JP2003179660A - 変調器入力レベル調整装置及び方法 - Google Patents
変調器入力レベル調整装置及び方法Info
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- JP2003179660A JP2003179660A JP2001375852A JP2001375852A JP2003179660A JP 2003179660 A JP2003179660 A JP 2003179660A JP 2001375852 A JP2001375852 A JP 2001375852A JP 2001375852 A JP2001375852 A JP 2001375852A JP 2003179660 A JP2003179660 A JP 2003179660A
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- Japan
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- level
- modulator
- input
- center frequency
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- Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 直交変調器の特性のばらつきや、経年変化、
温度変化等により変調器出力に現れる振幅誤差を常時監
視し、誤差が発生した時点でダイナミックに補正するよ
う、変調器の入力レベルを自動調整する装置及び方法を
実現する。 【解決手段】 直交変調器2から出力される変調信号3
の特定の帯域内における信号レベルを検出する検出器2
1と、検出された信号レベルを基に直交変調器2の入力
信号に対する利得補正値を算出する演算処理装置23
と、この演算処理装置23の演算結果に基づき直交変調
器2へのベースバンド入力信号の利得を調整する利得調
整器10とを備えている。
温度変化等により変調器出力に現れる振幅誤差を常時監
視し、誤差が発生した時点でダイナミックに補正するよ
う、変調器の入力レベルを自動調整する装置及び方法を
実現する。 【解決手段】 直交変調器2から出力される変調信号3
の特定の帯域内における信号レベルを検出する検出器2
1と、検出された信号レベルを基に直交変調器2の入力
信号に対する利得補正値を算出する演算処理装置23
と、この演算処理装置23の演算結果に基づき直交変調
器2へのベースバンド入力信号の利得を調整する利得調
整器10とを備えている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は素材伝送用FPU(Fi
eld Pickup Unit)、SNG(Satellite News Gathering)装
置等のQAM、PSK変調装置における直交変調器の入力レベ
ル調整装置及び方法に関するものである。
eld Pickup Unit)、SNG(Satellite News Gathering)装
置等のQAM、PSK変調装置における直交変調器の入力レベ
ル調整装置及び方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は、例えば特開平8−116343
号公報に示された、直交変調装置の回路構成を示したも
のである。図において、1はローカル信号、2は直交変
調器、3は直交変調器2からの出力である変調信号、4
はベースバンド信号を生成する波形生成器、5は波形生
成器4により生成されたベースバンド信号I、6は同じ
くベースバンド信号Qである。7は変調信号3のレベル
を検出するレベル検出器、8はレベル検出器7の検出結
果を取りこみ論理演算処理を行う演算処理装置である。
9は演算処理装置8の演算結果をアナログ電圧に変換す
るデジタル・アナログ変換器、10はこのアナログ電圧
に応じて5のベースバンド信号Iの振幅を可変する利得
調整器、11は調整後のベースバンド信号である。
号公報に示された、直交変調装置の回路構成を示したも
のである。図において、1はローカル信号、2は直交変
調器、3は直交変調器2からの出力である変調信号、4
はベースバンド信号を生成する波形生成器、5は波形生
