JPH0690261A - 直接変換受信機における信号チャネル間の利得及び位相エラー制御方法及び装置 - Google Patents

直接変換受信機における信号チャネル間の利得及び位相エラー制御方法及び装置

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JPH0690261A
JPH0690261A JP4086732A JP8673292A JPH0690261A JP H0690261 A JPH0690261 A JP H0690261A JP 4086732 A JP4086732 A JP 4086732A JP 8673292 A JP8673292 A JP 8673292A JP H0690261 A JPH0690261 A JP H0690261A
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error
gain
phase
signals
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Roger K Loper
ケイ.ロパー ロジャー
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Boeing North American Inc
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Rockwell International Corp
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 信号チャネル間の利得エラーおよび位相エラ
ーから生じる歪みを修正して優れた直接変換受信機を提
供する。 【構成】 直角位相であるベースバンド成分信号Iおよ
びQを運ぶ一対の信号チャネルを有する直接変換受信機
における信号チャネル間の間の不整合による利得エラー
および位相エラー制御システムであり、元のベースバン
ド成分信号IおよびQにより定義される位相角の2倍に
関連する新しい信号I′および信号Q′が発生される。
元のベースバンド成分信号IおよびQ、そして、新しい
信号I′および信号Q′に基づいて位相角が決定され
る。次に、これらの信号からエラー信号が形成され、そ
れを分析してベースバンド成分IおよびQに影響を及ぼ
す利得および位相エラーを決定することができる。次
に、これらの成分を調整して利得エラーおよび位相エラ
ーを修正して受信機内の信号チャネル間のハードウェア
不整合を補償することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はラジオ通信技術に関し、
より詳細には直接変換ラジオ受信機における信号チャネ
ル間の利得及び位相エラー制御方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、殆んど全てのラジオ受信機は定周
波数で濾波及び増幅を行う一つ以上の中間周波数段を使
用するスーパーヘテロダイン型である。スーパー再生及
び直接変換設計等のスーパーヘテロダイン技術に替る技
術が常に存在していた。しかしながら、これらの代替設
計には重大な欠点があるためこの種のラジオ受信機はラ
ジオ通信分野において特殊な役割に限定されてきた。
【0003】スーパヘテロダイン設計は広範に採用され
てはいるが、直接変換技術は優れた性能を保有している
ことが広く認識されていた。例えば、直接変換受信機に
はイメージリジェクション問題がなく且つスーパヘテロ
ダイン受信機の干渉及び設計の難しさの原因となること
が多い交差スプリアス応答の影響を受けない。さらに、
直接変換受信機はスーパヘテロダイン受信機に使用され
る大型で高価なバンドパスフィルタとは対照的に可聴周
波数で作動する簡単なローパスフィルタを特徴とし、異
なる周波数の多重信号(多重変換セット)ではなく1周
波数の一つの注入信号しか必要とせず、大部分の受信機
部品がアクティブオーディオ及びデジタル回路で構成さ
れるためVLSI化できる可能性がある。
【0004】代表的なI/Q直接変換受信機では、到来
するRF通信信号は互いに同相の一対の同じ成分へ分割
される。次にRF成分は周波数が同じで90°移相され
た別々の注入信号と混合される。従って、直角位相の
I,Qベースバンド成分が形成され、それらは一対の別
々の信号チャネルを介して可聴周波数で独立的に濾波及
び増幅することができる。混合処理により形成される
I,Q成分は適切な信号処理装置へ送ることにより簡便
且つ正確に復調することができる。
【0005】温度、周波数及び他の動作パラメータの変
化により生じる信号チャネル間の変動により利得及び位
相が整合しなくなり受信機出力に歪積が生じる点を除け
