JP2003179149A - 集積回路のスキャンアーキテクチャ用帯域整合方法 - Google Patents

集積回路のスキャンアーキテクチャ用帯域整合方法

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JP2003179149A JP2002259142A JP2002259142A JP2003179149A JP 2003179149 A JP2003179149 A JP 2003179149A JP 2002259142 A JP2002259142 A JP 2002259142A JP 2002259142 A JP2002259142 A JP 2002259142A JP 2003179149 A JP2003179149 A JP 2003179149A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スキャンアーキテクチャの1つを再設定する
可能性を有し、IC上で実行される試験を高度の精度と
故障検出範囲をもって最小時間でもって実行する方法を
提供する。 【解決手段】 所定の最大入出力周波数を有する複数の
集積回路入出力ピンと、前記入出力ピンと電気的に導通
する複数のスキャンチェーン(208)とを備える集積
回路(200)を試験のために設定する方法であって、
前記スキャンチェーンは所定の最大ラッチ周波数を有
し、前記集積回路は、利用可能な数の前記複数の集積回
路入力/出力ピンを介して集積回路試験装置へ接続され
ており、前記ラッチ周波数が前記所定の最大入出力周波
数未満で、前記利用可能な数の前記複数の集積回路入出
力ピンが提示されたスキャンアーキテクチャ(202)
に要求されるピン数未満であるときに、集積回路試験時
間を最小化するといったステップを含む方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は集積回路内のスキャ
ンアーキテクチャを含む試験向け設計(DFT)技術に
関するものであり、特に、本発明は、集積回路が、スキ
ャンアーキテクチャや、チップ入出力、連試験装置の帯
域必要条件を整合させることができるようにする。さら
に、本発明は、様々な帯域要件を有するアーキテクチャ
を再設定して支援するのに利用することができる技術に
関する。
【0002】
【従来の技術】集積回路(IC)の試験には幾つかの試
験用設計(DFT、Design for Test)技術が存在し、
その一つに、ICにスキャンアーキテクチャを実装する
ことが含まれる。スキャンアーキテクチャは、任意に組
み合わせた状態値をシフトさせる能力と、IC内の素子
からの状態値への応答を取り込む能力を可能にするもの
である。ICの試験中には、IC内のスキャンアーキテ
クチャが、1以上のスキャンチェーンにある複数の状態
素子を接続する。これらのスキャンチェーンすなわちシ
フトレジスタは、様々な可能な入力の試験を目的とし
て、所定の状態値を状態素子へシフトさせる。状態値を
状態素子にシフトさせた後、ICは通常機能モードへ復
帰する。状態素子の入力端では1以上の出力(応答)が
捕捉される。するとICはシフトモードに入る。このモ
ードによって、捕捉応答がICから試験装置へシフトさ
れ、試験装置では捕捉応答が期待された出力と比較され
る。捕捉応答が期待された出力に一致する場合は、その
場合には、ICはスキャンチェーン内へシフトされた所
定の状態値について適正に機能していることになる。
【0003】図1を参照して説明したIC試験における
現状での最新技術は、試験装置106の能力とは無関係
にスキャンチェーンアーキテクチャ108を設定するも
のである。
【0004】IC100内には、複数のスキャンチェー
ン102を含むスキャンチェーンアーキテクチャ108
が存在する。スキャンチェーン102は恒久的であり、
IC100製造後には再設定することができない。スキ
ャンチェーンは、基本的にはIC試験時に試験データを
IC100へシフトさせ、IC100からシフトさせる
シフトレジスタである。通常、試験装置106はスキャ
ンチェーン102に電気的に接続されてIC100の試
験を可能にする。一般に、試験装置106は利用可能な
ICピン104とインタフェースをとり、試験データを
スキャンチェーン102に供給し、スキャンチェーン1
02から捕捉応答を抽出する。IC100上に実装され
たスキャンチェーン102の数は、ラッチ周波数(スキ
ャンチェーンの入出力動作周波数)と同様、ピン104
の数や消費電力やIC100の動作周波数などのIC1
00の物理的な制約に基づいて設計される。既存のスキ
ャンチェーンアーキテクチャは、スキャンチェーン10
2の数を判定し、スキャンチェーンインタフェースに対
しICピン104がどの程度の数使用可能かを考慮して
IC100に組み込んでいた。さらに、既存のスキャン
アーキテクチャは、スキャンチェーン102のラッチ周
波数をIC100の最大可能な入出力周波数よりも極め
て低く設計していた。一旦、スキャンチェーン102の
数とラッチ周波数が決定され、スキャンチェーンアーキ
テクチャがIC100用に設計されてIC100内に配
置されると、これらのスキャンチェーンの制約とアーキ
テクチャは変更することができないのである。
