JP2003184959A - タイミングベルトとタイミングベルト伝動システム - Google Patents

タイミングベルトとタイミングベルト伝動システム

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JP2003184959A
JP2003184959A JP2001389439A JP2001389439A JP2003184959A JP 2003184959 A JP2003184959 A JP 2003184959A JP 2001389439 A JP2001389439 A JP 2001389439A JP 2001389439 A JP2001389439 A JP 2001389439A JP 2003184959 A JP2003184959 A JP 2003184959A
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belt
timing belt
transmission system
timing
teeth
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JP2001389439A
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Hiroyuki Ichiba
博之 市場
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Gates Unitta Asia Co
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Gates Unitta Asia Co
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H7/00Gearings for conveying rotary motion by endless flexible members
    • F16H7/02Gearings for conveying rotary motion by endless flexible members with belts; with V-belts
    • F16H7/023Gearings for conveying rotary motion by endless flexible members with belts; with V-belts with belts having a toothed contact surface or regularly spaced bosses or hollows for slipless or nearly slipless meshing with complementary profiled contact surface of a pulley

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Auxiliary Drives, Propulsion Controls, And Safety Devices (AREA)
  • Pulleys (AREA)
  • Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 タイミングベルトを用いたベルト伝動システ
ムにおいて、タイミングベルトの噛合スパン共振ノイズ
を低減する 【解決手段】 複数のピッチA、B、Cの組み合わせか
らなるベルト歯30A、30B、30Cをベルト歯の1
つの周期Zとして、タイミングベルト30の歯面全周に
ベルト歯を設ける。タイミングベルトの全周長さを周期
Zの整数倍とする。タイミングベルト30のベルト歯と
噛合うプーリ歯が設けられた歯付プーリ11、12、1
3にタイミングベルト30を懸架する。歯付プーリ1
1、12、13のプーリピッチ円の円周を周期Zの整数
倍とする。テンショナプーリ20でタイミングベルト3
0の張力を調整する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、タイミングベルト
を用いて従動プーリに動力を伝達するベルト伝動システ
ムに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば自動車における補機駆動では、V
リブベルト等の摩擦伝動ベルトを用いたベルト伝動シス
テムが知られている。摩擦伝動ベルトを用いたベルト伝
動システムでは、ベルトの取付張力を高く設定する必要
があるため伝達効率が低下する。特にISG(Integrat
ed Starter Generator)システム等のように複数の原動
プーリを用いるベルト伝動システムでは、より高い取付
張力をベルトに負荷する必要があるため伝達効率は更に
低下することとなる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一方、タイミングベル