ば、この技術はうまく作動する。僅か0.2dBの利得
不整合及び僅か1°の位相不整合でも40dBの歪積が
生じる。位相不整合は特に調整が難しく、本技術に固有
の主要な設計上の問題点となっている。こうして生じる
歪積は実際上30〜40dB以下には低減できず、受信
機性能を著しく制限する個別トーンに対応する。
【0006】直接変換ラジオ受信機の設計を調査する研
究者はしばしばこの限界を認識し、直角位相信号チャネ
ル間のエラーを修正するためのシステムが数多く提案さ
れている。しかしながら、これらのシステムは1種の変
調のみの信号を処理する特殊設計とされている。例え
ば、ワーナーライヒの米国特許第4,926,433号
“デジタル直角位相信号対修正回路”には、修正信号を
形成するための振幅、オフセット及び位相エラーを引き
出すエラー検出段を含む修正システムが記載されてい
る。しかしながら、エラー検出は広帯域FM信号に限定
され、理想円との比較によりエラーを検出することがで
きる“楕円軌跡”を形成することのできる直角位相信号
対を特徴としている。これとは対照的に、AM信号の場
合には適切なエラー信号を引き出すことができない不規
則な形状の軌跡となる。
【0007】1990年7月24〜26日に英国オック
スフォードで開催されたラジオ受信機及び関連システム
第5回国際会議議事録の中のボリジャー及びヴォレンワ
イダーの論文“直接変換受信機の実験”には、I/Q直
接変換受信機における信号チャネル間の利得及び位相エ
ラーを低減するための有用な方法が記載されている。こ
の方法によれば、2IQ及びI−Qに等しい新しい
信号が形成されこれらの信号をハイパス濾波することに
より直流成分を除去して、元のI及びQ成分により定義
される位相角θの2倍に関連し且つ利得及び位相エラー
が低減されることを特徴とする新しいI及びQが生
成される。これらの信号を形成する理由は基本的な三角
関数式cos2θ=cosθ−sinθ及びsin
2θ=2cosθsinθを参照すれば容易に理解でき
る。信号I及びQは直角位相であるため、cosθ及び
sinθに対応するように見える。従って、2IQ及び
−Q式は2θに関連しそれによりI及びQ
号を使用して位相角を決定することができる。
【0008】2IQ及びI−Q式では、信号チャネ
ル間のハードウェア不整合により生じる位相及び利得エ
ラーは主として効果を低減するために信号から濾波する
ことのできる直流項へ帰属される。I及びQはθで
はなく2θに関連するという事実は計算された位相角を
調整することにより補償することができる。信号チャネ
ル間の利得及び位相エラーを低減するこの方法は極めて
有用であるが、角変調信号に限定され振幅変調の場合に
は濾波し難い低周波交流成分へ変換される直流項が生じ
る。さらに、この方法では実際の位相及び利得エラーの
検出及び継続ベースでこのようなエラーを完全且つ正確
に修正することができない。
【0009】従って、信号チャネル間の利得及び位相エ
ラーから生じる歪積が無いために優れた性能を特徴とす
るI/Q直接変換受信機を提供することが本発明の目的
である。
【0010】あらゆる種類の変調信号を処理するように
され且つ受信機内の信号チャネル間の不整合により生じ
る位相及び利得エラーを自動的に検出し簡単な信号処理
アルゴリズムに従ってこのようなエラーを完全に修正す
るI/Q直接変換受信機用システムを提供することが本
発明のもう一つの目的である。
【0011】経済的に製造することができ、優れた性能
を提供し且つ実質的にVLSI化することができるI/
Q直接変換ラジオ受信機内の位相及び利得エラーを制御
する新しいシステムを提供することが本発明のさらにも
う一つの目的である。
【0012】本発明は直角位相のI及びQベースバンド
信号を運ぶ一対の信号チャネルを有する直接変換受信機
内の信号チャネル間の不整合により生じる位相及び利得
エラーを制御するシステムを構成する。本発明のシステ
ムにより、I及びQ信号の“アナログ”と見なすことが
できるが元のI及びQ信号により定義される位相角の2
倍に関連するI′及びQ′信号が形成される。次に、I
及びQ信号及び新しいI′及びQ′信号に基づいて別々
の位相角信号が形成される。これらの位相角信号は利得
及び位相エラーに関する情報を含むエラー信号を形成す
るのに使用される。次に、エラー信号を位相角の関数と
して分析することにより位相及び利得エラーを決定す
る。こうして得られる利得及び位相エラーを使用して元
のベースバンド成分信号I及びQを調整し、実質的に信
号チャネル間の利得及び位相エラーの無い修正されたベ
ースバンド成分信号を得る。
【0013】実施例では、本発明はI/Q直接変換受信
機においてデジタル化されたI及びQベースバンド成分
信号を受信するように接続されたデジタル信号処理シス
