JP2003183751A - 大気環境中において変色を生じにくいカラーチタンおよびその製造方法 - Google Patents
大気環境中において変色を生じにくいカラーチタンおよびその製造方法Info
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Abstract
チタンおよびその製造方法を提供する。 【解決手段】 チタン表面の酸化物中における、全カチ
オンに対するアルミニウムイオンの比率が6〜50at
%で、酸化物とチタンの界面より200nmの範囲のチ
タン中での炭素含有量が20at%以下であり、かつ、
チタン表面の平均の表面粗度(Ra)が3.5μm以下
とした大気環境中において変色を生じにくいカラーチタ
ンであり、また、純チタンの表面に粒径:30〜200
μmの酸化アルミニウム粒子を、投射距離:100〜5
00mm、投射圧力:0.1〜1.5MPaで投射した
後に陽極酸化するその製造方法である。
Description
壁など)に使用される場合に、大気環境中において変色
を生じにくいカラーチタンおよびその製造方法に関する
ものである。
耐食性を示すことから、海浜地区の屋根、壁のような建
材用途に用いられている。チタンが屋根材等に使用され
はじめてから約10数年を経過するが、これまで腐食が
発生したと報告された例はない。しかしながら、使用環
境によっては長期間に渡って使用されたチタン表面が暗
い金色に変色する場合がある。変色は極表面層に限定さ
れることから、チタンの防食機能を損なうものではない
が、意匠性の観点からは問題となる場合がある。
酸等の酸を用いてワイピングするか、研磨紙、研磨剤を
用いた軽い研磨で変色部を除去する必要があり、屋根の
ごとく大面積のチタン表面を処理する場合には、作業性
の観点から問題がある。
未だ十分に解明されているわけではないが、大気中に浮
遊するFe,C,SiO2 等がチタン表面に付着するこ
とによって発生する場合と、チタン表面の酸化チタンの
膜厚が増加することによって発生する可能性が示唆され
ている。また、変色を軽減する方法として、特開200
0−1729号公報に開示されるように、チタン表面に
100オングストローム以下の酸化膜を有し、かつ表面
炭素濃度を30at%以下としたチタンを適用すること
が有効であると報告されている。
するために、日本各地において変色を生じたチタン製の
屋根材の表面分析ならびに変色促進試験を用いて、変色
に及ぼす酸化膜厚さおよび表面の炭素濃度の影響を丹念
に検討した結果、特開2000−1729号公報と異な
り、酸化膜厚みの厚いものの方が耐変色性の向上に有効
であることを見出した。さらに炭素については、表面に
濃化した炭素が炭化物を形成することによって変色が促
進されることを見出した。
チタン表面でのTiCの析出を抑制し、耐変色性を向上
させた無垢のチタンおよびカラーチタンを開発した。ま
た、変色を促進する環境因子としては、酸性雨の影響が
極めて大きいことを報告した(CAMP-ISIJ Vol.14(2001)
-1336 )。さらに、表面の酸化膜により表層に調色を施
したカラーチタンについては、酸化膜自体の変質によっ
て変色を生じることがあるため、さらに変色を防止する
手段が望まれていた。
状に鑑み、カラーチタンを屋根、壁材のような大気環境
中で使用した場合に発生する変色を防止し、長期間に渡
って意匠性が劣化することのない、大気環境中において
変色を生じにくいカラーチタンおよびその製造方法を提
供するものである。
タンの変色に及ぼすチタン表面の酸化物組成、構造の影
響を検討した結果、カラーチタンの場合はアルミニウム
の量がその変色に大きく寄与しており、酸化膜中にアル
ミニウムが一定量以上存在する場合に、酸性雨による酸
化膜の変質に起因する変色を防止できることを見出し
た。アルミニウムは、酸化物あるいは水酸化物としてチ
タン表面に存在しており、酸性環境中における酸化チタ
ンの溶出を防止する効果を有しているものと思われる。
であって、その要旨とするところは以下の通りである。 (1)チタン表面の酸化物中における、全カチオンに対
するアルミニウムイオンの比率が6〜50at%であ
り、酸化物とチタンの界面より200nmの範囲のチタ
ン中での炭素含有量が20at%以下であると共に、チ
タン表面の平均の表面粗度(Ra)が3.5μm以下で
あることを特徴とする大気環境中において変色を生じに
くいカラーチタン。 (2)前記(1)に記載のカラーチタンの製造におい
て、最表面より200nmの範囲のチタン中での炭素含
有量が20at%以下である純チタン材の表面に、粒
径:30〜200μmの範囲にある酸化アルミニウム粒
子を、投射圧力:0.1〜1.5MPa、投射距離:1
00〜500mmで投射した後に陽極酸化することを特
