JP2003186558A - プログラムの利用管理システム、利用管理機能付きプログラム、及びWebサービスの利用管理システム - Google Patents

プログラムの利用管理システム、利用管理機能付きプログラム、及びWebサービスの利用管理システム

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JP2003186558A
JP2003186558A JP2001388462A JP2001388462A JP2003186558A JP 2003186558 A JP2003186558 A JP 2003186558A JP 2001388462 A JP2001388462 A JP 2001388462A JP 2001388462 A JP2001388462 A JP 2001388462A JP 2003186558 A JP2003186558 A JP 2003186558A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザに対して無料または低価格でプログラ
ムを供給した場合でも、一定期間経過後には正式購入等
を効果的に促すことが可能な技術の提供。 【解決手段】 CPU14を制御して所定の基本機能を実
現するプログラム基本処理38と、所定の基準時から一定
期間を経過した時点で、利用制限条件が具備されたもの
と認定する利用制限処理部30と、利用制限条件具備後に
おける経過期間と制限事項との相関関係が複数パターン
定義された劣化パターンデータベース40と、利用制限条
件具備後に劣化パターンデータベース40を参照し、現時
点で適用すべき制限事項を特定する手段と、制限事項が
表示の劣化である場合に、ディスプレイ22上における表
示内容に必要な変更を加える表示劣化処理部36と、制限
事項が特定機能の劣化や停止である場合に、プログラム
基本処理部38に対して当該機能の劣化や停止を指令する
劣化指示部32と、キーボード24を介してパスワードの入
力があった場合に、制限事項の適用を解除する手段とを
備えたプログラムの利用管理システム10。

Description

【発明の詳細な説明】
【001】
【発明の属する技術分野】この発明は、プログラムの利
用期間に応じてプログラムの機能やディスプレイ上の表
示品質を段階的に劣化させることで、ユーザに対して正
式購入や追加利用料の支払いを間接的に促すシステムに
関する。
【002】
【従来の技術】パソコンの爆発的な普及に伴って、プロ
グラムの価格は以前に比べて低下してきているが、利用
者の限られている専門性の高いプログラムは未だに高価
であり、またプログラムの使い勝手には相性があるた
め、正式購入の前に機能や期間を限定した試用版を無料
配布することが行われている。この場合ユーザは、当該
プログラムを購入する前に機能や使い勝手を実際に試す
ことができる。
【003】さらに、最近ではインターネットのWebサイ
ト上で特殊なプログラム(データベースを含む)を利用
したサービスをユーザに提供することが行われている。
このいわゆるASP(Application Service Provider)方
式の場合、ユーザは月額使用料を支払うだけで高価なプ
ログラムを利用できる。また、大部分の処理はサーバ側
で実行されるため、ユーザ側はそれ程高性能なコンピュ
ータを導入する必要がないというメリットもある。この
ASP方式の場合にも、機能や期間を限定したサービスを
無料で提供することにより、正式に契約する前に使い勝
手を試す機会をユーザに対して与えることが一般に行わ
れている。
【004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、機能を
限定した試用方式にあっては、当然ながらユーザは当該
プログラムの全機能を試すことができないため、使い勝
手について正確な判断を行うことができず、正式購入後
に後悔することも多い。あるいは、全機能を把握できな
いことを理由に正式購入を断念する結果に繋がる場合も
ある。反対に、ユーザの利用目的によっては限定された
機能で満足してしまい、正式購入に至らない場合も生じ
る。
【005】これに対し、期間を限定する試用方式にあっ
ては、ユーザは当該プログラムの全機能を試すことがで
きると共に、ユーザが限定された機能を無料で使い続け
るといった事態を防止できる。しかしながら、使用期限
が到来すると直ちに使用停止となり、突然に全機能が利
用できなくなるため、せっかく購入を検討していたユー
ザもその時点で導入を断念してしまう場合が多い。もち
ろん、大抵はプログラムを起動する都度「使用期限はあ
と29日です」といったメッセージを表示させることによ
り、期限切れの前に正式購入することを促す仕掛けが用
意されてはいるが、ユーザの注意を効果的に喚起するこ
とはできず、突然使用停止にされたという印象を与えて
しまうのが実状である。
【006】さらに、ワープロや表計算のように汎用性が
高いプログラムの場合、メーカ側は比較的低価格で供給
することによってシェアの拡大を図りつつ、頻繁なバー
ジョンアップによる買い換えによって安定的な収益を図
ろうとしている。しかしながら、現在の汎用プログラム
は一般ユーザが必要とする以上の機能を既に備えている
ため、ユーザの中には毎回のバージョンアップを見送る
向きも増えてきている。
【007】この発明は、ユーザがASPサービスを含めた
プログラムを導入する際の上記問題点を解決するために
案出されたものであり、ユーザに対して無料ないしは比
較的低価格でプログラムを供給した場合でも、一定期間
経過後には正式購入や正式加入、あるいはバージョンア
ップを効果的に促すことが可能な技術を提供することを
目的としている。
【008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、請求項1に記載したプログラムの利用管理システム
は、コンピュータを制御して所定の基本機能を実現する
プログラム基本処理手段と、所定の基準時から一定期間
を経過した時点で、利用制限条件が具備されたものと認
定する手段と、利用制限条件具備後における経過期間と
制限事項との相関関係が複数パターン定義された劣化パ
ターンデータベースと、利用制限条件具備後に上記劣化
パターンデータベースを参照し、現時点で適用すべき制
限事項を特定する手段と、上記制限事項として表示の劣
化が記述されている場合に、ディスプレイ上における表
示内容に必要な変更を加える手段と、上記制限事項とし
