JP2003183172A - 片頭痛の抑制乃至予防治療用経口投与剤 - Google Patents

片頭痛の抑制乃至予防治療用経口投与剤

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JP2003183172A JP2001383946A JP2001383946A JP2003183172A JP 2003183172 A JP2003183172 A JP 2003183172A JP 2001383946 A JP2001383946 A JP 2001383946A JP 2001383946 A JP2001383946 A JP 2001383946A JP 2003183172 A JP2003183172 A JP 2003183172A
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sesame oil
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Masanori Inayoshi
正紀 稲吉
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Takemoto Oil and Fat Co Ltd
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Takemoto Oil and Fat Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】天然物由来の安全性に懸念のない新たな片頭痛
の抑制乃至予防治療用経口投与剤を提供する。 【解決手段】ゴマ種子由来のセサミン類を有効成分とし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は片頭痛の抑制乃至予
防治療用経口投与剤に関する。現在、我国では約300
0万人が頭痛持ちと推定されている。なかでも最も多
く、しかも悩まされるのが片頭痛といわれる頭痛であ
る。片頭痛は頭の片側からこめかみにかけて脈打つよう
にずきずき乃至がんがんと痛み、ひどいときには日常生
活が妨げられるほどの強さの痛みや吐き気を伴うとても
つらい頭痛である。このような片頭痛は現代人の生活環
境や生活習慣の変化によるアレルギー、ホルモン変動、
ストレス等が発病の原因として考えられている。本発明
はかかる片頭痛の抑制乃至予防治療用経口投与剤に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、片頭痛の治療法としては、薬物療
法、物理療法、食事療法等が試みられているが、なかで
も薬物療法が中心となっている。片頭痛の薬物療法に
は、片頭痛発作が出たときに対処する抑制治療と、片頭
痛を出にくくする予防治療とがある。片頭痛の抑制治療
用薬剤としては、アセトアミノフェン、アスピリン、ナ
プロキセン、メフェナム酸、ジクロフェナクナトリウ
ム、イブプロフェン等の各種解熱鎮痛薬、ジヒドロエル
ゴタミン、酒石酸エルゴタミン等を有効成分とするエル
ゴタミン製剤、スマトリプタンR等のトリプタン系製剤
等が知られており、また片頭痛の予防治療用薬剤として
は、プロプラノール、メトプロロール等のβアドレナリ
ン遮断薬、塩酸ロメリジン、ベラパミル等のカルシウム
拮抗薬、アスピリン、ナプロキセン等の非ステロイド系
抗炎症薬等が知られている。ところが、これら従来の片
頭痛の抑制乃至予防治療用薬剤には、いずれも化学合成
されたものであり、各種の副作用があることも認められ
ていて、安全性に懸念があるという問題がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、天然物由来の安全性に懸念のない新たな片
