JP2003182250A - 情報記録媒体 - Google Patents

情報記録媒体

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JP2003182250A
JP2003182250A JP2001389403A JP2001389403A JP2003182250A JP 2003182250 A JP2003182250 A JP 2003182250A JP 2001389403 A JP2001389403 A JP 2001389403A JP 2001389403 A JP2001389403 A JP 2001389403A JP 2003182250 A JP2003182250 A JP 2003182250A
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JP2001389403A
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Hiroshi Azuma
博史 東
Shinya Takemoto
晋也 竹本
Tomohiko Terai
智彦 寺井
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Mitsubishi Plastics Inc
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Mitsubishi Plastics Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 サーマルヘッド等を直接接触させることな
く、リライト耐久性に優れており、また、施した印刷層
が容易に劣化しない、耐久性のある印刷層を設けること
が可能な情報記録媒体を提供すること。 【解決手段】 情報記録媒体は、少なくとも1層のプラ
スチックフィルム上に、温度によって可逆的に可視画像
を表示し又は可視画像を消去する可逆性記録層を有する
記録基材に、光熱変換物質を含有する光熱変換層を含む
光熱変換基材と少なくとも1枚のシートとを、光熱変換
層が可逆性記録層と接するように積層し、かつ、記録基
材とシートとの間に、さらにICチップとアンテナを有
することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱や光によって可
視画像を表示及び消去することが可能な情報記録媒体に
関する。
【0002】
【従来の技術】リライト記録媒体の印字や消去において
は、画像記録手段として、ドット単位で加熱制御が可能
なサーマルヘッドが用いられてきた。また、画像消去手
段として、サーマルヘッド、あるいはエリア全面での消
去が可能なヒーターバーや加熱スタンプ等が用いられて
きた。この場合、サーマルヘッド等の画像記録手段や画
像消去手段を、リライト記録媒体の表面に直接接触させ
て加熱することにより、リライト記録媒体の印字や消去
を行っていた。表面に保護層を設けたとしても、画像記
録や消去の観点から数μm程度の層しか設けることがで
きない。リライト記録媒体の情報の書換え動作におい
て、熱、圧力、せん弾力、擦傷力等がリライト記録媒体
の表面に加わる。そのため、記録媒体の表面が物理的に
劣化し、情報書換えの繰り返し使用回数に限界があっ
た。
【0003】安価な磁気カードやラベルのような情報記
録媒体ならば、使用限界回数以上になったら廃棄すれば
よいが、例えば、ICチップやアンテナコイル等の高価
な部品を搭載したリライト記録媒体では廃棄しにくい。
しかも、ICチップの耐久性は高いので、リライト記録
媒体の書換え限度回数で廃棄したのでは、不経済であ
る。このことは、コスト的に実用化への障壁となってい
た。
【0004】そこで、物理的な劣化を防ぐために、レー
ザ光をリライト記録媒体の表面に照射することによっ
て、接触せずに可視画像を形成する方法が有効と考え、
それに対応したリライト記録媒体の開発がすすめられて
いる。
【0005】しかし、リライト記録媒体の表面に接触せ
ずに情報書換えを行う場合でも、表面に記録層が露出し
ていると、日常的な使用により表面が磨耗して物理的劣
化が生じる。また、近年においては、機能面、デザイン
面から、表面に印刷が要求されることも多いが、リライ
ト記録媒体の材質や表面を保護するためのコーティング