て特定機能の劣化または停止が記述されている場合に、
上記プログラム基本処理手段に対して、当該機能の劣化
または停止を指令する手段と、入力手段を介して所定の
パスワードの入力があった場合に、上記制限事項の適用
を解除する手段とを備えたことを特徴としている。
【009】請求項2に記載したプログラムの利用管理シ
ステムは、コンピュータを制御して所定の基本機能を実
現するプログラム基本処理手段と、プログラムの通算起
動時間が基準値に達した時点で、利用制限条件が具備さ
れたものと認定する手段と、利用制限条件具備後におけ
る起動時間と制限事項との相関関係が複数パターン定義
された劣化パターンデータベースと、利用制限条件具備
後に上記劣化パターンデータベースを参照し、現時点で
適用すべき制限事項を特定する手段と、上記制限事項と
して表示の劣化が記述されている場合に、ディスプレイ
上における表示内容に必要な変更を加える手段と、上記
制限事項として特定機能の劣化または停止が記述されて
いる場合に、上記プログラム基本処理手段に対して、当
該機能の劣化または停止を指令する手段と、入力手段を
介して所定のパスワードの入力があった場合に、上記制
限事項の適用を解除する手段とを備えたことを特徴とし
ている。
【0010】請求項3に記載したプログラムの利用管理
システムは、コンピュータを制御して所定の基本機能を
実現するプログラム基本処理手段と、プログラムの通算
起動回数が基準値に達した時点で、利用制限条件が具備
されたものと認定する手段と、利用制限条件具備後にお
ける起動回数と制限事項との相関関係が複数パターン定
義された劣化パターンデータベースと、利用制限条件具
備後に上記劣化パターンデータベースを参照し、現時点
で適用すべき制限事項を特定する手段と、上記制限事項
として表示の劣化が記述されている場合に、ディスプレ
イ上における表示内容に必要な変更を加える手段と、上
記制限事項として特定機能の劣化または停止が記述され
ている場合に、上記プログラム基本処理手段に対して、
当該機能の劣化または停止を指令する手段と、入力手段
を介して所定のパスワードの入力があった場合に、上記
制限事項の適用を解除する手段とを備えたことを特徴と
している。
【0011】また、請求項4に記載した利用管理機能付
きプログラムは、コンピュータを、所定の基本機能を実
現する手段、所定の基準時から一定期間を経過した時点
で、利用制限条件が具備されたものと認定する手段、利
用制限条件具備後に、経過期間と制限事項との相関関係
が複数パターン定義された劣化パターンデータベースを
参照し、現時点で適用すべき制限事項を特定する手段、
上記制限事項として表示の劣化が記述されている場合
に、ディスプレイ上における表示内容に必要な変更を加
える手段、上記制限事項として特定機能の劣化または停
止が記述されている場合に、該当の基本機能に関して劣
化または停止を指令する手段、入力手段を介して所定の
パスワードの入力があった場合に、上記制限事項の適用
を解除する手段として機能させることを特徴としてい
る。
【0012】請求項5に記載した利用管理機能付きプロ
グラムは、コンピュータを、所定の基本機能を実現する
手段、プログラムの通算起動時間が基準値に達した時点
で、利用制限条件が具備されたものと認定する手段、利
用制限条件具備後に、起動時間と制限事項との相関関係
が複数パターン定義された劣化パターンデータベースを
参照し、現時点で適用すべき制限事項を特定する手段、
上記制限事項として表示の劣化が記述されている場合
に、ディスプレイ上における表示内容に必要な変更を加
える手段、上記制限事項として特定機能の劣化または停
止が記述されている場合に、該当の基本機能に関して劣
化または停止を指令する手段、入力手段を介して所定の
パスワードの入力があった場合に、上記制限事項の適用
を解除する手段として機能させることを特徴としてい
る。
【0013】請求項6に記載した利用管理機能付きプロ
グラムは、コンピュータを、所定の基本機能を実現する
手段、プログラムの通算起動回数が基準値に達した時点
で、利用制限条件が具備されたものと認定する手段、利
用制限条件具備後に、起動回数と制限事項との相関関係
が複数パターン定義された劣化パターンデータベースを
参照し、現時点で適用すべき制限事項を特定する手段、
上記制限事項として表示の劣化が記述されている場合
に、ディスプレイ上における表示内容に必要な変更を加
える手段、上記制限事項として特定機能の劣化または停
止が記述されている場合に、該当の基本機能に関して劣
化または停止を指令する手段、入力手段を介して所定の
パスワードの入力があった場合に、上記制限事項の適用
を解除する手段として機能させることを特徴としてい
る。
【0014】また、請求項7に記載したWebサービスの
利用管理システムは、Webブラウザプログラムを備えた
ユーザの通信端末と、インターネットを介して上記ユー
ザの通信端末と接続されるセンターサーバとを備えたWe
bサービスの利用管理システムであって、上記センター
サーバは、各ユーザ毎に基準時を記述しておくユーザデ
ータベースと、各ユーザの通信端末から所定の処理要求
が送信された場合に、必要な処理を実行するサービス基
本処理手段と、処理結果を基にWebファイルを生成する
手段と、当該Webファイルをユーザの通信端末に送信す
る手段と、当該ユーザの基準時から一定期間を経過した
時点で、利用制限条件が具備されたものと認定する手段
と、利用制限条件具備後における経過期間と制限事項と
の相関関係が複数パターン定義された劣化パターンデー
タベースと、利用制限条件具備後に上記劣化パターンデ
ータベースを参照し、現時点で適用すべき制限事項を特
定する手段と、上記制限事項として表示の劣化が記述さ
れている場合に、Webファイルの表示内容に変更を加え
る手段と、上記制限事項として特定機能の劣化または停
止が記述されている場合に、上記サービス基本処理手段
に対して、当該機能の劣化または停止を指令する手段
と、所定の条件が満たされた場合(例えば、ユーザの通
信端末から所定のパスワードが送信された場合や、決済
完了を示すデータが入力された場合等)に、上記制限事
項の適用を解除する手段とを備えたことを特徴としてい
る。
【0015】請求項8に記載したWebサービスの利用管
理システムは、Webブラウザプログラムを備えたユーザ
の通信端末と、インターネットを介して上記ユーザの通
信端末と接続されるセンターサーバとを備えたWebサー
ビスの利用管理システムであって、上記センターサーバ
は、各ユーザ毎に通算利用時間を記述しておくユーザデ