テム内に常駐する信号処理アルゴリズムとして実現され
る。I′及びQ′信号はsin2θ及びcos2θの修
正形を表わし、従ってI及びQベースバンド成分信号に
より定義される位相角の2倍に関連している。しかしな
がら、I′及びQ′信号は利得及び位相エラーを反映す
る直流成分を除去するように処理される。I及びQ信号
及びI′及びQ′信号に基づく位相角の差分により生じ
るエラー信号を使用してI及びQ信号により定義される
元の位相角の関数として位相及び利得エラーを検出でき
ることが判っている。次に、こうして得られる位相及び
利得エラーをQベースバンド成分の調整に使用して元の
I及びQ成分間の関係を修正し、実質的に信号チャネル
間のハードウェア不整合による利得及び位相エラーの無
いI及びQベースバンド成分信号を得ることができる。
【0014】
【実施例】次に図1を参照として、直接変換ラジオ受信
機10は直角位相(すなわち、90゜移相)のベースバ
ンド信号成分I及びQを処理する2つのベースバンドチ
ャネル15,25を有している。受信機10は信号チャ
ネル間のハードウェア不整合により生じる位相及び利得
エラーを制御するための修正装置30を含んでいる。ラ
ジオ受信機10の構造及び動作を調べると、アンテナ1
1がピックアップする無線周波数(“RF”)信号が限
定量のRF利得を与えるプリアンプ12へ送られる。プ
リアンプ12の出力はスプリッタ14へ通されて等振幅
同相RF成分へ分割され、次にミキサー16,18へ送
られる。シンセサイザ20がラジオ受信機10が受信し
処理する通信信号と同周波数の注入信号を発生する。シ
ンセサイザ20からの注入信号は移相網22へ通されて
等振幅直角位相成分へ分割され、次にミキサー16,1
8へ送られる。
【0015】ミキサ16,18は移相器22からの信号
及びスプリッタ14からのRF信号成分の反復の積とし
てI及びQベースバンド成分を発生する。ベースバンド
信号チャネル15,25は受信機10に選択度を与える
別々のローパスフィルタ網22,24及び受信機10の
主利得源である別々のベースバンドアンプ網26,28
を含んでいる。フィルター網22,24で濾波されアン
プ網26,28で増幅された後、ベースバンド信号成分
I及びQはアナログ/デジタルコンバータ21,23へ
送られる。A/Dコンバータ21,23はI,Qベース
バンド成分をアナログからデジタル形式へ変換する。
【0016】こうして得られるデジタル化されたI,Q
ベースバンド成分信号は修正装置30へ送られる。修正
装置30は信号チャネル間の位相及び利得エラーを検出
するためにデジタルI,Q信号を処理し、I,Qベース
バンド成分間の関係を調整してこのようなエラーを修正
する。修正されたI,Qベースバンド信号は復調器32
へ送られ信号が運ぶ情報が抽出されて対応する可聴出力
が得られる。
【0017】次に図2を参照として、本発明の修正装置
30は入力としてベースバンド成分信号I,Qを受信
してベースバンド成分信号I,Qを出力し、装置30
のI,Q成分調整動作を説明するためにQ信号成分には
下付き文字を付してある。修正装置30はI,Q信号
に基づいて信号チャネル15,25間の位相及び利得エ
ラーを検出するモジュール40,42,44,46,4
8及び信号Qを修正することによりI,Q信号間の
関係を調整して実質的に位相及び利得エラーが低減され
ている修正されたI,Qベースバンド成分信号を生成
するモジュール50を含んでいる。好ましくは、修正装
置30はデジタル信号処理機能を実施するようにされた
マイクロプロセッサシステムを構成し、従って、モジュ
ール40,42,44,46,48,50は信号処理機
能を提供するソフトウェアルーチンで構成される。
【0018】モジュール40は入力信号成分I,Q
受信してそれらに基づく新しい信号成分I′,Q′を発
生する。I′,Q′信号は対応する振幅情報は運ばず
I,Q信号により定義される位相角の2倍に関連する
ものではあるが、入力信号I,Qとほぼ“アナログ”
であると見なすことができる。さらに、I′,Q′信号
は利得及び位相エラーが低減されていることを特徴とす
る。モジュール42はI′,Q′信号を使用して位相角
信号θを決定する。同様に、モジュール44はI,Q
信号を使用して位相角信号θを決定する。次に、モ
ジュール46は位相角θ,θの差分をとって位相角
エラー信号θを発生する。こうして得られるエラー信
号θは信号チャネル15,25間の利得及び位相エラ
ーに対応する有用な情報を含むことが判っている。従っ
て、エラー信号θは(位相角信号θを使用すること
もできるが)位相角θの関数としてモジュール48の
動作に従って分析され、位相及び利得エラー信号p,q
が発生される。位相及び利得エラーp,qはモジュール
50へ送られI,Qベースバンド信号成分間の関係を
