JPH09173488A - 消火器の持出し防止装置 - Google Patents
消火器の持出し防止装置Info
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- JPH09173488A JPH09173488A JP35086895A JP35086895A JPH09173488A JP H09173488 A JPH09173488 A JP H09173488A JP 35086895 A JP35086895 A JP 35086895A JP 35086895 A JP35086895 A JP 35086895A JP H09173488 A JPH09173488 A JP H09173488A
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- Japan
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- fire extinguisher
- disengagement
- extinguisher
- alarm
- prevention device
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 消火器ボックスなどから消火器が無断に持ち
出されないこと 【解決手段】 建物の壁に取付けられた消火器の離脱報
知機と、この消火器の離脱報知機のガイド部材に引き抜
き可能に差し込まれる係合手段を一体的に有する消火器
とから構成され、前記消火器の離脱報知機には、前記係
合手段がガイド部材から引き抜かれた時にＯＮとなる検
出手段と、該検出手段による係合手段の離脱の検出信号
に基づき鳴動する報知手段とが備えられている消火器の
持出し防止装置。
出されないこと 【解決手段】 建物の壁に取付けられた消火器の離脱報
知機と、この消火器の離脱報知機のガイド部材に引き抜
き可能に差し込まれる係合手段を一体的に有する消火器
とから構成され、前記消火器の離脱報知機には、前記係
合手段がガイド部材から引き抜かれた時にＯＮとなる検
出手段と、該検出手段による係合手段の離脱の検出信号
に基づき鳴動する報知手段とが備えられている消火器の
持出し防止装置。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は消火器の持出し防止
装置に関し、特に消火器が無断で特定の場所から持出さ
れた時に、人の視覚ないし聴覚に消火器が存在しないこ
とや火災が発生したことを知らせる消火器の持出し防止
装置に関する。
装置に関し、特に消火器が無断で特定の場所から持出さ
れた時に、人の視覚ないし聴覚に消火器が存在しないこ
とや火災が発生したことを知らせる消火器の持出し防止
装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、消火器は、例えば「消火器ボック
ス」に設置されている。消火器は緊急時に使用されるも
のであるから、誰でも消火器ボックスから消火器を自由
に持ち出すことができる。ところが、近年、消火器ボッ
クスから消火器を故意あるいは無断で持ち出し、かつ、
これを高層マンションから落下し、人身事故が発生する
という問題が起き上がっている。
ス」に設置されている。消火器は緊急時に使用されるも
のであるから、誰でも消火器ボックスから消火器を自由
に持ち出すことができる。ところが、近年、消火器ボッ
クスから消火器を故意あるいは無断で持ち出し、かつ、
これを高層マンションから落下し、人身事故が発生する
という問題が起き上がっている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、従来
の技術の背景に鑑み、消火器ボックスなどから消火器が
無断に持ち出されないことである。そこで、本発明の具
体的課題は次に列挙する通りである。 緊急時には、誰でも直ちに消火器を設置場所から持出
せること。 一方、緊急時以外の場合に於いて、消火器が無断で特
定の場所から持出された時は、人の視覚ないし聴覚に消
