JP2003182651A - トーイングトラクタの牽引装置 - Google Patents

トーイングトラクタの牽引装置

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JP2003182651A JP2001391496A JP2001391496A JP2003182651A JP 2003182651 A JP2003182651 A JP 2003182651A JP 2001391496 A JP2001391496 A JP 2001391496A JP 2001391496 A JP2001391496 A JP 2001391496A JP 2003182651 A JP2003182651 A JP 2003182651A
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    • B60D1/00Traction couplings; Hitches; Draw-gear; Towing devices
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    • B60D1/24Traction couplings; Hitches; Draw-gear; Towing devices characterised by arrangements for particular functions
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リンク機構を持ち上げ回動させて、ドローバ
ーピンの上昇動作を行う際に、クレビスとリンク動作規
制部材とのひっかかりを防止し、ドローバーピンの上下
動が途中で停止することを解消する。 【解決手段】 作動部材6の作動端側には、クレビス7
とガイド部材19のプレートブラケット19aが、ピン
18によって回動可能に取り付けられている。ガイド部
材19のプレート部19bは、リンク動作規制部材1
0、11とケーブル8との間に設けられ、ストッパブラ
ケット10に対して摺接可能となっている。リンク部材
5を軸Cを中心に回動させながら持上げると、ケーブル
8が撓んで、クレビス7はリンク動作規制部材10、1
1方向に回動しようとするが、ガイド部材19のプレー
ト部19bがストッパブラケット10に当接しているた
め、クレビス7はそれ以上の回動が阻止される。これに
よりクレビス7は、リンク動作規制部材10、11に引
っ掛かることはない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、トーイングトラク
タの牽引装置に関わり、詳しくはドローバー操作機構の
接続に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般にトーイングトラクタの牽引装置に
おいては、図7及び図8に示すように車体2後面下部に
固着されたドローバーブラケット17に対してドローバ
ーピン16が昇降可能に設けられ、該ピン16の下降状
態で、台車側のドローバーと連結して台車が牽引され
る。車体2の後部には支柱3が立設され、該支柱3には
回動可能な軸Cが備えられており、この軸Cにはリンク
部材5の基部と、作動部材6の基部が固定され、軸C、
リンク部材5、作動部材6は一体回動可能となってい
る。
【0003】前記リンク部材5の他端には、作動端が前
記ドローバーピン16の頭部16aに枢着されるリンク
部材15の他端が連結されており、両リンク部材5、1
5とでリンク機構を構成している。
【0004】リンク部材5の上昇方向の回動は、該支柱
3に取り付けられたストッパブラケット10と、そのブ
ラケット10に調整可能に取り付けられたストッパボル
ト11とより構成されるリンク動作規制部材によって規
制される。すなわちストッパボルト11の頂端は、作動
部材6の下方に位置し、作動部材6の回動範囲内に臨む
ようストッパストッパブラケット10により保持されて
おり、作動部材6の下面6aとストッパボルト11の先
端が当接することにより、リンク部材5の上昇方向回動
の上限が規制されるようになっている。
【0005】また、このストッパボルト10は、リンク
機構を介してドローバーピン16を最上昇位置まで上昇
させたときの作動部材6の回動位置より下方位置に、作
動部材6と離隔して配置されている。
【0006】前記作動部材6の他端には、クレビス7が
取り付けられており、このクレビス7に連結されたケー