徴とする大気環境中において変色を生じにくいカラーチ
タンの製造方法。
環境は、海浜から工業地帯、田園地帯と地域によって全
く異なっており、チタンの変色に及ぼす環境因子が異な
ることが考えられる。また同じ地域においても、変色を
生じるチタンと生じにくいチタンとがあり、チタン中の
成分元素あるいは製造履歴の違いによる影響を受けてい
る可能性が考えられる。
すこのような環境の影響および材質要因を明らかにする
ため、日本各地において環境の異なる地域を選別し、各
種のカラーチタンの曝露試験を実施すると共に、実際に
変色を生じたチタン製屋根を取り外し、チタン表面の分
析を実施した。
ンの変色は酸性雨によって促進されるが、酸化物下部の
チタンの素地が溶解し、溶解したチタンイオンの加水分
解によって酸化膜が成長するケースと、酸化物自体が溶
解し、酸化膜が変質することによって変色を発生するケ
ースがあることを新たに見出した。前者については、酸
化物より内層のチタン中の炭素、炭化物の析出に起因し
ていることを明らかにした。
る変色を防止すべく鋭意検討した結果、酸化膜中にアル
ミニウムを一定量以上含有する場合に、酸化チタン自体
の溶解によって発生する変色を防止しうることを見出し
た。このようなアルミニウムの有益な効果を発現させる
には、酸化物中の全カチオンに対するアルミニウムイオ
ンの割合が少なくとも6at%以上は必要となる。ただ
し、50at%を超えると、酸化チタンによる美麗な干
渉色を損なう結果をもたらす場合があるため、50at
%を上限とした。好ましい範囲は10〜30at%であ
る。なお、アルミニウムは酸化物あるいは水酸化物の状
態でチタン表面層に存在していると思われ、酸性溶液中
において酸化チタン層が化学的に溶解し、変色を生じる
ことを防止しているものと考えられる。
の炭素の濃化あるいは炭化チタンの析出を防止すること
によって、カラーチタンの耐変色性をさらに向上し得る
ことができる。炭化チタンについては、炭化チタンと共
に窒素を含む炭窒化物も悪影響を及ぼすが、炭化物(T
iC)の析出量と正の相関があることから、炭化物で代
表させることができる。
の溶解ではなく、上述のごとく、酸化膜を通じて酸化物
下層のチタンの溶出速度を低減させ、溶出したチタンイ
オンが加水分解によって酸化チタン層を形成し、酸化膜
が増加することによって変色することを防止するものと
考えられるため、カラーチタンの耐変色性を向上させる
には、酸化物と金属チタンの界面より内層200nmの
範囲における炭素含有量を20at%以下とする必要が
ある。炭素含有量は少ないほど好ましいが、通常で0.
5at%未満とすることはコストに見合わないため、そ
の下限は0.5at%とすることが好ましい。
ム含有量あるいは炭素の含有量の測定は、侵入の有無は
オージェ分光分析装置を用いて測定することができる。
すなわち、チタン表面より例えば5nmあるいは10n
mの間隔でオージェ分析を行い、表面の酸素濃度の半分
となった時点を酸化物の厚みとし、これよりさらに20
0nmの深さまで測定を実施し、酸化物中のアルミニウ
ム含有率については、酸素濃度が1/2となった時点ま
での全カチオンに対する平均のアルミニウム含有率を用
いることができる。
に200nmの範囲の全元素に対する平均の含有量とし
て求めることができる。このような測定法で固溶の炭素
および炭化物中の炭素と同時に測定することができる。
たチタンの発色方法であるが、チタン表面を均一に着色
するには水溶液中での陽極酸化法が好ましい。
減することによって、耐変色性を向上させることができ
る。これは、表面が平滑化されることによって、酸性雨
の発生物質のチタン表面への付着が低減することによる
と考えられる。このような効果を得るには、表面の平均
粗度(Ra)は3.5μm以下にする必要がある。ただ
し0.1μm未満にしても、変色に対する影響は大きく
変化しないため、好ましくはその下限値を0.1μmと
することができる。
ーチタンを製造する方法として、最表面から200nm
の範囲における炭素濃度を20at%以下としたチタン
材に、酸化アルミニウム粒子を投射し、しかる後に陽極
酸化によってカラーチタンを製造する方法が、製造コス
トも安価で経済的である。チタン表面の炭素濃度の低減
は、炭化チタン形成による変色防止に不可欠であり、少
なくとも炭素濃度は20at%以下にする必要がある。
一方、0.5at%以下に低減することは、変色に対す
る向上効果に対する製造コストの増大の方が極めて大き
いため、好ましくない。
射に用いる酸化アルミニウムは、工業的に製造されるレ
ベルの純度で十分で、最も一般的にはアルミナ粒子が用
いられる。酸化アルミニウムの投射の目的は、通常のブ
ラスト処理のように、金属表面のスケ−ル(酸化物)に
機械的な亀裂を導入し、その後の酸洗工程での脱スケー
