JP2003179958A - 高速セルサイト選択のためのアップリンクダウンリンクダイバシティ - Google Patents

高速セルサイト選択のためのアップリンクダウンリンクダイバシティ

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JP2003179958A JP2002271729A JP2002271729A JP2003179958A JP 2003179958 A JP2003179958 A JP 2003179958A JP 2002271729 A JP2002271729 A JP 2002271729A JP 2002271729 A JP2002271729 A JP 2002271729A JP 2003179958 A JP2003179958 A JP 2003179958A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】移動局と基地局との間のリバースリンクとフォ
ワードリンク用に、別々の基地局あるいは1つの基地局
の別々のセクタを意図的に選択する。 【解決手段】1つの実施形態においては、リバースリン
クトラフィックチャネルの送信は、フォワードリンクト
ラフィックチャネルの送信元の基地局とば別の基地局に
向けられ、これらのチャネルに対応する制御情報は逆方
向のリンクに埋め込まれ、あるいは逆方向のリンクと共
に送信される。このようなダイバシティは、ある既定値
の信号条件、あるいはフォワードリンクまたはリバース
リンクの不全を経験する十分な可能性があることを示す
ような移動局の位置においてのみ働くようにすることも
できる。また、ダイバシティ機構の起動は、2つ以上の
基地局またはセクタが適切な範囲内のリンク品質を有し
ているか否か、あるいは増幅されたパワーの受信側での
受信電力低下が許容できるか否かによって決定されても
よい。

Description

【発明の詳細な説明】
関連発明へのクロスリファレンス 本発明の実施形態は、2001年9月18日提出の米
国特許仮出願、番号60/323,472、タイトル
「高速セル選択のためのアップリンク−ダウンリンクダ
イバーシティ」に基づいて優先権を主張するものであ
り、この仮出願の内容は、これらの内容は参照によって
事実上本明細書に組み込まれる。
【0001】発明の背景 1.発明の分野 本発明は、一般的に、無線電話ネットワークにおいて音
声やデータを伝送する方法および装置に関するものであ
る。より詳細には、本発明は無線電話ネットワークにお
けるフォワードリンクおよびリバースリンクのダイバシ
ティに関する。 2.関連技術の説明 セルラー電話システムは緊急時の通信用途を提供するの
みならず、急速に今日の社会の主たる通信形態となりつ
つある。セルラー電話の使用が普及するにつれ、セルラ
ー電話ネットワークはますます有力なものとなり、また
消費者の要求に応じてより広いエリアのカバーを提供し
つつある。
【0002】図1は、無線のセクタA110およびセク
タB111を有する第1の基地局(BS)121と、セ
クタC112を有する第2のBS122とを含む無線イ
ンフラストラクチャまたはネットワークのサービス下に
ある地理的領域を移動してまわる、移動ユーザによって
操作される移動局(MS)101の一例を表している。
この移動の経路において、MS101は位置A131か
ら位置B132、位置C133へと移り、そして必然的
に通信相手の基地局または基地局群のフォワードやリバ
ースのリンクの信号強度や信号品質の変化を体験する。
信号の強度と品質は、MS101がセクタA110の点
線で規定された領域からセクタB111の点線で規定さ
れた領域へ移動するとき、あるいはセクタB111から
セクタC112へ移動するときのような、セクタの端近
くでは特に頼りないものとなる。接続切れが発生しがち
なのは、信号強度の弱い領域や信号品質の貧弱な領域に
加え、これらの移行領域においてである。
【0003】接続切れは、フォワードリンクとリバース
リンクのいずれか1つのみが不全となった場合において
も発生する。これは既存の無線システムの弱点となって
いる。既存のシステムでは、ソフトハンドオフの場合に
は、フォワードリンクとリバースリンクのペアは、発信
元と送信先は同一の基地局または基地局群である。図4
は、一例としてMS24とBS26の間のリンク22を
示している。BS26からMS24への通信はフォワー
ドリンクまたはダウンリンクと呼ばれ、MS24からB
S26への通信はリバースリンクあるいはアップリンク
と呼ばれる。
【0004】フォワードとリバースのリンクはいくつか
のフォワードとリバースのチャネルを利用する。例え
ば、BS26は複数のフォワードチャネルを通じて報知
する。これらのフォワードチャネルは1つまたは複数の
パイロットチャネル、1つの同期チャネル、1つまたは
複数のページングチャネル、および複数のフォーワード
トラフィックチャネルを含むことができ、またこれらに
限定されない。パイロットチャネル、同期チャネル、お
よびページングチャネルは共通チャネルと呼ばれる。こ
の共通チャネルという名称は、通常これらのチャネルを
BS26近くのあらゆる移動局が受信できることを反映
したものである。一般的には、これらの共通チャネルは
データ(ショートメッセージ等は除く)の搬送には用い
られず、むしろ共通および/または専用の制御情報の報
知および配送に用いられる。共通/オーバーヘット情報
の例としては、近隣基地局リスト、アクセスおよびモニ
タリングパラメータ、およびコンフィギュレーションパ
ラメータがある。専用制御情報の例としては、ページン
グ、チャネル割り当て、およびステータス要求がある。
【0005】それぞれのフォワードトラフィックチャネ
ルがある特定の移動局向けのものであり、またユーザデ
ータを搬送することができるものならば、これらのフォ
ワードトラフィックチャネルは専用チャネルである。通
常は、トラフィックチャネルはデータとハンドオフ制御
メッセージのような専用のシグナリングを伝達する。専
用制御チャネルと呼ばれる別のタイプのトラフィックチ
ャネルは、シグナリングのみを搬送することができる。
専用制御チャネルは、通常、トラフィックチャネルや、
データのみを搬送する補足的なパケットデータチャネル
のような付加チャネル(またはデータ限定チャネル)と
共に用いられる。
【0006】フォワードトラフィックチャネルは、移動
局が送信しているリバースリンク用のパワー制御情報を
伝送することもできる。クローズドループパワー制御シ
ステムは、リバースリンク送信が基地局で受信されたと
きの受信パワーレベルの計測と、それに続く、フォワー
ドリンクを介したアップまたはダウンのコマンドを用い
移動局へフィードバックされる。これらのアップまたは
ダウンのコマンドは、フォワードトラフィックチャネル
にパンクチャされた情報ビットで送信することができ
る。他のフィードバック情報としては確認応答がある。
個々のシグナリングメッセージの受け取り確認のための
レイヤ2確認応答は、通常は逆方向のリンクのシグナリ
ングメッセージ自体のヘッダに埋め込まれる。
【0007】図5に示されるように、フォワードトラフ
ィックチャネルはデータ、制御情報、およびリバースリ
ンクのためのパワー制御フィードバックを含むことがで
きる。データと制御情報は図5中でまとめてFとして識
別されており、またリバースリンクのためのパワー制御
フィードバックはRPとして識別されている。同様に、
リバースリンクトラフィックチャネルは、図5でまとめ
てRとして識別されるデータと制御情報を含むことがで
き、またFPとして識別されるフォワードリンクのため
のパワー制御フィードバックを含むことができる。
【0008】なお、ソフトハンドオフの場合、複数の基
地局からの送信でトラフィックチャネルのデータと変調
が基本的に同じものがあったとしても、このトラフィッ
クチャネルに出力されたパワー制御ビットはそれぞれの
基地局で異なってもよい様に、パワー制御フィードバッ
クは通常実装されている。それぞれの基地局は、それぞ
れが適当であると判断するパワー制御コマンドをそのト
ラフィックチャネルに出力する。したがって、移動局は
