JP4108885B2 - 操作箱およびそのカバー装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、防護装置を手動起動するために防護地域に設置されその使用目的から施錠できない操作箱またはそれ用のカバー装置に関し、詳しくは、悪戯等による不所望な操作を簡便かつ有効に防止するための技術に関する。
【0002】
【発明の背景】
所定の防護区画や比較的大型の防護対象物についての防護を担う防護装置の多くは、防護区画内等に設置された防護装置本体に対する手動起動を安全に行うために、防護装置の起動装置のうち手動起動用の操作箱が、防護区画外や防護対象物から或る程度離れたところに設置されるとともに、防護区画内等にも、防護区画内や防護対象物の直近に対して避難を促す音声案内等の警報音を発生する手段が設けられている。そして、操作箱の扉を開けると防護区画内等に警報が出され、さらに手動起動用スイッチが押されると防護装置が起動されるのであるが、緊急事態に備えて操作箱は何時でも操作可能な状態にしておく必要があり、施錠は許されない。
【0003】
例えば、二酸化炭素やハロゲン化物等を消火剤とするガス系の消火設備等は、防護対象物に発生した火災を有効に消火するため、防護対象物の形状や,構造,性質,数量等に応じて全域または局所に消火剤を直接放射する放射ヘッドが所定位置に必要個数設置されている。また、そのような所には、防護区画または防護対象物付近の人すべてに消火剤放出の旨が音声などにより有効に報知され、皆が安全に退避でき、且つ消火剤放出を手動でも行えるようにすべく、手動起動装置の設置が消防法施行規則にて義務付けられている。
【0004】
近年、これらのガス系消火設備の手動起動装置が悪戯等により操作されて消火剤が不所望に放出される事故が増加する傾向にある。特に、立体駐車場等に設置されている消火設備の起動装置の操作箱は、建物外壁部分や屋外に解放された場所など、不特定の者が自由に出入りできる場所に設置されていることが多く、そのような状況のところについては、夜間や休日等の無人となる時間帯に悪戯される事例が報告されている。
【0005】
【従来の技術】
手動起動装置の扉にタッチセンサを配設しておいてそれに触れるとスピーカで無用操作の警告放送を行うようにした消火設備の手動起動装置が考案されている(実用新案登録第2527979号)。
この他、消防法上の特例で、火災感知器の出力と手動起動装置の起動出力との論理積をAND回路等にて求めて、悪戯による誤放出を防止するシステムも考案・実施されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、このような装置を既設の設備に導入するには、新たに火災感知器の増設や、AND回路とするためのリレー盤の設置などが必要となるため、価格や作業負担等の観点から、新設の場合は別として、既設の場合には悪戯操作防止の対策が進展し難い状態であった。
【0007】
しかしながら、最近は悪戯での操作と判断される不所望な操作箱の操作が増えており、このため、既設の多数の操作箱についても、至急に悪戯操作防止対策を施すことが要請されている。
そこで、そのための低廉な装置であって而もその設置に当たっては既設備の改造工事等が不要で簡単に設置できるようなものを案出することが技術的な課題となる。また、その技術を新設の装置にも応用してコストダウンや利便性の向上等を図ることも重要な課題となる。
【0008】
この発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、操作箱の不所望な操作を簡便に抑止しうる操作箱用カバー装置を実現することを目的とする。
また、本発明は、不所望な操作を抑止しうる簡便な操作箱を実現することも目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
このような課題を解決するために発明された第1乃至第6の解決手段について、その構成および作用効果を以下に説明する。
【0010】
[第1の解決手段]