頭痛の抑制乃至予防治療用経口投与剤を提供する処にあ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】しかして本発明者らは上
記の課題を解決するべく研究した結果、ゴマ種子由来の
セサミン類が片頭痛の抑制乃至予防治療用経口投与剤と
して有効であることを見出した。
【0005】すなわち本発明は、ゴマ種子由来のセサミ
ン類を有効成分とする片頭痛の抑制乃至予防治療用経口
投与剤に係る。
【0006】本発明において、セサミン類とは、セサミ
ン、セサモリン、エピセサミンを意味する。ゴマ種子中
には一般に、セサミン類が0.2〜0.6重量%程度含
まれている。本発明ではかかるセサミン類を有効成分と
するが、セサミン類としては、ゴマ種子から分離したセ
サミン類高濃度含有物の形態で提供することもできる
し、又はゴマ種子から単離した形態で提供することもで
きる。詳しくは後述するが、ゴマ種子からセサミン類高
濃度含有物を分離する方法としては、ゴマ種子を圧扁
し、その圧扁物を有機溶媒抽出して、その抽出物を分子
蒸留する方法が挙げられる。かかる方法により、セサミ
ン類を70重量%以上含有するセサミン類高濃度含有物
を分離することができる。またゴマ種子からセサミン類
を単離する方法としては、前記のセサミン類高濃度含有
物を更に液体クロマトグラフィーで分画する方法が挙げ
られる。かかる方法により、セサミン類を単離すること
ができる。本発明ではかくしてゴマ種子から分離したセ
サミン類高濃度含有物又は更に単離したセサミン類を用
いる。
【0007】セサミン類高濃度含有物の分離及びセサミ
ン類の単離は、ゴマ種子から直接的に行なうこともでき
るが、油溶性であるセサミン類はゴマ種子を圧搾搾油又
は有機溶媒抽出して得たゴマ油中に0.4〜1.2重量
%程度で濃縮されてくるので、かかるゴマ油から行なう
のが有利である。詳しくは後述するが、ゴマ種子を圧搾
搾油又は有機溶媒抽出して得たゴマ油からセサミン類高
濃度含有物を分離する方法としては、1)ゴマ油を減圧
下に水蒸気蒸留し、その留出物を分子蒸留する方法、
2)ゴマ油を減圧下に水蒸気蒸留し、その留出物をエス
テル化反応及び/又はエステル交換反応させた後、その
反応処理物を分子蒸留する方法、3)ゴマ油を水蒸気蒸
留し、その留出物を水性溶媒と混合した後、その混合系
中にてアルカリ存在下に析出させる方法、4)ゴマ油を
減圧下に水蒸気蒸留し、その留出物を40重量%以上の
エタノールを含有するエタノール水溶液と混合して、そ
の混合系から溶液区分を分離した後、該溶液区分にアル
カリを添加して析出させる方法、5)ゴマ油を減圧下に
水蒸気蒸留し、その留出物を40重量%以上のエタノー
ルを含有するエタノール水溶液と混合して、その混合系
から溶液区分を分離し、分離した該溶液区分を吸着剤で
吸着処理した後、該吸着剤から脱着溶出させる方法、
6)前記の1)〜5)における分子蒸留、析出又は脱着
溶出後に、更に再結晶処理する方法が挙げられる。かか
る1)〜6)の方法により、いずれの場合も、セサミン
類を70重量%以上含有するセサミン類高濃度含有物を
分離することができる。またゴマ種子を圧搾搾油又は有
機溶媒抽出して得たゴマ油からセサミン類を単離する方
法としては、前記の1)〜6)で得たセサミン類高濃度
含有物を更に液体クロマトグラフィーで分画する方法が
挙げられる。かかる方法によりセサミン類を単離するこ
とができる。本発明ではかくしてゴマ種子を圧搾搾油又
は有機溶媒抽出して得たゴマ油から分離したセサミン類
高濃度含有物又は更に単離したセサミン類を用いる。
【0008】前記1)〜6)の方法では、いずれの場合
も先ず、ゴマ種子を圧搾搾油又は有機溶媒抽出して得た
ゴマ油を減圧下に水蒸気蒸留する。ゴマ種子を焙煎する
ことなく、又は焙煎した後、エキスペラーで圧搾搾油す
