JP2003180916A - 板材結合用金具、この板材結合用金具を用いて組み立てられた筐体及びこの筐体を備えてなる箱形遊技機 - Google Patents

板材結合用金具、この板材結合用金具を用いて組み立てられた筐体及びこの筐体を備えてなる箱形遊技機

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JP2003180916A JP2001385608A JP2001385608A JP2003180916A JP 2003180916 A JP2003180916 A JP 2003180916A JP 2001385608 A JP2001385608 A JP 2001385608A JP 2001385608 A JP2001385608 A JP 2001385608A JP 2003180916 A JP2003180916 A JP 2003180916A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 筐体の組み立てなどにおいて、板材同士を容
易且つ迅速に結合させる。 【解決手段】 第1の板材41と第2の板材42との接
合面が延びる方向に延びた軸状部12及びこの軸状部1
2と直角な方向に延びた平板部13を有する第1の金具
片10の基部11を第1の板材41に取り付け、上記軸
状部12をスライド受容する軸受容部22及びこの軸受
容部22と直角な方向に延びた平板部23を有する第2
の金具片20の基部21を第2の板材42に取り付け
る。第1の金具片10の軸状部12を第2の金具片20
の軸受容部22にスライド受容させて両金具片10,2
0を結合することにより第1の板材41と第2の板材4
2とを略直交状態に結合し、その後第1の金具片10に
形成された平板部13と第2の金具片20に形成された
平板部23を第3の板材43に結合することにより第1
及び第2の板材41,42を第3の板材43に略直交状
態に結合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、3枚の板材を互い
に略直交するように結合する板材結合用金具に関する。
また、この板材結合用金具を用いて組み立てられた筐
体、及びこの筐体を備えてなるスロットマシン等の箱形
遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】箱形遊技機、例えばスロットマシンは独
立した筐体構造を有して遊技館内の遊技島に取り付け設
置されている。このようなスロットマシンを構成する箱
形ケースは、前面側が開口した中空の筐体からなるキャ
ビネットボックスと、このキャビネットボックスの前面
側開口を覆って開閉自在に取り付けられた扉状のドアフ
レームとから構成されている。
【0003】スロットマシンの箱形ケースを構成するキ
ャビネットボックスには、外周面に複数の図柄が連続的
に描かれた複数(通常3つ)のリール及びこれら複数の
リールを回転及び停止させるリール装置、スロットマシ
ンのシステム全体の制御を司るメイン基板、各部に必要
な電力の供給を行う電源ボックス、入賞条件等に応じて
メダルの払い出しを行うメダル払出装置などのキャビネ
ット側遊技構成装置が取り付けられてキャビネット側ア
ッセンブリが構成されている。一方、ドアフレーム側に
は各リール外周に描かれた図柄を所定範囲(例えば3図
柄の範囲)に限って表示させるための表示窓のほか、メ
ダル投入口やメダルセレクタ、リールの回転をスタート
させるスタートレバー、リールの回転を停止させるスト
ップスイッチ、各種の表示を行うための表示装置やラン
プ、スピーカなどのドア側遊技構成装置が取り付けられ
てドア側アッセンブリが構成されている。
【0004】ドアフレームとキャビネットボックスとは
複数のヒンジ部材を介して連結されており、ドアフレー
ムはこれらヒンジ部材を支点にキャビネットボックスの
前方に開くことができるようになっている。ドア側アッ
センブリを構成するスタートレバーやストップスイッ
チ、メダルセレクタ等はキャビネット側アッセンブリを
構成する電源ボックスやメイン基板等とワイヤーハーネ
スにより接続されており、ドアフレームを開扉状態にし
てもキャビネット側アッセンブリと電気的に繋がった状
態が保持される。なお、ドアフレームはキャビネットボ
ックスとの間に設けられた施錠装置により閉扉状態にさ
れて遊技に供されるようになっている。
【0005】スロットマシンを構成する上記キャビネッ
トボックスは木製の上面板、底面板、左側面板、右側面
板及び背面板を接合して一面側(前面側)が開口した中
空の筐体として組み立てられる。これら板材は接合面に
ボンド等の所定の接合剤を塗布した後、その接合面より
突出した突起を相手側の板材の接合部に形成された基準
孔(ボス)に係合されるようになっており、これにより
各板材を相手の板材に対して正確に位置決めした状態
で、しかも強固に固定し得るようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の手順により組み立てられる筐体においては、