層の材質によっては、印刷を施すことができなかった
り、施した印刷が容易に劣化したり等の問題があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記問題点を
解決すべくなされたものであり、本発明の目的は、耐久
性のある印刷層を設けることが可能で、かつ、リライト
の繰り返し動作に対して、物理的劣化を生じない、リラ
イト耐久性に優れた可逆性の情報記録媒体を提供するこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の情報記録媒体
は、少なくとも1層のプラスチックフィルム上に、温度
によって可逆的に可視画像を表示し又は可視画像を消去
する可逆性記録層を有する記録基材に、光熱変換物質を
含有する光熱変換層を含む光熱変換基材と少なくとも1
枚のシートとを、光熱変換層が該可逆性記録層と接する
ように積層し、かつ、記録基材とシートとの間に、さら
にICチップ又はICチップとアンテナを有することを
特徴とする。ここで、記録基材とシートとの間に、中間
シートを有することができる。また、ICチップ又はI
Cチップとアンテナが、フィルム上に配線されていても
よい。また、光熱変換物質は、赤外線吸収色素であって
もよい。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の情報記録媒体は、少なく
とも1層のプラスチックフィルム上に可逆性記録層を有
する積層体(以下「記録基材」という)と、この可逆性
記録層の上に、光熱変換物質を含有する層(以下「光熱
変換層」という)を含む積層体(以下「光熱変換基材」
という)とを有する。ここで、光熱変換層は、可逆性記
録層と接するように、設けられる。また、光熱変換層を
含む積層体の上にはICチップ又はICチップとアンテ
ナを有し、さらにオーバーシート等のシートが設けられ
ていても良い。
【0009】以下、添付図面を参照しながら、本発明の
実施形態について説明する。なお、同一の構成要素には
同一の記号を付して、説明を省略する。図1は、本発明
の第1の実施形態に係る情報記録媒体の構成を示す断面
図である。図1の(a)は情報記録媒体を形成する前の
状態を示す断面図であり、(b)は、プレスにより情報
記録媒体を形成した後の構成を示す図である。本実施形
態においては、プラスチックフィルム2の一方の面に可
逆性記録層1を有する記録基材3と、オーバーシート4
との間に、光熱変換基材5及びアンテナコイルを備えた
ICチップ7をこの順に、光熱変換層が可逆性記録層1
と接するように挿入して積層する。プラスチックフィル
ム2とオーバーシート4の外側から加熱加圧プレス加工
を行って積層すると、図1の(b)に示す構成の情報記
録媒体が形成される。
【0010】ここで、記録基材を構成するプラスチック
フィルム2は透明である。記録基材を構成する可逆性記
録層1はプラスチックフィルム上に塗布等により形成さ
れてもよいし、ホットメルト等の接着剤層を介して積層
されてもよい。したがって、可逆性記録層の厚さは、厚
くすることも薄くすることもでき、用途に応じて、1μ
m〜100μmの範囲内で適宜選択されて形成される。
ここでは、可逆性記録層の厚さを容易に変更することが
できるので、コスト等を考慮しつつ、用途に応じた最適
な記録基材を選択することができる。
【0011】光熱変換物質は高価であるので、光熱変換
層を記録層と隣接して設けることにより、光熱変換層の
層厚を薄くして、コストの低下を図ることができる。ま
た、記録層に光熱変換物質を含有させると、記録特性に
悪影響を与えることがあるが、光熱変換層を記録層に隣
接して設ける構成をとれば、記録層に光熱変換物質を含
有させなくてもよいので、かかる悪影響が生じることが
ない。なお、アンテナコイルは印刷やエッチングにより
形成することができる。
【0012】本実施形態においては、記録基材とICチ
ップとオーバーシートとを重ねてプレスするという、簡
単な工程で、情報記録媒体を形成することができる。ま
た、可逆性記録層1を覆うプラスチックフィルム2は透
明であるので、透明プラスチックフィルムを通して可逆
性記録層の可視化部分を外部から観察することができ
る。さらに、印刷を透明なプラスチックフィルム2の裏
面に施すことができるので、印刷の耐久性にも優れてい
る。ここで、透明なプラスチックフィルム2は十分な厚