複数の矛盾するパワー制御コマンドを受信することがあ
り得る。このため、規格は通常この移動局が特定のルー
ルに従うよう規定している。例えば、基地局のうち1つ
でもパワーを下げるよう要求しているなら、移動局は自
らのリバースリンクの送信パワーを下げなければならな
い。
【0009】この移動局がリバースリンクで基地局に送
信している場合、同じ基地局からフォワードリンクを受
信してもいる。例えば、図1において、MS101がA
131の位置にいるとき、MSはセクタA110のBS
121に送信しており、またこれから受信していてもよ
い。もしこのセクタA110へのリバースリンクが不全
となると、このリバースリンクに含まれるリバースリン
クメッセージングはBS121に届かない。このリバー
スリンク中のメッセージングは、確認応答、フォワード
リンクパワー強度測定値、あるいはフレームエラー指標
といったフィードバック情報を通常含んでおり、このF
Pで表されるフィードバックはフォワードリンクのパワ
ーを制御するために用いることができる。このリバース
リンクはまた、現在のアクティブなセクタ(またはセク
タ群)より強度の高い、新しい基地局セクタを要求する
メッセージを含んでいてもよい。インフラストラクチャ
が適切なリンク管理のために拠りどころとするフィード
バックがないので、システムはリバースリンク不全から
復帰することができずに呼切断となる。
【0010】同様に、もしセクタA110へのフォワー
ドリンクが不全となると、一般的な手続ではMS101
がリバースリンクを切断することが要求される、という
のも、このリバースリンクはもはやパワー制御されてい
ない、すなわち、MS101はもはやRPを受信してい
ないからである。これら互いの依存関係は既存の無線シ
ステムの弱点である。1つのリンクが不全となると、全
接続が不全となってしまう。さらに、パワー制御のよう
なシグナリングの依存関係のためにこれらのチャネルが
互いに依存するようになっているばかりでなく、これら
はまた同じ物理リンクあるいは媒体、すなわち同じ信号
環境および経路を通常使用する。このように、2つのタ
イプの依存関係がある:すなわちそれらは(1)制御
(フィードバック等)と(2)リンク(同じ物理リン
ク)である。
【0011】ソフトハンドオフ、すなわち1つのMSが
2つ以上の基地局と同時に通信している状態によって、
この状況はいくぶん改善される。にもかかわらず接続切
れは、セルラー電話ユーザにとっては不快な程度のもの
から壊滅的ななものまで広汎にわたる。例えば、緊急の
911の接続切れは重大で、致命的ですらある。接続切
れは、消費者がサービスプロバイダを変更する原因とな
るに足るほどの大きなフラストレーションをもたらし得
る。このように、接続切れの防止はセルラー電話ネット
ワークにとって非常に重要なものである。
【0012】本発明の概要 本発明は、リバースリンク/フォワードリンク依存問題
を、リバースリンクとフォワードリンクの送信に異なる
セクタを意図的に選択することで解決する。このような
フォワードリンクとリバースリンクのダイバシティは、
基地局全体のグループから1つの基地局の選択を許す高
速セルサイト選択のみならず、1つの移動局が2つ以上
の基地局と同時に通信するソフトハンドオフにも採用可
能である。
【0013】第1の実施形態においては、フォワードリ
ンクトラフィックチャネルの送信が開始される基地局と
は別の基地局にリバースリンクトラフィックチャネルの
送信が向けられ、これらのチャネルのそれぞれの制御情
報が逆方向のリンクに埋め込まれ、または逆方向のリン
クによって送信される。
【0014】第2の実施形態においては、フォワードリ
ンクトラフィックチャネルの送信が開始される基地局と
は別の基地局にリバースリンクトラフィックチャネルの
送信が向けられるが、フォワードリンクの制御情報は、
リバーストラフィックチャネルの送信先専用の1つまた
は複数の基地局を含む、1つまたは複数の基地局に送信
され、またリバースリンクの制御情報は、フォワードト
ラフィックチャネルの送信専用の1つまたは複数の基地
局を含む、1つまたは複数の基地局から送信される。
【0015】第3の実施形態においては、1つのフォワ
ードトラフィックチャネルと補助的な低帯域幅フィード
バックリバースリンクから成る第1のチャネルのペア
は、第1の基地局と接続している。1つのリバーストラ
フィックチャネルと補助的な低帯域幅フィードバックフ
ォワードリンクから成る第2のチャネルのペアは、第2
の基地局と接続している。
【0016】全ての実施形態において、移動局はダイバ
シティ機能が与えられており、両方のリンクが同時に不
全となる可能性は低い。
【0017】また、ある既定値の信号条件、あるいはフ
ォワードリンクまたはリバースリンクの不全を経験する
十分な可能性があることを示すような移動局の位置にお
いてのみ、このダイバシティの機構が働くように、これ
ら実施形態を変更することができる。また、ダイバシテ
ィ機構の起動は、2つ以上のセクタが適切な範囲内のリ
ンク品質を有しているか否か、あるいは増幅されたパワ
ーの受信側での減衰効果が許容できるか否かによって決
定されてもよい。
【0018】更に、本発明は専用のあるいは共通のチャ
ネルの様々な組み合わせと、データとシグナリング情報
の様々な組み合わせとを切り離してもよく、また単一の
基地局あるいは特定のチャネル種別に限定されない。
【0019】本件技術に習熟した者には、以下の本発明
の実施形態の詳細な説明から、図面および付加した請求
項を併せて読むことで、本発明の実施形態の多数の特徴
や利点が容易に明らかになるだろう。
【0020】好ましい実施形態の詳細な説明 以下の好ましい実施形態の説明において、本明細書の一
部を成し、本発明が実施可能となる図示特有の実施形態
として表される添付図面への参照が行われる。他の実施
形態を利用することもでき、また本発明の好ましい実施
形態の範囲から離れることなく構造的な変更を行うこと
もできることを理解すべきである。
【0021】さらに、ここで行われる説明は、説明のた
めのみにCDMA通信プロトコル(符号にもとづいたプ
ロトコル)を参照するが、本発明の実施形態は他の通信
プロトコルおよびデジタル無線技術に通常応用可能であ
り、またCDMA、TDMA、FDMA、GSM、GP
RS等を含み、またこれらに限定されないことを理解す
べきである。更に、メッセージの通信に加え、情報の通
信で用いられる他のタイプの情報ブロック、フレーム、
あるいはパケットも本発明の範囲内に入る。
【0022】本発明は、少なくとも一連の通信の一部に
おいて1つの基地局に送信し、別の基地局から受信する
移動局によって、拡大されたダイバシティが達成され
る。フォワードとリバースのチャネルに用いられるリン
クの分離によって、ある程度の独立性が達成される。独
立性を可変にすることも可能である。
【0023】第1実施形態では、データトラフィックと
制御情報が分離され、それぞれのリンクが特定のトラフ
ィック方向専用となる、すなわち、1つの基地局は送信
のみを行い、また少なくとも他の基地局の1つは受信の
みを行う。
【0024】第2実施形態では、データトラフィックの
みが分離され、制御情報は通常の通信、すなわち複数の
基地局とのソフトハンドオフの様に維持される。換言す
れば、1つの基地局はデータチャネルを送信し、そのデ
ータチャネルのリバースリンク応答を受信せず、一方他
の基地局がその応答リバースデータチャネルを受信する
が、フォワードデータチャネルを送信しない。しかし、
両方の基地局はハンドオフ情報のような制御情報につい
ては送受信を行う。
【0025】第3実施形態では、リバースリンクトラフ
ィックは第1の基地局に送信され、対応するフォワード
リンクのためのフィードバック(リバースリンクで送信
される)は第2の基地局に送信され、フォワードリンク
トラフィックは第2の基地局から受信し、リバースリン
クのためのフィードバック(フォワードリンクで送信さ
れる)は第1の基地局から受信するよう、トラフィック
と付随する制御フィードバックが分離される。なお、リ
バースリンクの送信は一群の1つまたは複数の受信用基
地局に送信され、移動局は前記した一群に入っていない
1つまたは複数の基地局からフォワードリンクの送信を
