JP2003180855A - 消火器収容ユニット - Google Patents

消火器収容ユニット

Info

Publication number
JP2003180855A
JP2003180855A JP2001389545A JP2001389545A JP2003180855A JP 2003180855 A JP2003180855 A JP 2003180855A JP 2001389545 A JP2001389545 A JP 2001389545A JP 2001389545 A JP2001389545 A JP 2001389545A JP 2003180855 A JP2003180855 A JP 2003180855A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fire extinguisher
housing unit
back panel
engaging means
notification means
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001389545A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3852048B2 (ja
JP2003180855A5 (ja
Inventor
Takeshi Nakatsu
剛 中津
Takeshi Otani
毅 大谷
Kaoru Murakami
薫 村上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shibutani Co Ltd
Original Assignee
Shibutani Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shibutani Co Ltd filed Critical Shibutani Co Ltd
Priority to JP2001389545A priority Critical patent/JP3852048B2/ja
Publication of JP2003180855A publication Critical patent/JP2003180855A/ja
Publication of JP2003180855A5 publication Critical patent/JP2003180855A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3852048B2 publication Critical patent/JP3852048B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Fire-Extinguishing By Fire Departments, And Fire-Extinguishing Equipment And Control Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 緊急時において消火器2を確実に使用で
きるようにし、加えて、不心得者による無断持ち出し防
止するとともに、収容ユニット1全体をコンパクト化
し、構造の簡略化や部品点数の削減を図り、既設の建物
への取付が可能な消火器収容ユニットを提供する。 【解決手段】 消火器を設置する収容ユニットを、消
火器が載置されるステージ状の基台11と、該基台11
の後部で壁面に面当てされ消火器を係脱可能に装着する
係合手段13が設けられた背パネル12とで、全体を側
面視略L字状となるように構成し、係合手段13を、常
時上方向に付勢させて消火器の係脱動作に連動して上下
動可能に構成し、該係合手段13に、基台11内に格納
される報知手段のスイッチ手段302に対して消火器の
離脱時にONし、セット時にOFFする作動アーム14
を連動連結する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主にマンション、
オフィスビルなどの建物に設置される消火器の収容ユニ
ットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、マンション、オフィスビル、公
共施設など建物には、火災時に初期消火が素早く行われ
るよう所定の箇所に消火器が設置されている。ところ
で、消火器の設置にあたっては、従来、特開平9−17
3488号公報に開示されたものの如く、箱形の消火器
ボックスを壁面等に埋設し、ボックス内部に消火器の離
脱検知手段を設け、不心得者による消火器の無断持ち出
しを防止するため、消火器支持台(1)の下面域に報知
手段(11A)とリミットスイッチ(9)を内装し、可
動片(21)を支持台(1)上面を開口させて、常時上
方向に付勢させて上下動可能に突設させておき、該可動
片(21)上に消火器底部をのせることで、リミットス
イッチ(9)を押圧してOFFとし、消火器を持ち上げ
るとONして発鈴するよう構成したものが知られてい
る。
【0003】しかしながら、このものの様にボックスそ
れ自体を壁面に埋め込むタイプのものは、建物建築時に
その配設位置を決め、躯体への埋め込み施工や報知手段
(11A)の配線工事を行わなければならず、建築施工
との兼ね合いで設置時期が限られ、施工費用は勿論、ボ
ックスそのものの制作費用など導入コストが高価なもの
となり、消火器を設置することへの消極性を誘発する要
因ともなっていた。また、壁面に埋め込まれた場合、通
常半透明のスモーク蓋などが設けられており、施工後の
