JP2003185526A - 光導波路基板の検査方法及び実装光部品の検査方法 - Google Patents

光導波路基板の検査方法及び実装光部品の検査方法

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JP2003185526A JP2001388409A JP2001388409A JP2003185526A JP 2003185526 A JP2003185526 A JP 2003185526A JP 2001388409 A JP2001388409 A JP 2001388409A JP 2001388409 A JP2001388409 A JP 2001388409A JP 2003185526 A JP2003185526 A JP 2003185526A
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佳夫 松本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光導波路基板を検査する場合、検査速度を向
上させると共に、クロストークを検査することができる
ようにする。 【解決手段】 開示される光導波路の検査方法は、光走
査光学系11により被検査体である光導波路基板3の光
導波路2の一方端面2Aにレーザ光を入射させ、光導波
路2の他方端面2Bから出射した光をCCDカメラ16
により検出して検出結果データ21を出力した後、光点
位置確認装置17により検出結果データ21と予め記憶
している記憶データ20とを比較する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、光導波路基板の
検査方法及び実装光部品の検査方法に係り、詳しくは、
基板上に形成された光導波路を用いる光導波路基板の検
査方法及び実装光部品の検査方法に関する。
【0002】
【従来の技術】光を情報の伝送媒体として利用した光通
信技術が広く普及してきている。このような光通信技術
においては、情報を示す信号により光を変調した光信号
を伝送するために、基板上に光導波路が形成された光導
波路基板が用いられて、光信号は光導波路に沿って伝送
される。ここで、光導波路は、屈折率の高いコア層の周
囲を屈折率の低いクラッド層で挟み込んだ構造に形成さ
れて、光導波路の一方端面に臨界角以下で入射した光信
号は、コア層とクラッド層との境界で全反射を繰り返し
ながらコア層内に閉じ込められてコア層の長さ方向に沿
って進行して、光導波路の他方端面から出射される。
【0003】このような光通信技術に用いられる光導波
路基板は、基板上に形成した光導波路に沿って光信号を
高い効率で伝送させることが要求されるが、このために
完成した光導波路基板を対象として光導波路を導通する
光量の検査いわゆる光導波路基板の検査が行われる。例
えば特開平11−304643号公報には、そのような
光導波路を導通する光量を検査する方法が開示されてい
る。同光導波路基板の検査方法には、図14に示すよう
な検査装置が用いられる。この検査装置100は、同図
に示すように、被検査体である光導波路アレイ101の
一方端面側に配置され、半導体レーザ102及び集光レ
ンズ103を含む光源系104と、光源系104を光導
波路アレイ101の端面に沿って平行移動させる駆動モ
ータ、送りネジ、送りスライド等から成る送り機構10
5と、光導波路アレイ101の他方端面側に配置された
光検出器106と、光検出器106に接続されたパーソ
ナルコンピュータ107とを備えている。
【0004】同検査装置100を用いて光導波路アレイ
101を導通する光量を検査するには、送り機構105
により機械的に光源系104を平行移動させて、光源系
104から光導波路アレイ101の一方端面にレーザ光
108を照射することにより単位セルを順次に走査し
て、光導波路アレイ101の他方端面から出射される光
を一括して光検出器106により検出した後、パーソナ
ルコンピュータ107により検出光を信号処理して導通
光量を検査する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公
報記載の従来の光導波路基板の検査方法では、送り機構
により光源系を移動させて光導波路アレイに光を照射し
ているので検査速度が遅くなるだけでなく、光導波路ア
レイから出射されるそれぞれの単位セルの光を一括して
光検出器により検出しているのでクロストークを検査す
ることが困難である、という問題がある。すなわち、従
来の光導波路基板の検査方法では、図14に示したよう
に、送り機構105により機械的に光源系104を平行
移動させて光導波路アレイ101を構成しているそれぞ
れの単位セルを順次に走査しているので、走査及び光検
出に時間がかかるようになるため、検査速度が遅くなる
のが避けられない。
【0006】また、従来の光導波路基板の検査方法で
は、図14に示したように、光導波路アレイ101を構
成しているそれぞれの単位セルから出射される光を一括
して光検出器106により検出しているので、個々の単
位セルから出射された光を判別することができないた
め、クロストークを検査するのが困難である。
【0007】この発明は、上述の事情に鑑みてなされた
もので、検査速度を向上させると共に、クロストークを
検査することができるようにした光導波路基板の検査方
法を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明は、光信号を伝送する光導波路
を基板上に形成した光導波路基板の検査方法に係り、上
記光導波路の一方端面にレーザ光を入射させ、上記光導
波路の他方端面から出射した上記レーザ光を検出して検
出画像情報を求め、該検出画像情報を予め記憶してある
基準画像情報と比較して、上記光導波路を導通する光量
の良否を判定することを特徴としている。
【0009】また、請求項2記載の発明は、一方端面に
第1の鏡面を有すると共に他方端面に第2の鏡面を有す
る光導波路を基板上に形成した光導波路基板の検査方法
に係り、上記光導波路の表面に直交する方向から上記一
方端面にレーザ光を入射させて、該レーザ光を上記第1
の鏡面により上記光導波路の表面に平行な方向に変換さ
せて上記光導波路内を導通させる段階と、上記光導波路
の上記他方端面から出射した上記レーザ光を、上記第2
の鏡面により上記光導波路の表面に直交する方向に変換
させる段階と、上記他方端面から出射し方向変換された
上記レーザ光を撮像装置により検出して該撮像装置から