板材間に塗布された接合剤が乾燥するまでかなりの時間
を要するとともに、これら接合剤を乾燥させている間の
筐体を保管しておく広大なスペースも必要であるために
作業効率が悪いという問題があった。また、組み立て後
に不慮の事故等で板材等に傷を付けてしまった場合には
その筐体全体が不良品扱いとなって廃棄しなければなら
ず、製造コストが高くなるという問題があった。
【0007】本発明はこのような問題に鑑みてなされた
ものであり、板材同士を容易且つ迅速に結合させること
が可能な板材結合用金具のほか、この板材結合用金具を
用いることにより組み立てを容易にした筐体、及びこの
筐体を備えてなる箱形遊技機を提供することを目的とし
ている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る板材結合用
金具は、第1、第2及び第3の板材を互いに略直交する
ように結合する板材結合用金具であって、第1の板材と
第2の板材との接合面が延びる方向に一辺が延びるよう
に第1の板材に取り付けられる第1基部、この第1基部
における一辺に沿うように延びて設けられた軸状部及び
第1基部より軸状部と直交する方向に延びて第3の板材
に取り付けられる第1平板部を備えた第1の金具片と、
第1の板材と第2の板材との接合面が延びる方向に一辺
が延びるように第2の板材に取り付けられる第2基部、
この第2基部における一辺に沿うように延びて設けられ
軸状部をスライド受容する軸受容部及び第2基部より軸
受容部と直交する方向に延びて第3の板材に取り付けら
れる第2平板部を備えた第2の金具片とからなる。
【0009】本発明に係る板材結合用金具では、第1の
金具片に形成された軸状部を第2の金具片に形成された
軸受容部にスライド受容させて両金具片を結合すること
により、第1の金具片の基部に取り付けられた第1の板
材と第2の金具片の基部に取り付けられた第2の板材と
を略直交状態に結合し、その後第1の金具片に形成され
た第1平板部と第2の金具片に形成された第2平板部を
第3の板材に結合することにより、第1及び第2の板材
をともに第3の板材に略直交状態に結合することができ
る。このため3枚の板材を互いに略直交するように組み
立ててなる部品(例えば筐体)を製造するにおいて、板
材同士の接合に時間のかかる接合剤の使用をすることな
くこれら3枚の板材を容易且つ迅速に結合することがで
き、このような部品の生産効率を従来以上に高めること
ができる。
【0010】また、従来は板材間に塗布された接合剤が
乾燥するまでの間その部品を保管しておくスペースが必
要であったが、本発明に係る板材結合用金具を用いるこ
とによりこのようなスペースは不要となる。更に、組み
立て後に不慮の事故等で板材等に傷が付いてしまった場
合であっても各板材間の分離は容易であるため、これら
板材を組み合わせてなる部品全体が不良品扱いとなるよ
うなことがなく、製造コストを大幅に低減することがで
きる。
【0011】ここで、第1の金具片における平板部(第
1平板部)と第2の金具片における平板部(第2平板
部)は第1の金具片の軸状部が第2の金具片の軸受容部
にスライド受容された状態で重なるようになっており、
この重なった状態の両平板部が第3の板材に取り付けら
れるようになっているのであれば、一つの締結部材(例
えばねじ)により両平板部を第3の板材に取り付けるこ
とができるようになるので、板材の組み立て作業が更に
容易になる。また、第1の金具片における軸状部及び第
2の金具片における軸受容部はともに断面がU字状にな
っていることが好ましい。このような構成であれば軸状
部及び軸受容部の形成が大変容易なものとなり、本板材
結合用金具の生産性を向上させることができる。
【0012】次に、本発明に係る筐体は、上記板材結合
用金具により、互いに略直交するように結合された前記
第1、第2及び第3の板材を有してなる。このような筐
体では3枚の板材の結合に上記板材結合用金具が用いら
れるのでその組立が容易となる。また、別の本発明に係
る筐体は、一面側に開口した筐体であって、矩形状の底
面板及びこの底面板と直交するように設けられた矩形状
の4枚の側面板からなり、底面板側に位置する四隅それ
ぞれを構成する3枚の板材が上記本発明に係る板材結合
用金具により組み立てられてなる。本筐体では底面板側
に位置する四隅それぞれを構成する3枚の板材の結合に
上記板材結合用金具が用いられるのでその組立は大変容
易であり、その生産効率を従来に比して向上させること
ができる。
【0013】また、本発明に係る箱形遊技機は、上記本
発明に係る筐体と、この筐体の上記開口を覆うように開
閉自在に取り付けられた扉部材と、これら筐体及び扉部
材からなる箱形ケースの内部に収容設置された遊技構成
装置とを備えてなる。このような箱形遊技機では遊技構
成装置が取り付けられる筐体に上記本発明に係る筐体が
用いられているので本箱形遊技機全体の組み立て工程を
短縮することができ、その生産性を向上させることがで
きる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の好
ましい実施形態について説明する。先ず、本発明に係る
板材結合用金具を図1,図2及び図3に基づいて説明す
る。本発明に係る板材結合用金具1は第1、第2及び第
3の板材41,42,43を互いに略直交するように結
合するものであり、第1の金具片10と第2の金具片2
0とから構成される。ここで、図1は本板材結合用金具
1を上記3枚の板材41,42,43とともに示す分解
斜視図であり、図2は本板材結合用金具1により上記3
枚の板材41,42,43を組み立てた状態を示す斜視
図である。また、図3は図2における矢視IIIより見た
平面図である。
【0015】図1及び図2に示すように、本板材結合用
金具1を構成する第1の金具片10は、一方向(図1及
び図2では上下方向)に細長く延びた基部11と、この
基部11の一方側(図1及び図2では左側)の長辺部に
設けられた軸状部12と、基部11の一端部(図1及び
図2では下端部)において軸状部12と直角な方向に延
びて設けられた平板部13とを有して構成されている。
基部11の長手方向両端部(図1及び図2では上下各
部)には2つのねじ取り付け孔14,15が設けられて
おり、平板部13には1つのねじ取り付け孔16が設け
られている。
【0016】第2の金具片20は一方向(図1及び図2
では上下方向)に細長く延びた基部21と、この基部の
一方側(図1及び図2では右側)の長辺部に設けられた
軸受容部22と、基部21の一端部(図1及び図2では
下端部)において軸受容部22と直角な方向に延びて設
けられた平板部23とを有して構成されている。基部2
1の長手方向両端部(図1及び図2では上下各部)には
2つのねじ取り付け孔24,25が設けられており、平
板部23には1つのねじ取り付け孔26が設けられてい
る。
【0017】第1の金具片10の軸状部12はその断面
形状がU字状に形成されており、第2の金具片20の軸
受容部22もこの軸状部12をスライド受容できるよう
にその断面形状がU字状に形成されている(図3参
照)。ここで、第2の金具片20の基部21には突起状
に形成されたスライドガイド27,28が設けられてお
り、これにより第1の金具片10の軸状部12は第2の
金具片20の軸受容部22にスムーズにスライド受容さ
れるようになっている。第1の金具片10の軸状部12
が第2の金具片20の軸受容部22にスライド受容され
た状態ではこれら両金具片10,20は軸状部12まわ
りにわずかに揺動自在であるが、上下に重なった両金具
片10,20の平板部13,23に設けられた両ねじ取
り付け孔16,26を一致させたときには、両金具片1
0,20の基部11,21は略直交した状態になるよう
に両ねじ取り付け孔16,26の位置が調整されてい
る。
【0018】このような構成の板材結合用金具1を用い
て上記3枚の板材41,42,43を互いに略直交する
ように結合するには、先ず、第1の板材41に第1の金
具片10の基部11をねじ取り付け孔14,15を貫装
して設けられるねじ31,32により取り付ける。この
とき軸状部12の延びる方向が第1の板材41と第2の
板材42との接合面の延びる方向と平行になるようにす
る。また、第2の板材42には第2の金具片20の基部
21をねじ取付孔24,25を貫装して設けられるねじ
33,34により取り付ける。このとき軸受容部22の
延びる方向が第1の板材41と第2の板材42との接合
面が延びる方向と平行、すなわち第1の板材41に取り
付けられた第1の金具片10の軸状部12と平行になる
ようにする。
【0019】このように第1の金具片10の基部11が
第1の板材41に取り付けられ、第2の金具片20の基
部21が第2の板材42に取り付けられたら、第1の金
具片10の軸状部12を第2の金具片20の軸受容部2
2にスライド挿入して第1の金具片10と第2の金具片
20とを結合する。これにより両板材41,42は結合
された状態となる。続いて、両金具片10,20の平板
部13,23を上下に重ね、両平板部13,23に設け
られたねじ取り付け孔16,26を一致させて両金具片
10,20の基部11,21が略直交した状態となるよ
うにしたうえで、これら両ねじ取り付け孔16,26に
貫装するねじ35により、両平板部13,23を第3の
板材43に結合する。これにより3枚の板材41,4
2,43は互いに略直交状態に結合される。なお、この
ように3枚の板材41,42,43が結合された状態に
おいて3枚の板材41,42,43が互いに直交し、且
つ第1及び第2の板材41,42が第3の板材43の側
面側(外側)に位置するように(図2参照)、ねじ31
〜35が取り付けられる穴を予め設けておくようにす
る。
【0020】図4及び図5は本発明に係る板材結合用金
具1の第1及び第2の板材41,42への取り付け方法
の変形例を示すものであり、図4は本板材結合用金具を
3枚の板材とともに示す分解斜視図、図5は本板材結合
用金具により3枚の板材を組み立てた状態を示す斜視図
である。図1及び図2を用いた上記説明では、3枚の板
材41,42,43が結合された状態で第1及び第2の
板材41,42が第3の板材43の側面側(外側)に位
