JP2003179345A - Pbフリー半田付け物品 - Google Patents

Pbフリー半田付け物品

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JP2003179345A
JP2003179345A JP2001376986A JP2001376986A JP2003179345A JP 2003179345 A JP2003179345 A JP 2003179345A JP 2001376986 A JP2001376986 A JP 2001376986A JP 2001376986 A JP2001376986 A JP 2001376986A JP 2003179345 A JP2003179345 A JP 2003179345A
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Hidekiyo Takaoka
英清 高岡
Mitsuhiro Aota
充弘 青田
Kunihiko Hamada
邦彦 浜田
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Murata Manufacturing Co Ltd
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Murata Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 基板に形成された導電層とリード付き電子部
品に備える端子リードとを、Pbフリー半田を用いてフ
ロー半田付けしたとき、接合部を形成する半田に引け巣
が生じることがある。 【解決手段】 基板3に形成された導電層2とリード付
き電子部品5に備える端子リード6とをフロー半田付け
によって接合するとき、この接合部を形成する半田7
を、純度が99.9重量%以上であるSn固溶体を主成
分とする過共晶合金からなるものとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、リード付き電子
部品に備える端子リードが、Pbフリー半田を用いたフ
ロー半田付けによって、基板に形成された導電層に接合
された構造を有する、Pbフリー半田付け物品に関する
もので、特に、Pbフリー半田の組成についての改良に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】電子部品と回路基板との間での電気的接
続および機械的固定を達成するための接合において、半
田が用いられている。従来、このような半田としては、
SnとPbとを主成分としたSn−Pb系合金からなる
ものが一般的に用いられてきた。しかしながら、Sn−
Pb系半田は、Pbを含んでいるため、その使用が制限
されつつある。
【0003】そこで、近年、環境問題を配慮して、Pb
を含まない半田すなわちPbフリー半田が検討されてい
る。Pbフリー半田としては、たとえば、96.5Sn
−3Ag−0.5Cu合金(単位、重量%)、96.5
Sn−3.5Ag合金(単位、重量%)、99.3Sn
−0.7Cu合金(単位、重量%)等からなるものが有
力視されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ようなPbフリー半田を用いて、リード付き電子部品を
回路基板に実装するため、リード付き電子部品に備える
端子リードを、フロー半田付けによって、回路基板に形
成された導電層に接合したとき、導電層と端子リードと
の接合部に形成される半田フィレットに引け巣が生じや
すいという問題があった。
【0005】そこで、この発明の目的は、上述したよう
な問題を解決し得るPbフリー半田付け物品を提供しよ
うとすることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】半田フィレットにおける
引け巣は、半田の凝固過程で生じる現象であり、溶融し
た半田の凝固に際して起こる収縮のために空洞などが生
じ、収縮割れを引き起こしたりすることがある。
【0007】たとえば96.5Sn−3Ag−0.5C
u合金のような金属間化合物形成型の亜共晶合金が凝固
する場合、先行相としてSn(α)固溶体相が形成さ
れ、共晶温度で金属間化合物が生じ、凝固が完了する。
また、96.5Sn−3.5Ag合金または99.3S
n−0.7Cu合金のような金属間化合物形成型の共晶
合金が凝固する場合、Sn固溶体相と金属間化合物とが
同時に析出する。
【0008】本件発明者は、引け巣が生じるのは、最終
凝固部での金属間化合物生成に伴う延性の損失が原因で
あると考えた。したがって、最終凝固部に延性に富む高
純度のSn固溶体相を支配的に生成させることが、引け
巣の防止に効果的であると考えた。ここで、高純度のS
n固溶体が得られる元素、すなわちSnに固溶し難い元
素としては、AgおよびCuが挙げられる。Hanse
n著「CONSTITUTION OF BINARY
ALLOYS」によると、AgのSnへの室温での固
溶量は0.02重量%とされ、CuのSnへの固溶量は
0.006重量%とされている。
【0009】また、これらのSn−Ag合金およびSn
