JP5351102B2 - 光導波路の製法 - Google Patents

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    • G02B6/021Refractive index modulation gratings, e.g. Bragg gratings characterised by their structure, wavelength response characterised by the core or cladding or coating, e.g. materials, radial refractive index profiles, cladding shape

Description

本発明は、光通信,光情報処理,位置センサ,その他一般光学技術の分野で広く用いられる光導波路の製法に関するものである。
光導波路は、通常、アンダークラッド層の表面に、光の通路であるコアを所定パターンに形成し、そのコアを被覆した状態で、オーバークラッド層を形成して構成されている。なかでも、上記オーバークラッド層の端部をレンズ部にする等、オーバークラッド層を所望の形状に形成する場合、その所望の形状に対応する型面を有する凹部が形成された成形型を用いてオーバークラッド層を形成する(例えば、特許文献1参照)。
また、本出願人は、上記オーバークラッド層形成用の成形型として、寸法精度に優れた、透光性のある樹脂製の成形型を提案し既に出願している(特願2010−126714)。この成形型は、つぎのようにして作製される。すなわち、まず、オーバークラッド層の形状と同一形状の型部材を準備し、その型部材を成形型形成用の容器内に設置する。ついで、その容器内に透光性樹脂を充填し硬化させる。そして、それを上記容器から取り出し、上記型部材を脱離させることにより、上記型部材の脱離跡をオーバークラッド層形成用の凹部とする、透光性樹脂製の成形型を得る。
上記成形型を用いた光導波路の作製は、つぎのようにして行われる。すなわち、まず、上記成形型の凹部内に、オーバークラッド層形成用の感光性樹脂を充填する。ついで、その感光性樹脂内に、アンダークラッド層の表面に形成したコアを浸し、上記アンダークラッド層を上記成形型に押圧する。つぎに、上記成形型を透して上記感光性樹脂を露光し硬化させてオーバークラッド層に形成する。その後、脱型し、上記アンダークラッド層,コアおよびオーバークラッド層からなる光導波路を得る。
特開2008−281654号公報
上記光導波路のオーバークラッド層形成工程では、コアが形成されたアンダークラッド層を上記成形型に押圧する際に、上記オーバークラッド層形成用の感光性樹脂に空気が混入しないよう、通常、上記成形型の凹部内に感光性樹脂を多めに充填する。そのため、上記成形型にアンダークラッド層を押圧した際に、余剰の感光性樹脂が凹部から溢れ、凹部の周辺部では、その溢れた感光性樹脂が、成形型とアンダークラッド層との間に挟まる傾向がみられる。その挟まった感光性樹脂は、上記露光により、そのまま硬化し、ばりとなる傾向がみられる。そのばりは、脱型後、切除されるが、オーバークラッド層のレンズ部にばりが形成されると、そのばりをレンズ曲面状に切除することができず、レンズ性能が不充分となる傾向がみられる。
また、上記のように成形型とアンダークラッド層との間に感光性樹脂が挟まると、その厚みだけ、上記成形型の高さ位置がずれるため、オーバークラッド層の高さが設計値よりも高く形成され、コアとオーバークラッド層との位置関係にずれが生じる。そのため、コアの先端から出射した光は、オーバークラッド層の端部のレンズ部で適正に絞られず、拡がった状態で、そのレンズ部から出射される。よって、その光を受け取る側の受光強度(光伝播特性)が低下する。しかも、上記ばりには、厚みが厚い部分と薄い部分とがあり、それが原因で、製品(光導波路)の特性にばらつきが生じ、特性の均一性を損ねていた。上記成形型を用いたオーバークラッド層の形成は、これらの点で改善の余地がある。