第1の解決手段の操作箱用カバー装置は(、出願当初の請求項1に記載の如く)、(防護区画内や防護対象物の防護を担う消火設備等の)防護装置に対する手動起動用の操作箱に添えて取り付け得る形状の枠部と、これに装着され前記操作箱の手前で開閉可能な扉部と、その開閉に応じて警報音を発する警報音発生部とを備えたものである。
【0011】
このような第1の解決手段の操作箱用カバー装置にあっては、操作箱に添えるようにして枠部を取り付けるだけで設置作業は大部分が完了し、後は、扉部を閉めてセットするだけである。そして、それが開けられたときにはその操作者の間近で警報音が発せられることから、非常事態の認識等に基づいた強い意志を持って操作しようとする者以外は更に行為を進めたりしないので、悪戯者等は操作箱の扉を開ける前に退散することとなる。
【0012】
このように操作箱用カバー装置を付設することにより、既設の操作箱を取り替えたりしなくても簡単に、有効な悪戯操作抑止機能が付加されるので、便利である。しかも、操作箱用カバー装置のような付加装置は、消防法等の規制対象から外れるので比較的安価に作れる。
したがって、この発明によれば、操作箱の不所望な操作を簡便に抑止しうる操作箱用カバー装置を実現することができる。
【0013】
[第2の解決手段]
第2の解決手段の操作箱用カバー装置は(、出願当初の請求項2に記載の如く)、上記の第1の解決手段の操作箱用カバー装置であって、前記警報音発生部が前記操作箱の電源から独立した電源にて動作する、というものである。
【0014】
このような第2の解決手段の操作箱用カバー装置にあっては、その電源が操作箱の電源から独立していて、それも消防法等の規制対象から外れるので、既設の操作箱に関する配線等をやり直したり手直しする必要も無い。
これにより、操作箱自体だけでなくそれに接続されているケーブルや制御盤等についても改造等の格別の作業は不要となる。
したがって、この発明によれば、操作箱の不所望な操作を一層簡便に抑止しうる操作箱用カバー装置を実現することができる。
【0015】
[第3の解決手段]
第3の解決手段の操作箱は(、出願当初の請求項3に記載の如く)、(防護区画内や防護対象物の防護を担う消火設備等の)防護装置に対する手動起動用スイッチを納め且つ開閉可能な扉部を持った操作箱において、前記手動起動用スイッチの電源から独立した電源にて動作し前記扉部の開閉に応じて警報音を発する警報音発生部が設けられている、というものである。
【0016】
このような第3の解決手段の操作箱にあっては、扉部が開けられたときにはその操作者の間近で警報音が発せられることから、非常事態の認識等に基づいた強い意志を持って操作しようとする者以外は更に行為を進めたりしないので、悪戯者等は手動起動用スイッチまでは操作しないで退散することとなる。これにより、有効な悪戯操作抑止機能が操作箱に付加されたこととなる。
【0017】
しかも、その付加機能のための電源が手動起動用スイッチの電源から独立していて付加部分は電気系統も含めて消防法等の規制対象から外れるので、比較的安価に作れるばかりか、新規の操作箱と既設の操作箱とを付け替える際等に既存のケーブルや制御盤等について余分な作業を行う必要が無い。また、全設備を新設する場合でも、厳しい条件を課される配線等が少なくて済むことにもなる。
したがって、この発明によれば、不所望な操作を抑止しうる簡便な操作箱を実現することができる。
【0018】
[第4の解決手段]
第4の解決手段の操作箱または操作箱用カバー装置は(、出願当初の請求項4に記載の如く)、上記の第2解決手段の操作箱用カバー装置または上記の第3解決手段の操作箱であって、前記警報音発生部の電源が電池である、というものである。
【0019】
このような第4の解決手段の操作箱または操作箱用カバー装置にあっては、独立電源が外部配線無しで実現されるので、設置作業が一段と楽になる。
これにより、操作箱の不所望な操作を一層簡便に抑止することができる。
【0020】
[第5の解決手段]
第5の解決手段の操作箱または操作箱用カバー装置は(、出願当初の請求項5に記載の如く)、上記の第1〜第4解決手段の操作箱または操作箱用カバー装置であって、前記扉部の開閉に応じて作動状態を替えて前記警報音発生部による警報音の発生を継続させる機械式記憶部が設けられている、というものである。
【0021】