火器が存在しないこと訴えることができること。 消火器が無断で特定の場所から持出された時には、単
に消火器が存在しないこと訴えることができるのみなら
ず、同時に火災が発生したこと報知する手段としても利
用することができること。 各装置を合理的に構成し、部材点数を極力少なくする
ことができること。
の技術の背景に鑑み、消火器ボックスなどから消火器が
無断に持ち出されないことである。そこで、本発明の具
体的課題は次に列挙する通りである。 緊急時には、誰でも直ちに消火器を設置場所から持出
せること。 一方、緊急時以外の場合に於いて、消火器が無断で特
定の場所から持出された時は、人の視覚ないし聴覚に消
火器が存在しないこと訴えることができること。 消火器が無断で特定の場所から持出された時には、単
に消火器が存在しないこと訴えることができるのみなら
ず、同時に火災が発生したこと報知する手段としても利
用することができること。 各装置を合理的に構成し、部材点数を極力少なくする
ことができること。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明の消火器の持出し
防止装置は、建物の壁に取付けられた消火器の離脱報知
機と、この消火器の離脱報知機のガイド部材に引き抜き
可能に差し込まれる係合手段を一体的に有する消火器と
から構成され、前記消火器の離脱報知機には、前記係合
手段がガイド部材から引き抜かれた時にＯＮとなる検出
手段と、該検出手段による係合手段の離脱の検出信号に
基づき鳴動する報知手段とが備えられている。
防止装置は、建物の壁に取付けられた消火器の離脱報知
機と、この消火器の離脱報知機のガイド部材に引き抜き
可能に差し込まれる係合手段を一体的に有する消火器と
から構成され、前記消火器の離脱報知機には、前記係合
手段がガイド部材から引き抜かれた時にＯＮとなる検出
手段と、該検出手段による係合手段の離脱の検出信号に
基づき鳴動する報知手段とが備えられている。
【０００５】また本発明の消火器の持出し防止装置は、
建物或いは建物の近くに設置された収納体に取付けられ
た消火器の離脱報知機と、この消火器の離脱報知機のガ
イド部材に引き抜き可能に差し込まれる係合手段を一体
的に有する消火器とから構成され、前記消火器の離脱報
知機には、前記係合手段がガイド部材から引き抜かれた
時にＯＮとなる検出手段と、電源及び検出手段による係
合手段の離脱の検出信号に基づき鳴動する報知手段とが
備えられている。
建物或いは建物の近くに設置された収納体に取付けられ
た消火器の離脱報知機と、この消火器の離脱報知機のガ
イド部材に引き抜き可能に差し込まれる係合手段を一体
的に有する消火器とから構成され、前記消火器の離脱報
知機には、前記係合手段がガイド部材から引き抜かれた
時にＯＮとなる検出手段と、電源及び検出手段による係
合手段の離脱の検出信号に基づき鳴動する報知手段とが
備えられている。
【０００６】また本発明の消火器の持出し防止装置は、
可動片を有する支持台に取付けられた消火器の離脱報知
機と、この支持台に前記可動片を押し付けるように載置
される消火器とから構成され、前記消火器の離脱報知機
には、消火器が支持台から離れた時に可動片の移動を介
してＯＮとなる検出手段と、電源及び検出手段による消
化器離脱の検出信号に基づき鳴動する報知手段とが備え
られている。
可動片を有する支持台に取付けられた消火器の離脱報知
機と、この支持台に前記可動片を押し付けるように載置
される消火器とから構成され、前記消火器の離脱報知機
には、消火器が支持台から離れた時に可動片の移動を介
してＯＮとなる検出手段と、電源及び検出手段による消
化器離脱の検出信号に基づき鳴動する報知手段とが備え
られている。
【０００７】さらに、本発明の消火器の持出し防止装置
は、透孔を有する支持台に取付けられた消火器の離脱報
知機と、この支持台に載置される消火器とから構成さ
れ、前記消火器の離脱報知機には、消火器が支持台の透
孔から離れた時にＯＮとなる検出手段と、電源及び検出
手段による消化器離脱の検出信号に基づき鳴動する報知
手段とが備えられている。
