JP2003184604A5 - - Google Patents
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【0003】
メカニカルガバナはフライウェイトとばねのつりあいによって燃料噴射量を調節する構造のため、メカニカルガバナを備えたエンジンのガバナ領域は図6のドループ特性線31のようになる。また一般に、エンジンの全負荷性能は全負荷曲線30のようになり、エンジン出力トルクTeが定格トルクT1からエンジン最大トルクTe 1まで増加していくとエンジン回転数Nは低下していく。
メカニカルガバナはフライウェイトとばねのつりあいによって燃料噴射量を調節する構造のため、メカニカルガバナを備えたエンジンのガバナ領域は図6のドループ特性線31のようになる。また一般に、エンジンの全負荷性能は全負荷曲線30のようになり、エンジン出力トルクTeが定格トルクT1からエンジン最大トルクTe 1まで増加していくとエンジン回転数Nは低下していく。
【0012】
この別の従来の作業機では、メカニカルガバナのようなフライウェイトの慣性による影響を生じることがなく、図6に示すように、エンジンの負荷の増減にかかわらず、すなわちエンジン出力トルクTeの増減にかかわらず、ガバナ領域33において、エンジン回転数Nを例えば定格回転数NOに一定に保つアイソクロナス制御が実施される。同図中、特性線32はアイソクロナス特性線を示す。このアイソクロナス制御により、メカニカルガバナを有するエンジンを備えた作業機に比べて低燃費及び低騒音を実現できる。
この別の従来の作業機では、メカニカルガバナのようなフライウェイトの慣性による影響を生じることがなく、図6に示すように、エンジンの負荷の増減にかかわらず、すなわちエンジン出力トルクTeの増減にかかわらず、ガバナ領域33において、エンジン回転数Nを例えば定格回転数NOに一定に保つアイソクロナス制御が実施される。同図中、特性線32はアイソクロナス特性線を示す。このアイソクロナス制御により、メカニカルガバナを有するエンジンを備えた作業機に比べて低燃費及び低騒音を実現できる。
【0047】
また、上記実施形態では、ガバナ領域をアイソクロナス特性に制御可能な燃料噴射制御装置として電子ガバナを例に説明してきたが、燃料噴射制御装置は電子ガバナだけに限られない。電子ガバナは、例えば特許第302153号公報に示すように、燃料噴射ポンプの燃料噴射量を調節するアクチュエータを位置制御する構成において、アクセル位置とエンジン回転数等の検出を基とする制御信号にて電磁弁を制御し、該アクチュエータを駆動させる装置である。これにより、電子ガバナはエンジンの負荷変動に関係無く燃料噴射量を調節することができるので、アイソクロナス特性を実現することができる。したがって、本発明は同様の負荷変動に関係無く燃料噴射量を調節することができる燃料噴射制御装置、例えばコモンレール式燃料噴射制御システムやユニットインジェクター式燃料噴射制御システム等を用いた構成にも適用することができる。
また、上記実施形態では、ガバナ領域をアイソクロナス特性に制御可能な燃料噴射制御装置として電子ガバナを例に説明してきたが、燃料噴射制御装置は電子ガバナだけに限られない。電子ガバナは、例えば特許第302153号公報に示すように、燃料噴射ポンプの燃料噴射量を調節するアクチュエータを位置制御する構成において、アクセル位置とエンジン回転数等の検出を基とする制御信号にて電磁弁を制御し、該アクチュエータを駆動させる装置である。これにより、電子ガバナはエンジンの負荷変動に関係無く燃料噴射量を調節することができるので、アイソクロナス特性を実現することができる。したがって、本発明は同様の負荷変動に関係無く燃料噴射量を調節することができる燃料噴射制御装置、例えばコモンレール式燃料噴射制御システムやユニットインジェクター式燃料噴射制御システム等を用いた構成にも適用することができる。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2001389875A JP3801503B2 (ja) | 2001-12-21 | 2001-12-21 | 作業機の油圧駆動装置及び方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2001389875A JP3801503B2 (ja) | 2001-12-21 | 2001-12-21 | 作業機の油圧駆動装置及び方法 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
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JP2003184604A JP2003184604A (ja) | 2003-07-03 |
JP2003184604A5 true JP2003184604A5 (ja) | 2005-01-06 |
JP3801503B2 JP3801503B2 (ja) | 2006-07-26 |
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Family Applications (1)
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JP2001389875A Expired - Fee Related JP3801503B2 (ja) | 2001-12-21 | 2001-12-21 | 作業機の油圧駆動装置及び方法 |
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JP5401992B2 (ja) * | 2009-01-06 | 2014-01-29 | コベルコ建機株式会社 | ハイブリッド作業機械の動力源装置 |
JP5808726B2 (ja) * | 2012-11-15 | 2015-11-10 | 株式会社竹内製作所 | 油圧駆動装置 |
CN108757415B (zh) * | 2018-05-24 | 2020-01-10 | 徐工集团工程机械有限公司 | 抛撒装置的驱动系统、控制方法及抛沙灭火车 |
CN114233485B (zh) * | 2021-12-22 | 2023-09-15 | 潍柴动力股份有限公司 | 一种动力系统控制方法、装置、系统及存储介质 |
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2001
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