JP2003178988A - プラズマ処理装置、マッチングボックス、インピーダンス整合器、結合器 - Google Patents

プラズマ処理装置、マッチングボックス、インピーダンス整合器、結合器

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JP2003178988A JP2001380183A JP2001380183A JP2003178988A JP 2003178988 A JP2003178988 A JP 2003178988A JP 2001380183 A JP2001380183 A JP 2001380183A JP 2001380183 A JP2001380183 A JP 2001380183A JP 2003178988 A JP2003178988 A JP 2003178988A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電気回路を物理的に、あるいは電気的に安定
して取付可能とする。 【解決手段】 マッチングボックスには、接触器の差込
口である接触器差込部が設けられている。マッチングボ
ックスを真空容器の側面外壁に固定すると、給電棒との
間の空間的な余裕を持たせた状態で位置決めされる。こ
の後、接触器を接触器差込部に差し込むことで、外部の
回路と給電棒との電気的接触が確立される。また、イン
ピーダンス整合器の出力部分に設けられたソケット40
は、円筒形状に成形された金属体40aの中心部に、給
電棒32を嵌め込んで保持するための嵌込孔41を備え
ている。嵌込孔41の内壁には、絶縁物からなる被膜層
42が設けられており、給電棒32との間が電気的に絶
縁されている。第2の高周波電源51にて生成された高
周波電力は、誘導結合により給電棒32に伝達される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、プラズマを用い
て被処理体に成膜処理等の処理を施すプラズマ処理装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体基板等の製造プロセスでは、プラ
ズマを用いてこれらの基板に表面処理を施すプラズマ処
理装置が使用されることがある。プラズマ処理装置とし
ては、例えば、化学的気相成長(Chemical Vapor Depos
ition:CVD)処理を施す装置等が知られている。プ
ラズマ処理装置の中でも、平行平板型のプラズマ処理装
置は、処理の均一性に優れ、また、装置構成も比較的簡
易であることから、広く使用されている。こうしたプラ
ズマ処理装置には、基板の表面処理が行われる真空容器
内に、高周波電力を供給して原料ガス等をプラズマ化す
るための電極が設けられている。
【0003】真空容器内に高周波電力を供給するため、
電極に繋がる給電棒をソケットに差し込んで結合する場
合がある。このソケットは内面に多面接触子が配置さ
れ、例えばインピーダンス整合器の出力部分に設けられ
ることで、高周波電源から伝送された高周波電力を給電
棒に伝達可能とする。多面接触子はソケット内面の形状
に合わせたリング状をなしており、表面球状の多数の接
触子を有している。これらの接触子は、ばねによりソケ
ット内側へ付勢されており、給電棒が嵌め込まれた際に
これを弾性保持することにより、給電棒とソケットとを
電気的に接続させる。このように、インピーダンス整合
器の出力部分に設けられたソケットと給電棒との電気的
接触面に多面接触子を配置することで、所定の実接触面
積及び接触圧を確保するようにしていた。
【0004】また、電極に繋がる給電棒と外部の電気回
路とを電気的に接続するため、マッチングボックスに配
置された接触子を給電棒に嵌合させる場合がある。この
場合、従来では、例えば図8に示すように、マッチング
ボックス70と給電棒71とを結合するための接触子7
0aが、当初からマッチングボックス70の外部に突設
されていた。取付けの際には、接触子70aを給電棒7
1に設けられた嵌合穴71aに嵌め込んだ後、マッチン
グボックス70本体を真空容器の外壁に設けられたフレ