【0005】最新の米国の仮特許出願には、スキャンア
ーキテクチャを再設定して試験装置のピン数に合せるス
キャンチェーン再設定する思想(米国仮特許出願第60
/229,653号)が記述されている。スキャンチェ
ーン/セグメントが、スキャンインターフェースに必要
なピン数を減らすマルチプレクサを用いてカスケード接
続できることが考察されている。この開示された発明の
欠点は、それが試験装置と試験対象集積回路(IC)の
入出力との間及びスキャンチェーンと試験対象ICの入
出力との間のインタフェースの間の帯域の最適化にあわ
せては、試験装置のチャンネルの周波数を考慮していな
いことにある。
【0006】本技術によれば、IC入出力とIC上のス
キャンチェーンとの間の利用可能な帯域間の準最適使用
が得られる。その上、スキャンチェーンは、更新された
試験条件や更新され進化した試験装置に一致するよう再
設定或いは更新できない恒久的に固定化された物であ
る。そのために、試験条件や試験装置の変更時或いは修
正時に、試験装置によってそのICが試験不可能とされ
てしまう。さらに、再設定不可能なスキャンアーキテク
チャを有するICが、更新された試験装置により、或い
は更新された試験条件下で試験可能である場合には、長
い試験時間や低い故障検出範囲を招くことになる。
【0007】ICを試験し応答を収集する時間は、とり
わけ利用可能なICピンの数とICの入出力周波数と試
験装置の周波数と試験データの量に応じて変化する。例
えば、所定の試験データボリュームについて、試験時間
はICの帯域(最大のデータレート)により制限され、
この帯域は周波数とICの試験ピン数の積に比例する。
集積回路試験装置の帯域とIC上の利用可能な試験ピン
の数が、スキャンチェーンアーキテクチャと同様、IC
試験の効率を制限する。試験装置の帯域が、試験装置が
どの程度素早くICピンとの間で試験データを授受でき
るかを制限する。利用可能なICピンの帯域が、試験デ
ータがどの程度素早くIC内に読み込まれるかを制限
し、スキャンチェーンのラッチ周波数が、スキャンチェ
ーンが試験データをどの程度素早くラッチ入力或いはラ
ッチ出力できるかを制限する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】それ故、ICと関連試
験装置の制約に基づいて様々なスキャンアーキテクチャ
のいずれかを再設定することができ、IC上で実行され
る試験が高度の精度と故障検出範囲でありながら最小時
間で実行されるようにできる柔軟なスキャンチェーンア
ーキテクチャの必要性が存在する。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、スキャンアー
キテクチャが試験装置とスキャンチェーンとの間の導電
路の帯域に合せることができるよう再設定可能に設計す
ることのできるDFT方式に関するものである。本発明
を用いた装置は、利用可能なICピンと周波数領域の両
方について再設定することができる。
【0010】本発明は、試験装置の試験容量の利用率の
最大化と試験時間の最小化を目指して、帯域の最適化用
に再設定できるスキャンチェーンアーキテクチャを提供
する。本発明の実施形態により利用される技術は、より
高速のチャネルから多数の低速の受信スキャンチェーン
へデータをファンアウトするデマルチプレクサの追加
と、任意の低速源からより高速のリンクへデータを収集
するマルチプレクサの追加を含む。
【0011】本発明はさらに、試験容量の利用率を最大
化し、試験時間を最小化し、様々な試験装置とシナリオ
に適応可能なように再設定できるスキャンチェーンアー
キテクチャに係るものである。本発明の好適な実施形態
は、IC上に現存するスキャンチェーンアーキテクチャ
を、IC自体ならびにIC試験用に用いる試験装置に関
する1以上の変数を考慮した設定に調整することができ
る。
【0012】本発明の第1実施形態では、IC内のスキ
ャンチェーンのラッチ周波数がICの所定の入出力周波
数未満で、利用可能な集積回路の入出力ピンの数が提示
されたスキャンアーキテクチャならびに関連するDFT
内でのIC試験に必要なピン数未満であるときに、集積
回路の試験時間を最小化する。
【0013】本発明の第2実施形態では、スキャンチェ
ーンのラッチ周波数がICの所定の入出力周波数を越
え、利用可能な集積回路の入出力ピンの数が提示された
スキャンアーキテクチャでのIC試験に必要なピン数を
越えるときに、集積回路の試験時間を最小化する。
【0014】本発明の第3実施形態では、試験装置の試
験周波数がICの所定の入出力周波数未満で、試験装置
の試験ピンの数が利用可能な集積回路入出力ピンの数未
満で、試験装置周波数がIC上のスキャンチェーンのラ
ッチ周波数の倍数以上であるときに、集積回路の試験時
間を最小化する。
【0015】本発明の第4実施形態では、試験装置の試
験周波数がICの所定の入出力周波数を越え、利用可能
な試験装置のピン数が利用可能な集積回路入出力ピンの
数未満で、所定の入出力周波数が試験装置の周波数とス
キャンチェーンのラッチ周波数未満であるときに、集積
回路の試験時間を最小化する。
【0016】本発明の第5実施形態では、試験装置の周
波数が試験対象ICの所定の入出力周波数を越え、試験
装置の試験ピンの数が利用可能な集積回路入出力ピンの