ータベースと、各ユーザの通信端末から所定の処理要求
が送信された場合に、必要な処理を実行するサービス基
本処理手段と、処理結果を基にWebファイルを生成する
手段と、当該Webファイルをユーザの通信端末に送信す
る手段と、当該ユーザの通算利用時間が基準値に達した
時点で、利用制限条件が具備されたものと認定する手段
と、利用制限条件具備後における利用時間と制限事項と
の相関関係が複数パターン定義された劣化パターンデー
タベースと、利用制限条件具備後に上記劣化パターンデ
ータベースを参照し、現時点で適用すべき制限事項を特
定する手段と、上記制限事項として表示の劣化が記述さ
れている場合に、Webファイルの表示内容に変更を加え
る手段と、上記制限事項として特定機能の劣化または停
止が記述されている場合に、上記サービス基本処理手段
に対して、当該機能の劣化または停止を指令する手段
と、所定の条件が満たされた場合(例えば、ユーザの通
信端末から所定のパスワードが送信された場合や、決済
完了を示すデータが入力された場合等)に、上記制限事
項の適用を解除する手段とを備えたことを特徴としてい
る。
【0016】請求項9に記載したWebサービスの利用管
理システムは、Webブラウザプログラムを備えたユーザ
の通信端末と、インターネットを介して上記ユーザの通
信端末と接続されるセンターサーバとを備えたWebサー
ビスの利用管理システムであって、上記センターサーバ
は、各ユーザ毎に通算接続回数を記述しておくユーザデ
ータベースと、各ユーザの通信端末から所定の処理要求
が送信された場合に、必要な処理を実行するサービス基
本処理手段と、処理結果を基にWebファイルを生成する
手段と、当該Webファイルをユーザの通信端末に送信す
る手段と、当該ユーザの通算接続回数が基準値に達した
時点で、利用制限条件が具備されたものと認定する手段
と、利用制限条件具備後における接続回数と制限事項と
の相関関係が複数パターン定義された劣化パターンデー
タベースと、利用制限条件具備後に上記劣化パターンデ
ータベースを参照し、現時点で適用すべき制限事項を特
定する手段と、上記制限事項として表示の劣化が記述さ
れている場合に、Webファイルの表示内容に変更を加え
る手段と、上記制限事項として特定機能の劣化または停
止が記述されている場合に、上記サービス基本処理手段
に対して、当該機能の劣化または停止を指令する手段
と、所定の条件が満たされた場合(例えば、ユーザの通
信端末から所定のパスワードが送信された場合や、決済
完了を示すデータが入力された場合等)に、上記制限事
項の適用を解除する手段とを備えたことを特徴としてい
る。
【0017】上記プログラムの利用管理システムや利用
管理機能付きプログラム、Webサービス利用管理システ
ムによれば、ユーザは自由利用可能期間内(利用制限条
件具備前)にあっては一切の機能制限を受けることな
く、文字通り当該プログラムやWebサービスの全機能を
自由に試すことができる。また、利用制限条件具備後も
直ちに利用停止となるのではなく、段階的に表示の劣
化、あるいは機能の劣化や部分停止が進行していく仕組
みであるため、ユーザにとっては継続利用しながらも徐
々に使い勝手が低下していくこととなり、正規購入やバ
ージョンアップ、更新料の納付を促されることとなる。
特に、劣化の進行具合や程度、内容を工夫することによ
り、あたかもプログラムが年を経て老化していくような
印象をユーザに与えることができ、ユーモアを基調とし
つつも若返りの必要性を訴求することができる。ユーザ
がプログラムの代金やバージョンアップ料、更新料を納
付し、プログラムの供給者から発行されたパスワードを
入力すると、基準時がパスワード入力日時等に繰り下げ
更新されたり、通算起動時間や通算利用時間、通算利用
時間、通算接続回数がリセットされることにより、自由
利用可能期間が延長されることとなる。
【0018】
【発明の実施の形態】図1は、この発明に係るプログラ
ム利用管理システム10及びWebサービス利用管理システ
ム50のハードウェア構成を示す模式図であり、パソコン
12と、パソコン12内に格納されたCPU(マイクロコン
ピュータ)14と、バスを介してCPU14と接続されたメ
モリ(ROM及びRAM)15と、モニタインターフェイ
ス16と、入力デバイスインターフェイス17と、プリンタ
インターフェイス18と、ハードディスクインターフェイ
ス19と、CD−ROMドライブインターフェイス20と、
通信インターフェイス21とを少なくとも備えている。
【0019】モニタインターフェイス16にはCRT等の
ディスプレイ22が、入力デバイスインターフェイス17に
はマウス23やキーボード24等の入力装置が、プリンタイ
ンターフェイス18にはレーザプリンタ25等の印刷装置
が、ハードディスクインターフェイス19にはハードディ
スク26が、CD−ROMドライブインターフェイス20に
はCD−ROMドライブ27がそれぞれ接続されている。
また、パソコン12は、通信インターフェイス21に接続さ
れた通信回線を介してインターネット28上のセンターサ
ーバ29とネットワーク接続される。このセンターサーバ
29は、WWW(World Wide Web)サーバ機能、メールサー
バ機能、DNSサーバ機能、アプリケーションサーバ機
能、データベースサーバ機能、ファイアーウォールサー
バ機能等を備えており、実際には複数のワークステーシ
ョンやパソコンをネットワーク接続することによって構
成されている。
【0020】図2は、プログラム利用管理システム10の
機能構成を示すブロック図であり、利用制限処理部30
と、劣化指示部32と、メッセージ付加処理部34と、表示
劣化処理部36と、プログラム基本処理部38と、劣化パタ
ーンデータベース40と、利用履歴データベース42とを備
えている。上記利用制限処理部30、劣化指示部32、メッ
セージ付加処理部34、表示劣化処理部36、プログラム基
本処理部38は、パソコン12のCPU14がハードディスク
26にセットアップされたOS及び専用のアプリケーショ
ンプログラムに従って必要な処理を実行することによっ
て実現される。また、劣化パターンデータベース40及び
利用履歴データベース42は、専用プログラムのセットア
ップ時に、ハードディスク26の所定領域内に確保され
る。これらの中、プログラム基本処理部38は、ワープロ
や表計算、グラフィックといった当該プログラム本来の
処理を実行する部分であり、プログラムの本体部分に該
当する。
【0021】上記劣化パターンデータベース40には、当