ブル8は、車体2の後輪軸近傍を通って運転席に配設さ
れたドローバー操作レバー14のリンクレバー13とク
レビス12を介して接続している。
【0007】しかし、上述の構成においては、ドローバ
ー操作レバー14によるドローバーピン16の昇降操作
時においては作動部材6に吊持されるクレビス7は、ケ
ーブル8の張力が緩むことがないので、クレビス7とス
トッパブラケット10との干渉は生起しない。しかし、
作業者がリンク部材5に取り付けられている把持部材5
aを用いて、リンク部材5を人力で回動させながら持ち
上げるという操作によりドローバーピン16を上昇させ
ようとする際には、操作レバー14は現状維持のままで
あるため、ケーブル8には引っ張り作用が働かず、作動
部材6のみが反時計方向に回動することからケーブル8
が撓んで、クレビス7が必要以上に回転することがあっ
た。
【0008】この場合、作動部材6とストッパボルト1
0との間隔よりもクレビス7の長さが短いことから、ク
レビス7がストッパボルト11又は、ストッパブラケッ
ト10に引っ掛かり、作動部6の当接面6aがストッパ
ボルト11の先端面に当接する位置まで動くことができ
ず、ドローバーピン16が上がりきらないということが
生じる。そのため操作を中断して、いちいち手でクレビ
ス7をつまんで、ひっかかりを取り除いてからドローバ
ーを操作しなければならず、作業性が悪いといえた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】前記問題点に鑑みて本
発明の目的は、リンク機構を人力にて持ち上げ回動させ
て、ドローバーピンの上昇動作を行う際において、接続
部材としてのクレビスのひっかかりを防止し、ドローバ
ーピンの上下動が途中で停止することを解消するトーイ
ングトラクタの牽引装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1の発明では、車体後端下部に配設されたド
ローバーピンと運転席に配設されたドローバーピン操作
用レバーとは、リンク機構、連結部材及び該リンク機構
の基端と連結部材とを回動可能に枢軸する接続部材によ
り連結されており、リンク機構の過回動を規制するリン
ク動作規制部材が、リンク機構の基端側に配設されてい
るトーイングトラクタのドローバー操作機構において、
前記接続部材と、リンク動作規制部材との干渉を回避可
能な干渉回避手段が備えられていることを要旨とする。
【0011】この発明によると、リンク機構に連動して
接続部材が回動しようとしても、干渉回避部材により接
続部材とリンク動作規制部材との干渉が回避される。
【0012】請求項2の発明では、前記干渉回避手段
は、前記接続部材と、リンク動作規制部材との間にあっ
て、両部材間の干渉を回避する干渉回避部材であること
を要旨とする。
【0013】この発明によると、リンク機構に連動して
接続部材が回動しようとしても、干渉回避部材に当接し
て回動が抑止され接続部材とリンク動作規制部材との干
渉が回避される。
【0014】請求項3の発明では、前記干渉回避部材の
上端は前記接続部材と同軸に枢着され、前記リンク動作
規制部材に対して摺動可能であることを要旨とする。
【0015】この発明によると、干渉回避部材及びそれ
の設けられた接続部材は、リンク動作規制部材に対して
摺動する。この摺動により干渉回避部材は接続部材をリ
ンク動作規制部材に干渉させない。
【0016】請求項4の発明では、前記干渉回避部材
は、前記接続部材と一体形成され、前記リンク動作規制
部材に対して摺動可能であることを要旨とする。
【0017】この発明によると、干渉回避部材及びそれ
の設けられた接続部材は、リンク動作規制部材に対して
摺動する。この摺動により干渉回避部材は接続部材及び
連結部材をリンク動作規制部材に干渉させない。
【0018】請求項5の発明では、前記干渉回避手段
は、前記接続部材自体を連結部材の長手方向に沿って延
在させたものであることを要旨とする。
【0019】この発明によると、干渉回避部材及びそれ
の設けられた接続部材は、リンク動作規制部材に対して
摺動する。この摺動により干渉回避部材は連結部材をリ
ンク動作規制部材に干渉させない。干渉部材が連結部材
の長手方向に沿って延在しているため、接続部材及び連
結部材とリンク動作規制部材とを広範囲で離隔し、前記
部材間の干渉回避を確実にする。部品点数を増やすこと
なく接続部材とリンク動作規制部材との干渉回避という
上記の効果を得ることができる。
【0020】請求項6の発明では、前記干渉回避手段
