JP2003181185A - ミシン - Google Patents
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Abstract
の摺動性と耐磨耗性を格段に高めることができるミシン
を提供する。 【解決手段】 針棒11と針棒支持部材12との間(隙
間)、即ち、DLC皮膜30とフッ素系皮膜34との摺
動部分には、グリース36が注入されており、針棒11
と針棒支持部材12との間を潤滑するようになってい
る。グリース36は、基油としてジエステルベースを使
用し、増ちょう剤としてリチウム(Li)ヒドロキシス
テアレートを使用した。基油は40度においてその動粘
度が10mm2/s(cSt)程度であり、増ちょう剤の繊維の直
径は0.1ミクロン程度である。
Description
に、相対運動する第1部材と第2部材の摺動部分の耐磨
耗性を改善したミシンに関する。
−113490号公報に示すように、針棒と針棒支持部
材、針棒抱きと針棒クランクロッド等々、相対運動する
2部材の摺動部分にグリース等の潤滑油が注入され、そ
の潤滑油により前記摺動部分を潤滑するようにしてい
る。
のミシンにおいて、単純に摺動部分にグリースを注入し
ただけでは、グリースの種類によっては摺動部分の摺動
性と耐磨耗性を十分に高めることができないという問題
点がある。
針本縫いミシンでは、高速摺動部分の天秤部分と、高荷
重のかかるクランク軸部分とがネックとなり、早いもの
で8時間程度の駆動で天秤部分が焼き付いてロックした
り、数百時間を超えてクランク軸部分が焼き付いてロッ
クしたりしていた。
になされたものであり、相対運動する第1部材と第2部
材の摺動部分の摺動性と耐磨耗性を格段に高めることが
できるミシンを提供することである。
めに、請求項1記載のミシンは、相対運動する第1部材
と第2部材との摺動部分をグリースにより潤滑するミシ
ンにおいて、グリースが、基油と増ちょう剤とを含み、
その増ちょう剤の繊維の直径が約0.3ミクロン以下で
あることを特徴とするものである。
い場合と比較して、ミクロンオーダーの潤滑部分の隙間
にグリースが容易に介入できるため、その隙間に繊維が
詰まることがなく、グリース切れを防止できる。
いて、増ちょう剤が、リチウムヒドロキシステアレート
であることを特徴とするものである。リチウムヒドロキ
システアレートは比較的、繊維が細くて長いので、単位
重量あたりの表面積が大きく、潤滑に寄与する基油濃度
を多くすることができる。例えば、グリースの硬さ(ち
ょう度)を同じにしようとしたとき、リチウムステアレ
ートの場合20%必要であるのに対し、リチウムヒドロ
キシステアレートの場合15%で済み、その結果5%余
分に基油を保持することが可能になる。
発明において、基油が動粘度20mm 2/s(cSt)以下である
ことを特徴とするものである。グリースの潤滑の仕組み
は、増ちょう剤から基油がしみ出すことで潤滑するの
で、基油の動粘度が高いとうまく潤滑部分の隙間に素早
く供給されなくなるが、本請求項のように、動粘度が低
い基油を使用することにより迅速な供給が可能となり、
グリース切れをより防止できる。
かの発明において、基油がエステル系の材料からなるこ
とを特徴とするものである。エステル系の基油は極性が
強いために潤滑部分にイオン結合して強固な油膜の形成
ができる。
かの発明において、第1部材と第2部材との少なくとも
一方の摺動部分にDLC(ダイヤモンドライクカーボ
ン)コーティング処理が施されていることを特徴とする
ものである。よって、仮にグリースが切れた摺動部分が
あってもDLCコーティングによって摺動部分の摩耗や
焼き付きの進行を抑えることができる。また、DLCの
有ることで摩耗が進まないので、グリースへの不純物の
介入が抑えられ、その結果グリースの劣化の進行を抑え
ることができる。
いて、DLCコーティングの摩擦係数が0.15以下で
あることを特徴とするものである。摩擦係数が小さいこ
とにより、摺動部分の摺動性と耐摩耗性を格段に向上す
ることができる。
発明において、DLCコーティングの密着強度が20N