本発明は、このような事情に鑑みなされたもので、オーバークラッド層の形成に、ばりを生じさせない成形型を用いる光導波路の製法の提供をその目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明の光導波路の製法は、アンダークラッド層の表面にコアをパターン形成した後、オーバークラッド層の形状に対応する型面を有する凹部が形成されている成形型を用い、上記コアを被覆した状態でオーバークラッド層を形成する工程を有する光導波路の製法であって、上記成形型、下記(A)の成形型の製法によって製造し、オーバークラッド層の形成を、上記成形型の凹部および溝部を上にして、上記成形型の凹部内に、オーバークラッド層形成用の感光性樹脂を充填し、その感光性樹脂内に、上記コアを浸すとともに、上記凹部から溢れた感光性樹脂を、上記成形型の溝部内に溜めた状態で、上記成形型を透して上記凹部内の感光性樹脂を露光し硬化させてオーバークラッド層に形成することにより行うという構成をとる。
(A)オーバークラッド層の形状と同一形状の突起部分と、その突起部分の周囲に形成された突条部分とを有する型部材を、成形型形成用の容器内に設置し、その容器内に透光性樹脂を充填し硬化させた後、上記容器から取り出し、上記型部材を脱離させて得られた、上記突起部分の脱離跡をオーバークラッド層形成用の凹部とし、上記突条部分の脱離跡を上記凹部から溢れたオーバークラッド層形成用の感光性樹脂を溜める溝部とする透光性樹脂製の成形型の製法
本発明者は、オーバークラッド層の形成に用いる成形型として、ばりを生じさせないものを作製することを目的として、その成形型の形状について研究を重ねた。その過程で、成形型において、オーバークラッド層形成用の凹部の周囲に、溝部を形成し、ばりの原因となる、上記凹部から溢れるオーバークラッド層形成用の感光性樹脂を、上記溝部に溜め、その状態で、オーバークラッド層を形成することに着想した。そこで、本出願人が既に出願している、透光性樹脂を形成材料とし、オーバークラッド層の形状と同一形状の型部材を用いて型成形する方法に、改良を加え、上記型部材に、上記溝部形成用の突条部分を形成し、上記溝部が形成された成形型を作製した。そして、その成形型を用い、オーバークラッド層を形成すると、ばりが生じない光導波路を作製できることを見出し、本発明に到達した。
本発明の光導波路の製法では、オーバークラッド層形成用の成形型の作製を、透光性樹脂を形成材料とし、オーバークラッド層の形状と同一形状の突起部分と、その突起部分の周囲に形成された突条部分とを有する型部材を用いて型成形することにより行っている。そのため、上記成形型を、オーバークラッド層形成用の凹部の周囲に、その凹部から溢れたオーバークラッド層形成用の感光性樹脂を溜める溝部が形成されたものとすることができる。そして、オーバークラッド層を形成する工程では、上記成形型を用いることにより、ばりの原因となる感光性樹脂を、上記溝部に溜めることができるため、ばりのない光導波路を作製することができる。このため、ばりの切除工程が不要となり、光導波路の生産性を向上させることができる。
特に、上記コアの先端部を被覆するオーバークラッド層部分に対応する、上記成形型の凹部の型面部分がレンズ曲面に形成されている場合には、コアの先端部を被覆するオーバークラッド層部分をレンズ部に形成した光導波路を得ることができる。そして、その光導波路では、コアの先端部から出射する光を、上記オーバークラッド層のレンズ部の屈折作用により、発散を抑制した状態で出射することができる。また、上記オーバークラッド層のレンズ部の表面から入射した光を、上記レンズ部の屈折作用により、絞って収束させた状態でコアの先端部に入射させることができる。すなわち、得られた上記光導波路は、光伝播特性に優れたものとなっている。