数未満で、所定の入出力周波数と前記試験装置周波数が
ラッチ周波数の倍数を越えるときに、集積回路の試験時
間は最小化される。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の方法及び装置のより完全
な理解は、添付図面と併せ下記の詳細な説明を参照する
ことでなされよう。ここに記載され様々な図に描かれた
スキャンチェーンアーキテクチャは、回路の試験環境に
応じてチップ上に直に或いはチップ外部(例えば、IC
試験ボード)のいずれかに追加された公知のマルチプレ
クサとデマルチプレクサを有する。帯域整合の基本方式
は、マルチプレクサとデマルチプレクサを追加してIC
或いはIC内のスキャンチェーンとの間で授受するデー
タのレートを増減(帯域整合)することでなされる。マ
ルチプレクサとデマルチプレクサはまた、IC上での試
験遂行に必要な試験ピンの数を増減するのに利用するこ
とができる。
【0018】図2は、本発明の好適な実施形態になるス
キャンアーキテクチャ202を含む帯域整合回路網を備
えたIC200を例示する図である。スキャンチェーン
アーキテクチャは、回路網に追加された回路網であり、
試験対象IC上の組み合わせ論理回路であることがわか
る。スキャンアーキテクチャ202は、ICコアを変更
することなく様々に異なるスキャンチェーンアーキテク
チャへ設定できるよう設計してある。スキャンアーキテ
クチャ202は種々のスキャンチェーンアーキテクチャ
の設定を組み込んで製造され、これにより特定の設定が
IC200の試験用に用いなければならないと決定され
たときに、スキャンアーキテクチャが既定の設定を修正
できるようになる。このスキャンアーキテクチャ202
は、IC200と関連試験装置(図示せず)の制約に基
づいて試験時間を最小化するよう設計してある。どの設
定を実現するかに応じて、IC200の試験はスキャン
アーキテクチャ202内の少なくとも一つのマルチプレ
クサ204或いはデマルチプレクサ206の起動を要求
することになる。マルチプレクサ204があることによ
って、装置を再設定することができる。デマルチプレク
サ206は、動作時には、試験装置から受信した試験デ
ータを複数の試験データストリームに分割して複数のス
キャンチェーン208に供給する。マルチプレクサ20
4とデマルチプレクサ206を起動すべきかどうか判定
するため、再設定可能なスキャンアーキテクチャ202
は少なくとも一つの設定信号を受信する。この少なくと
も一つの設定信号によって、どの特定のスキャンチェー
ンアーキテクチャの設定を用いねばならないかの判定が
さらに進行する。本例の場合、スキャンアーキテクチャ
202を設定するのに2つの信号を用いる。2つの信号
T1,T2は、スキャンチェーンとチップ入出力と試験
装置の帯域要件に基づいて適当なスキャンチェーンアー
キテクチャが割り出された後で用いられる。様々なマル
チプレクサ204やデマルチプレクサ206、ラッチ2
08、スキャンチェーンとの間での信号入出力経路、他
のIC内の関連する試験回路網をある所定のスキャンチ
ェーンアーキテクチャにあわせるために、適当な信号T
1,T2が装置の試験中にスキャンチェーンアーキテク
チャに適用される。上記のパラメータ値に基づいて設定
されたスキャンアーキテクチャ202の例を、図3乃至
8を参照して詳細に説明する。下記の実施形態は例とし
ての再設定可能なスキャンチェーンアーキテクチャの可
能な構成例であり、本発明に基づく利用可能な設定の広
範な実施形態の可能性を制限するものと解釈されるべき
でないことは理解されたい。
【0019】図3は、本発明の好適な実施形態になるス
キャンアーキテクチャ302の第1の例示的設定に設定
されたIC300を示す図である。本例では、スキャン
チェーン310のラッチ周波数はIC300の最大入出
力周波数よりも低く、試験装置の周波数はIC300の
入出力周波数以上であり、スキャンチェーン試験に利用
可能なIC300上のピン304の数は、試験装置(図
示せず)を用いる提示IC試験により要求されるピンの
数未満である2である。帯域を最大にして試験時間を減
らすため、試験装置はIC300に供給する単一ストリ
ーム内に試験データの多数のストリームを併合する。少
なくとも一つの高速チャンネル306が、IC300に
おいて例えば75MHzの高いデータレートで試験デー
タを受信する。高速チャンネル306は、デマルチプレ
クサ312によりIC300上で例えば25MHzの3
つの低速チャンネル308に分割される。一部IC内に
存在する並直列変換器と直並列変換器を多重化機能と多
重解除機能の実行に用いることができることに注意され
たい。低速チャンネル308は試験データをスキャンチ
ェーン310に供給し、このスキャンチェーンがIC回
路網の所定箇所にデータをラッチし、そこからの応答を
読み出す。別の組の低速チャンネル314が応答を収集
し、その応答が少なくとも一つのマルチプレクサ316
により第2組の高速チャンネル318に併合される。I
C300は、その応答を試験装置に対し例えば75MH
zの高速データレートでもって返信する。実質的には、
高速チャンネル306,318は試験時間の短縮とより
多くの試験ピン要求に応えるべく、高データレートでも
ってIC300内外へデータを送受する。本発明の例示