受信する。
【0026】無線プロトコルは通常、パワー制御やフレ
ームエラーフィードバックを含む物理レイヤ、確認応答
エラーを含むリンクレイヤ、および確認応答フィードバ
ックを含むTCP/IPのような上位のレイヤのシグナ
リングプロトコルといった、複数のレイヤから構成され
る。TCP/IPパケット用のような上位レイヤの確認
応答はトラフィックデータとみなされ、フレームエラー
やパワー制御は通常低レベルフィードバックであるとみ
なされる。
【0027】図2Aは本発明の第1実施形態を表してい
る。無線インフラストラクチャ230の2つの異なる基
地局231および235と、それぞれとフォワードリン
ク240とリバースリンク250で通信するクライアン
トの移動局101が示されている。リバースリンク25
0のためのパワー制御のようなフィードバック情報は、
セルクラスタ232を制御することのできる基地局制御
装置(BSC)233および/またはBSCを調停する
移動交換機(MSC)234を含むネットワークインフ
ラストラクチャ体を介して、それぞれの基地局からもう
一方の基地局へ伝送される。
【0028】なお、1つの基地局は典型的には複数、普
通は3つ、のセクタから成る。それぞれのセクタは別の
方向に向けられた分離した送信機とアンテナ(送受信
機)を有している。それゆえ本実施形態は、2つの異な
る基地局ではなく、1つの基地局の異なる2つのセクタ
と通信するように実装されていてもよい。この状況にお
いては、フィードバック情報は単一の基地局のセクタ間
で伝送される。基地局(BS)という用語は、しばしば
一般に1つの送受信機を指すために用いられるので、こ
こでは、基地局とセクタという用語はある程度入れ替え
可能に用いられると解すべきである。
【0029】全て、あるいはいくつかのリバースリンク
送信を、フォワードリンクを生成する基地局またはセク
タと異なる基地局またはセクタに向けることで、移動局
は拡大されたダイバシティ機能を得ることができる。も
し1つのリンクが一時的に不全となっても、それは限定
されたダイバシティの例の様に他のリンクも不全となる
ことを必ずしも意味しない。なお、第1実施形態の場合
では、制御情報を伝送するフォワードリンクチャネルが
移動局によって受信できないとき、この移動局はリバー
スリンクを切ることがある、すなわち制御依存性が存在
する。例えば、パワー制御を伝送するフォワードチャネ
ルがある短い期間受信されない場合、もはや有効にパワ
ー制御されないためにリバースリンクが切られることが
ある。他方、確認応答を伝送するフォワードチャネルが
長い期間、典型的にはパワー制御周期よりかなり長い期
間、受信されない場合、リバースリンク送信は確認応答
なしとなり、リバースリンクが切れることがある。しか
し、リバースリンクが依然他の基地局によって受信さ
れ、ハンドオフ要求が先に受信されて上記のような状況
の発生が回避される可能性の方が少なくとも高い。言い
換えれば、フォワードリンクが受信されないときにリバ
ースリンクが切れる可能性はあるとしても、リンク依存
性が取り除かれているので、両方のリンクが同時に不全
になる可能性はより低いということである。
【0030】この統計的理由は以下の通りである。特定
の基地局からのフォワードリンクあるいはその基地局へ
のリバースリンクのいずれかが不全となる可能性をPs
とする。本発明の提案するダイバシティなしの場合、接
続切れの可能性は単純にPsである。しかし、本発明が
提案するダイバシティがあれば、これらのリンクは独立
に機能するので、両方の接続(すなわち、フォワードリ
ンクおよびリバースリンク)が切れる可能性はPs 2に低
下する。
【0031】図2Bに本発明の第2実施形態を示す。そ
れぞれフォワードのデータ通信のためのフォワードリン
クおよびリバースのデータ通信のためのリバースリンク
に加え、それぞれ典型的なオーバーヘッドおよび音声通
信を介して、無線インフラストラクチャ230の2つの
異なる基地局231および235と通信するクライアン
トの基地局101が示されている。
【0032】cdma2000のような典型的な無線シ
ステムは、シグナリング/オーバーヘッド情報およびデ
ータのための独立したチャネルを用いる。高速セル選択
システムにおいては、移動局は一群の基地局とのシグナ
リング通信を維持する一方、(フォワードおよびリバー
スの)データチャネルは単一の基地局に向けられ、単一
の基地局から向けられている。高速セル選択で選択され
る単一の基地局は、この一群の基地局を構成する適格群
(すなわちいわゆるアクティブセットセクタ)から通常
選ばれる。この理由の1つとして、シグナリングは普通
は非常に低い帯域幅であるのに対して、データチャネル
は通常もっと多い帯域幅を消費するので注意深く割り当
てを行う必要がある、ということが挙げられる。この実
施形態においては、この移動局は必要に応じて適格な基
地局またはセクタの群からのフォワード制御チャネル、
およびこれらへのリバース制御チャネルを維持し、また
この移動局は、この適格群中から基地局A(図2BのB
S231)に対するフォワードリンク高レートデータチ
ャネルを設定し、またその適格群中から基地局B(基地
局Aと同一ではない;図2BのBS235)に対するリ
バースリンク高レートデータチャネルを設定する。この
ようにダイバシティを達成することで、TCP/IP確
認応答のような上位レイヤの確認応答は高レートデータ
とは別の1つのリンクで送信され、この制御シグナリン
グはこのアクティブセットセクタと共に維持されるが、
その一方でパワー制御やフレームエラー指標のような低
レベルのフィードバックは複数の基地局へ伝送され、ま
た複数の基地局から伝送されてもよい。
【0033】図2Bに示される実施形態においては、基
地局231からのフォワードリンク260の受信の失敗
は、移動局101が、リバースリンク270が送信され
ている宛先の他の基地局235からリバースリンクフィ
ードバック290を受信することを妨げない。それゆ
え、リバースリンクを切る必要はない。この機能は以下
で説明される第3実施形態においても有効である。
【0034】この第2実施形態においては、第1実施形
態のように、リバースリンク送信を受信する基地局によ
って作られたこのリバースリンクの制御情報は、当該移
動局にこのフィードバックを提供している他のあらゆる
基地局に搬送されねばならない。例えば、第1実施形態
において、このフィードバックは受信基地局から送信基
地局に伝送されねばならない。第2実施形態において
は、2つの選択肢がある。
【0035】第1は、ソフトハンドオフでフィードバッ
クを送信する基地局は通常のソフトハンドオフのように
フィードバックを送信してもよい、すなわち、どの基地
局によって送信されたパワー制御情報も、その基地局に
よる当該リバースチャネルの受け取りにとって適切なよ
うに作られてもよい。
【0036】第2は、ソフトハンドオフでフィードバッ
クを送信する基地局は、受信基地局にとって適切となる
ようにフィードバックを送信してもよい。この情報は基
地局制御装置(BSC)233および/またはBSCを
調停する移動交換機(MSC)234を含むネットワー
クインフラストラクチャ体を介して提供されてもよい。
このような基地局間通信は、即時あるいは高速のパワー
制御フィードバックといった同期あるいはショートタイ
ミングの要請のため、実際上の課題をもたらすかもしれ
ない。しかしこれは、全てのセクタが同一の基地局の一
部を成している場合(「ソフターハンドオフ」と呼ばれ
る)のような、同一の基地局制御装置を共有するセクタ
間では容易に実現できる。
【0037】上記の2番目の選択肢は1番目の選択肢よ
り有利である、というのも、リバースリンクのパワー制
御が実際このリバースリンクを受信している基地局の要
請をより反映することになるからである。そのうえ、1
番目の選択肢では、移動局に複数の矛盾するパワー制御
コマンドを解釈するルールが与えられなければならな
い。これは例えば、典型的なソフトハンドオフパワー制
御ルールによって解決でき、また移動局は受信基地局の
パワー制御コマンドを受信可能な限り使用し、受信不能
な場合には他のどの基地局もパワーを下げるよう指定し
ていない限りパワーを上げるように決めても解決でき