置するように第1及び第2の金具片10,20の基部1
1,21が両板材41,42に取り付けられるように述
べたが、図4及び図5の変形例に示すように、これら両
金具片10,20の基部11,21は、3枚の板材4
1,42,43が結合された状態で、第1及び第2の板
材41,42が第3の板材43の表面側(図4及び図5
では上方)に位置するように両板材41,42に取り付
けられるものであってもよい。
【0021】また、図1及び図2を用いた上記説明で
は、第2の金具片20の軸受容部22に第1の金具片1
0の軸状部12を上方からスライド挿入して両金具片1
0を結合するように述べたが、これとは反対に第1の金
具片10の軸状部12に第2の金具片20の軸受容部2
2を上方からスライド挿入して両金具片10,20を結
合するようにしてもよい。この場合は第1の金具10の
平板部13に対して第2の金具20の平板部23が上方
から重なるようになる。また、図1及び図2では第1の
金具片10の軸状部12がその基部11の左側に設けら
れるとともに、第2の金具片20の軸受容部22がその
基部21の左側に設けられる構成であったが、これとは
逆に、第1の金具片10の軸状部12がその基部11の
右側に設けられるとともに、第2の金具片20の軸受容
部22がその基部21の左側に設けられる構成であって
もよい。
【0022】このように本発明に係る板材結合用金具1
では、第1の金具片10の軸状部12を第2の金具片2
0の軸受容部22にスライド受容させて両金具片10,
20を結合することにより第1の板材41と第2の板材
42とを略直交状態に結合し、その後第1の金具片10
に形成された平板部13と第2の金具片20に形成され
た平板部23を第3の板材43に結合することにより第
1及び第2の板材41,42を第3の板材43に略直交
状態に結合することができる。このため3枚の板材4
1,42,43を互いに略直交するように組み立ててな
る部品(例えば筐体)を製造するにおいて、板材41,
42,43同士の接合に時間のかかる接合剤の使用をす
ることなくこれら3枚の板材41,42,43を容易且
つ迅速に結合することができ、このような部品の生産効
率を従来以上に高めることができる。
【0023】また、従来は板材間に塗布された接合剤が
乾燥するまでその部品を保管しておくスペースが必要で
あったが、本発明に係る板材結合用金具1を用いること
によりこのようなスペースは不要となる。更に、組み立
て後に不慮の事故等で板材41,42,43等に傷が付
いてしまった場合であっても各板材41,42,43間
の分離は容易であるためこれら板材41,42,43を
組み合わせてなる部品全体が不良品扱いとなるようなこ
とがなく、製造コストを大幅に低減することができる。
【0024】このように本発明に係る板材結合用金具1
を用いれば、3枚の板材を互いに略直交するように結合
することができるので、5枚の板材の結合に本板材結合
用金具1を用いれば、筐体の組立が大変容易になる。本
発明に係る筐体は一面側に開口した筐体であって、矩形
状の底面板及びこの底面板と直交するように設けられた
4枚の側面板からなり、底面板側の四隅それぞれを構成
する3枚の板材を上記本発明に係る板材結合用金具によ
り結合したものである。また、本発明に係る箱形遊技機
は、このようにして組み立てられた筐体の上記開口を覆
うように扉部材を開閉自在に取り付けて箱形ケースを構
成し、この箱形ケースの内部に遊技構成装置を収容設置
したものである。以下、これら本発明に係る筐体及びこ
の筐体を備えてなる箱形遊技機について詳細に説明す
る。
【0025】図6は本発明に係る箱形遊技機の一例とし
てのスロットマシンを示すものであり、図6(A)はこ
のスロットマシンの正面図、図6(B)は同スロットマ
シンの右側面図である。本スロットマシン50は全体と
して上下に長い矩形箱状に構成されており、その内部に
は円筒外周面に沿って異なる配置パターンで多種類の図
柄が描かれた3つのリール62a,62b,62cが設
けられている。
【0026】本スロットマシン50の外殻をなす箱形ケ
ースは前方に開口したキャビネットボックス61(本発
明に係る筐体)と、その前方開口を覆うように取り付け
られたドアフレーム71とからなっており、この箱形ケ
ースの内部には遊技構成装置が収納設置されている。ま
た、遊技構成装置はキャビネット側遊技構成装置とドア
側遊技構成装置とからなっており、上記キャビネットボ
ックス61とキャビネット側遊技構成装置とからキャビ
ネット側アッセンブリ60が構成され、上記ドアフレー
ム71とドア側遊技構成装置とからドア側アッセンブリ
70が構成されている。
【0027】図7は図6(B)における矢視VII−VIIよ
り見たキャビネット側アッセンブリ60の正面図を示し
ている。この図7に示すように前面に開口したキャビネ
ットボックス61の中央部には上述の3つのリール62
a,62b,62cを回転自在に支持するとともにこれ
らリール62a,62b,62cの回転及び停止動作を
行わせるリール装置62が備えられており、キャビネッ
トボックス61の中央下部には遊技メダルの払い出しを