ーム等にネジ止めして固定する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】インピーダンス整合器
及びこれを収容したマッチングボックスは、メンテナン
スや電気特性の修正などのために、プラズマ処理装置本
体に対する取付けや取外しがしばしば行われることがあ
る。
【0006】ここで、多面接触子を用いて給電棒とソケ
ットとを結合する場合には、給電棒とソケットとの接触
面積の変化により、接触抵抗が変動するという問題があ
った。接触抵抗が変動すると、高周波電力の伝送経路に
おける電気特性が変化するためプラズマが不均一となっ
たり、抵抗成分による損失が増大することがある。ま
た、給電棒とソケットとの接触抵抗を安定させるために
は、給電棒の表面にメッキ処理を施すことが望ましい。
しかしながら、給電棒は電極に直結している場合があ
り、このような場合などには構造的にメッキ処理が困難
であった。さらに、真空領域に接する部位では、メッキ
処理用の部材が汚染の原因となる場合もあることから、
メッキ処理ができないこともあった。
【0007】また、マッチングボックスに突設された接
触子を給電棒に嵌合させて結合する場合には、接触子の
嵌め込みをマッチングボックスのネジ止めよりも先に行
わなければならなくなる。マッチングボックスは、一般
に10kg〜20kg程度とかなりの重量があるため、
接触子を正確に給電棒に差し込むことが困難であった。
さらに、マッチングボックスをネジ止めするまでの間
は、重いマッチングボックスを適切に支持しておかなけ
れば、給電棒に強い圧迫が加わることになる。このた
め、マッチングボックスと給電棒とを結合する接触子や
給電棒自体が破壊されやすいという問題があった。
【0008】この発明は、上記実状に鑑みてなされたも
のであり、電気回路を物理的に、あるいは電気的に、安
定して取付可能なプラズマ処理装置を、提供することを
目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明の第1の観点に係るプラズマ処理装置は、
プラズマ化したガスを用いて基板を処理するための真空
容器と、前記真空容器内に配置されるプラズマ生成用電
極と、前記プラズマ生成用電極に供給される高周波電力
を生成する高周波電源と、前記高周波電源にて生成され
た高周波電力を前記プラズマ生成用電極に伝送する給電
棒と、前記プラズマ生成用電極側への入力インピーダン
スと前記高周波電源の出力インピーダンスとを整合させ
るための整合回路を有するマッチングボックスと、前記
整合回路における高周波電力の出力端と、前記給電棒に
おける高周波電力の入力端との電気的接触を確立する接
触器とを備え、前記接触器は、前記給電棒と前記マッチ
ングボックスの位置決めが完了した後、前記整合回路と
前記給電棒との電気的接触を確立可能に構成されてい
る、ことを特徴とする。
【0010】この構成によれば、給電棒とマッチングボ
ックスの位置決めが完了した後、接触器により整合回路
と給電棒との電気的接触を確立させることで、給電棒に
かかる圧迫を軽減できる。これにより、マッチングボッ
クスが有する整合回路といった電気回路を、物理的に安
定して取り付けることができる。
【0011】前記マッチングボックスが前記真空容器の
外壁に取り付けられることにより、前記給電棒と前記マ
ッチングボックスの位置決めが完了することが望まし
い。
【0012】前記マッチングボックスは、前記接触器を
差し込み可能な差込口を備え、前記マッチングボックス
が前記真空容器の外壁に取り付けられた状態で前記差込
口に前記接触器を差し込むことにより、前記整合回路と
前記給電棒との電気的接触が確立することが望ましい。
【0013】また、前記真空容器内で処理される基板を
加熱するヒータを備え、前記接触器は、商用電源から供
給される電力を前記ヒータに提供するための電気的接触
を確立可能に構成されていてもよい。
【0014】この発明の第2の観点に係るマッチングボ
ックスは、プラズマ化したガスを用いて基板を処理する
ためのプラズマ処理装置に適用されて、高周波電源の出
力インピーダンスとプラズマ負荷側の入力インピーダン
スとを整合させる整合回路を有するマッチングボックス
であって、基板を処理する真空容器の外壁に取り付けら
れることにより、前記真空容器内に設けられた電極に繋
がる給電棒の位置決めが完了し、接触器を差し込むこと
により前記整合回路と前記給電棒との電気的接触が確立
する差込口を備える、ことを特徴とする。
【0015】この発明の第3の観点に係るプラズマ処理
装置は、プラズマ化したガスを用いて基板を処理するた
めの真空容器と、前記真空容器内に配置されるプラズマ
生成用電極と、前記プラズマ生成用電極に供給される高
周波電力を生成する高周波電源と、前記プラズマ生成用
電極と前記高周波電源との間に結合されて、前記プラズ
マ生成用電極側へのインピーダンスと前記高周波電源の
出力インピーダンスとを整合させるためのインピーダン
ス整合器と、前記プラズマ生成用電極に繋がれた給電棒
を嵌め込んで前記インピーダンス整合器に固定保持させ
る結合器とを備え、前記結合器は、前記給電棒の嵌込部
分に、絶縁物からなる被膜層を備える、ことを特徴とす
る。
【0016】この構成によれば、結合器における給電棒
の嵌込部分に、絶縁物からなる被膜層が設けられてお
り、給電棒を嵌め込む際の接触抵抗を考慮する必要がな
く、インピーダンス整合器や高周波電源などの回路を、
電気的に安定して取り付けることができる。
【0017】より具体的には、前記結合器は、前記給電
棒との誘導結合により、前記高周波電源にて生成された
高周波電力を前記プラズマ生成用電極に供給可能とする
ことが望ましい。
【0018】この発明の第4の観点に係るインピーダン
ス整合器は、プラズマ化したガスを用いて基板を処理す
るためのプラズマ処理装置に適用されて、高周波電源の
出力インピーダンスとプラズマ負荷側の入力インピーダ
ンスとを整合させるインピーダンス整合器であって、基
板を処理する真空容器内に設けられた電極に繋がる給電
棒を嵌め込んで固定する結合器を備え、前記結合器は、
前記給電棒の嵌込部分に絶縁物からなる被膜層を有す
る、ことを特徴とする。
【0019】この発明の第5の観点に係る結合器は、プ
ラズマ化したガスを用いて基板を処理するための真空容
器内に設けられた電極に繋がる給電棒を固定保持して、
前記給電棒と前記真空容器外の電気回路とを結合するた
めの結合器であって、前記給電棒との接触部分に、絶縁
物からなる被膜層を備える、ことを特徴とする。
【0020】ここで、前記給電棒を嵌め込んで固定保持
するための嵌込孔を備え、前記嵌込孔の内面に前記被膜
層が設けられていることが望ましい。
【0021】前記給電棒との誘導結合により、高周波電
源にて生成された高周波電力を伝達することが望まし
い。
【0022】また、インピーダンスのリアクタンス成分
を補償するため、また、直流成分を絶縁するための容量
を介して接地されていることが望ましい。
【0023】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して、この発
明の実施の形態に係るプラズマ処理装置について詳細に
説明する。
【0024】図1は、この発明の実施の形態に係るプラ
ズマ処理装置1の構成の一例を示す図である。このプラ
ズマ処理装置1は、上下平行に対向する電極を有する、
いわゆる平行平板型プラズマ処理装置として構成され、
半導体ウェハ(以下、ウェハWと称する)の表面に例え
ばSiO膜等を成膜する機能を有する。
【0025】図1を参照して、プラズマ処理装置1は、
円筒形状の真空容器2を備えている。真空容器2は、ア
ルマイト処理(陽極酸化処理)が施されたアルミニウム
等の導電性材料からなる。また、真空容器2は、接地さ
れている。
【0026】真空容器2の底部には、排気管3が接続さ
れており、この排気管3はポンプ4に繋がっている。ポ
ンプ4は、ターボ分子ポンプ(TMP)などからなる排
気装置であり、真空容器2内が所定の圧力となるまで排
気することができる。
【0027】真空容器2の下部中央には、ウェハWを載
置するためのサセプタ8が設けられている。図2は、真
空容器2の下部に設けられたサセプタ8等の構成の一例
を示す図である。サセプタ8は例えば円柱状に形成され
た窒化アルミニウム(AlN)等からなり、上部表面に
静電チャック10が載置固定され、真空容器2内の処理
空間にプラズマを生成するための下部電極として機能す
る。
【0028】静電チャック10は、例えばポリイミドフ