成器4により生成されたベースバンド信号I、6は同じ
くベースバンド信号Qである。7は変調信号3のレベル
を検出するレベル検出器、8はレベル検出器7の検出結
果を取りこみ論理演算処理を行う演算処理装置である。
9は演算処理装置8の演算結果をアナログ電圧に変換す
るデジタル・アナログ変換器、10はこのアナログ電圧
に応じて5のベースバンド信号Iの振幅を可変する利得
調整器、11は調整後のベースバンド信号である。
【0003】次に動作を説明する。ローカル信号1と、
波形生成器4により生成された直交する信号成分である
5のベースバンド信号Iおよび6のベースバンド信号Q
は直交変調器2により変調され、変調信号3として出力
される。この変調信号3の出力レベルをレベル検出回路
7により検出し、この検出信号をもとに演算処理装置8
により利得調整のための演算を行う。演算結果はデジタ
ル・アナログ変換器9でアナログ電圧に変換され、自動
利得調整器10に入力される。自動利得調整器10では
上記電圧値に応じて5のベースバンド信号Iの振幅を調
整し、調整後の補正されたベースバンド信号11が出力
される。
波形生成器4により生成された直交する信号成分である
5のベースバンド信号Iおよび6のベースバンド信号Q
は直交変調器2により変調され、変調信号3として出力
される。この変調信号3の出力レベルをレベル検出回路
7により検出し、この検出信号をもとに演算処理装置8
により利得調整のための演算を行う。演算結果はデジタ
ル・アナログ変換器9でアナログ電圧に変換され、自動
利得調整器10に入力される。自動利得調整器10では
上記電圧値に応じて5のベースバンド信号Iの振幅を調
整し、調整後の補正されたベースバンド信号11が出力
される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来は、変
調器の特性のばらつきや、経年変化、温度変化等により
変調器出力に生じる振幅誤差を補正するために上記のよ
うな構成を採用しているが、実際に直交変調器3の出力
レベルを検出、調整するためには、5及び6のベースバ
ンド信号として測定用に特定の信号(正弦波)を入力す
る必要がある。このため、補正を行うには実運用動作を
行う前に調整期間を設ける必要があり、実運用動作中の
変化にダイナミックに対応することが不可能であった。
調器の特性のばらつきや、経年変化、温度変化等により
変調器出力に生じる振幅誤差を補正するために上記のよ
うな構成を採用しているが、実際に直交変調器3の出力
レベルを検出、調整するためには、5及び6のベースバ
ンド信号として測定用に特定の信号(正弦波)を入力す
る必要がある。このため、補正を行うには実運用動作を
行う前に調整期間を設ける必要があり、実運用動作中の
変化にダイナミックに対応することが不可能であった。
【0005】また、変調器出力の振幅誤差は、64QAM、1
6QAM、QPSKといった複数の変調方式を切替えて使用可能
な変調装置においては、実運用動作中に変調方式を切り
替えた場合、即座に対応する必要があるが、変調方式毎
に波形生成器4の出力レベルが異なると、レベルの補正
が必要となる場合が多く、この場合、従来のような調整
期間の必要な補正方式では迅速な対応ができない。
6QAM、QPSKといった複数の変調方式を切替えて使用可能
な変調装置においては、実運用動作中に変調方式を切り
替えた場合、即座に対応する必要があるが、変調方式毎
に波形生成器4の出力レベルが異なると、レベルの補正
が必要となる場合が多く、この場合、従来のような調整
期間の必要な補正方式では迅速な対応ができない。
【0006】この発明の目的は、上記のような直交変調
器の振幅誤差を、実運用動作中にダイナミックに補正す
るために、変調器入力レベルを自動調整する装置及び方
法を実現することである。
器の振幅誤差を、実運用動作中にダイナミックに補正す
るために、変調器入力レベルを自動調整する装置及び方
法を実現することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係る変調器入
力レベル調整装置は、直交変調器から出力される変調信
号の特定の帯域内における信号レベルを検出する検出器
と、検出された信号レベルを基に上記直交変調器の入力
信号に対する利得補正値を算出する演算処理装置と、こ
