JP3852048B2 - 消火器収容ユニット - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、主にマンション、オフィスビルなどの建物に設置される消火器の収容ユニットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、マンション、オフィスビル、公共施設など建物には、火災時に初期消火が素早く行われるよう所定の箇所に消火器が設置されている。
ところで、消火器の設置にあたっては、従来、特開平9−173488号公報に開示されたものの如く、箱形の消火器ボックスを壁面等に埋設し、ボックス内部に消火器の離脱検知手段を設け、不心得者による消火器の無断持ち出しを防止するため、消火器支持台(1)の下面域に報知手段(11A)とリミットスイッチ(9)を内装し、可動片(21)を支持台(1)上面を開口させて、常時上方向に付勢させて上下動可能に突設させておき、該可動片(21)上に消火器底部をのせることで、リミットスイッチ(9)を押圧してOFFとし、消火器を持ち上げるとONして発鈴するよう構成したものが知られている。
【0003】
しかしながら、このものの様にボックスそれ自体を壁面に埋め込むタイプのものは、建物建築時にその配設位置を決め、躯体への埋め込み施工や報知手段(11A)の配線工事を行わなければならず、建築施工との兼ね合いで設置時期が限られ、施工費用は勿論、ボックスそのものの制作費用など導入コストが高価なものとなり、消火器を設置することへの消極性を誘発する要因ともなっていた。また、壁面に埋め込まれた場合、通常半透明のスモーク蓋などが設けられており、施工後の外観を損なわないという利点はあるものの、非常時に設置場所をすぐに見つけることができず、平常時には蓋によって覆われたボックス内の消火器の存在の有無を確認しづらいばかりか、雑居ビルなどでボックスの前に物などが置かれて蓋が開閉できず取り出すことができないなど、非常時に使用できないという不測の事態も想定される。
そこで、消火器ボックスを壁面に埋め込まずに床や壁面に取り付けることも行われているが、躯体への埋め込み施工工事に要するコストは削減されるものの、依然としてボックス自体がコスト高であり、非常時に使用できないという不測の事態を解消することはできない。
また、上記の様な不心得者による消火器の無断持ち出し防止のための可動片(21)によるリミットスイッチ(9)のON−OFF構成では、消火器がボックス内に格納される場合に置いては有効であっても、消火器を露出させて設ける場合には、支持台(1)の凹部内に水が侵入し、報知手段(11A)や電気系統に悪影響を与え、不作動の要因となってしまうばかりか、可動片(21)を瞬時に押さえてOFF状態とする悪戯が行われる恐れがあり、しかも、支持台(1)内部の機器に対するメンテナンスができないなどの問題があり、更には、消化器底部の形状や底位置がメーカーや種類によって異なるなどの問題もあって採用することができないものであった。
なお、上記かっこ()と共に付した符号は、前記公報中で使用された符号である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記の如き問題点を一掃すべく創案されたものであって、消火器ボックスを使用することなく消火器自体を外観露出させて設置することができ、消火器の存在を一見して視認できるようにし、物が置かれる危惧を少なくし、例え物が置かれた状態であっても、収容ユニットからの上方への消火器取り出しを可能ならしめ、緊急時における消火器の存在確認ができ、確実に使用することができ、さらに、基台内部に格納された報知手段のメンテナンス作業を容易に行い得て、当該報知手段に対する消火器の離脱操作に連繋した鳴動を確実に行えると共に、報知手段をOFF状態とする悪戯が行われる恐れを防止できることを含め、収容ユニット全体をコンパクト化し構造の簡略化や部品点数の削減が図られ、導入コストを安価なものとして提供でき、結果、既設の建物への取付が何時でも行えることと相俟って、消火器設置への導入意欲を喚起することができる消火器収容ユニットを提供することを課題としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