調整して利得及び位相エラーに関して修正された新しい
ベースバンド信号成分I,Q1を生成するのに使用され
る。
【0019】次に図3を参照として、モジュール40は
I,Q信号に基づいてI′,Q′信号を発生するため
の3つの動作段51,53,55を有している。第1段
51において、サブモジュール50,52,54はベー
スバンド成分信号I,Qを演算してそれぞれ2I
,I−Q 及びI+Q に対応するN
及びD信号を生成する。N,N信号は三角関数
式cos2θ,sin2θに対応し従ってI,Q
信号のように位相角に関連している。第2段53におい
て、N,N信号は共通係数信号Dで除算することに
より正規化される。従って、サブモジュール56,58
はN/D、N/D式を表わし且つ実質的に定振幅の
信号に対応するR,R信号を発生する。第3段55
において、R信号とそれ自体の直流成分の2倍に
等しいDC,DC信号との差分がとられる。利得及
び位相エラーは主としてR,R信号の直流成分に含
まれるため、これらのエラーはこれらの成分を除去する
ことにより低減される。サブモジュール60,62はR
,R信号から直流成分の2倍2DC,2DC
減算してI′,Q′信号を生成する。段53で行われる
正規化の影響により直流成分DC,DCの2倍を減
算する必要のあることをお判り願いたい。
【0020】I′,Q′信号は位相及び利得エラーが低
減されているI,Q信号の“アナログ”と考えること
ができる。しかしながら、I′,Q′信号は多くの点、
特に実質的に定振幅でθではなく2θに関連してい
る点でI,Qとは異なる。
【0021】次に図4を参照として、モジュール50は
ベースバンド成分信号Qを調整し、位相及び利得エラ
ー信号g,pに基づいてベースバンド信号Iから90゜
移相し平均振幅が等しくなるように作動する。サブモジ
ュール60はtanp式に対応する信号を形成する。サ
ブモジュール62はI/(1+g)cosp式に対応す
る信号bを形成する。a,b信号はサブモジュール64
においてベースバンド信号成分I,Qと結合され、
a,b信号にI,Q信号を乗じることによりaI,b
信号が形成される。サブモジュール68において、
aI,bQ信号の差分をとってQ信号が形成され
る。実際上、少量の同相ベースバンド成分Iを直角位相
ベースバンド成分と結合させて、直角位相ベースバンド
成分自体の利得エラーを修正しながら位相エラーが修正
される。出力信号Qは同相ベースバンド成分に対して
90°移相し等振幅となるように調整される。
【0022】次に図5を参照として、利得及び位相エラ
ーを繰返し計算することにより信号チャネル15,25
間の利得及び位相エラーを制御し、修正ベースバンド信
号成分I,Qの生成時にベースバンド信号I,Q
調整を漸次向上できるようにする修正装置30のフロー
図を示す。ステップ101,102,103において直
角位相ベースバンド成分Qを調整し、修正された直角
位相ベースバンド成分信号Qが発生して復調器32へ
送られ、位相及び利得エラーp,qの計算(及び再計
算)ステップの開始を表わすステップ104,105,
106,121で使用される。ステップ104によりQ
信号は二乗されステップ107,108へ送られる。
ステップ105に従ってI信号は二乗されこれもステッ
プ107,108へ送られる。ステップ106におい
て、I,Q信号は乗じられこの積はステップ109へ
送られる。ステップ107において、Q ,Iを表
わす信号が加算されD信号を形成してステップ110,
111へ送る。ステップ108において、Q ,I
を表わす信号の差分をとってN信号を形成しステップ
110へ送る。ステップ109において、IQを表わ
す信号を2倍してN信号を形成しステップ111へ送
る。
【0023】ステップ110,111において、(位相
角2θに関連する)N,N信号はD信号で除算す
ることにより正規化され、振幅“安定化された”R
信号を発生する。ステップ115,112に従っ
て、R,R信号は低域濾波され直流成分DC,D
が分離される。次にステップ113,114におい
て直流成分に2を乗じて2DC,2DCを表わす信
号を発生する。ステップ116,117に従って、ステ
ップ113,114の直流成分出力はステップ110,
111で形成されたR,R信号と差分をとられ
I′,Q′信号を生成する。
【0024】ステップ118においてQ′/I′比を表
わす信号が形成され、ステップ119においてこの比の
アークタンジェントを表わす信号が発生される。I′,
Q′信号は2θに関連しているため、ステップ119
の出力にステップ120においてI/2を乗じて位相角
を表わす信号θが形成される。同様に、ステップ12
1において、比Q/Iを表わす信号が形成されステッ
プ122においてこの比のアークタンジェントを表わす
信号を発生して信号θを形成する。ステップ120,