る。
【0038】図3は、本発明の更に別の実施形態であ
る。本実施形態はフォワードおよびリバースのリンクチ
ャネルのペアを用いることで構成される。フォワードお
よびリバースのデータチャネルリンクに加え、これらの
リンクに付随する制御が分離していてもよい。本実施形
態においては、チャネルのペアが2組ある。第1のチャ
ネルのペアは第1の基地局231と通信し、またフォワ
ードリンクデータ(例えば音声またはデジタルデータ)
を送信するフォワードトラフィックチャネル310と、
補助的な低帯域幅フィードバックリバースリンク320
とから成る。第2のチャネルのペアは第2の基地局23
5と通信し、またリバースリンクデータ(例えば音声ま
たはデジタルデータ)を送信するリバーストラフィック
チャネル330と、補助的な低帯域幅フィードバックフ
ォワードリンク340とから成る。
【0039】図3に示される実施形態は図2Aに示され
る実施形態に対する利点を有している、というのも、フ
ォードバックを1つの基地局から他の基地局へ伝送する
必要がなく、またトラフィックと制御が同一の基地局当
てでありまた同一の基地局発であるため、分離したリン
クが自立しているからである。言い換えれば、制御とリ
ンク非依存性が達成される。図3に示される実施形態は
図2Bに示される実施形態に対する利点を有している、
というのもフィードバックを1つの基地局から他の基地
局へ伝送する必要がなく、またリンクが完全に分離して
おり冗長的でない(すなわち複雑度がより低く帯域幅フ
ィードバックリンクの要請がより低い)からである。
【0040】この構成によって、それぞれのチャネルの
ペアが自助的になる、というのも、フォワードとリバー
スのトラフィックチャネル310および330がそれぞ
れの低帯域幅フィードバックリンク320および340
によって補助されているからである。低帯域幅のそれぞ
れは、セルサイト選択、パワー制御、信号品質測度、確
認応答等である。例えば、もし補助的低帯域幅フィード
バックリンクがパワーコントロールのためのものなら、
パワー制御は第1実施形態のように基地局間で伝送され
る必要はない。さらに、リバーストラフィックチャネル
330のようなトラフィックチャネルの1つが不全の場
合、補助的低帯域幅フィードバックフォワードリンク3
40はパワー制御情報をMS101に伝送し続けること
になる。これによって、MS101がもはやパワー制御
されないことで通信を終了するのを防ぐことができる。
【0041】リバーストラフィックチャネル330と補
助的低帯域幅フィードバックフォワードリンク340の
両方が不全となった場合、上記の理由によって、2組の
自助的なチャネルのペア310、320および330、
340によるダイバシティが接続切れの可能性を低減す
る。残っているフォワードトラフィックチャネル310
と、それの補助的低帯域幅フィードバックリバースリン
ク320は、依然MS101と通信していることがあり
得る。従って、より上位のレイヤにおけるパケットの応
答確認のような、より上位のレイヤのプロトコル処理が
維持される。このように、通信がフォワードトラフィッ
クチャネル310と補助的低帯域幅リバースリンク32
0に制限されようとも、別の基地局と新しいリバースリ
ンクを確立するためにハンドオフメッセージをMS10
1に送信する目的にとっては、あるいはMS101がB
S231にリバースリンクのための別の基地局の必要性
を通知できるようにする目的にとっては、これで十分で
ある。
【0042】補助的低帯域幅フィードバックリンクはパ
ワー制御の通信に限定されない。説明した通り、低帯域
幅フィードバックリンクのそれぞれは、セルサイト選
択、パワー制御、信号品質測度、確認応答等であっても
よい。そのようなチャネルを取り込むかは、接続の種類
といった複数の要素に依存する。例えば、確認応答チャ
ネルの必要性はデータ転送の信頼性に依存する。単なる
音声フレームを送信するボイスコールは、補助的低帯域
幅フィードバックリンクにおける確認応答チャネルを必
ずしも必要としない。
【0043】もし実際に1つあるいは複数の確認応答チ
ャネルが補助的低帯域幅フィードバックリンクに設定さ
れれば、これら確認応答チャネルはレイヤ1、2および
/または3用となり得る。確認応答チャネルの数は全接
続の時間依存性に依る。一時的な不全はより下位のレイ
ヤにより大きく影響する。例えば、TCP/IP確認応
答はデータトラフィックとみなされ、そのデータが伝送
される媒体のチャネルに付随する低帯域幅フィードバッ
クリンクよりは、むしろ返信のデータリンクで伝送され
る。
【0044】補助的低帯域幅フィードバックリンクはパ
イロットチャネルを含んでいてもよい。パイロットチャ
ネルはコヒーレント復調からパワー制御搬送あるいは参
照レベルとしての振る舞いまで、様々な方法で利用する
ことができる。補助的低帯域幅フィードバックリンクに
おけるパイロットチャネルの必要性は、接続の種類に依
存する。例えば、パワー制御は非常に低い帯域幅のパイ
ロットチャネルで伝送されてもよい。もしこのパワー制
御がこのパイロットのサブチャネルとして伝送される場
合、フィードバックリンクはパイロットチャネルを含ん
でいてもよい。
【0045】フィードバックリンクは、移動局が制御ホ
ールドモードから遷移しつつあることを信号で告げるた
めに用いることができる。制御ホールドモードとは、移
動局はトラフィックを送信していないけれどもトラフィ
ックを送信する準備はできている状態をいう。そのよう
な信号を補助的低帯域幅フィードバックリバースリンク
を介して送信することで、移動局は基地局に、自らは制
御されたホールド状態から出つつあり、後にデータを送
信することを通知することができる。補助的低帯域幅フ
ィードバックリンクは、リンク上のチャネル数が増える
につれてより自立的になっていく。パワー制御チャネ
ル、確認応答チャネル、およびパイロットチャネルを有
している補助的低帯域幅フィードバックリンクは、パワ
ー制御チャネルのみを有している補助的低帯域幅フィー
ドバックリンクよりも自立的である。さらに、自立的な
フィードバックリンクが増えるにつれて、移動局は上位
レイヤのデータや確認応答のパケットをより堅牢な方法
で分配することができる。例えば、もし補助的低帯域幅
フィードバックリバースリンク320が1つの確認応答
チャネルを有していれば、MS101は上位レイヤパケ
ットをリバーストラフィックチャネル330と補助的低
帯域幅フィードバックフォワードリンク320に分配す
ることができる。上位レイヤのデータパケットはリバー
ストラフィックチャネルに分配され、確認応答パケット
は補助的低帯域幅フィードバックリバースリンク320
に分配される。
【0046】シグナリングおよびデータパケットの論理
チャネルから物理チャネルへの分散は、MS101のメ
ディアアクセスコントロール(MAC)サブレイヤによ
って達成される。MACはフォワードリンクの送信にお
いて論理チャネルをを物理チャネルに対応づけ、リバー
スリンクの物理チャネルで受信したデータを論理チャネ
ルに対応づける。例えば、異なる論理情報であるシグナ
リングとデータは、MACレイヤによって同一の物理チ
ャネルに結合され、その後受信端側で、上位レイヤが扱
えるように別々の論理情報として元のように分離されて
もよい。あるいはMACレイヤは、説明した本実施形態
に基づくアップリンク/ダウンリンクダイバシティ機構
にとって適切なように、異なる論理チャネル/情報を異
なる基地局に向けられる異なる物理チャネルに分配する
ことも可能である。
【0047】移動局は、上記した各実施形態におけるど
のようなダイバシティ機構を採用してもよい。しかし、
これらのような移動局が常に1つのダイバシティ機構の
範囲内で作動する必要はない。ダイバシティが必要な状
況にある移動局のみによってダイバシティ機構が実装さ
れてもよい。例えば、ある既定値の信号条件、あるいは
フォワードリンクまたはリバースリンクの不全を経験す
る十分な可能性があることを示すような移動局の位置に
おいてのみ、このダイバシティの機構が働くように、上
記した実施形態を変更することができる。もしある接続
について、フレームエラーレート、シンボルエラーレー
ト、合成信号強度、あるいは確認応答不全カウントに基