明が採用した技術手段は、消火器を設置する収容ユニットであって、該収容ユニットを、消火器が載置されるステージ状の基台と、該基台の後部で壁面に面当てされ消火器を係脱可能に装着する係合手段が設けられた背パネルとで、全体を側面視略L字状となるように構成し、前記基台は、前面および両側面を形成するエプロン板と、該エプロン板に対してその上端部より面落ちさせて、上面側に凹状の消火器載置部と下部域に警報ベル等の報知手段を格納する報知器格納スペースを形成するよう設けられた消火器載置板とで構成せしめる一方、前記係合手段を、常時上方向に付勢させて消火器の係脱動作に連動して上下動可能に構成し、該係合手段に、前記格納される報知手段のスイッチ手段に対して消火器の離脱時にONし、セット時にOFFする作動アームを連動連結せしめると共に、前記報知器格納スペースは、前記報知手段の保守を行うべく下面部が開口されるよう構成せしめたことを特徴とするものである。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を好適な実施の形態として例示する消火器収容ユニットを図面に基づいて詳細に説明する。図面において、1は建物の床面から10〜20cm程度離れた壁面の所望位置に取り付けられる消火器収容ユニットであって、該消火器収容ユニット1は、消火器2が載置されるステージ状の基台11と、該基台11の後部で壁面に面当て(対面)され消火器を係脱可能に装着する係合手段13が設けられた背パネル12とで、全体が側面視略L字状となるように構成されている。
【0007】
前記基台11は、消化器2の外径よりも若干大きめの前面および両側面をU字状に湾曲形成するエプロン板111と、該エプロン板111の上端部より面落ちさせて設けられた消火器載置板112とで構成され、消火器載置板112の上面側に凹状の消火器載置部とその下部域に警報ベル等の報知手段3を格納する報知器格納スペース113が形成される。
そして、消火器載置板112が前記背パネル12と当接する両隅部に、凹状の消火器載置部に水が侵入した場合の水抜き孔116、116が穿設されている。
【0008】
前記背パネル12は、所定の厚さ幅と消火器2のレバーハンドルよりも低い高さ幅と、消火器2の胴部円筒径寸法よりも少し大きめの幅を有しており、上面片121と共に全体が上面視略台形状で背面に凹面状スペースが形成されている。これにより、消火器2が装着された際に、該消火器2の先端ノズル部分がノズル取付片202取り付けられたホース201の一部と、レバーハンドル203が背パネル12よりはみ出た格好で収容されることになる。
背パネル12には、縦長の前記係合手段13を取着するための案内孔122が穿設されており、この案内孔122を介して背パネル12を挟んで前面側に係合手段13が、背面側に報知手段3のスイッチ手段に対して消火器の離脱時にONし、セット時にOFFする作動アーム14が、それぞれビスにより上下方向スライド可能に連結して配設されている。そして、一端を作動アーム14の上端部に他端を背パネル12の上面片121近傍に取り付けられたコイルバネ15により、前記係合手段13を常時上方向に付勢されている。
【0009】
前記係合手段13は、消火器2に設けられたフック受け(図示しない)に係合する係止フック131と前記作動アーム14への取付片132とで構成されており、該係止フック131の下部には、消火器2を支承するよう当接面が湾曲した支持片133が前記背パネル12に固着されている。
つまり、係合手段13は、係止フック131に消火器2のフック受けが係合することでその自重により下動し、係合を離脱することで上動する消火器2の係脱動作に連動して上下動可能に構成されている。
【0010】
報知手段としては、例えば実登3041073号公報に開示された如きの警報ベル3、すなわち、ベル部301により内装されたゼンマイバネを巻いておき、ON−OFF切り替えスイッチ手段として、常時突出方向に付勢された出没可能なスイッチ片302が押圧されることによりOFFとなり、突出することでONされてベルが鳴るように構成された、公知のものが採用されている。