ると、ゴマ油が得られる。またゴマ種子を焙煎すること
なく、又は焙煎した後、通常は圧扁してから、例えばn
−ヘキサンで抽出し、その抽出物からn−ヘキサンを留
去すると、ゴマ油が得られる。前記1)〜6)の方法で
は先ず、かかるゴマ油を減圧下に水蒸気蒸留する。水蒸
気蒸留時の温度及び圧力条件により、様々な留出物が得
られるが、これらの留出物のうちで、セサミン類を含有
する留出物、好ましくはセサミン類をできるだけ多く含
有する留出物を得るのはいうまでもない。かかる留出物
を得るための温度及び圧力条件それ自体は公知であり
(特公平7−25764)、前記1)〜6)の方法で
も、かかる公知の条件、すなわちゴマ油を下記の式1を
充足する油温(t℃)及び圧力(PmmHg)の条件下で
水蒸気蒸留して、留出物を得ることができる。
【式1】{(4.24×10)/(9.41−log
P)}−273≦t≦280 (但し、0.5≦P≦20)
【0009】ゴマ油の製造工場では、前記したようにゴ
マ種子を圧搾搾油又は有機溶媒抽出して得たゴマ油から
脱酸、脱色及び脱臭等の精製工程を経て市販のゴマ油と
する場合がある。この場合の脱臭は、減圧下での水蒸気
蒸留を利用しており、かかる脱臭に例えばガードラー式
の半連続式脱臭装置を用いると、真空ブースターに留出
した留出物(所謂ブースタードレイン)や真空排気系外
に留出した留出物中に比較的多くのセサミン類が含まれ
てくるので、前記1)〜6)の方法でも、かかる留出物
を用いることができる。
【0010】前記1)の方法では、ゴマ油を減圧下に水
蒸気蒸留した留出物を分子蒸留する。分子蒸留は通常、
油温245〜280℃、圧力0.2〜0.4mmHgの条
件下で行なう。かかる分子蒸留により、セサミン類を7
0重量%以上含有するセサミン類高濃度含有物を得るこ
とができる。
【0011】前記2)の方法では、ゴマ油を減圧下に水
蒸気蒸留した留出物をエステル化反応及び/又はエステ
ル交換反応させた後、その反応処理物を分子蒸留する。
減圧下での水蒸気蒸留による留出物中には高級脂肪酸や
グリセライド類も含まれているので、これらをエステル
化反応及び/又はエステル交換反応させて、後の分子蒸
留によりセサミン類高濃度含有物としての留出物を得易
くするのである。分子蒸留それ自体は1)の方法につい
て前記したことと同様である。かかるエステル化反応及
び/又はエステル交換反応後の分子蒸留により、セサミ
ン類を80重量%以上含有するセサミン類高濃度含有物
を得ることができる。
【0012】前記3)の方法では、ゴマ油を減圧下に水
蒸気蒸留した留出物を水性溶媒と混合した後、その混合
系中にてアルカリ存在下にセサミン類を析出させる。こ
の場合、水性溶媒としては、水の他に、メタノール、エ
タノール、プロパノール、アセトン、テトラヒドロフラ
ン、アセトニトリル、ジメチルホルムアミド等の水溶性
溶媒、及びこれらの任意の混合物が挙げられるが、エタ
ノール又はエタノールを40重量%以上含有するエタノ
ール水溶液が好ましい。またアルカリとしては、アルカ
リ金属水酸化物、アルカリ土類金属水酸化物、炭酸アル
カリ塩、アルカリ金属アルコラート等が挙げられるが、
水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、
炭酸カリウム、ナトリウムエチラート、カリウムエチラ
ートが好ましく、水酸化カリウム、炭酸カリウムがより
好ましい。留出物を水性溶媒との混合系中にアルカリを
存在させる方法としては、留出物と水性溶媒とを混合し
た後、その混合系にアルカリを添加する方法、予め水性
溶媒にアルカリを添加しておき、これと留出物とを混合
する方法、予め留出物にアルカリを添加しておき、これ
と水性溶媒とを混合する方法、留出物と水性溶媒とを混
合する際に同時にアルカリを添加する方法等が挙げられ