さを有するので、接触や磨耗等が起こっても、可視化部
分は透明シートで保護されており、リライト耐久性にも
優れている。また、可逆性記録層1は、表面の透明なプ
ラスチックフィルムで紫外線が遮蔽されるので、紫外線
劣化が防止される。
【0013】次に、記録基材とオーバーシートとの間
に、さらに中間シートを有する第2の実施形態に係る情
報記録媒体について説明する。図2の(a)は情報記録
媒体を形成する前の状態を示す断面図であり、(b)
は、プレスにより情報記録媒体を形成した後の構成を示
す図である。本実施形態においては、プラスチックフィ
ルム2の一方の面に可逆性記録層1を有する記録基材3
と、オーバーシート4との間に、光熱変換層を含む光熱
変換基材5、中間シート6及びアンテナコイルを備えた
ICチップ7とをこの順に配置し、プラスチックフィル
ム2とオーバーシート4の外側から加熱加圧プレス加工
を行うことにより積層体が形成される。ただし、光熱変
換層は可逆性記録層1と接するように配置される。な
お、ここでは光熱変換基材5とアンテナコイルを備えた
ICチップ7との間に中間シートを配置した構成を例示
したが、ICチップ7とオーバーシート4との間に中間
シート6を配置する構成をとることもできる。本実施形
態によれば、オーバーシートだけでは光熱変換基材やI
Cチップ等の凹凸を吸収し難い場合でも、中間シートを
配置することにより、かかる凹凸を十分に吸収して、情
報記録媒体の表面を平坦に仕上げることができる。
【0014】ここで、アンテナコイルを備えたICチッ
プ7は、フィルムに配置されていてもよい。この実施形
態について、図3を用いて説明する。図3は、本発明の
第3の実施形態に係る情報記録媒体の構成を示す断面図
である。図3の(a)は、光熱変換基材5とオーバーシ
ート4との間に、アンテナコイルを接続したICチップ
を配置したフィルム8を挟み込んだ状態を示す。ただ
し、光熱変換層は可逆性記録層1と隣接するように配置
される。記録基材3とオーバーシート4の上下から加熱
加圧プレスを行い、積層して図3の(b)に示す情報記
録媒体を形成する。
【0015】次に、アンテナコイルを備えたICチップ
が配設されたフィルム8が、中間シートを介して配置さ
れている情報記録媒体について説明する。図4は、第4
の実施形態に係る情報記録媒体の構成を示す断面図であ
る。図4の(a)は、光熱変換基材5とオーバーシート
4との間に、中間シート6とアンテナコイルを接続した
ICチップを配設したフィルム8とがこの順に挟み込ま
れている。ただし、光熱変換層は可逆性記録層1と接す
るように配置される。プラスチックフィルム2とオーバ
ーシート4の上下から、加熱加圧プレスを行い、図4の
(b)に示す情報記録媒体を形成する。なお、中間シー
トはアンテナコイルを接続したICチップを配置したフ
ィルムとオーバーシートとの間に挟んでもよい。
【0016】本発明においては、光熱変換層を含む光熱
変換基材は、光熱変換層のみから形成されていてもよい
が、他の層を含んでいてもよい。光熱変換層の他に他の
層を含む光熱変換基材の具体例を以下に説明する。図5
に、本発明に使用される光熱変換基材の第1の具体例の
構成を示す。図5に示す光熱変換基材は、光熱変換層1
1に、アルミ蒸着層12、PET基材13、ホットメル
ト(HM)接着剤層14をこの順に有する。例えば、光
熱変換層11を可逆性記録層1に重ね、HM接着剤層1
4にアンテナコイルを備えたICチップ7を重ねて、加
熱加圧プレスを行うことにより、情報記録媒体が形成さ
れる。
【0017】図6に、PET基材を用いない光熱変換基
材の第2の具体例の構成を示す。図6に示す光熱変換基
材は、離型フィルム15に光熱変換層11、アルミ蒸着
層12、ホットメルト(HM)接着剤層14をこの順に
積層した構成を有する。例えば、オーバーシート4に転
写させ、離型フィルムを剥離した後、光熱変換層11が
記録基材3の可逆性記録層1に接するように配置する。
次に、記録基材3とオーバーシート4で、アンテナコイ
ルを備えたICチップ7を挟み込み、加熱加圧プレスを
行うことにより、情報記録媒体が形成される。
【0018】上述した記録基材及び光熱変換基材は、情
報記録媒体を構成するための構成部材として優れてお
り、上記実施形態に限定されるものではない。例えば、
記録基材に光熱変換基材を重ね、その上に、紙、金属、