外観を損なわないという利点はあるものの、非常時に設
置場所をすぐに見つけることができず、平常時には蓋に
よって覆われたボックス内の消火器の存在の有無を確認
しづらいばかりか、雑居ビルなどでボックスの前に物な
どが置かれて蓋が開閉できず取り出すことができないな
ど、非常時に使用できないという不測の事態も想定され
る。そこで、消火器ボックスを壁面に埋め込まずに床や
壁面に取り付けることも行われているが、躯体への埋め
込み施工工事に要するコストは削減されるものの、依然
としてボックス自体がコスト高であり、非常時に使用で
きないという不測の事態を解消することはできない。ま
た、上記の様な不心得者による消火器の無断持ち出し防
止のための可動片(21)によるリミットスイッチ
(9)のON−OFF構成では、消火器がボックス内に
格納される場合に置いては有効であっても、消火器を露
出させて設ける場合には、支持台(1)の凹部内に水が
侵入し、報知手段(11A)や電気系統に悪影響を与
え、不作動の要因となってしまうばかりか、可動片(2
1)を瞬時に押さえてOFF状態とする悪戯が行われる
恐れがあり、しかも、支持台(1)内部の機器に対する
メンテナンスができないなどの問題があり、更には、消
化器底部の形状や底位置がメーカーや種類によって異な
るなどの問題もあって採用することができないものであ
った。なお、上記かっこ()と共に付した符号は、前記
公報中で使用された符号である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の如き
問題点を一掃すべく創案されたものであって、消火器ボ
ックスを使用することなく消火器自体を外観露出させて
設置することができ、消火器の存在を一見して視認でき
るようにし、物が置かれる危惧を少なくし、例え物が置
かれた状態であっても、収容ユニットからの上方への消
火器取り出しを可能ならしめ、緊急時における消火器の
存在確認ができ、確実に使用することができ、さらに、
報知手段を基台内部に格納し得ると共に、当該報知手段
に対する消火器の離脱操作に連繋した鳴動を確実に行え
ることと、報知手段をOFF状態とする悪戯が行われる
恐れを防止できることを含め、収容ユニット全体をコン
パクト化し構造の簡略化や部品点数の削減が図られ、導
入コストを安価なものとして提供でき、結果、既設の建
物への取付が何時でも行えることと相俟って、消火器設
置への導入意欲を喚起することができる消火器収容ユニ
ットを提供することを課題としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明が採用した技術手段は、消火器を設置する収容
ユニットであって、該収容ユニットを、消火器が載置さ
れるステージ状の基台と、該基台の後部で壁面に面当て
され消火器を係脱可能に装着する係合手段が設けられた
背パネルとで、全体を側面視略L字状となるように構成
し、前記基台は、前面および両側面を形成するエプロン
板と、該エプロン板に対してその上端部より面落ちさせ
て下部域に警報ベル等の報知手段を格納する報知器格納
スペースを形成するよう設けられた消火器載置板とで構
成せしめる一方、前記係合手段を、常時上方向に付勢さ
せて消火器の係脱動作に連動して上下動可能に構成し、
該係合手段に、前記格納される報知手段のスイッチ手段
に対して消火器の離脱時にONし、セット時にOFFす
る作動アームを連動連結せしめたことを特徴とするもの
である。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を好適
な実施の形態として例示する消火器収容ユニットを図面
に基づいて詳細に説明する。図面において、1は建物の
床面から10〜20cm程度離れた壁面の所望位置に取
り付けられる消火器収容ユニットであって、該消火器収
容ユニット1は、消火器2が載置されるステージ状の基
台11と、該基台11の後部で壁面に面当て(対面)さ
れ消火器を係脱可能に装着する係合手段13が設けられ
た背パネル12とで、全体が側面視略L字状となるよう
に構成されている。
【0007】前記基台11は、消化器2の外径よりも若
干大きめの前面および両側面をU字状に湾曲形成するエ
プロン板111と、該エプロン板111の上端部より面
落ちさせて設けられた消火器載置板112とで構成さ
れ、消火器載置板112の上面側に凹状の消火器載部と
その下部域に警報ベル等の報知手段3を格納する報知器
格納スペース113が形成される。そして、消火器載置
板112が前記背パネル12と当接する両隅部に、凹状
の消火器載部に水が侵入した場合の水抜き孔116、1
16が穿設されている。
【0008】前記背パネル12は、所定の厚さ幅と消火
器2のレバーハンドルよりも低い高さ幅と、消火器2の
胴部円筒径寸法よりも少し大きめの幅を有しており、上
面片121と共に全体が上面視略台形状で背面に凹面状
スペースが形成されている。これにより、消火器2が装
着された際に、該消火器2の先端ノズル部分がノズル取
付片202取り付けられたホース201の一部と、レバ
ーハンドル203が背パネル12よりはみ出た格好で収
容されることになる。背パネル12には、縦長の前記係
合手段13を取着するための案内孔122が穿設されて
おり、この案内孔122を介して背パネル12を挟んで
前面側に係合手段13が、背面側に報知手段3のスイッ
チ手段に対して消火器の離脱時にONし、セット時にO
FFする作動アーム14が、それぞれビスにより上下方
向スライド可能に連結して配設されている。そして、一
端を作動アーム14の上端部に他端を背パネル12の上
面片121近傍に取り付けられたコイルバネ15によ
り、前記係合手段13を常時上方向に付勢されている。