以上であることを特徴とするものである。密着強度が大
きいことにより、摺動部分の摺動性と耐摩耗性を格段に
向上することができる。
かの発明において、グリースに、モリブデン、有機モリ
ブデン、ZnDTP等の極圧添加剤が含まれていることを特
徴とするものである。
態はある程度凹凸があり、グリースが十分有る部分と非
常に薄い部分(ほとんど接触)とがある。よって、ほと
んど接触している部分は極めて高い圧力(極圧)状態で
あり、その部分の温度が急上昇してしまう。極圧添加剤
は、温度が急上昇した極圧部分に熱により化合物を作る
作用がある。極圧添加剤としては2種類有り、一つはZ
nDTP(ジチオリン酸亜鉛)に代表される耐摩耗(A
W)剤、であり、もう一つはモリブデン系(MoDTC)の摩
擦低減(FM)剤とがある。そして、AW剤は耐摩耗被
膜を極圧部分に作り摩耗を抑える作用があり、FM剤
は、低摩擦被膜を極圧部分に作り摩擦特性を向上させる
作用がある。通常は、AW及びFM剤を両方グリースに
混ぜる。ただし、あまり入れすぎると、グリース劣化が
早まったり、油供給の妨げ(目づまり)になる。
かの発明において、グリースのちょう度が、250以下
であることを特徴とするものである。この構成によれ
ば、ちょう度が大きい(比較的柔らかい)グリースに対
して、グリースが飛び散りにくくなり、摺動部分の摺動
性と耐摩耗性を格段に向上することができる。
いて図面を参照して説明する。本実施形態は2本針ミシ
ンに本発明を適用した場合の一例である。尚、図1に矢
印で示す前後左右を前後左右として説明する。
下、ミシンMという)は、左右方向に長いベッド部1
と、ベッド部1の右部から上方へ延びる脚柱部2と、脚
柱2からベッド部1と対向するように左方へ延びるアー
ム部3とを有する。
5が配設され、この主軸5の下側に左右方向向きの針棒
揺動軸6が配設されている。主軸5の右端部分はアーム
部3から外部へ突出し、その突出部分にプーリ7が固着
されている。このプーリ7とミシンモータで駆動される
プーリとにベルトが掛けられ、ミシンモータの駆動力が
プーリとベルトを介して主軸5に伝達されて主軸5が回
転駆動される。
れ、この頭部4の内部に、図1、図2に示すように、ク
ランク8、クランクレバー9、針棒抱き10、針棒1
1、針棒支持部材12、天秤16を有する天秤機構15
が設けられている。針棒11の下端部分は頭部4の下側
へ突出し、その先端部に2本針13が装着されている。
主軸5の左端部にクランク8が固着され、クランクレバ
ー9の上端部がクランク8のクランク軸20に回動自在
に連結され、クランクレバー9の下端部が針棒抱き10
に回動自在に連結されている。
に内嵌固定され、針棒11は針棒抱き11の上下両側に
おいて針棒支持部材12に上下動自在に支持されてい
る。つまり、主軸5が回転駆動されると、クランク8と
クランクレバー9を介して針棒抱き10と針棒11が上
下に往復駆動される。尚、天秤機構15の天秤16は、
固定軸22に回動可能に設けられ、天秤16と一体に形
成された天秤軸24がクレンクレバー9に回動可能に取
り付けられた滑り子26内を摺動するように構成されて
いる。そして、天秤16は、針棒11の上下動に同期し
て所定のタイミングで上下に揺動駆動される。尚、針棒
揺動軸6が回転駆動されることにより、針棒支持部材1
2と共に針棒11(針棒抱き10)が前後水平方向に揺
動駆動される。
部材に相当する)と、針棒支持部材12(これが第2部
材に相当する)の摺動部分において、図3に模式的に示
すように、針棒11の基材28の表面にDLC被膜30
が形成され、針棒支持部材12に支持されている。
置する上下方向に長い連結部12aと、この連結部12
aの上下両側の1対の筒状の軸受け部12bとを有し、
各軸受け部12bに針棒11が摺動自在に挿通してガイ
ド支持されている。即ち、針棒11の表面のうち少なく
とも軸受け部12bと摺動する部分にDLC被膜30が
形成されている。
VD、スパッタリング(非平衡マグネトロンスパッタリ
ング)、アークオンプレーティング、等の既存の薄膜形
成技術を用いて、基材28の表面にコーィング処理を施
して形成され、DLC被膜30の膜厚は約1μmとな