このような第5の解決手段の操作箱または操作箱用カバー装置にあっては、扉部が開けられると、そのことが機械式記憶部の作動状態として記憶されて、扉部が閉められても、警報音は止まらない。これにより、悪戯気を完全に喪失させるとともに、不所望な操作の有ったことを確実に検知することも可能となる。しかも、機械式なので、雷や静電気放電等による誤動作が無いので、屋外に設置されても確実な作動結果が得られる。
これにより、操作箱の不所望な操作を簡便かつ確実に抑止することができる。
【0022】
[第6の解決手段]
第6の解決手段の操作箱または操作箱用カバー装置は(、出願当初の請求項6に記載の如く)、上記の第1〜第5解決手段の操作箱または操作箱用カバー装置であって、前記扉部の開閉から独立して前記警報音発生部による警報音の発生を抑える手段も設けられている、というものである。
【0023】
このような第6の解決手段の操作箱または操作箱用カバー装置にあっては、警報音の発生を抑える手段に関して知識を持っている特定の者は、警報音を出させないで、扉部の開閉を行うことができるので、悪戯ではない点検や保守等の必要な作業は、怪しまれたり迷惑をかけたりすること無く、進めることができる。
これにより、操作箱の不所望な操作を簡便に抑止するとともに必要な操作は安心して行うことができる。
【0024】
【発明の実施の形態】
このような解決手段で達成された本発明の操作箱または操作箱用カバー装置について、これを実施するための具体的な形態を、以下の第1〜第4実施例により説明する。
図1〜図3に示した第1実施例は、上述した第1,第2,第4〜第6の解決手段のうちの操作箱用カバー装置を具現化したものであり、図4に示した第2実施例は、その変形例である。また、図5に示した第3実施例は、上述した第3〜第6の解決手段のうちの操作箱を具現化したものであり、図6に示した第4実施例は、その変形例である。
【0025】
【第1実施例】
本発明の操作箱用カバー装置の一実施例について、その具体的な構成を、図面を引用して説明する。図1は、その全体構成を示し、(a)が外観斜視図、(b)が警報音発生部の回路図である。また、図2は、その各部の詳細を示し、(a)が警報音発生部の外観図、(b)〜(d)が機械式記憶部の作動状態図である。
この操作箱用カバー装置(図1(a)参照)は、枠部10と、扉部20と、警報音発生部30と、機械式記憶部40とを具えたものである。
【0026】
枠部10は、前後2枚の板金からそれらの中央部分を打ち抜くとともに内側を交互に折り曲げて突き合わせた四つ角を溶接して作られるが、ほとんどの手動起動用の操作箱が立方体の箱形をしていてその大部分を壁等に埋めるようにして設置されることに対応して、その形状が定められている。すなわち、中央部分の打ち抜きにて出来た操作箱収納空間11は、縦横のサイズが該当する操作箱のそれよりも一回り大きく形成され、厚さが該当操作箱の壁面からの突き出し量を上回るようになっている。また、壁面に対してネジ等にて取り付けて固定するために、幾つかの貫通穴12も穿孔形成されている。これにより、この操作箱用カバー装置は、操作箱に添えて取り付け得る形状のものとなっている。
【0027】
扉部20は、図示しない蝶番等にて枠部10に装着されており、操作箱の手前で開閉すべく、その蝶番等を支点として操作箱収納空間11の前面側のところから手前側へ双方向回転しうるようになっている。この例では、防雨構造・防滴構造にもすべく、扉部20は、浅い箱状で、閉じたときには枠部10の前側の板金をすっぽりと覆うようになっている。また、操作箱の前面が見えるように、透明プラスチック板等がはめ込まれた窓21も形成されている。さらに、その下側面には、後に詳述する機械式記憶部40のために小孔23が形成され、次に詳述する警報音発生部30のために小穴22も形成されている。
【0028】
警報音発生部30は、操作箱収納空間11のうち操作箱の邪魔にならないところ等に格納しうるよう、例えば縦長の筒体等に纏められて、枠部10に取着されるようになっている。その中には、電池31とスイッチ32とスイッチ33と電子ブザー34とが納められている(図2(a)参照)。電子ブザー34には小形化と省エネ等のために駆動回路付きの圧電ブザー等が採用され、それには、両スイッチ3,33が共に閉状態すなわち導通状態のときだけ電池31からの通電がなされる(図1(b)参照)。このような警報音発生部30は、その電源が電池であり、操作箱の電源から独立した電源にて動作するものとなっている。