るが、留出物と水性溶媒とを混合した後、その混合系に
アルカリを添加する方法が好ましい。いずれの方法にお
いても、混合系に存在させるアルカリの量は、留出物の
酸価に対し1当量相当以上とし、好ましくは、2〜10
当量相当とする。また留出物に対する水性溶媒の混合割
合は、留出物100重量部当たり、水性溶媒を通常は1
00〜2000重量部とするが、好ましくは200〜5
00重量部とする。更にアルカリは、その単品を添加す
ることもできるが、その水溶液を添加するのが好まし
く、この場合、結果として混合系中にその40重量%以
上がエタノールとなるようにするのがより好ましい。前
記3)の方法では、かくして析出させたものを水洗して
乾燥する。かかる方法により、セサミン類を85重量%
以上含有するセサミン類高濃度含有物を得ることができ
る。
【0013】前記4)の方法では、ゴマ油を減圧下に水
蒸気蒸留した留出物を40重量%以上のエタノールを含
有するエタノール水溶液と混合し、その混合系から溶液
区分を分離した後、該溶液区分にアルカリを添加してセ
サミン類を析出させる。留出物と混合するエタノール水
溶液としては、60重量%以上のエタノールを含有する
ものが好ましく、70〜90重量%のエタノールを含有
するものがより好ましい。添加するアルカリの種類は
3)の方法について前記したことと同様である。前記
4)の方法では、留出物とエタノール水溶液とを混合
し、静置すると、溶液区分と非溶液区分とに2層分離
し、セサミン類は溶液区分に含まれてくるので、混合系
から溶液区分を成層分離し、成層分離した溶液区分にア
ルカリを添加してセサミン類を析出させる。この場合、
混合系から溶液区分を成層分離する前に、該混合系を加
熱還流するのが好ましい。溶液区分に添加するアルカリ
の量は、溶液区分の酸価に対し1当量以上とし、好まし
くは2〜10当量相当とする。留出物に対するエタノー
ル水溶液の混合割合は、留出物100重量部当たり、エ
タノール水溶液を通常は100〜2000重量部とする
が、好ましくは200〜500重量部とする。またアル
カリは、その単品を添加することもできるが、その水溶
液を添加するのが好ましく、この場合、結果として混合
系中にその40重量%以上がエタノールとなるようにす
るのがより好ましい。前記4)の方法でも、かくして析
出させたものを水洗して乾燥する。かかる方法により、
セサミン類を90重量%以上含有するセサミン類高濃度
含有物を得ることができる。
【0014】前記5)の方法では、ゴマ油を減圧下に水
蒸気蒸留した留出物を40重量%以上のエタノールを含
有するエタノール水溶液と混合し、その混合系から溶液
区分を分離して、分離した該溶液区分を吸着剤で吸着処
理した後、該吸着剤からセサミン類を脱着溶出させる。
留出物とエタノール水溶液との混合系から溶液区分を分
離するまでの操作は4)の方法について前記したことと
同様である。前記5)の方法では、分離した溶液区分を
吸着剤で吸着処理した後、該吸着剤からセサミン類を脱
着溶出させる。用いる吸着剤はメタクリル酸アルキルエ
ステル系重合体製の多孔質のものが好ましい。かかる吸
着剤を具体的に例示すると、オルガノ社製のFP−32
11、ロームアンドハース社製のアンバーライトXAD
−7及びXAD−8が挙げられる。これらの吸着剤の使
用割合は、溶液区分の通常は1/5〜1/50量とする
が、好ましくは1/10〜1/30量とする。溶液区分
と吸着剤とを接触させる方法としては、吸着剤を充填し
たカラムに溶液区分を通液する方法、吸着剤を溶液区分
に加えて撹拌する方法等が挙げられる。かくして溶液区
分を吸着剤で吸着処理した後、該吸着剤からセサミン類
を脱着溶出させる。溶出に用いる溶媒はエタノールが好
ましい。5)の方法では、溶出液から溶媒、例えばエタ