該プログラムを一切の機能制限なしで自由に利用できる
期間が予め設定されている。また、この自由利用期間経
過後における表示劣化や機能劣化の内容(制限事項)及
び期間(適用のタイミング)が、予め設定されている。
以下にその一例を示す。 [期間] [機能制限] [表示制限] 最初の起動時〜1年 なし 劣化度0 1年経過後1週間目 なし 劣化度1 1年経過後2週間目 なし 劣化度2 1年経過後3週間目 印刷不可 劣化度3 1年経過後4週間目 印刷、保存不可 劣化度4 1年経過後5週間目 起動不可 −−− また、劣化パターンデータベース40内には、劣化度1〜
4の具体的な内容も予め定義されている。
【0022】さらに、劣化パターンデータベース40に
は、ユーザに対する警告(督促)メッセージが、期間と
対応させた形で予め設定されている。以下にその一例を
示す。 [期間] [メッセージ内容] 1年経過の1週間前 もうすぐ1年ですので早めに更新しましょう。 1年経過後1週間目 1年を過ぎましたので早めに更新しましょう。 1年経過後2週間目 来週になると印刷ができなくなります。 1年経過後3週間目 来週になると保存もできなくなります。 1年経過後4週間目 来週になると全く使えなくなります。
【0023】上記メッセージをパソコン12のディスプレ
イ22上に表示するタイミングも、劣化パターンデータベ
ース40に設定されている。例えば、起動と同時に画面上
にメッセージが記述されたダイアログを表示させたり、
特定のコマンドを選択した際に同様のダイアログを表示
させることが該当する。
【0024】つぎに、図3のフローチャートに従い、こ
のシステム10の処理手順について説明する。CD−RO
Mドライブ27を用いて自己のパソコン12に専用プログラ
ムをセットアップしたユーザは、当該プログラムを起動
させる(S10)。このプログラムの起動が第1回目の場
合には(S12)、利用制限処理部30によってその日時が
基準時として利用履歴データベース42に記録される(S
14)。以後、利用制限処理部30は定期的に利用履歴デー
タベース42の基準時と、パソコン12に内蔵された時計回
路から出力される現在時刻情報とを比較し、自由利用期
間を経過しているか否かを判定することとなる(S1
6)。
【0025】自由利用期間内にあっては、ユーザは一切
の制限を受けることなく、当該プログラムの基本機能を
100%利用することができる。すなわち、ユーザがキー
ボード24やマウス23等の入力装置を介してコマンドを入
力すると、プログラム基本処理部38においてプログラム
本来の標準的な処理が実行され(S18)、表示劣化処理
部36を経由してディスプレイ22上に処理結果が表示され
る。この際、表示劣化処理部36においては一切の劣化処
理が施されないため、プログラム本来の表示パターンで
画面表示される(S20)。
【0026】これに対し、プログラムの最初の導入時か
ら一定期間(例えば「1年」)以上経過すると、利用制
限処理部30は利用制限条件が具備されたものと認定し、
劣化指示部32を起動させる(S22)。劣化指示部32は、
劣化パターンデータベース40を参照して現時点で適用す
べき劣化内容を特定した後(S24)、各機能構成部に対
して必要な制限処理の実行を指令する。例えば、表示レ
ベルを劣化させることが劣化パターンデータベース40に
記述されている場合には、具体的な劣化度及びその内容
を表示劣化処理部36に出力する(S26)。これを受けた
表示劣化処理部36は、プログラム基本処理部38から出力
された演算処理結果に対して必要な変換処理を施し、デ
ィスプレイ22上に表示させる。この結果、ディスプレイ
22上におけるプログラムの画面イメージが本来のデザイ
ンから変容し、劣化ないしは老化した印象をユーザに与
えることとなる(S34)。
【0027】この際、具体的にどのように表示内容を変
容させるか、すなわち各劣化度の具体的内容は、予め劣
化パターンデータベース40内に定義されている。最も単
純で効果的な方法は、画面に表示された各部の色彩を変
更することである。例えばウィンドウの枠部や背景色を
明るい色彩から暗い色彩に変更したり、文字色を高コン
トラストな色から低コントラストな色に変更すること
で、何となく劣化したような印象を醸し出すことが挙げ
られる。あるいは、画面を構成している各部の線幅を細
くしたり、実線から破線に線種を変更したりすることが
該当する。画面に表示されるボタンやアイコンの形状、
色彩を本来のものと異ならせることも有効である。さら
には、画面の切替え動作、ウィンドウやメニューの展開
動作をわざと遅くすることにより、プログラム全体の動
作を遅延化させることも含まれる。もちろん、劣化度が
1から4に高まるにつれ、劣化の度合いが強まるように
設定されている。図4及び図5は、表示劣化の一例を示
す画面レイアウト図であり、劣化前の標準表示時には文
字や枠線、文字がくっきりと表現されているが(図
4)、劣化表示時にはこれらが薄く、細く表示されてい
る(図5)。
【0028】表示の劣化ばかりでなく、機能の劣化処理
が必要な場合には(S28)、劣化指示部32からプログラ
ム基本処理部38に対して特定機能の劣化が指令される
(S30)。これを受けたプログラム基本処理部38は、ユ
ーザが入力装置を介して当該機能の実行を求めるコマン
ドを入力してきた場合に、必要な劣化処理を施す(S3
2)。例えば、データの保存処理を行う場合に、通常の1
0倍の処理時間をかける遅延処理が該当する。また、機
能の劣化には、特定機能の停止も含まれる。例えば、一
定の期間経過後は、作成データの印刷機能を停止するこ
とが該当する。
【0029】ユーザは、更新登録を行うことにより、劣
化した表示や機能を回復させることができる。図6は、
その際の処理手順を示すフローチャートである。まず、
表示や機能について新たな劣化処理が課せられるように
なる前後に、メッセージ付加処理部によって警告メッセ
ージが生成され、ディスプレイ上に表示される(S4
0)。例えば、「あと一週間で1年の自由利用期間が満
了し、表示や機能の老化が始まります。お早めに更新登
録手続を行って下さい。」とか、「10月3日以降、プ
リントアウトができなくなります。直ぐに更新登録を行
って下さい。」といった文字が記述されたメッセージボ
ックスが、所定のタイミングで画面表示される。
【0030】上記警告メッセージを見てユーザがプログ
ラム利用料の更新登録を決意した場合には、上記メッセ
ージボックス中に設けられた「更新」ボタンをクリック
する(図示省略)。この「更新」ボタンには予め更新手