122で発生されるθ,θを表わす信号は同じ基本
量、すなわち、直角位相信号I,Qにより定義される
位相角の測定値であることを思い出していただきたい。
それにもかかわらず、ステップ104〜117のI′,
Q′信号の偏差に基づく信号間の重要な差異が存在す
る。
【0025】従って、ステップ120,122で使用さ
れるθ,θを表わす信号はステップ123に示すよ
うに差分をとってユニークな量を有することが判ってい
る位相角エラー信号θを生成し、それによりI/Q直
接変換受信機における信号チャネル間の位相及び利得エ
ラーを決定することができる。ステップ124に従っ
て、θ信号はステップ120で生成されるθ信号の
関数として分析される。θ信号をθ=0°において
評価して利得エラーgを決定し、θ=45°において
評価して位相エラーpを決定することができる。また、
θ信号をθ=180°及び225°において評価し
て利得及び位相エラーp,qを決定することもできる。
0°及び45°においてサンプルが得られない場合に
は、これらの点に対する値を補間により決定することが
できる。θの関数としてθを使用する利得エラー
は、I,Q信号により定義される位相角サイクル中の
異なる点における利得もしくは位相エラーのみを表わす
θを生じるI,Q信号の位相及び直角位相特性の評
価能力に起因するものと思われる。
【0026】θに基づいて利得及び位相エラーを決定
するためのより一般的な解が存在することをお判り願い
たい。2つのサンプルが与えられθE1,θA1は第1
のサンプルに対応する値に関連しθE2,θA2は第2
のサンプルに対応する値に関連するものとすれば、θ
E1,θE2は利得エラーg及び位相エラーpにより次
のように表わすことができる。
【0027】
【数9】 θE1=a g+b p θE2=a g+b p ここに、
【数10】 a +0.5sin(2θA1) b +0.5cos(2θA1) a +0.5sin(2A2) b +0.5cos(2θA2) 前式をg,pについて解くと次のようになる。
【0028】
【数11】
【0029】これにより、任意2つのθから利得エラ
ー及び位相エラーを正確に決定することができる。
【0030】ステップ125,126に従って、位相及
び利得エラーp,qを表わす信号はステップ101〜1
31の前の繰返しにより計算された利得及び位相エラー
p′,g′の前の値に加算され、利得及び位相エラーの
漸次正確な表現p″,g″が発生されてベースバンド信
号成分I,Qの修正に使用される。ステップ127に
おいて、tanp″を表わす信号が発生されステップ1
01へ入力として送られる。ステップ128,129,
130において、cosp″及び(1+g″)を表わす
信号が発生され互いに乗じられて(1+g″)cos
p″を表わす信号が生成される。ステップ131におい
て、この信号の逆数が発生されb信号を形成してステッ
プ102へ入力として送られる。
【0031】ステップ101,102において、a,b
信号は係数としてI,Q信号に乗じられ、bQ,a
Iを表わす信号の差分をとって修正ベースバンド成分信
号Qを生成しそれを位相及び利得エラー信号p″,
g″に従って調整する時に、I,Qはステップ103
の異なる部分で結合される。信号チャネル間の利得及び
位相エラーを修正したI,Q信号は復調器32へ送ら
れ且つステップ104,105,106,121へ入力
として与えられて信号処理アルゴリズムの次の繰返しに
使用される。
【0032】特定実施例について説明してきたが、本発
明の真の範囲及び精神から逸脱することなく実施例にさ
まざまな変更や修正を加えられることは明白である。特
許請求の範囲にはこのような全ての変更及び修正が含ま
れるものとする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による修正装置を使用して利得及び位相
エラーを制御する直接変換受信機の全体ブロック図。
【図2】位相及び利得エラーを検出してI及びQベース
バンド成分信号を調整しこのようなエラーを修正するよ
うに作動する図1に示す修正装置のブロック図。
【図3】I及びQベースバンド成分信号の“アナログ″
と見なすことができるI′及びQ′信号を発生するよう
に作動する図2に示すモジュールのブロック図。
【図4】元のQベースバンド成分信号を実際に調整して
利得及び位相エラーを修正するように作動する図2のモ
ジュールのブロック図。
【図5】本発明に従って利得及び位相エラーを検出しベ
ースバンド成分信号を調整してこのようなエラーを繰返
しベースで修正するデジタル信号処理アルゴリズムのフ
ロー図。
【符号の説明】