づく閾値基準によって定義された不全確率が高い場合、
ダイバシティ機構が起動し、移動局に別々のフォワード
リンクとリバースリンクを強制的に選択させる。
【0048】また、リバースリンクとフォワードリンク
のための異なるセクタの意図的な選択は、2つ以上のセ
クタが適切な範囲のリンク品質を有している場合にの
み、あるいは増幅されたパワーの受信側での受信電力低
下が許容できる場合にのみ用いられてもよい。
【0049】図6に、2つのBS400および401
と、対応するカバーエリアの円402および403を示
す。MS101はBS400および401によってサー
ビスが提供される地理的エリアを動きまわる。動きまわ
るにつれて、MS101はBS400のカバーエリア4
02の端部にある位置A404へと移動する。MS10
1はカバーエリア402の端部にいるので、不全の確立
が高い。しかし、位置A404における(例えば)第2
実施形態に基づくダイバシティ機構は、BS400およ
びBS401に向けてそれぞれリンク500および50
1で送信をするよう、MS101に対して要求すること
になる。BS401への送信にはパワーの増幅を要求さ
れ、またその信号強度は距離や信号間の干渉の可能性に
よってBS400への信号強度に比べて非常に弱くなる
ことになる。このように、MS101のBS400およ
び401に対する位置によっては、ダイバシティ機構は
働かない。
【0050】一方、MS101が位置B405に移動す
ると、BS400と401まではほぼ等距離である。こ
の位置では、ダイバシティ機構が働いてもよい、という
のも、増幅されたパワーの受信側での大きな受信電力低
下も信号強度の差もないからである。信号間の干渉の可
能性もこの位置においては最小となる。
【0051】ダイバシティを起動するための基地局に対
する移動局の位置は、パイロット強度の計測、パイロッ
ト位相オフセットの決定、および測位情報の使用等、様
々な方法で決定されていても良い。例えば、2つ以上の
パイロットがある与えられた閾値を超える強度を有して
いること(パイロット強度が互いにある既定の範囲内に
入っている、すなわち実効的に等しいことでもよい)を
移動局が検知した場合に、ダイバシティが起動されても
よい。強度が実効的に等しいかをチェックするのは、1
つの基地局が他の基地局よりずっと遠くに離れていない
ことを確認するためである。もし、図6に位置“A”4
04として示されているようにずっと遠くに離れていれ
ば、BS401は不適切な干渉を引き起こし得る。ま
た、この条件はパイロット位相オフセットを用いて検知
することもできる。もしBS400からのパイロット位
相がBS401からのパイロット位相から大きくずれて
いる場合、重大なマルチパスが存在しないなら、これは
BS400とBS401の距離に大きな差があることを
示す。あるいはまた、例えば衛星測位システム(GP
S)による測位情報を用いてもよい。
【0052】cdma2000ネットワークの典型的な
移動局は、異なる基地局を選択するため、あるいは異な
る基地局へのハンドオフを要求するためにパイロット強
度電力を用いる。本発明のダイバシティ機構を起動また
は終了させるために同様の方法を用いてもよい。例え
ば、移動局はサービス要求について最高のレートあるい
は品質を有している最適なリンクのためのセクタを(フ
ォワード、リバースを問わず)選択してもよい。その
後、移動局は逆方向のリンクに2番目に適したセクタを
用いてもよい。
【0053】例えば、フォワードリンクはユーザがダウ
ンロードを要求していることから高いレートを必要と
し、一方リバースリンクはTCP/IP確認応答のよう
な上位レイヤのシグナリング搬送する必要がある場合を
考える。この場合、最適なセクタがフォワードリンクと
して選択され、2番目に適したセクタがリバースリンク
として選択される。
【0054】ダイバシティの起動は、接続に途絶の危険
性があるか否かによらず、ダイバシティ状況であるとこ
とを検知することで生じるようにしてもよい。ダイバシ
ティ状況があることの判定は、先に説明した、パイロッ
ト強度の計測、パイロット位相オフセットの決定、およ
び測位情報の使用の様な方法と同様に行われてもよい。
【0055】ダイバシティ機構の起動の判定に用いられ
る(先述した)移動局の基地局に対する位置条件やリン
ク不全の可能性のどのような組み合わせもまた、ダイバ
シティ機構の終了の判定に用いられてよい。
【0056】本発明は、基地局が、基地局のアクティブ
セットから選ばれる高速セルサイト選択を用いて説明さ
れているが、本発明はソフトハンドオフの場合にも用い
ることができるのは明らかである。図7Aに、アクティ
ブセットに入っている4つの基地局BS600、BS6
01、BS602、およびBS603を示す。オーバー
ヘッドや音声通信目的においては、MS101はこれら
全ての基地局とソフトハンドオフの状態にある(リンク
は図示しない)。しかし、データ通信においては、MS
101は4つの基地局のうちBS600、BS601の
2つとのみ通信する。MS101はフォワードリンク6
10とリバースリンク611を介してBS600と接続
している。同時に、MS101はフォワードリンク61
2とリバースリンク613を介してBS601と接続し
ている。
【0057】この状況において、ダイバシティは上記し
た状態のどの場合に起動するようにしてもよい。その結
果、フォワードとリバースのリンクペアは図7Bに示す
ようにそれぞれ2つの基地局に分離されてもよい。BS
600はフォワードリンク620でMS101に送信を
行い、MS101はリバースリンク621でBS602
に送信を行う。MS101はまた、BS601および6
03と、それぞれフォワードリンク622およびリバー
スリンク623を介して接続している。このようにフォ
ワードリンクおよびリバースリンクは、アクティブセッ
ト中の複数の基地局から発せられ、また同じアクティブ
セット中の複数の基地局に送信される。なお、フォワー
ドリンクを生成する基地局群とリバースリンクが送信さ
れる先の基地局群とは、両方の群に入っている基地局に
よって重複した状態になっていてもよい。
【0058】本発明はCDMA無線ネットワークを用い
て説明されているが、この技術は複数の基地局と少なく
とも1つのクライアントを有するあらゆる無線システム
に利用可能であることは明白である。それに加え、本発
明は音声あるいはデータトラフィックを送信するものと
して説明されたが、TCP/IPあるいはUDP/IP
トラフィックまたは他の種類のトラフィックを独立に異
なる方向に送信する目的に、よりたやすく用いられるこ
とは明白である。
【0059】本発明はダイバシティを実装する移動局と
十分に関連づけられて説明されているが、移動局と通信
するネットワークがダイバシティを実装していてもよい
ことは明白である。
【0060】本発明は、実施形態と関連し、添付した図
面を参照して十分に説明されたが、本技術分野において
習熟した者にとって様々な変化および修正が明らかとな
るだろう。そのような変化および修正は、付記される請
求項によって規定されるように、本発明の範囲内に含ま
れるものとして理解されるべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】無線通信システムにおいて、セクター間の様々
な位置を動きまわる移動通信端末の図である。
【図2】(A)は、無線通信システムにおける、本発明
の第1実施形態を利用する移動局を示す図であり、
(B)は、無線通信システムにおける、本発明の第2実
施形態を利用する移動局を示す図である。
【図3】無線通信システムにおける、本発明の第3実施
形態を利用する移動局を示す図である。
【図4】無線通信システムにおける、移動局と基地局と
の間の通信リンクの一例を示す図である。
【図5】無線通信システムにおける、移動局と基地局と
の間のトラフィックチャネルの一例を示す図である。
【図6】無線通信システムにおいて、2つの異なる基地
局の間を動きまわる移動局を示す図である。
【図7】ソフトハンドオフの場合における、本発明の第
1実施形態を利用する移動局を示す図である。
【手続補正書】
【提出日】平成14年11月22日(2002.11.