は、前記接続部材に設けられ、該接続部材を前記リンク
動作規制部材と離間する方向に付勢する付勢部材である
ことを要旨とする。
【0021】この発明によると、バネ部材等の付勢手段
を接続部材に取り付けるという簡易な構成により、接続
部材とリンク動作規制部材との干渉回避という所望の効
果を得ることができる。
【0022】
【発明の実施の形態】(第一実施形態)以下、本発明を
具体化した一実施形態を図1〜図4を参照して説明す
る。尚、ドローバー操作機構の接続に関連しない部分に
ついては、基本的に従来と同様であるので、これについ
ては、説明を簡略化する。
【0023】図1及び図2に示すように、車体2の後部
には支柱3が立設され、該支柱3の頂部には、軸Cが枢
着され、軸Cには、ドローバーピン16を吊持するリン
ク機構の一部材を成すリンク部材5の基端部が固着され
ている。図中6は、作動部材であって、基端は、軸C又
はリンク部材5の基端部に固着され、他端は、軸Cより
運転席側に向かって延在しており、軸C、リンク部材
5、作動部材6は一体回動可能となっている。
【0024】次に、ドローバーピン16の昇降動作を行
う前記リンク機構を構成する複数のリンク部材5と15
について説明する。前記リンク部材5には、把持部5a
を備え、そのリンク部材5の他端は、リンク部材15と
長孔5bを介して接続される。リンク部材15は、ドロ
ーバーピン16の頭部16aに連結されている。これに
よりリンク部材5が、軸Cを中心にして回動すると、そ
の回動に伴い、ドローバーピン16はドローバーブラケ
ット17のピン穴17aに沿って垂直方向に上下動す
る。このドローバーピン16の下降状態においては、台
車側のドローバーと連結して台車を牽引するようになっ
ている。
【0025】リンク部材5の上昇方向の回動は、該支柱
3に取り付けられたストッパブラケット10と、そのブ
ラケット10に調整可能に取り付けられたストッパボル
ト11とにより構成されるリンク動作規制部材によって
規制される。すなわち、ストッパブラケット10に取り
付けられたストッパボルト11の頂部は、作動部材の下
方に位置し、作動部材6の回動範囲内に臨む位置にあ
り、ボルト11頂部が作動部材6の下面6aと当接する
ことにより、リンク部材5の上昇方向回動の上限が規制
されるようになっている。
【0026】また、ストッパブラケット10は、リンク
機構を介してドローバーピン16を最上昇位置まで上昇
させた時の作動部材6の回動位置より下方位置に、作動
部材6と離隔して配置されている。
【0027】次に、作動部材6と、その作動端に取り付
けられた接続部材としてのクレビス7との接続部分につ
き図3を参照して詳細に説明する。作動部材6の作動端
側には、クレビス7の基端が、ピン18によって回動可
能に連結されている。クレビス7の作動端には、連結部
材としてのケーブル8を挿通させるための挿通穴7aが
貫設されており、ケーブル8の一端は、該挿通穴7aを
貫通し固定ホルダ20によってクレビス7と連結されて
いる。このケーブル8の他端は、車体2の後輪軸近傍を
通って運転席に配置された操作レバー14とクレビス1
2等を介して連結されている。
【0028】図中19は、干渉回避部材としてのガイド
部材であって、前記ピン18に基端が回動可能に取り付
けられたプレートブラケット19aとそのブラケットに
保持された側面L字状のプレート部19bとより構成さ
れており、プレート部19bは、ストッパボルト11及
びストッパブラケット10とケーブル8との間に設けら
れ、ストッパブラケット10に対して摺接可能となって
いる。
【0029】上記構成によるケーブル8は、以下のよう
に作用する。リンク部材5に取り付けられた把持部5a
を用いてリンク部材5を軸Cを中心に回動させながら持
上げると、ケーブル8が撓んで、クレビス7は自重で支
柱3側(図面においては反時計回り側)に回動しようと
するが、クレビス7よりも支柱3側にあるガイド部材1
9のプレート部19bがストッパブラケット10の角部
10aに当接しているため、クレビス7は前記プレート
部19bと当接し、それ以上の回動が阻止される。な
お、ガイド部材19はそれ自体が作動部材6に回動可能
に取り付けられているため、リンク部材5が作動して回
動した場合、これに応じてストッパブラケット10に沿
って摺動する。
【0030】この間、クレビス7はガイド部材19に当
接しており、ストッパボルト11及びストッパブラケッ
ト10に引っかかることはない。同様にクレビス7に連
結されたケーブル8もストッパボルト11及びストッパ
ブラケット10に引っ掛かることはない。
