JP2003186870A - 文書表示方法、文書表示装置、プログラムおよび記録媒体 - Google Patents

文書表示方法、文書表示装置、プログラムおよび記録媒体

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JP2003186870A
JP2003186870A JP2001385255A JP2001385255A JP2003186870A JP 2003186870 A JP2003186870 A JP 2003186870A JP 2001385255 A JP2001385255 A JP 2001385255A JP 2001385255 A JP2001385255 A JP 2001385255A JP 2003186870 A JP2003186870 A JP 2003186870A
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JP2001385255A
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Tatsuya Hosoda
達矢 細田
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Seiko Epson Corp
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Seiko Epson Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 マウスをクリックした時のマウスカーソルの
位置に対応した図面または文章を表示させる。 【解決手段】 CPU100は、文書データおよび図面
データから、図面番号を示す文字列および符号を含む文
字列と図面番号の対応関係を作成する。CPU100
は、マウスカーソルの位置が文書を表示しているウィン
ドウ上にある時にマウス702がクリックされた場合、
マウスカーソルの位置に応じて、文字列および符号を含
む文字列と図面番号の対応関係からマウスカーソルの位
置にある文字列に関係する図面を表示させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子化された文書
および図表を表示する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、文書および図表の電子化が行われ
ている。電子化が行われているのは多種多様な分野に及
ぶが、その電子化が行われている文書の一つに特許公報
がある。電子化された特許公報としては、例えば、特許
庁などから電子化された特許公報を記録したCD−RO
M公報が提供されている。このCD−ROM公報に記録
されている特許公報のデータは、明細書本文のデータで
あるテキストデータと図面のデータである画像データに
分かれており、これらのデータを用いて特許公報を閲覧
する場合、パーソナルコンピュータを用いてディスプレ
イ上に、テキストデータを表示する画面と画像データを
表示する画面を表示させる方法が用いられている。
【0003】この方法を用いた装置としては、例えば、
公報表示装置(特開2000−148343号公報)や
情報検索処理装置(特開平8−339380号公報)な
どがある。また、明細書中では、図面を用いた説明が行
われるため、電子化された特許公報を表示する装置の中
には、明細書の本文中に記載されている図面番号の図面
を容易に参照できるようにした機能を有しているものが
提供されている。情報検索処理装置(特開平8−339
380号公報)では、表示されている明細書の文章中に
おいて、カーソルで指定した文中に図面番号があるか否
かを判断し、図面番号がある場合には、その図面番号の
図を画面に表示させる技術や、表示されている明細書の
文章中において図面番号の部分にマウスカーソルを移動
させてマウスをダブルクリックするとダブルクリックし
た時のマウスカーソルの位置にある図面番号を示す文字
列の図面を画面に表示させる技術が記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
技術では以下に示す問題があった。行を選択して関連す
る図面を表示させたり、マウスをもちいて関連する図面
を表示させる技術の場合、従来の方法では、図面番号や
表番号など図面単位にしか対応していなかった。そのた
め、特許公報の閲覧者が、明細書本文中の符号に関する
説明を読み進め、符号が記載されている図面を見たいと
考えた場合には、まず符号がどの図面に記載されている
かを調べ、その調べた図面番号が記載されている部分を
明細書の本文中から探し出さなければならない。
【0005】また、特許公報の閲覧者が明細者本文を読
み進めている途中で、読み進めている段落に関連する図
面を参照しようとする場合には、現在読んでいる段落に
関連する図面はどの図面であるかを図面番号が記載され
ている部分をまず探しださなければならない。さらに、
特許公報の閲覧者は、探し出した図面番号が記載されて
いる行を操作することにより、ようやく現在読んでいる
文章に関連する図面を表示させることができる。
【0006】また、数多くの特許公報を閲覧する先行技
術調査などの場合には、発明を概略的に捉えられる図面
をまず参照し、その後に図面に記載されている内容につ
いての説明が記載されている明細書本文を読み進める場
合がある。このような場合には、図面を操作することに
より、関連する文章を表示する技術が必要となるが、上
述した従来の技術では、そのような操作への対応はされ
ていない。このように、上述した従来技術の場合には、
特許公報の閲覧者は、文書を閲覧するために数多くの操
作を行う必要があり、文章や図面を効率よく読み進める
ことができず非常に手間がかかっていた。
【0007】本発明は、このような事情に鑑みなされた
ものであり、電子化された文書を閲覧する際に、読み進
めている部分に関連する文書および図面を効率よく表示
する、文書表示方法、文書表示装置、プログラムおよび
記録媒体を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、複数の図面に記載された図表を構成する事
物に付された符号を内包する文字列が記載された文書を
表示する文書表示ステップと、ユーザの指示を入力する
入力ステップと、前記図面と前記文字列との対応関係を
示す関係情報に基づいて、前記指示により指定された文
字列に対応する図面を特定する特定ステップと、前記特
定ステップにて特定された図面を表示する図面表示ステ
ップとを有する文書表示方法を提供する。
【0009】また、本発明では、複数の図面に記載され
た図表を構成する事物に付された符号を内包する文字列
が記載され段落を有する文書を表示する文書表示ステッ
プと、ユーザの指示を入力する第1の入力ステップと、
前記段落と前記図面との対応関係を示す情報に基づい
て、前記第1の入力ステップでの指示により指定された
段落に対応づけられた図面を特定する特定ステップと前
記特定ステップにて特定された図面を表示する表示ステ
ップとを有する文書表示方法を提供する。
【0010】また、本発明では、図表が記載された図面
を表示する図面表示ステップと、ユーザの指示を入力す
る入力ステップと、前記図表を構成する事物に付された
符号と前記図面に対応する文書に記載された文字列との
対応関係を示す関係情報に基づいて、前記指示により指
定された符号に対応する前記文字列を内包する部分を特
定する特定ステップと、前記特定ステップにて特定され
た部分を表示する表示ステップとを有する文書表示方法
を提供する。
【0011】また、本発明では、図表が記載された図面
を表示する図面表示ステップと、ユーザの指示を入力す
る入力ステップと、前記図表を構成する要素の付された
符号と前記図面に対応する文書に記載された文書が有す
る段落との対応関係を示す関係情報に基づいて、前記指
示により指定された符号に対応する前記段落を特定する
特定ステップと、前記特定ステップにて特定された段落
を表示する表示ステップとを有する文書表示方法を提供
する。
【0012】また、本発明では、図面に記載された図表
を構成する事物に付された符号を内包する文字列が記載
された文書を表示する文書表示手段と、ユーザの指示を
入力する入力手段と、前記図面と前記文字列との対応関
係を示す関係情報に基づいて、前記指示により指定され
た文字列に対応する図面を特定する特定手段と、前記特
定手段にて特定された図面を表示する図面表示手段とを
有する文書表示装置を提供する。
【0013】また、本発明では、図面に記載された図表
を構成する事物に付された符号を内包する文字列が記載
され段落を有する文書を表示する文書表示手段と、ユー
ザの指示を入力する入力手段と、前記段落と前記図面と
の対応関係を示す情報に基づいて、前記指示により指定
された段落に対応づけられた図面を特定する特定手段と
前記特定手段にて特定された図面を表示する表示手段と
を有する文書表示装置を提供する。
【0014】また、本発明では、図表が記載された図面
を表示する図面表示手段と、ユーザの指示を入力する入
力手段と、前記図表を構成する事物に付された符号と前
記図面に対応する文書に記載された文字列との対応関係
を示す関係情報に基づいて、前記指示により指定された
符号に対応する前記文字列を内包する部分を特定する特
定手段と、前記特定手段にて特定された部分を表示する
表示手段とを有する文書表示装置を提供する。
【0015】また、本発明では、図表が記載された図面
を表示する図面表示手段と、ユーザの指示を入力する入
力手段と、前記図表を構成する要素の付された符号と前
記図面に対応する文書に記載された文書が有する段落と
の対応関係を示す関係情報に基づいて、前記指示により
指定された符号に対応する前記段落を特定する特定手段
と、前記特定手段にて特定された段落を表示する表示手
段とを有する文書表示装置を提供する。
【0016】また、本発明では、文書と図面を表示する
コンピュータ装置を、図面に記載された図表を構成する
事物に付された符号を内包する文字列が記載された文書
を表示する文書表示手段と、ユーザの指示を入力する入
力手段と、前記図面と前記文字列との対応関係を示す関
係情報に基づいて、前記指示により指定された文字列に
対応する図面を特定する特定手段と、前記特定手段にて
特定された図面を表示する図面表示手段として機能させ
るためのプログラムを提供する。
【0017】また、本発明では、文書と図面を表示する
コンピュータ装置を、図面に記載された図表を構成する
事物に付された符号を内包する文字列が記載され段落を
有する文書を表示する文書表示手段と、ユーザの指示を
入力する入力手段と、前記段落と前記図面との対応関係
を示す情報に基づいて、前記指示により指定された段落
に対応づけられた図面を特定する特定手段と前記特定手
段にて特定された図面を表示する表示手段として機能さ
せるためのプログラムを提供する。
【0018】また、本発明では、文書と図面を表示する
コンピュータ装置を、図表が記載された図面を表示する
図面表示手段と、ユーザの指示を入力する入力手段と、
前記図表を構成する事物に付された符号と前記図面に対
応する文書に記載された文字列との対応関係を示す関係
情報に基づいて、前記指示により指定された符号に対応
する前記文字列を内包する部分を特定する特定手段と、
前記特定手段にて特定された部分を表示する表示手段と
して機能させるためのプログラムを提供する。
【0019】また、本発明では、文書と図面を表示する