22)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】

Claims (66)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のセクタと1つの移動局とを有する
    通信ネットワークにおいて、 前記移動局と1つのセクタとの間の接続を、前記セクタ
    から前記移動局へフォワードリンクでトラフィックを送
    信し、前記移動局から前記セクタへリバースリンクでト
    ラフィックを送信することによって確立することと、 切れる危険性のある前記移動局と前記セクタとの間の前
    記接続を検知することと、 前記切れる危険性のある接続を検知する段階に対応し
    て、前記接続の前記フォワードリンクと前記リバースリ
    ンクを2つのセクタに分けることと、を備え、 その2つのセクタにおいて、前記フォワードリンクのト
    ラフィックは少なくともその一方のセクタから送信さ
    れ、前記リバースリンクのトラフィックは少なくともそ
    の他方のセクタへ送信されることを特徴とする通信方
    法。
  2. 【請求項2】 前記分ける段階において、前記フォワー
    ドリンクのトラフィックは前記リバースリンクのための
    フィードバック情報を有し、前記リバースリンクのトラ
    フィックは前記フォワードリンクのためのフィードバッ
    ク情報を有していることを特徴とする請求項1に記載の
    通信方法。
  3. 【請求項3】 前記トラフィックはデータを有し、前記
    移動局はフィードバック情報を、前記フォワードリンク
    で送信する前記セクタと前記リバースリンクのための前
    記セクタの両方へ送信し、および前記両方から受信する
    ことを特徴とする請求項1に記載の通信方法。
  4. 【請求項4】 前記フォワードリンクのためのフィード
    バック情報を送信するための第2のリバースリンクを確
    立することと、 前記リバースリンクのためのフィードバック情報を送信
    するための第2のフォワードリンクを確立することと、
    を更に備え、 前記第2のリバースリンクは前記移動局から前記フォワ
    ードリンクで送信する前記セクタにフィードバック情報
    を送信し、 前記第2のフォワードリンクは前記リバースリンクのた
    めの前記セクタから前記移動局にフィードバック情報を
    送信することを特徴とする請求項1に記載の通信方法。
  5. 【請求項5】 前記フィードバック情報はパワー制御情
    報を有することを特徴とする請求項4に記載の通信方
    法。
  6. 【請求項6】 前記フィードバック情報は確認応答情報
    を有することを特徴とする請求項4に記載の通信方法。
  7. 【請求項7】 前記フィードバック情報はパイロット信
    号を有することを特徴とする請求項4に記載の通信方
    法。
  8. 【請求項8】 前記切れる危険性のある接続を検知する
    段階は、ある計測値が既定の閾値を超えているか否かを
    判定することを有する請求項1に記載の通信方法。
  9. 【請求項9】 前記計測値はフレームエラーレート、シ
    ンボルエラーレート、合成信号強度、または確認応答失
    敗カウントであることを特徴とする請求項8に記載の通
    信方法。
  10. 【請求項10】 前記分ける段階の前に、前記2つのセ
    クタのそれぞれに対する前記移動局の位置を決定するこ
    とを更に備えた請求項1に記載の通信方法。
  11. 【請求項11】 前記移動局の前記位置を決定する段階
    は、前記2つのセクタのそれぞれからのパイロット信号
    強度を計測することを有する請求項10に記載の通信方
    法。
  12. 【請求項12】 前記2つのセクタのそれぞれからの前
    記パイロット信号強度を計測する段階は、前記パイロッ
    ト強度が既定の範囲内に入っているか否かを判定するこ
    とを有する請求項11に記載の通信方法。
  13. 【請求項13】 前記移動局の前記位置を決定する段階
    は、前記2つのセクタのそれぞれからのパイロット強度
    位相オフセットを計測することを有する請求項10に記
    載の通信方法。
  14. 【請求項14】 前記移動局の前記位置を決定する段階
    は、前記移動局の位置情報示度を取得することを有する
    請求項10に記載の通信方法。
  15. 【請求項15】 前記トラフィックはデータを有するこ
    とを特徴とする請求項1に記載の通信方法。
  16. 【請求項16】 前記トラフィックはTCP/IPトラ
    フィックを有することを特徴とする請求項1に記載の通
    信方法。
  17. 【請求項17】 前記2つのセクタは1つの基地局を起
    源とすることを特徴とする請求項1に記載の通信方法。
  18. 【請求項18】 複数のセクタと1つの移動局とを有す
    る通信ネットワークにおいて、 前記移動局と第1のセクタとの間の接続を、前記第1の
    セクタから前記移動局へフォワードリンクでトラフィッ
    クを送信し、前記移動局から前記第1のセクタへリバー
    スリンクでトラフィックを送信することによって確立す
    ることと、 前記移動局と第2のセクタとの間の有効な接続を検知す
    ることと、 前記有効な接続を検知する段階に対応して、前記接続の
    前記フォワードリンクと前記リバースリンクを前記第1
    のセクタと前記第2のセクタに分けることと、を備え、 その第1および第2のセクタにおいて、前記フォワード
    リンクのトラフィックは前記第1のセクタおよび前記第
    2のセクタのうちの一方から送信され、前記リバースリ
    ンクのトラフィックはその他方のセクタへ送信されるこ
    とを特徴とする通信方法。
  19. 【請求項19】 前記分ける段階において、前記フォワ
    ードリンクのトラフィックは前記リバースリンクのため
    のフィードバック情報を有し、前記リバースリンクのト
    ラフィックは前記フォワードリンクのためのフィードバ
    ック情報を有していることを特徴とする請求項18に記
    載の通信方法。
  20. 【請求項20】 前記トラフィックはデータを有し、前
    記移動局はフィードバック情報を、前記フォワードリン
    クで送信する前記セクタと前記リバースリンクのための
    前記セクタの両方へ送信し、および前記両方から受信す
    ることを特徴とする請求項18に記載の通信方法。
  21. 【請求項21】 前記フォワードリンクのためのフィー
    ドバック情報を送信するための第2のリバースリンクを
    確立することと、 前記リバースリンクのためのフィードバック情報を送信
    するための第2のフォワードリンクを確立することと、
    を更に備え、 前記第2のリバースリンクは前記移動局から前記フォワ
    ードリンクで送信する前記セクタにフィードバック情報
    を送信し、 前記第2のフォワードリンクは前記リバースリンクのた
    めの前記セクタから前記移動局にフィードバック情報を
    送信することを特徴とする請求項18に記載の通信方
    法。
  22. 【請求項22】 前記有効な接続を検知するステップ
    は、前記第1および前記第2のセクタに対する前記移動
    局の位置を決定することを有する請求項18に記載の通
    信方法。
  23. 【請求項23】 前記移動局の前記位置を決定する段階
    は、前記第1および前記第2のセクタのそれぞれからの
    パイロット信号強度を計測することを有する請求項22
    に記載の通信方法。
  24. 【請求項24】 前記第1および前記第2のセクタのそ
    れぞれからの前記パイロット強度を計測する段階は、前
    記パイロット信号強度が既定の範囲内に入っているか否
    かを判定することを有する請求項23に記載の通信方
    法。
  25. 【請求項25】 前記移動局の前記位置を決定する段階
    は、前記第1および前記第2のセクタのそれぞれからの
    パイロット信号位相オフセットを計測することを有する
    請求項22に記載の通信方法。
  26. 【請求項26】 前記移動局の前記位置を決定する段階
    は、前記移動局の位置情報示度を取得することを有する
    請求項22に記載の通信方法。
  27. 【請求項27】 複数のセクタと1つの移動局とを有す