は、透孔を有する支持台に取付けられた消火器の離脱報
知機と、この支持台に載置される消火器とから構成さ
れ、前記消火器の離脱報知機には、消火器が支持台の透
孔から離れた時にＯＮとなる検出手段と、電源及び検出
手段による消化器離脱の検出信号に基づき鳴動する報知
手段とが備えられている。
【０００８】
【発明の実施の形態】以下、図面に示す本発明の実施の
形態を、建物或いは建物の近く（歩道も含む。）に設置
された消火器との関係で説明する。
形態を、建物或いは建物の近く（歩道も含む。）に設置
された消火器との関係で説明する。
【０００９】図１ないし図３に於いて、Ｘは本発明が適
用される消火器の持出し防止装置の第１実施例である。
まず１は嵌合凹所２を有する台座あるいは支持台であ
る。
用される消火器の持出し防止装置の第１実施例である。
まず１は嵌合凹所２を有する台座あるいは支持台であ
る。
【００１０】次に３は前記嵌合凹所２に下端部が嵌合す
る消火器で、この消火器３には係合手段４が一体的に設
けられている。係合手段４は一枚の板をアーム状に形成
しても良いが、この実施例では端部が消火器３に一体的
に取付けられた可撓性部材５と、この可撓性部材５の他
端部に一体的に取付けられかつ後述するガイド部材の挿
入孔に差し込まれる差込み板６とから成る。可撓性部材
５としては、例えばチェーン、合成樹脂性ロープ、ベル
ト、紐などを列挙することができるが、簡単に切断され
たり、あるいは取り外されないように望ましくはチェー
ンが使用されている。
る消火器で、この消火器３には係合手段４が一体的に設
けられている。係合手段４は一枚の板をアーム状に形成
しても良いが、この実施例では端部が消火器３に一体的
に取付けられた可撓性部材５と、この可撓性部材５の他
端部に一体的に取付けられかつ後述するガイド部材の挿
入孔に差し込まれる差込み板６とから成る。可撓性部材
５としては、例えばチェーン、合成樹脂性ロープ、ベル
ト、紐などを列挙することができるが、簡単に切断され
たり、あるいは取り外されないように望ましくはチェー
ンが使用されている。
【００１１】次に８は建物の壁Ｗに取付けられた消火器
の離脱報知機である。この消火器の離脱報知機には、必
ずしも火災報知機の機能を持たせなくても良いが、本実
施例では火災報知機としての機能を持たせ、単に消火器
が存在しないこと訴えることができるのみならず、同時
に火災が発生したこと知らせることができる。そこで消
火器の離脱報知機８には、前記係合手段４の差込み板６
がガイド部材から引き抜かれた時にＯＮとなる検出手段
９と、電源１０及び検出手段９による係合手段の離脱の
検出信号に基づき鳴動する報知手段１１とが備えられて
いる。
の離脱報知機である。この消火器の離脱報知機には、必
ずしも火災報知機の機能を持たせなくても良いが、本実
施例では火災報知機としての機能を持たせ、単に消火器
が存在しないこと訴えることができるのみならず、同時
に火災が発生したこと知らせることができる。そこで消
火器の離脱報知機８には、前記係合手段４の差込み板６
がガイド部材から引き抜かれた時にＯＮとなる検出手段
９と、電源１０及び検出手段９による係合手段の離脱の
検出信号に基づき鳴動する報知手段１１とが備えられて
いる。
【００１２】前記検出手段９は、発光素子と受光素子と
から成る光センサー、磁気感応型スイッチ、接点型スイ
ッチなどを列挙することができるが、コスト面、耐久
性、製作上の容易性等の観点から可動接片を有する接点
型スイッチが使用されている。
から成る光センサー、磁気感応型スイッチ、接点型スイ
ッチなどを列挙することができるが、コスト面、耐久
性、製作上の容易性等の観点から可動接片を有する接点
型スイッチが使用されている。
【００１３】また電源１０は消火器の離脱報知機８に接
続コードを設け、家庭用電源を使用しても良いが、所望
する箇所に消火器３や消火器の離脱報知機８を設置する
ことができるように、この実施例では電池が使用されて
いる。そのためにガイド部材にボックス状の電源収納部
１２が設けられている。また前記報知手段１１として
は、ブザー、ベル等を列挙することができるが、望まし