ノールを留去する。かかる方法により、セサミン類を7
0重量%以上含有するセサミン類高濃度含有物を得るこ
とができる。
【0015】前記6)の方法では、以上の1)〜5)の
方法で得たセサミン類高濃度含有物を再結晶処理する。
再結晶に用いる溶媒としては、アセトン/メタノール、
エタノール、アセトン等が挙げられる。6)の方法で
は、再結晶後に結晶と溶媒とを分離する。かかる方法に
より、セサミン類を95重量%以上含有するセサミン類
高濃度含有物を得ることができる。
【0016】本発明に係る片頭痛の抑制乃至予防治療用
経口投与剤は、以上説明したような、ゴマ種子若しくは
ゴマ油から分離されたセサミン類高濃度含有物の形態又
は単離された形態で提供される、ゴマ種子由来のセサミ
ン類を有効成分とするものである。その1日当たりの投
与量は、剤型の種類、患者の年齢や体重、症状の程度等
を考慮して適宜決定されるが、通常は患者の体重1kg当
たりセサミン類として0.5〜40mgとなるようにし、
好ましくは1.5〜20mgとなるようにする。
【0017】本発明に係る片頭痛の抑制乃至予防治療用
経口投与剤の剤型としては、錠剤、丸剤、散剤、顆粒
剤、軟・硬カプセル剤、ペレット剤、舌下剤、トローチ
剤、各種液剤等が挙げられる。製剤化は常法にしたがえ
ばよく、この際、界面活性剤、賦形剤、着色料、着香
料、保存料、安定剤、緩衝剤、懸濁剤、等張化剤、その
他の医薬として許容される常用の担体を適宜に使用でき
る。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明に係る片頭痛の抑制乃至予
防治療用経口投与剤の実施形態としては、次の1)〜
9)が挙げられる。 1)ゴマ種子を圧扁し、その圧扁物をエチルエーテルで
抽出した後、その抽出物を品温273℃、圧力0.26
mmHgの条件下で分子蒸留して得た、セサミン類を89
重量%含有するセサミン類高濃度含有物を用いて成る片
頭痛の抑制乃至予防治療用経口投与剤。
【0019】2)前記1)のセサミン類高濃度含有物
を、カラムとして逆相カラムを用い、また溶離液として
メタノール/水=60/40(容量比)を用いた分取用
液体クロマトグラフィーで分画して得た、純度100%
のセサミンを用いて成る片頭痛の抑制乃至予防治療用経
口投与剤。
【0020】3)ゴマ種子をエキスペラーで圧搾搾油し
て得たゴマ油を脱酸、活性白土を用いた脱色及びガード
ラー式半連続脱臭装置を用いた減圧下での水蒸気蒸留に
よる脱臭に供し、かかる脱臭において真空ブースターに
留出した留出物を、油温275℃、圧力0.25mmHg
の条件下で分子蒸留して得た、セサミン類を82重量%
含有するセサミン類高濃度含有物を用いて成る片頭痛の
抑制乃至予防治療用経口投与剤。
【0021】4)前記3)の留出物をこれにメタノール
及びP−トルエンスルホン酸を加えてエステル化反応さ
せ、その反応系からメタノールを留去した反応処理物を
品温280℃、真空度0.3mmHgの条件下で分子蒸留
して得た、セサミン類を90重量%含有するセサミン類
高濃度含有物を用いて成る片頭痛の抑制乃至予防治療用
経口投与剤。
【0022】5)前記3)の留出物に80重量%エタノ
ール水溶液を加えて混合し、その混合系に40重量%水
酸化カリウム水溶液を加えて混合する(水酸化カリウム
として留出物の酸価に対し4当量に相当する量)。その
混合系を一夜放置し、析出物を濾別した後、水洗し、乾
燥して得た、セサミン類を93重量%含有するセサミン
類高濃度含有物を用いて成る片頭痛の抑制乃至予防治療
用経口投与剤。
【0023】6)前記3)の留出物に60重量%エタノ
ール水溶液を加えて混合し、一夜放置して、分層した溶
液区分を分離する。分離した溶液区分に48重量%水酸
化カリウム水溶液を加えて混合し(水酸化カリウムとし
て溶液区分の酸価の4当量に相当する量)、更に一夜放