    る通信ネットワークにおける移動局であって、 前記移動局と1つのセクタとの間の接続を、前記セクタ
    から前記移動局へのフォワードリンクのトラフィックを
    受信して前記移動局から前記セクタへリバースリンクで
    トラフィックを送信することによって確立するように、
    また、 切れる危険性のある前記移動局と前記セクタとの間の前
    記接続を検知するように、また、 前記切れる危険性のある接続を検知する段階に対応し
    て、前記接続の前記フォワードリンクと前記リバースリ
    ンクを2つのセクタに分けるようにプログラムされた処
    理装置を備え、 前記2つのセクタにおいて、前記フォワードリンクのト
    ラフィックは少なくともその一方のセクタから受信さ
    れ、前記リバースリンクのトラフィックは少なくともそ
    の他方のセクタへ送信されることを特徴とする移動局。
  28. 【請求項28】 前記フォワードリンクおよび前記リバ
    ースリンクを分ける前記処理装置において、前記フォワ
    ードリンクのトラフィックは前記リバースリンクのため
    のフィードバック情報を有し、前記リバースリンクのト
    ラフィックは前記フォワードリンクのためのフィードバ
    ック情報を有することを特徴とする請求項27に記載の
    移動局。
  29. 【請求項29】 前記トラフィックはデータを有し、前
    記処理装置はフィードバック情報を、前記フォワードリ
    ンクで送信する前記セクタと前記リバースリンクのため
    の前記セクタの両方へ送信し、および前記両方から受信
    するようにプログラムされていることを特徴とする請求
    項27に記載の移動局。
  30. 【請求項30】 前記処理装置は、前記フォワードリン
    クのためのフィードバック情報を送信するための第2の
    リバースリンクを確立するように、また、 前記リバースリンクのためのフィードバック情報を送信
    するための第2のフォワードリンクを確立するように、
    プログラムされ、 前記第2のリバースリンクは前記移動局から前記フォワ
    ードリンクで送信する前記セクタにフィードバック情報
    を送信し、 前記第2のフォワードリンクは前記リバースリンクのた
    めの前記セクタから前記移動局にフィードバック情報を
    送信することを特徴とする請求項27に記載の移動局。
  31. 【請求項31】 前記処理装置は、前記切れる危険性の
    ある接続を検知するときに、ある計測値が既定の閾値を
    超えているか否かを判定するようにプログラムされてい
    ることを特徴とする請求項27に記載の移動局。
  32. 【請求項32】 前記計測値はフレームエラーレート、
    シンボルエラーレート、合成信号強度、または確認応答
    失敗カウントであることを特徴とする請求項31に記載
    の移動局。
  33. 【請求項33】 前記処理装置は、前記フォワードリン
    クと前記リバースリンクを分ける前に、前記2つのセク
    タのそれぞれに対する前記移動局の位置を決定するよう
    にプログラムされていることを特徴とする請求項27に
    記載の移動局。
  34. 【請求項34】 前記処理装置は、前記移動局の位置を
    決定するときに、前記2つのセクタのそれぞれからのパ
    イロット強度を計測するようにプログラムされているこ
    とを特徴とする請求項33に記載の移動局。
  35. 【請求項35】 前記処理装置は、前記2つのセクタの
    それぞれからのパイロット信号強度を計測するときに、
    前記パイロット強度が既定の範囲内に入っているか否か
    を判定するようにプログラムされていることを特徴とす
    る請求項34に記載の移動局。
  36. 【請求項36】 前記処理装置は、前記移動局の位置を
    決定するときに、前記2つのセクタのそれぞれからのパ
    イロット信号位相オフセットを計測するようにプログラ
    ムされていることを特徴とする請求項33に記載の移動
    局。
  37. 【請求項37】 前記処理装置は、前記移動局の位置を
    決定するときに、前記移動局の位置情報示度を取得する
    ようにプログラムされていることを特徴とする請求項3
    3に記載の移動局。
  38. 【請求項38】 複数のセクタと1つの移動局とを有す
    る通信ネットワークにおいて、 前記移動局と第1のセクタとの間の接続を、前記第1の
    セクタから前記移動局へフォワードリンクでトラフィッ
    クを送信し、前記移動局から前記第1のセクタへリバー
    スリンクでトラフィックを送信することによって確立す
    るように、また、 前記移動局と第2のセクタとの間の有効な接続を検知す
    るように、また、 前記有効な接続を検知する段階に対応して、前記接続の
    前記フォワードリンクと前記リバースリンクを前記第1
    のセクタと前記第2のセクタに分けるようにプログラム
    された処理装置を備え、 前記第1のセクタおよび第2のセクタにおいて、前記フ
    ォワードリンクのトラフィックは前記第1のセクタおよ
    び前記第2のセクタのうちの一方から受信され、前記リ
    バースリンクのトラフィックはその他方のセクタへ送信
    されることを特徴とする移動局。
  39. 【請求項39】 前記フォワードリンクおよび前記リバ
    ースリンクを分ける前記処理装置において、前記フォワ
    ードリンクのトラフィックは前記リバースリンクのため
    のフィードバック情報を有し、前記リバースリンクのト
    ラフィックは前記フォワードリンクのためのフィードバ
    ック情報を有することを特徴とする請求項38に記載の
    移動局。
  40. 【請求項40】 前記トラフィックはデータを有し、前
    記処理装置はフィードバック情報を、前記フォワードリ
    ンクで送信する前記セクタと前記リバースリンクのため
    の前記セクタの両方へ送信し、および前記両方から受信
    するようにプログラムされていることを特徴とする請求
    項38に記載の移動局。
  41. 【請求項41】 前記処理装置は、前記フォワードリン
    クのためのフィードバック情報を送信するための第2の
    リバースリンクを確立するように、また、 前記リバースリンクのためのフィードバック情報を送信
    するための第2のフォワードリンクを確立するように、
    プログラムされ、 前記第2のリバースリンクは前記移動局から前記フォワ
    ードリンクで送信する前記セクタにフィードバック情報
    を送信し、 前記第2のフォワードリンクは前記リバースリンクのた
    めの前記セクタから前記移動局にフィードバック情報を
    送信することを特徴とする請求項38に記載の移動局。
  42. 【請求項42】 前記処理装置は、前記有効な接続を検
    知するときに、前記第1のセクタおよび第2のセクタに
    対する前記移動局の位置を決定するようにプログラムさ
    れていることを特徴とする請求項38に記載の移動局。
  43. 【請求項43】 前記処理装置は、前記移動局の位置を
    決定するときに、前記第1のセクタおよび第2のセクタ
    からのパイロット信号強度を計測するようにプログラム
    されていることを特徴とする請求項42に記載の移動
    局。
  44. 【請求項44】 前記処理装置は、前記第1のセクタお
    よび第2のセクタからのパイロット強度を計測するとき
    に、前記パイロット信号強度が既定の範囲内に入ってい
    るか否かを判定するようにプログラムされていることを
    特徴とする請求項43に記載の移動局。
  45. 【請求項45】 前記処理装置は、前記移動局の位置を
    決定するときに、前記第1のセクタおよび第2のセクタ
    のそれぞれからのパイロット位相オフセットを計測する
    ようにプログラムされていることを特徴とする請求項4
    2に記載の移動局。
  46. 【請求項46】 前記処理装置は、前記移動局の位置を
    決定するときに、前記移動局の位置情報示度を取得する
    ようにプログラムされていることを特徴とする請求項4
    2に記載の移動局。
  47. 【請求項47】 複数のセクタと1つの移動局とを有す
    る通信ネットワークであって、 前記移動局と1つのセクタとの間の接続を、前記セクタ
    から前記移動局へのフォワードリンクのトラフィックを
