JP2003177549A - パターン形成方法、薄膜磁気ヘッドの製造方法、及び薄膜磁気ヘッド - Google Patents

パターン形成方法、薄膜磁気ヘッドの製造方法、及び薄膜磁気ヘッド

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JP2003177549A
JP2003177549A JP2001374839A JP2001374839A JP2003177549A JP 2003177549 A JP2003177549 A JP 2003177549A JP 2001374839 A JP2001374839 A JP 2001374839A JP 2001374839 A JP2001374839 A JP 2001374839A JP 2003177549 A JP2003177549 A JP 2003177549A
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Keiji Watabe
慶二 渡部
Shoichi Suda
章一 須田
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高アスペクト比パターニングを高精度で行う
ことができ、高記録密度化を実現した薄膜磁気ヘッド等
を提供する。 【解決手段】 アルチック基板1上に下部シールド2、
磁気抵抗効果ヘッド6、上部シールド3、ライトギャッ
プ層9等を堆積形成した後、ライトギャップ層9上にめ
っきベースとなるNiFe等の磁性薄膜13を成膜し、
この磁性薄膜13上にKrFエキシマレーザ光に対する
透過率を望ましくは80%以上とした化学増幅型ネガ型
レジスト14を塗布する。そして、KrFエキシマレー
ザ光をレベンソン型位相シフトマスク100を介して化
学増幅型ネガ型レジスト14に照射し、アルカリ性の現
像液に浸漬させて化学増幅型ネガ型レジスト14に開口
パターン14aを形成して、その開口パターン14aに
めっき法により書き込み用磁極11をなすCoNiFe
等の磁性膜15を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パターン形成方
法、薄膜磁気ヘッドの製造方法、及び薄膜磁気ヘッドに
関し、特に厚いレジスト膜厚で微細なパターンを形成す
る高アスペクト比パターニングを実現するのに好適なも
のである。
【0002】
【従来の技術】磁気ディスク装置の主要デバイスである
薄膜磁気ヘッドの書き込み用磁極形成には、薄膜形成技
術とリソグラフィが用いられる。現在主流となっている
GMR方式の薄膜磁気ヘッドでは、一般的に再生ヘッド
部分と磁気コイル部分とが形成された基板上に、めっき
ベースとなる磁性薄膜をスパッタ法により形成した後、
レジストにて磁極のコアとなる部分を抜いた形でレジス
トパターンを形成し、その開口パターンに磁性膜めっき
を成長させた後、レジストを剥離することにより書き込
み用磁極を形成する。
【0003】ここで、書き込み用磁極のレジスタパター
ンの形成には、レジストの塗付、ベーク、露光及び現像
というプロセスが一般に用いられている。かかるパター
ン形成は、薄膜磁気ヘッドのみならず、様々な電子デバ
イスの製造に用いられている技術であるが、薄膜磁気ヘ
ッドの書き込み用磁極形成等には、厚いレジスト膜厚で
微細なパターンを形成する高アスペクト比パターニング
が要求される。
【0004】高アスペクト比のパターンは、微細なパタ
ーン形成が困難なことで知られている。これまでの磁気
ヘッドでは、要求されるパターン寸法の絶対値が数〜1
μmのオーダーであったため、問題なく量産ができてい
たものの、今後は高記録密度の進展により、サブハーフ
ミクロン(0.5μm以下)のオーダーの形成が要求さ
れ、レジストのアスペクト比は10を超え、このままで
の量産展開は困難となってきている。
【0005】LSI製造ではレジスト膜厚が薄いため
(0.2〜0.5μm程度の範囲)、微細化対応して露
光光源の短波長化で問題解決が図られており、例えば、
紫外線(波長λ=365nm)であったものから、現在
はKrFエキシマレーザ光(波長λ=248nm)を適
用している。今後は、ArFエキシマレーザ光(波長λ
=193nm)やF2エキシマレーザ光(波長λ=157
nm)の適用が検討されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】現在、薄膜磁気ヘッド
の微細加工では、市販の単層レジストを用い、露光光源
はi線(波長λ=365nm)から微細化に対応すべく
KrFエキシマレーザ光(波長λ=248nm)が適用
されようとしている段階である。
【0007】しかし、レジストの膜厚が2〜10μmと
厚いため、露光光に対する透過率が低くなり、レジスト
の底に行くほど光強度が減衰して、高アスペクト比パタ
ーンをまっすぐに開口することができない。今後、Kr
Fエキシマレーザ光、ArFエキシマレーザ光、F2
キシマレーザ光と短波長化するに伴い、市販レジストの
特徴として透過率が低くなる傾向が強くなる。
【0008】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
あり、厚いレジスト膜厚で微細なパターンを形成する高
アスペクト比パターニングを高精度で行うことができ、