また、上記成形型の形成材料である透光性樹脂が、シリコーン樹脂を含んでいる場合には、上記成形型を、より寸法精度に優れたものとすることができ、より光伝播特性に優れた光導波路を得ることができる。
(a)〜(c)は、本発明の光導波路の製法の一実施の形態において用いられる、オーバークラッド層形成用の成形型の製法を模式的に示す説明図である。 (a)〜(d)は、上記成形型を用いた光導波路の製法を模式的に示す説明図である。 上記製法により得られた光導波路を模式的に示す断面図である。
つぎに、本発明の実施の形態を図面にもとづいて詳しく説明する。
本発明の光導波路の製法の一実施の形態では、オーバークラッド層3〔図2(d)参照〕を形成する際に、透光性樹脂を形成材料として型成形により一体的に作製され、オーバークラッド層形成用の凹部21の周囲に溝部22が形成された成形型20を用いる。これが、本発明の大きな特徴である。その成形型20を用い、オーバークラッド層3を形成すると、コア2が形成されたアンダークラッド層1を上記成形型20に押圧した際に、上記凹部21から溢れた余剰の感光性樹脂3Aを、成形型20とアンダークラッド層1との間に挟むことなく、上記溝部22内に溜めることができ、ばりのない光導波路を作製することができる。
なお、この実施の形態では、上記成形型20〔図2(c)参照〕の凹部21は、2個形成されており、各凹部21の一端部分〔図2(c)では左端部分〕が、レンズ曲面21aに形成されている。また、上記溝部22の横断面は、V字状に形成されている。
上記成形型20の製法について詳しく説明する。
まず、図1(a)に示すように、オーバークラッド層3(図3参照)の形状と同一形状の突起部分41と、その突起部分41の周囲に形成された突条部分42とを有する型部材40を、台部材43の上面に突出させた状態で作製する。上記型部材40の作製は、例えば、板状の部材を、刃物を用いて切削することにより行われる。また、上記型部材40の形成材料としては、例えば、アルミニウム,ステンレス,鉄等があげられる。なかでも、加工性の観点から、アルミニウムが好ましい。なお、この実施の形態では、上記突条部分42の横断面は、三角形状に形成されている。
ついで、図1(b)に示すように、上記型部材40を、成形型形成用の容器30内に設置する。このとき、図示のように、上記型部材40を上側、台部材43を下側にした状態で、上記容器30の底に設置することが好ましい。また、上記容器30の内面,上記型部材40および台部材43の表面に、離型剤を塗布することが好ましい。
つぎに、図示のように、上記型部材40全体が浸かるまで、上記容器30内に液状の透光性樹脂20Aを充填する。この透光性樹脂20Aとしては、例えば、シロキサン樹脂,アクリル樹脂,エポキシ樹脂等があげられ、これらは単独でもしくは2種以上併せて用いられる。なかでも、成形型20をより寸法精度に優れたものとすることができる観点から、シリコーン樹脂を含んでいることが好ましい。
そして、上記透光性樹脂20Aを硬化させる。この硬化は、透光性樹脂20Aの種類に応じて、常温下,加熱下またはその組み合わせにより行われる。
その後、上記硬化した透光性樹脂を、上記型部材40および台部材43とともに、上記容器30から取り出す。そして、上記型部材40および台部材43を脱離させる。上記型部材40の突起部分41の脱離跡は、オーバークラッド層3〔図2(d)参照〕の形状に対応する型面を有する凹部21〔図1(c)参照〕となる。また、上記型部材40の突条部分42の脱離跡は、上記凹部21の周囲の溝部22〔図1(c)参照〕となる。そして、上記硬化した透光性樹脂のうち、台部材43の周側部分に対応する部分(不要部分)を切除する。このようにして、図1(c)〔図1(b)とは上下を逆に図示している〕に示すような、透光性樹脂製の上記成形型20を得る。なお、この成形型20において、上記凹部21の底面と成形型20の下面との間の部分の厚みTは、透光性,強度等の観点から、0.5〜5.0mmの範囲内に設定することが好ましい。また、上記溝部22の大きさは、通常、上記凹部21から溢れる感光性樹脂3A〔図2(d)参照〕で満たされない程度に設定され、例えば、幅が1〜10mmの範囲内に設定され、深さが0.1〜1.0mmの範囲内に設定される。