的な実施形態の説明を通じて、データレートは例示的で
あり、高速チャンネルや低速チャンネルなる語句が説明
目的に互いの相対的な意味で用いられ、例示的発明のデ
ータ速度を制限する意図のないことは理解されたい。
【0020】図4は、本発明の一実施形態になるスキャ
ンチェーンアーキテクチャ402の第2の設定において
設定したIC400を例示する図である。この例示的実
施形態では、スキャンチェーン410のラッチ周波数は
IC400の最大入出力周波数よりも高く、試験手順に
利用可能なIC400上のピン404の数は、スキャン
チェーンに要求されるピンの数よりも大である。本実施
形態では、試験データをICの内外へと搬送するのによ
り多くの入出力ピン404(A,B)が用いられる。試
験データは、多重化ならびに多重解除され、IC400
の入出力周波数におけるデータ移動を可能にしてスキャ
ンチェーン410のより高いラッチ周波数に一致させ
る。試験装置(図4には特に図示せず)は、先ず低速チ
ャンネルを用いて試験データをIC400へ供給する。
IC400のピン404Aは試験データを受信し、それ
を例えば25MHzのレートで低速チャンネル406を
介してスキャンアーキテクチャ402へ供給する。低速
チャンネル406は少なくとも一つのマルチプレクサ4
08を介して高速チャンネル410へ併合され、そこで
高速チャンネルが試験データをスキャンチェーン412
に供給してラッチさせる。第2組の高速チャンネル41
4は、スキャンチェーン412から例えば50MHzの
より高速のレートで応答を収集する。高速チャンネル4
14は少なくとも一つのデマルチプレクサ416により
第2組の低速チャンネル418へ分割され、この低速チ
ャンネルが応答をICピン404Bに供給し、代わって
試験データからの応答を試験装置へ送り返す。
【0021】図5は、本発明になるスキャンチェーンア
ーキテクチャ602の第4の実施形態において設定した
IC600を例示する図である。本実施形態では、IC
600は試験装置の試験周波数よりも大きな入出力周波
数を有しており、IC600のピン604の数は試験装
置616で利用可能なピン数を上回っており、試験装置
の試験周波数はIC600のスキャンチェーン610の
ラッチ周波数の倍数以上である。試験装置616は、少
なくとも一つの高速チャンネル606を介してIC60
0に試験データを供給する。試験データはIC600に
入り、少なくとも一つのデマルチプレクサ618により
複数の低速チャンネル620に分割される。低速チャン
ネル620は分割された試験データを少なくとも一つの
マルチプレクサ622へ供給し、このマルチプレクサが
そこで試験データを他のデータと組み合わせるか或いは
単に例えば25MHzのレートで試験データをスキャン
チェーン610へ転送する。第2組の低速チャンネル6
12が、スキャンチェーン610の応答を収集する。低
速チャンネル612は、少なくとも一つのマルチプレク
サ624により別の組のマルチプレクサ626へ入力さ
れる高速チャンネル614へ併合され、そこでこのマル
チプレクサが併合されたスキャンチェーン610の応答
を試験装置616へ供給する。マルチプレクサ622,
626によって、入出力ピンに対するスキャンチェーン
の直接接続間に選択可能な再設定と、データを組み合わ
せて併合されたより大きな帯域チャンネルにすることと
が可能となる。
【0022】図6は、本発明になるスキャンチェーンア
ーキテクチャ702の第5実施形態にて設定したIC7
00を示す図である。本実施形態では、IC700は試
験装置の試験周波数(データレート)よりも低い入出力
周波数を有する。ICの入出力の周波数もまた、IC7
00のスキャンチェーン712のラッチ周波数以下であ
る。IC700上で利用可能なピン704A,704B
の数は、ICの回路網上のスキャンチェーン712を介
するIC試験実行用の試験装置720上での使用に利用
できるピンの数を上回る。本実施形態では、余分な試験
装置周波数は、試験装置720とIC700間の信号路
内のデマルチプレクサ708とマルチプレクサ716を
使用することで利用可能な試験装置のピン不足と引き換
えにされる。試験データがIC700に着く前に、試験
装置720は信号路上のデマルチプレクサ708へ高速
チャンネル706を介して試験データを供給する。デマ
ルチプレクサ708は、試験データを低速チャンネル7
10に分割し、このチャンネルがICピン704Aを介
して試験データをスキャンチェーン712へ送信する。
試験チェーンとスキャンチェーン712の応答は、例え
ば25MHzのレートで低速チャンネル714により収
集され、ピン704Bを介してIC700からマルチプ
レクサ716へ出力される。マルチプレクサ716は、
応答を高速チャンネル718に併合し、このチャンネル
が応答を例えば50MHzの高レートでスキャンチェー
ン712から試験装置720へ効果的に供給する。
【0023】図7は、本発明になるスキャンチェーンア
ーキテクチャ802の第6の実施形態にて設定したIC
800を例示する図である。IC800は、試験装置の
試験周波数よりも低い入出力周波数を有しており、IC
800は試験接続を有する試験装置826よりも多くの
利用可能なピン804A,804Bを有する。加えて、