続きを取り扱う課金サーバのURLがリンクされているた
め、ユーザのパソコン12はインターネット28経由で自動
的に当該課金サーバに接続される。ここでユーザが所定
の支払方法(クレジットカードやWebマネー等)で更新
料を納付すると、課金サーバから電子メールで更新登録
用のパスワードが送信される。このパスワードを受け取
ったユーザは、プログラムメニュー中の「更新登録」を
選択し、表示された入力ボックス内に上記パスワードを
入力する。これを受けた利用制限処理部30は(S42)、
当該パスワードの正当性を判定し(S44)、正当である
と認定した場合には利用履歴データベース42内の基準時
を繰り下げ更新する(S48)。この結果、劣化指示部32
によって課せられていた利用制限が解除され、ユーザは
当該プログラムの全機能を再び利用可能となる。これに
対し、パスワードが異なっている場合には、再入力が要
請され(S46)、正しいパスワードが入力されるまで基
準時の更新は拒絶される。
【0031】上記の課金サーバをプログラムの提供者自
身が運営することも勿論可能であるが、プログラムの提
供者から委託を受けた第三者が運営することも可能であ
る。また、第三者が課金サーバを運営する場合には、ユ
ーザの更新登録処理数に応じた代行手数料をプログラム
の提供者から徴収することもできる。
【0032】なお、更新料の納付なしでユーザが不正に
利用制限の解除を行うことを有効に防止するため、予め
プログラムの全体あるいは一部に暗号化処理を施し、プ
ログラムの改変ができない仕組みにしておくことが望ま
しい。
【0033】この発明に係るWebサービス利用管理シス
テム50は、ユーザがパソコン12からインターネット28経
由でセンターサーバ29にアクセスし、そのWebサイト上
で所定のサービスを利用する際に実現される。図7は、
この際の機能構成を示すブロック図であり、センターサ
ーバ29は、ユーザ管理部52と、利用制限処理部54と、We
bファイル送信部56と、Webファイル生成部58と、劣化指
示部60と、サービス基本処理部62と、メッセージ付加処
理部64と、ユーザデータベース66と、劣化パターンデー
タベース68とを備えている。上記ユーザ管理部52、利用
制限処理部54、Webファイル送信部56、Webファイル生成
部58、劣化指示部60、サービス基本処理部62、及びメッ
セージ付加処理部64は、センターサーバ29を構成するコ
ンピュータのCPUが、OS及び専用のアプリケーショ
ンプログラムに従って必要な処理を実行することによっ
て実現される。また、ユーザデータベース66及び劣化パ
ターンデータベース68は、同コンピュータのハードディ
スク内に確保されている。これらの中、サービス基本処
理部62は、データベース処理やグループウェア処理、機
械翻訳処理等を実行する部分であり、当該ASPサービス
の中枢をなしている。ユーザのパソコン12には、Webブ
ラウザプログラム70がセットアップされており、このWe
bブラウザ70を介してセンターサーバ29のサービス基本
処理部62及びWebファイル送信部56と通信可能となされ
ている。
【0034】ユーザがこのWebサービスを利用するため
には、事前にユーザ登録を済ませ、ユーザデータベース
66内に自己のレコードを確保しておく必要がある。この
ユーザデータベース66には、ユーザIDやパスワードの
他、登録年月日、更新年月日等のデータ項目が設定され
ている。
【0035】上記劣化パターンデータベース68には、当
該サービスを一切の機能制限なしで自由に利用できる期
間が予め設定されている。また、この自由利用期間経過
後における表示劣化や機能劣化の内容(制限事項)及び
期間(適用のタイミング)が、予め設定されている。以
下にその一例を示す。 [期間] [機能制限] [表示制限] 新規登録時〜1ヶ月 なし 劣化度0 1ヶ月経過後1週間目 なし 劣化度1 1ヶ月経過後2週間目 なし 劣化度2 1ヶ月経過後3週間目 処理速度遅延 劣化度3 1ヶ月経過後4週間目 処理速度遅延 劣化度4 1ヶ月経過後5週間目 全機能利用不可 −−− また、劣化パターンデータベース68内には、劣化度1〜
4の具体的な内容も予め定義されている。さらに、劣化
パターンデータベース68には、ユーザに対する警告(督
促)メッセージが、期間と対応させた形で予め設定され
ている。
【0036】つぎに、図8のフローチャートに従い、こ
のシステム50の処理手順について説明する。センターサ
ーバ29のWebサイトにおいて新規加入登録を済ませたユ
ーザは、ユーザ管理部52によってユーザデータベース66
内に氏名や住所、電話番号、メールアドレス等の属性情
報が登録される(S50)。また、ユーザに対してユーザ
ID及びパスワードが発行される。
【0037】この新規登録の際、新規加入の日時が期限
管理の基準時としてユーザデータベース66内に記録され
る(S52)。ユーザがセンターサーバ29のWebサイトに
アクセスし、ユーザID及びパスワードを入力してログイ
ンすると(S54)、利用制限処理部54は定期的にユーザ
データベース66の基準時とセンターサーバ29の時計回路
から出力される現在時刻情報とを比較し、自由利用期間
を経過しているか否かを判定する(S56)。自由利用期
間内にあっては、ユーザは一切の制限を受けることな
く、当該Webサイトにおけるサービスを100%利用するこ
とができる。すなわち、ユーザがパソコン12のWebブラ
ウザ70上でキーボード24やマウス23等の入力装置を介し
てコマンドを入力すると、これを受けたサービス基本処
理部62において標準的な処理が実行され(S58)、Web
ファイル生成部58において処理結果を表示するための標
準的なWebファイルが生成される(S60)。このWebファ
イルは、インターネット28経由でWebファイル送信部56
からユーザのパソコン12に送信され、Webブラウザ70に
よってディスプレイ22上に表示される。
【0038】これに対し、サービスへの新規加入時から
一定期間(例えば「1ヶ月」)以上経過し、自由利用期
間が経過したことを利用制限処理部54が検知すると、劣
化指示部60が起動する(S62)。劣化指示部60は、劣化
パターンデータベース68を参照して現時点で適用すべき
劣化内容を特定した後(S64)、各機能構成部に対して
必要な制限処理の実行を指令する。例えば、表示レベル
を劣化させることが劣化パターンデータベース68に記述
されている場合には、具体的な劣化度及びその内容をWe
bファイル生成部58に出力する。これを受けたWebファイ