光点位置を表す検出画像情報を光点位置確認装置に出力
する段階と、上記検出画像情報を上記光点位置確認装置
により該光点位置確認装置に予め記憶されている基準画
像情報と比較して、上記光導波路を導通する光量の良否
を判定する段階とを含むことを特徴としている。
【0010】また、請求項3記載の発明は、一方端面側
に第1のピラミッド鏡を設けると共に他方端面側に第2
のピラミッド鏡を設けた光導波路を基板上に形成した光
導波路基板の検査方法に係り、上記光導波路の表面に直
交する方向から上記第1のピラミッド鏡にレーザ光を入
射させて、該レーザ光を上記第1のピラミッド鏡により
上記光導波路の表面に平行な方向に変換させて上記一方
端面から上記光導波路内を導通させる段階と、上記光導
波路の上記他方端面から出射した上記レーザ光を、上記
第2のピラミッド鏡により上記光導波路の表面に直交す
る方向に変換させる段階と、上記他方端面から出射し方
向変換された上記レーザ光を撮像装置により検出して該
撮像装置から光点位置を表す検出画像情報を光点位置確
認装置に出力する段階と、上記検出画像情報を上記光点
位置確認装置により該光点位置確認装置に予め記憶され
ている基準画像情報と比較して、上記光導波路を導通す
る光量の良否を判定する段階とを含むことを特徴として
いる。
【0011】また、請求項4記載の発明は、一方端面に
第1の鏡面を有すると共に他方端面に第2の鏡面を有す
る光導波路を基板上に形成した光導波路基板の検査方法
に係り、光走査光学系のレーザ光の経路の末端部に設け
たレンズを所定の方向に移動させて上記レーザ光の走行
方向を偏向させる段階と、上記光導波路の表面に直交す
る方向から上記一方端面に上記レーザ光を入射させて、
該レーザ光を上記第1の鏡面により上記光導波路の表面
に対して傾斜する方向に変換させて上記光導波路内を導
通させる段階と、上記光導波路の上記他方端面から出射
した上記レーザ光を、上記第2の鏡面により上記光導波
路の表面に直交する方向に変換させる段階と、上記他方
端面から出射し方向変換された上記レーザ光を撮像装置
により検出して該撮像装置から光点位置を表す検出画像
情報を光点位置確認装置に出力する段階と、上記検出画
像情報を上記光点位置確認装置により該光点位置確認装
置に予め記憶されている基準画像情報と比較して、上記
光導波路を導通する光量の良否を判定する段階とを含む
ことを特徴としている。
【0012】また、請求項5記載の発明は、一方端面側
に第1のピラミッド鏡を設けると共に他方端面側に第2
のピラミッド鏡を設けた光導波路を基板上に形成した光
導波路基板の検査方法に係り、光走査光学系のレーザ光
の経路の末端部に設けたレンズを所定の方向に移動させ
て上記レーザ光の走行方向を偏向させる段階と、上記光
導波路の表面に直交する方向から上記第1のピラミッド
鏡に上記レーザ光を入射させて、該レーザ光を上記第1
のピラミッド鏡により上記光導波路の表面に対して傾斜
する方向に変換させて上記光導波路内を導通させる段階
と、上記光導波路の上記他方端面から出射した上記レー
ザ光を、上記第2のピラミッド鏡により上記光導波路の
表面に直交する方向に変換させる段階と、上記他方端面
から出射し方向変換された上記レーザ光を撮像装置によ
り検出して該撮像装置から光点位置を表す検出画像情報
を光点位置確認装置に出力する段階と、上記検出画像情
報を上記光点位置確認装置により該光点位置確認装置に
予め記憶されている基準画像情報と比較して、上記光導
波路を導通する光量の良否を判定する段階とを含むこと
を特徴としている。
【0013】また、請求項6記載の発明は、検査用光導
波路と共に基板上に実装した光部品の実装ずれを検査す
る実装光部品の検査方法に係り、上記検査用光導波路の
一方端面にレーザ光を入射させ、上記検査用光導波路の
他方端面から出射した上記レーザ光を上記光部品に反射
させて逆戻りさせ、該逆戻りによる光量を検出して上記
光部品の実装ずれを検査することを特徴としている。
【0014】また、請求項7記載の発明は、一方端面側
に第1のピラミッド鏡を設けると共に他方端面側に第2
のピラミッド鏡を設けた検査用光導波路と共に基板上に
実装した光部品の実装ずれを検査する実装光部品の検査
方法に係り、上記検査用光導波路の表面に直交する方向
から上記第1のピラミッド鏡にレーザ光を入射させて、
該レーザ光を上記第1のピラミッド鏡により上記検査用
光導波路の表面に平行な方向に変換させて上記一方端面
から上記検査用光導波路内を導通させる段階と、上記検
査用光導波路の上記他方端面から出射した上記レーザ光
を、上記第2のピラミッド鏡により上記検査用光導波路
の表面に直交する方向に変換させる段階と、上記他方端
面から出射し方向変換された上記レーザ光を上記光部品
に反射させ上記第2のピラミッド鏡に逆戻りさせて上記
他方端面から上記検査用光導波路に入射させる段階と、
上記検査用光導波路の上記一方端面から出射した上記逆
戻り光を、上記第1のピラミッド鏡により上記検査用光
導波路の表面に直交する方向に変換させる段階と、上記
逆戻り光を光検出器に入射させ該光検出器により上記逆
戻り光の光量を検出して上記光部品の実装ずれを検査す
る段階とを含むことを特徴としている。
【0015】また、請求項8記載の発明は、請求項7記
載の実装光部品の検査方法に係り、上記検査用光導波路
は、上記基板に形成されている光信号電送用光導波路か
ら分岐されていることを特徴としている。
【0016】また、請求項9記載の発明は、請求項7又
は8記載の実装光部品の検査方法に係り、上記光部品の
上記第2のピラミッド鏡の対向面に、レーザ光の反射光
量を増大させる金属反射膜が形成されていることを特徴
としている。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の実施の形態について説明する。説明は実施例を用いて
具体的に行う。 ◇第1実施例 図1は、この発明の第1実施例である光導波路基板の検
査方法の実施に用いられる検査装置の構成を示す図、図
2は同検査装置の主要部に記憶される記憶データを概略
的に示す図、図3は同光導波路基板の検査方法により検
出された検出結果データを概略的に示す図、図4は同光
導波路基板の検査方法を説明するフローチャートであ
る。この例の光導波路基板の検査方法に用いられる検査
装置10は、図1に示すように、ベース基板1上に光導
波路2が形成された光導波路基板3(被検査体)の一方
端面側に配置された光走査光学系4と、光導波路基板3
の他方端面側に配置された光検出系5とを備えている。
ここで、光導波路基板3の主要部を構成している光導波