プラスチック等の基材を積層して情報記録媒体を形成す
ることもできる。
【0019】本発明において可逆性記録層としては、加
熱温度を調節することによって、透明状態又は白濁状態
に変化させて可視状態になるものと、加熱後の冷却速度
を調節することによって、発消色させて可視状態になる
もののいずれかを使用することができる。前者の場合の
例としては、高分子樹脂母材に結晶性の有機低分子化合
物を分散させたものが挙げられ、後者の例としては、高
分子樹脂母材に電子供与性呈色物質と電子受容性化合物
とを分散させたものが挙げられる。
【0020】有機低分子化合物としては、高分子樹脂母
材内に0.1〜2.0μm程度の直径の集合体となっ
て、熱処理によって融解又は結晶化するものであり、例
えば、高級脂肪酸、高級脂肪酸エステル、脂肪酸アミ
ド、脂肪族二塩基酸、脂肪族二塩基酸エステル、脂肪族
ケトン、脂肪族エーテル、脂肪族アルコール及びその誘
導体からなる結晶性低分子化合物が挙げられ、これらを
単独で、又は2種類以上を混合して用いることができ
る。有機低分子化合物としては、融点が50〜150℃
の範囲内のものが好ましく用いられる。
【0021】本発明においては、炭素数12以上の脂肪
酸エステルと炭素数10以上の脂肪族二塩基酸とを併用
した組み合わせで使用することが好ましい。炭素数12
以上の脂肪酸エステルの具体例としては、ステアリン酸
メチル、ステアリン酸エチル、ステアリン酸ステアリ
ル、ステアリン酸べヘニル、べヘン酸メチル、ベヘン酸
エチル、ベヘン酸ブチル、ベヘン酸オクチル、ベヘン酸
ステアリル、ベヘン酸ベヘニル、リグノセリン酸メチ
ル、リグノセリン酸エチル、リグノセリン酸ステアリ
ル、リグノセリン酸ベヘニル等が挙げられる。炭素数1
0以上の脂肪族二塩基酸の具体例としては、セバシン
酸、ドデカン二酸、エイコサン二酸等が挙げられる。
【0022】電子供与性化合物としては、分子構造中に
ラクトン環部分を有するロイコ染料が好適に使用され
る。例えば、クリスタルバイオレット、3−(4−ジエ
チルアミノ−2−エトキシフェニル)−3−(1−エチ
ル−2−メチルインドール−3−イル)−4−アザフタ
リド、3,3−ビス(1−エチル−2−メチルインドー
ル−3−イル)フタリド等のフタリド化合物、3−ジエ
チルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3
−ジブチルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラ
ン、2−(2−クロロアニリノ)−6−ジエチルアミノ
フルオラン、2−(2−クロロアニリノ)−6−ジブチ
ルアミノフルオラン、2−アニリノ−3−メチル−6−
(N−エチルイソペンチルアミノ)フルオラン、3−シ
クロヘキシルメチルアミノ−6−メチル−7−アニリノ
フルオラン、3−ベンジルエチルアミノ−6−メチル−
7−アニリノフルオラン、3−ジエチルアミノ−6−ク
ロロ−7−アニリノフルオラン、3−メチルプロピルア
ミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3−ジエ
チルアミノ−6−メチル−7−キシリジノフルオラン等
のフルオラン化合物が挙げられる。これらの化合物は、
分子構造中にラクトン環部分を持ち、そのラクトン環が
開環したり閉環したりすることにより、発色と消色す
る。
【0023】電子受容性化合物としては、フェノール
類、フェノール金属塩類、カルボン酸金属塩、スルホン
酸、スルホン酸塩類が挙げられる。具体的には、ドデシ
ルホスホン酸、テトラデシルホスホン酸、ヘキサデシル
ホスホン酸、オクタデシルホスホン酸、エイコシルホス
ホン酸、α−ヒドロキシデカン酸、α−ヒドロキシテト
ラデカン酸、α−ヒドロキシヘキサデカン酸、α−ヒド
ロキシオクタデカン酸、α−ヒドロキシペンタデカン
酸、α−ヒドロキシエイコ酸、α−ヒドロキシドコサン
酸、α−ヒドロキシテトラコサン酸、α−ヒドロキシヘ
キサコサン酸、α−ヒドロキシオクタコサン酸等が挙げ
られる。フェノール化合物としては、4'−ヒドロキシ
−4−オクタデシルベンズアニリド、N−オクタデシル
−4−ヒドロキシベンズアミド、N−(4−ヒドロキシ
フェニル)−N'−オクタデシル尿素、4−ヒドロキシ
フェニルプロピオノ−ベヘニルヒドラジド等が挙げられ
る。
【0024】可逆性記録層に用いられる高分子樹脂母材