行うメダル払出装置65が備えられている。
【0028】図8は図6(B)における矢視VIII−VIII
より見たドア側アッセンブリ70の背面図を示してい
る。この図に示すように、ドアフレーム71の中央部に
はキャビネットボックス61に取り付けられた3つのリ
ール62a,62b,62cの図柄を所定範囲に限って
表示させる表示窓75が設けられており、その右下方に
は遊技者が投入する遊技メダルの投入口であるメダル投
入口76が設けられている。表示窓75の左下方には3
つのリール62a,62b,62cの回転起動操作を行
うスタートレバー77が設けられており、表示窓75の
中央下方には各リール62a,62b,62cごとの回
転停止操作を行うストップスイッチ78a,78b,7
8cが設けられている。
【0029】また、表示窓75の上方には種々の情報を
表示可能な表示装置81が取り付けられており、この表
示装置81の左右には効果音を発生させるスピーカ8
2,82が設置されている。また、ドアフレーム71の
中央下部には遊技メダルが払い出されるメダル払出口8
3が設けられており、その下方にはメダル払出口83よ
り払い出された遊技メダルを受ける受け皿84が設けら
れている。
【0030】キャビネット側アッセンブリ60を構成す
るキャビネットボックス61とドア側アッセンブリ70
を構成するドアフレーム71とは、正面視左側縁上下に
設けられたヒンジ部材91a,91b(図8参照)によ
り結合されており、ドアフレーム71はキャビネットボ
ックス61の前面側において開閉自在になっている。ま
た、このドアフレーム71は中央右端部に設けられた施
錠装置92を施錠することにより閉扉状態にすることが
できる。なお、本スロットマシン50はドアフレーム7
1がこのように閉扉された状態で遊技に供される。ま
た、ドアフレーム71内に収納設置されたドア側遊技構
成装置はキャビネットボックス61内に収納設置された
キャビネット側遊技構成装置と図示しないワイヤーハー
ネスにより接続されており、ドアフレーム71を開扉状
態にしてもドア側アッセンブリ70とキャビネット側ア
ッセンブリ60とは電気的に繋がった状態が保持され
る。
【0031】このように構成されたスロットマシン50
では、遊技者がメダル投入口76より遊技メダルを投入
し、スタートレバー77を操作すると、3つのリール6
2a,62b,62cを同時に回転起動する。遊技者は
回転している3つのリール62a,62b,62cを任
意に選択し、所望の順序及びタイミングでストップスイ
ッチ78a,78b,78cを操作して、3つのリール
62a,62b,62cを停止させる。
【0032】回転していた3つのリール62a,62
b,62cが全て停止すると、入賞図柄の判定、すなわ
ち当たりかはずれかの判定が行われ、図柄の組み合わせ
が予め定められた入賞図柄の組み合わせに該当するとき
には、メダル払出装置65より所定枚数の遊技メダルが
払い出される。なお、このとき表示装置81においてラ
ンプ表示がなされ、これと同時にスピーカ82,82よ
り効果音が発生する。
【0033】このように本スロットマシン50で遊技を
行う遊技者は、表示された図柄が予め定められた組み合
わせに該当しなかったとき(はずれのとき)には投入し
た遊技メダルを失うが、表示された図柄が予め定められ
た組み合わせに該当したとき(当たりのとき)には投入
した枚数以上の遊技メダルを獲得し得ることとなり、遊
技メダルを増やすという興趣を楽しむことができる。
【0034】次に、このような構成を有する本スロット
マシン50の箱形ケースを構成するドアフレーム71と
キャビネットボックス61について説明する。これらド
アフレーム71とキャビネットボックス61はともに板
材により構成されており、ドアフレーム71は一枚の板
材より、またキャビネットボックス61は複数枚の板材
を組み合わせて構成されている。
【0035】図9はドアフレーム71単体をその右上方
より見た斜視図、また図10はキャビネットボックス6
1単体をその右上方より見た斜視図である。ドアフレー
ム71は図9に示すように一枚板を所定形状に成形した
後、ヒンジ部材91a,91bを取り付けるためのヒン
ジ取付部材89a,89b、図示しない制御用部品を取
り付けるための制御用部品取付部材90、施錠装置92
の受け具を取り付けるための補助部材(図示せず)等を
所定の位置に取り付けて構成される。
【0036】キャビネットボックス61は図10に示す
ように5枚の板材、すなわち上面板61a、下面板61
b、左側面板61c、右側面板61d及び背面板61e
が前述の本発明に係る板材結合用金具1を介して結合さ
れて組み立てられた一面側(前面側)に開口する筐体で
ある。このキャビネットボックス61を構成する左側面
板61cと右側面板61dそれぞれの中央部には本キャ
ビネットボックス61を移動するための矩形の指掛け用
開口66,66が設けられている。また、背面板61e
にはキャビネット側アッセンブリ60を構成するキャビ
ネット側遊技構成装置より延びる配線を本スロットマシ
ン50の外部に出すための配線用開口67,68,6
9,…等が設けられている。なお、ここでは上面板61
a、下面板61b、左側面板61c及び右側面板61d
が特許請求の範囲にいう側面板に相当し、背面板61e
が特許請求の範囲にいう底面板に相当する。
【0037】図11は本キャビネットボックス61を組
み立てる手順を(A),(B)の順に示したものであ
る。このキャビネットボックス61を組み立てるには、
先ず上面板61a及び下面板61bに上述の本発明に係
る板材結合用金具1を構成する両金具片10,20の一
方を取り付けておくとともに、左側面板61cと右側面
板61dには上記両金具片10,20の他方を取り付け
ておく。第1の金具片10と第2の金具片20のいずれ
を取り付けるかは、接合される相手方とペアになりさえ
すれば任意である。なお、図11では上面板61a及び
下面板61bの両端部に第1の金具片10を取り付け、
左側面板61c及び右側面板61dの両端部に第2の金
具片20を取り付けた場合の例を示している。
【0038】上記のように各板材に第1の金具片10或
いは第2の金具片20が取り付けられたら、背面板61
eを水平にしてその左右両端部に左側面板61cと右側
面板61dを垂直に位置させる。そして、第1の金具片
10の軸状部12が第2の金具片20の軸受容部22に
スライド挿入されるように両金具片10,20を結合
し、4枚の板材61a,61b,61c,61dを結合
させる(図11(A)参照)。そして、これら4枚の板
材61a,61b,61c,61dを結合した4つの板
材結合用金具1における両金具片10.20の平板部1
3,23をそれぞれ重ね合わせた状態で、これら両平板
部13,23に設けられたねじ取り付け孔16,26を
貫通するようにねじ35を取り付けて4つの板材結合用
金具1を背面板61eの四隅に取り付ける(図11
(B)参照)。これにより5枚の板材、すなわち上面板
61a、下面板61b、左側面板61c、右側面板61
d及び背面板61eは互いに略直交するように結合され
た状態となり、キャビネットボックス61の組み立ては
完了する。
【0039】このように組み立てられたキャビネットボ
ックス、すなわち本発明に係る筐体では、底面板(ここ
では背面板61e)側に位置する四隅それぞれを構成す
る3枚の板材の結合に本発明に係る板材結合用金具1が
用いられるのでその組立は大変容易であり、その生産効
率を従来に比して向上させることができる。
【0040】このようにして組み立てられたキャビネッ
トボックス61には前述のキャビネット側遊技構成装置
(リール装置62など)が収納設置されてキャビネット
側アッセンブリ60が構成される。このように本発明に
係るスロットマシン50では遊技構成装置が取り付けら
れる筐体に本発明に係る筐体(キャビネットボックス6
1)が用いられているのでスロットマシン50全体の組
み立て工程を短縮することができ、その生産性を向上さ
せることができる。
【0041】これまで本発明の好ましい実施形態につい
て説明してきたが、本発明の範囲は上述のものに限定さ
れない。例えば、上述した本発明に係る板材結合用金具
1の実施形態においては、第1の金具片10の軸状部1
2を第2の金具片20の軸受容部22にスライド受容さ
せた状態においては第1の金具片10の平板部13と第
2の金具片20の平板部23とが重なり、この重なった
状態の両平板部13,23をまとめて第3の板材43に
結合する構成であったが、これら両平板部13,23は
必ずしも重なった状態で第3の板材43に結合される必
要はなく、これら両平板部13,23がそれぞれ単独で
第3の板材43に結合される構成とすることもできる。
しかし、上述の実施形態において示したように、両平板
部13,23が重なった状態で第3の板材43に結合さ
れる構成であれば、平板部13,23を第3の板材43
に結合する部材(ねじ)が一つで済むとともに、両金具
片10,20における基部11,21のなす角度、すな
わちこれら両金具片10,20が取り付けられる両板材
41,42のなす角度を正確に決定することができるの
で、3枚の板材41,42,43の組立を容易にすると
いう観点からは前者の方が好ましいといえる。
【0042】また、上述した本発明に係る板材結合用金
具の実施形態においては、第1の金具片10に形成され
た軸状部12及び第2の金具片20に形成された軸受容
部22はその断面形状がU字状であったが、第1の金具
片10に形成された軸状部12が第2の金具片20の軸
受容部22にスライド受容される形状の組み合わせであ
れば必ずしもこのような断面形状を有している必要はな
い。しかし、軸状部12と軸受容部22の断面形状をU
字状に加工することは大変容易であるので、本板材結合
用金具1の生産性を向上させるという観点からは前者の
方が好ましいといえる。
【0043】また、本発明に係る筐体は、筐体を構成す
る板材のいずれかに開口が設けられていても良い。図1
2はこのような筐体の一例を示したものであり、底面板
101及びこの底面板101と結合される4枚の側面板
102,103,104,105からなる筐体におい
て、底面板101に開口101aが設けられている。ま