ル生成部58は、サービス基本処理部62から出力された処
理結果に対し、指定された劣化度に対応した変換処理を
施したWebファイルを生成する。このWebファイルは、We
bファイル送信部56によってユーザのパソコン12に送信
される(S74)。この結果、ユーザのディスプレイ22上
における画面イメージが本来のデザインから変容し、劣
化ないしは老化した印象をユーザに与えることとなる。
【0039】この際、具体的にどのように表示内容を変
容させるか、すなわち劣化度の具体的内容は、予め劣化
パターンデータベース68内に定義されている。最も単純
で効果的な方法は、上記と同様、画面に表示された各部
の色彩を変更することである。例えばウィンドウの枠部
や背景色を明るい色彩から暗い色彩に変更したり、文字
色を高コントラストな色から低コントラストな色に変更
することが挙げられる。あるいは、画面を構成している
各部の線幅を細くしたり、実線から波線に線種を変更し
たりすることが該当する。画面に表示されるボタンやア
イコンの形状、色彩を本来のものと異ならせることも有
効である。さらには、画面の切替え動作、ウィンドウや
メニューの展開動作等をわざと遅くすることにより、プ
ログラム全体の動作を遅延化させることも含まれる。も
ちろん、劣化度が高まるにつれ、劣化の度合いが強まる
ように設定されている。
【0040】表示の劣化ばかりでなく、機能の劣化処理
が必要な場合には(S68)、劣化指示部60からサービス
基本処理部62に対して特定機能の劣化が指令される(S
70)。これを受けたサービス基本処理部62は、ユーザが
入力装置を介して当該機能の実行を求めるコマンドを入
力してきた場合に、必要な劣化処理を施す(S72)。例
えば、データベースの検索処理を行う場合に、通常の10
倍の処理時間をかける遅延処理を施したり、利用可能な
データベースの範囲を制限することが該当する。また、
機能の劣化には、特定機能の停止も含まれる。例えば、
一定の期間経過後は、掲示板の利用を拒絶することなど
が該当する。
【0041】このWebサービス利用管理システム50の場
合も、上記のプログラム利用管理システム10と同様、ユ
ーザは更新登録を行うことによって劣化した表示や機能
を回復させることができる。すなわち、表示や機能につ
いて新たな劣化処理が課せられるようになる前後に、メ
ッセージ付加処理部64によって警告メッセージが生成さ
れ、ディスプレイ22上に表示される。例えば、「10月
3日以降、掲示板が利用できなくなります。直ぐに更新
登録を行って下さい。」といった文字が記述されたダイ
アログが、所定のタイミングで画面表示される。
【0042】上記警告メッセージを見てユーザがサービ
ス利用料の更新登録を決意した場合には、所定の支払方
法(クレジットカードやWebマネー等)でWebサイトの運
営者に対して更新料を納付する。入金を確認したサイト
運営者は、ユーザデータベース66に更新登録日時を新た
な基準時として登録する。この結果、劣化指示部60によ
って課せられていた利用制限が解除され、ユーザは再び
当該Webサービスの全機能を正常に利用可能となる。
【0043】上記のプログラム利用管理システム10及び
Webサービス利用管理システム50にあっては、何れも所
定の基準時から一定の期間経過後に利用制限が適用され
て劣化が開始される仕組みであるが、この発明はこれに
限定されるものではない。
【0044】すなわち、プログラム利用管理システム10
であれば、プログラムの通算起動時間が所定の基準値
(例えば10時間)に達した時点で、利用制限処理部30が
利用制限条件が具備されたものと認定し、利用制限を課
すこともできる。あるいは、プログラムの通算起動回数
が所定の基準値(例えば11回)に達した時点で、利用制
限処理部30が利用制限条件が具備されたものと認定し、
利用制限を課してもよい。これらの場合、劣化パターン
データベース40内には、利用制限条件具備後における表
示劣化や機能劣化の内容(制限事項)が、起動時間や起
動回数と関連付けられた形で予め設定されている(起動
時間や起動回数が増加するにつれ、劣化の度合いが強ま
るように設定されている)。また、通算起動時間や通算
起動回数が利用制限管理部30によって利用履歴データ42
内に逐次記録され、これらが基準値に達した時点で利用
制限条件が具備されたものと認定される。後は、劣化指
示部32が劣化パターンデータベース40を参照して現時点
で適用すべき劣化内容を特定し、各機能構成部に対して
必要な制限処理の実行を指令する。
【0045】Webサービス利用管理システム50であれ
ば、サービスの通算利用時間が所定の基準値(例えば10
時間)に達した時点で、利用制限処理部54が利用制限条
件が具備されたものと認定し、利用制限を課すこともで
きる。あるいは、ユーザによるセンターサーバ29への通
算接続回数が所定の基準値(例えば11回)に達した時点
で、利用制限処理部54が利用制限条件が具備されたもの
と認定し、利用制限を課してもよい。これらの場合、劣
化パターンデータベース68内には、利用制限条件具備後
における表示劣化や機能劣化の内容(制限事項)が、利
用時間や接続回数と関連付けられた形で予め設定されて
いる(利用時間や接続回数が増加するにつれ、劣化の度
合いが強まるように設定されている)。また、通算利用
時間や通算接続回数が利用制限処理部54によってユーザ
データベース66の利用履歴項目に逐次記録され、これら
が基準値に達した時点で利用制限条件が具備されたもの
と認定される。後は、劣化指示部60が劣化パターンデー
タベース68を参照して現時点で適用すべき劣化内容を特
定し、各機能構成部に対して必要な制限処理の実行を指
令する。
【0046】
【発明の効果】この発明に係るプログラムの利用管理シ
ステムや利用管理機能付きプログラム、Webサービス利
用管理システムによれば、ユーザは自由利用可能期間内
(利用制限条件具備前)にあっては一切の機能制限を受
けることなく、文字通り当該プログラムやWebサービス
の全機能を自由に試すことができる。また、利用制限条
件具備後も直ちに利用停止となるのではなく、段階的に
表示の劣化、あるいは機能の劣化や部分停止が進行して
いく仕組みであるため、ユーザにとっては継続利用しな
がらも徐々に使い勝手が低下していくこととなり、正規
購入やバージョンアップ、更新料の納付を促されること
となる。特に、劣化の進行具合や程度、内容を工夫する
ことにより、あたかもプログラムが年を経て老化してい
くような印象をユーザに与えることができ、ユーモアを