【0009】前記係合手段13は、消火器2に設けられ
たフック受け(図示しない)に係合する係止フック13
1と前記作動アーム14への取付片132とで構成され
ており、該係止フック131の下部には、消火器2を支
承するよう当接面が湾曲した支持片133が前記背パネ
ル12に固着されている。つまり、係合手段13は、係
止フック131に消火器2のフック受けが係合すること
でその自重により下動し、係合を離脱することで上動す
る消火器2の係脱動作に連動して上下動可能に構成され
ている。
【0010】報知手段としては、例えば実登30410
73号公報に開示された如きの警報ベル3、すなわち、
ベル部301により内装されたゼンマイバネを巻いてお
き、ON−OFF切り替えスイッチ手段として、常時突
出方向に付勢された出没可能なスイッチ片302が押圧
されることによりOFFとなり、突出することでONさ
れてベルが鳴るように構成された、公知のものが採用さ
れている。この警報ベル3は、前記消火器載置板112
の裏面に取り付けられており、前記報知器格納スペース
113の下面部に、警報ベル3の保守用の開口部115
が中央に穿設されたカバー体114が設けられており、
前記ベル部301によるバネ巻き操作は、この開口部1
15より行うことができるようになっている。
【0011】一方、前記作動アーム14の下端部には、
下動時に前記スイッチ片302を押圧して没入させOF
F状態とし、上動時に前記スイッチ片302の押圧を解
除して突出せしめON状態としてベルを打鈴するよう押
圧片141が折曲形成されており、結果、前記係合手段
13は、警報ベル3に対して作動アーム14を介して消
火器2の離脱時にONしセット時にOFFする上下動作
に連携して構成されることになる。そして、作動アーム
14には、これら上下動が円滑に行われるように、前記
支持片133の止めビス先端部が挿通する案内孔142
と、前記押圧片141の上部近傍に背パネル12より挿
入されたビス(ボルト)が挿通され作動アーム14側で
ナット止めされる案内孔142が穿設されている。
【0012】16は消火器収容ユニット1を壁面に取り
付けるためのブラケットであって、該ブラケット16
は、側面視コ字状となるよう折曲された上下の立上り片
161、162と、該下側立上り片162より下方に折
曲された係止片163が一体形成されており、中央の広
幅面域には壁面へのアンカービス取付孔が上中下の適宜
の位置に穿設されている。前記上側立上り片161は、
前記上面片121にビス止め固定され、前記係止片16
3は、前記カバー体114の近傍後方に設けられた係止
受け164の係止孔に挿入されるようになっている。結
果、消火器収容ユニット1は、壁面に取り付けられたブ
ラケット16に対して、背パネル12の背面側で取付け
られ、その取付けにあたっては、先ず、消火器収容ユニ
ット1を傾斜姿勢に保持した状態で係止受け164に係
止片163を挿入し、次いで、この挿入部分を支点とし
て壁面に起立させて前記上面片121を上側立上り片1
61に覆い被せた後、上面片121と上側立上り片16
1とをビス止め固定すれば取付けが完了する。取り外し
は前記ビス止めを外すことで容易に行える構成となって
いる。なお、床面や際根太などに基台11底面を当接さ
せて取り付ける場合には、前記係止片163を上方に向
けて折曲させておけばよい。
【0013】叙述の如く構成された本発明の実施の形態
において、いま、建築物の壁面に消火器2を設置するた
めの収容ユニット1を取り付けるのであるが、該収容ユ
ニット1は、消火器2が載置されるステージ状の基台1
1と、該基台11の後部で壁面に面当てされ消火器2を
係脱可能に装着する係合手段13が設けられた背パネル
12とで、全体を側面視略L字状となるように構成され
ており、基台11は、前面および両側面を形成するエプ
ロン板111と、該エプロン板111に対してその上端
部より面落ちさせて下部域に警報ベル等の報知手段3を
格納する報知器格納スペース113を形成するよう設け
られた消火器載置板112とで構成されている。そし
て、前記係合手段13を、常時上方向に付勢させて消火
器2の係脱動作に連動して上下動可能に構成し、該係合
手段13に、前記格納される報知手段のスイッチ手段3
02に対して消火器2の離脱時にONし、セット時にO
FFする作動アーム14が連動連結されている。
【0014】これにより、従来のように消火器ボックス
内部に消火器2を収納してしまう場合に比し、消火器2
自体を外観露出させて設置することができるので、消火
器2の存在を一見して視認することができ、物が置かれ
る危惧を可及的に回避、減少し得て、万一物が置かれた
としても、収容ユニット本体1からの上方への消火器抜
き出しを可能ならしめ、緊急時における消火器2の存在
確認と共に使用に対する確実性を向上させることができ
る。つまり、本実施例では、消火器2のレバーハンドル
203を持って、そのまま上方に引き出すことができ
る。しかも、報知器格納スペース113内に納められた
報知手段3に対しては、消火器載置板112によって覆
われており、水の侵入や不心得者によるスイッチ片30
2をOFF状態とする悪戯が行われる恐れを防止でき、
基台11の下面側からのメンテナンスを可能とし得て、
収容ユニット1全体をコンパクト化し構造の簡略化や部
品点数の削減を図ることができ、導入コストを安価なも
のとして提供でき、結果、壁掛けタイプや床置きタイプ
の何れの設置タイプにも対応でき、さらに既設の建物へ
の取付が何時でも行えることと相俟って、消火器設置へ
の導入意欲を喚起することができる。
【0015】また、前記報知手段3は、前記消火器載置