つぎに、光導波路の製法について詳しく説明する。
まず、アンダークラッド層1を形成する際に用いる平板状の基台10〔図2(a)参照〕を準備する。この基台10の形成材料としては、例えば、金属,樹脂,ガラス,石英,シリコン等があげられる。なかでも、ステンレス(SUS)製基板が好ましい。ステンレス製基板は、熱に対する伸縮耐性に優れ、上記光導波路の製造過程において、様々な寸法が設計値に略維持されるからである。また、基台10の厚みは、例えば、20μm(フィルム状)〜5mm(板状)の範囲内に設定される。
ついで、図2(a)に示すように、上記基台10の表面に、アンダークラッド層1を形成する。このアンダークラッド層1の形成材料としては、熱硬化性樹脂または感光性樹脂があげられる。上記熱硬化性樹脂を用いる場合は、その熱硬化性樹脂が溶媒に溶解しているワニスを塗布した後、それを加熱することにより、アンダークラッド層1に形成する。一方、上記感光性樹脂を用いる場合は、その感光性樹脂が溶媒に溶解しているワニスを塗布した後、それを紫外線等の照射線で露光することにより、アンダークラッド層1に形成する。アンダークラッド層1の厚みは、例えば、5〜50μmの範囲内に設定される。
つぎに、図2(b)に示すように、上記アンダークラッド層1の表面に、フォトリソグラフィ法により所定パターンのコア2を形成する。このコア2の形成材料としては、好ましくは、パターニング性に優れた感光性樹脂が用いられる。その感光性樹脂としては、例えば、アクリル系紫外線硬化樹脂,エポキシ系紫外線硬化樹脂,シロキサン系紫外線硬化樹脂,ノルボルネン系紫外線硬化樹脂,ポリイミド系紫外線硬化樹脂等があげられ、これらは単独でもしくは2種以上併せて用いられる。また、コア2の断面形状は、例えば、パターニング性に優れた台形または長方形である。コア2の幅は、例えば、10〜500μmの範囲内に設定される。コア2の厚み(高さ)は、例えば、25〜100μmの範囲内に設定される。
なお、上記コア2の形成材料としては、上記アンダークラッド層1および下記オーバークラッド層3(図3参照)の形成材料よりも屈折率が高く、伝播する光の波長で透光性が高い材料が用いられる。上記屈折率の調整は、上記アンダークラッド層1,コア2,オーバークラッド層3の各形成材料である樹脂に導入する有機基の種類および含有量の少なくとも一方を変化させることにより、適宜、増加ないし減少させることができる。例えば、環状芳香族性の基(フェニル基等)を樹脂分子中に導入するか、あるいはその芳香族性基の樹脂分子中の含有量を増加させることにより、屈折率を大きくすることができる。他方、直鎖または環状脂肪族性の基(メチル基,ノルボルネン基等)を樹脂分子中に導入するか、あるいはその脂肪族性基の樹脂分子中の含有量を増加させることにより、屈折率を小さくすることができる。
そして、図2(c)に示すように、前記の工程で作製した、上記オーバークラッド層形成用の成形型20を、その凹部21および溝部22を上にして、成形ステージ(図示せず)の上に設置し、その凹部21に、オーバークラッド層3〔図2(d)参照〕の形成材料である液状の感光性樹脂3Aを充填する。
ついで、図2(d)に示すように、上記オーバークラッド層3の形成材料である感光性樹脂3A内に、上記アンダークラッド層1の表面にパターン形成されたコア2を浸した状態で、そのコア2を成形型20の凹部21に対して位置決めし、上記アンダークラッド層1を上記成形型20に押圧する。このときの押圧荷重は、例えば、49〜980Nの範囲内に設定される。また、このとき、上記凹部21から余剰の感光性樹脂3Aが溢れ、上記溝部22内に流れ込み溜まる。ここで、上記成形型20の凹部21の形成部分は、樹脂製であることから、耐圧性のあるものとなっている。そのため、上記のようにアンダークラッド層1を成形型20に押圧して密着させることができ、その密着部分には、上記感光性樹脂3Aは存在しない。