くは高く鳴り響く非常ベルが使用されている。
続コードを設け、家庭用電源を使用しても良いが、所望
する箇所に消火器３や消火器の離脱報知機８を設置する
ことができるように、この実施例では電池が使用されて
いる。そのためにガイド部材にボックス状の電源収納部
１２が設けられている。また前記報知手段１１として
は、ブザー、ベル等を列挙することができるが、望まし
くは高く鳴り響く非常ベルが使用されている。
【００１４】さらに、ガイド部材１３は背面が開口して
いると共に、前壁１３ａに係合手段用の窓状挿入孔１４
を有する支持箱１５と、この支持箱１５に取付けられた
断面コ字型状のガイド支持板１６とから成る。しかし
て、ガイド支持板１６は横に倒した状態でその内部空間
１７が支持箱１５のガイド用挿入孔１４と連通するよう
に前壁１３ａに一体的に取付けられている。なお、前壁
１３ａの適宜部位には後述する報知手段用の多数の小孔
１３ｂが形成されている。
いると共に、前壁１３ａに係合手段用の窓状挿入孔１４
を有する支持箱１５と、この支持箱１５に取付けられた
断面コ字型状のガイド支持板１６とから成る。しかし
て、ガイド支持板１６は横に倒した状態でその内部空間
１７が支持箱１５のガイド用挿入孔１４と連通するよう
に前壁１３ａに一体的に取付けられている。なお、前壁
１３ａの適宜部位には後述する報知手段用の多数の小孔
１３ｂが形成されている。
【００１５】またガイド支持板１６には、検出手段９の
可動接片９ａが差込み板６の自由端部と常時弾性的に当
接するように切欠部１８が形成されている。検出手段９
の可動接片９ａはガイド支持板１６の切欠部１８から内
部空間１７へと突出するように設けられている。
可動接片９ａが差込み板６の自由端部と常時弾性的に当
接するように切欠部１８が形成されている。検出手段９
の可動接片９ａはガイド支持板１６の切欠部１８から内
部空間１７へと突出するように設けられている。
【００１６】そして、ガイド部材の電源収納部１２には
電源１０が装着され、この電源１０と、検出手段９と、
報知手段１１は直列回路で電気的に接続されている。と
ころで、この実施例に於いては、消火器の離脱報知機８
は内臓した電源１０により検出手段９、報知手段１１等
が直列回路で接続されているが、消火器の離脱報知機８
を図示しない建物の監視室に設置された自動火災報知受
信機にケーブルを介して電気的に接続し、いわゆるシス
テム化しても良い。
電源１０が装着され、この電源１０と、検出手段９と、
報知手段１１は直列回路で電気的に接続されている。と
ころで、この実施例に於いては、消火器の離脱報知機８
は内臓した電源１０により検出手段９、報知手段１１等
が直列回路で接続されているが、消火器の離脱報知機８
を図示しない建物の監視室に設置された自動火災報知受
信機にケーブルを介して電気的に接続し、いわゆるシス
テム化しても良い。
【００１７】上記構成に於いては、所望する建物の壁Ｗ
に消火器の離脱報知機８を取付ける。この場合電源収納
部１２に電源（電池）１０を入れると、報知手段１１が
鳴動するので、予め消火器３の差し込み板６を支持箱１
５の挿入孔１４に差し込む。一方、支持台１を消火器の
離脱報知機８の側の床面Ｆに置き、支持台１の嵌合凹所
２に消火器３を載置する。消火器３の設置が完了する
と、係合手段の差し込み板６はガイド支持板１６の内部
空間１７に案内され、かつ、検出手段９の可動接片９ａ
と接触状態にある。
に消火器の離脱報知機８を取付ける。この場合電源収納
部１２に電源（電池）１０を入れると、報知手段１１が
鳴動するので、予め消火器３の差し込み板６を支持箱１
５の挿入孔１４に差し込む。一方、支持台１を消火器の
離脱報知機８の側の床面Ｆに置き、支持台１の嵌合凹所
２に消火器３を載置する。消火器３の設置が完了する
と、係合手段の差し込み板６はガイド支持板１６の内部
空間１７に案内され、かつ、検出手段９の可動接片９ａ
と接触状態にある。
【００１８】そこで、今仮に誰かが故意に消火器３を支
持台１から取り外し、他の場所に持出ししようと試みる
と、係合手段４の差し込み板６がガイド支持板１６から
外れる。そうすると、検出手段９は係合手段の離脱を検