としては、透明で製膜性の良い合成樹脂が好ましく、具
体的には、ポリ塩化ビニル、塩化ビニル−酢酸ビニル共
重合体、塩化ビニル−酢酸ビニル−マレイン酸共重合
体、塩化ビニル−酢酸ビニル−アクリル酸共重合体、塩
化ビニル−酢酸ビニル−ビニルアルコール共重合体、そ
の他の酢酸ビニル化合物、塩化ビニル系共重合体、ポリ
塩化ビニリデン、塩化ビニリデン共重合体、ポリエステ
ル樹脂、ポリウレタン樹脂、アクリル樹脂、ポリスチレ
ン樹脂、ABS樹脂、ABS樹脂等で、透明なアモルフ
ァス樹脂が挙げられる。これらは単独で、又は2種類以
上を混合して使用することができる。可逆性記録層に、
電子線又は紫外線等の放射線硬化性樹脂を混合すると、
高温領域での弾性率が高くなり、リライト耐久性を向上
させることができる。かかる樹脂としては、例えば、テ
トラエチレングリコールジアクリレート、トリメチロー
ルプロパントリアクリレート等の硬化性に優れた多官能
アクリレートモノマーが良好に使用できる。紫外線硬化
の場合は、ベンゾイン系、アセトフェノン系、チオキサ
ンソン系、パーオキシド系等の光重合開始剤を適量添加
して硬化重合させる。
【0025】本発明においては、可逆性記録層に光熱変
換物質を含有するか、または可逆性記録層に光熱変換物
質を含有しない場合には、隣接して光熱変換物質を含有
する層が設けられている。使用される光熱変換物質とし
ては、例えば赤外吸収色素やカーボンブラック等が挙げ
られ、使用する半導体レーザ光の発振波長付近に吸収ピ
ークをもつものが選択される。一般には、波長100n
m〜1,000nm、好ましくは700〜900nmの
半導体レーザを使用することができ、赤外吸収色素とし
ては、かかる波長領域に吸収ピークを有するシアニン系
色素、ポリメチン系色素、アントラキノン系色素等が好
ましく用いられる。これらの中では、フタロシアニン系
色素又はナフタロシアニン系色素が好ましい。構造的
に、熱や紫外線による分解等の劣化に対して耐久性があ
るので、リライト回数の向上を図ることができるからで
ある。耐候性、耐熱性等の化学的安定性の見地からは、
特に、各種金属と錯体を形成しているものが好ましい。
【0026】本発明の記録基材を構成するプラスチック
フィルムやオーバーシートは、熱圧着する材料を主成分
とするものであることが好ましく、アンテナコイル、I
Cチップ等の凹凸を吸収することができるものであるこ
とが好ましく、加熱加圧プレスにより変形するものが好
ましい。例えば、加熱、加圧等で熱変形する熱可塑性樹
脂が好ましい材料として挙げられる。熱可塑性樹脂とし
ては、特に限定されるわけではないが、塩化ビニル、塩
化ビニル−酢酸ビニル共重合体、塩化ビニル−酢酸ビニ
ル−アクリル酸共重合体、塩化ビニル−酢酸ビニル−マ
レイン酸共重合体、塩化ビニル−酢酸ビニル−ビニルア
ルコール共重合体等の塩化ビニル系樹脂、ポリオレフィ
ン系樹脂、非晶性ポリエステル樹脂、結晶性ポリエステ
ル樹脂、アクリル樹脂樹脂、ABS樹脂樹脂、AS樹脂
樹脂、PC樹脂樹脂等の汎用プラスチックの1又は2以
上を主成分とするフィルムやシートが好ましく用いられ
る。また、耐熱性が良好なエンジニアリング・プラスチ
ックを用いることもでき、例えば、ポリフェニレンスル
フィド、ポリエーテルイミド、ポリイミド、ポリエーテ
ルエーテルケトン等を主成分とするフィルムやシートが
挙げられる。ただし、ガラス転移温度(Tg)や融解温
度等が高すぎる材料では、プレス加工の際に、可逆性記
録層やICチップ等の劣化や破壊が起こることも考えら
れるので、プレス加工温度を考慮して適宜選択されるこ
とが好ましい。プラスチックフィルムやオーバーシート
は単層でもよいが、2層以上の積層体であってもよい。
この場合、各層は同一組成の樹脂からなっても、異なっ
ていてもよい。
【0027】プラスチックフィルムは透明であることが
好ましい。透明な耐久性のあるプラスチックフィルムを
可逆性記録層の表面に設けることにより、可逆性記録層
に記録された情報を明瞭に確認することができる。ま
た、透明シートの裏面に印刷を施すことができるので、
印刷層が磨耗等により劣化することもない。
【0028】本発明に用いられる中間シートとしては、
加熱加圧プレス加工により変形しやすい材料であること
が好ましい。例えば、熱可塑性樹脂が好ましく用いら
れ、具体的には、上述した塩化ビニル系樹脂、オレフィ