ィルムからなる上下2枚の絶縁層間に、例えば銅箔板等
の導電性シート10aを介在配置することにより構成さ
れ、クーロン力によってウェハWを吸着固定する。
【0029】サセプタ8の中には、ウェハWを所定の温
度に加熱するためのヒータ11が設けられている。ま
た、冷媒を循環させる冷却ジャケット12が、ヒータ1
1との間に伝熱板15を挟んで設けられている。冷却ジ
ャケット12には、導入管13と排出管14とが接続さ
れており、導入管13から供給された冷媒が冷却ジャケ
ット12を通って排出管14から排出される。サセプタ
8の底面は真空容器2の内壁の一部であるグランド部材
2aにより支持されている。
【0030】サセプタ8には、例えば内部導体棒16、
17a、17b及び外部導体管18が接続されている。
これにより、サセプタ8は、第1の高周波電源50にて
生成された高周波電力を受け、真空容器2内のウェハW
にプラズマを引き込むための下部電極として機能する。
【0031】内部導体棒16は、静電チャック10が備
える導電性シート10aに接続されており、第1の高周
波電源50にて生成された高周波電力及び直流電源52
にて生成された直流電力を伝送する。内部導体棒17
a、17bはヒータ11に接続されており、商用電源5
3から供給された商用周波数の電力を伝送する。
【0032】図1に示すように、サセプタ8と第1の高
周波電源50、直流電源52及び商用電源53との間に
は、整合回路部21を備えたマッチングボックス20が
配設されている。給電棒19は真空容器2の側面外壁に
引き出されており、その周縁はマッチングボックス20
を取付可能に構成されている。
【0033】図3(a)はマッチングボックス20の構
成の一例を示す正面図である。図示するように、マッチ
ングボックス20は整合回路部21と、接触器差込部2
2とを備え、第1の高周波電源50や、LPF(Low Pa
ss Filter)等からなるフィルタ回路55を介挿した直
流電源52、商用電源53等に接続されている。
【0034】整合回路部21は、第1の高周波電源50
側の出力インピーダンスと、下部電極であるサセプタ8
側への入力インピーダンスとをマッチングさせるための
ものである。また、整合回路部21は、第1の高周波電
源50から受けたプラズマ引込用の電圧を、フィルタ回
路55を介して直流電源52から受けた直流電圧に重畳
させて出力する。
【0035】接触器差込部22は、内部配線がモジュー
ル化された接触器23の差込口であり、その最奥部に
は、給電棒19を裏側から引出可能な開口としての給電
棒引出部24が設けられている。また、接触器差込部2
2には、接触器23に格納された各配線の引出端子と接
触することで給電棒19との電気的結合を確立する電極
25が、所定位置に配置されている。
【0036】より具体的に、電極25は、例えば、接触
器23の差込により内部導体棒16に繋がる第1の電極
25aと、外部導体管18に繋がる第2の電極25b
と、内部導体棒17a、17bに繋がる第3及び第4の
電極25c、25dとを備えている。第1及び第2の電
極25a、25bは、整合回路部21に接続されて整合
回路部21の出力端として機能し、直流電圧に重畳され
て伝送されるプラズマ引込用の電圧を静電チャック10
に供給可能とする。但し、外部導体管18に繋がる第2
の電極25bは接地されている。第3及び第4の電極2
5c、25dは、商用電源53に接続されており、ヒー
タ11に商用周波数の電力を供給可能とする。なお、商
用電源53との間には、高周波電力の回り込みを防止す
るためのLPF等からなるフィルタ回路が設けられてい
てもよい。
【0037】図3(b)は、接触器23の内部に配置さ
れて給電棒19と電極25とを繋ぐ配線30の一例を示
す図である。図3(b)に示す接触器23には、配線3
0a〜30dが3次元回路として内蔵されている。配線
30aは、内部導体棒16に接触するべく露設された引
出端子31a−1と、第1の電極25aに接触するべく
露設された31a−2に接続されている。配線30b
は、外部導体管18に接触するべく露設された引出端子
31b−1と、第2の電極25bに接触するべく露設さ
れた引出端子31b−2に接続されている。配線30c