【0031】本実施形態においては、以下の効果があ
る。
【0032】(1)リンク部材5の人力によるドローバ
ーピン16上昇方向への回動作動により、ケーブル8が
撓んでも、クレビス7の下端面及びケーブル8が、スト
ッパボルト11及びストッパブラケット10に引っ掛か
ることがなく、干渉が回避される。これによってリンク
部材5の動きが妨げられることがない。
【0033】(2)ガイド部材19及びクレビス7はス
トッパブラケット10に対して摺接する。この摺接によ
りガイド部材19はクレビス7及びケーブル8をストッ
パボルト11及びストッパブラケット10に干渉させな
いだけでなく、ガイドするという機能を備える。
【0034】(3)ガイド部材19の先端をケーブルと
離れる方向に曲げてR面としているため、ケーブル8が
ガイド部材19先端に当たっても互いに損傷することが
ない。
【0035】(第二実施形態)上記第一実施形態は、ガ
イド部材19のプレート部19bをクレビス7とストッ
パブラケット10との間に介在させるという構成である
が、本実施形態では、クレビス7自体の形状を変更する
ことにより同様の効果を得るものである。尚、第一実施
形態と構成の異なる部分についてのみ説明する。第一実
施形態と同じ構成については同じ符号が付してある。
【0036】図4に示すように、クレビス7と作動部材
6とを接続するピン18に第一実施形態のようなガイド
部材19を取付けず、クレビス70の長さh(ピン18
からクレビス70の支柱3側角部までの長さ)をクレビ
ス70の取り付けられるピン18とストッパブラケット
10との最長距離kよりも長くする。なお、ストッパブ
ラケット10のクレビス70と対向する側の幅は、クレ
ビス70の幅よりも広くすることが望ましい。
【0037】上記構成により、リンク部材5を把持部5
aを用いて持上げると、ケーブル8が撓んで、クレビス
70は支柱3側(図面においては反時計回り側)に回動
しようとするが、クレビス70の中間部側面がストッパ
ブラケット10に当接するためそれ以上の回動が妨げら
れ、ストッパブラケット10に沿って摺動する。
【0038】本実施形態においては、クレビス7全体
が、ストッパブラケット10に干渉しない長さを備えて
いるが、少なくともクレビス7のストッパブラケット1
0側の一部分がストッパブラケット10に干渉しない長
さを備えていればよい。
【0039】また、説明の便宜上クレビス7とストッパ
ブラケット10との干渉が回避されているが、ストッパ
ボルト11の形状如何によってはストッパボルトとの干
渉回避がなされることはもちろんである。
【0040】本実施形態においては、以下の効果があ
る。
【0041】(1)部品点数を増やすことなく、クレビ
ス70下端面と、ストッパブラケット10及びストッパ
ボルト11との干渉が回避されるという所望の効果を得
ることができる。
【0042】(2)クレビス70がケーブル8の長手方
向に沿って延在しているため、ケーブル8とストッパボ
ルト11及びストッパブラケット10とを広範囲で離隔
し、両者の干渉を回避する。
【0043】(第三実施形態)上記各実施形態は、ガイ
ド部材19をクレビス7とストッパブラケット10との
間に介在させたり、クレビス7自体の形状を変更したり
という構成であるが、本実施形態では、クレビス7を付
勢部材としての圧縮バネにより、ストッパブラケット1
0及びストッパボルト11より離間する方向に付勢する
ことにより同様の効果を得るものである。尚、第一実施
形態と構成の異なる部分について説明する。第一実施形
態と同じ構成については同じ符号が付してある。
【0044】図5及び図6に示すように、クレビス7と
作動部材6とを接続するピン18のクレビス7と作動部
材6との間に圧縮バネ25を巻回設置する。圧縮バネ2
5の一端25aは、作動部材6に取り付けられ他端25
bはクレビス7に取り付けられる。クレビス7は圧縮バ
ネ25によりストッパブラケット10及びストッパボル
ト11と離隔する方向(図6の矢印側)へ付勢される。
尚、本実施形態では、圧縮バネ25は作動部材6の片側
に設置されているが、両側に設置可能である。
【0045】上記構成により、リンク部材5を把持部5
aを用いて持上げケーブル8の張力を緩めると、クレビ
ス7は圧縮バネ25によりストッパブラケット10及び
ストッパボルト11と離隔する方向に移動する。
【0046】本実施形態においては、以下の効果があ
る。
【0047】(1)圧縮バネ25等の付勢手段をクレビ
ス7に取り付けるという簡易な構成により、クレビス7