た、底面板が一枚の板材から構成されておらず、上記四
隅それぞれに取り付けられる4枚の板材からなっている
ものであってもよい。図13はこのような筐体の一例を
示したものであり、4枚の板材111a,111b,1
11c,111dと、これら4枚の板材のそれぞれに結
合される4枚の側面板112,113,114,115
からなる構成されている。
【0044】また、本発明に係る箱形遊技機は上述の実
施形態において示したスロットマシンに限られず、他の
箱形遊技機、例えばパチンコ機やスマートボール機等で
あっても構わない。また、本発明に係る筐体はこれら箱
形遊技機に備えられるものに限られず、一面側に開口し
た筐体であって、矩形状の底面板及びこの底面板と直交
するように設けられた4枚の側面板からなるものであれ
ばあらゆる筐体をその対象とすることができる。更に本
発明に係る板材結合用金具は、第1、第2及び第3の板
材を互いに略直交するように結合してなるものであれ
ば、上述の実施形態において示した筐体に限られず種々
のものに適用することが可能である。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る板材
結合用金具では、第1の金具片に形成された軸状部を第
2の金具片に形成された軸受容部にスライド受容させて
両金具片を結合することにより、第1の金具片の基部に
取り付けられた第1の板材と第2の金具片の基部に取り
付けられた第2の板材とを略直交状態に結合し、その後
第1の金具片に形成された第1平板部と第2の金具片に
形成された第2平板部を第3の板材に結合することによ
り、第1及び第2の板材をともに第3の板材に略直交状
態に結合することができる。このため3枚の板材を互い
に略直交するように組み立ててなる部品(例えば筐体)
を製造するにおいて、板材同士の接合に時間のかかる接
合剤の使用をすることなくこれら3枚の板材を結合する
作業を容易且つ迅速に行うことができ、このような部品
の生産効率を従来以上に高めることができる。また、従
来は板材間に塗布された接合剤が乾燥するまでの間その
部品を保管しておくスペースが必要であったが、本発明
に係る板材結合用金具を用いることによりこのようなス
ペースは不要となる。更に、組み立て後に不慮の事故等
で板材等に傷が付いてしまった場合であっても各板材間
の分離は容易であるため、これら板材を組み合わせてな
る部品全体が不良品扱いとなるようなことがなく、製造
コストを大幅に低減することができる。
【0046】ここで、第1の金具片における平板部(第
1平板部)と第2の金具片における平板部(第2平板
部)は第1の金具片の軸状部が第2の金具片の軸受容部
にスライド受容された状態で重なるようになっており、
この重なった状態の両平板部が第3の板材に取り付けら
れるようになっているのであれば、一つの締結部材(例
えばねじ)により両平板部を第3の板材に取り付けるこ
とができるようになるので板材の組み立て作業が更に容
易になる。また、第1の金具片における軸状部及び第2
の金具片における軸受容部はともに断面がU字状になっ
ていることが好ましい。このような構成であれば軸状部
及び軸受容部の形成が大変容易なものとなり、本板材結
合用金具の生産性を向上させることができる。
【0047】本発明に係る筐体は、上記板材結合用金具
により、互いに略直交するように結合された前記第1、
第2及び第3の板材を有してなる。このような筐体では
3枚の板材の結合に上記板材結合用金具が用いられるの
でその組立が容易となる。また、別の本発明に係る筐体
は、一面側に開口した筐体であって、矩形状の底面板及
びこの底面板と直交するように設けられた矩形状の4枚
の側面板からなり、底面板側に位置する四隅それぞれを
構成する3枚の板材が上記本発明に係る板材結合用金具
により組み立てられてなる。本筐体では底面板側に位置
する四隅それぞれを構成する3枚の板材の結合に上記板
材結合用金具が用いられるのでその組立は大変容易であ
り、その生産効率を従来に比して向上させることができ
る。
【0048】また、本発明に係る箱形遊技機は、上記本
発明に係る筐体と、この筐体の上記開口を覆うように開
閉自在に取り付けられた扉部材と、これら筐体及び扉部
材からなる箱形ケースの内部に収容設置された遊技構成
装置とを備えてなる。このような箱形遊技機では遊技構
成装置が取り付けられる筐体に上記本発明に係る筐体が
用いられているので本箱形遊技機全体の組み立て工程を
短縮することができ、その生産性を向上させることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る板材結合用金具の構成をこれによ
り結合される3枚の板材とともに示す分解斜視図であ
る。
【図2】本発明に係る板材結合用金具により3枚の板材
を組み立てた状態を示す斜視図である。
【図3】図2における矢視IIIより見た平面図である。
【図4】本発明に係る板材結合用金具の板材への取り付
け方法の変形例を示す図であり、本板材結合用金具を3
枚の板材とともに示す分解斜視図である。
【図5】本発明に係る板材結合用金具の板材への取り付