路2は、屈折率の高いコア層6の周囲を屈折率の低い下
クラッド層7及び上クラッド層8で挟み込んだ構造に形
成されている。また、光導波路2の一方端面2Aには、
光導波路2の長さ方向である水平方向(X方向)と略4
5度の角度を隔てた第1の鏡面9Aが形成される一方、
光導波路2の他方端面2Bには、第1の鏡面9Aと対応
した第2の鏡面9Bが形成されている。後述するよう
に、光走査光学系4から光導波路2の一方端面2Aには
Z方向から光が入射される一方、光導波路2の他方端面
2Bからは光導波路2のコア層6内をX方向に導通して
きた光が再びZ方向に出射される。ここで、図1で示し
たX方向、Y方向及びZ方向は、互いに直交する関係に
ある。
【0018】光走査光学系4は、検査用の光を発生する
レーザ光源11と、レーザ光源11からの光をX方向に
偏向させて光導波路基板3の表面に垂直なZ方向からの
光を照射して走査するX方向走査ガルバノミラー12
と、X方向に偏向された光をこのX方向と直交するY方
向に偏向させて光導波路基板3の表面に垂直なZ方向か
らの光を照射して走査するY方向走査ガルバノミラー1
3と、X方向走査ガルバノミラー12及びY方向走査ガ
ルバノミラー13を駆動する光走査駆動装置14と、Z
方向に照射する光を所定のビーム径の平行光束18でZ
方向の光軸19に沿って光導波路2の一方端面2Aに入
射させるレンズ15とを備えている。X方向走査ガルバ
ノミラー12及びY方向走査ガルバノミラー13は、レ
ンズ15の焦点位置近くに配置されるように構成されて
いる。レンズ15は、平行光束18を光導波路基板3の
表面に垂直なZ方向に進ませるように整えるために用い
られる。
【0019】光検出系5は、光導波路2の他方端面2B
からZ方向に出射された光を検出して検出結果データ
(検出画像情報)を出力するCCDカメラ(撮像カメ
ラ)16と、検出結果データを入力して予め記憶してい
る記憶データ(基準画像情報)と比較し、比較結果に応
じて光導波路2の光導通の良否の判定及びクロストーク
の良否の判定を行う光点位置確認装置17とを備えてい
る。
【0020】光導波路2の一方端面2AにZ方向から入
射された光は光路が第1の鏡面9AによりX方向に変換
されてコア層6に導かれ、さらにこの光は光導波路2の
第2の鏡面9Bにより光路が再びZ方向に変換されて光
導波路2の他方端面2Bから出射される。このとき、C
CDカメラ16は、光導波路基板3のXY面からの出射
光のXY面内の位置を検出することにより光点の発生と
して認識して光点位置を表す検出結果データを出力す
る。
【0021】光点位置確認装置17は、図2に示すよう
に、予め光導波路2のXY面での検査対象領域を格子状
に複数の領域に分割し、XY面内の各領域をアドレスA
a、Bb、Cc、…で特定して各領域毎に予め望ましい
基準光量値が設定されて記憶データ20として記憶して
いる。例えば、アドレスCbの領域には基準光量値9
を、アドレスBdの領域には基準光量値8を、アドレス
Edの領域には基準光量値0を記憶している。これらの
望ましい基準光量値の設定は、検査対象に応じて適宜変
更される。
【0022】一方、CCDカメラ16は、図3に示すよ
うに、記憶データ20のXY面内の各領域のアドレスA
a、Bb、Cc、…に対応して特定されたアドレスA´
a´、B´b´、C´c´、…のXY面内の各領域毎
に、光導波路2から実際に検出された光量値を検出結果
データ21として出力する。例えば、アドレスC´b´
の領域からは光量値8が、アドレスB´d´の領域から
は光量値7が、アドレスE´d´の領域からは光量値1
が検出されている。そして、光点位置確認装置17は、
記憶データ20と検出結果データ21とを比較して、光
導波路の光導通の良否の判定及びクロストークの良否の
判定を行う。ここで、出射される基準光量値の記憶デー
タ20は、入力する光のXY面内の位置の数だけ存在す
る。
【0023】次に、図4のフローチャートを参照して、
この例の光導波路基板の検査方法の手順について説明す
る。検査装置10を用いて、所定位置に被検査体である
光導波路基板3を配置する。次に、光走査光学系4のレ
ーザ光源11からの光をX方向走査ガルバノミラー12
によりX方向に偏向させて走査しつつ(ステップS
1)、Y方向走査ガルバノミラー13によりY方向に偏
向させてZ方向から光導波路基板3をXY面で走査する
(ステップS3)。この光はレンズ15により略1mm
のビーム径となる平行光束18をZ方向の光軸19に沿
って、Z方向から光導波路2の一方端面2Aに入射させ
る。一例として、光導波路2のコア層6の径は略0.0
5mmに形成されている。入射された光は第1の鏡面9
Aにより矢印で示すX方向、あるいはXY面内の方向に
光路が変換されてコア層6に導かれる。コア層6内を導
通してきた光は光導波路2の第2の鏡面9Bにより光路
を再びZ方向に変換させて、光導波路2の他方端面2B
から出射させる。
【0024】なお、(ステップS1)の後に、処理終了
の要否を判断する(ステップS2)。YESの場合は処
理は終了し、NOの場合は処理は次のステップに進む。
この段階では、処理は継続させるので次のステップに進
む。
【0025】光の入力位置がXY面を走査する各照射点
毎に、光導波路2から出射された光をCCDカメラ16
により検出する。CCDカメラ16は、この光を光点の
発生として認識して光点位置を表す、図3に示したよう
な内容の検出結果データ21を出力する(ステップS
5)。
【0026】なお、(ステップS3)の後に、処理終了
の要否を判断する(ステップS4)。YESの場合は処
理は(ステップS1)に戻り、NOの場合は処理は次の
ステップに進む。この段階では、処理を継続させるので
次のステップに進む。
【0027】次に、光点位置確認装置17は図3に示し
たようなCCDカメラ16から検出結果データ21を入
力して、予め記憶している図2に示したような内容の記
憶データ20と比較する(ステップS6)。そして、比
較結果から、光導波路の光導通の良否の判定及びクロス
トークの良否の判定を行う。 (1)光導波路の光導通の良否の判定方法 予め光導波路2の光導通の良否の判定基準光量値(光導
通判定基準光量値)Vt1を、記憶データ20の各領域
に設定しておいて、このVt1以上の光量値が検出され
た場合に光導通が良であると判定するものとする。一例
としてVt1=5に設定するものとする。この設定の基
で、光点位置確認装置17は、記憶データ20と検出結
果データ21とを比較する。そして、検出結果データ2
1において、例えばアドレスC´b´の領域及びアドレ