0下端面と、ストッパブラケット10及びストッパボル
ト11との干渉が回避されるという所望の効果を得るこ
とができる。
【0048】上記実施形態は、次のように変更して実施
することも可能である。
【0049】○上記実施形態において、ケーブル8はチ
ェーンでもよい。
【0050】○上記実施形態において、干渉回避手段は
クレビス7の側に設置されたガイド部材19や圧縮バネ
25であるが、リンク側の例えばストッパボルト11や
車体3にこれらのものが設置される構成でもよい。
【0051】○第一実施形態においては、ガイド部材1
9はピン18に取り付けられてクレビス7と別体として
構成されているが、例えば、ガイド部材19のプレート
部19bをクレビス7に取り付けることにより接続部材
と干渉回避部材を一体形成することも可能である。
【0052】○第三実施形態においては、圧縮バネ25
をクレビス7と作動部材6との間に設置しているが、ク
レビス7をリンク動作規制部材10、11と反対側に付
勢するものであれば、バネの種類や設置場所はこれに限
定されない。
【0053】
【発明の効果】干渉回避部材によって接続部材とリンク
動作規制部材との干渉が回避され、ドローバーピンの上
下動が途中で停止することがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における、第一実施形態の要部の拡大側
面図である。
【図2】本発明における、第一実施形態の要部の拡大平
面図である。
【図3】本発明における、第一実施形態のケーブルとク
レビスの接続部分の拡大平面図である。
【図4】本発明における、第二実施形態の要部の拡大側
面図である。
【図5】本発明における、第三実施形態の要部の拡大平
面図である。
【図6】本発明における、第三実施形態のケーブルとク
レビスの接続部分の拡大側面図である。
【図7】従来技術における、要部を示す側面図である。
【図8】従来技術における、要部の拡大側面図である。
【符号の説明】
2 車体 5、15 リンク機構 7 接続部材としてのクレビス 8 連結部材としてのケーブル 10 リンク動作規制部材としてのストッパブラケット 11 リンク動作規制部材としてのストッパボルト 14 ドローバーレバー 16 ドローバーピン 19 干渉回避部材としてのガイド部材 25 付勢部材としての圧縮バネ。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体後端下部に配設されたドローバーピ
    ンと運転席に配設されたドローバーピン操作用レバーと
    は、リンク機構、連結部材及び該リンク機構の基端と連
    結部材とを回動可能に枢軸する接続部材により連結され
    ており、リンク機構の過回動を規制するリンク動作規制
    部材が、リンク機構の基端側に配設されているトーイン
    グトラクタのドローバー操作機構において、 前記接続部材と、リンク動作規制部材との干渉を回避可
    能な干渉回避手段が備えられていることを特徴とするト
    ーイングトラクタの牽引装置。
  2. 【請求項2】 前記干渉回避手段は、前記接続部材と、
    リンク動作規制部材との間にあって、両部材間の干渉を
    回避する干渉回避部材であることを特徴とする請求項1
    に記載のトーイングトラクタの牽引装置。
  3. 【請求項3】 前記干渉回避部材の上端は前記接続部材
    と同軸に枢着され、前記リンク動作規制部材に対して摺
    動可能であることを特徴とする請求項2に記載のトーイ
    ングトラクタの牽引装置。
  4. 【請求項4】 前記干渉回避部材は、前記接続部材と一
    体形成され、前記リンク動作規制部材に対して摺動可能
    であることを特徴とする請求項2に記載のトーイングト
    ラクタの牽引装置。
  5. 【請求項5】 前記干渉回避手段は、前記接続部材自体
    を連結部材の長手方向に沿って延在させたものであるこ
    とを特徴とする請求項1に記載のトーイングトラクタの
    牽引装置。
  6. 【請求項6】 前記干渉回避手段は、前記接続部材に設
    けられ、該接続部材を前記リンク動作規制部材と離間す
    る方向に付勢する付勢部材であることを特徴とする請求
    項1に記載のトーイングトラクタの牽引装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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