【0029】
また、警報音発生部30は、扉部20の開閉に応じて選択的に警報音を発するべく、手前の扉部20側へ向けてスイッチ32の作動ピン32aを突き出している。スイッチ32には、自動復帰するノーマルクローズ(常閉)タイプのマイクロスイッチ等が用いられ、扉部20が適正に閉められて作動ピン32aが押されているときは電子ブザー34への通電を断ち、扉部20が開けられて作動ピン32aが復帰すると導通するようになっている。
【0030】
さらに、警報音発生部30は(図2(a)参照)、スイッチ33がその押しボタン等を鉛直下方に向けて設置されるとともに、その真下に小穴35が形成されていて、扉部20を閉めた状態でその真下に小穴22が来るようになっている。そして、スイッチ33には、ボタン等の操作がなされる度に開閉する即ち導通状態と遮断状態とを交互に採るプッシュスイッチ等が採用され、小穴22及び小穴35を介して下方から適宜な細い棒等にてそれを操作することができる。これにより、この警報音発生部30は、扉部の開閉から独立して警報音の発生を抑える手段を気付きにくいところに隠し持ったものとなっている。
【0031】
機械式記憶部40は(図1(a)及び図2(b)参照)、扉部20の開閉に応じて作動状態を替えるために、扉部20の裏面・内面側に装着された支軸41にて双方向回転可能に支持された腕木状のアクチュエータ43と、その可動範囲を規制する上限ストッパ42,中間ストッパ46,及び下限ストッパ45と、アクチュエータ43の操作を可能とするためにアクチュエータ43から垂れ下がり小孔23を挿通して下方へ延びた細いセットピン44とを具えている。
【0032】
各ストッパのうち、上限ストッパ42及び下限ストッパ45と、中間ストッパ46とは、枠部10と扉部20とに分かれて装着されていて、扉部20を開けた状態では中間ストッパ46の規制がアクチュエータ43に及ばないようになっている。アクチュエータ43の自由端には適宜の重り等も付いていて、自由状態では、重力によって下限ストッパ45又は中間ストッパ46に当接するところまで下がる一方、セットピン44にて押し上げられると上限ストッパ42に当接するところまで上がるようになっている。
【0033】
そして、扉部20を開いた状態でセットピン44を指先等で押し上げながら扉部20を閉めると、セットピン44から指等を離しても、アクチュエータ43が、上限ストッパ42と中間ストッパ46との間に留まり(図2(c)参照)、スイッチ32の作動ピン32aを押し続ける。この状態ではスイッチ32が遮断状態になるので電子ブザー34には通電されない。これに対し、セットピン44を操作しないで、扉部20を開け閉めしたときには、アクチュエータ43は、上限ストッパ42や中間ストッパ46から離れてそれよりも下がり、下限ストッパ45のところに留まるので(図2(d)参照)、スイッチ32の作動ピン32aが戻り、スイッチ32は導通状態になる。この状態でスイッチ33が導通状態にセットされていれば電子ブザー34への通電が行われて警報音発生部30からは継続して警報音が出される。機械式記憶部40は、そのようにして開閉時の状態を記憶するものとなっている。
【0034】
この第1実施例の操作箱用カバー装置について、その使用態様及び動作を、図面を引用して説明する。図3は、それが駐車場の操作箱に対して設置されたときの状況を示しており、(a)がその駐車場の平面図、(b)が操作箱を囲むようにして操作箱用カバー装置を壁に取り付けたところの正面図である。
【0035】
この屋内駐車場では(図3(a)参照)、その建屋内にガス系消火設備の噴射ヘッド63やスピーカ62が設置されるとともに、ボンベ室内には消火薬剤60や制御盤61も設置されている。また、多くの場合、図示しない火災感知器等も、同じ防護区画内に設置される。これに対し、手動起動用の操作箱50は、出入り口や通用口に近い外壁面に即ち防護区画外に取り付けられることが多い。操作箱50や火災感知器は適宜のケーブル等を介して制御盤61に接続され、その手動操作や自動検知に応じて適宜の起動信号を制御盤61に送出し、それに応じて制御盤61はスピーカ62から防護区画内に退避勧告等の警報音を出したり、所定の遅延の後に消火装置60を作動させたりするようになっている。