る。DLC被膜30の硬度は、水素含有量とsp3/sp2 結
合比によって調節することができ、HVにて数百からダ
イヤモンドのHVに近い8000くらい迄の高硬度被膜とす
ることができる。DLC被膜30の摩擦係数は約0.1μ
m以下となり、基材28との密着強度は20N以上とな
る。このように、DLC被膜30は耐磨耗性と摺動性に
非常に優れた被膜である。
間(隙間)、即ち、DLC皮膜30と支持部材12との
摺動部分には、グリース36が注入されており、針棒1
1と針棒支持部材12との間を潤滑するようになってい
る。
ースを使用し、増ちょう剤としてリチウム(Li)ヒド
ロキシステアレートを使用した。基油は40度において
その動粘度が20mm2/s(cSt)以下が望ましく、更には1
0mm2/s(cSt)程度が望ましい。また、増ちょう剤の繊維
の直径は0.3ミクロン以下が望ましく、更には0.1
ミクロン以下が望ましい。
間、天秤軸24と滑り子26との間、クランクレバー9
とクランク軸20との間にグリースを注入して実験を行
ったところ以下のような結果が得られた。
程度のミシンに対して、基油を動粘度約10mm2/sのジ
エステルベースを使用し、平均増ちょう剤径が0.5ミ
クロンのリチウムステアレートを使用したところ、増ち
ょう剤目詰まりにより、8時間で天秤部分が焼き付いて
しまったが、平均増ちょう剤径が0.1ミクロンのリチ
ウムヒドロキシステアレートを使用したところ、増ちょ
う剤目詰まりを起こさずに、1000時間経過しても何
れの箇所も焼き付きをおこさなかった。従って、平均増
ちょう剤径が0.5ミクロン未満である0.3ミクロン
以下であれば、それなりの耐久性があるものと推察され
る。
ヒドロキシステアレートを使用し、基油の動粘度を変え
た場合の実験結果である。この実験によれば、動粘度が
約27mm2/sでは400時間に満たない時間で焼き付き
が発生したが、動粘度が約10mm2/sでは、1000時
間経過しても焼き付きをおこさなかった。従って、動粘
度が約20mm2/s以下であれば、それなりの耐久性(約
600時間)があるものと推察される。
ヒドロキシステアレートを使用し、グリースの硬さ(ち
ょう度)を変えた場合の実験結果を示す。ちょう度が2
80では、400時間に満たない時間で焼き付きが発生
したが、ちょう度が240では、1000時間以上の耐
久性があり、ちょう度が250以下ではそれなりの耐久
性(600時間)があることが確認できた。
果について説明する。
4m/sでの摩擦係数が0.7であり、第2のDLC皮膜
は、密着強度が70N、4m/sでの摩擦係数が0.05
であり、第3のDLC皮膜は、密着強度が20N、4m/
sでの摩擦係数が0.15である。尚、摩擦係数は公知
のボールオンディスク装置により測定した。
第1部材にコーティングし、第2部材との間に上述した
グリースを注入して実験したところ、第1のDLC皮膜
では、20時間でDLC皮膜が剥がれて焼き付きが発生
したが、第2のDLC皮膜、第3のDLC皮膜では、い
ずれも2000時間経過しても焼き付きをおこさなかっ
た。従って、密着強度が20N以上、摩擦係数が0.1
5以下のDLC皮膜と上述したグリースとを組み合わせ
ることにより、飛躍的に耐久性が増すことが確認でき
た。尚、DLC皮膜なしでは、ミシンは100時間程度
で焼き付きを起こし、低粘度の基油をグリースを使用す
る場合、油膜強度が弱いのでDLC皮膜は必須である。
させたときの各部位のPV値について説明すると、天秤
部分のPV値は、2N/mm2(=20kgf/cm2)、7.7
m/sであり、クランク軸部分のPV値は、2.5N/
mm2(=25kgf/cm2)、2.5m/sであり、針棒部分
のPV値は、0.4N/mm2(=4kgf/cm2)、7.5
m/sである。従って、比較的低速で、高荷重のクラン
ク軸部分のグリースに極圧添加剤を含ませると効果が大
きい。
圧添加剤をグリースに混ぜて使用したところ効果が大き
かったが、1種類の極圧添加剤をグリースに混ぜて使用
してもよい。また、ZnDTP とモリブデンとの2種類の極
圧添加剤に限定されることなく、耐摩耗被膜を極圧部分