ン系樹脂、ポリエステル系樹脂、アクリル系樹脂、スチ
レン系樹脂等が挙げられ、これらを単独で、又は2種類
以上をブレンドして用いることができる。また、中間シ
ートとしては、熱硬化性樹脂を使用することもできる。
この場合には、熱硬化性樹脂が室温で柔らかい状態のま
まICチップ等とオーバーシートとを重ねて加熱プレス
し、硬化させることにより、情報記録媒体を形成するこ
とができる。かかる熱硬化性樹脂としては、エポキシ樹
脂、フェノール樹脂、メラミン樹脂が挙げられる。ま
た、中間シートは単層体でも積層体でもよく、積層体の
場合に、各層は同一でも異なっていてもよい。例えば、
熱可塑性樹脂層/耐熱性フィルム/熱可塑性樹脂層のよ
うな層構成をとることができる。
【0029】本発明の情報記録媒体を構成する各層の厚
さは特に限定されるものではないが、記録基材の保護の
観点から、オーバーシートが、50〜500μmである
ことが好ましい。プラスチックフィルムの厚さは、50
μm〜250μmであり、記録基材の厚さは、100〜
350μmであり、可逆性記録層は、1〜100μmで
あることが好ましい。可逆性記録層の厚さがこの範囲内
であれば、可視画像のコントラストが得られ、画像の印
字や消去の速度も満たされるからである。本発明におい
て、情報記録媒体を構成する各層に、適宜添加剤等を添
加することができる。プラスチックフィルム、オーバー
シート、中間シートには、用途、必要に応じて、適宜、
コロナ処理、易接着コート等の表面処理を施してもよ
い。例えば、情報記録媒体がカードやラベルとして用い
られる場合には、印刷が施される場合も多いので、表面
処理を施すことが好ましい。本発明の情報記録媒体は、
記録基材とオーバーシートとの間に、記録基材、ICチ
ップ等を挿入して、プレス加工することにより、形成さ
れる。プレス加工の条件は、プレス温度が100℃〜1
50℃であることが好ましく、プレス圧力が10kg/
cm2〜50kg/cm2であることが好ましく、プレス
時間は10分〜60分であることが好ましい。本発明の
情報記録媒体は、例えば、ポイントカード、プリペイド
カード、クレジットカード、IDカード等のカードや、
物流向けのコンテナ用ラベル等に好適にである。本発明
の情報記録媒体は、レーザを使用して可視状態とするこ
とができる。使用されるレーザとしては、通常使用され
るものを用いることができる。
【0030】
【実施例】以下、実施例を用いて本発明を具体的に説明
するが、本発明はこれら実施例に限定されるものではな
い。 (実施例1) 《可逆性記録層を有する記録基材の作成》188μm厚
の透明なポリエチレンテレフタレート(以下「PET」
と称すこともある)フィルムの表面に、下記に示す書換
え可能・可視化可能な可逆性記録層用組成物をテトラヒ
ドロフランに溶解した塗布液を塗工し、110℃で5分
間、加熱乾燥した。その後、160W/cm・10m/
分でUV光を照射して、厚さ10μmの可逆性記録層を
形成した。 (可逆性記録層用組成物) 塩化ビニル−酢酸ビニル−アクリル酸共重合体 100質量部 (日信化学社製、商品名「ソルバインMF」) テトラエチレングリコールジアクリレート 50質量部 光重合開始剤 2質量部 (チバガイギー社製、商品名「イルガキュア−184」) ステアリン酸ステアリル 40質量部 エイコサン二酸 8質量部
【0031】《光熱変換層を含む光熱変換基材の作成》
アルミニウムが蒸着された25μm厚のPETフィルム
のアルミニウム層上に、下記に示す光熱変換層用塗布液
を塗工し、130℃で5分間、加熱乾燥して、厚さ1μ
mの光熱変換層を含む光熱変換基材を作成した。次い
で、得られた光熱変換基材をテープ状に切断した。 (光熱変換層) ポリエステル−ポリウレタン共重合体 257質量部 (東洋紡績社製、商品名「バイロンUR−8200」、固形分濃度30質量% ) イソシアネート化合物 21質量部 (日本ポリウレタン社製、商品名「コロネートL」、固形分濃度75質量%) フタロシアニン系色素(山本化成社製、商品名「D99−038」)7質量部 メチルイソブチルケトン 170質量部 トルエン 170質量部
【0032】《情報記録媒体の作成》記録基材の可逆性
記録層上に光熱変換層が隣接するように光熱変換基材を
重ね、光熱変換基材のPET層上に、アンテナ用ループ
コイルを配線したICチップと、オーバーシートとして
別途用意した厚さ300μmの非晶性ポリエステルシー