は、内部導体棒17aに接触するべく露設された引出端
子31c−1と、第3の電極25cに接触するべく露設
された引出端子31c−2に接続されている。配線30
dは、内部導体棒17bに接触するべく露設された引出
端子31d−1と、第4の電極25dに接触するべく露
設された引出端子31d−2に接続されている。
【0038】図1に示すサセプタ8上のウェハWの載置
面と対向する真空容器2の天井部には、多数のガス吐出
孔を備えたシャワーヘッド5が設けられている。シャワ
ーヘッド5の周縁はボルト等により固定され、環状に形
成された絶縁部材6でカバーされている。絶縁部材6
は、例えば表面にアルミナ(Al)系セラミック
スといった高い耐食性を有する絶縁被膜処理が施された
石英などから構成される。
【0039】図4は、真空容器2の上部の構成の一例を
詳細に示す図である。シャワーヘッド5の上方には、例
えば2枚の拡散板7a、7bが配置されており、その上
部に繋がれたガス管26a、26bからプラズマ生成用
ガスや原料ガス等が供給される。ガス管26a、26b
を含めたガス管26は、図1に示すように、バルブ27
やMFC(マスフローコントローラ)28等を経由して
ガス供給源29に接続されており、例えば、SiH
といった原料ガスや、Arガス等のプラズマ生成用
ガスなどを、シャワーヘッド5から真空容器2内に供給
可能とする。なお、ガス管26、バルブ27、MFC2
8及びガス供給源29は、真空容器2内に提供するガス
の種類に合わせて適宜複数設けられるが、説明を簡単に
するため、図1ではそれぞれ1つずつ示している。ま
た、拡散板7a、7bの枚数や構成は、ガス供給源29
から供給されるガスの種類等に応じて適宜変更可能であ
る。
【0040】また、拡散板7bの上面中央部には、給電
棒32がネジ止め等により結合されて固定されており、
第2の高周波電源51にて生成された高周波電力をシャ
ワーヘッド5に供給することで、真空容器2内に原料ガ
ス等のプラズマを生成するための上部電極として機能さ
せる。
【0041】真空容器2の上方には、シールドボックス
33を介してインピーダンス整合器34が載置されてい
る。インピーダンス整合器34は、第2の高周波電源5
1側の出力インピーダンスと、上部電極であるシャワー
ヘッド5側への入力インピーダンスとをマッチングさせ
るためのものであり、給電棒32を嵌め込んで固定する
ためのソケット40を備えている。
【0042】図5は、ソケット40と給電棒32との嵌
込部分を詳細に示す図である。ソケット40は、円筒形
状に成形された金属体40aの中心部に、給電棒32を
嵌め込んで保持するための嵌込孔41を備えている。嵌
込孔41の内壁には、例えばポリテトラフルオロエチレ
ン[テフロン(登録商標)]等のフッ素樹脂といった、
絶縁物からなる被膜層42が設けられている。即ち、給
電棒32とソケット40との間は、電気的に絶縁されて
おり、誘導結合により、交流成分の電力のみを給電棒3
2側に伝達するべく構成されている。また、ソケット4
0は、インピーダンスのリアクトル成分を補償するた
め、また、直流成分を絶縁するための容量C1を介して
接地され、嵌込孔41に嵌め込まれた給電棒32は、容
量C2を介して接地される。
【0043】以下に、この発明の実施の形態に係るプラ
ズマ処理装置1の動作を説明する。このプラズマ処理装
置1によりウェハWを処理するため、真空容器2の上方
にシールドボックス33及びインピーダンス整合器34
を載置する。この際、拡散板7bに繋がる給電棒32
は、インピーダンス整合器34の出力部分に設けられた
ソケット40の嵌込孔41に、被膜層42が介在した状
態で嵌め込まれる。
【0044】また、真空容器2の側面外壁にマッチング
ボックス20をネジ止めにより固定する。マッチングボ
ックス20は、図6に示すように、接触器差込部22の
最奥部やフレームなどに設けられたネジ穴にてネジ止め
することにより、サセプタ8に繋がる給電棒19との間
の空間的な余裕を持たせた状態で、真空容器2の側面外
壁に固定される。この際、給電棒19は、給電棒引出部
24から接触器差込部22に引き出されて位置決めされ
た状態で露設される。マッチングボックス20が真空容
器2の側面外壁に固定された後、接触器23を接触器差