基調としつつも若返りの必要性を訴求することができ
る。以上要するに、劣化しないことが特徴のデジタルデ
ータが、劣化しないことに起因する市場の不活性化を生
み出している社会的な問題に対して、上記のごとき劣化
していくプログラムを提供することで、多くのユーザに
対して気軽な試用を促したり、既存のパッケージ商品や
ASPに比較して格段に廉価な商品やサービスを提案する
ことにより、新たなマーケットを創出することが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るプログラム利用管理システム及
びWebサービス利用管理システムのハードウェア構成を
示す模式図である。
【図2】プログラム利用管理システムの機能構成を示す
ブロック図である。
【図3】プログラム利用管理システムの処理手順を示す
フローチャートである。
【図4】劣化前の表示イメージを示す画面レイアウト図
である。
【図5】劣化後の表示イメージを示す画面レイアウト図
である。
【図6】劣化した表示や機能を回復させる際の処理手順
を示すフローチャートである。
【図7】この発明に係るWebサービス利用管理システム
の機能構成を示すブロック図である。
【図8】Webサービス利用管理システムの処理手順を示
すフローチャートである。
【符号の説明】
10 プログラム利用管理システム 12 パソコン 14 CPU 15 メモリ 16 モニタインターフェイス 17 入力デバイスインターフェイス 18 プリンタインターフェイス 19 ハードディスクインターフェイス 20 CD−ROMドライブインターフェイス 21 通信インターフェイス 22 ディスプレイ 23 マウス 24 キーボード 25 レーザプリンタ 26 ハードディスク 27 CD−ROMドライブ 28 インターネット 29 センターサーバ 30 利用制限処理部 32 劣化指示部 34 メッセージ付加処理部 36 表示劣化処理部 38 プログラム基本処理部 40 劣化パターンデータベース 42 利用履歴データベース 50 Webサービス利用管理システム 52 ユーザ管理部 54 利用制限処理部 56 Webファイル送信部 58 Webファイル生成部 60 劣化指示部 62 サービス基本処理部 64 メッセージ付加処理部 66 ユーザデータベース 68 劣化パターンデータベース 70 Webブラウザプログラム

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コンピュータを制御して所定の基本機能を
    実現するプログラム基本処理手段と、 所定の基準時から一定期間を経過した時点で、利用制限
    条件が具備されたものと認定する手段と、 利用制限条件具備後における経過期間と制限事項との相
    関関係が複数パターン定義された劣化パターンデータベ
    ースと、 利用制限条件具備後に上記劣化パターンデータベースを
    参照し、現時点で適用すべき制限事項を特定する手段
    と、 上記制限事項として表示の劣化が記述されている場合
    に、ディスプレイ上における表示内容に必要な変更を加
    える手段と、 上記制限事項として特定機能の劣化または停止が記述さ
    れている場合に、上記プログラム基本処理手段に対し
    て、当該機能の劣化または停止を指令する手段と、 入力手段を介して所定のパスワードの入力があった場合
    に、上記制限事項の適用を解除する手段と、 を備えたことを特徴とするプログラムの利用管理システ
    ム。
  2. 【請求項2】コンピュータを制御して所定の基本機能を
    実現するプログラム基本処理手段と、 プログラムの通算起動時間が基準値に達した時点で、利
    用制限条件が具備されたものと認定する手段と、 利用制限条件具備後における起動時間と制限事項との相
    関関係が複数パターン定義された劣化パターンデータベ
    ースと、 利用制限条件具備後に上記劣化パターンデータベースを
    参照し、現時点で適用すべき制限事項を特定する手段
    と、 上記制限事項として表示の劣化が記述されている場合
    に、ディスプレイ上における表示内容に必要な変更を加
    える手段と、 上記制限事項として特定機能の劣化または停止が記述さ
    れている場合に、上記プログラム基本処理手段に対し
    て、当該機能の劣化または停止を指令する手段と、 入力手段を介して所定のパスワードの入力があった場合
    に、上記制限事項の適用を解除する手段と、 を備えたことを特徴とするプログラムの利用管理システ
    ム。
  3. 【請求項3】コンピュータを制御して所定の基本機能を
    実現するプログラム基本処理手段と、 プログラムの通算起動回数が基準値に達した時点で、利
    用制限条件が具備されたものと認定する手段と、 利用制限条件具備後における起動回数と制限事項との相
    関関係が複数パターン定義された劣化パターンデータベ
    ースと、 利用制限条件具備後に上記劣化パターンデータベースを
    参照し、現時点で適用すべき制限事項を特定する手段
    と、 上記制限事項として表示の劣化が記述されている場合
    に、ディスプレイ上における表示内容に必要な変更を加
    える手段と、 上記制限事項として特定機能の劣化または停止が記述さ
    れている場合に、上記プログラム基本処理手段に対し
    て、当該機能の劣化または停止を指令する手段と、 入力手段を介して所定のパスワードの入力があった場合
    に、上記制限事項の適用を解除する手段と、 を備えたことを特徴とするプログラムの利用管理システ
    ム。
  4. 【請求項4】コンピュータを、 所定の基本機能を実現する手段、 所定の基準時から一定期間を経過した時点で、利用制限
    条件が具備されたものと認定する手段、 利用制限条件具備後に、経過期間と制限事項との相関関
    係が複数パターン定義された劣化パターンデータベース
    を参照し、現時点で適用すべき制限事項を特定する手
    段、 上記制限事項として表示の劣化が記述されている場合
    に、ディスプレイ上における表示内容に必要な変更を加
    える手段、 上記制限事項として特定機能の劣化または停止が記述さ
    れている場合に、該当の基本機能に関して劣化または停
    止を指令する手段、 入力手段を介して所定のパスワードの入力があった場合
    に、上記制限事項の適用を解除する手段、 として機能させることを特徴とする利用管理機能付きプ