ト(三菱樹脂社製、ディアフィクス「PG−WHI」)と
をこの順に重ね、プレス温度が120℃、プレス圧力が
20kg/cm2、プレス時間が30分で加熱プレスを
行って積層体を形成し、情報記録媒体を形成した。得ら
れた情報記録媒体を裁断し、打ち抜いて、大きさが54
mm×86mmのカード形状の情報記録媒体を作製し
た。
【0033】(実施例2)実施例1において、光熱変換
基材とオーバーシートとの間に、中間シートとして厚さ
100μmの非晶性ポリエステルフィルムと、アンテナ
用ループコイルを配線したICチップとを、この順に重
ねて加熱プレスを行った以外は実施例1と同様にして、
カード形状の情報記録媒体を作成した。
【0034】(実施例3)実施例1において、アンテナ
用ループコイルを配線したICチップの替りに、エッチ
ングにより形成されたアンテナを接続したICチップ配
線したフィルムを、光熱変換基材とオーバーシートとの
間に挿入した以外は実施例1と同様にして、カード形状
の情報記録媒体を作成した。
【0035】(実施例4)実施例2において、アンテナ
用ループコイルを配線したICチップの替りに、エッチ
ングにより形成されたアンテナを接続したICチップを
配線したフィルムを用いた以外は実施例2と同様にし
て、カード形状の情報記録媒体を作成した。
【0036】(実施例5)実施例1において、可逆性記
録層を、以下のようにして形成された可逆性記録層に変
更した以外は実施例1と同様にして、カード形状の情報
記録媒体を作成した。すなわち、まず下記に示す分散液
をペイントシェーカーを使用して2時間分散した後、下
記に示す硬化剤を添加して、十分に攪拌して塗布液を調
整し、透明PETフィルム上に塗布し、130℃で5分
間乾燥させた。その後、60℃で16時間エージングを
行って記録基材を作製した。 《分散液》 色素前駆体(クリスタルバイオレットラクトン) 10質量部 電子受容性化合物 (ヒドロキシフェニルプロピオノ−ベヘニルヒドラジド) 20質量部 樹脂母材 50質量部 (アクリルポリオール:「LR−1503」、三菱レーヨン社製) 溶剤(トルエン) 150質量部 《硬化剤》 イソシアネート化合物 5質量部 (コロネートL:固形分75質量%、日本ポリウレタン社製)
【0037】(実施例6) 《可逆性記録層を有する記録基材の作成》188μm厚
の透明なポリエチレンテレフタレート(PET)フィル
ムの表面に、下記に示す書換え可能・可視化可能な可逆
性記録層用組成物をテトラヒドロフランに溶解した塗布
液を塗工し、110℃で5分間、加熱乾燥した。その
後、160W/cm・10m/分でUV光を照射して、
厚さ10μmの可逆性記録層を形成した。 (可逆性記録層用組成物) 塩化ビニル−酢酸ビニル−アクリル酸共重合体 100質量部 (日信化学社製、商品名「ソルバインMF」) テトラエチレングリコールジアクリレート 50質量部 光重合開始剤 2質量部 (チバガイギー社製、商品名「イルガキュア−184」) ステアリン酸ステアリル 40質量部 エイコサン二酸 8質量部
【0038】《光熱変換層を含む光熱変換基材の作成》
離型処理が施された25μm厚のPETフィルムの離型
面上に、下記に示す光熱変換層用塗布液を塗工し、13
0℃で5分間、加熱乾燥して、厚さ1μmの光熱変換物
質を含有する光熱変換層を形成した。次いで、その上
に、アルミニウム蒸着層、4μm厚の接着剤層を順次積
層し、転写フィルムを作成した。次に、得られた転写フ
ィルムをテープ状に切断した。 (光熱変換層を含む転写フィルム) ポリエステル−ポリウレタン共重合体 257 (東洋紡績社製、商品名「バイロンUR−8200」、固形分濃度30質量% ) イソシアネート化合物 21質量部 (日本ポリウレタン社製、商品名「コロネートL」、固形分濃度75質量%) フタロシアニン系色素(山本化成社製、商品名「D99−038」)7質量部 メチルイソブチルケトン 170質量部 トルエン 170質量部
【0039】《情報記録媒体の作成》オーバーシートと
して用意した300μm厚の非晶性ポリエステルシート
に、得られたテープ上の転写フィルムを転写した後、離
型PETフィルムを剥がした。次に、得られた記録基材
の記録層と、オーバーシートに転写された転写フィルム
の光熱変換層とが接するように重ねた。また、記録基材
と非晶性ポリエステルシートとの間にアンテナ用ループ
