エッジ部分を拡大して示す図である。
【図3】アンチエイリアシング処理を含む描画処理を実
現する具体的構成例を示すブロック図である。
【図4】描画処理を実現するコンピュータの概略構成を
示すブロック図である。
【図5】コンピュータにより描画処理を実現する場合の
処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
PGa…不透明ポリゴン、PGb…半透明ポリゴン、B
Gc…バックグラウンド、Eb…半透明ポリゴンのエッ
ジ部、p1〜p6,p11〜p16,p21〜p25…
ピクセル、50…ジオメトリ演算部、51…メモリ、5
2…レンダリング部、53…レジスタ、54…テクスチ
ャバッファ、55…Zバッファ、56…ディスプレイコ
ントローラ、57…ディスプレイ、61…ポリゴンセッ
トアップ/ラスタライジング部、62…ピクセルカバレ
ッジパラメータ発生部、63…ピクセルパイプライン
部、71…乗算部、72…アルファブレンディング部

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリゴンを構成する各ピクセルについ
    て、ピクセル内で当該ポリゴンが占有している面積の比
    率を求める占有率演算部と、 上記ピクセルを描画する際の透明度の比率として予め設
    定されている値を取得する透明度比率取得部と、 上記各ピクセル毎に、上記面積の比率を表す値と上記予
    め設定された透明度の比率を表す値とを乗算する乗算部
    と、 上記ポリゴンの各ピクセル毎に予め設定されている色
    と、当該ポリゴンを構成するピクセルと略々同一2次元
    座標上に描画される他のピクセルの色とを、各ピクセル
    毎に得られた乗算値に応じて混合する混合部とを備える
    ことを特徴とする描画処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の描画処理装置であって、 上記ポリゴンの種類と、上記予め設定された透明度の比
    率と、描画される画像の内容の、少なくとも何れかに応
    じて上記乗算を実行するか否かを決定する実行決定部を
    備えることを特徴とする描画処理装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の描画処理装置であって、 上記実行決定部は、上記乗算の要否を決定するための値
    を格納し、上記格納された値を読み出して上記乗算の実
    行若しくは非実行を制御することを特徴とする描画処理
    装置。
  4. 【請求項4】 請求項1から請求項3のうち、何れか一
    項記載の描画処理装置であって、 上記各ピクセル毎に得られた乗算値を、上記各ピクセル
    における透明度の比率として再設定する再設定部を備え
    ることを特徴とする描画処理装置。
  5. 【請求項5】 ポリゴンを構成する各ピクセルについ
    て、ピクセル内で当該ポリゴンが占有している面積の比
    率を求めるステップと、 上記ピクセルを描画する際の透明度の比率として予め設
    定されている値を取得するステップと、 上記各ピクセル毎に、上記面積の比率を表す値と上記予
    め設定された透明度の比率を表す値とを乗算するステッ
    プと、 上記ポリゴンの各ピクセル毎に予め設定されている色
    と、当該ポリゴンを構成するピクセルと略々同一2次元
    座標上に描画される他のピクセルの色とを、各ピクセル
    毎に得られた乗算値に応じて混合するステップとをコン
    ピュータに実行させるための描画処理プログラムを記録
    したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の記録媒体であって、 上記ポリゴンの種類と、上記予め設定された透明度の比
    率と、描画される画像の内容との、少なくとも何れかに
    応じて上記乗算を実行するか否かを決定するステップを
    含むことを特徴とする描画処理プログラムを記録したコ
    ンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の記録媒体であって、 上記実行するか否かを決定するステップは、上記乗算の
    要否を決定するための値を格納するステップと、上記格
    納された値を読み出して上記乗算の実行若しくは非実行
    を制御するステップを含むことを特徴とする描画処理プ
    ログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒
    体。
  8. 【請求項8】 請求項5から請求項7のうち、何れか一
    項記載の記録媒体であって、 上記各ピクセル毎に得られた乗算値を、上記各ピクセル
    における透明度の比率として再設定するステップを含む
    ことを特徴とする描画処理プログラムを記録したコンピ
    ュータ読み取り可能な記録媒体。
  9. 【請求項9】 ポリゴンを構成する各ピクセルについ
    て、ピクセル内で当該ポリゴンが占有している面積の比
    率を求めるステップと、 上記ピクセルを描画する際の透明度の比率として予め設
    定されている値を取得するステップと、 上記各ピクセル毎に、上記面積の比率を表す値と上記予
    め設定された透明度の比率を表す値とを乗算するステッ
    プと、 上記ポリゴンの各ピクセル毎に予め設定されている色
    と、当該ポリゴンを構成するピクセルと略々同一2次元
    座標上に描画される他のピクセルの色とを、各ピクセル
    毎に得られた乗算値に応じて混合するステップとをコン
    ピュータに実行させるための描画処理プログラム。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の描画処理プログラムで
    あって、 上記ポリゴンの種類と、上記予め設定された透明度の比
    率と、描画される画像の内容との、少なくとも何れかに
    応じて上記乗算を実行するか否かを決定するステップを
    含むことを特徴とする描画処理プログラム。
  11. 【請求項11】 請求項10記載の描画処理プログラム
    であって、 上記実行するか否かを決定するステップは、上記乗算の
    要否を決定するための値を格納するステップと、上記格
    納された値を読み出して上記乗算の実行若しくは非実行
    を制御するステップを含むことを特徴とする描画処理プ
    ログラム。
  12. 【請求項12】 請求項9から請求項11のうち、何れ
    か一項記載の描画処理プログラムであって、 上記各ピクセル毎に得られた乗算値を、上記各ピクセル
    における透明度の比率として再設定するステップを含む
    ことを特徴とする描画処理プログラム。
  13. 【請求項13】 ポリゴンを構成する各ピクセルについ
    て、ピクセル内で当該ポリゴンが占有している面積の比
    率を求め、 上記ピクセルを描画する際の透明度の比率として予め設
    定されている値を取得し、 上記各ピクセル毎に、上記面積の比率を表す値と上記予
    め設定された透明度の比率を表す値とを乗算し、 上記ポリゴンの各ピクセル毎に予め設定されている色
    と、当該ポリゴンを構成するピクセルと略々同一2次元
    座標上に描画される他のピクセルの色とを、各ピクセル
    毎に得られた乗算値に応じて混合することを特徴とする
    描画処理方法。
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