−Cu合金は、共晶型合金であることから、最終凝固部
にSn固溶体相を支配的に形成させるためには、過共晶
合金にすることが有効であると考えた。
【0010】以上のような考察の下、この発明は、導電
層を形成した基板と、導電層に端子リードがフロー半田
付けによって接合されたリード付き電子部品とを備え
る、半田付け物品に向けられるものであって、前述した
技術的課題を解決するため、次のような構成を備えるこ
とを特徴としている。
【0011】すなわち、導電層と端子リードとの接合部
を形成する半田は、Pbフリー半田であり、純度が9
9.9重量%以上であるSn固溶体を主成分とする過共
晶合金からなることを特徴としている。
【0012】上述の過共晶合金は、3.5重量%を超え
かつ9重量%以下のAg、または0.7重量%を超えか
つ2重量%以下のCuを含み、残部がSnである組成を
有していることが好ましい。
【0013】また、基板としては、電気絶縁性を有する
基板が用いられ、より具体的には、ガラスエポキシ基
板、紙フェノール基板またはセラミック基板が用いられ
ることが好ましい。
【0014】
【発明の実施の形態】図1には、この発明の一実施形態
によるPbフリー半田付け物品1の正面図が一部断面で
示されている。
【0015】この半田付け物品1は、回路基板としての
導電層2を形成した基板3を備えている。
【0016】基板3は、電気絶縁性を有しており、たと
えば、ガラスエポキシ基板、紙フェノール基板またはセ
ラミック基板によって構成される。セラミック基板とし
ては、たとえば、アルミナ基板、ムライト基板などが挙
げられる。
【0017】導電層2は、たとえばエッチングによって
与えられた所望のパターンを有していて、たとえばCu
箔から構成される。Cu箔の表面には、必要に応じて、
Sn、Au、Sn−Cu等の金属からなる膜が、スパッ
タリング、蒸着、溶融めっき等の方法によって形成され
ていてもよい。
【0018】基板3における導電層2が形成された部分
には、貫通孔4が設けられている。この貫通孔4に、リ
ード付き電子部品5の端子リード6が挿入され、半田7
によって、端子リード6と導電層2とが接合される。
【0019】リード付き電子部品5は、たとえば、抵抗
素子、コンデンサ素子、コイル素子等を構成するもので
ある。
【0020】端子リード6としては、たとえば、Feや
Cu等からなる金属線に、Ni、Cu、Sn等の金属か
らなる膜が、スパッタリング、蒸着、溶融めっき等の方
法によって形成されたものが用いられる。
【0021】上述した半田7は、導電層2と端子リード
6との接合部を形成し、それによって、導電層2と端子
リード6とを電気的に接続しかつ機械的に固定する。こ
の半田7は、Pbフリー半田であり、この発明において
特徴となる組成を有していて、最終凝固部において、延
性に富む高純度のSn固溶体相を支配的に生成する合金
から構成される。すなわち、半田7は、純度が99.9
重量%以上であるSn固溶体を主成分とする過共晶合金
から構成される。
【0022】この過共晶合金には、たとえば、Sn−A
g過共晶合金またはSn−Cu過共晶合金がある。これ
ら過共晶合金に含まれるAgまたはCuは、前述したよ
うに、Snへの固溶量が少なく、かつ最終凝固部にSn
固溶体相を支配的に形成させることができる。
【0023】半田7として、Sn−Ag過共晶合金を用
いる場合、Agの添加量は、合金全体に対して、3.5
重量%を超えかつ9重量%以下であることが好ましい。
【0024】Agの添加量が3.5重量%未満である
と、先行相としてSn固溶体相が生成し、最終凝固部に
は、金属間化合物であるAg3 Snが支配的に形成さ
れ、引け巣を引き起こす可能性が高い。また、Agの添
加量が、共晶組成である3.5重量%の場合も、熱容量
の影響で凝固が均一に行なわれないことから、最終凝固
部には、金属間化合物であるAg3 Snが形成され、引
け巣を引き起こす可能性が高い。
【0025】他方、Agの添加量が9重量%を超える
と、液相線温度が300℃以上となり、作業性を考慮し
た高い温度で半田付けを実施すると、リード付き電子部
品5において、高温による特性不良が生じることがあ
る。
【0026】半田7として、Sn−Cu過共晶合金を用
いる場合、Cuの添加量は、合金全体に対して、0.7
重量%を超えかつ2重量%以下であることが好ましい。
【0027】Cuの添加量が0.7重量%未満である
と、先行相としてSn固溶体相が生成し、最終凝固部に
は、金属間化合物であるCu6 Sn5 が支配的に形成さ
れ、引け巣を引き起こす可能性が高い。また、Cuの添
加量が、共晶組成である0.7重量%の場合も、熱容量
の影響で凝固が均一に行なわれないことから、最終凝固
部には、金属間化合物であるCu6 Sn5 が形成され、
引け巣を引き起こす可能性が高い。
【0028】他方、Cuの添加量が2重量%を超える
と、液相線温度が300℃以上となり、作業性を考慮し
た高い温度で半田付けを実施すると、リード付き電子部
品5において、高温による特性不良が生じることがあ
る。
【0029】なお、半田7を構成するPbフリー半田
は、上述したような2元系半田に限定されることはな
い。Snへの固溶量が少なく、かつ最終凝固部にSn固
溶体相を支配的に形成する半田組成であれば、金属種、