試験装置の試験周波数とIC800の入出力周波数はと
もに、スキャンチェーン816のラッチ周波数の倍数を
上回る。この実施形態については、図6のものと同様の
設計を用いることができるが、マルチプレクサ812,
820,822とデマルチプレクサ808は、試験装置
とIC800との間の信号路(IC800の外側)に代
えて、IC800上に設定したスキャンチェーンアーキ
テクチャ802上に実装することができる。試験装置8
26は、高速チャネル806を介して試験データを直接
IC800へ供給する。IC800内のデマルチプレク
サ808は、試験データをマルチプレクサ812へ送信
する低速チャンネル810に試験データを分割し、最後
に低速チャンネル814を介して試験データをスキャン
チェーン816へ送信する。スキャンチェーン816
は、そこでデータラッチを実行し、例えば25MHzで
試験データからの応答を第2組の低速チャンネル818
へ出力する。低速チャンネル818は、IC800内で
応答をマルチプレクサ820に供給し、このICが低速
チャンネル818を高速チャンネル822へ併合する。
高速チャンネル822は、別の組のマルチプレクサ82
4を通過し、そのマルチプレクサが応答を試験装置82
6に送り返し、試験用に期待される応答と比較する。マ
ルチプレクサ812,824は、スキャンチェーンに対
する直接接続をもたらすか、試験装置との接続用に2以
上のスキャンチェーンの併合をもたらすかの間で選択可
能な再設定可能性をもたらす。図5,7がたとえ類似し
て見えようとも、それぞれが異なる場所に帯域「ボトル
ネック」を有する異なるケースを表わすことは理解さる
べきである。図5では、試験装置6がボトルネック原因
であるが、図7ではIC入出力周波数がボトルネックを
生み出している。
【0024】図8は、本発明になるスキャンアーキテク
チャ902の第7の実施形態にて設定したIC900を
例示する図である。IC900は、本例では、試験装置
920で利用可能なものよりも少ない数のICピン90
4A,904Bを有しており、IC900の入出力周波
数とスキャンチェーン912のラッチ周波数は、試験装
置の試験周波数を上回る。上記に列挙した限界があるこ
とで、スキャンチェーン912はより長い試験時間を招
くより低周波で稼動させねばならなくなるか、或いは十
分な余分なピン904A,904Bが利用可能な場合
に、試験装置920とIC900との間の信号路上のマ
ルチプレクサ908とデマルチプレクサ916を用いた
設定を用いることができるかのいずれかとなる。ここ
で、試験装置920は低速チャンネル906を介して例
えば20MHzで少なくとも一つのマルチプレクサ90
8へ試験データを供給し、このマルチプレクサが試験デ
ータをIC900に送信する前に試験データを高速チャ
ンネル910に併合する。例えば40MHzの高速チャ
ンネル910が、試験データをスキャンチェーン912
へ伝送し、このチェーンが試験データのラッチを実行し
それへの応答を出力する。第2組の高速チャンネル91
4が応答を収集し、それらを少なくとも一つのデマルチ
プレクサ916に供給する。少なくとも一つのデマルチ
プレクサ916が、応答を例えば20MHzの低速チャ
ネル918に分割し、この応答を試験装置920へ返信
する。
【0025】上述の実施形態では、実行される試験に関
連した全ての試験ベクトルを格納するに十分であり、設
定可能なスキャンチェーンアーキテクチャを組み込んだ
任意の所与のIC内で利用可能な異なる設定に関連する
メモリが試験装置にあることを前提としている。IC試
験の複雑さをさらに低減するため、ICがサポートでき
る様々な設定モードと各モードに関連するプロトコルを
保存し、かつベクトルを再生させることなく所定モード
についてベクトルビットとプロトコル情報を備えた試験
データを生成する追加のプログラム可能な試験装置を、
試験機器に関連して用いることができる。
【0026】上記説明は、本発明を実行する上での好適
な実施形態についてのものである。本発明範囲は、本説
明により限定してはならないが、代わって当業者の一部
の理解へは拡張さるべきである。本発明範囲は、請求項
によってのみ限定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】スキャンチェーンを含む従来技術の集積回路を
示す図である。
【図2】帯域整合を備えた集積回路を例示する図であ
り、本発明の好適な実施形態になる設定可能なスキャン
アーキテクチャを含む図である。
【図3】本発明の好適な実施形態になる設定可能なスキ
ャンアーキテクチャの第1の設定を有する集積回路を例
示する図である。
【図4】本発明の好適な実施形態になる設定可能なスキ
ャンアーキテクチャの第2の設定を有する集積回路を例
示する図である。
【図5】本発明の好適な実施形態になる設定可能なスキ
ャンアーキテクチャの第4の設定を有する集積回路を例
示する図である。
【図6】本発明の好適な実施形態になる設定可能なスキ
ャンアーキテクチャの第5の設定を有する集積回路を例
示する図である。
【図7】本発明の好適な実施形態になる設定可能なスキ
ャンアーキテクチャの第6の設定を有する集積回路を例
示する図である。
【図8】本発明の好適な実施形態になる設定可能なスキ
ャンアーキテクチャの第7の設定を有する集積回路を例