    ログラム。
  5. 【請求項5】コンピュータを、 所定の基本機能を実現する手段、 プログラムの通算起動時間が基準値に達した時点で、利
    用制限条件が具備されたものと認定する手段、 利用制限条件具備後に、起動時間と制限事項との相関関
    係が複数パターン定義された劣化パターンデータベース
    を参照し、現時点で適用すべき制限事項を特定する手
    段、 上記制限事項として表示の劣化が記述されている場合
    に、ディスプレイ上における表示内容に必要な変更を加
    える手段、 上記制限事項として特定機能の劣化または停止が記述さ
    れている場合に、該当の基本機能に関して劣化または停
    止を指令する手段、 入力手段を介して所定のパスワードの入力があった場合
    に、上記制限事項の適用を解除する手段、 として機能させることを特徴とする利用管理機能付きプ
    ログラム。
  6. 【請求項6】コンピュータを、 所定の基本機能を実現する手段、 プログラムの通算起動回数が基準値に達した時点で、利
    用制限条件が具備されたものと認定する手段、 利用制限条件具備後に、起動回数と制限事項との相関関
    係が複数パターン定義された劣化パターンデータベース
    を参照し、現時点で適用すべき制限事項を特定する手
    段、 上記制限事項として表示の劣化が記述されている場合
    に、ディスプレイ上における表示内容に必要な変更を加
    える手段、 上記制限事項として特定機能の劣化または停止が記述さ
    れている場合に、該当の基本機能に関して劣化または停
    止を指令する手段、 入力手段を介して所定のパスワードの入力があった場合
    に、上記制限事項の適用を解除する手段、 として機能させることを特徴とする利用管理機能付きプ
    ログラム。
  7. 【請求項7】Webブラウザプログラムを備えたユーザの
    通信端末と、 インターネットを介して上記ユーザの通信端末と接続さ
    れるセンターサーバとを備えたWebサービスの利用管理
    システムであって、 上記センターサーバは、各ユーザ毎に基準時を記述して
    おくユーザデータベースと、 各ユーザの通信端末から所定の処理要求が送信された場
    合に、必要な処理を実行するサービス基本処理手段と、 処理結果を基にWebファイルを生成する手段と、 当該Webファイルをユーザの通信端末に送信する手段
    と、 当該ユーザの基準時から一定期間を経過した時点で、利
    用制限条件が具備されたものと認定する手段と、 利用制限条件具備後における経過期間と制限事項との相
    関関係が複数パターン定義された劣化パターンデータベ
    ースと、 利用制限条件具備後に上記劣化パターンデータベースを
    参照し、現時点で適用すべき制限事項を特定する手段
    と、 上記制限事項として表示の劣化が記述されている場合
    に、Webファイルの表示内容に変更を加える手段と、 上記制限事項として特定機能の劣化または停止が記述さ
    れている場合に、上記サービス基本処理手段に対して、
    当該機能の劣化または停止を指令する手段と、 所定の条件が満たされた場合に、上記制限事項の適用を
    解除する手段と、 を備えたことを特徴とするWebサービスの利用管理シス
    テム。
  8. 【請求項8】Webブラウザプログラムを備えたユーザの
    通信端末と、 インターネットを介して上記ユーザの通信端末と接続さ
    れるセンターサーバとを備えたWebサービスの利用管理
    システムであって、 上記センターサーバは、各ユーザ毎に通算利用時間を記
    述しておくユーザデータベースと、 各ユーザの通信端末から所定の処理要求が送信された場
    合に、必要な処理を実行するサービス基本処理手段と、 処理結果を基にWebファイルを生成する手段と、 当該Webファイルをユーザの通信端末に送信する手段
    と、 当該ユーザの通算利用時間が基準値に達した時点で、利
    用制限条件が具備されたものと認定する手段と、 利用制限条件具備後における利用時間と制限事項との相
    関関係が複数パターン定義された劣化パターンデータベ
    ースと、 利用制限条件具備後に上記劣化パターンデータベースを
    参照し、現時点で適用すべき制限事項を特定する手段
    と、 上記制限事項として表示の劣化が記述されている場合
    に、Webファイルの表示内容に変更を加える手段と、 上記制限事項として特定機能の劣化または停止が記述さ
    れている場合に、上記サービス基本処理手段に対して、
    当該機能の劣化または停止を指令する手段と、 所定の条件が満たされた場合に、上記制限事項の適用を
    解除する手段と、 を備えたことを特徴とするWebサービスの利用管理シス
    テム。
  9. 【請求項9】Webブラウザプログラムを備えたユーザの
    通信端末と、 インターネットを介して上記ユーザの通信端末と接続さ
    れるセンターサーバとを備えたWebサービスの利用管理
    システムであって、 上記センターサーバは、各ユーザ毎に通算接続回数を記
    述しておくユーザデータベースと、 各ユーザの通信端末から所定の処理要求が送信された場
    合に、必要な処理を実行するサービス基本処理手段と、 処理結果を基にWebファイルを生成する手段と、 当該Webファイルをユーザの通信端末に送信する手段
    と、 当該ユーザの通算接続回数が基準値に達した時点で、利
    用制限条件が具備されたものと認定する手段と、 利用制限条件具備後における接続回数と制限事項との相
    関関係が複数パターン定義された劣化パターンデータベ
    ースと、 利用制限条件具備後に上記劣化パターンデータベースを
    参照し、現時点で適用すべき制限事項を特定する手段
    と、 上記制限事項として表示の劣化が記述されている場合
    に、Webファイルの表示内容に変更を加える手段と、 上記制限事項として特定機能の劣化または停止が記述さ
    れている場合に、上記サービス基本処理手段に対して、
    当該機能の劣化または停止を指令する手段と、 所定の条件が満たされた場合に、上記制限事項の適用を
    解除する手段と、 を備えたことを特徴とするWebサービスの利用管理シス
    テム。
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