出し、この検出信号に基づき報知手段１１が鳴動する。
したがって、盗人等は報知手段１１の鳴動を停止させる
ために係合手段の差し込み板６を元の状態に戻し、消火
器３を支持台１に置かざるを得ない。
持台１から取り外し、他の場所に持出ししようと試みる
と、係合手段４の差し込み板６がガイド支持板１６から
外れる。そうすると、検出手段９は係合手段の離脱を検
出し、この検出信号に基づき報知手段１１が鳴動する。
したがって、盗人等は報知手段１１の鳴動を停止させる
ために係合手段の差し込み板６を元の状態に戻し、消火
器３を支持台１に置かざるを得ない。
【００１９】
【実施例】まず発明の実施の形態で説明した第１実施例
に於いては、ガイド部材１３の支持箱１５を壁Ｗに直接
固定しているが、壁Ｗに適当なベース板を固定し、この
ベース板に支持箱１５を取付けても良い。また消火器３
を安定的に設置するために支持体１の嵌合凹所２に嵌め
込んでいるが、消火器３を床面Ｆに直接置いても、ある
いは消火器３に係合フックを取付け、この係合フックを
介して消火器３を壁Ｗに掛けても良い。さらに、図４で
示すようにボックス状の収納体１９に消火器３を収納
し、一方、消火器の離脱報知機８を収納体１９の内壁面
に取付けても良い。
に於いては、ガイド部材１３の支持箱１５を壁Ｗに直接
固定しているが、壁Ｗに適当なベース板を固定し、この
ベース板に支持箱１５を取付けても良い。また消火器３
を安定的に設置するために支持体１の嵌合凹所２に嵌め
込んでいるが、消火器３を床面Ｆに直接置いても、ある
いは消火器３に係合フックを取付け、この係合フックを
介して消火器３を壁Ｗに掛けても良い。さらに、図４で
示すようにボックス状の収納体１９に消火器３を収納
し、一方、消火器の離脱報知機８を収納体１９の内壁面
に取付けても良い。
【００２０】次に図５乃至図８は本発明の他の実施例を
示す消火器の持出し防止装置である。なお、これらの実
施例の説明にあたって、本発明の前記第１実施例と同一
部分には同一の符号を付して重複する説明を省略する。
示す消火器の持出し防止装置である。なお、これらの実
施例の説明にあたって、本発明の前記第１実施例と同一
部分には同一の符号を付して重複する説明を省略する。
【００２１】まず図５及び図６に示す消火器の持出し防
止装置の第２実施例に於いて、前記第１実施例と主に異
なる点は、支持台１Ａに消火器の離脱報知機８Ａを取付
けたことである。
止装置の第２実施例に於いて、前記第１実施例と主に異
なる点は、支持台１Ａに消火器の離脱報知機８Ａを取付
けたことである。
【００２２】すなわち、この消火器の持出し防止装置
は、可動片２１を有する支持台１Ａに取付けられた消火
器の離脱報知機８Ａと、この支持台１Ａに前記可動片２
１を下端面で押し付けるように載置される消火器３Ａと
から構成され、消火器の離脱報知機３Ａには、消火器３
Ａが支持台１Ａから離れた時に可動片２１の上方向への
移動を介してＯＮとなる検出手段９Ａと、電源１０Ａ及
び検出手段による消火器の離脱の検出信号に基づき鳴動
する報知手段１１Ａとが備えられている。
は、可動片２１を有する支持台１Ａに取付けられた消火
器の離脱報知機８Ａと、この支持台１Ａに前記可動片２
１を下端面で押し付けるように載置される消火器３Ａと
から構成され、消火器の離脱報知機３Ａには、消火器３
Ａが支持台１Ａから離れた時に可動片２１の上方向への
移動を介してＯＮとなる検出手段９Ａと、電源１０Ａ及
び検出手段による消火器の離脱の検出信号に基づき鳴動
する報知手段１１Ａとが備えられている。
【００２３】しかして、支持台１Ａの嵌合凹所２Ａの内
壁上面には逃し切欠部２２が形成され、この逃し切欠部
２２から適宜に折曲された可動片２１の中央部２３が上
方に突出している。可動片２１は一端部が支持台１Ａの
内部に設けた枢支突片２４に枢支されていると共に、支
持台１Ａ内のバネ２５で上方に付勢されている。
壁上面には逃し切欠部２２が形成され、この逃し切欠部
２２から適宜に折曲された可動片２１の中央部２３が上
方に突出している。可動片２１は一端部が支持台１Ａの