トを用いたベルト伝動システムによれば高い伝達効率が
得られるが、プーリとの噛合時及びスパン共振時に、大
きなノイズが発生するという問題がある。
【0004】本発明は、タイミングベルトを用いたベル
ト伝動システムにおいて、タイミングベルトの噛合スパ
ン共振ノイズを低減することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のタイミングベル
トは、複数のプーリを備えるベルト伝動システムにおい
て動力を伝達するために用いられるタイミングベルトで
あって、タイミングベルトの少なくとも一方の面に複数
のピッチの組み合わせからなり、複数のプーリのプーリ
歯と噛合うベルト歯が設けられたことを特徴としてい
る。
【0006】好ましくはベルト歯は、所定のピッチの組
み合わせからなる1周期のベルト歯の配列を繰り返し配
列したものから構成され、タイミングベルトの全周の長
さは、ベルト歯の1周期の整数倍であり、複数のプーリ
の各プーリピッチ円における円周が、前記1周期の整数
倍である。
【0007】ベルト歯は例えばハス歯であってもよく、
タイミングベルトは、一体的に成形されたタイミングベ
ルトをベルトの長手方向に沿って分割したものであって
もよい。分割された一対のタイミングベルトをベルト半
周分ずらしてベルト伝動システムの各プーリに掛けるこ
とによりベルトの回転周期で発生するノイズを低減する
ことが可能となる。
【0008】また本発明のベルト伝動システムは、複数
のプーリと複数のプーリ間において動力を伝達するため
のタイミングベルトとを備えるベルト伝動システムであ
って、タイミングベルトの少なくとも一方の面に複数の
ピッチの組み合わせからなるベルト歯が設けられ、複数
のプーリの各々にはベルト歯と噛合うプーリ歯が設けら
れたことを特徴としている。
【0009】タイミングベルトと、隣接する2つのプー
リとが接する接点間のベルト長さが、いずれもベルト歯
の1周期の整数倍でないことが好ましい。これにより異
なる歯付プーリにおいて同位相の噛合いが同時に発生す
ることが防止され、噛合スパン共振によるノイズをより
確実に低減することができる。
【0010】タイミングベルトは、一体的に成形された
タイミングベルトをベルトの長手方向に沿って分割して
形成される第1及び第2のタイミングベルトを含み、第
1のタイミングベルトは第2のタイミングベルトに対し
て相対的にタイミングベルトの略半周分ずらして複数の
プーリに掛けられることが好ましく、これによりベルト
の回転周期で発生するノイズが低減される。
【0011】例えばベルト伝動システムは、自動車用補
機駆動システムであり、特に自動車用補機駆動システム
が大きなベルト張力を必要とするISGシステムである
ときに大きな効果を発揮する。このとき例えば複数のプ
ーリのうちの少なくとも1つはモータジェネレータに取
り付けられている。また、本発明の歯付プーリは上記タ
イミングベルトとともに上記ベルト伝動システムにおい
て用いられる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図1は、本発明の第1の実
施形態であるベルト伝動システムの模式的な正面図であ
る。図1を参照して第1の実施形態について説明する。
【0013】図1に示されたベルト伝動システム10
は、例えばハイブリッド車に搭載されるISGシステム
のベルト伝動システムである。ベルト伝動システム10
は例えば4つのプーリ11、12、13、20と、これ
らのプーリに掛けられ原動プーリの動力を従動プーリに
伝達するタイミングベルト30とから構成される。例え
ばプーリ11、12、13は歯付プーリであり、それぞ
れモータジェネレータ(図示せず)、エンジンのクラン
クシャフト(図示せず)及びにエアコン(図示せず)用
のコンプレッサ等に取り付けられる。タイミングベルト
30の一方の面(歯面側)には歯付プーリ11、12、
13と噛合う多数ベルト歯が形成されており、歯付プー
リ11、12、13とタイミングベルト30との間では
スリップすることなく動力が伝達される。プーリ20
は、例えばベルトテンショナであり、歯付プーリ11、
12、13とタイミングベルト30との間で歯跳等が発
生しないようにタイミングベルト30をベルトの背面側
(歯面とは反対の面)から付勢してベルトの張力を調整
する。ISGシステム始動時、モータジェネレータはモ
ータとして駆動され、プーリ11は原動プーリとして機
能する。このときクランクシャフトに取り付けられたプ
ーリ12は従動プーリとして機能する。シャフトの回転
数が例えば1000rpm程度になると、駆動源はエン
ジンに切り替えられ、プーリ12は原動プーリとして機
能する。このときプーリ11は従動プーリとなり、モー
タジェネレータはジェネレータとして機能する。
【0014】図1には、タイミングベルト30を長手方
向に切断したときに得られる輪郭線が部分的かつ模式的
に示されている。図示されるように、タイミングベルト