スB´d´の領域の光量値は共に5以上であるので、光
導通は良であると判定する。一方、アドレスE´d´の
領域の光量値は5以下であるので、光導通は否であると
判定する。他の領域についても、同様な方法で光導通の
良否の判定を行う(ステップS7)。
【0028】(2)光導波路のクロストークの良否の判
定方法 予め光導波路のクロストークの良否の判定基準光量値
(クロストーク判定基準光量値)Vt2を、記憶データ
20の各領域に設定しておいて、このVt2以下の光量
値が検出された場合にクロストークが良であると判定す
るものとする。一例としてVt2=1に設定するものと
する。この設定の基で、光点位置確認装置17は、記憶
データ20と検出結果データ21とを比較する。そし
て、検出結果データ21において、例えばアドレスC´
b´の領域及びアドレスB´d´の領域の光量値は共に
1以上であるので、クロストークは非であると判定す
る。一方、アドレスE´d´の領域の光量値は1である
ので、クロストークは良であると判定する。他の領域に
ついても、同様な方法でクロストークの良否の判定を行
う(ステップS8)。
【0029】次に、(ステップS3)に戻り、ここでY
方向走査が一走査し終えたら、(ステップS4)を介し
て(ステップS1)に戻る。そして、ここで、X方向走
査が一走査し終えたら、(ステップS2)を介して処理
が終了する。
【0030】以上のような光導波路基板の検査方法によ
れば、レーザ光源11、X方向走査ガルバノミラー12
及びY方向走査ガルバノミラー13を含む光走査光学系
4によりZ方向に進む光によりXY面を走査させ、被検
査体である光導波路基板3の光導波路2の一方端面2A
にレーザ光から成る平行光束18を入射させるので、従
来のように機械的に光源系を平行移動させて光導波路を
走査することは行わないため、光導波路の光入射位置を
高速に選択できるようになり、光導波路基板の検査を高
速で行うことができる。また、上述した光導波路基板の
検査方法によれば、光導波路2の他方端面2Bから出射
した光をCCDカメラ16により光点位置を特定して検
出するので、従来のように光導波路からの出射光を一括
して検出しないため、光導波路のどの位置から出射した
光かを判別することができるようになり、クロストーク
を検査することができるようになる。
【0031】このように、この例の光導波路基板の検査
方法の構成によれば、光走査光学系4により被検査体で
ある光導波路基板3の光導波路2の一方端面2Aにレー
ザ光束18を入射させ、光導波路2の他方端面2Bから
出射した光をCCDカメラ16により検出して検出結果
データ21を出力した後、光点位置確認装置17により
検出結果データ21と予め記憶している記憶データ20
とを比較するので、光導波路の光導通の良否の判定及び
クロストークの良否の判定を正確に行うことができる。
したがって、検査速度を向上させると共に、クロストー
クを検査することができる。
【0032】◇第2実施例 図5は、この発明の第2実施例である光導波路基板の検
査方法の実施に用いられる検査装置の構成を示す図、図
6は同光導波路基板の検査方法を説明するフローチャー
トである。この例の光導波路基板の検査方法の構成が、
上述した第1実施例の構成と大きく異なるところは、異
なる構成の光導波路の検査を行うようにした点である。
この例の光導波路基板の検査方法の被検査体である光導
波路基板23には、図5に示すように、ベース基板1上
に形成された光導波路22の一方端面22A及び他方端
面22Bには第1実施例で示されたような第1及び第2
の鏡面2A及び2Bが形成されていない。このため、ベ
ース基板1上の光導波路22の両端面側の位置には、光
走査光学系4から光導波路22の一方端面22Aに入射
されたZ方向に進む光をX方向、あるいはXY面内の方
向に変換してコア層6に導くための第1のピラミッド鏡
24及び光導波路22の他方端面22Bから出射された
光を再びZ方向に変換するための第2のピラミッド鏡2
5が設けられている。これ以外は、上述した第1実施例
と略同様である。それゆえ、図5において、図1の構成
部分と対応する各部には、同一の番号を付してその説明
を省略する。
【0033】次に、図6のフローチャートを参照して、
この例の光導波路基板の検査方法の手順について説明す
る。検査装置10を用いて、所定位置に被検査体である
光導波路基板23を配置する。次に、光走査光学系4の
レーザ光源11からの光をX方向走査ガルバノミラー1
2によりX方向に偏向させて走査しつつ(ステップS2
1)、Y方向走査ガルバノミラー13によりY方向に偏
向させてZ方向から光導波路基板23をXY面で走査す
る(ステップS23)。この光をレンズ15により略1
mmのビーム径となる平行光束18をZ方向の光軸19
に沿って、第1のピラミッド鏡24の斜面24Aに入射
させる。入射された光は斜面24Aにより矢印で示すX
方向、あるいはXY面内の方向に光路が変換され、光導
波路22の一方端面22Aに入射されてコア層6に導か
れる。コア層6内を導通してきた光は光導波路22の他
方端面22Bから出射する。この出射光は第2のピラミ
ッド鏡25の斜面25Aにより光路を再びZ方向に変換
させて出射する。(ステップS24)以後は、図4の第
1実施例の(ステップS5)以降と略同様なステップを
経ることにより、光導波路基板23の検査を行う。これ
らの略同様なステップは詳細な説明を省略して破線で示
す。
【0034】この例の光導波路基板の検査方法によれ
ば、特に光導波路22の一方端面22A及び他方端面2
2Bに、第1実施例で示されたような第1及び第2の鏡
面2A及び2Bが形成されていない光導波路基板23の
検査にも適用することができるので、検査対象を拡大す
ることができる。
【0035】このように、この例の構成によっても、第
1実施例において述べたのと略同様の効果を得ることが
できる。加えて、この例の構成によれば、光導波路の両
端面が特定の形状でなくとも適用できるので、検査対象
を拡大することができる。
【0036】◇第3実施例 図7は、この発明の第3実施例である光導波路基板の検
査方法の実施に用いられる検査装置の構成を示す図、図
8は同光導波路基板の検査方法を説明するフローチャー
トである。この例の光導波路基板の検査方法の構成が、
上述した第1実施例の構成と大きく異なるところは、光
導波路の一方端面に入射される光の方向を変化させるこ
とにより光導波路基板の検査を行うようにした点であ
る。この例の光導波路基板の検査方法に用いられる検査
装置30は、図7に示すように、ベース基板1上に光導
波路2が形成された光導波路基板(被検査体)3の一方