合金組成金属数に関らず、同様の効果が得られるのはも
ちろんのことである。
【0030】また、半田組成中に、上記成分以外に微量
の不可避不純物が含まれていてもよい。不可避不純物と
しては、たとえば、Pb、Na、Zn等が挙げられる。
【0031】再び図1を参照して、半田7による導体層
2と端子リード6との接合にあたっては、フロー半田付
けが適用される。このフロー半田付けは、たとえば、プ
リント配線板の半田付けにおいて適用されるもので、一
般に、半田浴中の溶融半田の流動波に沿って半田付けさ
れるべき物品を移動させることによって半田付けを達成
するものであるが、この明細書においては、静止半田浴
中に半田付けされるべき物品を浸漬する場合も含む。
【0032】なお、半田付け方法としては、他に、リフ
ロー加熱による方法もあり、また、半田付けの態様とし
て、端子リードを持たない表面実装部品のフロー半田付
けも実施されているが、これらの場合には、半田フィレ
ットの形状、半田量等の影響から、引け巣は実質的に発
生しないことがわかっている。
【0033】次に、この発明による効果を確認するため
に実施した実験例について説明する。
【0034】
【実験例】表1には、この実験例において用意された実
施例1〜6ならびに比較例1〜8の各々に係る半田の合
金組成および溶融特性が示されている。なお、溶融特性
は、DSC(熱流束型)で測定した。
【0035】
【表1】
【0036】表1において、実施例1〜6は、純度が9
9.9重量%以上であるSn固溶体を主成分とする過共
晶合金を構成するものである。ここで、Agを含む実施
例1〜3は、Agの添加量が3.5重量%を超えかつ9
重量%以下の組成を有し、Cuを含む実施例4〜6は、
Cuの添加量が0.7重量%を超えかつ2重量%以下の
組成を有している。
【0037】これらに対して、比較例1、3および7
は、亜共晶合金組成である。
【0038】また、比較例2では、Agの添加量が9重
量%を超え、比較例4は、Cuの添加量が2重量%を超
えている。
【0039】また、比較例5および6は、共晶合金組成
である。
【0040】さらに、比較例8は、Pbフリー半田では
なく、Sn−Pb合金である。
【0041】表1に示した各試料について、「引け巣長
さ」、「半田被覆率」および「半田ブリッジ発生率」を
評価した。なお、「半田被覆率」は、半田付け性の良否
を判定するための基準となり、また、「半田ブリッジ発
生率」は、半田付け作業性の良否を判定するための基準
となるものである。
【0042】より具体的には、「引け巣長さ」を評価す
るため、母材として、P脱酸Cu板(30mm×30m
m×0.3mm)上に、直径5mmの電極部を形成でき
るように、ソルダーレジストで周囲をマスキングしたも
のを用意するとともに、評価用半田として、表1に示し
た各半田を6.8mm3 秤量し、400℃のグリセリン
中で球状成形したものを用意した。
【0043】次に、上述の母材上に、フラックス(「S
−35」:タムラ製作所)を滴下した後、この上に上述
の評価用半田を載せ、300℃の温度で30秒間溶融さ
せ、次いで、空冷によって、約10℃/分の速度で冷却
したものを、「引け巣長さ」の評価のための試料とし
た。
【0044】すなわち、この冷却後の試料に形成された
半田フィレットを、金属顕微鏡で観察し発生している引
け巣の長さを測長機で測定し、1つの半田フィレットに
発生しているすべての引け巣の合計長さを求めた。
【0045】また、「半田被覆率」および「半田ブリッ
ジ発生率」を評価するため、試料として、周囲にギャッ
プを有する状態で厚膜Ag電極が形成されかつ直径10
mmおよび厚み1mmの寸法の単板コンデンサを用意す
るとともに、直径0.56mmの溶融Snめっきが施さ
れたCu線からなるU字状に成形されたリード線を用意
した。
【0046】次に、表1に示した各組成を有する半田を
320℃の温度で溶融させた半田浴を用意し、他方、上
述の単板コンデンサをリード線で挟んだ状態とし、フラ
ックスとして「H−52」(タムラ製作所)を用いなが
ら、浸漬時間を2秒間とし、浸漬深さを10mmとし、
かつ浸漬速度を10mm/秒とし、単板コンデンサを半
田浴に浸漬し、半田付けを行なった。
【0047】このように半田付けを終えた各試料を目視
観察し、それによって、電極への「半田被覆率」および
「半田ブリッジ発生率」を求めた。
【0048】これら「引け巣長さ」、「半田被覆率」お
よび「半田ブリッジ発生率」の評価結果が表2に示され
ている。
【0049】
【表2】
【0050】表2を参照して、まず、「引け巣長さ」を
評価すると、実施例1〜6では、すべて、0.0mmで
あり、引け巣が発生していないことがわかる。また、A
gまたはCuの添加量の多い比較例2および4、ならび
にSn−Pb合金である比較例8においても、引け巣が
発生していない。ただし、比較例2および4に関して
は、直径5mmの母材露出部に半田が完全に濡れ広がっ
ておらず、正常な溶融および凝固が生じなかった。
【0051】他方、亜共晶合金組成である比較例1、3
および7においては、0.9〜1.5mmの長さの引け
巣が発生しており、耐引け巣性に著しく劣ることがわか
る。また、共晶合金組成である比較例5および6におい