10 直接変換ラジオ受信機 11 アンテナ 12 プリアンプ 14 スプリッタ 15 ベースバンドチャネル 16 ミキサ 18 ミキサ 20 シンセサイザ 21 A/Dコンバータ 22 移相ネットワーク 23 A/Dコンバータ 24 移相網 25 ベースバンドチャネル 26 ベースバンドアンプ網 28 ベースバンドアンプ網 30 修正装置 32 復調器 40 利得エラー検出モジュール 42 利得エラー検出モジュール 46 利得エラー検出モジュール 48 利得エラー検出モジュール 50 修正I,Qベースバンド成分生成モジュール 51 動作段 52 サブモジュール 53 動作段 54 サブモジュール 55 動作段 56 サブモジュール 58 サブモジュール 60 サブモジュール 62 サブモジュール 64 サブモジュール 66 サブモジュール 68 サブモジュール

Claims (28)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直角位相で位相角θの信号Iおよび信
    号Qを運ぶ一対の信号チャネルを有する直接変換受信機
    における信号チャネル間の利得および位相エラー制御方
    法において、 (1)前記信号Iおよび信号Qに基づいて信号I′およ
    び信号Q′を次のステップにより発生し、 (a)sin(2θ)およびcos(2θ)を表す
    信号を形成し、 (b)これらの前記信号に含まれる直流成分を除去する
    ことによりsin(2θ)およびcos(2θ)を
    表す前記信号に含まれる位相および利得エラーを低減し
    て前記信号I′および信号Q′を生成し、 (2) 前記信号I、信号Q、信号I′、および信号
    Q′に基づいて位相角エラー信号θを次のステップに
    より発生し、 (a)前記信号Iおよび信号Qに基づいて第1の位相信
    θを形成し、 (b)前記信号I′および信号Q′に基づいて第2の位
    相信号θを形成し、 (c)前記第1の位相信号θおよび第2の位相信号θ
    に基づいて前記位相角エラー信号θを形成し、 (3)前記位相エラー信号θを前記第1の位相信号θ
    の関数として分析し、利得エラーgおよび位相エラー
    pを決定し、 (4)前記信号Iおよび信号Q間の関係を調整して前記
    利得エラーgおよび位相エラーpを修正する利得および
    位相エラー制御方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のsin(2θ)及びc
    os(2θ)を表わす信号を形成するステップ(1)
    の(a)はsin(2θ)=2IQ及びcos(2θ
    )=I−Q式に従って実施され、利得及び位相エ
    ラーを低減するステップ(1)の(b)はsin(2θ
    )及びcos(2θ)を表わす前記信号とその直流
    成分DC及びDCとの差分をとって実施され、エラ
    ー信号θを形成するステップ(2)の(c)は前記第
    1及び第2の信号θ及びθの差分をとって実施され
    る利得及び位相エラー制御方法。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の信号I′及びQ′を発生
    するステップ(1)の(b)はさらにI+Q式を表
    わす信号を除数として使用してsin(2θ)及びc
    os(2θ)を表わす前記信号を正規化し、sin
    (2θ)及びcos(2θ)を表わす前記信号とそ
    の直流成分の2倍2DC及び2DCとの差分をとる
    ことにより利得及び位相エラーを低減する利得及び位相
    エラー制御方法。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の信号θを形成するステ
    ップ(2)の(a)は 【数1】 θ=arctanQ′/I′ 式に従って実施されθ信号を形成するステップ(2)
    の(b)は 【数2】θ=arctanQ/I 式に従って実施される利得及び位相エラー制御方法。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の前記エラー信号θを位
    相角の関数として分析するステップ(3)は利得エラー
    を確認するために第1の位相信号θ=0゜における位
    相エラー信号θを評価し、位相エラーを確認するため
    に第1の位相信号θ=45°における位相エラー信号
    θを評価して実施される利得及び位相エラー制御方
    法。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の前記信号I及び信号Qを
    調整するステップ(4)は 【数3】Q=bQф−aI 式に従って実施され、ここに、Q=エラー調整した信
    号Q、 Qφ=非調整信号Q、a=tanp、b=1/(1+