つぎに、紫外線等の照射線を、上記成形型20を透して上記感光性樹脂3Aに照射することにより、その感光性樹脂3Aを露光する。これにより、上記凹部21内の感光性樹脂3Aが硬化し、一端部分がレンズ部3aに形成されたオーバークラッド層3が、上記アンダークラッド層1およびコア2に接着した状態で、形成される。このオーバークラッド層3の厚み(アンダークラッド層1の表面からの厚み)は、例えば、25〜1500μmの範囲内に設定される。なお、上記溝部22内の感光性樹脂3Aは、通常、上記溝部22を満たさないため、上記露光により硬化するものの、アンダークラッド層1には接着しない。
そして、上記成形型20から、上記オーバークラッド層3を、上記基台10,アンダークラッド層1およびコア2と共に脱型し、図3〔図2(d)とは上下を逆に図示している〕に示すように、基台10の表面に形成された、アンダークラッド層1とコア2とオーバークラッド層3とからなる光導波路を得る。この実施の形態では、2個の光導波路が形成されており、光導波路を使用する際には、個々が切り出される。また、上記溝部22内の、感光性樹脂3Aの硬化体は、上記脱型の際に、上記溝部22から除去される。
なお、上記オーバークラッド層3の脱型前または脱型後に、必要に応じて、加熱処理を行う。また、上記基台10は、必要に応じて、アンダークラッド層1から剥離される。
上記光導波路は、例えば、L字板状に形成することにより、タッチパネルにおける指等の触れ位置の検知手段(位置センサ)として用いることができる。すなわち、上記L字板状の光導波路において、複数のコア2を、上記L字板状の角部から内側端縁部に、等間隔に並列状態で延びたパターンに形成する。このようなL字板状の光導波路を2個作製する。そして、一方の光導波路の角部の外側に、発光素子を光結合し、他方の光導波路の角部の外側に、受光素子を光結合する。そして、それら光導波路を、タッチパネルの四角形のディスプレイの画面周縁部に沿って設置すると、タッチパネルにおける指等の触れ位置の検知手段として用いることができる。
なお、上記実施の形態では、オーバークラッド層3の一端部分をレンズ部3aに形成したが、他端部分と同様に平面状に形成してもよい。
また、上記実施の形態では、成形型20に形成した溝部22の横断面の形状を、V字状としたが、他の形状でもよく、例えば、U字状,四角形状(長方形,台形等)等があげられる。
さらに、上記実施の形態では、成形型20を、透光性樹脂20Aを形成材料として作製したが、透光性支持板をその形成材料に加えてもよい。すなわち、成形型20の作製工程において、成形型形成用の容器30内に液状の透光性樹脂20Aを充填した後、その透光性樹脂20Aの表面に、透光性支持板を接触させてもよい。この透光性支持板の接触は、上記透光性樹脂20Aを上記容器30内に充填した直後でもよいし、しばらく時間を経て上記透光性樹脂20Aが少し硬化した後でもよい。好ましくは、その硬化程度が上記透光性支持板の接触にとって適正な約2日後である。このようにして成形型20を作製すると、成形型20は、透光性支持板により、補強された状態となり、型部材40を脱離させる際の型取り性に優れているとともに、壁厚の厚みを薄く形成して透光性(成形型20を透した露光性)に優れたものとすることができる。
つぎに、実施例について比較例と併せて説明する。但し、本発明は、実施例に限定されるわけではない。
〔アンダークラッド層の形成材料〕
脂環骨格を有するエポキシ樹脂(アデカ社製、EP4080E)100重量部、光酸発生剤(サンアプロ社製、CPI−200K)2重量部、紫外線吸収剤(チバジャパン社製、TINUVIN479)5重量部を混合することにより、アンダークラッド層の形成材料を調製した。
〔コアの形成材料〕