コンピュータ装置を、図表が記載された図面を表示する
図面表示手段と、ユーザの指示を入力する入力手段と、
前記図表を構成する要素の付された符号と前記図面に対
応する文書に記載された文書が有する段落との対応関係
を示す関係情報に基づいて、前記指示により指定された
符号に対応する前記段落を特定する特定手段と、前記特
定手段にて特定された段落を表示する表示手段として機
能させるためのプログラムを提供する。
【0020】また、本発明では、文書と図面を表示する
コンピュータ装置を、図面に記載された図表を構成する
事物に付された符号を内包する文字列が記載された文書
を表示する文書表示手段と、ユーザの指示を入力する入
力手段と、前記図面と前記文字列との対応関係を示す関
係情報に基づいて、前記指示により指定された文字列に
対応する図面を特定する特定手段と、前記特定手段にて
特定された図面を表示する図面表示手段として機能させ
るためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可
能な記録媒体を提供する。
【0021】また、本発明では、文書と図面を表示する
コンピュータ装置を、図面に記載された図表を構成する
事物に付された符号を内包する文字列が記載され段落を
有する文書を表示する文書表示手段と、ユーザの指示を
入力する入力手段と、前記段落と前記図面との対応関係
を示す情報に基づいて、前記指示により指定された段落
に対応づけられた図面を特定する特定手段と前記特定手
段にて特定された図面を表示する表示手段として機能さ
せるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り
可能な記録媒体を提供する。
【0022】また、本発明では、文書と図面を表示する
コンピュータ装置を、図表が記載された図面を表示する
図面表示手段と、ユーザの指示を入力する入力手段と、
前記図表を構成する事物に付された符号と前記図面に対
応する文書に記載された文字列との対応関係を示す関係
情報に基づいて、前記指示により指定された符号に対応
する前記文字列を内包する部分を特定する特定手段と、
前記特定手段にて特定された部分を表示する表示手段と
して機能させるためのプログラムを記録したコンピュー
タ読み取り可能な記録媒体を提供する。
【0023】また、本発明では、文書と図面を表示する
コンピュータ装置を、図表が記載された図面を表示する
図面表示手段と、ユーザの指示を入力する入力手段と、
前記図表を構成する要素の付された符号と前記図面に対
応する文書に記載された文書が有する段落との対応関係
を示す関係情報に基づいて、前記指示により指定された
符号に対応する前記段落を特定する特定手段と、前記特
定手段にて特定された段落を表示する表示手段として機
能させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み
取り可能な記録媒体を提供する。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明に係
る実施形態について説明する。ただし、本発明は、係る
実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に
記載された範囲内で任意の態様を含む。
【0025】[1.実施形態] [1−1.実施形態の構成]図1は、本発明の実施形態
に係る文書表示装置の全体構成を示すブロック図であ
る。文書表示装置の各構成要素はバス10で接続されて
いる。ROM(Read Only Memory)200は、読み出し
専用のメモリであり、形態素解析を行うための辞書デー
タ、文書表示装置の各部の制御を行う制御プログラム、
およびCD−ROM公報に記録された明細書本文および
図面を表示させるアプリケーションプログラムが格納さ
れている。なお、本実施形態では、CD−ROM公報に
記録されている、一つの公報を示すデータは、明細書本
文を示すデータと、図面を示すデータの二つのデータで
構成されているものとする。RAM(Random Access Me
mory)300は、読み書き可能なメモリであり、CPU
100の作業エリアとして使用される。CPU100
は、文書表示装置の各部を制御するものであり、ROM
200から文書表示装置の各部を制御するための制御プ
ログラムを読み出し、RAM300を作業エリアとして
制御プログラムを実行する。
【0026】CD−ROM(Compact Disk Read Only M
emory)読み取り装置400は、CD−ROM公報に記
録されている電子化された特許公報のデータを読み出す
ためのものである。表示部500は、図示を省略したC
RT(Cathode Ray Tube)を有しており、CD−ROM
読み取り装置400にて読み出した電子化された特許公
報の本文、図面、文書表示装置を操作するためのメニュ
ー画面やマウスカーソルなどを、図示を省略したCRT
に表示する。
【0027】図面・符号名DB(Database)601は、
符号を含んだ文字列と符号の対応関係を示すデータ、お
よび図面番号を示す文字列と図面番号の対応関係を示す
データを格納するものである。符号・図面対応DB(Da
tabase)602は、符号と図面番号の対応関係を示すデ
ータを格納するものである。ブロック・図面対応DB
(Database)603は、本文の各段落と図面番号の対応
関係を表すデータを格納するものである。図面・符号名
DB601、符号・図面対応DB602およびブロック
・図面対応DB603は、ハードディスク600に記憶
されている。
【0028】キーボード701およびマウス702は、
文書表示装置の使用者によって、文書表示装置を操作す
るための指示が入力されるものであり、文書表示装置の
使用者によって操作されると、操作内容を示す信号をC
PU100へ出力する。
【0029】CPU100は、キーボード701または
マウス702から出力される信号に応じて、CD−RO
M公報に記録された特許公報の明細書本文および図面を
表示させるアプリケーションプログラムをROM200
から読み出し、RAM300を作業エリアとしてこのア
プリケーションプログラムを実行する。
【0030】図2は、CD−ROM公報に記録された特
許公報の明細書本文および図面を表示させるアプリケー
ションプログラムの処理の流れを示すフローチャートで
ある。まず、CPU100は、マウス702が出力する
操作内容を示す信号が入力されたか否かを判断する(ス
テップSA1)。CPU100は、操作内容を示す信号
が入力されていないと判断した場合は、操作内容を示す
信号が入力されるまで待ち続ける。(SA1:NO)。
【0031】CPU100は、操作内容を示す信号が入
力されたと判断した場合は(SA1:YES)、CPU
100へ入力された信号が示す操作内容が、CD−RO
M読み取り装置400に挿入されているCD−ROM公
報に記録されている特許公報のデータを読み出し、読み
出したデータに基づいて、特許公報の明細書本文および
図面を表示部500の図示を省略したCRTに表示させ
る旨の操作である、公報データ選択・表示操作であるか
否かを判断する(SA2)。
【0032】CPU100は、CPU100へ入力され
た信号が示す操作内容が、公報データ選択・表示操作で
あると判断した場合は(SA2:YES)、CD−RO
M公報に記録されている特許公報データの中から一つを
の特許公報を選択して読み出す処理を行う(SA3)。
次に、CPU100は、ステップSA3にて読み出した
特許公報のデータの、明細書本文のデータから図面番号
および図面中で使用されている符号に関する情報を抽出
する処理を行う(SA4)。次にCPU100は、読み
出した特許公報のデータの内、図面のデータから図面中
で使用されている符号に関する情報を抽出する図面解析
処理を行う(SA5)。次にCPU100は、図面・符
号名DB601に、符号を含んだ文字列と符号の対応関
係を格納する本文解析処理を行う(SA6)。次にCP
U100は、符号・図面対応DB602に、符号と図面
の対応関係を格納する処理を行う(SA7)。次にCP
U100は、ブロック・図面対応DB603に、本文の
各段落と図面との関係を格納する処理を行う(SA
8)。上述したステップSA3からステップSA8の処
理については、後に詳述する。次にCPU100は、ス
テップSA3にて読み出した特許公報のデータをもとに
表示部500を制御して、明細書本文および図面を、図
示を省略したCRTに表示させ(SA9)、ステップS
A1へ戻る。
【0033】CPU100は、ステップSA2にて、C
PU100へ入力された信号が示す操作内容が公報デー
タ選択・表示操作でないと判断した場合は(SA2:N
O)、CPU100へ入力された信号が示す操作内容が
「図面表示を切り替える旨の操作」であるか否かを判断
する(SA10)。CPU100は、入力された信号が
示す操作内容が「図面表示を切り替える旨の操作」であ
ると判断した場合には、表示部500を制御して図示を
省略したCRTに表示されている図面表示の切り替え処
理を行い(SA11)、ステップSA1に戻る。図面表
示の切り替え処理については、後に詳述する。
【0034】CPU100は、ステップSA10にて、
入力された信号が示す操作内容が、「図面表示を切り替
える旨の操作」でないと判断した場合には(SA10:
NO)、CPU100へ入力された信号が示す操作内容
が「明細書本文の表示を切り替える旨の操作」であるか
否かを判断する(SA12)。CPU100は、入力さ
れた信号が示す操作内容が「明細書本文の表示を切り替
える旨の操作」でないと判断した場合は(SA12:N
O)、ステップSA1へ戻る。CPU100は、入力さ
れた信号が示す操作内容が「明細書本文の表示を切り替
える旨の操作」であると判断した場合は(SA12:Y
ES)、表示部500を制御して、表示部500の図示
を省略したCRTに表示されている、明細書本文の切り
替え表示を行う(SA13)。明細書本文表示の切り替
え処理については、後に詳述する。
【0035】[1−1−1.公報データ選択・読み出し
処理]図3は、CD−ROM公報から特許公報のデータ
を読み出す処理の流れを示すフローチャートである。ま
ず、CPU100は、CD−ROM読み取り装置400
を制御して、CD−ROM公報に記録されている特許公
報の一覧に関するデータを読み出しRAM300に格納
する(ステップSB1)。次にCPU100は、表示部
500を制御して、RAM300に格納されている特許
公報の一覧に関するデータをもとに、図4に例示するC
D−ROM公報に記録されている特許公報データの一覧
を表示するメニュー画面を、図示を省略したCRTに表
示させる(SB2)。
【0036】次にCPU100は、マウス702が文書
表示装置の使用者によって操作され、マウス702から
出力される操作内容を示す信号が入力されるのを待つと
同時に、マウス702から出力される操作内容を示す信
号を解析する。CPU100は、入力された信号が示す
操作内容が、図4に示すメニュー画面上で選択されてい
る特許公報を、表示部500の図示を省略したCRTに
表示する旨の操作であると判断した場合は(SB3:Y
ES)、CD−ROM読み取り装置400を制御し、C
D−ROM読み取り装置に挿入されているCD−ROM
公報の中から、メニュー画面上で選択された明細書本文
のデータと図面データを読み出しRAM300に格納す
る(SB4)。
【0037】CPU100は、入力された信号が示す操
作内容が、図4に示すメニュー画面上で選択されている
特許公報を、表示部500の図示を省略したCRTに表