端面側に配置された光走査光学系26と、光導波路基板
3の他方端面側に配置された光検出系5とを備えてい
る。ここで、光検出系5の構成は図1の第1実施例にお
けるそれと略同じなので説明を省略する。
【0037】光走査光学系26は、検査用の光を発生す
るレーザ光源11と、レーザ光源11からの光をX方向
に偏向させて光導波路基板3の表面に垂直なZ方向から
の光を照射して走査するX方向走査ガルバノミラー12
と、X方向に偏向された光をこのX方向と直交するY方
向に偏向させて光導波路基板3の表面に垂直なZ方向か
らの光を照射して走査するY方向走査ガルバノミラー1
3と、X方向走査ガルバノミラー12及びY方向走査ガ
ルバノミラー13を駆動する光走査駆動装置14と、Z
方向に照射する光を略1mmのビーム径の平行光束18
でZ方向の光軸19に沿って光導波路2の一方端面2A
に入射させるレンズ29を備えている。ここで、レンズ
29は光走査光学系26のレーザ光の経路の末端部に配
置されて、このレンズ29は光軸19からX方向及びY
方向に移動されるように移動機構28によって制御さ
れ、これにより光導波路基板3に照射する平行光束18
の向きがZ方向から傾けられるように構成されている。
【0038】次に、図8のフローチャートを参照して、
この例の光導波路基板の検査方法の手順について説明す
る。検査装置30を用いて、所定位置に被検査体である
光導波路基板3を配置する。次に、光走査光学系26の
レーザ光源11からの光をX方向走査ガルバノミラー1
2によりX方向に偏向させて走査しつつ、Y方向走査ガ
ルバノミラー13によりY方向に偏向させてZ方向から
光導波路基板3をXY面で走査する(ステップS3
3)。この光をレンズ29により略1mmのビーム径の
平行光束18をZ方向の光軸19に沿って、光導波路2
の一方端面2Aに入射させる。入射された光は第1の鏡
面9Aにより矢印で示すX方向、あるいはXY面内の方
向に光路が変換されてコア層6に導かれる。
【0039】この場合、予め移動機構28により、レン
ズ29をXY方向に移動させて、レンズ29から出射さ
れる光の方向を偏向させる(ステップS31)。これに
より、光導波路2の一方端面2Aに入射された光は第1
の鏡面9AによりX方向に光路が変換されるが、その光
の方向は矢印で示すように、第1実施例に比べて光導波
路2の表面に対して傾斜した方向に変化する。この結
果、入射光の方向の偏向により光導波路2の光の伝送モ
ードが変わる。すなわち、斜め方向の光は光導波路2の
透過率(導通率)が変わるので、その透過率の変動を検
査することができるようになる。
【0040】これにより、コア層6内を斜め方向に変化
して導通してきた光を下クラッド層7及び上クラッド層
8により反射させる多重モード光で伝送させながら、光
導波路2の第2の鏡面9Bにより光路を再びZ方向に変
換させて、光導波路2の他方端面2Bから出射させる。
この場合は、入射光の方向の偏向による多重モード伝送
により、光の透過率がばらつく現象が観察される。(ス
テップS34)以後は、図4の第1実施例の(ステップ
S5)以降と略同様なステップを経ることにより、光導
波路基板3の検査を行う。これらの略同様なステップは
詳細な説明を省略して破線で示す。
【0041】この例の光導波路基板の検査方法によれ
ば、特にレンズ29をXY方向に移動させて、レンズ2
9から出射される光の方向を偏向させることにより、光
導波路2に入射する光の方向を変化させることができる
ので、入射光の方向の違いによる光導波路2の光の透過
率の変動を検査することができる。
【0042】このように、この例の構成によっても、第
1実施例において述べたのと略同様の効果を得ることが
できる。加えて、この例の構成によれば、入射光の方向
の違いによる光導波路の光の透過率の変動を検査するこ
とができる。
【0043】◇第4実施例 図9は、この発明の第4実施例である光導波路基板の検
査方法の実施に用いられる検査装置の構成を示す図、図
10は同光導波路基板の検査方法を説明するフローチャ
ートである。この例の光導波路基板の検査方法の構成
が、上述した第3実施例の構成と大きく異なるところ
は、異なる構成の光導波路の検査を行うようにした点で
ある。この例の光導波路基板の検査方法の被検査体であ
る光導波路基板23には、図9に示すように、ベース基
板1上に形成された光導波路22の一方端面22A及び
他方端面22Bには第3実施例で示されたような第1及
び第2の鏡面2A、2Bが形成されていない。このた
め、ベース基板1上の光導波路22の両端面側の位置に
は、光走査光学系26から光導波路22の一方端面22
Aに入射されたZ方向に進む光をX方向、あるいはXY
面内の方向に変換してコア層6に導くための第1のピラ
ミッド鏡24及び光導波路22の他方端面22Bから出
射された光を再びZ方向に変換するための第2のピラミ
ッド鏡25が設けられている。これ以外は、上述した第
3実施例と略同様である。それゆえ、図9において、図
7の構成部分と対応する各部には、同一の番号を付して
その説明を省略する。
【0044】次に、図10のフローチャートを参照し
て、この例の光導波路基板の検査方法の手順について説
明する。検査装置30を用いて、所定位置に被検査体で
ある光導波路基板23を配置する。次に、光走査光学系
26のレーザ光源11からの光をX方向走査ガルバノミ
ラー12によりX方向に偏向させて走査しつつ、Y方向
走査ガルバノミラー13によりY方向に偏向させてZ方
向から光導波路基板3をXY面で走査する(ステップS
43)。この光をレンズ29により略1mmのビーム径
の平行光束18を光軸19に沿って、第1のピラミッド
鏡24の斜面24Aに入射させる。入射された光は斜面
24Aにより矢印で示すX方向、あるいはXY面内の方
向に光路が変換され、光導波路22の一方端面22Aに
入射されてコア層6に導かれる。
【0045】この場合、予め移動機構28により、レン
ズ29をXY方向に移動させて、レンズ29から出射さ
れる光の方向を偏向させる(ステップS41)。これに
より、光導波路22の一方端面22Aに入射された光は
第1のピラミッド鏡24によりX方向に光路が変換され
るが、その光の方向は矢印で示すように、第1実施例に
比べて光導波路22の表面に対して傾斜した方向に変化
する。この結果、入射光の方向の偏向により光導波路2
2の光の伝送モードが変わる。すなわち、斜め方向の光
は光導波路22の透過率が変わるが、その透過率の変動
を検査することができるようになる。
【0046】これにより、コア層6内を斜め方向に変化