込部22に差し込むことで、整合回路部21などからな
る外部の回路と、給電棒19との電気的接触が確立され
る。
【0045】こうしてマッチングボックス20やインピ
ーダンス整合器34の取付が完了すると、図示せぬロー
ドロック室からウェハWを搬入してサセプタ8上に載置
する。このとき、直流電源52にて生成された直流電圧
を静電チャック10の導電性シート10aに印加するこ
とにより、ウェハWを吸着保持させる。続いてポンプ4
を駆動し、真空容器2の内部を所定の真空度まで真空引
きする。所定の真空度に達するとバルブ27を開き、ガ
ス供給源29から供給される所定のガス、例えばArガ
スといったプラズマ生成用ガス等をMFC28により流
量を制御しつつガス管26に導き、シャワーヘッド5に
より真空容器2内に供給して所定の圧力に維持する。
【0046】また、真空容器2内をヒータ11により加
熱し、ガス供給源29から所定の原料ガス、例えばSi
ガスやOガスといった処理ガスを投入する。ヒー
タ11は、例えばウェハWの温度が400℃〜600℃
内で所定のプロセス温度となるように、真空容器2内を
加熱する。
【0047】第1及び第2の高周波電源50、51を起
動して高周波電力の供給を開始し、原料ガス等をプラズ
マ分解してウェハW上に積層膜を堆積させる。ここで、
第1の高周波電源50は、ウェハWにイオンを吸引する
ために負のバイアス電圧を印加する。この第1の高周波
電源50の周波数は、真空容器2内のプラズマイオンの
振動周波数等に基づいて決定され、約10MHzを最高
とし、好ましくは2MHz程度に設定する。第2の高周
波電源51は、例えば27MHz〜100MHz内で所
定の周波数、好ましくは60MHzの周波数を有する高
周波電力を生成して出力する。
【0048】拡散板7bに繋がる給電棒32とソケット
40は、それぞれに流れる交番電流によって形成される
磁界の方向が一致するように配置されている。例えば、
第2の高周波電源51から伝送された高周波電力により
ソケット40内に交番電流が流れ、給電棒32の周方向
に同心円状の磁界が形成されたとする。この場合、給電
棒32に誘導起電力が生じ、上部電極であるシャワーヘ
ッド5に高周波電力が伝送される。
【0049】即ち、インピーダンス整合器34の出力部
分は、図7に示すトランスT1と等価な電気的特性を示
し、第2の高周波電源51から供給された高周波電力
を、給電棒32を通じて上部電極であるシャワーヘッド
5に伝送することができる。ここでは、ソケット40が
トランスT1の一次巻線に相当し、給電棒32がトラン
スT1の二次巻線に相当する。また、図7に示すプラズ
マ負荷60は、給電棒32及びシャワーヘッド5のイン
ピーダンスや、真空容器2内の処理空間に発生したプラ
ズマのインピーダンス等を含んでいる。
【0050】このように、ソケット40と給電棒32と
の間は、被膜層42によって絶縁されていることから、
そもそも接触抵抗を考慮する必要がなく、電気的に安定
した特性で第2の高周波電源51からの高周波電力を伝
送することができる。
【0051】例えば、原料ガスとしてSiHガスとO
ガスが供給された場合、真空容器2内の処理空間で
は、これらのガスがイオン化して、ウェハW上にSiO
膜が堆積する。積層膜の堆積が終了すると、放電電力
の供給、原料ガスの導入、真空容器2内の加熱をそれぞ
れ停止し、真空容器2内を充分にパージして冷却した
後、ウェハWを取り出す。
【0052】以上説明したように、この発明によれば、
真空容器2の側面外壁にマッチングボックス20を取り
付ける際に、給電棒19との間に余裕を持たせた状態で
固定して位置決めした後、接触器差込部22に接触器2
3を差し込むことで外部の回路との電気的接触が確立さ
れる。これにより、マッチングボックス20を取り付け
る際に給電棒19との結合部分にかかる圧迫を軽減する
ことができ、給電棒19や接触器23の破壊を防止し
て、外部の回路を物理的に安定して取り付けることがで
きる。
【0053】また、この発明によれば、インピーダンス
整合器34の出力部分に設けられたソケット40におい
て、絶縁物からなる被膜層42が介在した状態で、嵌込
孔41に給電棒32が嵌め込まれる。これにより、給電