示する旨の操作以外である場合は(SB3:NO)、操
作内容を示す信号が入力されるのを待つ。
【0038】[1−1−2.図面・符号情報抽出処理]
図5は、図面・符号情報抽出処理、すなわち、明細書本
文のデータから図面番号および符号に関する情報を抽出
する処理の流れを示すフローチャートである。まず、C
PU100は、図面に関する情報を得るため、図3に示
した公報データ選択・読み出し処理によりRAM300
に格納された明細書本文のデータを解析して、明細書本
文のデータ内にすみつき括弧(明細書にて段落番号など
の前後に付される括弧を示す記号)で囲まれた「図面の
簡単な説明」という文字列が存在するか否かを判断する
(ステップSC1)。CPU100は、明細書本文のデ
ータを解析した結果、明細書本文のデータ内にすみつき
括弧で囲まれた「図面の簡単な説明」という文字列が存
在しないと判断した場合は(SC1:NO)、ステップ
SC3へ処理を進める。CPU100は、明細書本文の
データを解析した結果、明細書本文のデータ内にすみつ
き括弧で囲まれた「図面の簡単な説明」という文字列が
存在すると判断した場合は(SC1:YES)、明細書
本文のデータのすみつき括弧で囲まれた「図面の簡単な
説明」以降に記載されているすみつき括弧で囲まれた
「図n」(nは明細書で使用されている図面の番号)と
いう文字列を検索し、明細書本文で使用されている図面
番号を抽出する(SC2)。
【0039】次に、CPU100は、符号に関する情報
を得るために、図3に示した公報データ選択・読み出し
処理によりRAM300に格納された明細書本文のデー
タを解析して、明細書本文のデータ内にすみつき括弧で
囲まれた「符号の説明」という文字列が存在するか否か
を判断する(ステップSC3)。CPU100は、明細
書本文のデータを解析した結果、明細書本文のデータ内
にすみつき括弧で囲まれた「符号の説明」という文字列
が存在しないと判断した場合は(SC3:NO)、ステ
ップSC5へ処理を進める。
【0040】CPU100は、明細書本文のデータを解
析した結果、明細書本文のデータ内にすみつき括弧で囲
まれた「符号の説明」という文字列が存在すると判断し
た場合は(SC3:YES)、明細書本文データのすみ
つき括弧で囲まれた「符号の説明」以降に記載されてい
る文字列から符号の情報を抽出する(SC4)。具体的
には、符号の説明に用いられる文字列のパターンが予め
アプリケーションプログラム内に登録されており、その
パターンに基づいて符号を抽出する。アプリケーション
プログラムには、明細書において符号を説明する時に用
いられる、「(数字)・・・(文字列)」や「(アルフ
ァベットの文字列)・・・(文字列)」といったパター
ンが予めアプリケーションプログラムに登録されてお
り、このパターンに当てはまる文字列が見つかった場合
には、「・・・」の部分の左側の文字列を符号として抽
出する。
【0041】次にCPU100は、ステップSC2およ
びステップSC4にて抽出した図面番号および符号情報
を、図6に例示するフォーマットでRAM300に図面
・符号情報として格納し(SC5)、図面・符号情報抽
出処理を終了する。
【0042】[1−1−3.図面解析処理]図7は、図
面解析処理、すなわち、図面データから、図面内で使用
されている符号に関する情報を抽出処理の流れを示すフ
ローチャートである。まず、CPU100は、繰り返し
処理に使用するカウンタの初期化を行う(ステップSD
1)。次に、CPU100は、図3に示した公報データ
選択・読み出し処理によってRAM300に格納された
図面データの中から図面番号がn(nは繰り返し処理に
使用するカウンタの値)である図面のデータに対し、O
CR(Optical Character Recognition(光学的手法に
よる文字認識))技術を用いて画像解析を行う(SD
2)。OCR(光学的手法による文字認識)技術とは、
スキャナ等の画像読み取り装置を用いて読み取られた文
書や図面の情報から、文書や図面中に記載されている文
字に関する情報を抽出する技術である。
【0043】次に、CPU100は、ステップSD2で
行った画像解析の結果から、図面中に記載されている符
号を表す文字列を符号情報として抽出し、図面から抽出
した符号情報(以下、図面情報とする)として、図8に
例示するフォーマットでRAM300に格納する(SD
3)。具体的には、通常図面中で使用される符号には、
数字やアルファベットの文字列が使用されることから、
これらの文字列を符号として抽出する。
【0044】次にCPU100は、RAM300に格納
されている図面データを調べ、全ての図面に対して画像
解析を行ったか否かを判断する(SD4)。CPU10
0は、全ての図面に対して画像解析を行っていないと判
断した場合は(SD4:NO)、繰り返し処理に使用す
るカウンタnの値に1を加えて(SD5)ステップSD
2に戻る。CPU100は、ステップSD4において、
全ての図面に対して画像解析が終了したと判断した場合
は(SD4:YES)、図面解析処理を終了する。
【0045】[1−1−4.本文解析処理]図9は、本
文解析処理、すなわち、明細書本文のデータ、図面・符
号情報抽出処理および図面解析処理で得た情報をもと
に、図面番号に関する文字列と図面番号の対応、および
符号に関する文字列と符号番号の対応に関するデータを
作成し、図面・符号名DB601に格納する処理の流れ
を示すフローチャートである。
【0046】まず、CPU100は、ROM200に記
録された形態素解析用の辞書データを用いて、図3に示
す処理によってRAM300に格納された明細書本文の
データの形態素解析を行い、形態素解析を行った結果を
形態素解析データとして、図10に例示するフォーマッ
トでRAM300に格納する(ステップSE1)。形態
素解析とは、文章を単語単位に分割する技術であり、文
章を単語単位に分割するための形態素解析用辞書を用い
て文章を解析し、文をこれ以上細かくすると意味がなく
なってしまう最小の文字列にまで分解する。次に、CP
U100は、図面・符号情報抽出処理でRAM300に
格納した図面・符号情報から符号を示す文字列を取得す
る(SE2)。次に、CPU100は、マウス702が
クリックされた時に、表示の切り替えが行われる文字列
を作成する。CPU100は、ステップSE1にてRA
M300に格納した形態素解析データの中から、ステッ
プSE2で取得した符号を示す文字列に関係する文字列
を抽出し、符号を示す文字列と符号に関係する文字列を
結合させた文字列を作成する(SE3)。次に、CPU
100は、ステップSE3で作成した文字列と符号を示
す文字列を対応づけて、図11に例示するフォーマット
で、図面・符号名DB601に格納する(SE4)。
【0047】次に、CPU100は、RAM300に格
納されている図面・符号情報の全ての符号情報に対し
て、ステップSE3およびステップSE4の処理が終了
したか否かを判断する(SE5)。CPU100は、R
AM300に格納されている図面・符号情報の全ての符
号情報に対して、ステップSE3およびステップSE4
の処理が行われていないと判断した場合は(SE5:N
O)、ステップSE2に戻り、図面・符号情報抽出処理
でRAM300に格納した図面・符号情報から次の符号
を示す文字列を取得する。
【0048】CPU100は、RAM300に格納され
ている図面・符号情報の全ての符号情報に対して、ステ
ップSE3およびステップSE4の処理が行われたと判
断した場合は(SE5:YES)、次に、図面解析処理
でRAM300に格納した図面情報から符号を示す文字
列を取得する(SE6)。次に、CPU100は、ステ
ップSE1にてRAM300に格納した形態素解析デー
タの中から、ステップSE6で取得した符号を示す文字
列に関係する文字列を抽出し、符号を示す文字列と符号
に関係する文字列を結合させた文字列を作成する(SE
7)。次に、CPU100は、ステップSE7で作成し
た文字列と符号を示す文字列を対応づけて、図11に例
示するフォーマットで、図面・符号名DB601に格納
する(SE8)。
【0049】CPU100は、RAM300に格納され
ている図面情報の全ての符号情報に対して、ステップS
E7およびステップSE8の処理が行われたと判断した
場合は(SE9:YES)、図面・符号情報から図面番
号を示す文字列を取得し、図面番号と対応づけて図11
に例示するフォーマットで図面・符号名DB601に格
納し(SE10)、図面・符号名DB作成処理を終了す
る。
【0050】[1−1−5.符号・図面対応DB作成処
理]図12は、符号・図面対応DB作成処理、すなわ
ち、図面・符号情報抽出処理と図面解析処理で得た情報
をもとに、明細書本文で使用されている符号がどの図面
で使用されているかの対応を作成し、符号・図面対応D
B602に格納する処理の流れを示すフローチャートで
ある。まず、CPU100は、図面・符号情報抽出処理
でRAM300に格納した図面・符号情報から符号を示
す文字列を取得する(ステップSF1)。次に、CPU
100は、RAM300に格納されている図面から抽出
した符号情報を検索し、ステップSF1にて取得した符
号を示す文字列が、RAM300に格納されている図面
情報に存在するか否かを判断する(SF2)。
【0051】CPU100は、ステップSF1にて取得
した符号を示す文字列が、図面から抽出した符号情報の
中に存在しないと判断した場合は(SF2:NO)、ス
テップSF5へ処理を進める。CPU100は、ステッ
プSF1にて取得した符号を示す文字列が、図面から抽
出した符号情報の中に存在すると判断した場合は(SF
2:YES)、符号が記載されている図面番号を、RA
M300に格納されている図面から抽出した符号情報か
ら取得する(SF3)。
【0052】次にCPU100は、ステップSF1で取
得した符号を示す文字列とステップSF3で取得した図
面番号を対応づけて、図13に例示するフォーマットで
符号・図面対応DB602に格納する(SF4)。次
に、CPU100は、RAM300に格納されている図
面・符号情報の全ての符号情報に対して、ステップSF
2、SF3およびSF4の処理が終了したか否かを判断
する(SF5)。CPU100は、図面・符号情報の全
ての文字列を処理したと判断した場合は(SF5:YE
S)、符号・図面対応DB602の作成処理を終了す
る。CPU100は、図面・符号情報の全ての文字列を
処理していないと判断した場合は(SF5:NO)、ス
テップSF1に戻り、図面・符号情報から次の文字列を
取得し、ステップSF2以下の処理を行う。
【0053】[1−1−6.ブロック・図面対応DB作
成処理]図14は、ブロック・図面対応DB作成処理、
すなわち、明細書本文の各段落とどの図面が対応してい
るかの関係を示すデータを作成し、ブロック・図面対応
DBに格納する処理の流れを示すフローチャートであ
る。
【0054】まず、CPU100は、本文解析処理で作
成した、RAM300に格納されている形態素解析デー
タを、すみつき括弧をもとにブロック単位、すなわち段
落単位に分割する(ステップSG1)。具体的には、す
みつき括弧で囲まれた文字列を始まりとし、次のすみつ
き括弧で囲まれた文字列の直前までを1つのブロックと
する。次に、CPU100は、ブロックにブロック番号
を割り当て、図15に例示するフォーマットでブロック
に分割した形態素解析データをRAM300に格納する
(SG2)。
【0055】次に、CPU100は、ブロックに分割し
た形態素解析データの中から図面および符号に関する文
字列を抽出する(SG3)。次にCPU100は、符号