30の歯面には例えば3種類のベルト歯30A、30
B、30Cがこの順番で繰り返し形成されている。すな
わち、タイミングベルト30のベルト歯は、3つのベル
ト歯30A、30B、30Cの並びを1つの周期とし構
成される。ベルト歯30Aとベルト歯30Bとの間のピ
ッチはA、ベルト歯30Bとベルト歯30Cとの間のピ
ッチはB、ベルト歯30Cと次の周期のベルト歯30A
とのピッチはCであり、ピッチA、B、Cのうち少なく
とも1つのピッチは他のピッチとその値が異なる(例え
ばA=5mm、B=7.5mm、C=9mm)。ここで
ベルト歯30A、30B、30Cからなる1周期の長さ
をZ(=A+B+C)で表すと、タイミングベルト30
の全周の長さLは、N×Z(N:1以上の整数)を満た
す。なお本図では、タイミングベルト30の一部におい
てのみ1周期分のベルト歯が模式的に示され、その他の
部分では省略されている。しかし言うまでも無く、ベル
ト歯30A、30B、30Cはタイミングベルト30の
全周に渡って繰り返し形成されている。また、図におい
てベルト歯30A、30B、30Cはサイズの異なる同
一形状の歯形となっているが、ベルト歯は同一形状同一
サイズであってもよいしその形状が相互に異なってもよ
い。
【0015】歯付プーリ11、12、13には、タイミ
ングベルト30のベルト歯と噛合うプーリ歯が形成され
ている。図1には一例として、1周期のベルト歯30
A、30B、30Cと噛合う歯付プーリ12の様子が模
式的に示されている。図では1周期分しか描かれていな
いが、プーリ歯はベルト歯30A、30B、30Cと適
合するように歯付プーリ12の全周に渡って形成される
ことは無論である。また、歯付プーリ11、13に関し
ても同様にベルト歯30A、30B、30Cと噛合うプ
ーリ歯がそれぞれ形成されている。ここで歯付プーリ1
1、12、13のプーリピッチ円の円周C11、C1
2、C13はそれぞれC11=n1×Z、C12=n2
×Z、C13=n3×Z(n1、n2、n3:1以上の
整数)の関係を満たすように設定される。
【0016】以上のように、第1の実施形態のベルト伝
動システムでは、1つのタイミングベルトが複数の異な
る歯ピッチで構成されるので、歯付プーリとタイミング
ベルトとの間の噛合スパンがベルト伝動システムの駆動
中一定とはならず常時変化するので、噛合スパンによる
共振を抑えることができる。これにより、噛合スパン共
振によるノイズの発生を低減することができる。また、
タイミングベルトを用いた場合にも低騒音とすることが
できることから、タイミングベルトをエンジンの補機駆
動システムに採用することが可能となり、噛合伝動の
為、取付張力を低く設定することが可能となり、エンジ
ンのフリクションロスを低減し、伝達効率を向上させる
ことができる。更に、Vリブベルトを用いた場合よりも
ベルト幅を狭くすることができ、コンパクトなエンジン
設計が可能となる。
【0017】次に図2を参照して本発明の第2の実施形
態のベルト伝動システムについて説明する。図2は、第
2の実施形態のベルト伝動システムの模式的な正面図で
ある。
【0018】図2に示されたベルト伝動システム40
は、第1の実施形態と同様に、例えばハイブリッド車に
搭載されるISGシステムのベルト伝動システムであ
る。ベルト伝動システム40は例えば歯付きプーリ4
1、42、43、44と、テンショナプーリ20を有
し、これらのプーリにはタイミングベルト50が掛けら
れている。歯付プーリ41、42は、それぞれモータジ
ェネレータ(図示せず)及びエンジンのクランクシャフ
ト(図示せず)に取り付けられ、歯付プーリ43、44
はエアコン(図示せず)用のコンプレッサ等の受動装置
に取り付けられる。第1の実施形態と同様にISGシス
テムは始動時モータジェネレータにより駆動され、その
後エンジンにより駆動される。
【0019】タイミングベルト50の構成は、ベルト歯
の構成が第1の実施形態とは異なるがその他の構成に関
して略第1の実施形態と同様である。図2には、タイミ
ングベルト50を長手方向に切断したときに得られる輪
郭線が歯付プーリ42と噛合う部分についてのみ模式的
に示されている。図示されるように、タイミングベルト
50の歯面には例えば4種類のベルト歯50A、50
B、50C、50Dがこの順番で繰り返し形成されてい
る。すなわち、タイミングベルト50では、4つのベル
ト歯50A、50B、50C、50Dを1つの周期とし
ベルト歯が構成される。
【0020】例えばベルト歯50Aと50Bとの間のピ
ッチは10mm、ベルト歯50Bと50Cとの間のピッ
チは6mm、ベルト歯50Cと50Dとの間のピッチは
8mm、ベルト歯50Dと次の周期のベルト歯50Aと
のピッチは5である。ここでタイミングベルト50の全
周の長さLは、N×(10+6+8+5)mm=N×2
9mm(N:1以上の整数)である。
【0021】歯付プーリ41、42、43、44には、
タイミングベルト50のベルト歯と噛合うプーリ歯がそ
れぞれ形成されている。図1と同様に図2にはタイミン