の演算処理装置の演算結果に基づき上記直交変調器への
ベースバンド入力信号の利得を調整する利得調整器とを
備えたものである。
力レベル調整装置は、直交変調器から出力される変調信
号の特定の帯域内における信号レベルを検出する検出器
と、検出された信号レベルを基に上記直交変調器の入力
信号に対する利得補正値を算出する演算処理装置と、こ
の演算処理装置の演算結果に基づき上記直交変調器への
ベースバンド入力信号の利得を調整する利得調整器とを
備えたものである。
【0008】また、上記の変調器入力レベル調整装置に
おいて、上記検出器は、変調信号の中心周波数の信号レ
ベルと、中心周波数近傍の信号レベルを検出するもので
ある。
おいて、上記検出器は、変調信号の中心周波数の信号レ
ベルと、中心周波数近傍の信号レベルを検出するもので
ある。
【0009】また、上記の変調器入力レベル調整装置に
おいて、上記演算処理装置は、変調器入力信号に対する
利得補正値の演算を、ソフトウェア処理により実現する
ものである。
おいて、上記演算処理装置は、変調器入力信号に対する
利得補正値の演算を、ソフトウェア処理により実現する
ものである。
【0010】また、上記の変調器入力レベル調整装置に
おいて、上記演算処理装置は、変調器入力信号に対する
利得補正値の演算を、ハードウェア処理により実現する
ものである。
おいて、上記演算処理装置は、変調器入力信号に対する
利得補正値の演算を、ハードウェア処理により実現する
ものである。
【0011】また、この発明に係る変調器入力レベル調
整方法は、直交変調器から出力される変調信号の中心周
波数における信号レベルと、中心周波数近傍における信
号レベルとを検出し、その差分から上記直交変調器への
入力信号の大きさを変える補正動作を行うことにより、
上記差分をなくすような入力信号を上記直交変調器へ供
給するようにしたものである。
整方法は、直交変調器から出力される変調信号の中心周
波数における信号レベルと、中心周波数近傍における信
号レベルとを検出し、その差分から上記直交変調器への
入力信号の大きさを変える補正動作を行うことにより、
上記差分をなくすような入力信号を上記直交変調器へ供
給するようにしたものである。
【0012】また、上記の変調器入力レベル調整方法に
おいて、変調信号のレベル検出を常時行い、変調信号の
中心周波数における信号のレベルと中心周波数近傍にお
ける信号のレベルとの差分が発生した場合に即座に補正
動作に移行するようにしたものである。
おいて、変調信号のレベル検出を常時行い、変調信号の
中心周波数における信号のレベルと中心周波数近傍にお
ける信号のレベルとの差分が発生した場合に即座に補正
動作に移行するようにしたものである。
【0013】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1はこの発明の
実施の形態1を示す回路構成図である。図において、1
はローカル信号、2は直交変調器、3は直交変調器2か
らの出力である変調信号、4はベースバンド信号を生成
する波形生成器、5は波形生成器4により生成されたベ
ースバンド信号I、6は同じくベースバンド信号Qであ
る。
実施の形態1を示す回路構成図である。図において、1
はローカル信号、2は直交変調器、3は直交変調器2か
らの出力である変調信号、4はベースバンド信号を生成
する波形生成器、5は波形生成器4により生成されたベ
ースバンド信号I、6は同じくベースバンド信号Qであ
る。
【0014】21は帯域通過フィルタ21aおよび積分
器21bにより構成され、変調信号3の特定の帯域にお
ける信号レベルを検出するレベル検出器である。帯域通
過フィルタ21aは、変調信号3の中心周波数を含む帯
域を通過させるフィルタと、中心周波数を含まず中心周
波数に近接した帯域を通過させるフィルタとからなる。
22はレベル検出器21の検出結果をデジタル信号に変
換するアナログ・デジタル変換器、23は変換されたデ
ジタル信号をもとに利得調整のための演算を行う演算処
理装置である。10は上記演算処理装置23の演算結果
に応じて5のベースバンド信号Iの振幅を補正のために
可変する利得調整器、11は調整後の補正されたベース
バンド信号である。
器21bにより構成され、変調信号3の特定の帯域にお
ける信号レベルを検出するレベル検出器である。帯域通
過フィルタ21aは、変調信号3の中心周波数を含む帯
域を通過させるフィルタと、中心周波数を含まず中心周
波数に近接した帯域を通過させるフィルタとからなる。
22はレベル検出器21の検出結果をデジタル信号に変
換するアナログ・デジタル変換器、23は変換されたデ
ジタル信号をもとに利得調整のための演算を行う演算処
理装置である。10は上記演算処理装置23の演算結果
に応じて5のベースバンド信号Iの振幅を補正のために
可変する利得調整器、11は調整後の補正されたベース
バンド信号である。
【0015】次に動作を説明する。ローカル信号1と、
波形生成器4により生成された直交する信号成分である
5のベースバンド信号Iおよび6のベースバンド信号Q
は、直交変調器2により変調され、変調信号3として出
力される。この変調信号3の出力レベルをレベル検出回
路21により検出し、検出レベル信号をアナログ・デジ
タル変換器22によってデジタル信号に変換して演算処
理装置23に入力する。CPU等で構成される演算処理
装置23では、ソフトウェア処理により、検出レベル信
号をもとに利得調整のための演算が行われる。利得調整
器10では演算処理装置23の演算結果であるアナログ
電圧に応じて利得が調整され、5のベースバンド信号I
の振幅を調整し、調整後の補正されたベースバンド信号
11を出力する。
波形生成器4により生成された直交する信号成分である
5のベースバンド信号Iおよび6のベースバンド信号Q
は、直交変調器2により変調され、変調信号3として出
力される。この変調信号3の出力レベルをレベル検出回
路21により検出し、検出レベル信号をアナログ・デジ
タル変換器22によってデジタル信号に変換して演算処
理装置23に入力する。CPU等で構成される演算処理
装置23では、ソフトウェア処理により、検出レベル信
号をもとに利得調整のための演算が行われる。利得調整
器10では演算処理装置23の演算結果であるアナログ
電圧に応じて利得が調整され、5のベースバンド信号I
の振幅を調整し、調整後の補正されたベースバンド信号
11を出力する。
【0016】この発明では、レベル検出回路21により
変調信号3の特定の帯域における信号レベルを検出し、
その検出結果をもとに演算処理装置23で利得調整のた
めの演算が行われるが、その動作を図2により説明す
る。
変調信号3の特定の帯域における信号レベルを検出し、
その検出結果をもとに演算処理装置23で利得調整のた
めの演算が行われるが、その動作を図2により説明す
る。
【0017】図2は変調信号3の一例を示したものであ
る。変調器出力に振幅誤差が発生した場合、図2に示す
ように変調信号の中心周波数部分にツノ(角)状のリー
ク成分が現れる。帯域通過フィルタ21aで、変調信号
の中心周波数における上記リーク成分を含んだ狭帯域の
信号成分を抽出し、積分器21bでこの帯域内での信号
レベル(a)を得る。同様にして、帯域通過フィルタ2
1aで上記リーク成分から外れた中心周波数付近での信
号レベル(b)を得る。得られたそれぞれの測定結果
(a)、(b)をアナログ・デジタル変換器22を通じ
て演算処理装置23に入力する。
る。変調器出力に振幅誤差が発生した場合、図2に示す
ように変調信号の中心周波数部分にツノ(角)状のリー
ク成分が現れる。帯域通過フィルタ21aで、変調信号
の中心周波数における上記リーク成分を含んだ狭帯域の
信号成分を抽出し、積分器21bでこの帯域内での信号
レベル(a)を得る。同様にして、帯域通過フィルタ2
1aで上記リーク成分から外れた中心周波数付近での信
号レベル(b)を得る。得られたそれぞれの測定結果
(a)、(b)をアナログ・デジタル変換器22を通じ
て演算処理装置23に入力する。
【0018】演算処理装置23では、レベル(a)の値
がレベル(b)の値に等しくなるように利得調整器10
への調整信号を制御する。利得調整器10は、増幅器と
利得調整用のデジタルポテンショメータ等で構成され、
演算処理装置23から出力される利得調整信号に従って
ベースバンド信号の利得を調整し、補正された信号11
を出力する。なお、図1において、5、6に示すベース
バンド信号I及びQは入れ替えても同様の効果がある。
がレベル(b)の値に等しくなるように利得調整器10
への調整信号を制御する。利得調整器10は、増幅器と
利得調整用のデジタルポテンショメータ等で構成され、
演算処理装置23から出力される利得調整信号に従って
ベースバンド信号の利得を調整し、補正された信号11
を出力する。なお、図1において、5、6に示すベース
バンド信号I及びQは入れ替えても同様の効果がある。
【0019】上記レベル検出回路21による変調信号3
のレベル検出は、変調装置動作時は常時実施し、検出し
た上記信号レベル(a)、(b)の差分が零になるよう
に即座に利得調整を行う。
のレベル検出は、変調装置動作時は常時実施し、検出し
た上記信号レベル(a)、(b)の差分が零になるよう
に即座に利得調整を行う。
【0020】実施の形態2.上記実施の形態1では、演
算処理装置としてCPU等を利用し、ソフトウェアによる
利得調整用の演算を行っているが、演算処理をハードウ
ェアで実現するすることも可能である。
算処理装置としてCPU等を利用し、ソフトウェアによる
利得調整用の演算を行っているが、演算処理をハードウ
ェアで実現するすることも可能である。
【0021】図3は実施の形態2の構成を示している。
図において、21aは帯域通過フィルタであり、変調信
号3の中心周波数を含む帯域通過フィルタ21a1と中
心周波数に近接した帯域通過フィルタ21a2とに分け
て示している。23は演算処理装置であり、これは信号
レベル(a)、(b)の差分検出器23aと、検出した
差分を保持するレジスタ23bと、保持した差分値と新
たな差分値とを比較する比較器23cとで構成され、比
較器23cの出力で利得調整器10を制御するものであ
る。図1におけるアナログ・ディジタル変換器22は不
要となる。
図において、21aは帯域通過フィルタであり、変調信
号3の中心周波数を含む帯域通過フィルタ21a1と中
心周波数に近接した帯域通過フィルタ21a2とに分け
て示している。23は演算処理装置であり、これは信号
レベル(a)、(b)の差分検出器23aと、検出した
差分を保持するレジスタ23bと、保持した差分値と新
たな差分値とを比較する比較器23cとで構成され、比
較器23cの出力で利得調整器10を制御するものであ
る。図1におけるアナログ・ディジタル変換器22は不
要となる。
【0022】
【発明の効果】以上のように請求項1及び請求項5の発
明によれば、変調器の特性のばらつき、経年変化、温度
変化、あるいは変調方式の変更等により変調器出力に現
れる振幅誤差を補正するために、従来の方式のように調
整期間を設けることなく、運用動作中にダイナミックな
調整が可能となり、変調精度の向上が図られる。
明によれば、変調器の特性のばらつき、経年変化、温度
変化、あるいは変調方式の変更等により変調器出力に現
れる振幅誤差を補正するために、従来の方式のように調
整期間を設けることなく、運用動作中にダイナミックな
調整が可能となり、変調精度の向上が図られる。
【0023】また、請求項2の発明によれば、検出器に
より、変調信号の中心周波数の信号レベルと、中心周波
数近傍の信号レベルを検出するようにしているので、振
幅誤差の補正を変調器運用動作中に確実に行うことがで
きる。
より、変調信号の中心周波数の信号レベルと、中心周波
数近傍の信号レベルを検出するようにしているので、振
幅誤差の補正を変調器運用動作中に確実に行うことがで
きる。
【0024】また、請求項3の発明によれば、演算処理
装置による調整出力の演算をソフトウェア処理により行
うものであるから、変調器の振幅誤差を、実運用動作中
にダイナミックに補正することができる。
装置による調整出力の演算をソフトウェア処理により行
うものであるから、変調器の振幅誤差を、実運用動作中
にダイナミックに補正することができる。
【0025】また、請求項4の発明によれば、演算処理
装置による調整出力の演算をハードウェア処理により行
うものであるから、変調器の振幅誤差を、実運用動作中
にダイナミックに補正することができる。
装置による調整出力の演算をハードウェア処理により行
うものであるから、変調器の振幅誤差を、実運用動作中
にダイナミックに補正することができる。
【0026】また、請求項6の発明によれば、変調動作
中、常時信号のレベル検出を行ない直ちに入力信号の補
正を行うので、実運用動作中に変調方式を切り替えた場
合などにも即座に対応し、変調精度を向上させることが
できる。
中、常時信号のレベル検出を行ない直ちに入力信号の補
正を行うので、実運用動作中に変調方式を切り替えた場
合などにも即座に対応し、変調精度を向上させることが
できる。
【図1】 この発明の実施の形態1に係る変調器入力レ
ベル調整装置を示す回路構成図である。
ベル調整装置を示す回路構成図である。
【図2】 実施の形態1の変調信号レベル検出方法を説
明するための図である。
明するための図である。
【図3】 この発明の実施の形態2に係る変調器入力レ
ベル調整装置を示す回路構成図である。
ベル調整装置を示す回路構成図である。
【図4】 従来の変調装置を示す回路構成図である。
1 ローカル信号、 2 直交変調器、3
変調信号、 4 波形生成器、5 ベー
スバンド信号I、 6 ベースバンド信号Q、10
利得調整器、 11 調整後のベースバン
ド信号、21 レベル検出器、 21a 帯域通
過フィルタ、21a1 帯域通過フィルタ、 21a2
帯域通過フィルタ、21b 積分器、
22 アナログ・デジタル変換器、23 演算処理装
置、 23a 差分検出器、23b レジス
タ、 23c 比較器。
変調信号、 4 波形生成器、5 ベー
スバンド信号I、 6 ベースバンド信号Q、10
利得調整器、 11 調整後のベースバン
ド信号、21 レベル検出器、 21a 帯域通
過フィルタ、21a1 帯域通過フィルタ、 21a2
帯域通過フィルタ、21b 積分器、
22 アナログ・デジタル変換器、23 演算処理装
置、 23a 差分検出器、23b レジス
タ、 23c 比較器。
Claims (6)
- 【請求項1】 直交変調器から出力される変調信号の特
定の帯域内における信号レベルを検出する検出器と、検
出された信号レベルを基に上記直交変調器の入力信号に
対する利得補正値を算出する演算処理装置と、この演算
処理装置の演算結果に基づき上記直交変調器へのベース
バンド入力信号の利得を調整する利得調整器とを備えた
ことを特徴とする変調器入力レベル調整装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の変調器入力レベル調整装
置において、上記検出器は、変調信号の中心周波数の信
号レベルと、中心周波数近傍の信号レベルを検出するこ
とを特徴とする変調器入力レベル調整装置。 - 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の変調器
入力レベル調整装置において、上記演算処理装置は、変
調器入力信号に対する利得補正値の演算を、ソフトウェ
ア処理により実現することを特徴とする変調器入力レベ
ル調整装置。 - 【請求項4】 請求項1または請求項2に記載の変調器
入力レベル調整装置において、上記演算処理装置は、変
調器入力信号に対する利得補正値の演算を、ハードウェ
ア処理により実現することを特徴とする変調器入力レベ
ル調整装置。 - 【請求項5】 直交変調器から出力される変調信号の中
心周波数における信号レベルと、中心周波数近傍におけ
る信号レベルとを検出し、その差分から上記直交変調器
への入力信号の大きさを変える補正動作を行うことによ
り、上記差分をなくすような入力信号を上記直交変調器
へ供給するようにしたことを特徴とする変調器入力レベ
ル調整方法。 - 【請求項6】 請求項5に記載の変調器入力レベル調整
方法において、変調信号のレベル検出を常時行い、変調
信号の中心周波数における信号のレベルと中心周波数近
傍における信号のレベルとの差分が発生した場合に即座
に補正動作に移行するようにしたことを特徴とする変調
器入力レベル調整方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001375852A JP2003179660A (ja) | 2001-12-10 | 2001-12-10 | 変調器入力レベル調整装置及び方法 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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---|---|---|---|
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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