板112に取り付けられているので、消火器載置板11
2を報知手段3の取付板として兼用することができ、構
造の簡略化や部品点数の削減に寄与することができると
共に、収容ユニット1が床面に載置された状態であって
も、報知手段3を床面から離間させて取り付けることが
できる。
【0016】また、常時突出方向に付勢された前記スイ
ッチ手段としてのスイッチ片302に対して、前記作動
アーム14を、消火器2が係合手段13にセットされた
祭に下動して押圧させて没入し、離脱時に上動して前記
押圧解除させて突出するよう連繋させて構成してあるの
で、機械的な連繋構成によってスイッチのON−OFF
切り替えが行え、電気的な連繋構成に比し、停電時にも
打鈴することができ火災を報知する警報ベルとしても機
能するばかりか、不心得者による消火器2の無断持ち出
しを抑止することを含め、警報レベルの重要度を向上す
ることができる。
【0017】また、前記作動アーム14は、前記背パネ
ル12の裏面側に配設され、背パネル12に穿設された
案内孔122を介して前記係合手段13に連結されてい
るため、係合手段13と作動アーム14は、消火器2の
係脱動作に追随して一体的に上下動し、作動アーム14
の動作機構も背パネル12の裏面側に納めることがで
き、前記警報ベル3と共にその存在を外部から認識させ
ない構成とすることができる。なお、本実施例では、係
合手段13と作動アーム14をそれぞれ別体のもので構
成したがこれに限定されることなく、一体として構成し
て良いことは勿論である。
【0018】また、前記報知器格納スペース113は、
前記報知手段3の保守を行えるように下面部が開口され
ているため、床面から離間して取り付けられる場合は、
基台11と床面との隙間から警報ベル3のメンテナンス
作業、例えばベル部301を回転させて行うねじ巻き操
作などを行うことができ、床面に面接して取り付けられ
る場合は、背パネル12の上面片121とブラケット1
6の上側立上り片161とのビス止めを外し、収容ユニ
ット1を外して行うことができる。なお、この場合にエ
プロン板111の一部または全部を、開閉または着脱可
能に構成させても良い。
【0019】そして、基台11の下面部には、報知手段
3の保守用の開口部115が設けられたカバー体114
が装着されていることにより、基台11の下面域全体が
開口している場合に比し、床面から離間して取り付けら
れることに起因して、報知手段3が清掃時等に物が当接
するなどして故障してしまうことを未然に防止できる利
点がある。
【0020】また、前記背パネル12は、所定の厚さ幅
と消火器2のレバーハンドル203よりも低い高さ幅で
形成されているので、レバーハンドル203部分に背パ
ネル12が存在せず、しかも壁面から背パネル12の厚
さ幅分離間させることができ、レバーハンドル203が
把持し易く、消火器2を撮りやすい状態でセットするこ
とができる。
【0021】
【発明の効果】本発明は、消火器2を設置する収容ユニ
ット1を、消火器2が載置されるステージ状の基台11
と、該基台11の後部で壁面に面当てされ消火器2を係
脱可能に装着する係合手段13が設けられた背パネル1
2とで、全体を側面視略L字状となるように構成し、前
記基台11は、前面および両側面を形成するエプロン板
111と、該エプロン板111に対してその上端部より
面落ちさせて下部域に警報ベル等の報知手段3を格納す
る報知器格納スペース113を形成するよう設けられた
消火器載置板112とで構成せしめる一方、前記係合手
段13を、常時上方向に付勢させて消火器2の係脱動作
に連動して上下動可能に構成し、該係合手段13に、前
記格納される報知手段のスイッチ手段302に対して消
火器の離脱時にONし、セット時にOFFする作動アー
ム14を連動連結せしめたいることにより、消火器ボッ
クスを使用することなく消火器2自体を外観露出させて
設置することができ、消火器2の存在を一見して視認で
きるようにし、物が置かれる危惧を少なくし、例え物が
置かれた状態であっても、収容ユニット1からの上方へ
の消火器抜き出しを可能ならしめ、緊急時における消火
器2の存在確認ができ、確実に使用することができ、さ
らに、報知手段3を基台11内部に格納し得ると共に、
当該報知手段3に対する消火器2の離脱操作に連繋した
鳴動を確実に行えることと、報知手段3をOFF状態と
する悪戯が行われる恐れを防止できることを含め、収容
ユニット1全体をコンパクト化し構造の簡略化や部品点
数の削減が図られ、導入コストを安価なものとして提供
でき、結果、既設の建物への取付が何時でも行えること
と相俟って、消火器設置への導入意欲を喚起することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】消火器を格納した状態を示す収容ユニットの正
面図
【図2】収容ユニットの要部破断正面図
【図3】収容ユニットの背面図
【図4】収容ユニットの上面図
【図5】収容ユニットの要部破断側面図
【符号の説明】
1 消火器収容ユニット 11 基台 111 エプロン板 112 消火器載置板 113 報知器格納スペース 114 カバー体 115 開口部 116 水抜き孔 12 背パネル 121 上面片 122 案内孔 13 係合手段 131 係止フック 132 取付片 133 支持片 14 作動アーム 141 押圧片 142 案内孔 143 案内孔 15 イルバネ 16 ブラケット 161 上側立上り片 162 下側立上り片 163 係止片 164 係止受け 2 消火器 201 消火器ホース 202 ノズル取付片 203 レバーハンドル 3 警報ベル(報知手段) 301 ベル部 302 スイッチ片(スイッチ手段)