置して、析出物を濾別した後、水洗し、乾燥して得た、
セサミン類を94重量%含有するセサミン類高濃度含有
物を用いて成る片頭痛の抑制乃至予防治療用経口投与
剤。
【0024】7)前記6)の溶液区分を吸着剤としてオ
ルガノ社製のFP−3211を充填したカラムに通液
し、吸着処理する。このカラムに洗浄液として60重量
%エタノール水溶液を通液した後、エタノールを通液し
て脱着溶出し、その溶出液からエタノール等を留去して
得た、セサミン類を71重量%含有するセサミン類高濃
度含有物を用いて成る片頭痛の抑制乃至予防治療用経口
投与剤。
【0025】8)前記6)のセサミン類高濃度含有物を
エタノールに溶解し、冷却して結晶を析出させ、濾別す
るという再結晶処理を2回繰り返して得た、セサミン類
を99重量%含有するセサミン類高濃度含有物を用いて
成る片頭痛の抑制乃至予防治療用経口投与剤。
【0026】9)前記8)のセサミン類高濃度含有物
を、カラムとして逆相カラムを用い、また溶離液として
メタノール/水=60/40(容量比)を用いた分取用
液体クロマトグラフィーで分画して得た、純度100%
のセサミンを用いて成る片頭痛の抑制乃至予防治療用経
口投与剤。
【0027】以下、本発明の構成及び効果をより具体的
にするため、実施例等を挙げるが、本発明がこれらの実
施例に限定されるというものではない。尚、以下の実施
例において、部は重量部を、また%は重量%を意味す
る。
【0028】
【実施例】試験区分1(セサミン類高濃度含有物の分離
又はセサミンの単離) ・セサミン類高濃度含有物(P−1)の分離 中国産ゴマ種子100部を圧扁し、その圧扁物をエチル
アルコールを用いてソックスレー抽出器で抽出して、抽
出物48部を得た。この抽出物を流下薄膜式分子蒸留機
に仕込み、予備排気後、品温273℃、圧力0.26mm
Hgの条件下で分子蒸留し、セサミン類を89重量%含
有するセサミン類高濃度含有物(P−1)を得た。
【0029】・セサミン(P−2)の単離 前記のセサミン類高濃度含有物(P−1)を逆相カラム
を用いた分取用液体クロマトグラフィーに供し、メタノ
ール/水=60/40(容量比)の混合溶液を溶離液と
して用いて、純度100%のセサミン(P−2)を得
た。
【0030】・セサミン類高濃度含有物(P−3)の分
離 中国産ゴマ種子をエキスペラーで圧搾搾油してゴマ油を
得た。このゴマ油を脱酸及び水洗した後、活性白土で脱
色処理した。脱色処理したゴマ油を、塔内を圧力2.5
mmHgに保持した6段トレイのガードラー式半連続脱臭
装置に100kg/時の割合で導入した。第1トレイにお
いて間接蒸気加熱により油温を160℃に予熱し、また
第2トレイにおいて電気加熱により油温を235℃に加
熱し、更に第3〜第5トレイにおいて処理油量の約1重
量%に相当する6kg/cmの水蒸気を吹込んで水蒸気蒸
留を行なった。水蒸気蒸留時の第3〜第5トレイ内の油
温は、第3トレイにおいて230℃、第4トレイにおい
て225℃、第5トレイにおいて220℃であった。上
記のような操作を24時間連続して行なった後、真空ブ
ースターに留出した留出物Aを採取した。留出物Aはセ
サミン類を31重量%含有していた。留出物A340部
を流下薄膜分子蒸留機に仕込み、油温275℃、真空度
0.25mmHgの条件下で分子蒸留し、セサミン類を8
2重量%含有するセサミン類高濃度含有物(P−3)を
得た。
【0031】・セサミン類高濃度含有物(P−4)の分
離 前記の留出物A340部、メタノール450部及びp−
トルエンスルホン酸3部を還流冷却器付フラスコに仕込
み、メタノール沸点下で1時間加熱還流して、エステル
化反応を行なった。次いでメタノールを減圧下に留去
し、反応処理物330部を得た。この反応処理物を流下
薄膜式分子蒸留機に仕込み、油温280℃、真空度0.