グベルト50と歯付プーリ42の1周期分の噛合いのみ
が模式的に示されているが、プーリ歯は歯付プーリ42
の全周に渡って形成されることは無論であり、また、歯
付プーリ41、43、44に関しても同様にプーリ歯が
それぞれ形成されている。ここで歯付プーリ41、4
2、43、44のプーリピッチ円の円周C41、C4
2、C43、C44は、それぞれC41=n1×29m
m、C42=n2×29mm、C43=n3×29m
m、C44=n4×29mm(n1、n2、n3、n
4:1以上の整数)である。
【0022】第2の実施形態では、歯付プーリ41、4
2間のベルト長さ(一方のプーリとの接点から他方のプ
ーリとの接点までの長さ)L1、歯付プーリ42、43
間のベルト長さL2、歯付プーリ43、44間のベルト
長さL3、歯付プーリ44、41間のベルト長さL4が
ベルト歯の1周期(Z=29mm)の整数倍とならない
ように、各プーリの直径及びプーリの配置が設定されて
いる。これは、歯付プーリ間のベルト長さL1〜L4の
何れかがベルト歯の周期Zの整数倍となると、整数倍と
なる区間を挟む2つ歯付プーリでは、同位相の噛合いが
常に発生することとなり、噛合スパンによる共振が増長
されノイズが増大してしまうからである。
【0023】以上のように第2の実施形態のベルト伝動
システムにおいても、第1の実施形態と同様の効果が得
られる。また、第2の実施形態では、歯付プーリの配置
及びその直径の大きさを、歯付プーリ間のベルト長さが
タイミングベルトにおけるベルト歯の周期の整数倍とな
らないように設定しているため、異なる歯付プーリにお
いて同位相の噛合いが同時に発生することが防止され、
噛合スパン共振によるノイズをより確実に低減すること
ができる。
【0024】次に図3を参照して本発明の第3の実施形
態について説明する。第3の実施形態では、一体的に成
形された第1(又は第2)の実施形態のタイミングベル
ト30(50)を長手方向に沿って複数(例えば2つ)
のベルト31(51)、32(52)に分割し、分割さ
れたタイミングベルト31(51)、32(52)を相
互にタイミングベルトの略半周分L/2だけ相対的にず
らしてベルト伝動システム10(40)の各プーリに掛
けたものである。図3にはタイミングベルト30(5
0)を2つのタイミングベルト31(51)、32(5
2)に分割した後、タイミングベルト32(52)をタ
イミングベルト31(51)に対して略半周分L/2ず
らして配置した状態が示されている。タイミングベルト
32(52)の位置B2’はタイミングベルト31(5
1)の位置B1に対応し、タイミングベルトが相対的に
半周分L/2ずらされる前には、この位置にタイミング
ベルト32(52)の位置B2が存在した。すなわち、
B1、B2の位置のベルト歯はベルト成形時には同一の
歯として成形されている。タイミングベルト31(5
1)、32(52)は、図3において矢印で示されるよ
うに略ベルト半周分L/2ずらされてベルト伝動システ
ム10(40)へ取り付けられる。
【0025】タイミングベルト30(50)は、噛合い
に起因する速度ムラによりベルトがベルト伝動システム
を一周する周期に対応したノイズを発生するが、分割さ
れたタイミングベルト31(51)、32(52)を相
対的に略半周分L/2ずらすことにより各ベルトが発生
するノイズの位相が略半周期分ずれる。これにより、タ
イミングベルト31(51)、32(52)が発生する
ノイズが相互に打消し合われタイミングベルトの回転周
期に対応するノイズ成分が低減される。
【0026】以上のように第3の実施形態によれば、第
1及び第2の実施形態と同様の効果が得られるととも
に、一体成形されたタイミングベルトを分割し、略半周
分ずらしてベルト伝動システムに取り付けることによ
り、タイミングベルトがベルト伝動システムで駆動され
る際、噛合いに起因する速度ムラにより発生するベルト
の回転周期に対応して発生するノイズを低減することが
できる。
【0027】なお、上記各実施形態においてタイミング
ベルトのベルト歯及び歯付プーリのプーリ歯はハス歯で
あってもよい。また、ベルト歯の1周期(Z)は、いか
なるピッチの組み合わせでもよい。
【0028】また、上記各実施形態のベルト伝動システ
ムは、ISGシステムに適用されたが、ISGシステム
に限定されるものではなく、自動車のベルト伝動システ
ムに限定されるものでもない。例えばプリンタ等の事務
機器のベルト伝動システムに適用してもよい。
【0029】本実施形態では、タイミングベルトの背面
には平ベルト状に成形されていたが、タイミングベルト
の背面をVリブベルト状にしてもよい。また、背面に歯
付ベルトを適用し、更に背面の歯付ベルトに本発明を適
用してもよい。
【0030】
【発明の効果】以上のように、本発明によればタイミン
グベルトを用いたベルト伝動システムにおいて、タイミ
ングベルトの噛合スパン共振ノイズを低減することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態におけるベルト伝動システムの