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 消火器を設置する収容ユニットであっ
    て、該収容ユニットを、消火器が載置されるステージ状
    の基台と、該基台の後部で壁面に面当てされ消火器を係
    脱可能に装着する係合手段が設けられた背パネルとで、
    全体を側面視略L字状となるように構成し、前記基台
    は、前面および両側面を形成するエプロン板と、該エプ
    ロン板に対してその上端部より面落ちさせて下部域に警
    報ベル等の報知手段を格納する報知器格納スペースを形
    成するよう設けられた消火器載置板とで構成せしめる一
    方、前記係合手段を、常時上方向に付勢させて消火器の
    係脱動作に連動して上下動可能に構成し、該係合手段
    に、前記格納される報知手段のスイッチ手段に対して消
    火器の離脱時にONし、セット時にOFFする作動アー
    ムを連動連結せしめたことを特徴とする消火器収容ユニ
    ット。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記報知手段は、前
    記消火器載置板に取り付けられることを特徴とする消火
    器収容ユニット。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、前記スイッ
    チ手段は、常時突出方向に付勢されており、前記作動ア
    ームを、該スイッチ手段に対して、消火器セット時に下
    動して押圧させて没入し、離脱時に上動して前記押圧解
    除させて突出する連繋関係で構成したことを特徴とする
    消火器収容ユニット。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3において、前記作動アー
    ムは、前記背パネルの裏面側に配設され、背パネルに穿
    設された案内孔を介して前記係合手段に連結されている
    ことを特徴とする消火器収容ユニット。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4において、前記報知器格
    納スペースは、前記報知手段の保守を行うべく下面部が
    開口されていることを特徴とする消火器収容ユニット。
  6. 【請求項6】 請求項5において、前記下面部には、前
    記報知手段のカバー体が設けられており、該カバー体に
    は、報知手段の保守用の開口部が設けられていることを
    特徴とする消火器収容ユニット。
  7. 【請求項7】 請求項6において、前記収容ユニット
    は、前記報知手段の保守を行うべく床面から離間させて
    壁面に取り付けられていることを特徴とする消火器収容
    ユニット。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至7において、前記背パネル
    は、壁面に取り付けられたブラケットに対して着脱可能
    に装着されることを特徴とする消火器収容ユニット。
  9. 【請求項9】 請求項1乃至8において、前記背パネル
    は、所定の厚さ幅と消火器のレバーハンドルよりも低い
    高さ幅で形成されていることを特徴とする消火器収容ユ
    ニット。
JP2001389545A 2001-12-21 2001-12-21 消火器収容ユニット Expired - Fee Related JP3852048B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001389545A JP3852048B2 (ja) 2001-12-21 2001-12-21 消火器収容ユニット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001389545A JP3852048B2 (ja) 2001-12-21 2001-12-21 消火器収容ユニット