して導通してきた光を下クラッド層7及び上クラッド層
8により反射させる多重モード光で伝送させながら、光
導波路22の他方端面22Bから出射させ、さらに第2
のピラミッド鏡25により光路を再びZ方向に変換させ
て出射させる。以後は、図8の第3実施例と略同様なス
テップを経ることにより、光導波路基板23の検査を行
う。
【0047】この例の光導波路基板の検査方法によれ
ば、特に光導波路22の一方端面22A及び他方端面2
2Bに、第3実施例で示されたような第1及び第2の鏡
面2A及び2Bが形成されていない光導波路基板23の
検査にも適用することができるので、検査対象を拡大す
ることができる。
【0048】このように、この例の構成によっても、第
3実施例において述べたのと略同様の効果を得ることが
できる。加えて、この例の構成によれば、光導波路の両
端面が特定の形状でなくとも適用できるので、検査対象
を拡大することができる。
【0049】◇第5実施例 図11は、この発明の第5実施例である実装光部品の検
査方法の実施に用いられる検査装置の構成を示す図、図
12は同実装光部品の検査方法の被検査体である光導波
路基板を示す平面図、図13は同実装光部品の検査方法
を説明するフローチャートである。この第5実施例が、
上述した第1実施例〜第4実施例と異なるところは、光
導波路を用いて実装光部品の検査を行うようにした点で
ある。この例の実装光部品の検査方法に用いられる検査
装置40は、図11に示すように、検査用の光を発生す
るレーザ光源11と、レーザ光源11からの光をハーフ
ミラー31を通じて入射してX方向に偏向させて光導波
路基板3の表面に垂直なZ方向からの光を照射して走査
するX方向走査ガルバノミラー12と、X方向に偏向さ
れた光をこのX方向と直交するY方向に偏向させて光導
波路基板3の表面に垂直なZ方向からの光を照射して走
査するY方向走査ガルバノミラー13と、X方向走査ガ
ルバノミラー12及びY方向走査ガルバノミラー31を
駆動する光走査駆動装置14と、Z方向に照射する光を
所定のビーム径の平行光束18でZ方向の光軸19に沿
って検査用光導波路33の一方端面33Aに入射させる
レンズ34と、ハーフミラー31の反射面に設けられた
光検出器35とを備えている。
【0050】ベース基板1には、図12に示すように、
直線状の光信号伝送用光導波路32と、この光信号伝送
用光導波路32と一部が共通に構成されると共に同光導
波路32の途中位置から分岐された曲線状の検査用光導
波路33とが設けられている。また、ベース基板1上の
検査用光導波路33の両端面側の位置には、一方端面3
3Aに入射されZ方向に進む入射光をX方向、あるいは
XY面内の方向に変換してコア層に導くための第1のピ
ラミッド鏡36及び検査用光導波路33の他方端面33
Bから出射された光を再びZ方向に変換するための第2
のピラミッド鏡37が設けられて、光導波路基板38が
構成されている。さらに、第2のピラミッド鏡37上に
は対向面に発光部39及びこの発光部39の周囲に金属
反射膜41が形成された発光素子から成る光部品42が
実装されている。金属反射膜41はレーザ光の反射光量
を増大させるように働く。なお、図11に示した光導波
路基板38は、図12におけるA−A矢視断面構造で示
している。
【0051】次に、図13のフローチャートを参照し
て、この例の光導波路基板の検査方法の手順について説
明する。検査装置40を用いて、所定位置に被検査体で
ある光導波路基板38を配置する。次に、レーザ光源1
1からの光をハーフミラー31を通じてX方向走査ガル
バノミラー12により所定のX方向に偏向させた後、Y
方向走査ガルバノミラー13により所定のY方向に偏向
させ、Z方向からの光導波路基板38に照射する。次
に、この光をレンズ15により略1mmのビーム径の平
行光束18をZ方向の光軸19に沿って、第1のピラミ
ッド鏡36の斜面36Aに入射させる。入射された光は
斜面36Aにより矢印で示すX方向、あるいはXY面内
の方向に光路が変換され、検査用光導波路33の一方端
面33Aに入射される(ステップS51)。
【0052】次に、検査用光導波路33内を導通してき
た光を検査用光導波路33の他方端面33Bから出射さ
せる。この出射光を第2のピラミッド鏡37の斜面37
Aにより光路を再びY方向に変換させて出射させる(ス
テップS52)。
【0053】次に、出射光をこれに対向している光部品
42の発光部39で反射させて光路を逆戻りさせる。そ
して、再び第2のピラミッド鏡37の斜面37Aにより
光路をX方向に変換させて検査用光導波路33の他方端
面33Bに入射させる(ステップS53)。
【0054】次に、検査用光導波路33内を逆戻りして
きた光を検査用光導波路33の一方端面33Aから出射
させる。この出射光を第1のピラミッド鏡36の斜面3
6Aにより光路を再びY方向に変換させて出射させる
(ステップS54)。
【0055】次に、出射光をY方向走査ガルバノミラー
13及びX方向走査ガルバノミラー12によりハーフミ
ラー31に導いて、このハーフミラー31で反射した光
を光検出器35に入射させる。光検出器35は、光部品
42から戻ってきた光量を検出して、ベース基板1に実
装されている光部品42のずれを検査する。光部品42
が所定位置からずれて実装されている場合、第2のピラ
ミッド鏡37からの出射光は光部品42の発光部39か
らずれて金属反射膜41に入射され、光検出器42で検
出される光量が増大するように設定されている。したが
って、光検出器42で検出される光量の大きさを確認す
ることにより、光部品42の実装のずれ具合を検査する
ことができる(ステップS55)。
【0056】以上のような実装光部品の検査方法によれ
ば、光導波路基板38に形成した検査用光導波路33を
利用して、この検査用光導波路33の他方端面33Bか
らの出射光を実装されている光部品42の発光部39で
反射させてその逆戻り光量を光検出器35で検出して実
装のずれ具合を検査するようにしたので、簡単な構成で
実装ずれを検査することができる。この点、従来におい
ては、光部品に予めアライメントマークを設けておい
て、このアライメントマークを高解像度赤外線カメラで
観察することにより実装ずれを検査する方法が一般に行
われていたが、コストアップが避けられなかった。
【0057】上述したようなこの例によれば、光部品の
位置合わせ精度を予め確認することができるので、光部
品を実装する場合品質の改善を図ることができる。例え
ば、予め実装のずれの大きい光部品は除外しておくこと
により、光デバイスの不良を未然に防止することができ
る。あるいは、光部品を仮実装しておいて、予め実装の
ずれを検査することにより、このずれを反映させてずれ
の少ない本実装を行うようにすることもできる。
【0058】このように、この例の実装光部品の検査方
法の構成によれば、光導波路基板38に形成した検査用
光導波路33を利用して、この検査用光導波路33の出
射光を実装されている光部品42で反射させてその逆戻
り光量を光検出器35で検出することにより実装のずれ
具合を検査するようにしたので、簡単な構成で実装ずれ
を検査することができる。
【0059】以上、この発明の実施例を図面により詳述
してきたが、具体的な構成はこの実施例に限られるもの
ではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変
更などがあってもこの発明に含まれる。例えば、実施例
では光導波路を基板上に形成した光導波路基板を例にあ
げて説明したが、光導波路を基板内に埋め込むように形
成した光導波路基板を用いるようにしてもよい。また、
レンズに入射する光束に代えて、レーザ光源側の光学系
において集束したレーザ光をレンズから出射して光導波
路に入射させることもできる。また、集束したレーザ光
を用いる場合、レンズを省略した構造を用いることも可
能である。また、記憶データあるいは検出結果データの
内容は一例を示したものであり、目的、用途等に応じて
任意の変更が可能である。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の光導波
路基板の検査方法によれば、被検査体である光導波路基
板の光導波路の一方端面にレーザ光束を入射させ、光導
波路の他方端面から出射した光を撮像カメラにより検出
して検出画像情報を出力した後、検出画像情報と予め記
憶している基準画像情報とを比較して、光導波路基板を
検査するようにしたので、光導波路の光導通の良否の判
定及びクロストークの良否の判定を正確に行うことがで
きる。したがって、検査速度を向上させると共に、クロ
ストークを検査することができる。また、この発明の実
装光部品の検査方法によれば、光導波路基板に形成した
検査用光導波路を利用して、この検査用光導波路の出射
光を実装光部品で反射させてその逆戻り光量を検出する
ことにより実装のずれ具合を検査するようにしたので、
簡単な構成で実装ずれを検査することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例である光導波路基板の検
査方法の実施に用いられる検査装置の構成を示す図であ
る。
【図2】同検査装置の主要部に記憶される記憶データを
概略的に示す図である。
【図3】同光導波路基板の検査方法により検出されたを
検出結果データを概略的に示す図である。
【図4】同光導波路基板の検査方法を説明するフローチ
ャートである。
【図5】この発明の第2実施例である光導波路基板の検
査方法の実施に用いられる検査装置の構成を示す図であ
る。
【図6】同光導波路基板の検査方法を説明するフローチ
ャートである。
【図7】この発明の第3実施例である光導波路基板の検
査方法の実施に用いられる検査装置の構成を示す図であ
る。
【図8】同光導波路基板の検査方法を説明するフローチ
ャートである。
【図9】この発明の第4実施例である光導波路基板の検
査方法の実施に用いられる検査装置の構成を示す図であ
る。
【図10】同光導波路基板の検査方法を説明するフロー
チャートである。
【図11】この発明の第5実施例である実装光部品の検
査方法の実施に用いられる検査装置の構成を示す図であ
る。
【図12】同実装光部品の検査方法の被検査体である光
導波路基板を示す平面図である。
【図13】同実装光部品の検査方法を説明するフローチ
ャートである。
【図14】従来の光導波路基板の検査方法の実施に用い
られる検査装置を示す図である。
【符号の説明】
1 ベース基板 2、22 光導波路 2A、22A、33A 光導波路の一方端面 2B、22B、33B 光導波路の他方端面 3、23、38 光導波路基板(被検査体) 4、26 光走査光学系 5 光検出系 6 コア層 7、8 クラッド層 9A、9B 光導波路の鏡面 10、30、40 検査装置 11 レーザ光源 12 X方向走査ガルバノミラー 13 Y方向走査ガルバノミラー 14 光走査駆動装置 15、29、34 レンズ 16 CCDカメラ(撮像カメラ) 17 光点位置確認装置 18 平行光束(レーザ光束) 19 光軸 20 記憶データ(基準画像情報) 21 検出結果データ(検出画像情報) 24、25、36、37 ピラミッド鏡 24A、25A、36A、37A ピラミッド鏡の
斜面 28 移動機構 31 ハーフミラー 32 光信号伝送用光導波路 33 検査用光導波路 35 光検出器 39 発光部 41 金属反射膜 42 光部品
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 古宇田 光 東京都港区芝五丁目7番1号 日本電気株 式会社内 (72)発明者 北城 栄 東京都港区芝五丁目7番1号 日本電気株 式会社内 (72)発明者 嶋田 勇三 東京都港区芝五丁目7番1号 日本電気株 式会社内 (72)発明者 松本 佳夫 東京都港区芝五丁目7番1号 日本電気株 式会社内 (72)発明者 玉林 慎一 東京都港区芝五丁目7番1号 日本電気株 式会社内 Fターム(参考) 2G086 BB01

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光信号を伝送する光導波路を基板上に形
    成した光導波路基板の検査方法であって、 前記光導波路の一方端面にレーザ光を入射させ、前記光
    導波路の他方端面から出射した前記レーザ光を検出して
    検出画像情報を求め、該検出画像情報を予め記憶してあ
    る基準画像情報と比較して、前記光導波路を導通する光
    量の良否を判定することを特徴とする光導波路基板の検
    査方法。
  2. 【請求項2】 一方端面に第1の鏡面を有すると共に他
    方端面に第2の鏡面を有する光導波路を基板上に形成し
    た光導波路基板の検査方法であって、 前記光導波路の表面に直交する方向から前記一方端面に
    レーザ光を入射させて、該レーザ光を前記第1の鏡面に
    より前記光導波路の表面に平行な方向に変換させて前記
    光導波路内を導通させる段階と、 前記光導波路の前記他方端面から出射した前記レーザ光
    を、前記第2の鏡面により前記光導波路の表面に直交す