3mmHgの条件下で分子蒸留し、セサミン類を90重量
%含有するセサミン類高濃度含有物(P−4)を得た。
【0032】・セサミン類高濃度含有物(P−5)の分
離 前記の留出物A(酸価31)100部に、溶媒として8
0%エタノール水溶液400部を加えて混合し、その混
合系に48%水酸化カリウム水溶液25.8部(KOH
として4当量相当)を添加混合して、10℃で一夜放置
し、セサミン類を析出させた。析出させたセサミン類を
吸引濾過により分離し、水100部で洗浄した後、80
℃で3時間乾燥して、セサミン類を93重量%含有する
セサミン類高濃度含有物(P−5)を得た。
【0033】・セサミン類高濃度含有物(P−6)の分
離 前記の留出物A(酸価31)100部に、溶媒として6
0%エタノール水溶液400部を加え、撹拌下に1時間
加熱還流した後、20℃に冷却し、同温度で一夜静置し
て、溶液区分と非溶液区分とに2層分離した。溶液区分
を成層分離した後、分離した溶液区分(酸価7.1)4
18部に48%水酸化カリウム水溶液24.7部(溶液
区分の酸価に対し4当量相当)を添加混合し、10℃で
一夜放置してセサミン類を析出させた。析出させたセサ
ミン類を吸引濾過により分離し、水100部で洗浄した
後、80℃で3時間乾燥して、セサミン類を94重量%
含有するセサミン類高濃度含有物(P−6)を得た。
【0034】・セサミン類高濃度含有物(P−7)の分
離 前記の留出物A30部を60%エタノール水溶液300
部に入れ、分液ロート中で混合した後、静置し、上層液
280mlを得た。別に、トリメタクリル酸トリメチロー
ルプロパンの重合体を主成分とし、BET表面積が5m
/g以上、気孔容積が0.05ml/g以上の多孔質の
吸着剤(オルガノ社製のFP−3211)80部を直径
2.5cm、長さ50cmのガラスカラムに充填した後、カ
ラム内に60%エタノール水溶液を通液してカラム内の
吸着剤の液相を60%エタノール水溶液に置換した。こ
のカラム内に前記の上層液280部を通液し、該上層液
中の吸着性成分を吸着剤に吸着した後、更に60%エタ
ノール水溶液を通液して非吸着性成分を完全に洗い流し
た。次いで、カラム内にエタノール400部を通液し、
吸着剤に吸着している吸着性成分を脱着溶出した後、エ
タノールを留去して、セサミン類を71重量%含有する
セサミン類高濃度含有物(P−7)を得た。
【0035】・セサミン類高濃度含有物(P−8)の分
離 前記のセサミン類高濃度含有物(P−6)100部をエ
タノール800部に75℃で溶解した後、冷却して結晶
を析出させ、析出させたセサミン類を吸引濾過して分離
する再結晶処理を2度行なった後、80℃で乾燥して、
セサミン類を99%含有するセサミン類高濃度含有物
(P−8)を得た。
【0036】・セサミン(P−9)の単離 前記のセサミン類高濃度含有物(P−8)を逆相カラム
を用いた分取用液体クロマトグラフィーに供し、メタノ
ール/水=60/40(容量比)の混合溶液を溶離液と
して用いて、純度100%のセサミン(P−9)を得
た。
【0037】試験区分2(評価) 片頭痛症状を有する患者、男性25人及び女性25人の
合計50人に対して、試験区分1で分離したセサミン類
高濃度含有物又は単離したセサミンを、1食当たり且つ
体重1kg当たり1.5mgの割合で毎食後に摂取させ、摂
取前、摂取開始後8週目及び12週目の各調査時点にお
いて、患者毎に1カ月当たりの片頭痛発作回数を調べ
て、下記の改善度の基準により評価した。改善度毎の人
数を表1にまとめて示した。
【0038】改善度A:摂取前と定量的に比較して1/
3未満になったもの 改善度B:摂取前と定量的に比較して1/3以上2/3
未満になったもの 改善度C:摂取前と定量的に比較して2/3以上1未満
になったもの 改善度D:摂取前と定量的に比較して全く変わらず或は