・図面対応DB602に格納されているデータを検索
し、ステップSG3にて抽出した文字列が符号・図面対
応DB602に格納されているデータに存在するか否か
を判断する(SG4)。
【0056】CPU100は、ステップSG3にて抽出
した文字列が符号・図面対応DB602に格納されてい
るデータに存在しないと判断した場合には(SG4:N
O)、対応する図面が存在しないことを表すデータとし
て「#N/A」をブロック番号に対応づけて図16に例
示するフォーマットでブロック・図面対応DB603に
格納し(SG5)、ステップSG8へ処理を進める。C
PU100は、ステップSG3にて抽出した文字列が符
号・図面対応DB602に格納されているデータに存在
すると判断した場合は(SG4:YES)、符号・図面
対応DB602からステップSG3にて抽出した文字列
に対応する図面番号を取得する(SG6)。
【0057】次に、CPU100は、ステップSG3に
て抽出した文字列とステップSG6にて取得した図面番
号とを対応づけて、図16に例示するフォーマットでブ
ロック・図面対応DB603に格納する(SG7)。明
細書の本文中では、一つの段落中で複数の図面を用いて
発明の説明をおこなっている場合もある。そのような場
合には、ひとつのブロックに複数の図面が対応すること
となる。この場合には、ステップSG7の処理におい
て、図面に対応する文字列が多い順にブロック・図面対
応DB603に格納する。
【0058】次に、CPU100は、次のブロックが存
在するか否かを判断する(SG8)。次のブロックが存
在する場合は(SG8:YES)、SG3へ処理を戻
し、次のブロックに対し処理を進める。CPU100
は、次のブロックが存在しないと判断した場合は(SG
8:NO)、ブロック・図面対応DBの作成処理を終了
する。
【0059】[1−1−7.図面表示切り替え処理]図
17は、図面表示切り替え処理、すなわち、明細書の本
文を表示しているウィンドウをクリックした時に、ユー
ザの操作に応じて図面を表示しているウィンドウに、ク
リックしたマウスカーソルの位置の文章に対応する図面
を表示させる処理の流れを示すフローチャートである。
まずCPU100は、文書表示装置の使用者がマウス7
02を操作することによりマウス702から出力される
操作内容を示す信号を解析する(ステップSH1)。具
体的には、文書表示装置の使用者が、明細書本文が表示
されているウィンドウ上でマウス702をクリックした
時に、マウスカーソルが明細書本文の文章のどの部分に
あるかを、マウスカーソルのCRT上での座標位置およ
び、明細書本文を表示しているウィンドウに表示されて
いる文章から解析する。
【0060】CPU100は、ステップSH1の処理に
おいて、マウス702をクリックした時のマウスカーソ
ルの位置が図面番号を表す文字列上であると解析した場
合には、RAM300に確保した、マウス702をクリ
ックした時のマウスカーソルの位置が図面番号上である
ことを示すフラグをセットし、マウス702をクリック
した時のマウスカーソルの位置にある文字列(図面番
号)をRAM300に格納する。CPU100は、マウ
ス702をクリックした時のマウスカーソルの位置が、
符号を含む文字列上であると解析した場合には、RAM
300に確保した、マウス702をクリックした時のマ
ウスカーソルの位置が符号を含む文字列上であることを
示すフラグをセットし、マウス702をクリックした時
のマウスカーソルの位置にある符号を含む文字列をRA
M300に格納する。CPU100は、マウス702を
クリックした時のマウスカーソルの位置がブロック内で
あると解析した場合には、RAM300に確保した、マ
ウス702をクリックした時のマウスカーソルの位置
が、ブロック内であり、且つ図面番号および符号を表す
文字列上でないことを示すフラグをセットし、マウス7
02をクリックした時のマウスカーソルの位置のブロッ
ク番号をRAM300に格納する。
【0061】次にCPU100は、ステップSH1の処
理における解析結果から、文書表示装置の使用者がマウ
ス702を操作した時のマウスカーソルの位置が、明細
書本文中の図面番号を表す文字列上であるか否かを判断
する(SH2)。具体的には、CPU100は、ステッ
プSH1でRAM300にセットした、マウス702を
クリックした時のマウスカーソルの位置が図面番号上で
あることを示すフラグがセットされているか否かを判断
する。
【0062】CPU100は、マウス702をクリック
した時のマウスカーソルの位置が図面番号上であること
を示すフラグがセットされていると判断した場合は(S
H2:YES)、ステップSH1でRAM300に格納
した、マウス702をクリックした時のマウスカーソル
の位置にある文字列(図面番号)に該当する図面番号
を、図面・符号名DB601から読み出す(SH3)。
次にCPU100は、ステップSH3にて読み出した図
面番号の図面データを基に、表示部500を制御して、
図示を省略したCRTに図面を表示させる(SH4)。
【0063】CPU100は、ステップSH1の処理に
おける解析結果から、文書表示装置の使用者がマウス7
02を操作した時のマウスカーソルの位置が、明細書本
文中の図面番号を表す文字列上でないと判断した場合は
(SH2:NO)、文書表示装置の使用者がマウス70
2を操作した時のマウスカーソルの位置が、明細書本文
中の符号を含む文字列上であるか否かを判断する(SH
5)。具体的には、ステップSH1でRAM300にセ
ットした、マウス702をクリックした時のマウスカー
ソルの位置が符号を含む文字列上であることを示すフラ
グがセットされているか否かを判断する。
【0064】CPU100は、マウス702をクリック
した時のマウスカーソルの位置が、符号を含む文字列上
であることを示すフラグがセットされていると判断した
場合は(SH5:YES)、ステップSH1でRAM3
00に格納した、マウス702をクリックした時のマウ
スカーソルの位置にある符号を含む文字列に該当する符
号を、図面・符号名DB601から読み出す(SH
6)。次に、CPU100は、符号・図面対応DB60
2を検索し、ステップSH6にて図面・符号名DB60
1から読み出した符号が記載されている図面番号を読み
出す(SH7)。次にCPU100は、RAM300に
格納されている図面データを基にステップSH7にて読
み出した図面番号の図面を、表示部500を制御して、
図示を省略したCRTに図面を表示させる(SH4)。
【0065】CPU100は、ステップSH1の処理に
おける解析結果から、文書表示装置の使用者がマウス7
02を操作した時のマウスカーソルの位置が、明細書本
文中の符号を含む文字列上でないと判断した場合は(S
H5:NO)、文書表示装置の使用者がマウス702を
操作した時のマウスカーソルの位置が、明細書本文中の
ブロック内であるか否かを判断する(SH8)。具体的
には、ステップSH1でRAM300にセットした、マ
ウス702をクリックした時のマウスカーソルの位置が
ブロック内であり、且つ図面番号および符号を表す文字
列上でないことを示すフラグをセットされているか否か
を判断する。
【0066】CPU100は、マウス702をクリック
した時のマウスカーソルの位置がブロック内であり、且
つ図面番号および符号を表す文字列上でないことを示す
フラグがセットされていると判断した場合は(SH8:
YES)、ブロック・図面対応DB603に、ステップ
SH1でRAM300に格納した、マウス702をクリ
ックした時のマウスカーソルの位置のブロック番号に対
応する図面番号に対応する図面番号が存在するか否かを
判断する(SH9)。ブロック・図面対応DB603
に、マウス702をクリックした時のマウスカーソルの
位置のブロック番号に対応する図面番号が存在しないと
判断した場合は、図面表示切り替え処理を終了する。
【0067】CPU100は、ブロック・図面対応DB
603に、マウス702をクリックした時のマウスカー
ソルの位置のブロック番号に対応する図面番号が存在す
ると判断した場合には、ブロック・図面対応DB603
から、ステップSH1でRAM300に格納した、マウ
ス702をクリックした時のマウスカーソルの位置のブ
ロック番号に対応する図面番号を読み出す(SH1
0)。次に、CPU100は、ステップSH10で読み
出した図面番号から、ブロックに対応する図面番号が複
数存在するか否かを判断する(SH11)。CPU10
0は、ブロックに対応する図面番号が複数存在しないと
判断した場合には(SH11:NO)、RAM300に
格納されている図面データを基に、ステップSH10に
て読み出した図面番号の図面を、表示部500を制御し
て、図示を省略したCRTに図面を表示させる(SH
4)。
【0068】CPU100は、ステップSH11におい
て、ブロックに対応する図面番号が複数存在すると判断
した場合は、ブロックに対応している図面の一覧を示す
メニュー画面を、表示部500を制御して図示を省略し
たCRT上に表示させる(SH12)。次にCPU10
0は、マウス702から出力される操作内容を示す信号
が入力されるのを待つと同時に、マウス702から出力
された信号が示す操作内容を解析する。操作内容を示す
信号が入力され、その信号が示す操作内容が、ステップ
SH12において図示を省略したCRTに表示させた、
ブロックに対応している図面の一覧を示すメニュー画面
の中から、図面を選択する旨の操作であると判断した場
合には(SH13:YES)、メニュー画面で選択した
図面番号の図面を、RAM300に格納されている図面
データを基に、表示部500を制御して、図示を省略し
たCRTに図面を表示させる(SH4)。
【0069】CPU100は、操作内容を示す信号が入
力され、その信号が示す操作内容が、ステップSH12
で表示させた、ブロックに対応している図面の一覧を示
すメニュー画面の中から、図面を選択する旨の操作以外
であると判断した場合は(SH13:NO)、操作内容
を示す信号が入力されるのを待つ。
【0070】CPU100は、ステップSH1の処理に
おいて、マウス702をクリックした時のマウスカーソ
ルの位置が、図面番号、符号を含む文字列上およびブロ
ック内のいずれの位置でもないと判断した場合は(SH
2:NO、SH5:NO、SH8:NO)、画面表示切
り替え処理を終了する。
【0071】[1−1−8.本文表示切り替え処理]図
18は、本文表示切り替え処理、すなわち、図面を表示
しているウィンドウ上で符号をクリックした時に、ユー
ザの操作に応じてクリック位置の符号が記載されている
明細書本文の部分を表示させる処理の流れを示すフロー
チャートである。まずCPU100は、文書表示装置の
使用者がマウス702を操作したことによりマウス70
2から出力される信号が示す操作内容を解析し、図面中
の符号を示す文字列上でクリックされたか否かを判断す
る(ステップSJ1)。具体的には、文書表示装置の使
用者が、図面が表示されているウィンドウ上でマウス7
02をクリックした時に、図面のどの部分をクリックし
たかを、マウスカーソルのCRT上での座標位置およ
び、図面を表示しているウィンドウに表示されている図
面から解析する。
【0072】CPU100は、入力された信号が示す操
作内容が、図面中の符号を示す文字列上にマウスカーソ
ルがある時にクリックを行った旨の操作であると判断し
た場合は(SJ1:YES)、クリックした時のマウス
カーソルの位置に表示されている文字列を取得する(S
J2)。次にCPU100は、図面・符号名DB601
を検索し、符号が含まれている文字列を取得する(SJ