【0036】
そして、かかる防護装置60の操作箱50に本発明の操作箱用カバー装置を付設するには(図3(b)参照)、操作箱用カバー装置の枠部10で操作箱50の側面を周りから囲むように枠部10を操作箱50に被せて壁面に押し付け、その状態でネジ等にて固定する。
こうして、簡単に、操作箱用カバー装置の取り付けが完了する。
【0037】
取り付け完了後は、セットピン44を押し上げながら扉部20を閉めると、扉部20は図示しない磁石等にて閉状態を維持する。さらに、その状態で、小穴22からボールペン等の適当な細い棒を挿し入れてスイッチ33を導通状態にセットし、それから、指先等でセットピン44を押し上げながら扉部20を開閉してみて、警報音の発生および停止が適切に行われるのを確認すると同時に、その音量等にて電池の残量も一応確認しておく。
こうして、簡単に、操作箱用カバー装置のセットアップも完了する。
【0038】
そうすると、その後は、通り掛かった不心得者が悪戯しようとして扉部20を開けると、それに伴ってアクチュエータ43による作動ピン32aの押さえが外れて、スイッチ32が作動し、直ちに、悪戯者が触れているその操作箱50から警報音が発せられる。これに驚き警報音を止めようとして扉部20を戻しても、そのときには既にアクチュエータ43が中間ストッパ46から外れて下限ストッパ45のところまで下がっているので、扉部20が再度閉められても、警報音は止まらないため、ほとんどの悪戯者は速やかに退散する。
こうして、操作箱50の不所望な操作が有効に防止される。
【0039】
そして、その警報音の継続により悪戯が有ったことを確認したら、セットピン44を押しながら扉部20を開閉してセットアップし直しておく。
なお、そのような警報音発生の後や長時間経過後には電池切れの可能性も出てくるので、定期点検の際やその他適宜な時に、電池交換を行うのが望ましい。その際、扉部20を開けるときには、予め小穴22からスイッチ33を操作して一時的にセット解除を行っておくと、気になる警報音を出さないでも、必要な作業を行うことができる。
【0040】
【第2実施例】
図4に外観斜視図を示した操作箱用カバー装置は、略四辺形をしていた枠部10から2辺をほとんど切り落として、隣接する2辺だけ残したものである。
この場合、多少大きめの操作箱50に対しても付設しうるので、操作箱50のサイズが多岐に及んでも、操作箱用カバー装置は、サイズのバリエーションが少なくて済む。
【0041】
【第3実施例】
本発明の操作箱の一実施例について、その具体的な構成を、図面を引用して説明する。図5は、その全体構成を示しており、(a)が外観斜視図、(b)が回路図である。
この操作箱50は、消火装置60等の防護装置に対する手動起動用スイッチを納め且つ開閉可能な扉部51を持った操作箱に、上述した警報音発生部30と機械式記憶部40とが組み込まれたものである。
【0042】
詳述すると、操作箱50には、制御盤61に接続されそこから電力を供給されて動作する既存の各種部材として、表示灯53と、薄いプラスチックカバーに覆われた手動起動用スイッチであるスイッチ54及び緊急停止スイッチ56と、その操作に先立つ扉部51の開閉を検知するスイッチ55とが設けられている。そして、扉部51には、表示灯53が見えるように透明な窓52が形成され、その扉部51の開閉に応じてスイッチ55が作動するとともに、プラスチックカバーを押し破って更に押し込むと手動起動用のスイッチ54が作動し、それらのスイッチ作動状態は制御盤61に信号送出されるようになっている。
【0043】
また、新たに組み込まれた警報音発生部30は操作箱50の本体部に格納され、機械式記憶部40は扉部51等の適宜部位に取り付けられる。その際に必要な小穴22や小孔23の穿孔も予め行われる。
そのうち機械式記憶部40は電気を必要とせず、警報音発生部30は、自前の電池31で動作することで手動起動用スイッチの電源から独立した電源にて動作する。
【0044】