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2003180855A true JP2003180855A (ja) 2003-07-02
JP2003180855A5 JP2003180855A5 (ja) 2005-07-14
JP3852048B2 JP3852048B2 (ja) 2006-11-29

Family

ID=27597735

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001389545A Expired - Fee Related JP3852048B2 (ja) 2001-12-21 2001-12-21 消火器収容ユニット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3852048B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014223222A (ja) * 2013-05-17 2014-12-04 株式会社上野商店 消火装置
CN107596600A (zh) * 2017-09-11 2018-01-19 安徽省玉龙消防有限公司 一种园林灭火器固定装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014223222A (ja) * 2013-05-17 2014-12-04 株式会社上野商店 消火装置
CN107596600A (zh) * 2017-09-11 2018-01-19 安徽省玉龙消防有限公司 一种园林灭火器固定装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3852048B2 (ja) 2006-11-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2003180855A (ja) 消火器収容ユニット
JP2010284307A (ja) 消火栓装置
JP2010012017A (ja) 消火器収納装置
JP4108885B2 (ja) 操作箱およびそのカバー装置
JP5650020B2 (ja) 消火栓装置
JP2010189178A (ja) 非常用品保管箱
JP3893537B2 (ja) 消火器収容ユニット
JP2011147704A (ja) 消火栓装置
JP2010514042A (ja) 防火器具の盗難防止としての警報装置
KR100762422B1 (ko) 화재감지 도어 제어장치 및 방법
JPH08298053A (ja) 転倒時断電装置
JP3034551U (ja) 消火機器の盗難防止装置
JP2007264848A (ja) 火災警報器
JP6543162B2 (ja) ガス系消火設備の操作箱
JPH10124761A (ja) 消火器の盗難防止装置
KR200330492Y1 (ko) 소화기의 도난방지용 고정기구
GB2594238A (en) Holder for a fire extinguisher
JPH09290032A (ja) 消火装置およびシステムキッチン
KR200410037Y1 (ko) 소화설비의 기동장치
JP3158169U (ja) 消火器の防犯装置
GB2299432A (en) An alarm for fire fighting apparatus
JPH1085352A (ja) 警報装置付き消火器
JP3531008B2 (ja) 電気器具用壁掛けホルダ
JPH09173488A (ja) 消火器の持出し防止装置
JP2010115320A (ja) 簡易型消火栓装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20041125

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041125

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20041206

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20041125

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060124

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060130

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060317

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060807

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060823

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090915

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100915

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110915

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120915

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130915

Year of fee payment: 7

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees