JP2003178649A - 多重回転式電子部品 - Google Patents

多重回転式電子部品

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型化が図れ、簡単な構成で下側の回転型物
の回転をロックすることができる多重回転式電子部品を
提供することにある。 【解決手段】 上下に同一回転軸を中心に回転する回転
型物30、130を配置し、これら回転型物と一体に回
転する回転つまみ30、160を操作することで、それ
ぞれの電気的出力を変化させる多重回転式電子部品にお
いて、上下の回転型物30、130の回転中心部分に上
下動自在にロックピン60を挿通し、該ロックピン60
に前記下側の回転型物30に設けられた係合部35に係
合するストッパー62を設け、ロックピン60の上昇位
置で、係合部35とストッパー62が係合して、下側の
回転型物30の回転をロックし、ロックピン60の下降
位置で、係合部35とストッパー62が係合しなくな
り、下側の回転型物30の回転のロックが解除される。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、下側の回転型物の
回転をロックすることができる多重回転式電子部品に関
するものである。 【0002】 【従来の技術】従来、例えばビデオカメラなどの携帯機
器に用いられる各種電子部品において、複数の回転式電
子部品の回転型物を同一回転軸を中心に回転するように
上下に配置し、この回転型物と一体に回転する回転つま
みを操作することで、それぞれの電気的出力を変化させ
る多重回転式電子部品がある。 【0003】この多重回転式電子部品には、上下の何れ
かの回転式電子部品に設けたロック機構のロックピンを
回転つまみから突出させておくことで通常は回転つまみ
をロックさせておき、このロックピンを押し込むことで
ロックを解除し回転つまみを回転できる構成としたもの
がある。 【0004】そして、上記構成の多重回転式電子部品に
おいて、上側の回転式電子部品には、これをロックする
ロック機構を設ける設置スペースがあるが、下側の回転
式電子部品には、これをロックするロック機構を設ける
設置スペースが少なく、また、下側の回転式電子部品に
ロック機構を設けることは、この多重回転式電子部品の
構成が複雑となるため、下側の回転式電子部品にロック
機構を設けることは困難であった。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】本発明は上述の点に鑑
みてなされたものでありその目的は、小型化が図れ、簡
単な構成で下側の回転型物の回転をロックすることがで
きる多重回転式電子部品を提供することを目的とする。 【0006】 【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め本発明は、上下に同一回転軸を中心に回転する回転型
物を配置し、これら回転型物と一体に回転する回転つま
みを操作することで、それぞれの電気的出力を変化させ
る多重回転式電子部品において、上下の回転型物の回転
中心部分に上下動自在にロックピンを挿通し、該ロック
ピンに下側の回転型物に設けられた係合部に係合するス
トッパーを設け、ロックピンの上昇位置で、係合部とス
トッパーが係合して、下側の回転型物の回転をロック
し、ロックピンの下降位置で、係合部とストッパーが係
合しなくなり、下側の回転型物の回転のロックが解除さ
れることを特徴とする。 【0007】また、上記下降したロックピンが上昇位置
に復帰するようにロックピンを上方向に弾発する弾発部
材を設けることが好ましい。 【0008】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。図1は本発明の一実施形態
にかかる多重回転式電子部品を示す概略断面図であり、
図2、図3及び図4は多重回転式電子部品の分解斜視図
であり、図2、図3及び図4を合わせて多重回転式電子
部品全体の分解斜視図になるものである。 【0009】図1に示すようにこの多重回転式電子部品
は、第1回転式電子部品10の上に、第2回転式電子部
品100を重ねるように配置して構成されている。具体
的には、第1回転式電子部品10は、第1基台11上
に、第1基板20と、第1回転型物(回転つまみ)30
と、第1クリック板40と、軸支部材50と、ロックピ
ン60とを取り付けて構成されている。一方第2回転式
電子部品100は、第2基台110上に、第2基板12
0と、第2回転型物130と、第2クリック板140
と、ケース150と、第2回転つまみ160とを取り付
けて構成されている。以下各構成部品について説明す
る。 【0010】第1基台11は合成樹脂を円板状に成形し
て構成されており、その中央に略長方形状のストッパー
収容部12を設け、その外周に六つの小穴13が設けら
れている。また、第一基台11の外周面の一部分は上方
に突出しており、その上面の所定の位置に突起14が突
出している。なお、第1基台11には、第1基板20の
引き出し部22を多重回転式電子部品の外部に引き出す
開口15が設けられている。 【0011】第1基板20はフレキシブル基板であり、
略円弧状に形成されたシート部分の表面に所望の第1摺
接パターン21を設けて構成されている。第1基板20
の根元部分にはこれを外部に引き出す引き出し部22
と、下記する第2基板120に連結する連結部23とが
反対方向に向けて引き出されている。第1基板20と連
結部23の接続部分には、2つの固定用穴24が設けら
れている。 【0012】図5は第1回転型物30及びこれに取り付
ける部品を下面側から見た斜視図である。図4及び図5
に示すように第1回転型物30は合成樹脂を略円板状に
成形し、その上面に円形凹状のクリック収納部31を設
け、その中央に下面に連通する円形の開口32を設け、
第一回転型物30の下面外周にリング状の突起収納部3
3を設け、この突起収納部33の所定の二箇所にストッ
パー34を設け、一方その下面には開口32の周囲に複
数個(本実施形態例では五個)の係合部35と、その半
径方向外側に摺動子収納部36とを設けて構成されてい
る。またこの第1回転型物30は第1回転つまみでもあ
る。 【0013】また、クリック板収納部31には、弾性金
属板をリング状に形成した第1クリックバネ70を収納
し、その際クリック板収納部31に設けた小突起37を
クリックバネ70に設けた小穴71に挿入してその先端
を熱カシメすることで固定する。なおこのクリックバネ
70の所定位置には弾発部72が設けられている。 【0014】そして、摺動子収納部36には、弾性金属
板製の第1摺動子80の基部81を収納し、その際摺動
子収納部36に設けた小突起38を基部31に設けた小
穴82に挿入してその先端を熱カシメすることで固定す
る。なお基部81の端部からはU字状に折り曲げられて
突出する摺接部83が設けられている。 【0015】第1クリック板40は金属板製であり、中
央に開口41を設け、下記する軸支部材50の2つの突
起59に対向する位置にそれぞれ小穴42を設け、また
その所定位置に複数のクリック係合穴43を設けて構成
されている。 【0016】次に図3に示すように軸支部材50は合成
樹脂成形品であり、略円板状の載置部51の下面から筒
状の軸支部を突出し、これによって軸支部の中央に貫通
する挿通部53を設けて構成されている。載置部51の
外周近傍の三箇所には貫通する小穴54が設けられ、ま
た載置部51上面にはその外周から挿通部53に至る凹
状の基板収納部55が設けられている。なお載置部51
の外周六箇所には、下記するケース150の六つの小突
起153を挿入する凹部56が設けられている。 【0017】ここで図6は軸支部材50を下面側から見
た斜視図である。同図及び図3に示すように軸支部52
の外周の所定位置には、下記に示すストッパー62の回
転を防止するするための開口部58が設けられ、その下
端辺からは六本の小突起57が突出し、また載置部51
の下面の二箇所に突起59が設けられている。 【0018】ロックピン60は、図1、図2及び図4に
示すようにロックピン本体61、コイルスプリングS、
ストッパー62、ネジ63より構成されている。ロック
ピン本体61は、円柱状の合成樹脂成形品であり、その
上部に押圧部64が設けられ、この押圧部64の下面外
周には鍔部64aが設けられ、ロックピン本体61の下
面中央には孔65が設けられている。また、ロックピン
本体61の外周下端には、下側に向かって小突起66が
突出している。コイルスプリングSは、弾性金属製の線
材より構成されており、その内周はロックピン本体61
の外周よりも若干大きいものである。ストッパー62は
略長方形状の金属板製であり、その所定箇所に上記孔6
5、小突起66に対向する位置にそれぞれ孔67、68
が設けられ、ストッパー62の長手方向の一端に舌片状
の突起69が突出している。ネジ63は、ストッパー6
2をロックピン本体61に固定するためのものである。 【0019】図3に戻って第2基台110は、金属板を
略円形に形成して構成されており、その中央には円形の
穴111が設けられ、またその外周には下方向に向かっ
て折り曲げられた三本の舌片状の係止片112が設けら
れ、また外周近傍の六箇所には小穴113が設けられて
いる。 【0020】第2基板120はフレキシブル基板であ
り、略円板状の部分の表面に所望の第2摺接パターン1
21を設けて構成されている。第2基板120の外周か
らは前記第1基板20に接続される連結部23が突出し
ている。第2基板120の中央には円形の穴122が設
けられ、また外周近傍の五箇所には小穴123が設けら
れている。 【0021】第2回転型物130は合成樹脂を略円板状
に成形して構成されており、その上面中央からは係止用
突起部131が突出し、更にその中央には第1回転型物
30の下面に連通する開口132が設けられている。係
止用突起部131の周囲には二つの切り欠き133が設
けられ、その内部には小突起134が設けられている。
係止用突起部131の上面には3つの貫通する円弧状の
孔135が設けられている。またこの第2回転型物13
0の下面には、弾性金属板からなる第2摺動子170が
固定される。第2摺動子170は前記第1摺動子80と
同じ形状であり、同じ方法で第2回転型物130の下面
に固定される。 【0022】第2クリック板140は金属板をリング状
に形成して構成されており、複数個のクリック係合穴1
41を設け、また中央の孔142に向けて2つの舌片状
の突起143を突出し、その中に小穴144を設けて構
成されている。この第2クリック板140は第2回転型
物130の上面に載置されることで、第2回転型物13
0の係止用突起部131が孔142に挿入され、その際
各突起143は切り欠き133に係合され、小突起13
4は小孔144に挿入されて位置決めされる。 【0023】図7はケース150及び第2クリックバネ
180を裏面側から見た斜視図である。同図及び図2に
示すように、ケース150は合成樹脂を下面が開放され
た円形の箱型に成形して構成されており、その上面中央
には貫通する穴151が設けられ、ケース150上面の
外周辺部分にはストッパー挿入溝152が形成され、一
方ケース150の外周下辺からは六個の小突起153を
突出し、またケース150下面の穴151の周囲からも
2つの小突起154を突出している。 【0024】ケース150の下面には弾性金属板をリン
グ状に形成してなるクリックバネ180が取り付けられ
るが、その際ケース150の2つの小突起154をクリ
ックバネ180に設けた2つの穴181に挿入して熱カ
シメして固定する。クリックバネ180には2つの弾接
部182が設けられている。 【0025】図8は第2回転つまみ160を裏面側から
見た斜視図である。この第2回転つまみ160は合成樹
脂を円形に成形して構成され、その中央には開口161
が設けられ、この開口161の下面近傍から三本の係止
突起162を突出し、さらにその下面外周近傍部分にス
トッパー163を設けている。 【0026】次にこの多重回転式電子部品の組立方法を
説明する。まず第2回転つまみ160の下面にクリック
バネ180を取り付けたケース150を挿入し、第2回
転つまみ160の係止突起162をケース150の穴1
51に回動自在に挿入して軸支する。 【0027】次にロックピン本体61にコイルスプリン
グSを挿入し、このロックピン本体61を第2回転つま
み160の係止突起162の内側に収納する。このと
き、押圧部64の鍔部64aは、第2回転つまみ160
の開口161の下面周辺に当接するので、ロックピン本
体61が開口161から抜けることはない。 【0028】次に第2摺動子170と第2クリック板1
40とを取り付けた第2回転型物130をケース150
の下面に収納するが、その際第2回転つまみ160の3
つの係止突起162を第2回転型物130の3つの孔1
35に挿入し、第2回転型物130の下面から突出した
係止突起162先端を熱カシメすることで第2回転つま
み160と第2回転型物130とを一体に固定する。 【0029】次に第2回転型物130の下側に第2基板
120と第2基台110とを配置し、ケース150下面
の各小突起153を第2基台110の各小穴113に挿
入してその裏面側で熱カシメして固定する。このとき、
ロックピン60のコイルスプリングSは第2基板120
の上面とロックピン本体61の鍔部64aの間を弾発す
る。 【0030】次に第1基板の引き出し部22と第1基板
20を軸支部材50の挿通部53内にその上側から挿通
した上で、軸支部材50の載置部51上に第2基台11
0を載せ、各係止片112をそれぞれ各小穴54に挿入
してその裏面で折り曲げて固定する。このとき連結部2
3は基板収納部55内を通っている。 【0031】次に軸支部材50の下側にクリック板40
を配置し、軸支部材50の下面の各突起59をクリック
板40の各小穴42に挿入してその裏面側で熱カシメし
て固定する。 【0032】次に第1クリックバネ70と第1摺動子8
0とを取り付けた第1回転型物30の開口32に第1基
板20の引き出し部22と第1基板20の部分をその上
側から挿通し、さらに軸支部材50の軸支部52を開口
32に挿入して回転自在に軸支する。 【0033】次にストッパー62の突起69を軸支部材
50の開口部58及び第1回転型物30の係合部35内
に収容し、軸支部材50の挿通部53に挿入されたロッ
クピン本体61の下面に設けられた小突起66に孔68
を挿入し、ネジ63をストッパー62の孔67及びロッ
クピン本体61の孔65に挿入し固定する。 【0034】次に第1回転型物30の下に第1基板20
を位置せしめた状態でその下に第1基台11を配置し、
これによって軸支部材50に設けた六つの小突起57の
内の二つを第1基板20の2つの固定用穴24に挿入す
るとともに、引き出し部22を第1基台11の開口15
に挿入し、さらに六つの小突起57を第1基台11に設
けた六つの小穴13に挿入してその先端を熱カシメし、
これによってこの二重回転式電子部品の組立を完了す
る。このときロックピン60のストッパー62は第1基
台11のストッパー収容部12に配置されている。 【0035】次にこの二重回転式電子部品の動作を説明
する。図1において上側の第2回転つまみ160を回転
すればこれと一体に第2回転型物130が回転し、第2
摺動子170が第2基板120の第1摺接パターン12
1上を摺動してその電気的出力を変化すると同時に、第
2クリックバネ180の弾接部182が第2クリック板
140のクリック係合穴141への挿入・離脱を繰り返
すことでクリック感覚を生じる。なお第2回転型物13
0の回動範囲は、第2回転つまみ160に設けたストッ
パー163がケース150に設けたストッパー挿入溝1
52内を移動できる範囲である。 【0036】図9は、第一回転型物30の動作説明図で
ある。同図(a)の状態から、ロックピン60の押圧部
64を押圧すると、即ちロックピン60が下降位置に移
動すると、同図(b)に示すようにストッパー62の突
起69が係合部35と係合しなくなりロックが解除さ
れ、第1回転型物30が回転可能となる。そして、ロッ
クピン60を押圧したまま第1回転型物30を回転する
と、第1摺動子80が第1基板20の第2摺接パターン
21上を摺動してその電気的出力を変化すると同時に、
第1クリックバネ70の弾接部72が第1クリック板4
0のクリック係合穴43への挿入・離脱を繰り返すこと
でクリック感覚を生じる。 【0037】第1回転型物30を回転させた後、ロック
ピン60の押圧を解除すると、第2基板120の上面と
ロックピン本体61の鍔部64a下面の間に設けたコイ
ルスプリングSの弾発力により、下降位置にあるロック
ピン60が上昇位置に復帰すると同時に、ストッパー6
2の突起69が係合部35と係合し、第1回転型物30
が回転しないようにロックする(図9(a)参照)。な
お、第1回転型物30の係合部35は、第1クリック板
40のクリック係合穴43に第1クリックバネ70の弾
接部72を挿入したときにストッパー62の突起69が
この係合部35と係合する位置に設けられている。ま
た、第1回転型物30の回動範囲は、第1基台11に設
けた突起14が第1回転型物30に設けた突起収容部3
3に設けられた二箇所のストッパー34の間を移動でき
る範囲である。 【0038】つまりこの二重回転式電子部品は、第2回
転型物130を回転することで電気的出力が変化するよ
うに構成され、一方第1回転型物30は回転できないロ
ックの状態から、ロックピン60を下降位置に移動する
ことで回転可能にロックを解除し、第1回転型物30を
回転することで電気的出力が変化するようにし、ロック
ピン60を上昇位置に移動することで再びロックするよ
うに構成されている。 【0039】この多重回転式電子部品は図1に示すよう
に、ロックピン60を第1回転式電子部品10と第2回
転式電子部品100の回転軸中心部に挿通するように設
けたので、小型化が図れ、簡単な構成で下側の回転型物
の回転をロックすることができる。 【0040】以上本発明の実施形態を説明したが、本発
明は上記実施形態に限定されるものではなく、特許請求
の範囲、及び明細書と図面に記載された技術的思想の範
囲内において種々の変形が可能である。なお直接明細書
及び図面に記載がない何れの形状や構造や材質であって
も、本願発明の作用・効果を奏する以上、本願発明の技
術的思想の範囲内である。 【0041】 【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明によれ
ば、上下の回転型物の回転中心部分に上下動自在にロッ
クピンを挿通し、該ロックピンに下側の回転型物に設け
られた係合部に係合するストッパーを設けたので、小型
化が図れ、簡単な構成で下側の回転型物の回転をロック
することができるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の一実施形態にかかる多重回転式電子部
品の概略断面図である。 【図2】多重回転式電子部品の分解斜視図(その1)を
示す図である。 【図3】多重回転式電子部品の分解斜視図(その2)を
示す図である。 【図4】多重回転式電子部品の分解斜視図(その3)を
示す図である。 【図5】第一回転型物30及びこれに取り付けられる部
品を下面側から見た斜視図である。 【図6】軸材部材50を下面側から見た斜視図である。 【図7】ケース150とクリックバネ180を下面側か
ら見た斜視図である。 【図8】第二回転つまみ160を下面側から見た斜視図
である。 【図9】第1回転型物30の動作説明図である。 【符号の説明】 10 第1回転式電子部品 11 第一基台 20 第1基板 30 第1回転型物(第1回転つまみ) 40 第1クリック板 50 軸支部材 60 ロックピン 70 第1クリックバネ 80 第1摺動子 100 第2回転式電子部品 110 第2基台 120 第2基板 130 第2回転型物 140 第2クリック板 150 ケース 160 第2回転つまみ 170 第2摺動子 180 第2クリックバネ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H100 AA18 AA21 AA22 5C022 AC21 AC70 AC74 AC78 5G019 AA03 AM14 CY23 CY42 CY43 MX02 SK02 SY05

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 上下に同一回転軸を中心に回転する回転
    型物を配置し、これら回転型物と一体に回転する回転つ
    まみを操作することで、それぞれの電気的出力を変化さ
    せる多重回転式電子部品において、 前記上下の回転型物の回転中心部分に上下動自在にロッ
    クピンを挿通し、該ロックピンに前記下側の回転型物に
    設けられた係合部に係合するストッパーを設け、 前記ロックピンの上昇位置で、前記係合部とストッパー
    が係合して、前記下側の回転型物の回転をロックし、 前記ロックピンの下降位置で、前記係合部とストッパー
    が係合しなくなり、前記下側の回転型物の回転のロック
    が解除されることを特徴とする多重回転式電子部品。
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