    る方向に変換させる段階と、 前記他方端面から出射し方向変換された前記レーザ光を
    撮像装置により検出して該撮像装置から光点位置を表す
    検出画像情報を光点位置確認装置に出力する段階と、 前記検出画像情報を前記光点位置確認装置により該光点
    位置確認装置に予め記憶されている基準画像情報と比較
    して、前記光導波路を導通する光量の良否を判定する段
    階と、 を含むことを特徴とする光導波路基板の検査方法。
  3. 【請求項3】 一方端面側に第1のピラミッド鏡を設け
    ると共に他方端面側に第2のピラミッド鏡を設けた光導
    波路を基板上に形成した光導波路基板の検査方法であっ
    て、 前記光導波路の表面に直交する方向から前記第1のピラ
    ミッド鏡にレーザ光を入射させて、該レーザ光を前記第
    1のピラミッド鏡により前記光導波路の表面に平行な方
    向に変換させて前記一方端面から前記光導波路内を導通
    させる段階と、 前記光導波路の前記他方端面から出射した前記レーザ光
    を、前記第2のピラミッド鏡により前記光導波路の表面
    に直交する方向に変換させる段階と、 前記他方端面から出射し方向変換された前記レーザ光を
    撮像装置により検出して該撮像装置から光点位置を表す
    検出画像情報を光点位置確認装置に出力する段階と、 前記検出画像情報を前記光点位置確認装置により該光点
    位置確認装置に予め記憶されている基準画像情報と比較
    して、前記光導波路を導通する光量の良否を判定する段
    階と、 を含むことを特徴とする光導波路基板の検査方法。
  4. 【請求項4】 一方端面に第1の鏡面を有すると共に他
    方端面に第2の鏡面を有する光導波路を基板上に形成し
    た光導波路基板の検査方法であって、 光走査光学系のレーザ光の経路の末端部に設けたレンズ
    を所定の方向に移動させて前記レーザ光の走行方向を偏
    向させる段階と、 前記光導波路の表面に直交する方向から前記一方端面に
    前記レーザ光を入射させて、該レーザ光を前記第1の鏡
    面により前記光導波路の表面に対して傾斜する方向に変
    換させて前記光導波路内を導通させる段階と、 前記光導波路の前記他方端面から出射した前記レーザ光
    を、前記第2の鏡面により前記光導波路の表面に直交す
    る方向に変換させる段階と、 前記他方端面から出射し方向変換された前記レーザ光を
    撮像装置により検出して該撮像装置から光点位置を表す
    検出画像情報を光点位置確認装置に出力する段階と、 前記検出画像情報を前記光点位置確認装置により該光点
    位置確認装置に予め記憶されている基準画像情報と比較
    して、前記光導波路を導通する光量の良否を判定する段
    階と、 を含むことを特徴とする光導波路基板の検査方法。
  5. 【請求項5】 一方端面側に第1のピラミッド鏡を設け
    ると共に他方端面側に第2のピラミッド鏡を設けた光導
    波路を基板上に形成した光導波路基板の検査方法であっ
    て、 光走査光学系のレーザ光の経路の末端部に設けたレンズ
    を所定の方向に移動させて前記レーザ光の走行方向を偏
    向させる段階と、前記光導波路の表面に直交する方向か
    ら前記第1のピラミッド鏡に前記レーザ光を入射させ
    て、該レーザ光を前記第1のピラミッド鏡により前記光
    導波路の表面に対して傾斜する方向に変換させて前記光
    導波路内を導通させる段階と、 前記光導波路の前記他方端面から出射した前記レーザ光
    を、前記第2のピラミッド鏡により前記光導波路の表面
    に直交する方向に変換させる段階と、 前記他方端面から出射し方向変換された前記レーザ光を
    撮像装置により検出して該撮像装置から光点位置を表す
    検出画像情報を光点位置確認装置に出力する段階と、 前記検出画像情報を前記光点位置確認装置により該光点
    位置確認装置に予め記憶されている基準画像情報と比較
    して、前記光導波路を導通する光量の良否を判定する段
    階と、 を含むことを特徴とする光導波路基板の検査方法。
  6. 【請求項6】 検査用光導波路と共に基板上に実装した
    光部品の実装ずれを検査する実装光部品の検査方法であ
    って、 前記検査用光導波路の一方端面にレーザ光を入射させ、
    前記検査用光導波路の他方端面から出射した前記レーザ
    光を前記光部品に反射させて逆戻りさせ、該逆戻りによ
    る光量を検出して前記光部品の実装ずれを検査すること
    を特徴とする実装光部品の検査方法。
  7. 【請求項7】 一方端面側に第1のピラミッド鏡を設け
    ると共に他方端面側に第2のピラミッド鏡を設けた検査
    用光導波路と共に基板上に実装した光部品の実装ずれを
    検査する実装光部品の検査方法であって、 前記検査用光導波路の表面に直交する方向から前記第1
    のピラミッド鏡にレーザ光を入射させて、該レーザ光を
    前記第1のピラミッド鏡により前記検査用光導波路の表
    面に平行な方向に変換させて前記一方端面から前記検査
    用光導波路内を導通させる段階と、 前記検査用光導波路の前記他方端面から出射した前記レ
    ーザ光を、前記第2のピラミッド鏡により前記検査用光
    導波路の表面に直交する方向に変換させる段階と、 前記他方端面から出射し方向変換された前記レーザ光を
    前記光部品に反射させ前記第2のピラミッド鏡に逆戻り
    させて前記他方端面から前記検査用光導波路に入射させ
    る段階と、 前記検査用光導波路の前記一方端面から出射した前記逆
    戻り光を、前記第1のピラミッド鏡により前記検査用光
    導波路の表面に直交する方向に変換させる段階と、 前記逆戻り光を光検出器に入射させ該光検出器により前
    記逆戻り光の光量を検出して前記光部品の実装ずれを検
    査する段階と、 を含むことを特徴とする実装光部品の検査方法。
  8. 【請求項8】 前記検査用光導波路は、前記基板に形成
    されている光信号電送用光導波路から分岐されているこ
    とを特徴とする請求項7記載の実装光部品の検査方法。
  9. 【請求項9】 前記光部品の前記第2のピラミッド鏡の
    対向面に、レーザ光の反射光量を増大させる金属反射膜
    が形成されていることを特徴とする請求項7又は8記載
    の実装光部品の検査方法。
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