示する図である。
【符号の説明】
100,200,300,400,500,600,7
00,800,900集積回路 102,412,610,712,816,912 ス
キャンチェーン 104,304,404A,404B,604,704
A,704B,804A,804B,904A,904
B ピン 106 試験装置 108,402,602,702,802,902 ス
キャンチェーンアーキテクチャ 202,302,402,602,702,802,9
02 スキャンチェーン回路網 204,210,310,312,316,408,6
22,624,716,812,820,822,82
4,908 マルチプレクサ 208 ラッチ 306,318,410,414,606,614,7
06,718,806,822,910,914 高速
チャンネル 308,314,406,418,612,620,6
26,710,714,810,814,818,90
6,918 低速チャンネル 416,618,708,808,908,916 デ
マルチプレクサ 616,720,826,920 IC試験装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 アジャイ・コーチェ アメリカ合衆国カリフォルニア州95014, クパティーノ,ローズウッド・ロード 10716, ユニット ビー (72)発明者 ヨヘン・リボア アメリカ合衆国カリフォルニア州94087, サニーベール,ネルソン・ウェイ 1342 (72)発明者 デビッド・エイチ・アームストロング アメリカ合衆国コロラド州80302,ボウル ダー,ローズ・ヒル・ドライブ 1015 Fターム(参考) 2G132 AC14 AG01 AG09 AH00 AK07 AK14 AK22 AL09 AL11 5F038 BE01 DT02 DT04 DT05 DT06 DT15 EZ20

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の最大入出力周波数を有する複数の
    集積回路入出力ピンと、前記入出力ピンと電気的に導通
    し、所定の最大ラッチ周波数を有する複数のスキャンチ
    ェーンとを備えるとともに、利用可能な数の前記複数の
    集積回路入力/出力ピンを介して集積回路試験装置へ接
    続される集積回路を試験のために設定する方法であっ
    て、 (a)前記ラッチ周波数が前記所定の最大入出力周波数
    よりも低く、前記利用可能な数の前記複数の集積回路入
    出力ピンが提示されたスキャンアーキテクチャに要求さ
    れるピン数未満であるときに集積回路試験時間を最小化
    するステップと、 (b)前記ラッチ周波数が前記所定の最大入出力周波数
    を越え、前記利用可能な数の前記複数の集積回路入出力
    ピンが提示されたスキャンアーキテクチャに要求される
    ピン数を越えるときに集積回路試験時間を最小化するス
    テップと、 (c)前記集積回路試験装置の試験周波数が前記所定の
    最大入出力周波数よりも低く、集積回路試験装置のピン
    数が前記利用可能な前記複数の集積回路の入出力ピン数
    未満であって、前記集積回路試験装置の試験周波数が前
    記所定の最大ラッチ周波数以下であるときに集積回路試
    験時間を最小化するステップと、 (d)前記集積回路試験装置の周波数が前記所定の最大
    入出力周波数よりも低く、集積回路試験装置のピン数が
    前記利用可能な前記複数の集積回路の入出力ピン数未満
    であって、前記集積回路試験装置の周波数が前記所定の
    最大ラッチ周波数のある倍数以上であるときに集積回路
    試験時間を最小化するステップと、 (e)前記集積回路試験装置の周波数が前記所定の最大
    入出力周波数よりも高く、集積回路試験装置のピン数が
    前記利用可能な前記複数の集積回路の入出力ピン数未満
    であって、前記所定の最大入出力周波数が集積回路試験
    装置の試験周波数と前記所定の最大ラッチ周波数よりも
    低いときに集積回路試験時間を最小化するステップと、 (f)前記集積回路試験装置の試験周波数が前記所定の
    最大入出力周波数よりも高く、集積回路試験装置のピン
    数が前記利用可能な前記複数の集積回路の入出力ピン数
    未満であって、前記所定の最大入出力周波数と前記集積
    回路試験装置の試験周波数の両方が前記所定の最大ラッ
    チ周波数のある倍数よりも高いときに集積回路試験時間
    を最小化するステップと、 (g)前記集積回路試験装置の試験周波数が前記所定の
    最大入出力周波数および前記所定の最大ラッチ周波数よ
    りも低く、集積回路試験装置のピン数が前記提示スキャ
    ンアーキテクチャに要求される前記ピン数を越えるとき
    に、集積回路試験時間を最小化するステップとの上記
    (a)乃至(g)のステップのうちの少なくともいずれ
    か一つを実行するものである方法。
  2. 【請求項2】 前記最小化ステップ(a)が、 少なくとも一つの高速チャンネルを用い、前記集積回路
    試験装置から前記集積回路へ試験データを搬送するステ
    ップと、 前記少なくとも一つの高速チャンネルを前記集積回路上