内部に設けた枢支突片２４に枢支されていると共に、支
持台１Ａ内のバネ２５で上方に付勢されている。
【００２４】この実施例に於いては、故意に消火器３Ａ
を支持台１Ａから持ち上げると、可動片２１はバネ２５
のバネ力により上方に移動し、その結果、検出手段９Ａ
が消火器の離脱を検出し、報知手段１１Ａが直ちに鳴動
する。一方、消火器３Ａを支持台１Ａに載置すると報知
手段１１Ａは鳴動を停止する。
を支持台１Ａから持ち上げると、可動片２１はバネ２５
のバネ力により上方に移動し、その結果、検出手段９Ａ
が消火器の離脱を検出し、報知手段１１Ａが直ちに鳴動
する。一方、消火器３Ａを支持台１Ａに載置すると報知
手段１１Ａは鳴動を停止する。
【００２５】したがって、第２実施例は消火器３Ａを指
定の場所から移動させると、支持台１Ａに取付けられた
消火器の離脱報知機８Ａが直ちに鳴動し続けると言う点
で、第１実施例と同一の目的を有する。
定の場所から移動させると、支持台１Ａに取付けられた
消火器の離脱報知機８Ａが直ちに鳴動し続けると言う点
で、第１実施例と同一の目的を有する。
【００２６】次に図７及び図８に示す消火器の持出し防
止装置の第３実施例に於いて、前記第１実施例と主に異
なる点は、第２実施例と同様に嵌合凹所２Ｂを有する支
持台１Ｂに消火器の離脱報知機８Ｂを装着したこと、検
出手段９Ｂとして光センサーを採用し、支持台１Ｂの嵌
合凹所２Ｂの内壁上面の中央部に透孔２７を形成したこ
と、検出手段９Ｂは支持台１Ｂの底板２８に固定された
プリント基板２９に固定されていること、支持台１Ｂの
適当な箇所、この実施例では支持台１Ｂの周壁部に報知
手段１１Ｂの鳴動を停止させることができる操作釦３０
を設けたことである。
止装置の第３実施例に於いて、前記第１実施例と主に異
なる点は、第２実施例と同様に嵌合凹所２Ｂを有する支
持台１Ｂに消火器の離脱報知機８Ｂを装着したこと、検
出手段９Ｂとして光センサーを採用し、支持台１Ｂの嵌
合凹所２Ｂの内壁上面の中央部に透孔２７を形成したこ
と、検出手段９Ｂは支持台１Ｂの底板２８に固定された
プリント基板２９に固定されていること、支持台１Ｂの
適当な箇所、この実施例では支持台１Ｂの周壁部に報知
手段１１Ｂの鳴動を停止させることができる操作釦３０
を設けたことである。
【００２７】そこで、図８はこの第３実施例の電気回路
である。光センサー９Ｂは検出回路３１となるが、この
検出回路３１は消火器３Ｂが支持台１Ｂの透孔２７から
離れるとそれを検出する。したがって、検出回路３１は
消火器３Ｂの支持台１Ｂに対する接触の有無を検出する
ことになる。駆動回路３２は支持台１Ｂに内臓された電
源１０Ｂ及び検出回路３１による消火器離脱の検出信号
に基づき報知手段１１Ｂを連続的に駆動させる。リセッ
ト回路３３は外部から短絡できる図示しない端子を有
し、かつ、操作釦３０の操作によりリセット信号を駆動
回路３２へ出力する。そして、駆動回路３２はリセット
信号に基づき報知手段１１Ｂの鳴動を停止する。
である。光センサー９Ｂは検出回路３１となるが、この
検出回路３１は消火器３Ｂが支持台１Ｂの透孔２７から
離れるとそれを検出する。したがって、検出回路３１は
消火器３Ｂの支持台１Ｂに対する接触の有無を検出する
ことになる。駆動回路３２は支持台１Ｂに内臓された電
源１０Ｂ及び検出回路３１による消火器離脱の検出信号
に基づき報知手段１１Ｂを連続的に駆動させる。リセッ
ト回路３３は外部から短絡できる図示しない端子を有
し、かつ、操作釦３０の操作によりリセット信号を駆動
回路３２へ出力する。そして、駆動回路３２はリセット
信号に基づき報知手段１１Ｂの鳴動を停止する。
【００２８】したがって、この実施例に於いては、消火
器３Ｂを支持台１Ｂにセットする前に操作釦３０を押
し、報知手段１１Ｂの鳴動を一時停止させることができ
る。
器３Ｂを支持台１Ｂにセットする前に操作釦３０を押
し、報知手段１１Ｂの鳴動を一時停止させることができ
る。
【００２９】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
にあっては、緊急時には、誰でも直ちに消火器を設置場