コイルを配線したICチップとを挟み、プレス温度が1
20℃、プレス圧力が20kg/cm2、プレス時間が
30分で加熱プレスを行って積層体を形成し、情報記録
媒体を形成した。得られた情報記録媒体を裁断し、打ち
抜いて、大きさが54mm×86mmのカード形状の情
報記録媒体を作製した。
【0040】実施例1から実施例6において作製したカ
ード形状の情報記録媒体を、半導体レーザが搭載された
専用カードリーダ・ライタを用いて、印字と消去の繰り
返し動作を3,000回行ったところ、印字性、消去性
に低下はなく、かつ、物理的劣化も見られなかった。特
に、実施例2又は実施例4のように、中間シートとして
100μm厚のポリエステルシートを配置すると、IC
チップ等の凹凸を吸収し、表面が平坦なカードに仕上げ
ることができる。また、実施例6のように、光熱変換層
を含む転写フィルムを用いると、実施例1のような支持
体が不要となり、薄い光熱変換層を形成できるため、プ
レス加工後、凹凸を吸収し、表面が平坦なカードに仕上
げることができる。このように、実施例2,4,6に準
ずれば、表面が平坦なカードを製造することができ、印
刷等の2次加工にとって、特に有利である。
【0041】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、耐
久性のある印刷層を設けることができ、かつ、印字と消
去の繰り返し動作に対して物理的劣化の生じない、リラ
イト耐久性に優れた情報記録媒体を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る情報記録媒体の
構成を示す断面図である。
【図2】本発明の第2の実施形態に係る情報記録媒体の
構成を示す断面図である。
【図3】本発明の第3の実施形態に係る情報記録媒体の
構成を示す断面図である。
【図4】本発明の第4の実施形態に係る情報記録媒体の
構成を示す断面図である。
【図5】本発明の情報記録媒体に使用される光熱変換基
材の第1の具体例の構成を示す断面図である。
【図6】本発明の情報記録媒体に使用される光熱変換基
材の第2の具体例の構成を示す断面図である。
【符号の説明】
1 可逆性記録層 2 プラスチックフィルム 3 記録基材 4 オーバーシート 5 光熱変換基材 6 中間シート 7 アンテナコイルを備えたICチップ 8 アンテナコイル及びICチップを配設したフィルム 11 光熱変換層 12 アルミニウム蒸着層 13 PET基材 14 HM接着剤層 15 離型フィルム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 寺井 智彦 滋賀県長浜市三ツ矢町5番8号 三菱樹脂 株式会社長浜工場内 Fターム(参考) 2H111 HA07 HA14 HA23 HA34

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1層のプラスチックフィルム
    上に、温度によって可逆的に可視画像を表示し又は可視
    画像を消去する可逆性記録層を有する記録基材に、光熱
    変換物質を含有する光熱変換層を含む光熱変換基材と少
    なくとも1枚のシートとを、該光熱変換層が該可逆性記
    録層と接するように積層し、かつ、前記記録基材と前記
    シートとの間に、さらにICチップ又はICチップとア
    ンテナを有することを特徴とする情報記録媒体。
  2. 【請求項2】 前記記録基材と、前記シートとの間に中
    間シートを有することを特徴とする請求項1に記載の情
    報記録媒体。
  3. 【請求項3】 前記ICチップ又はICチップとアンテ
    ナが、フィルム上に配線されていることを特徴とする請
    求項1又は2記載の情報記録媒体。
  4. 【請求項4】 前記光熱変換物質が、赤外線吸収色素で
    あることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記
    載の情報記録媒体。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019159370A (ja) * 2018-03-07 2019-09-19 小林クリエイト株式会社 Rfidタグ

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