ルを容易にし、酸化アルミニウム自身は残存しないよう
な条件で行うものではなく、素地チタンに直接、酸化ア
ルミニウムを投射し、チタン表面で破壊した酸化アルミ
ニウム粒子をチタン表面に残存させるために行うもので
ある。
30μm未満であると投射エネルギ−が少なく、破壊さ
れた酸化アルミニウム粒子の残存作用を発現させること
ができない。一方、粒径が500μmを超えると、表面
粗度が大きくなりすぎるため素地の凹凸が陽極酸化後も
残存してしまい、平均粗度が本発明の要件を満たさなく
なる。
アルミニウム粒子の残存が十分でない。一方、投射圧力
が1.5MPaを超えると、素地の凹凸が陽極酸化後も
残存してしまう。また、投射距離も重要な因子であり、
投射距離は500mmを超えると投射エネルギーが十分
でなく、100mm未満にすると平均粗度が大きくなり
すぎる。
Ti−Al合金を用いて、陽極酸化あるいは大気酸化に
よって、所望するカラーチタンを得ることもできる。こ
の場合、表面粗度の調整は酸化アルミニウムを投射する
方法よりも容易であるが、アルミニウムの添加によって
チタンの耐食性が劣化する場合もあるため、使用環境を
考慮に入れた適用検討が必要となる。
純チタンを基にアルミナ粒子を投射し、しかる後に1%
の燐酸溶液中で10Vの電圧を印可して得られた金色の
カラーチタンと、表面の炭素濃度を低減したTi−Al
合金を同じく陽極酸化し、作製した金色のカラーチタン
と比較材の耐変色性を評価した結果を示したものであ
る。
中で2ヶ月の浸漬試験を実施した促進試験と、沖縄にて
3年間の実暴露試験の両者によって行い、試験前後の色
差(ΔE=[(ΔL*)2 +(Δa*)2 +(Δb*)2 ]
(1/2) を測定し、変色の程度を評価した。RaはJIS
法に準拠して測定した。一般的には、色差(ΔE)の値
が5を超える場合は、明らかに変色していることが目視
によって認識されるが、酸化膜中にアルミニウムイオン
を本発明にしたがって含有し、かつ炭素含有量が低く、
かつRaの低いカラーチタン材は、変色促進試験および
暴露試験のいずれも5以下の色差を示しており、優れた
耐変色性を示すことが分かる。
タン中にアルミニウムイオンを含有し、かつ酸化物下層
の炭素濃度を低減すると共に、表面の平均粗度を5μm
以下としたカラーチタンは極めて優れた耐変色性を有し
ており、屋根あるいは壁パネルのような屋外環境での用
途に特に有効である。
Claims (2)
- 【請求項1】 チタン表面の酸化物中における、全カチ
オンに対するアルミニウムイオンの比率が6〜50at
%で、酸化物とチタンの界面より200nmの範囲のチ
タン中での炭素含有量が20at%以下であり、かつ、
チタン表面の平均の表面粗度(Ra)が3.5μm以下
であることを特徴とする大気環境中において変色を生じ
にくいカラーチタン。 - 【請求項2】 請求項1に記載のカラーチタンの製造に
おいて、最表面より200nmの範囲のチタン中での炭
素含有量が20at%以下である純チタン材の表面に、
粒径が30〜200μmの範囲にある酸化アルミニウム
粒子を、投射圧力:0.1〜1.5MPa、投射距離:
100〜500mmで投射した後に陽極酸化することを
特徴とする大気環境中において変色を生じにくいカラー
チタンの製造方法。
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JP2001387787A JP4213889B2 (ja) | 2001-12-20 | 2001-12-20 | 耐変色性に優れた屋外環境用カラーチタンおよびその製造方法 |
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JP2007169735A (ja) * | 2005-12-22 | 2007-07-05 | Nippon Oil Corp | 多孔質チタン−チタン酸化物複合体の製造方法 |
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2001
- 2001-12-20 JP JP2001387787A patent/JP4213889B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2007169735A (ja) * | 2005-12-22 | 2007-07-05 | Nippon Oil Corp | 多孔質チタン−チタン酸化物複合体の製造方法 |
JP4690884B2 (ja) * | 2005-12-22 | 2011-06-01 | Jx日鉱日石エネルギー株式会社 | チタン−多孔質チタン酸化物複合体の製造方法 |
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