3)。次に、CPU100は、明細書本文データの現在
表示している文章以降を検索し、ステップSJ3で取得
した符号を含む文字列を検索する(SJ4)。
【0073】次にCPU100は、明細書本文データの
現在表示している文章以降を検索した結果、検索した文
字列が存在したか否かを判断する(SJ5)。CPU1
00は、検索した文字列が存在したと判断した場合は
(SJ5:YES)、ステップSJ6へ処理を進める。
CPU100は、検索した文字列が存在しなかったと判
断した場合は(SJ5:NO)、明細書本文の先頭の文
章から文字列を検索する(SJ6)。次に、CPU10
0は、検索した符号を含む文字列が記載されている明細
書本文の文章部分を、表示部500を制御して、図示を
省略したCRTに表示させる(SJ7)。
【0074】CPU100は、入力された信号が示す操
作内容が、図面中の符号を示す文字列上にマウスカーソ
ルがある時にクリックを行った旨の操作でないと判断し
た場合は(SJ1:NO)、明細書本文表示切り替え処
理を終了する。
【0075】[1−2.実施形態の動作] [1−2−1.データベース作成時の動作]まず、特許
公報の文書および図表のデータが記録されているCD−
ROM公報から、CD−ROM公報中の一つの公報を選
択し、データベースを作成するまでの動作について説明
する。
【0076】一つの公報を示すデータは、SGML(St
andard Generalized Markup Language)によって記述さ
れている明細書本文ファイルと、図面データが格納され
ているTIFF(Tagged Image File Format)形式のフ
ァイルの二つのファイルで構成されているものとする。
また、CPU100は、ROM200から、CD−RO
M公報に記録された特許公報の明細書本文および図面を
表示させるアプリケーションプログラムを読み出し、既
に実行しているものとする。また、CD−ROM読み取
り装置400には、既に特許公報が記録されているCD
−ROM公報が読み取り可能な状態で挿入されているも
のとする。
【0077】まず、マウス702にてCD−ROM公報
内に記録されている特許公報を選択するメニュー画面を
表示する旨の操作がされると、操作内容を示す信号がC
PU100へ出力される。
【0078】マウス702から出力された操作内容を示
す信号が入力されたCPU100では、図2に示すフロ
ーチャートのステップSA1の処理が行われ、入力され
た信号が示す操作内容の解析が行われる。解析の結果、
信号が示す操作内容が、CD−ROM公報内に記録され
ている特許公報を選択するメニュー画面を表示させる旨
の操作であることから、図3に示す公報データ選択・読
み出し処理が行われる。CPU100によってCD−R
OM読み取り装置400が制御され、CD−ROM公報
に記録されている特許公報の公開番号が読み出され、R
AM300に格納される。
【0079】CPU100は、RAM300に格納され
た特許公報の公開番号を基に、図4に例示する、公報の
一覧の中から公報を選択させるメニュー画面を、表示部
500を制御し図示を省略したCRTに表示させる。図
4に例示したメニュー画面が、図示を省略したCRTに
表示された後、メニュー上に表示されている公報一覧の
中から一つの公報を選択し、選択した公報を表示させる
旨の操作が文書表示装置の使用者によりマウス702に
おいて行われると、マウス702の操作内容を示す信号
がCPU100へ入力される。
【0080】操作内容を示す信号が入力されたCPU1
00では、入力された信号が示す操作内容の解析が行わ
れる。CPU100では、入力された信号の解析の結
果、信号が示す操作内容が、メニュー画面上で選択され
ている特許公報を図示を省略したCRTへ表示させる旨
の内容であることから、CPU100によってCD−R
OM読み取り装置400が制御され、CD−ROM公報
から文書表示装置の使用者が選択した特許公報の明細書
本文データおよび図面データが読み出されRAM300
に格納される。
【0081】次に、CPU100において、図5に示す
図面・符号情報抽出処理が行われる。CPU100によ
ってRAM300に格納された明細書本文データが解析
され、明細書本文に記載されている、図面および符号に
関する情報が抽出される。
【0082】具体的には、まず、図面に関する情報が明
細書本文のデータから抽出される。選択された特許公報
において、明細書本文に記載されている「図面の簡単な
説明」および「符号の説明」が、図19に例示した文章
であるとすると、まず図面に関する情報を抽出するため
に、明細書本文のデータからすみつき括弧で囲まれた
「図面の簡単な説明」という文字列が検索される。「図
面の簡単な説明」という文字列が検索された後、明細書
本文のデータにおいて「図面の簡単な説明」以降に記載
されているすみつき括弧で囲まれた「図n」(nは整
数)という文字列が検索される。図19に例示した文章
の場合、文章中からすみつき括弧で囲まれた「図1」と
「図2」という文字列が検索され、図面番号に関して
「図1」と「図2」という情報が抽出される。
【0083】次に、符号に関する情報が抽出される。符
号に関する情報を抽出するために、明細書本文のデータ
からすみつき括弧で囲まれた「符号の説明」という文字
列が検索される。すみつき括弧で囲まれた「符号の説
明」という文字列が検索された後、明細書本文中に記載
されている、符号が抽出される。実行されているアプリ
ケーションプログラムにおいて、明細書中で符号を説明
する時の文字列のパターンとして「(数字)・・・(文
字列)」が登録されているとすると、図19に例示した
文章はこのパターンにあてはまるため、「・・・」とい
う文字列の左側の文字列が符号として抽出され、「1」
から「7」の符号が抽出される。上述した動作で抽出さ
れた図面および符号に関する情報は、図6に例示したフ
ォーマットで図面・符号情報としてRAM300に格納
される。
【0084】次に、CPU100において、図7に示す
図面解析処理が行われる。RAM300に格納されてい
る図面データが、OCR技術を用いて解析され、図面中
で使用されている符号に関する情報が抽出される。
【0085】選択された特許公報において使用されてい
る図面が、図20に例示した図面であるとする。CPU
100はOCR技術を用いて、この図面データから文字
列を抽出する。通常図面中で使用される符号には、数字
やアルファベットの文字列が使用されることから、図2
0に例示した図面の中から、OCR技術を用いて「1」
から「7」の文字列と「100」から「102」の文字
列が図面中で使用されている符号として抽出され、図8
に例示したフォーマットで図面情報としてRAM300
に格納される。
【0086】次に、CPU100において、図9に示す
本文解析処理が行われる。ROM200に記録された形
態素解析用の辞書データが用いられ、CPU100によ
りRAM300に格納された明細書本文データが、形態
素解析される。選択した公報において、明細書本文には
図21に例示した文章が記載されているとする。CPU
100は、形態素解析用の辞書データを用いて明細書本
文を形態素解析した後、図10に例示したフォーマット
で形態素解析したデータ(以下、形態素解析データとす
る)をRAM300に格納する。明細書本文の文は形態
素解析後、図10に例示したフォーマットで形態素解析
データとしてRAM300に格納される。
【0087】次に、CPU100により、図面・符号情
報と形態素解析データを使用して、符号に関係する文字
列が形態素解析データの中から抽出され、符号と符号に
関係する文字列を結合した文字列が作成される。上述し
た図面・符号情報抽出処理と形態素解析により、図6に
例示する図面・符号情報と図10に例示する形態素解析
データが、RAM300に格納されている。図6に例示
する図面・符号情報に格納されている符号情報「1」の
場合、図10に例示した形態素解析データから、符号情
報「1」に関係する文字列として、「CPU」という文
字列が抽出される。次に、符号と符号に関係する文字列
を結合した文字列と符号が対応づけたデータが作成さ
れ、図面・符号名DB601に格納される。上述した、
符号情報「1」の場合、符号と符号に関係する文字列を
結合した文字列「CPU1」と符号「1」が対応づけら
れ図11に例示したフォーマットで図面・符号名DB6
01に格納される。他の符号に関しても上述した符号
「1」の場合と同様の処理が行われ、図11に例示した
フォーマットで図面・符号名DB601にデータが格納
される。
【0088】次に、CPU100により、図面情報と形
態素解析データを使用して、符号に関係する文字列が形
態素解析されたデータの中から抽出され、符号と符号に
関係する文字列を結合した文字列が作成される。上述し
た図面解析処理と形態素解析により、図8に例示する図
面情報と図10に例示する形態素解析データが、RAM
300に格納されている。図8に例示する図面情報に格
納されている符号情報「100」の場合、図10に例示
した形態素解析データから、符号情報「100」に関係
する文字列として、「ステップ」という文字列が抽出さ
れる。
【0089】次に、CPU100により符号と符号に関
係する文字列を結合した文字列と符号が対応づけたデー
タが作成され、図面・符号名DB601に格納される。
上述した、符号情報「100」の場合、符号と符号に関
係する文字列を結合した文字列「ステップ100」と符
号「100」が対応づけられ図11に例示したフォーマ
ットで図面・符号名DB601に格納される。他の符号
に関しても上述した符号「100」の場合と同様の処理
が行われ、図11に例示したフォーマットで図面・符号
名DB601にデータが格納される。
【0090】CPU100により、符号と符号に関係す
る文字列を結合した文字列と符号の対応づけが終了する
と、図面・符号情報から図面に関する文字列が抽出さ
れ、図面番号と対応づけて図11に例示するフォーマッ
トで図面・符号名DB601にデータが格納される。
【0091】次に、CPU100において、図12に示
す符号・図面対応作成処理が行われ、符号・図面情報と
図面情報をもとにして、各符号がどの図面で使用されて
いるかの関係が作成される。
【0092】上述した図面・符号情報抽出処理と図面解
析処理により、図6に例示した図面・符号情報と図8に
例示した図面情報がRAM300に格納されている。図
面・符号情報に格納されている符号「1」の場合、図面
情報を参照すると、対応する図面番号が「図1」である
ことが分かり、図面・符号情報から抽出した符号と対応
する図面番号の関係が得られ、この対応関係が符号・図
面対応DB602に格納される。他の符号についても同
様の処理が行われ符号・図面対応DB602に格納され
る。図6に例示した符号・図面情報と図8に例示した図
面情報の場合、図13に例示したフォーマットで符号・
図面対応DB602にデータが格納される。
【0093】次に、CPU100において、図14に示
すブロック・図面対応DBの作成処理が行われる。RA
M300に格納されている形態素解析データは、CPU
100によって段落毎に分割される。ブロック毎に分割
された形態素解析データにブロック番号が割り振られR
AM300に格納される。図10に例示する形態素解析
データの場合、図15に例示するフォーマットで、分割
されたデータがRAM300に格納される。次に、各ブ
ロックとブロックに対応する図面との関係を示すデータ
が、ブロックに分割された形態素解析データを解析する
ことにより作成される。
【0094】図15に例示するデータにおいて、ブロッ