悪化したもの
【0039】
【表1】
【0040】
【発明の効果】既に明らかなように、以上説明した本発
明には、安全性に懸念のない天然物であるゴマ種子由来
のセサミン類を有効成分として、片頭痛に対する適切な
抑制乃至予防作用を有するという効果がある。

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ゴマ種子由来のセサミン類を有効成分と
    する片頭痛の抑制乃至予防治療用経口投与剤。
  2. 【請求項2】 セサミン類がゴマ種子から分離したセサ
    ミン類高濃度含有物の形態で提供される請求項1記載の
    片頭痛の抑制乃至予防治療用経口投与剤。
  3. 【請求項3】 セサミン類高濃度含有物がセサミン類を
    70重量%以上含有するものである請求項2記載の片頭
    痛の抑制乃至予防治療用経口投与剤。
  4. 【請求項4】 セサミン類がゴマ種子から単離した形態
    で提供される請求項1記載の片頭痛の抑制乃至予防治療
    用経口投与剤。
  5. 【請求項5】 セサミン類がゴマ種子を圧搾搾油又は有
    機溶媒抽出して得たゴマ油から分離したセサミン類高濃
    度含有物の形態で提供される請求項1記載の片頭痛の抑
    制乃至予防治療用経口投与剤。
  6. 【請求項6】 セサミン類高濃度含有物がセサミン類を
    70重量%以上含有するものである請求項5記載の片頭
    痛の抑制乃至予防治療用経口投与剤。
  7. 【請求項7】 セサミン類高濃度含有物が、ゴマ油を減
    圧下に水蒸気蒸留し、その留出物を分子蒸留したもので
    ある請求項5又は6記載の片頭痛の抑制乃至予防治療用
    経口投与剤。
  8. 【請求項8】 セサミン類高濃度含有物が、ゴマ油を減
    圧下に水蒸気蒸留し、その留出物をエステル化反応及び
    /又はエステル交換反応させた後、その反応処理物を分
    子蒸留したものである請求項5又は6記載の片頭痛の抑
    制乃至予防治療用経口投与剤。
  9. 【請求項9】 セサミン類高濃度含有物が、ゴマ油を減
    圧下に水蒸気蒸留し、その留出物を水性溶媒と混合した
    後、その混合系中にてアルカリ存在下に析出させたもの
    である請求項5又は6記載の片頭痛の抑制乃至予防治療
    用経口投与剤。
  10. 【請求項10】 セサミン類高濃度含有物が、ゴマ油を
    減圧下に水蒸気蒸留し、その留出物を40重量%以上の
    エタノールを含有するエタノール水溶液と混合して、そ
    の混合系から溶液区分を分離した後、該溶液区分にアル
    カリを添加して析出させたものである請求項5又は6記
    載の片頭痛の抑制乃至予防治療用経口投与剤。
  11. 【請求項11】 セサミン類高濃度含有物が、ゴマ油を
    減圧下に水蒸気蒸留し、その留出物を40重量%以上の
    エタノールを含有するエタノール水溶液と混合して、そ
    の混合系から溶液区分を分離し、分離した該溶液区分を
    吸着剤で吸着処理した後、該吸着剤から脱着溶出したも
    のである請求項5又は6記載の片頭痛の抑制乃至予防治
    療用経口投与剤。
  12. 【請求項12】 セサミン類高濃度含有物が、分子蒸
    留、析出又は脱着溶出後に、更に再結晶処理したもので
    ある請求項7〜11のいずれか一つの項記載の片頭痛の
    抑制乃至予防治療用経口投与剤。
  13. 【請求項13】 セサミン類がゴマ種子を圧搾搾油又は
    有機溶媒抽出して得たゴマ油から単離した形態で提供さ
    れる請求項1記載の片頭痛の抑制乃至予防治療用経口投
    与剤。
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