    で複数の低速チャンネルへ多重解除するステップと、 前記多重解除した試験データを前記複数の低速チャンネ
    ルを介して前記複数のスキャンチェーンへ供給するステ
    ップとをさらに含むものである、請求項1に記載の方
    法。
  3. 【請求項3】 第2の複数の低速チャンネルを介して前
    記複数のスキャンチェーンのそれぞれの出力端で応答を
    収集するステップと、 前記応答を前記集積回路試験装置へ送信するステップと
    をさらに含む請求項2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記最小化ステップ(b)が、 複数の低速チャンネルを用いて前記集積回路試験装置か
    ら前記集積回路へ試験データを供給するステップと、 前記複数の低速チャンネル上の前記試験データを少なく
    とも一つの高速チャンネルへ多重化するステップと、 前記少なくとも一つの高速チャンネルを介して前記多重
    化試験データを前記複数のスキャンチェーンの少なくと
    も一つへ供給するステップとをさらに含むものである、
    請求項1に記載の方法。
  5. 【請求項5】 少なくとも一つの高速チャンネルを介し
    て前記複数のスキャンチェーンの前記少なくとも一つの
    出力端で前記試験応答を収集するステップと、 前記少なくとも一つの高速チャンネル上で前記試験応答
    を第2の複数の低速チャンネルへ多重解除するステップ
    と、 前記試験応答を前記集積回路試験装置へ供給するステッ
    プとをさらに含む請求項4に記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記最小化ステップ(c)が、 複数の低速チャンネルを用いて試験データを前記集積回
    路試験装置から前記集積回路へ送信するステップと、 試験データを第1組の前記複数のスキャンチェーンへ送
    信するステップとを含むものである、請求項1に記載の
    方法。
  7. 【請求項7】 前記第1組の前記複数のスキャンチェー
    ンから少なくとも一つのマルチプレクサへ第1の応答を
    送信するステップと、 前記少なくとも一つのマルチプレクサから前記第2組の
    前記複数のスキャンチェーンへ第1の応答を送信するス
    テップと、 第2の複数の低速チャンネルを介して前記第2組の前記
    複数のスキャンチェーンのそれぞれの出力端で第2の応
    答を収集するステップと、 集積回路試験装置へ第2の応答を送信するステップとを
    さらに含む請求項6に記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記最小化ステップ(d)が、 複数の高速チャンネル上の試験データを前記利用可能な
    数の前記複数の集積回路入出力ピンを介して前記集積回
    路試験装置から前記集積回路へ送信するステップと、 試験データを複数の低速チャンネルへ多重解除するステ
    ップと、 前記複数の低速チャンネルを介して前記少なくとも一つ
    のデマルチプレクサから前記複数のスキャンチェーンへ
    前記多重解除された試験データを送信するステップとを
    さらに含むものである、請求項1に記載の方法。
  9. 【請求項9】 第2の複数の低速チャンネルを介して前
    記複数のスキャンチェーンそれぞれの出力端で応答を収
    集するステップと、 少なくとも一つのマルチプレクサにより前記応答を第2
    組の高速チャンネルへ多重化するステップと、 前記応答を前記集積回路試験装置へ送信するステップと
    をさらに含む請求項8に記載の方法。
  10. 【請求項10】 前記最小化ステップ(e)が、 複数の高速チャンネルを用いて前記集積回路試験装置か
    ら複数のデマルチプレクサへ試験データを供給するステ
    ップと、 前記多重解除された試験データを前記複数のデマルチプ
    レクサから前記利用可能な数の前記複数の集積回路入出
    力ピンへ送信するステップと、 前記利用可能な数の前記複数の集積回路入出力ピンから
    前記複数のスキャンチェーンへ試験データを送信するス
    テップとをさらに含むものである、請求項1に記載の方
    法。
  11. 【請求項11】 前記複数のスキャンチェーンそれぞれ
    の出力端で試験応答データをラッチするステップと、 試験応答データを複数のマルチプレクサへ供給するステ
    ップと、 前記試験応答データを多重化するステップと、 前記多重化試験応答データ応答を前記利用可能な数の前
    記複数の集積回路入出力ピンのうちの少なくとも2つへ
    送信するステップと、 前記利用可能な数の前記複数の集積回路入出力ピンのう
    ちの少なくとも2つからの前記多重化試験応答データを
    単一のデータチャンネルへ多重化し、該単一のデータチ
    ャンネルを前記集積回路試験装置へ送信するステップと
    をさらに含む請求項10に記載の方法。
  12. 【請求項12】 前記最小化ステップ(f)が、 前記集積回路試験装置から前記利用可能な数の前記複数
    の集積回路入出力ピンのうちの少なくとも1つへ試験デ