    送信して前記移動局から前記セクタへリバースリンクで
    トラフィックを受信することによって確立するように、
    また、 切れる危険性のある前記移動局と前記セクタとの間の前
    記接続を検知するように、また、 前記切れる危険性のある接続を検知する段階に対応し
    て、前記接続の前記フォワードリンクと前記リバースリ
    ンクを2つのセクタに分けるようにプログラムされた処
    理装置を備え、 前記2つのセクタにおいて、前記フォワードリンクのト
    ラフィックは少なくともその一方のセクタから送信さ
    れ、前記リバースリンクのトラフィックは少なくともそ
    の他方のセクタによって受信されることを特徴とする通
    信ネットワーク。
  48. 【請求項48】 前記フォワードリンクおよび前記リバ
    ースリンクを分ける前記処理装置において、前記フォワ
    ードリンクのトラフィックは前記リバースリンクのため
    のフィードバック情報を有し、前記リバースリンクのト
    ラフィックは前記フォワードリンクのためのフィードバ
    ック情報を有することを特徴とする請求項47に記載の
    通信ネットワーク。
  49. 【請求項49】 前記トラフィックはデータを有し、前
    記処理装置はフィードバック情報を、前記フォワードリ
    ンクで送信する前記セクタと前記リバースリンクのため
    の前記セクタの両方へ送信し、および前記両方から受信
    するようにプログラムされていることを特徴とする請求
    項47に記載の通信ネットワーク。
  50. 【請求項50】 前記処理装置は、前記フォワードリン
    クのためのフィードバック情報を送信するための第2の
    リバースリンクを確立するように、また、 前記リバースリンクのためのフィードバック情報を送信
    するための第2のフォワードリンクを確立するように、
    プログラムされ、 前記第2のリバースリンクは前記移動局から前記フォワ
    ードリンクで送信する前記セクタにフィードバック情報
    を送信し、 前記第2のフォワードリンクは前記リバースリンクのた
    めの前記セクタから前記移動局にフィードバック情報を
    送信することを特徴とする請求項47に記載の通信ネッ
    トワーク。
  51. 【請求項51】 前記処理装置は、前記切れる危険性の
    ある接続を検知するときに、ある計測値が既定の閾値を
    超えているか否かを判定するようにプログラムされてい
    ることを特徴とする請求項47に記載の通信ネットワー
    ク。
  52. 【請求項52】 前記計測値はフレームエラーレート、
    シンボルエラーレート、合成信号強度、または確認応答
    失敗カウントであることを特徴とする請求項51に記載
    の通信ネットワーク。
  53. 【請求項53】 前記処理装置は、前記フォワードリン
    クと前記リバースリンクを分ける前に、前記2つのセク
    タのそれぞれに対する前記移動局の位置を決定するよう
    にプログラムされていることを特徴とする請求項47に
    記載の通信ネットワーク。
  54. 【請求項54】 前記処理装置は、前記移動局の位置を
    決定するときに、前記2つのセクタのそれぞれからのパ
    イロット信号強度を計測するようにプログラムされてい
    ることを特徴とする請求項53に記載の通信ネットワー
    ク。
  55. 【請求項55】 前記処理装置は、前記2つのセクタの
    それぞれからのパイロット強度を計測するときに、前記
    パイロット信号強度が既定の範囲内に入っているか否か
    を判定するようにプログラムされていることを特徴とす
    る請求項54に記載の通信ネットワーク。
  56. 【請求項56】 前記処理装置は、前記移動局の位置を
    決定するときに、前記2つのセクタのそれぞれからのパ
    イロット信号位相オフセットを計測するようにプログラ
    ムされていることを特徴とする請求項53に記載の通信
    ネットワーク。
  57. 【請求項57】 前記処理装置は、前記移動局の位置を
    決定するときに、前記移動局の位置情報示度を取得する
    ようにプログラムされていることを特徴とする請求項5
    3に記載の通信ネットワーク。
  58. 【請求項58】 複数のセクタと1つの移動局とを有す
    る通信ネットワークであって、 前記移動局と第1のセクタとの間の接続を、前記第1の
    セクタから前記移動局へのフォワードリンクのトラフィ
    ックを受信し、前記移動局から前記第1のセクタへリバ
    ースリンクでトラフィックを送信することによって確立
    するように、また、 前記移動局と第2のセクタとの間の有効な接続を検知す
    るように、また、 前記有効な接続を検知する段階に対応して、前記接続の
    前記フォワードリンクと前記リバースリンクを前記第1
    のセクタと前記第2のセクタに分けるようにプログラム
    された処理装置を備え、 前記第1のセクタおよび第2のセクタにおいて、前記フ
    ォワードリンクのトラフィックは前記第1のセクタおよ
    び前記第2のセクタのうちの一方から送信され、前記リ
    バースリンクのトラフィックはその他方のセクタによっ
    て受信されることを特徴とする通信ネットワーク。
  59. 【請求項59】 前記フォワードリンクおよび前記リバ
    ースリンクを分ける前記処理装置において、前記フォワ
    ードリンクのトラフィックは前記リバースリンクのため
    のフィードバック情報を有し、前記リバースリンクのト
    ラフィックは前記フォワードリンクのためのフィードバ
    ック情報を有することを特徴とする請求項58に記載の
    通信ネットワーク。
  60. 【請求項60】 前記トラフィックはデータを有し、前
    記処理装置はフィードバック情報を、前記フォワードリ
    ンクで送信する前記セクタと前記リバースリンクのため
    の前記セクタの両方へ送信し、および前記両方から受信
    するようにプログラムされていることを特徴とする請求
    項58に記載の通信ネットワーク。
  61. 【請求項61】 前記処理装置は、前記フォワードリン
    クのためのフィードバック情報を送信するための第2の
    リバースリンクを確立するように、また、 前記リバースリンクのためのフィードバック情報を送信
    するための第2のフォワードリンクを確立するように、
    プログラムされ、 前記第2のリバースリンクは前記移動局から前記フォワ
    ードリンクで送信する前記セクタにフィードバック情報
    を送信し、 前記第2のフォワードリンクは前記リバースリンクのた
    めの前記セクタから前記移動局にフィードバック情報を
    送信することを特徴とする請求項58に記載の通信ネッ
    トワーク。
  62. 【請求項62】 前記処理装置は、前記有効な接続を検
    知するときに、前記第1のセクタおよび第2のセクタに
    対する前記移動局の位置を決定するようにプログラムさ
    れていることを特徴とする請求項58に記載の通信ネッ
    トワーク。
  63. 【請求項63】 前記処理装置は、前記移動局の位置を
    決定するときに、前記第1のセクタおよび第2のセクタ
    からのパイロット信号強度を計測するようにプログラム
    されていることを特徴とする請求項62に記載の通信ネ
    ットワーク。
  64. 【請求項64】 前記処理装置は、前記第1のセクタお
    よび第2のセクタからのパイロット信号強度を計測する
    ときに、前記パイロット強度が既定の範囲内に入ってい
    るか否かを判定するようにプログラムされていることを
    特徴とする請求項63に記載の通信ネットワーク。
  65. 【請求項65】 前記処理装置は、前記移動局の位置を
    決定するときに、前記第1のセクタおよび第2のセクタ
    のそれぞれからのパイロット信号位相オフセットを計測
    するようにプログラムされていることを特徴とする請求
    項62に記載の通信ネットワーク。
  66. 【請求項66】 前記処理装置は、前記移動局の位置を
    決定するときに、前記移動局の位置情報示度を取得する
    ようにプログラムされていることを特徴とする請求項6
    2に記載の通信ネットワーク。
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