ク番号が11の場合には、「1」に対応する図面番号は
「図1」、「100」と「101」に対応する図面番号
は「図2」であることが符号・図面対応DBから分か
り、符号と図面番号の関係が作成される。この作成され
たデータが、図16に例示したフォーマットでブロック
・図面対応DB603に格納される。ブロック番号が1
1の段落では、図2で使用されている符号が図1で使用
されている符号より、多く記載されているため、ブロッ
ク内をクリックされた時の優先度の高い図面は「図2」
であるとして、ブロック・図面対応DB603に符号と
図面番号の関係を格納する際に、優先度が高い図面番号
が先に格納される。
【0095】図面・符号名DB601、符号・図面対応
DB602、ブロック・図面対応DB603にデータが
格納されることにより、明細書本文のウィンドウ上をク
リックした時に、クリックした位置に対応する図面を表
示させることが可能となり、明細書本文を表示するウィ
ンドウと図面を表示するウィンドウが図示を省略したC
RTに表示される。
【0096】[1−2−2.図面表示切り替え時の動
作]次に、図示を省略したCRTに表示されている明細
書本文のウィンドウ上にマウスカーソルがある時に、マ
ウスをクリックした時のマウスカーソルの位置に対応す
る図面を表示する動作について説明する。なお、各デー
タベースには、上述したデータベースを作成する動作に
より、データベース作成動作中で例示したデータが各々
のデータベースに格納されているものとする。
【0097】[1−2−2−1.マウスがクリックされ
た時のマウスカーソルの位置が図面番号の上である時の
動作]マウスがクリックされた時のマウスカーソルの位
置が明細書本文中の図面番号の上である時の動作につい
て、図22を用いて説明する。図示を省略したCRTに
は、図22に示す明細書本文および図面が表示されてお
り、マウスカーソルが明細書本文中の図面番号を示す文
字列の位置にあるとする。マウスカーソルがこの位置に
ある状態でマウス702の左ボタンがクリックされる
と、マウスが左クリックされたことを示す信号が、マウ
ス702からCPU100へ出力される。CPU100
では、ディスプレイに明細書本文が表示中であり、かつ
明細書本文を表示しているウィンドウ上がクリックされ
たことから、現在表示されている図面を切り替える操作
であると判断し、図17に示す図面表示切り替え処理が
行われる。
【0098】CPU100では、図面表示切り替え処理
において、マウス702がクリックされた時にマウスカ
ーソルが明細書本文上のどの位置にあったかが解析され
る。この場合には、解析結果からマウスカーソルが明細
書本文上の図面番号を示す文字列の上にある時にマウス
702がクリックされたことが判明し、マウス702が
クリックされた時のマウスカーソルの位置にある文字列
が取得される。図22に示した例の場合、マウスカーソ
ルが「図1」の位置にあるので、文字列「図1」が取得
される。CPU100によって図11に示す図面・符号
名DB601が検索され、取得した文字列に対応する図
面番号が読み出される。この場合、文字列「図1」に対
応する図面番号の「図1」が読み出される。次にRAM
300に格納されている図面データをもとにして表示部
500が制御され、図示を省略したCRTに取得した図
面番号の図面が表示される。
【0099】以上説明したように、上述した実施形態で
は、マウスカーソルが明細書本文上の図面番号を示す文
字列上にある時にマウスをクリックすると、マウスカー
ソルの位置にある文字列が示す図面番号の図面を表示さ
せることが可能となる。
【0100】[1−2−2−2.マウスがクリックされ
た時のマウスカーソルの位置が符号の上である時の動
作]マウスがクリックされた時のマウスカーソルの位置
が符号の上である時の動作について、図23を用いて説
明する。図示を省略したCRTには、図23に示す明細
書本文および図面が表示されており、マウスカーソルが
明細書本文中の符号を示す文字列の位置にあるとする。
マウスカーソルがこの位置にある状態でマウス702の
左ボタンがクリックされると、マウスが左クリックされ
たことを示す信号が、マウス702からCPU100へ
出力される。CPU100では、図示を省略したCRT
に明細書本文が表示中であり、かつ明細書本文を表示し
ているウィンドウ上がクリックされたことから、現在表
示されている図面を切り替える操作であると判断し、図
17に示す図面表示切り替え処理が行われる。
【0101】CPU100では、図面表示切り替え処理
において、マウス702がクリックされた時にマウスカ
ーソルが明細書本文上のどの位置にあるかが解析され
る。この場合、解析結果からマウスカーソルが明細書本
文上の符号を示す文字列の上にある時にマウス702が
クリックされたことが判明し、マウス702がクリック
された時のマウスカーソルの位置の文字列が取得され
る。図23に示した例の場合、マウスカーソルが「CP
U1」の位置にあるので、文字列「CPU1」が取得さ
れる。マウス702がクリックされた時のマウスカーソ
ルの位置が符号を含む文字列上であるので、図11に示
す図面・符号名DB601が検索され、取得した文字列
に対応する符号がCPU100へ読み出される。この場
合は、「CPU1」に対応する符号「1」が読み出され
る。次に、図13に示す符号・図面対応DB602にお
いて、読み出された符号が検索され、符号に対応する図
面番号が読み出される。この場合は、符号「1」に対応
する図面番号「図1」が読み出される。次にCPU10
0により、RAM300に格納されている図面データを
もとにして表示部500が制御され、図示を省略したC
RTに取得した図面番号の図面が表示される。
【0102】以上説明したように、上述した実施形態で
は、マウスカーソルが明細書本文上の符号を含む文字列
上にある時にマウスをクリックすると、マウスカーソル
の位置にある符号が記載されている図面を表示させるこ
とが可能となる。
【0103】[1−2−2−3.マウスがクリックされ
た時のマウスカーソルの位置がブロック内の時の動作]
マウスがクリックされた時のマウスカーソルの位置がブ
ロック内である時の動作について、図24を用いて説明
する。図示を省略したCRTには、図24に示すように
明細書本文および図面が表示されており、マウスカーソ
ルが明細書本文中の図面および符号を示す文字列でない
位置にあるとする。マウスカーソルがこの位置にある状
態でマウス702の左ボタンがクリックされると、マウ
スが左クリックされたことを示す信号が、マウス702
からCPU100へ出力される。CPU100では、図
示を省略したCRTに明細書本文が表示中であり、かつ
明細書本文を表示しているウィンドウ上がクリックされ
たことから、現在表示されている図面を切り替える指示
であると判断し、図17に示す図面表示切り替え処理が
行われる。
【0104】CPU100では、図面表示切り替え処理
において、明細書本文上のどの位置にマウスカーソルが
ある時にマウス702がクリックされたかが解析され
る。この場合、解析結果からブロック内であり図面およ
び符号を示す文字列がある場所でない場所にマウスカー
ソルがある時にマウス702がクリックされたことが判
明し、マウス702がクリックされた時のマウスカーソ
ルの位置のブロック番号が取得される。マウス702が
クリックされた時のマウスカーソルの位置がブロック内
であるため、CPU100により、図16に示すブロッ
ク・図面対応DB603が検索され、ブロック番号に対
応する図面番号が読み出される。図24に示した例の場
合、マウスカーソルがブロック10の位置にあるので、
ブロック番号10に対応する図面番号「図1」が読み出
される。次に、ブロックに対応する図面が複数存在する
か否かが判断される。ブロック番号に対応する図面番号
が読み出された際に、複数の図面番号が読み出されてい
ないので、ブロックに対応する図面が一つであると判断
され、次にCPU100により、RAM300に格納さ
れている図面データもとにして表示部500が制御さ
れ、図示を省略したCRTに取得した図面番号の図面が
表示される。
【0105】以上説明したように、上述した実施形態で
は、マウスカーソルが明細書本文上の図面番号および符
号を含む文字列上にない位置でマウスをクリックする
と、マウスカーソルがある段落に関係する図面を表示さ
せることが可能となる。
【0106】[1−2−2−4.ブロックに対応する図
面が複数ある時の動作]ブロックに対応する図面が複数
ある時の動作について、図25を用いて説明する。図示
を省略したCRTには、図25に示すように明細書本文
および図面が表示されており、マウスカーソルの位置が
明細書本文中の図面および符号を示す文字列上でない場
所にあるとする。マウスカーソルがこの位置にある状態
でマウスの左ボタンがクリックされると、マウスが左ク
リックされたことを示す信号が、マウス702からCP
U100へ出力される。CPU100では、図示を省略
したCRTに明細書本文が表示中であり、かつ明細書本
文を表示しているウィンドウ上にマウスカーソルがある
時にマウス702がクリックされたことから、現在表示
されている図面を切り替える指示であると判断し、図1
7に示す図面表示切り替え処理が行われる。
【0107】CPU100では、図面表示切り替え処理
において、明細書本文上のどの位置にマウスカーソルが
ある時にマウス702がクリックされたかが解析され
る。この場合、解析結果からマウス702がクリックさ
れた時のマウスカーソルの位置がブロック内であり図面
および符号を示す文字列がある場所でない場所であるこ
とが判明し、マウス702がクリックされた時のマウス
カーソルの位置のブロック番号が取得される。マウス7
02がクリックされた時のマウスカーソルの位置がブロ
ック内であるため、CPU100により図16に示すブ
ロック・図面対応DB603が検索され、ブロック番号
に対応する図面番号が読み出される。図25に示した例
の場合、マウスカーソルがブロック11の位置にあるの
で、ブロック番号11に対応する図面番号「図2」と
「図1」が読み出される。
【0108】次に、ブロックに対応する図面が複数存在
するか否かが判断される。CPU100がブロック番号
に対応する図面番号を読み出した際に、複数の図面番号
が読み出されている場合は、ブロックに対応する図面が
複数であると判断され、表示部500が制御され、ブロ
ックに対応している図面番号の一覧を示すメニュー画面
が図示を省略したCRTに表示される。この場合、ブロ
ック番号11に対応する図面番号として「図2」と「図
1」が読み出されているので、図面番号の一覧を示すメ
ニュー画面が表示される。マウス702が操作され、図
面番号の一覧を示すメニュー画面上にマウスカーソルが
ある時にマウス702の左ボタンがクリックされると、
マウスが左クリックされたことを示す信号が、マウス7
02からCPU100へ出力される。次に、CPU10
0により表示部500が制御され、図示を省略したCR
Tに、図面番号の一覧を示すメニュー画面上で左クリッ
クされた位置の図面番号の図面が表示される。
【0109】以上説明したように、上述した実施形態で
は、マウスカーソルが明細書本文上の図面番号および符
号を含む文字列上にない位置でマウスをクリックする
と、マウスカーソルがある段落に関係する図面を表示さ
せることが可能となる。
【0110】[1−2−2−5.図面中の符号をクリッ
クした時の動作]マウスがクリックされた時のマウスカ
ーソルの位置が図面を表示しているウィンドウの符号の
上である時の動作について、図26および図27を用い