所から持出せるができ、一方、緊急時以外の場合に於い
て、消火器が無断で特定の場所から持出された時は、人
の視覚ないし聴覚に消火器が存在しないこと訴えること
ができ、さらに、消火器が無断で特定の場所から持出さ
れた時には、単に消火器が存在しないこと訴えることが
できるのみならず、同時に火災が発生したこと報知する
手段としても利用することができ、加えて、各装置を合
理的に構成し、部材点数を極力少なくすることができる
などの効果がある。
にあっては、緊急時には、誰でも直ちに消火器を設置場
所から持出せるができ、一方、緊急時以外の場合に於い
て、消火器が無断で特定の場所から持出された時は、人
の視覚ないし聴覚に消火器が存在しないこと訴えること
ができ、さらに、消火器が無断で特定の場所から持出さ
れた時には、単に消火器が存在しないこと訴えることが
できるのみならず、同時に火災が発生したこと報知する
手段としても利用することができ、加えて、各装置を合
理的に構成し、部材点数を極力少なくすることができる
などの効果がある。
【図１】本発明の第１実施例を示す概略説明図。
【図２】第１実施例の要部の斜視図。
【図３】第１実施例の要部の概略断面説明図。
【図４】本発明の第１実施例の他の使用態様を示す概略
説明図。
説明図。
【図５】本発明の第２実施例を示す概略説明図。
【図６】第２実施例の要部の概略断面説明図。
【図７】本発明の第３実施例を示す概略説明図。
【図８】第３実施例の電気回路の図。
１、１Ａ、１Ｂ…支持台、２、２Ａ、２Ｂ…嵌合凹所、
３、３Ａ、３Ｂ…消火器、４…係合手段、５…可撓性部
材、６…差込み板、８、８Ａ、８Ｂ…消火器の離脱報知
機、９、９Ａ、９Ｂ…検出手段、１０、１０Ａ、１０Ｂ
…電源、１１、１１Ａ、１１Ｂ…報知手段、１２…電源
収納部、１３…ガイド部材、１５…支持箱、１６…ガイ
ド支持板、１７…内部空間、１９…収納体、２１…可動
片、２５…バネ、２７…透孔、２９…プリント基板、３
０…操作釦、３１…検出回路、３２…駆動回路、３３…
リセット回路。
３、３Ａ、３Ｂ…消火器、４…係合手段、５…可撓性部
材、６…差込み板、８、８Ａ、８Ｂ…消火器の離脱報知
機、９、９Ａ、９Ｂ…検出手段、１０、１０Ａ、１０Ｂ
…電源、１１、１１Ａ、１１Ｂ…報知手段、１２…電源
収納部、１３…ガイド部材、１５…支持箱、１６…ガイ
ド支持板、１７…内部空間、１９…収納体、２１…可動
片、２５…バネ、２７…透孔、２９…プリント基板、３
０…操作釦、３１…検出回路、３２…駆動回路、３３…
リセット回路。
Claims (9)
- 【請求項１】 建物の壁に取付けられた消火器の離脱報
知機と、この消火器の離脱報知機のガイド部材に引き抜
き可能に差し込まれる係合手段を一体的に有する消火器
とから構成され、前記消火器の離脱報知機には、前記係
合手段がガイド部材から引き抜かれた時にＯＮとなる検
出手段と、該検出手段による係合手段の離脱の検出信号
に基づき鳴動する報知手段とが備えられている消火器の
持出し防止装置。 - 【請求項２】 請求項１に於いて、消火器の離脱報知機
は、火災報知機であることを特徴とする消火器の持出し
防止装置。 - 【請求項３】 請求項１に於いて、ガイド部材は前壁に
係合手段用の挿入孔を有する支持箱と、この支持箱に取
付けられたガイド支持板とから成り、またガイド部材に
は電源収納部が設けられ、この電源収納部の電源と、検
出手段と、報知手段は直列回路で電気的に接続されてい
ることを特徴とする消火器の持出し防止装置。 - 【請求項４】 請求項１に於いて、係合手段は、一端部
が消火器に一体的に取付けられた可撓性部材と、この可
撓性部材の他端部に一体的に取付けられかつガイド部材
の挿入孔に差し込まれる差込み板とから成ることを特徴
とする消火器の持出し防止装置。 - 【請求項５】 請求項１に於いて、消火器は嵌合凹所を
有する支持台に載置されていることを特徴とする消火器
の持出し防止装置。 - 【請求項６】 建物或いは建物の近くに設置された収納
体に取付けられた消火器の離脱報知機と、この消火器の
離脱報知機のガイド部材に引き抜き可能に差し込まれる
係合手段を一体的に有する消火器とから構成され、前記