棒32の嵌込部分での接触抵抗を考慮する必要がなく、
一方、高周波電力は誘導結合により上部電極側に伝達さ
れるので、インピーダンス整合器34等の回路を電気的
に安定して取り付けることができる。
【0054】この発明は、上記実施の形態に限定される
ものではなく、様々な変形及び応用が可能である。例え
ば、上記実施の形態では、上部電極に繋がる給電棒32
を嵌め込むソケット40に被膜層42を設けるものとし
て説明したが、これに限定されるものではない。即ち、
下部電極であるサセプタ8に繋がる給電棒19におい
て、ソケット40と同様に構成されたソケットを用いて
複数の金属体を結合するようにしてもよい。この場合、
直流電源52が出力する直流電圧については、給電棒1
9との電気的接触により伝送するものとし、ソケットに
は第1の高周波電源50にて生成された高周波電力等を
供給するようにすればよい。
【0055】また、接触器23の構成は、下部電極であ
るサセプタ8等に電力を供給する電源の種類などに応じ
て任意に変更可能であり、給電棒19と外部の回路との
適切な電気的接触を確立するための引出端子、電極が配
置され、配線が施されたものを用いることができる。
【0056】プラズマ処理装置1の構成も任意に変更可
能であり、例えば、真空容器2の周囲に所定の磁場を発
生させるためのコイルや永久磁石などを有し、電子サイ
クロトロン共鳴等を利用してウェハWを処理するもので
あってもよい。また、この発明は、プラズマCVD処理
を行うプラズマ処理装置に限定されるものではなく、シ
ャワーヘッドやサセプタに高周波電力を供給し、半導体
ウェハやLCD基板、太陽電池基板のような被処理体を
プラズマ処理する装置であれば、エッチング装置、アッ
シング装置等にも適用することができる。
【0057】
【発明の効果】この発明によれば、電気回路を物理的
に、あるいは電気的に安定して取り付けることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態に係るプラズマ処理装置
の構成の一例を示す図である。
【図2】真空容器の下部に設けられたサセプタ等の構成
の一例を示す図である。
【図3】(a)はマッチングボックスの構成の一例を示
す正面図であり、(b)は接触器の内部配線の一例を示
す図である。
【図4】真空容器の上部の構成の一例を示す図である。
【図5】ソケットと給電棒との嵌込部分を詳細に示す図
である。
【図6】マッチングボックスを取り付ける動作を説明す
るための図である。
【図7】第2の高周波電源からシャワーヘッドに高周波
電力を伝送する経路の等価回路を示す図である。
【図8】従来のマッチングボックスについて説明するた
めの図である。
【符号の説明】
1 プラズマ処理装置 2 真空容器 3 排気管 4 ポンプ 5 シャワーヘッド 8 サセプタ 10 静電チャック 11 ヒータ 19、32、71 給電棒 20、70 マッチングボックス 21 整合回路部 22 接触器差込部 23 接触器 34 インピーダンス整合器 40 ソケット 41 嵌込孔 42 被膜層 50、51 高周波電源 52 直流電源 53 商用電源 C1、C2 容量

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プラズマ化したガスを用いて基板を処理す
    るための真空容器と、 前記真空容器内に配置されるプラズマ生成用電極と、 前記プラズマ生成用電極に供給される高周波電力を生成
    する高周波電源と、 前記高周波電源にて生成された高周波電力を前記プラズ
    マ生成用電極に伝送する給電棒と、 前記プラズマ生成用電極側への入力インピーダンスと前
    記高周波電源の出力インピーダンスとを整合させるため
    の整合回路を有するマッチングボックスと、 前記整合回路における高周波電力の出力端と、前記給電
    棒における高周波電力の入力端との電気的接触を確立す
    る接触器とを備え、 前記接触器は、前記給電棒と前記マッチングボックスの
    位置決めが完了した後、前記整合回路と前記給電棒との
    電気的接触を確立可能に構成されている、 ことを特徴とするプラズマ処理装置。
  2. 【請求項2】前記マッチングボックスが前記真空容器の