フルオレン骨格を含むエポキシ樹脂(大阪ガスケミカル社製、オグソールEG)40重量部、フルオレン骨格を含むエポキシ樹脂(ナガセケムテックス社製、EX−1040)30重量部、1,3,3−トリス{4−〔2−(3−オキセタニル)〕ブトキシフェニル}ブタン30重量部、光酸発生剤(サンアプロ社製、CPI−200K)1重量部を、乳酸エチルに溶解することにより、コアの形成材料を調製した。
〔オーバークラッド層の形成材料〕
脂環骨格を有するエポキシ樹脂(アデカ社製、EP4080E)100重量部、光酸発生剤(サンアプロ社製、CPI−200K)2重量部を混合することにより、オーバークラッド層の形成材料を調製した。
〔オーバークラッド層形成用の成形型の作製〕
まず、アルミニウム板を、刃物を回転させて切削することにより、オーバークラッド層の形状と同一形状の突起部分と、その突起部分の周囲に形成された突条部分とを有する型部材を、台部材の上面に突出させた状態で作製した。
ついで、上記型部材を上側、台部材を下側にした状態で、成形型形成用の容器の底に設置した。なお、その設置に先立って、上記容器の内面,上記型部材および台部材の表面に、離型剤を塗布した。
つぎに、上記容器内に、透光性樹脂(信越化学工業社製、ポリジメチルシロキサンSIM−260)を充填し、上記型部材の上端面から上記透光性樹脂の液面までの深さを1mmにした。そして、常温(25℃)で5日間放置した後、150℃×30分間の加熱処理を行うことにより、上記透光性樹脂を硬化させた。
その後、上記硬化した透光性樹脂を、上記型部材および台部材とともに、上記容器から取り出した後、上記型部材および台部材を脱離させ、さらに、不要部分を切除した。このようにして、透光性樹脂からなり、オーバークラッド層形成用の凹部と、その凹部の周囲に形成された溝部とを有する成形型を得た。この成形型において、オーバークラッド層形成用の凹部の一端部分は、側断面形状が略1/4円弧状のレンズ曲面(曲率半径1.4mm)に形成した。また、上記溝部の横断面は、V字状(開口幅2mm、深さ1mm)に形成した。そして、オーバークラッド層形成用の凹部の底面と成形型の下面との間の部分の厚みは、1mmであった。
〔光導波路の製造〕
まず、ステンレス製基台(厚み50μm)の表面に、上記アンダークラッド層の形成材料をアプリケーターにより塗布した。つづいて、1500mJ/cm2 の紫外線照射による露光を行った後、80℃×5分間の加熱処理を行うことにより、厚み20μmのアンダークラッド層(波長830nmにおける屈折率=1.510)を形成した。
つぎに、上記アンダークラッド層の表面に、上記コアの形成材料をアプリケーターにより塗布した後、100℃×5分間の加熱処理を行い、感光性樹脂層を形成した。つぎに、コアのパターンと同形状の開口パターンが形成されたフォトマスクを介して(ギャップ100μm)、2500mJ/cm2 の紫外線照射による露光を行った後、100℃×10分間の加熱処理を行った。つぎに、γ−ブチロラクトン水溶液を用いて現像することにより、未露光部分を溶解除去した後、120℃×5分間の加熱処理を行うことにより、幅20μm、高さ50μmの断面長方形のコア(波長830nmにおける屈折率=1.592)をパターン形成した。
そして、上記オーバークラッド層形成用の成形型を、その凹部および溝部を上にして、成形ステージ上に設置し、その凹部に、上記オーバークラッド層の形成材料を充填した。
ついで、上記オーバークラッド層の形成材料内に、上記アンダークラッド層の表面にパターン形成されたコアを浸した状態で、上記コアを成形型の凹部に対して位置決めし、上記アンダークラッド層を上記成形型に押圧した(押圧荷重196N)。
つぎに、上記成形型を透して、5000mJ/cm2 の紫外線照射による露光を行うことにより、一端部分がレンズ部〔側断面形状が略1/4円弧状の凸レンズ部(曲率半径1.4mm)〕に形成された、コアの頂面からの厚み950μmのオーバークラッド層(波長830nmにおける屈折率=1.510)を形成した。