模式的な正面図である。
【図2】第2の実施形態におけるベルト伝動システムの
模式的な正面図である。
【図3】第3の実施形態における分割されたタイミング
ベルトのベルト伝動システムへの取り付け方法を説明す
る図である。
【符号の説明】
10、40 ベルト伝動システム(ISGシステム) 11〜13、41〜44 歯付プーリ 20 テンショナプーリ 30、50 タイミングベルト 30A〜30C、50A〜50D ベルト歯 A、B、C ベルト歯ピッチ Z ベルト歯周期
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F16G 5/20 F16G 5/20 Z F16H 7/02 F16H 7/02 A 55/38 55/38 A

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のプーリを備えるベルト伝動システ
    ムにおいて動力を伝達するために用いられるタイミング
    ベルトであって、前記タイミングベルトの少なくとも一
    方の面に複数のピッチの組み合わせからなり、前記複数
    のプーリのプーリ歯と噛合うベルト歯が設けられること
    を特徴とするタイミングベルト。
  2. 【請求項2】 前記ベルト歯が、所定のピッチの組み合
    わせからなる1周期のベルト歯の配列を繰り返し配列し
    たものから構成されることを特徴とする請求項1に記載
    のタイミングベルト。
  3. 【請求項3】 前記タイミングベルトの全周の長さが、
    前記1周期の整数倍であることを特徴とする請求項2に
    記載のタイミングベルト。
  4. 【請求項4】 前記複数のプーリの各プーリピッチ円に
    おける円周が、前記1周期の整数倍であることを特徴と
    する請求項2に記載のタイミングベルト。
  5. 【請求項5】 前記ベルト歯がハス歯であることを特徴
    とする請求項1に記載のタイミングベルト。
  6. 【請求項6】 前記タイミングベルトが、一体的に成形
    されたタイミングベルトをベルトの長手方向に沿って分
    割したものであることを特徴とする請求項1に記載のタ
    イミングベルト。
  7. 【請求項7】 複数のプーリと前記複数のプーリ間にお
    いて動力を伝達するためのタイミングベルトとを備える
    ベルト伝動システムであって、前記タイミングベルトの
    少なくとも一方の面に複数のピッチの組み合わせからな
    るベルト歯が設けられ、前記複数のプーリの各々には前
    記ベルト歯と噛合うプーリ歯が設けられることを特徴と
    するベルト伝動システム。
  8. 【請求項8】 前記ベルト歯が、所定のピッチの組み合
    わせからなる1周期のベルト歯の配列を繰り返し配列し
    たものから構成されることを特徴とする請求項7に記載
    のベルト伝動システム。
  9. 【請求項9】 前記タイミングベルトの全周の長さが、
    前記1周期の整数倍であることを特徴とする請求項8に
    記載のベルト伝動システム。
  10. 【請求項10】 前記複数のプーリの各プーリピッチ円
    における円周が、前記1周期の整数倍であることを特徴
    とする請求項8に記載のベルト伝動システム。
  11. 【請求項11】 前記タイミングベルトと、隣接する2
    つの前記プーリとが接する接点間のベルト長さが、いず
    れも前記1周期の整数倍ではないことを特徴とする請求
    項7に記載のベルト伝動システム。
  12. 【請求項12】 前記タイミングベルトが、一体的に成
    形されたタイミングベルトをベルトの長手方向に沿って
    分割して形成される第1及び第2のタイミングベルトを
    含み、前記第1のタイミングベルトが前記第2のタイミ
    ングベルトに対して相対的にタイミングベルトの略半周
    分ずらして前記複数のプーリに掛けられることを特徴と
    する請求項7に記載のベルト伝動システム。
  13. 【請求項13】 前記ベルト伝動システムが自動車用補
    機駆動システムであることを特徴とする請求項7に記載
    のベルト伝動システム。
  14. 【請求項14】 前記自動車用補機駆動システムがIS
    Gシステムであり、前記複数のプーリのうちの少なくと
    も1つがモータジェネレータに取り付けられていること
    を特徴とする請求項13に記載のベルト伝動システム。
  15. 【請求項15】 請求項1乃至請求項14の何れか1つ
    に記載された歯付プーリ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2019009339A1 (ja) * 2017-07-04 2019-01-10 三ツ星ベルト株式会社 Vリブドベルト
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