    g)cosp、p=位相エラー、g=利得エラーである
    利得及び位相エラー制御方法。
  7. 【請求項7】 請求項1記載の全ステップは先のステッ
    プの繰返しで確認された利得及び位相エラーに従って修
    正された値に対応する入力信号Qにより繰返し実施され
    る利得及び位相エラー制御方法。
  8. 【請求項8】 直角位相であるベースバンド成分信号I
    及びQを運ぶ一対の信号チャネルを有する直接変換受信
    機における信号チャネル間の利得及び位相エラー制御方
    法において、 (1)前記信号I及び信号Qに基づく第1の位相角信号
    θと利得及び位相エラーを低減するためにその直流成
    分を実質的に除去するように調整されたほぼ2IQ及び
    −Qを表わす信号I′及び信号Q′に基づく第2
    の位相角信号θとの差分をとることによりエラー信号
    θを発生し、 (2)受信機内の信号チャネル間の位相エラーp及び利
    得エラーgを決定するために前記エラー信号θを位相
    角の関数として分析し、 (3)前記信号チャネル間の利得及び位相エラーを修正
    するために前記利得及び位相エラー信号g及びpに従っ
    て前記信号I及び信号Qを調整する利得及び位相エラー
    制御方法。
  9. 【請求項9】 請求項8記載の前記信号I′及び信号
    Q′は振幅安定化を行うために共通係数に従って正規化
    される利得及び位相エラー制御方法。
  10. 【請求項10】 請求項8記載の前記位相角信号θ
    びθはそれぞれアークタンジェントQ′/I′及びア
    ークタンジェントQ/I式に従って形成される、利得及
    び位相エラー制御方法。
  11. 【請求項11】 請求項9記載の前記信号I′は2IQ
    /(I+Q)−2DC式にほぼ対応し、前記信号
    QはI−Q/(I+Q)−2DC式にほぼ対
    応し、ここに、DC=2IQ/(I+Q)の直流
    成分、DC=I−Q/(I+Q)の直流成分
    である利得及び位相エラー制御方法。
  12. 【請求項12】 請求項8記載の前記エラー信号θ
    分析するステップ(2)は(a).θ=0°における
    θを評価して位相エラーpを決定し、(b).θ
    45°におけるθを評価して利得エラーgを決定する
    ことを含む利得及び位相エラー制御方法。
  13. 【請求項13】 請求項8記載の前記信号I及び信号Q
    を調整する前記ステップ(3)は 【数4】Q=bQф− aI 式に従って実施され、ここに、Q=エラー調整したQ
    信号、 Qφ=非調整信号Q、a=tanp、b=1/(1+
    g)cosp、p=位相エラー、g=利得エラーである
    利得及び位相エラー制御方法。
  14. 【請求項14】 直角位相であるベースバンド信号I及
    びQを運ぶ一対の信号チャネルを有する直接変換受信機
    における信号チャネル間のエラー制御装置において、 (1).前記I及びQ信号のアナログに対応するが利得
    及び位相エラーが低減されている信号I′及び信号Q′
    を発生する手段と、 (2).前記信号I及び信号Qに基づいて第1の位相角
    信号θを形成する手段と、 (3)前記信号I′及びQ′信号に基づいて第2の位相
    角信号θを形成する手段と、 (4)前記第1及び第2の位相角信号θ及びθに基
    づいて位相角エラー信号θを形成する手段と、 (5)前記位相角エラー信号θを分析して位相エラー
    pを決定する手段と、 (6)前記信号I及び信号Q間の関係を調整して前記位
    相エラーpを修正する手段を備えた利得及び位相エラー
    制御装置。
  15. 【請求項15】 請求項14記載の前記位相角エラー信
    号θを分析する前記手段は利得エラーgを決定するよ
    うに作動し、前記信号I及び信号Q間の関係を調整する
    前記手段は前記利得エラーgを修正するようにも作動す
    る利得及び位相エラー制御装置。
  16. 【請求項16】 請求項14記載の信号I′及び信号
    Q′を発生する前記手段は、 (a)ほぼ2IQ及びI−Qを表わす信号を形成す
    る手段と、 (b)2IQ及びI−Qを表わす前記信号とその直
    流成分DC.及びDCとの差分をとる手段を含む利
    得及び位相エラー制御装置。
  17. 【請求項17】 請求項16記載の信号I′及び信号
    Q′を発生する前記手段はさらに、I+Qを表わす
    共通除数信号を使用して2IQ及びI−Qを表わす
    前記信号を正規化する手段を含み、2IQ及びI−Q
    を表わす前記信号とその直流成分との差分をとる前記
    手段はこれらの信号とその直流成分の2倍2DC及び