そして、上記成形型から、上記オーバークラッド層を、上記ステンレス製基台,アンダークラッド層およびコアと共に脱型し、ステンレス製基台の表面に形成された、アンダークラッド層とコアとオーバークラッド層とからなる光導波路を得た。この光導波路のオーバークラッド層には、ばりが形成されていなかった。
〔比較例〕
上記実施例において、オーバークラッド層形成用の成形型として、凹部の周囲に溝部が形成されていないものを用いた。この成形型の作製は、上記実施例の成形型の作製において、型部材として、オーバークラッド層の形状と同一形状の突起部分の周囲に、突条部分が形成されていないものを用いた。それ以外は、上記実施例と同様にして、成形型を作製した。そして、上記成形型を用いて、上記実施例と同様にして、光導波路を得た。なお、この光導波路のオーバークラッド層には、ばりが形成されていたため、そのばりを切除した。
〔受光強度の測定〕
上記実施例および比較例の光導波路をそれぞれ2個ずつ作製し、一方の光導波路の他端部(レンズ部が形成されていない端部)に発光素子(オプトウェル社製、VCSEL)を光結合し、他方の光導波路の他端部に受光素子(TAOS社製、CMOSリニアセンサーアレイ)を光結合した。そして、それら2個の光導波路を、座標入力領域(対角サイズ76.2mm)を挟んで、レンズ部が対向するように配置した。この状態で、上記発光素子から強度5.0mWの光を出射し、上記受光素子での受光強度を測定した。
その結果、受光強度は、実施例の光導波路を用いた場合は、最大値が3V、最小値が2Vであり、その差は1Vであった。一方、比較例の光導波路を用いた場合は、最大値が3.5V、最小値が1.5Vであり、その差は2Vであった。
上記結果から、実施例の光導波路が、比較例の光導波路よりも、受光強度の最大値と最小値との差が小さいことから、光伝播特性の均一性に優れていることがわかる。
本発明の光導波路の製法は、光通信,光情報処理,タッチパネルにおける指等の触れ位置の検知手段(位置センサ)等に用いられる光導波路の製造に利用可能である。
20 成形型
20A 透光性樹脂
21 凹部
22 溝部
40 型部材
41 突起部分
42 突条部分

Claims (3)

  1. アンダークラッド層の表面にコアをパターン形成した後、オーバークラッド層の形状に対応する型面を有する凹部が形成されている成形型を用い、上記コアを被覆した状態でオーバークラッド層を形成する工程を有する光導波路の製法であって、上記成形型、下記(A)の成形型の製法によって製造し、オーバークラッド層の形成を、上記成形型の凹部および溝部を上にして、上記成形型の凹部内に、オーバークラッド層形成用の感光性樹脂を充填し、その感光性樹脂内に、上記コアを浸すとともに、上記凹部から溢れた感光性樹脂を、上記成形型の溝部内に溜めた状態で、上記成形型を透して上記凹部内の感光性樹脂を露光し硬化させてオーバークラッド層に形成することにより行うことを特徴とする光導波路の製法。
    (A)オーバークラッド層の形状と同一形状の突起部分と、その突起部分の周囲に形成された突条部分とを有する型部材を、成形型形成用の容器内に設置し、その容器内に透光性樹脂を充填し硬化させた後、上記容器から取り出し、上記型部材を脱離させて得られた、上記突起部分の脱離跡をオーバークラッド層形成用の凹部とし、上記突条部分の脱離跡を上記凹部から溢れたオーバークラッド層形成用の感光性樹脂を溜める溝部とする透光性樹脂製の成形型の製法
  2. 上記コアの先端部を被覆するオーバークラッド層部分に対応する、上記成形型の凹部の型面部分がレンズ曲面に形成されている請求項1記載の光導波路の製法。
  3. 上記成形型の形成材料である透光性樹脂が、シリコーン樹脂を含んでいる請求項1または2記載の光導波路の製法。
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