ても、0.3〜0.4mmの長さの引け巣が発生してお
り、この場合には、亜共晶合金組成よりは優れるもの
の、引け巣を完全に防止できていないことがわかる。
【0052】次に、「半田被覆率」について評価する
と、実施例1〜6においては、すべて100%であり、
半田付け性に優れていることがわかる。また、亜共晶合
金組成である比較例1、3および7、共晶合金組成であ
る比較例5および6、ならびにSn−Pb合金である比
較例8においても、100%の被覆率であり、良好な半
田付け性を示すことがわかる。
【0053】他方、AgまたはCuの添加量の多い比較
例2および4においては、半田がAg電極を覆っている
ものの、塊状の半田が付着した状態であり、適正な半田
フィレットが形成されなかった。これは、表1の溶融特
性で示したように、これら比較例2および4では、液相
線温度が、それぞれ、336℃および348℃というよ
うに、半田付け温度よりも高く、十分な流動性が得られ
なかったことが原因であると考えられる。
【0054】次に、「半田ブリッジ発生率」について評
価すると、実施例1〜6においては、すべて0%であ
り、半田付け作業性に優れていることがわかる。また、
亜共晶合金組成である比較例1、3および7、共晶合金
組成である比較例5および6、ならびにSn−Pb合金
である比較例8においても、「半田ブリッジ発生率」が
0%であり、良好な半田付け作業性を与え得ることがわ
かる。
【0055】他方、AgまたはCuの添加量の多い比較
例2および4においては、Ag電極のギャップ部を覆う
ように半田が付着し、「半田ブリッジ発生率」が100
%となった。このことから、これら比較例2および4で
は、半田付け作業性に著しく劣ることがわかる。これに
ついても、「半田被覆率」について前述したように、比
較例2および4の溶融特性に伴う流動性の低下が原因で
あると考えられる。
【0056】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、基板
の導電層とリード付き電子部品の端子リードとの接合部
を形成する半田が、純度が99.9重量%以上であるS
n固溶体を主成分とする過共晶合金からなるものである
ので、この半田の凝固過程で生じる最終凝固部におい
て、延性に富む高純度のSn固溶体相を支配的に生成さ
せることができ、この半田において引け巣を生じさせに
くくすることができ、また、半田付け性および半田付け
作業性に悪影響を及ぼさないようにすることができる。
【0057】また、上述の半田は、Pbフリー半田であ
るため、環境問題を引き起こすことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態によるPbフリー半田付
け物品1を一部断面で示す正面図である。
【符号の説明】
1 Pbフリー半田付け物品 2 導電層 3 基板 5 リード付き電子部品 6 端子リード 7 半田
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 浜田 邦彦 京都府長岡京市天神二丁目26番10号 株式 会社村田製作所内 Fターム(参考) 5E319 AA02 AA07 AB01 AC02 AC04 BB01 BB08 CC24 GG13 5E336 AA01 BB01 BB15 BB18 CC01 CC52 CC53 EE02 GG05

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導電層を形成した基板と、前記導電層に
    端子リードがフロー半田付けによって接合されたリード
    付き電子部品とを備え、 前記導電層と前記端子リードとの接合部を形成する半田
    は、純度が99.9重量%以上であるSn固溶体を主成
    分とする過共晶合金からなる、Pbフリー半田付け物
    品。
  2. 【請求項2】 前記過共晶合金は、3.5重量%を超え
    かつ9重量%以下のAg、または0.7重量%を超えか
    つ2重量%以下のCuを含み、残部がSnである組成を
    有する、請求項1に記載のPbフリー半田付け物品。
  3. 【請求項3】 前記基板は、電気絶縁性を有する基板で
    ある、請求項1または2に記載のPbフリー半田付け物
    品。
  4. 【請求項4】 前記基板は、ガラスエポキシ基板、紙フ
    ェノール基板またはセラミック基板である、請求項3に
    記載のPbフリー半田付け物品。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2209355A1 (en) * 2009-01-15 2010-07-21 Mitsubishi Electric Corporation Electronic control device

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP2209355A1 (en) * 2009-01-15 2010-07-21 Mitsubishi Electric Corporation Electronic control device

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