て説明する。図示を省略したCRTには、図26に示す
明細書本文および図面が表示されており、マウスカーソ
ルが図面中の符号を示す文字列の位置にあるとする。マ
ウスカーソルがこの位置にある状態でマウス702の左
ボタンがクリックされると、マウスが左クリックされた
ことを示す信号が、マウス702からCPU100へ出
力される。CPU100では、ディスプレイに図面が表
示中であり、かつ図面を表示しているウィンドウ上がク
リックされたことから、現在表示されている明細書本文
の表示を切り替える操作であると判断し、図18に示す
本文表示切り替え処理が行われる。
【0111】CPU100では、本文表示切り替え処理
において、マウス702がクリックされた時にマウスカ
ーソルが図面上のどの位置にあったかが解析される。こ
の場合、解析結果からマウスカーソルが図面上の符号を
示す文字列の上にある時にマウス702がクリックされ
たことが判明し、マウス702がクリックされた時のマ
ウスカーソルの位置にある文字列が取得される。図26
に示す例の場合、文字列「100」が取得される。CP
U100により、図11に示す図面・符号名DB601
が検索され、取得した符号を含む文字列が読み出され
る。この場合、符号「100」が含まれている文字列
「ステップ100」が読み出される。次にRAM300
に格納されている明細書本文データにおいて、現在表示
されている文章以降の部分から、読み出された符号が検
索される。符号が記載されている文章が見つかると、符
号を含む文字列が記載されている部分を表示するよう、
表示部500がCPU100によって制御され、図示を
省略したCRTに取得した符号が記載されている部分の
明細書本文が表示される。
【0112】図27に示すように、マウスカーソルが上
述した説明の位置と同じ位置にある状態で、再度マウス
702の左ボタンがクリックされると、マウスが左クリ
ックされたことを示す信号が、マウス702からCPU
100へ出力される。CPU100では、ディスプレイ
に図面が表示中であり、かつ図面を表示しているウィン
ドウ上がクリックされたことから、現在表示されている
明細書本文の表示を切り替える操作であると判断し、本
文表示切り替え処理が行われる。
【0113】CPU100では、本文表示切り替え処理
において、マウス702がクリックされた時にマウスカ
ーソルが図面上のどの位置にあったかが解析される。こ
の場合、解析結果からマウスカーソルが図面上の符号を
示す文字列の上にある時にマウス702がクリックされ
たことが判明し、マウス702がクリックされた時のマ
ウスカーソルの位置にある文字列が取得される。図27
に示す例の場合、再度、文字列「100」が取得され
る。CPU100により、図11に示す図面・符号名D
B601が検索され、取得した符号を含む文字列が読み
出される。この場合、符号「100」が含まれている文
字列「ステップ100」が読み出される。次にRAM3
00に格納されている明細書本文データにおいて、現在
表示されている文章以降の部分から、読み出された符号
が検索される。図27に示す例の場合、検索の結果、符
号が記載されている文章がブロック18に見つかり、符
号が記載されている部分を表示するよう、表示部500
がCPU100によって制御され、図示を省略したCR
Tに取得した符号が記載されている部分の明細書本文が
表示される。
【0114】以上説明したように、上述した実施形態で
は、マウスカーソルが図面上の符号上にある時にマウス
をクリックすると、明細書本文の中で符号が記載されて
いる部分を表示させることが可能となる。
【0115】[2.変形例]
【0116】上記実施形態では、CD−ROMに記録さ
れている特許公報を表示する例を挙げたが、特許公報が
記録される記録媒体は、CD−ROMに限らず、DVD
−ROMや磁気記録メディア、電気的に記録可能な記録
媒体であってもよい。
【0117】上記実施形態において、CD−ROMに記
録された特許公報のデータを、CD−ROM読み取り装
置を用いて読み出す例を挙げたが、上述した実施形態に
さらに通信部を設けることにより、LANまたはインタ
ーネットから特許公報のデータを入手するようにしても
よい。
【0118】また、表示する文書および図表は、本文の
データと図面のデータが分かれているものであれば、特
許公報に限らず他の文書にも応用可能である。
【0119】上記実施形態では、マウスをクリックする
ことにより、対応する図面を表示するようにしている
が、マウスカーソルの位置を監視し、本文中の図面や符
号を表す文字列の位置にマウスカーソルが移動した場合
に、クリックを行わずとも自動的にマウスカーソル位置
の図面を表示するようにすることもできる。また、右ク
リックまたは左クリックによるメニュー、ダブルクリッ
クによって図面を表示するようにしてもよい。
【0120】上記実施形態では、マウスカーソルが明細
書本文中の符号を示す文字列上にある時にマウスをクリ
ックした場合、図面表示を切り替えるのみであるが、図
面表示を切り替えると同時に、図面中でクリックされた
時のマウスカーソルの位置にある文字列と同じ符号を強
調表示(囲み線、色変更、太字化など)するようにして
もよい。さらに、符号が記載されている部分を、図面が
表示されているウィンドウの中心に表示されるように図
面を表示させてもよい。
【0121】また、上記実施形態では、ブロックに対応
する図面が複数存在する場合には、ブロックに対応する
図面番号を表示するメニュー画面を表示させ、文書表示
装置の使用者に表示させる図面を選ばせるようにしてい
るが、メニュー画面を表示させず、クリックを繰り返す
ことにより、図面を順次切り替えるようにしてもよい
し、図面を表示するウィンドウを複数表示して対応する
図面を同時に表示するようにしてもよい。
【0122】また、上記実施形態では、マウスクリック
に反応する文字列はマウスクリックを行ってみないと実
際には分からないが、マウスクリックに反応する文字列
を強調して表示させることにより、図面表示を切り替え
ることができる文字列を分かり易くするようにしてもよ
い。
【0123】また、上記実施形態において、要約書のす
みつき括弧で囲まれた「選択図」という文字列を検索
し、すみつき括弧で囲まれた「選択図」以降に記載され
ている図面番号取得し、特許公報を選択して表示した初
期状態時には選択図で指定されている図面を表示するよ
うにしてもよい。
【0124】上記実施形態では、ブロックに対応する図
面が存在しない場合、図面表示を切り替えないようにし
ているが、対応図面が存在しないブロックの場合、通
常、明細書中の文章は前のブロックからの続きの説明に
なっていることが多いので、前後のブロックから図面番
号を取得して図面を表示するようにしてもよい。
【0125】上記実施形態では、明細書本文を表示する
ウィンドウと図面を表示するウィンドウを別々に作成し
表示する形態を説明したが、一つの画面を枠で区切って
分割し、分割した画面に本文および図面を表示するよう
にしてもよい。
【0126】また、上記実施形態では、表示する文書お
よび図表のデータを逐一CD−ROMから読み込みデー
タベースを作成するようにしているが、CD−ROMの
データをまとめてハードディスク内に取り込み、データ
を取り込んだ時に、取り込んだデータ全てに対してデー
タベースを作成するようにしてもよい。このような態様
によれば、逐一CD−ROMからデータを読み出しデー
タベースを作成することがなくなるので素早く文書およ
び図表を表示することが可能になる。
【0127】上記実施形態では、マウスを用いて文書表
示装置を操作する例を挙げたが、キーボードを用いて、
マウスカーソルの移動やマウスの左クリックに相当する
操作が行えるようにしてもよい。
【0128】また、上記実施形態では、データベースの
作成が終了してから明細書本文および図面の表示を行う
ようにしているが、明細書本文および図面を表示後にデ
ータベースの作成処理を行うようにしてもよい。
【0129】また、上記実施形態では、マウスをクリッ
クした時のマウスカーソルの位置が図面の符号上である
時に、符号を含む文字列を明細書本文中から検索し、検
索した文字列が記載されている部分を基準に明細書本文
を表示するようにしているが、符号を含む文字列が記載
されている部分を検索した後に、その符号を含む文字列
が記載されている段落を特定し、その段落を基準に明細
書本文を表示するようにしてもよい。
【0130】また、上記実施形態では、アプリケーショ
ンプログラムおよび形態素解析用の辞書データをROM
に格納するようにしているが、CPU100にハードデ
ィスクを接続し、接続したハードディスクにアプリケー
ションプログラムおよび形態素解析用の辞書データを記
憶させるようにしてもよい。このような態様によれば、
アプリケーションプログラムおよび形態素解析用の辞書
データを容易にバージョンアップさせることが可能にな
る。
【0131】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
明細書の本文または図面上にマウスカーソルがある時に
マウスをクリックした場合に、マウスカーソルの位置に
関連した図面または文章を容易に表示することが可能に
なり、文書を効率よく読み進めることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態に係る文書表示装置の構成
を示すブロック図である。
【図2】 図2は、CD−ROM公報に記録された特許
公報の明細書本文および図面を表示させるアプリケーシ
ョンプログラムの処理の流れを示すフローチャートであ
る。
【図3】 図3は、CD−ROM公報から特許公報のデ
ータを読み出す処理の流れを示すフローチャートであ
る。
【図4】 図4は、CD−ROM公報に記録されている
特許公報データの一覧を表示するメニュー画面を例示す
る図である。
【図5】 図5は、図面・符号情報抽出処理の流れを示
すフローチャートである。
【図6】 図6は、RAM300に格納された、明細書
本文から抽出した図面番号および符号情報のフォーマッ
トを例示する図である。
【図7】 図7は、図面解析処理の流れを示すフローチ
ャートである。
【図8】 図8は、RAM300に格納された、図面か
ら抽出した符号情報のフォーマットを例示する図であ
る。
【図9】 図9は、本文解析処理の流れを示すフローチ
ャートである。
【図10】 図10は、RAM300に格納された、形
態素解析後のデータのフォーマットを例示する図であ
る。
【図11】 図11は、図面・符号名DB601に格納
されたデータのフォーマットを例示する図である。
【図12】 図12は、符号・図面対応DB作成処理の
流れを示すフローチャートである。
【図13】 図13は、符号・図面対応DB602に格
納されたデータのフォーマットを例示する図である。
【図14】 図14は、ブロック・図面対応DB作成処
理の流れを示すフローチャートである。
【図15】 図15は、形態素解析されたデータをブロ
ック毎に分割したデータのフォーマットを例示する図で
ある。
【図16】 図16は、ブロック・図面対応DB603
に格納されたデータのフォーマットを例示する図であ
る。
【図17】 図17は、図面表示切り替え処理の流れを
示すフローチャートである。
【図18】 図18は、本文表示切り替え処理の流れを
示すフローチャートである。
【図19】 明細書本文の「図面の簡単な説明」および
「符号の説明」の例を示す図である。
【図20】 特許公報の図面の例を示す図である。
【図21】 明細書本文の例を示す図である。
【図22】 明細書本文を表示しているウィンドウ上に