この警報ベル3は、前記消火器載置板112の裏面に取り付けられており、前記報知器格納スペース113の下面部に、警報ベル3の保守用の開口部115が中央に穿設されたカバー体114が設けられており、前記ベル部301によるバネ巻き操作は、この開口部115より行うことができるようになっている。
【0011】
一方、前記作動アーム14の下端部には、下動時に前記スイッチ片302を押圧して没入させOFF状態とし、上動時に前記スイッチ片302の押圧を解除して突出せしめON状態としてベルを打鈴するよう押圧片141が折曲形成されており、結果、前記係合手段13は、警報ベル3に対して作動アーム14を介して消火器2の離脱時にONしセット時にOFFする上下動作に連携して構成されることになる。
そして、作動アーム14には、これら上下動が円滑に行われるように、前記支持片133の止めビス先端部が挿通する案内孔142と、前記押圧片141の上部近傍に背パネル12より挿入されたビス(ボルト)が挿通され作動アーム14側でナット止めされる案内孔142が穿設されている。
【0012】
16は消火器収容ユニット1を壁面に取り付けるためのブラケットであって、該ブラケット16は、側面視コ字状となるよう折曲された上下の立上り片161、162と、該下側立上り片162より下方に折曲された係止片163が一体形成されており、中央の広幅面域には壁面へのアンカービス取付孔が上中下の適宜の位置に穿設されている。
前記上側立上り片161は、前記上面片121にビス止め固定され、前記係止片163は、前記カバー体114の近傍後方に設けられた係止受け164の係止孔に挿入されるようになっている。結果、消火器収容ユニット1は、壁面に取り付けられたブラケット16に対して、背パネル12の背面側で取付けられ、その取付けにあたっては、先ず、消火器収容ユニット1を傾斜姿勢に保持した状態で係止受け164に係止片163を挿入し、次いで、この挿入部分を支点として壁面に起立させて前記上面片121を上側立上り片161に覆い被せた後、上面片121と上側立上り片161とをビス止め固定すれば取付けが完了する。取り外しは前記ビス止めを外すことで容易に行える構成となっている。
なお、床面や際根太などに基台11底面を当接させて取り付ける場合には、前記係止片163を上方に向けて折曲させておけばよい。
【0013】
叙述の如く構成された本発明の実施の形態において、いま、建築物の壁面に消火器2を設置するための収容ユニット1を取り付けるのであるが、該収容ユニット1は、消火器2が載置されるステージ状の基台11と、該基台11の後部で壁面に面当てされ消火器2を係脱可能に装着する係合手段13が設けられた背パネル12とで、全体を側面視略L字状となるように構成されており、基台11は、前面および両側面を形成するエプロン板111と、該エプロン板111に対してその上端部より面落ちさせて下部域に警報ベル等の報知手段3を格納する報知器格納スペース113を形成するよう設けられた消火器載置板112とで構成されている。そして、前記係合手段13を、常時上方向に付勢させて消火器2の係脱動作に連動して上下動可能に構成し、該係合手段13に、前記格納される報知手段のスイッチ手段302に対して消火器2の離脱時にONし、セット時にOFFする作動アーム14が連動連結されている。
【0014】
これにより、従来のように消火器ボックス内部に消火器2を収納してしまう場合に比し、消火器2自体を外観露出させて設置することができるので、消火器2の存在を一見して視認することができ、物が置かれる危惧を可及的に回避、減少し得て、万一物が置かれたとしても、収容ユニット本体1からの上方への消火器抜き出しを可能ならしめ、緊急時における消火器2の存在確認と共に使用に対する確実性を向上させることができる。つまり、本実施例では、消火器2のレバーハンドル203を持って、そのまま上方に引き出すことができる。
しかも、報知器格納スペース113内に納められた報知手段3に対しては、消火器載置板112によって覆われており、水の侵入や不心得者によるスイッチ片302をOFF状態とする悪戯が行われる恐れを防止でき、基台11の下面側からのメンテナンスを可能とし得て、収容ユニット1全体をコンパクト化し構造の簡略化や部品点数の削減を図ることができ、導入コストを安価なものとして提供でき、結果、壁掛けタイプや床置きタイプの何れの設置タイプにも対応でき、さらに既設の建物への取付が何時でも行えることと相俟って、消火器設置への導入意欲を喚起することができる。