に作り摩耗を抑える作用もしくは、低摩擦被膜を極圧部
分に作り摩擦特性を向上させる作用がある極圧添加剤で
あればよい。
や、クリアランスの目づまりになるので、今回、高速摺
動部分の天秤部分等には、極圧添加剤を使わなかった。
請求項1記載のミシンは、グリースが、基油と増ちょう
剤とを含み、その増ちょう剤の繊維の直径が約0.3ミ
クロン以下であるため、増ちょう剤の繊維が太い場合と
比較して、ミクロンオーダーの潤滑部分の隙間にグリー
スが容易に介入できるため、その隙間に繊維が詰まるこ
とがなく、グリース切れを防止できる。
ウムヒドロキシステアレートであるので、繊維が細くて
長いので、単位重量あたりの表面積が大きく、潤滑に寄
与する基油濃度を多くすることができる。
2/s(cSt)以下であるので、迅速な供給が可能となり、グ
リース切れをより防止できる。
材料からなるので、潤滑部分にイオン結合して強固な油
膜の形成ができる。
との少なくとも一方の摺動部分にDLC(ダイヤモンド
ライクカーボン)コーティング処理が施されているの
で、仮にグリースが切れた摺動部分があってもDLCコ
ーティングによって摺動部分の摩耗や焼き付きの進行を
抑えることができる。また、DLCの有ることで摩耗が
進まないので、グリースへの不純物の介入が抑えられ、
その結果グリースの劣化の進行を抑えることができる。
の摩擦係数が0.15以下であるので、摺動部分の摺動
性と耐摩耗性を格段に向上することができる。
の密着強度が20N以上であるので、摺動部分の摺動性
と耐摩耗性を格段に向上することができる。
かの発明において、グリースに、モリブデン、有機モリ
ブデン、ZnDTP等の極圧添加剤が含まれているので、摺
動部分の摺動性と耐摩耗性を格段に向上することができ
る。
かの発明において、グリースのちょう度が、250以下
であるので、グリースが飛び散りにくくなり、摺動部分
の摺動性と耐摩耗性を格段に向上することができる。
視図である。
ある。
断面図である。
Claims (9)
- 【請求項1】 相対運動する第1部材と第2部材との摺
動部分をグリースにより潤滑するミシンにおいて、 前記グリースが、基油と増ちょう剤とを含み、その増ち
ょう剤の繊維の直径が約0.3ミクロン以下であること
を特徴とするミシン。 - 【請求項2】 前記増ちょう剤が、リチウムヒドロキシ
ステアレートであることを特徴とする請求項1記載のミ
シン。 - 【請求項3】 前記基油が動粘度20mm2/s(cSt)以下で
あることを特徴とする請求項1または2に記載のミシ
ン。 - 【請求項4】 前記基油がエステル系の材料からなるこ
とを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載のミシン。 - 【請求項5】 前記第1部材と第2部材との少なくとも
一方の摺動部分にDLC(ダイヤモンドライクカーボ
ン)コーティング処理が施されていることを特徴とする
請求項1〜4の何れかに記載のミシン。 - 【請求項6】 前記DLCコーティングの摩擦係数が
0.15以下であることを特徴とする請求項5に記載の
ミシン。 - 【請求項7】 前記DLCコーティングの密着強度が2
0N以上であることを特徴とする請求項5または6に記
載のミシン。 - 【請求項8】 前記グリースに、モリブデン、有機モリ
ブデン、ZnDTP等の極圧添加剤が含まれていることを特
徴とする請求項1〜7の何れかに記載のミシン。 - 【請求項9】 前記グリースのちょう度が、250以下
であることを特徴とする請求項1〜8の何れかに記載の
ミシン。
Priority Applications (2)
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JP2003181185A true JP2003181185A (ja) | 2003-07-02 |
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Country Status (2)
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