この場合、既製の操作箱と同様の作業で設置することができる。操作箱自体の設置だけで無く制御盤61との配線接続やケーブル敷設作業も同様にして行える。付加された警報音発生部30等のための余分な設置作業は無い。
そして、設置完了後は、上記第1実施例で述べたのとほぼ同様にして扉部51の開閉等を行いながら機械式記憶部40及び警報音発生部30をセットアップしておく。
【0045】
そうすると、その後は、通り掛かった不心得者が悪戯しようとして扉部51を開けると、スイッチ55が作動してそれを検知した制御盤61の制御によって防護区画内にスピーカ62から音声情報が放送されるとともに、スイッチ32が作動して警報音発生部30からも警報音が発せられる。その警報音は、防護区画外であってスピーカ62からの音声情報が聞こえにくいところに悪戯者が居ても、その直ぐ近くで鳴り響くので、しかも扉部51を戻しても継続されるので、悪戯者は速やかに退散する。
【0046】
こうして、手動起動用スイッチ54の不所望な操作が有効に防止される。なお、悪戯確認後の再セットアップや、電池交換等についても、第1実施例で述べたのとほぼ同様にして、必要な作業を行うことができる。
【0047】
【第4実施例】
図6に回路図を示した操作箱用カバー装置は、扉の開閉を検知するという同じ目的のスイッチ32とスイッチ55とを連動式の或いは連装式のスイッチにて具体化したものである。
この場合、操作箱の内面がスッキリするとともに、スイッチ55の作動についても機械式記憶部40の作動状態が反映されるので、簡単に、防護区画外だけでなく防護区画内でも警報音を継続させることができる。
【0048】
【その他】
上記の実施例では、悪戯者に対する威嚇手段として警報音しか用いられていないが、これに限定される訳では無く、例えばストロボ等の点滅光を付加しても良く、その方が威嚇効果は増す。また、威嚇のための警報音発生に加えて、離れたところからでも悪戯行為を検知しうるように、所定の無線発信などを行うようにしても良い。
【0049】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明の第1解決手段の操作箱用カバー装置にあっては、操作箱用カバー装置を付設すれば既設の操作箱を取り替えたりしなくても悪戯操作抑止機能が付加されるようにしたことにより、操作箱の不所望な操作を簡便に抑止することができるようになったという有利な効果が有る。
【0050】
また、本発明の第2解決手段の操作箱用カバー装置にあっては、操作箱に接続されている電気系統についても格別の作業が要らないようにしたことにより、操作箱の不所望な操作を一層簡便に抑止しうる操作箱用カバー装置を実現することができたという有利な効果を奏する。
【0051】
さらに、本発明の第3解決手段の操作箱にあっては、悪戯操作抑止機能を付加する際にその付加部分の電気系統に厳しい条件が課されないようにしたことにより、不所望な操作を抑止しうる簡便な操作箱を実現することができたという有利な効果が有る。
【0052】
また、本発明の第4解決手段の操作箱または操作箱用カバー装置にあっては、独立電源が外部配線無しで実現されるようにしたことにより、操作箱の不所望な操作を一層簡便に抑止することができるようになったという有利な効果を奏する。
【0053】
また、本発明の第5解決手段の操作箱または操作箱用カバー装置にあっては、屋外でも誤作動せずに警報音を継続して出させるようにしたことにより、操作箱の不所望な操作を一層簡便に且つ確実に抑止することができようになったという有利な効果が有る。
【0054】
また、本発明の第6解決手段の操作箱または操作箱用カバー装置にあっては、点検や保守等の特定人が行う作業は警報音を出さないで行えるようにしたことにより、操作箱の不所望な操作を簡便に抑止するとともに必要な操作は安心して行うことができるようになったという有利な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例の操作箱用カバー装置について、その全体構成を示し、(a)が外観斜視図、(b)が警報音発生部の回路図である。
【図2】 その各部の詳細を示し、(a)が警報音発生部の外観図、(b)〜(d)が機械式記憶部の作動状態図である。