【0015】
また、前記報知手段3は、前記消火器載置板112に取り付けられているので、消火器載置板112を報知手段3の取付板として兼用することができ、構造の簡略化や部品点数の削減に寄与することができると共に、収容ユニット1が床面に載置された状態であっても、報知手段3を床面から離間させて取り付けることができる。
【0016】
また、常時突出方向に付勢された前記スイッチ手段としてのスイッチ片302に対して、前記作動アーム14を、消火器2が係合手段13にセットされた祭に下動して押圧させて没入し、離脱時に上動して前記押圧解除させて突出するよう連繋させて構成してあるので、機械的な連繋構成によってスイッチのON−OFF切り替えが行え、電気的な連繋構成に比し、停電時にも打鈴することができ火災を報知する警報ベルとしても機能するばかりか、不心得者による消火器2の無断持ち出しを抑止することを含め、警報レベルの重要度を向上することができる。
【0017】
また、前記作動アーム14は、前記背パネル12の裏面側に配設され、背パネル12に穿設された案内孔122を介して前記係合手段13に連結されているため、係合手段13と作動アーム14は、消火器2の係脱動作に追随して一体的に上下動し、作動アーム14の動作機構も背パネル12の裏面側に納めることができ、前記警報ベル3と共にその存在を外部から認識させない構成とすることができる。なお、本実施例では、係合手段13と作動アーム14をそれぞれ別体のもので構成したがこれに限定されることなく、一体として構成して良いことは勿論である。
【0018】
また、前記報知器格納スペース113は、前記報知手段3の保守を行えるように下面部が開口されているため、床面から離間して取り付けられる場合は、基台11と床面との隙間から警報ベル3のメンテナンス作業、例えばベル部301を回転させて行うねじ巻き操作などを行うことができ、床面に面接して取り付けられる場合は、背パネル12の上面片121とブラケット16の上側立上り片161とのビス止めを外し、収容ユニット1を外して行うことができる。なお、この場合にエプロン板111の一部または全部を、開閉または着脱可能に構成させても良い。
【0019】
そして、基台11の下面部には、報知手段3の保守用の開口部115が設けられたカバー体114が装着されていることにより、基台11の下面域全体が開口している場合に比し、床面から離間して取り付けられることに起因して、報知手段3が清掃時等に物が当接するなどして故障してしまうことを未然に防止できる利点がある。
【0020】
また、前記背パネル12は、所定の厚さ幅と消火器2のレバーハンドル203よりも低い高さ幅で形成されているので、レバーハンドル203部分に背パネル12が存在せず、しかも壁面から背パネル12の厚さ幅分離間させることができ、レバーハンドル203が把持し易く、消火器2を取りやすい状態でセットすることができる。
【0021】
【発明の効果】
本発明は、消火器2を設置する収容ユニット1を、消火器2が載置されるステージ状の基台11と、該基台11の後部で壁面に面当てされ消火器2を係脱可能に装着する係合手段13が設けられた背パネル12とで、全体を側面視略L字状となるように構成し、前記基台11は、前面および両側面を形成するエプロン板111と、該エプロン板111に対してその上端部より面落ちさせて、上面側に凹状の消火器載置部と下部域に警報ベル等の報知手段3を格納する報知器格納スペース113を形成するよう設けられた消火器載置板112とで構成せしめる一方、前記係合手段13を、常時上方向に付勢させて消火器2の係脱動作に連動して上下動可能に構成し、該係合手段13に、前記格納される報知手段のスイッチ手段302に対して消火器の離脱時にONし、セット時にOFFする作動アーム14を連動連結せしめると共に、前記報知器格納スペースは、前記報知手段の保守を行うべく下面部が開口されるよう構成せしめたことにより、