おいて、図面番号を示す文字列上にマウスカーソルがあ
る時にマウスをクリックした時の動作を例示する図であ
る。
【図23】 明細書本文を表示しているウィンドウ上に
おいて、符号を含む文字列上にマウスカーソルがある時
にマウスをクリックした時の動作を例示する図である。
【図24】 明細書本文を表示しているウィンドウ上に
おいて、ブロック内にマウスカーソルがある時にマウス
をクリックした時の動作を例示する図である。
【図25】 明細書本文を表示しているウィンドウ上に
おいて、ブロック内にマウスカーソルがあり、ブロック
に対応する図面が複数存在する時にマウスをクリックし
た時の動作を例示する図である。
【図26】 図面を表示しているウィンドウ上におい
て、マウスカーソルが符号を示す文字列上にある時にマ
ウスをクリックした時の動作を例示する図である。
【図27】 図面を表示しているウィンドウ上におい
て、マウスカーソルが符号を示す文字列上にある時にマ
ウスをクリックした後、再度クリックした時の動作を例
示する図である。
【符号の説明】
10・・・バス 100・・・CPU 200・・・ROM 300・・・RAM 400・・・CD−ROM読み取り装置 500・・・表示部 600・・・ハードディスク 601・・・図面・符号名DB 602・・・符号・図面対応DB 603・・・ブロック・図面対応DB 701・・・キーボード 702・・・マウス F1・・・図面例(図1) F2・・・図面例(図2)

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の図面に記載された図表を構成する
    事物に付された符号を内包する文字列が記載された文書
    を表示する文書表示ステップと、 ユーザの指示を入力する入力ステップと、 前記図面と前記文字列との対応関係を示す関係情報に基
    づいて、前記指示により指定された文字列に対応する図
    面を特定する特定ステップと、 前記特定ステップにて特定された図面を表示する図面表
    示ステップとを有することを特徴とする文書表示方法。
  2. 【請求項2】 前記入力ステップに先立って、前記文書
    から符号を内包する文字列と当該符号との対応関係を抽
    出し、この対応関係を示す文書由来情報を作成する文書
    由来情報作成ステップと、 前記入力ステップに先立って、前記図面から符号と図面
    との対応関係を抽出し、この対応関係を示す図面由来情
    報を作成する図面由来情報作成ステップとを有し、 前記関係情報は前記文書由来情報および前記図面由来情
    報を内包し、前記特定ステップでは、前記指示により指
    定された文字列に対応する符号を前記文書由来情報に基
    づいて特定し、当該符号に対応する図面を前記図面由来
    情報に基づいて特定することを特徴とする請求項1に記
    載の文書表示方法。
  3. 【請求項3】 前記文書表示ステップでは、前記符号を
    内包しない文字列を、前記符号を内包する文字列とは異
    なる形式で表示することを特徴とする請求項1に記載の
    文書表示方法。
  4. 【請求項4】 前記図面表示ステップでは、前記指示に
    より指定された文字列に対応する符号を、図面を表示す
    る領域の中央に配置して表示することを特徴とする請求
    項1に記載の文書表示方法。
  5. 【請求項5】 複数の図面に記載された図表を構成する
    事物に付された符号を内包する文字列が記載され段落を
    有する文書を表示する文書表示ステップと、 ユーザの指示を入力する第1の入力ステップと、 前記段落と前記図面との対応関係を示す情報に基づい
    て、前記第1の入力ステップでの指示により指定された
    段落に対応づけられた図面を特定する特定ステップと前
    記特定ステップにて特定された図面を表示する表示ステ
    ップとを有することを特徴とする文書表示方法。
  6. 【請求項6】 前記特定ステップは、前記指示により指
    定された段落に対応する図面が複数の場合に、前記指示
    により指定された段落に対応する図面の一覧を表示する
    一覧表示ステップと、 ユーザの指示を入力する第2の入力ステップとを有し、 前記図面の一覧の中から前記第2の入力ステップでの指
    示により指定された図面を前記段落に対応する図面と特
    定することを特徴とする請求項5に記載の文書表示方
    法。
  7. 【請求項7】 図表が記載された図面を表示する図面表
    示ステップと、 ユーザの指示を入力する入力ステップと、 前記図表を構成する事物に付された符号と前記図面に対
    応する文書に記載された文字列との対応関係を示す関係
    情報に基づいて、前記指示により指定された符号に対応
    する前記文字列を内包する部分を特定する特定ステップ
    と、 前記特定ステップにて特定された部分を表示する表示ス
    テップとを有することを特徴とする文書表示方法。
  8. 【請求項8】 前記入力ステップに先立って、前記文書
    から符号を含む文字列と当該符号との対応関係を抽出
    し、この対応関係を示す文書由来情報を作成する文書由
    来情報作成ステップを有し、 前記関係情報は前記文書由来情報を内包し、前記特定ス
    テップでは、前記指示により指定された符号に対応する
    文字列を前記文書由来情報に基づいて特定し、当該文字
    列を内包する部分を特定することを特徴とする請求項7
    に記載の文書表示方法。
  9. 【請求項9】 前記入力ステップに先だって、前記事物
    に付された符号を内包する文字列が記載され段落を有す
    る文書を表示する文書表示ステップを有し、 前記特定ステップでは、前記文書の表示されている部分
    以外から、前記指示により指定された符号に対応する文
    字列を内包する部分を特定することを特徴とする請求項
    8に記載の文書表示方法。
  10. 【請求項10】 図表が記載された図面を表示する図面
    表示ステップと、 ユーザの指示を入力する入力ステップと、 前記図表を構成する要素の付された符号と前記図面に対
    応する文書に記載された文書が有する段落との対応関係
    を示す関係情報に基づいて、前記指示により指定された
    符号に対応する前記段落を特定する特定ステップと、 前記特定ステップにて特定された段落を表示する表示ス
    テップとを有することを特徴とする文書表示方法。
  11. 【請求項11】 前記入力ステップに先だって、図面に
    記載された図表を構成する事物に付された符号を内包す
    る文字列が記載され段落を有する文書を表示する文書表
    示ステップを有し、 前記特定ステップでは、前記文書の表示されている部分
    以外から、前記指示により指定された符号に対応する前
    記段落を特定することを特徴とする請求項10に記載の
    文書表示方法。
  12. 【請求項12】 図面に記載された図表を構成する事物
    に付された符号を内包する文字列が記載された文書を表
    示する文書表示手段と、 ユーザの指示を入力する入力手段と、 前記図面と前記文字列との対応関係を示す関係情報に基
    づいて、前記指示により指定された文字列に対応する図
    面を特定する特定手段と、 前記特定手段にて特定された図面を表示する図面表示手
    段とを有することを特徴とする文書表示装置。
  13. 【請求項13】 図面に記載された図表を構成する事物
    に付された符号を内包する文字列が記載され段落を有す
    る文書を表示する文書表示手段と、 ユーザの指示を入力する入力手段と、 前記段落と前記図面との対応関係を示す情報に基づい
    て、前記指示により指定された段落に対応づけられた図
    面を特定する特定手段と前記特定手段にて特定された図
    面を表示する表示手段とを有することを特徴とする文書
    表示装置。
  14. 【請求項14】 図表が記載された図面を表示する図面
    表示手段と、 ユーザの指示を入力する入力手段と、 前記図表を構成する事物に付された符号と前記図面に対
    応する文書に記載された文字列との対応関係を示す関係
    情報に基づいて、前記指示により指定された符号に対応
    する前記文字列を内包する部分を特定する特定手段と、 前記特定手段にて特定された部分を表示する表示手段と
    を有することを特徴とする文書表示装置。
  15. 【請求項15】 図表が記載された図面を表示する図面
    表示手段と、 ユーザの指示を入力する入力手段と、 前記図表を構成する要素の付された符号と前記図面に対
    応する文書に記載された文書が有する段落との対応関係
    を示す関係情報に基づいて、前記指示により指定された
    符号に対応する前記段落を特定する特定手段と、 前記特定手段にて特定された段落を表示する表示手段と
    を有することを特徴とする文書表示装置。
  16. 【請求項16】 文書と図面を表示するコンピュータ装
    置を、 図面に記載された図表を構成する事物に付された符号を
    内包する文字列が記載された文書を表示する文書表示手
    段と、 ユーザの指示を入力する入力手段と、 前記図面と前記文字列との対応関係を示す関係情報に基
    づいて、前記指示により指定された文字列に対応する図
    面を特定する特定手段と、 前記特定手段にて特定された図面を表示する図面表示手
    段として機能させるためのプログラム。
  17. 【請求項17】 文書と図面を表示するコンピュータ装
    置を、 図面に記載された図表を構成する事物に付された符号を
    内包する文字列が記載され段落を有する文書を表示する
    文書表示手段と、 ユーザの指示を入力する入力手段と、 前記段落と前記図面との対応関係を示す情報に基づい
    て、前記指示により指定された段落に対応づけられた図
    面を特定する特定手段と前記特定手段にて特定された図
    面を表示する表示手段として機能させるためのプログラ
    ム。
  18. 【請求項18】 文書と図面を表示するコンピュータ装
    置を、 図表が記載された図面を表示する図面表示手段と、 ユーザの指示を入力する入力手段と、 前記図表を構成する事物に付された符号と前記図面に対
    応する文書に記載された文字列との対応関係を示す関係
    情報に基づいて、前記指示により指定された符号に対応
    する前記文字列を内包する部分を特定する特定手段と、 前記特定手段にて特定された部分を表示する表示手段と
    して機能させるためのプログラム。
  19. 【請求項19】 文書と図面を表示するコンピュータ装
    置を、 図表が記載された図面を表示する図面表示手段と、 ユーザの指示を入力する入力手段と、 前記図表を構成する要素の付された符号と前記図面に対
    応する文書に記載された文書が有する段落との対応関係
    を示す関係情報に基づいて、前記指示により指定された
    符号に対応する前記段落を特定する特定手段と、 前記特定手段にて特定された段落を表示する表示手段と
    して機能させるためのプログラム。
  20. 【請求項20】 請求項16乃至19のいずれか一に記
    載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な
    記録媒体。
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