け方法の変形例を示す図であり、本板材結合用金具によ
り3枚の板材を組み立てた状態を示す斜視図である。
【図6】本発明に係る箱形遊技機の一例としてのスロッ
トマシンを示す図であり、(A)はこのスロットマシン
の正面図、(B)は同スロットマシンの右側面図であ
る。
【図7】図6(B)における矢視VII−VIIより見たキャ
ビネット側アッセンブリの正面図である。
【図8】図6(B)における矢視VIII−VIIIより見たド
ア側アッセンブリの背面図である。
【図9】ドアフレーム単体をその右上方より見た斜視図
である。
【図10】キャビネットボックス単体をその右上方より
見た斜視図である。
【図11】キャビネットボックスを組み立てる手順を
(A),(B)の順に示す図である。
【図12】筐体を構成する板材の一つに開口が設けられ
ている筐体の一例を示す斜視図である。
【図13】底面板が四隅それぞれに取り付けられる4枚
の板材からなっている筐体の一例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 板材結合用金具 10 第1の金具片 11 基部 12 軸状部 13 平板部 14,15,16 ねじ取り付け孔 20 第2の金具片 21 基部 22 軸受容部 23 平板部 24,25,26 ねじ取り付け孔 27,28 スライドガイド 31〜35 ねじ 41,42,43 板材 50 スロットマシン 60 キャビネット側アッセンブリ 61 キャビネットボックス 61a 上面板 61b 下面板 61c 左側面板 61d 右側面板 61e 背面板 62 リール装置 62a,62b,62c リール 65 メダル払出装置 66 指掛け用開口 67,68,69 配線用開口 70 ドア側アッセンブリ 71 ドアフレーム 75 表示窓 76 メダル投入口 77 スタートレバー 78a,78b,78c ストップスイッチ 81 表示装置 82 スピーカ 83 メダル払出口 84 受け皿 89a,89b ヒンジ取付部材 90 制御用部品取付部材 91a,91b ヒンジ部材 92 施錠装置 101 底面板 101a 開口 102 側面板 103 側面板 104 側面板 105 側面板 111a 板材 111b 板材 111c 板材 111d 板材 112 側面板 113 側面板 114 側面板 115 側面板

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1、第2及び第3の板材を互いに略直
    交するように結合する板材結合用金具であって、 前記第1の板材と前記第2の板材との接合面が延びる方
    向に一辺が延びるように前記第1の板材に取り付けられ
    る第1基部、この第1基部における前記一辺に沿うよう
    に延びて設けられた軸状部及び前記第1基部より前記軸
    状部と直交する方向に延びて前記第3の板材に取り付け
    られる第1平板部を備えた第1の金具片と、 前記第1の板材と前記第2の板材との接合面が延びる方
    向に一辺が延びるように前記第2の板材に取り付けられ
    る第2基部、この第2基部における前記一辺に沿うよう
    に延びて設けられ前記軸状部をスライド受容する軸受容
    部及び前記第2基部より前記軸受容部と直交する方向に
    延びて前記第3の板材に取り付けられる第2平板部を備
    えた第2の金具片とからなることを特徴とする板材結合
    用金具。
  2. 【請求項2】 前記第1平板部と前記第2平板部は前記
    軸状部が前記軸受容部にスライド受容された状態で重な
    るようになっており、この重なった状態の前記両平板部
    が前記第3の板材に取り付けられるようになっているこ
    とを特徴とする請求項1記載の板材結合用金具。
  3. 【請求項3】 前記軸状部及び前記軸受容部はともに断
    面がU字状であることを特徴とする請求項1又は2記載
    の板材結合用金具。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載の板材結
    合用金具により、互いに略直交するように結合された前
    記第1、第2及び第3の板材を有してなることを特徴と
    する筐体。
  5. 【請求項5】 一面側に開口した筐体であって、矩形状
    の底面板及びこの底面板と直交するように設けられた矩
    形状の4枚の側面板からなり、前記底面板側に位置する
    四隅それぞれを構成する3枚の板材が請求項1〜3のい
    ずれかに記載の板材結合用金具により組み立てられてな
    ることを特徴とする筐体。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の筐体と、この筐体の前
    記開口を覆うように開閉自在に取り付けられた扉部材
    と、これら筐体及び扉部材からなる箱形ケースの内部に
    収容設置された遊技構成装置とを備えてなることを特徴
    とする箱形遊技機。
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