    外壁に取り付けられることにより、前記給電棒と前記マ
    ッチングボックスの位置決めが完了する、 ことを特徴とする請求項1に記載のプラズマ処理装置。
  3. 【請求項3】前記マッチングボックスは、前記接触器を
    差し込み可能な差込口を備え、 前記マッチングボックスが前記真空容器の外壁に取り付
    けられた状態で前記差込口に前記接触器を差し込むこと
    により、前記整合回路と前記給電棒との電気的接触が確
    立する、 ことを特徴とする請求項1又は2に記載のプラズマ処理
    装置。
  4. 【請求項4】前記真空容器内で処理される基板を加熱す
    るヒータを備え、 前記接触器は、商用電源から供給される電力を前記ヒー
    タに提供するための電気的接触を確立可能に構成されて
    いる、 ことを特徴とする請求項1、2又は3に記載のプラズマ
    処理装置。
  5. 【請求項5】プラズマ化したガスを用いて基板を処理す
    るためのプラズマ処理装置に適用されて、高周波電源の
    出力インピーダンスとプラズマ負荷側の入力インピーダ
    ンスとを整合させる整合回路を有するマッチングボック
    スであって、 基板を処理する真空容器の外壁に取り付けられることに
    より、前記真空容器内に設けられた電極に繋がる給電棒
    の位置決めが完了し、 接触器を差し込むことにより前記整合回路と前記給電棒
    との電気的接触が確立する差込口を備える、 ことを特徴とするマッチングボックス。
  6. 【請求項6】プラズマ化したガスを用いて基板を処理す
    るための真空容器と、 前記真空容器内に配置されるプラズマ生成用電極と、 前記プラズマ生成用電極に供給される高周波電力を生成
    する高周波電源と、 前記プラズマ生成用電極と前記高周波電源との間に結合
    されて、前記プラズマ生成用電極側へのインピーダンス
    と前記高周波電源の出力インピーダンスとを整合させる
    ためのインピーダンス整合器と、 前記プラズマ生成用電極に繋がれた給電棒を嵌め込んで
    前記インピーダンス整合器に固定保持させる結合器とを
    備え、 前記結合器は、 前記給電棒の嵌込部分に、絶縁物からなる被膜層を備え
    る、 ことを特徴とするプラズマ処理装置。
  7. 【請求項7】前記結合器は、前記給電棒との誘導結合に
    より、前記高周波電源にて生成された高周波電力を前記
    プラズマ生成用電極に供給可能とする、 ことを特徴とする請求項6に記載のプラズマ処理装置。
  8. 【請求項8】プラズマ化したガスを用いて基板を処理す
    るためのプラズマ処理装置に適用されて、高周波電源の
    出力インピーダンスとプラズマ負荷側の入力インピーダ
    ンスとを整合させるインピーダンス整合器であって、 基板を処理する真空容器内に設けられた電極に繋がる給
    電棒を嵌め込んで固定する結合器を備え、 前記結合器は、前記給電棒の嵌込部分に絶縁物からなる
    被膜層を有する、 ことを特徴とするインピーダンス整合器。
  9. 【請求項9】プラズマ化したガスを用いて基板を処理す
    るための真空容器内に設けられた電極に繋がる給電棒を
    固定保持して、前記給電棒と前記真空容器外の電気回路
    とを結合するための結合器であって、 前記給電棒との接触部分に、絶縁物からなる被膜層を備
    える、 ことを特徴とする結合器。
  10. 【請求項10】前記給電棒を嵌め込んで固定保持するた
    めの嵌込孔を備え、 前記嵌込孔の内面に前記被膜層が設けられている、 ことを特徴とする請求項9に記載の結合器。
  11. 【請求項11】前記給電棒との誘導結合により、高周波
    電源にて生成された高周波電力を伝達する、 ことを特徴とする請求項9又は10に記載の結合器。
  12. 【請求項12】インピーダンスのリアクタンス成分を補
    償するため、また、直流成分を絶縁するための容量を介
    して接地されている、 ことを特徴とする請求項9、10又は11に記載の結合
    器。
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