【図3】 その使用状態を示し、(a)が設置箇所である駐車場の平面図、(b)が操作箱を囲んで壁に取り付けたところの正面図である。
【図4】 本発明の第2実施例の操作箱用カバー装置について、その全体構造を示す外観斜視図である。
【図5】 本発明の第3実施例の操作箱用カバー装置について、その全体構成を示し、(a)が外観斜視図、(b)が回路図である。
である。
【図6】 本発明の第4実施例の操作箱用カバー装置について、その回路図である。
【符号の説明】
10 枠部(取付部、操作箱用カバー装置の固定部)
11 操作箱収納空間(抜け跡)
12 貫通穴(取付用穴、締結具・取着具の装着部位)
20 扉部(前扉、開閉蓋、操作箱用カバー装置の可動部)
21 窓(透明・半透明窓)
22 小穴(押棒等の挿通穴、隠しスイッチ操作用貫通穴)
23 小孔(ピン等の挿通穴)
30 警報音発生部(第1警報音発生部、防護区画外の警報音発生部)
31 電池(独立電源)
32 スイッチ(第1開閉器、第1警報音発生用スイッチ)
32a 作動ピン(押しボタン、操作子)
33 スイッチ(第2開閉器、第1警報抑制用隠しスイッチ)
34 電子ブザー(圧電ブザー、第1警報音発生部材)
35 小穴(押棒等の挿通穴、隠しスイッチ操作用貫通穴)
40 機械式記憶部
41 支軸
42 上限ストッパ(第1規制部材)
43 アクチュエータ(第1開閉器の作動部材、回転・回動部材)
44 セットピン(操作棒)
45 下限ストッパ(第2規制部材、セット解除の記憶位置)
46 中間ストッパ(第3規制部材、セット状態の記憶位置)
50 操作箱(取付部、固定部、手動起動装置)
51 扉部(前扉、開閉蓋、可動部)
52 窓(透明・半透明窓)
53 表示灯
54 スイッチ(第3開閉器、手動起動用スイッチ)
55 スイッチ(第4開閉器、第2警報音発生用スイッチ)
56 スイッチ(第5開閉器、緊急停止用スイッチ)
60 消火装置(防護装置)
61 制御盤(起動用装置)
62 スピーカ(第2警報音発生部、防護区画内の警報音発生部)
63 噴射ヘッド(消火剤放出用)

Claims (2)

  1. 消火設備等の防護装置に対する手動起動用の操作箱に添えて取り付け得る形状の枠部と、これに装着され前記操作箱の手前で開閉可能な扉部と、その開閉に応じて警報音を発する警報音発生部と、この警報音発生部を作動させうる手動操作可能なアクチュエータが前記扉部に装着されており且つ前記アクチュエータの可動範囲を規制する複数のストッパが前記枠部と前記扉部とに分かれて装着されていて前記アクチュエータが警報音不発生状態側に操作された状態で前記扉部が閉められたときには前記ストッパによって前記アクチュエータが前記警報音発生部を作動させない警報音不発生状態側に位置させられるが前記アクチュエータが自由な状態で前記扉部が開閉されたときには前記ストッパによって前記アクチュエータが前記警報音発生部を作動させる警報音発生状態側に位置させられることにより前記扉部の開閉に応じて作動状態を替えて前記警報音発生部による警報音の発生を継続させる機械式記憶部とを備えた操作箱用カバー装置。
  2. 消火設備等の防護装置に対する手動起動用スイッチを納め且つ開閉可能な扉部を持った操作箱において、前記扉部の開閉に応じて警報音を発する警報音発生部と、この警報音発生部を作動させうる手動操作可能なアクチュエータが前記扉部に装着されており且つ前記アクチュエータの可動範囲を規制する複数のストッパが操作箱本体部と前記扉部とに分かれて装着されていて前記アクチュエータが警報音不発生状態側に操作された状態で前記扉部が閉められたときには前記ストッパによって前記アクチュエータが前記警報音発生部を作動させない警報音不発生状態側に位置させられるが前記アクチュエータが自由な状態で前記扉部が開閉されたときには前記ストッパによって前記アクチュエータが前記警報音発生部を作動させる警報音発生状態側に位置させられることにより前記扉部の開閉に応じて作動状態を替えて前記警報音発生部による警報音の発生を継続させる機械式記憶部とが設けられたことを特徴とする操作箱。
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