    2DCとの差分をとる利得及び位相エラー制御装置。
  18. 【請求項18】 請求項14記載の第1及び第2の位相
    角信号θ及びθを形成する前記手段はそれぞれθ
    =arctanQ′/I′及びθ=arctanQ/
    I、式に従って作動する、利得及び位相エラー制御装
    置。
  19. 【請求項19】 請求項14記載の信号I′及び信号
    Q′を形成する前記手段は式 【数5】I′=2IQ/(I+Q)−2DC 及び 【数6】Q′=I−Q/(I+Q)−2DC
    に従って作動し、ここにDC=2IQ/(I
    )の直流成分、DC=I−Q/(I
    )の直流成分、である利得及び位相エラー制御方
    法。
  20. 【請求項20】 請求項14記載の前記位相エラー信号
    θを分析する前記手段はθ=0°におけるθを評
    価して位相エラーを決定するように作動する利得及び位
    相エラー制御装置。
  21. 【請求項21】 請求項15記載の利得エラーを決定す
    る前記手段はθ=0°におけるθを評価して利得エ
    ラーを決定するように作動し、前記位相エラーを分析す
    る前記手段はθ=45°におけるθを評価して利得
    エラーを決定するように作動する利得及び位相エラー制
    御装置。
  22. 【請求項22】 請求項15記載の前記信号I及び信号
    Q間の関係を調整する前記手段は 【数7】Q=bQф−aI 式に従って作動し、ここに、Q=エラー調整された信
    号Q、 Qφ=非調整信号Q、a=tanp、b=1/(1+
    g)cosp、p=位相エラー、g=利得エラー、であ
    るエラー制御器。
  23. 【請求項23】 請求項15記載の信号I′及び信号
    Q′を発生する前記手段は式 I′=2IQ/(I+Q)−2DC 及び Q′=I−Q/(I+Q)−2D
    に従って作動し、ここに、DC=2IQ/(I+Q
    )の直流成分、DC=I−Q/(I+Q
    の直流成分、である利得及び位相エラー制御装置。
  24. 【請求項24】 直角位相であるベースバンド信号I及
    びQを運ぶ一対の信号チャネルを有する直接変換受信機
    における信号チャネル間のエラー修正方法において、 (1)前記信号I及び信号Qのアナログであるが利得及
    び位相エラーが低減されている信号I′及び信号Q′を
    発生し、 (2)前記ベースバンド信号I及びQ及び前記信号I′
    及びQ′から位相角エラー信号θを形成し、 (3)前記位相角エラー信号θを分析して位相エラー
    pを決定し、 (4)前記信号I及び信号Q間の関係を調整して前記位
    相エラーpを調整するエラー修正方法。
  25. 【請求項25】 請求項24記載の位相角エラー信号θ
    を形成するステップ(2)は (a)前記信号I及び信号Qに基づいて第1の位相角信
    号θを形成し、 (b)前記信号I′及び信号Q′に基づいて第2の位相
    角エラー信号θを形成し、 (c)前記第1及び第2の位相角信号θ及びθに基
    づいて位相角エラー信号θを形成することを含み、前
    記位相角エラー信号θを分析するステツプ(3)は利
    得エラーgを決定することも含み前記信号I及び信号Q
    間の関係を調整するステップ(4)は前記利得エラーg
    を修正することを含むエラー修正方法。
  26. 【請求項26】 請求項24記載の信号I′及び信号
    Q′を発生するステップ(1)は (a)ほぼ2IQ及びI−Qを表わす信号を形成
    し、 (b)2IQ及びI−Qを表わす前記信号とそれら
    の直流成分DC及びDCとの差分をとることを含む
    エラー修正方法。
  27. 【請求項27】 請求項26記載の信号I′及び信号
    Q′を発生するステップ(1)はさらに、I+Q
    表わす信号を共通除数として2IQ及びI−Qを表
    わす前記信号を正規化することを含み、ここに、2IQ
    及びI−Qを表わす前記信号とそれらの直流成分と
    の差分をとる前記ステップ(b)は、これらの信号とそ
    れらの直流成分の2倍2DC及び2DCとの差分を
    とって実施されるエラー修正方法。
  28. 【請求項28】 請求項24記載の前記信号I及び信号
    Qを調整するステップ(4)は 【数8】Q=bQф−aI 式に従って実施され、ここに、Q=エラー調整した信
    号Q、 Qφ=非調整信号Q、a=tanp、b=1/(1+
    g)cosp、p=位相エラー、g=利得エラーである
    エラー修正方法。
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