消火器の離脱報知機には、前記係合手段がガイド部材か
ら引き抜かれた時にＯＮとなる検出手段と、電源及び検
出手段による係合手段の離脱の検出信号に基づき鳴動す
る報知手段とが備えられている消火器の持出し防止装
置。 - 【請求項７】 可動片を有する支持台に取付けられた消
火器の離脱報知機と、この支持台に前記可動片を押し付
けるように載置される消火器とから構成され、前記消火
器の離脱報知機には、消火器が支持台から離れた時に可
動片の移動を介してＯＮとなる検出手段と、電源及び検
出手段による消化器離脱の検出信号に基づき鳴動する報
知手段とが備えられている消火器の持出し防止装置。 - 【請求項８】 透孔を有する支持台に取付けられた消火
器の離脱報知機と、この支持台に載置される消火器とか
ら構成され、前記消火器の離脱報知機には、消火器が支
持台の透孔から離れた時にＯＮとなる検出手段と、電源
及び検出手段による消化器離脱の検出信号に基づき鳴動
する報知手段とが備えられている消火器の持出し防止装
置。 - 【請求項９】 請求項８に於いて、支持台には報知手段
の鳴動を一時停止させることができる操作釦３０が設け
られていることを特徴とする消火器の持出し防止装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35086895A JPH09173488A (ja) | 1995-12-25 | 1995-12-25 | 消火器の持出し防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35086895A JPH09173488A (ja) | 1995-12-25 | 1995-12-25 | 消火器の持出し防止装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09173488A true JPH09173488A (ja) | 1997-07-08 |
Family
ID=18413441
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP35086895A Pending JPH09173488A (ja) | 1995-12-25 | 1995-12-25 | 消火器の持出し防止装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09173488A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20200080415A (ko) * | 2018-12-19 | 2020-07-07 | 주식회사 로제타텍 | Iot 소화기 시스템 |
| WO2021221469A1 (ko) * | 2020-04-29 | 2021-11-04 | Ji Eun Ju | 소화기 받침대 및 이를 이용한 알림방법 |
-
1995
- 1995-12-25 JP JP35086895A patent/JPH09173488A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20200080415A (ko) * | 2018-12-19 | 2020-07-07 | 주식회사 로제타텍 | Iot 소화기 시스템 |
| WO2021221469A1 (ko) * | 2020-04-29 | 2021-11-04 | Ji Eun Ju | 소화기 받침대 및 이를 이용한 알림방법 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050125 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050208 |
|
| A521 | Written amendment |
Effective date: 20050408 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050517 |