消火器ボックスを使用することなく消火器2自体を外観露出させて設置することができ、消火器2の存在を一見して視認できるようにし、物が置かれる危惧を少なくし、例え物が置かれた状態であっても、収容ユニット1からの上方への消火器抜き出しを可能ならしめ、緊急時における消火器2の存在確認ができ、確実に使用することができ、さらに、基台11内部に格納された報知手段3のメンテナンス作業を容易に行い得て、当該報知手段3に対する消火器2の離脱操作に連繋した鳴動を確実に行えると共に、報知手段3をOFF状態とする悪戯が行われる恐れを防止できることを含め、収容ユニット1全体をコンパクト化し構造の簡略化や部品点数の削減が図られ、導入コストを安価なものとして提供でき、結果、既設の建物への取付が何時でも行えることと相俟って、消火器設置への導入意欲を喚起することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】消火器を格納した状態を示す収容ユニットの正面図
【図2】収容ユニットの要部破断正面図
【図3】収容ユニットの背面図
【図4】収容ユニットの上面図
【図5】収容ユニットの要部破断側面図
【符号の説明】
1 消火器収容ユニット
11 基台
111 エプロン板
112 消火器載置板
113 報知器格納スペース
114 カバー体
115 開口部
116 水抜き孔
12 背パネル
121 上面片
122 案内孔
13 係合手段
131 係止フック
132 取付片
133 支持片
14 作動アーム
141 押圧片
142 案内孔
143 案内孔
15 コイルバネ
16 ブラケット
161 上側立上り片
162 下側立上り片
163 係止片
164 係止受け
2 消火器
201 消火器ホース
202 ノズル取付片
203 レバーハンドル
3 警報ベル(報知手段)
301 ベル部
302 スイッチ片(スイッチ手段)
Claims (8)
- 消火器を設置する収容ユニットであって、該収容ユニットを、消火器が載置されるステージ状の基台と、該基台の後部で壁面に面当てされ消火器を係脱可能に装着する係合手段が設けられた背パネルとで、全体を側面視略L字状となるように構成し、前記基台は、前面および両側面を形成するエプロン板と、該エプロン板に対してその上端部より面落ちさせて、上面側に凹状の消火器載置部と下部域に警報ベル等の報知手段を格納する報知器格納スペースを形成するよう設けられた消火器載置板とで構成せしめる一方、前記係合手段を、常時上方向に付勢させて消火器の係脱動作に連動して上下動可能に構成し、該係合手段に、前記格納される報知手段のスイッチ手段に対して消火器の離脱時にONし、セット時にOFFする作動アームを連動連結せしめると共に、前記報知器格納スペースは、前記報知手段の保守を行うべく下面部が開口されるよう構成せしめたことを特徴とする消火器収容ユニット。
- 請求項1において、前記報知手段は、前記消火器載置板に取り付けられることを特徴とする消火器収容ユニット。
- 請求項1または2において、前記スイッチ手段は、常時突出方向に付勢されており、前記作動アームを、該スイッチ手段に対して、消火器セット時に下動して押圧させて没入し、離脱時に上動して前記押圧解除させて突出する連繋関係で構成したことを特徴とする消火器収容ユニット。
- 請求項1乃至3の何れかにおいて、前記作動アームは、前記背パネルの裏面側に配設され、背パネルに穿設された案内孔を介して前記係合手段に連結されていることを特徴とする消火器収容ユニット。
- 請求項1乃至4の何れかにおいて、前記下面部には、前記報知手段のカバー体が設けられており、該カバー体には、報知手段の保守用の開口部が設けられていることを特徴とする消火器収容ユニット。
- 請求項1乃至5の何れかにおいて、前記収容ユニットは、前記報知手段の保守を行うべく床面から離間させて壁面に取り付けられていることを特徴とする消火器収容ユニット。
- 請求項1乃至6の何れかにおいて、前記背パネルは、壁面に取り付けられたブラケットに対して着脱可能に装着されることを特徴とする消火器収容ユニット。
- 請求項1乃至7にの何れかおいて、前記背パネルは、所定の厚さ幅と消火器のレバーハンドルよりも低い高さ幅で形成されていることを特徴とする消火器収容ユニット。
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