    ータを供給するステップと、 前記試験データを操作し、前記試験データを多重解除し
    前記複数のスキャンチェーンで利用可能とするステップ
    と、 前記多重解除された試験データを前記複数のスキャンチ
    ェーンへ供給するステップと、 前記複数のスキャンチェーンから試験結果データを読み
    出すステップと、 前記試験結果データを操作し、前記試験結果データを多
    重化し、前記利用可能な数の前記複数の集積回路入出力
    ピンのうちの1つだけに利用可能とするステップと、 前記多重化した試験結果データを前記集積回路試験装置
    へ供給するステップとをさらに含むものである、請求項
    1に記載の方法。
  13. 【請求項13】 前記最小化ステップ(g)が、 複数の低速チャンネルを用い、前記集積回路試験装置と
    前記集積回路との間の複数の信号路上で試験データを複
    数のマルチプレクサへ供給するステップと、 前記複数の低速チャンネルを複数の高速チャンネルへ多
    重化するステップと、 前記複数の高速チャンネルを介して前記複数のマルチプ
    レクサから前記複数のスキャンチェーンへ試験データを
    送信するステップとをさらに含むものである、請求項1
    に記載の方法。
  14. 【請求項14】 第2の複数の高速チャンネルを介して
    前記複数のスキャンチェーンそれぞれの出力端で応答を
    収集するステップと、 前記集積回路試験装置と前記集積回路との間の前記複数
    の信号路上で前記応答を複数のデマルチプレクサへ送信
    するステップと、 前記第2の複数の高速チャンネルを第2の複数の低速チ
    ャンネルへ多重解除するステップと、 前記第2の複数の低速チャンネルを介して前記複数のデ
    マルチプレクサから前記集積回路試験装置へ前記各応答
    を送信するステップとをさらに含む請求項1に記載の方
    法。
  15. 【請求項15】 前記複数の集積回路入出力ピンは、ス
    キャンチェーン入出力ピンとして利用可能な集積回路ピ
    ンである、 請求項1に記載の方法。
  16. 【請求項16】 様々なIC試験装置上での試験に適し
    た集積回路であって、 集積回路網と、 スキャンチェーン回路網であって、該スキャンチェーン
    回路網と前記集積回路網の両方に関連する複数の物理的
    属性に基づいて前記スキャンチェーン回路網が所定の設
    定に設定されるよう指示する設定信号を受信するよう設
    けられ、集積回路試験装置から試験データを受信し、ス
    キャンチェーンを介して前記集積回路網の第1の所定部
    分へ前記試験データをラッチ入力し、前記スキャンチェ
    ーンを介して前記集積回路の第2の所定部分から試験結
    果データをラッチ出力し、該試験結果データを前記集積
    回路試験装置へ供給する前記スキャンチェーン回路網と
    を備えてなる集積回路。
  17. 【請求項17】 前記物理的な属性が、 集積回路網の最大入出力周波数と、 関連する集積回路試験装置の最大試験周波数と、 前記集積回路上で利用可能な試験ピンの数と、 スキャンチェーン回路網の最大動作周波数と前記集積回
    路試験装置上で利用可能な接続の数とのうちの少なくと
    も一つを含むものである、請求項16に記載の集積回
    路。
  18. 【請求項18】 前記スキャンチェーン回路網が、 前記集積回路試験装置から第1のデータレートでもって
    試験データを受信し、 この試験データを複数のデータストリームへ分割する少
    なくとも一つのデマルチプレクサ回路をさらに備えるも
    のであり、 該複数のデータストリームのそれぞれが、第2のデータ
    レートを有し、 該第2のデータレートが、前記第1の
    データレートよりも低いものである、請求項16に記載
    の集積回路。
  19. 【請求項19】 前記スキャンチェーン回路網が、 前記集積回路試験装置から第1のデータレートによって
    少なくとも2チャンネルの試験データを受信し、該少な
    くとも2チャンネルの試験データを前記第1のデータレ
    ートがそれよりも低い第2のデータレートでもって単一
    チャンネルへ複合する少なくとも一つのマルチプレクサ
    回路をさらに備えるものである、請求項16に記載の集
    積回路。
  20. 【請求項20】 前記スキャンチェーン回路網が、 少なくとも2つの前記スキャンチェーンから少なくとも
    2チャンネルの試験結果データを受信し、該少なくとも
    2チャンネルの試験結果データを前記集積回路試験装置
    への通信に向けた単一チャンネルへ複合する少なくとも
    一つのマルチプレクサをさらに備えるものである、請求
    項16に記載の集積回路。
  21. 【請求項21】 前記スキャンチェーン回路網が、 前記スキャンチェーンのうちの一つから1チャンネルの
    試験結果データを受信し、該試験結果データを少なくと
    も2つのチャンネルの試験結果データに分割する少なく
    とも一つのデマルチプレクサをさらに備えるものであ
    る、請求項16に記載の集積回路。
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