高記録密度化を実現した薄膜磁気ヘッド等を提供するこ
とを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記本発明者は、厚いレ
ジスト膜厚で微細なパターンを形成する高アスペクト比
パターニングを高精度で行うようにするために、鋭意検
討の結果、以下に示す発明の諸態様に想到した。
【0010】第1のパターン形成方法は、所定膜上に露
光光に対する透過率を高めたネガ型レジストを成膜する
工程と、上記露光光をレベンソン型位相シフトマスクを
介して上記ネガ型レジストに照射する工程と、現像液に
浸漬させて上記ネガ型レジストを上記レベンソン型位相
シフトマスクに倣ったパターンに加工する工程とを含む
点に特徴を有する。
【0011】かかるパターン形成方法を用いて、少なく
とも記録用のヘッド部分を有する薄膜磁気ヘッドの書き
込み用磁極を形成する場合、磁性薄膜上に露光光に対す
る透過率を高めたネガ型レジストを成膜し、露光光をレ
ベンソン型位相シフトマスクを介してネガ型レジストに
照射し、現像液に浸漬させて上記ネガ型レジストを上記
レベンソン型位相シフトマスクに倣った開口パターンに
加工した後、ネガ型レジストに形成された開口パターン
にめっき法により書き込み用磁極をなす磁性膜を形成す
る。
【0012】第2のパターン形成方法は、所定膜上に比
較的厚い下層レジストを成膜する工程と、上記下層レジ
スト上に比較的薄い上層レジストを成膜する工程と、露
光光を位相シフトマスクを介して上記上層レジストに照
射し、現像により上記上層レジストを上記位相シフトマ
スクに倣ったパターンに加工する工程と、上記上層レジ
ストのパターンをエッチングにより上記下層レジストに
パターン転写する工程とを含む点に特徴を有する。
【0013】かかるパターン形成方法を用いて、少なく
とも記録用のヘッド部分を有する薄膜磁気ヘッドの書き
込み用磁極を形成する場合、所定膜上に比較的厚い下層
レジストを成膜し、上記下層レジスト上に比較的薄い上
層レジストを成膜し、露光光を位相シフトマスクを介し
て上記上層レジストに照射し、現像により上記上層レジ
ストを上記位相シフトマスクに倣った開口パターンに加
工し、上記上層レジストの開口パターンをエッチングに
より上記下層レジストにパターン転写した後、上層レジ
スト及び下層レジストに形成された開口パターンにめっ
き法により書き込み用磁極をなす磁性膜を形成する。
【0014】上記のようにした第1のパターン形成方法
においては、露光光に対する透過率を高めたネガ型レジ
ストを用いるとともに、露光光をレベンソン型位相シフ
トマスクを介してネガ型レジストに照射するようにした
ので、厚いレジスト膜厚で微細なパターンを形成する高
アスペクト比パターニングを高精度で行うことができ
る。
【0015】また、上記のようにした第2のパターン形
成方法においては、露光光を位相シフトマスクを介して
比較的薄い上層レジストに照射し、それにより形成され
たパターンを比較的厚い下層レジストに転写するように
したので、厚いレジスト膜厚で微細なパターンを形成す
る高アスペクト比パターニングを高精度で行うことがで
きる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
パターン形成方法、薄膜磁気ヘッドの製造方法、及び薄
膜磁気ヘッドの諸実施形態について説明する。
【0017】図1には、本実施形態の薄膜磁気ヘッドの
概略断面図を示す。同図に示す薄膜磁気ヘッドは、再生
用の磁気抵抗効果ヘッド6と記録用のインダクティブヘ
ッド12とが一体に形成された複合ヘッドである。
【0018】アルチック(Al−Tic)基板1の表面
には、下部シールド2及び上部シールド3間に、磁気抵
抗効果ヘッド6が形成されている。すなわち、下部シー
ルド2及び上部シールド3間には再生ギャップ層4を介
して磁気抵抗効果素子膜5が設けられている。磁気抵抗
効果素子膜5の両側には絶縁膜7が形成され、その絶縁
膜7の上に端子8が堆積形成されている。
【0019】さらに、上部シールド3を共通ポールとし
て、インダクティブヘッド12が形成されている。すな
わち、上部シールド3上にはライトギャップ層9が堆積
形成されている。ライトギャップ層9上には、絶縁層を
介して磁気コイル10が一層或いは多層に堆積形成さ
れ、磁気コイル10を覆う図示しない絶縁層が堆積形成
されている。さらに、ライトギャップ層9上のポール部
11a及び磁気コイル10を覆う図示しない絶縁層上の
ヨーク部11bを有する書き込み用磁極11が堆積形成
されており、当該書き込み用磁極11のポール部11a
のアスペクト比が10以上とされている。
【0020】以下、上記薄膜磁気ヘッドの製造方法につ
いて、2つの実施形態を説明する。
【0021】(第1の実施形態)図2〜4は、第1の実
施形態の薄膜磁気ヘッドの製造方法の工程の一部を示す
概略断面図である。図2(A)に示すように、アルチッ
ク基板1上に下部シールド2、磁気抵抗効果ヘッド6、
上部シールド3、ライトギャップ層9、ここでは図示し
ない磁気コイル10(紙面奥側)等を堆積形成した後、
ライトギャップ層9上にスパッタ法によりめっきベース
となるNiFe等の磁性薄膜13を成膜する。
【0022】次に、図2(B)に示すように、磁性薄膜
13上に化学増幅型ネガ型レジスト14を塗布し、プリ
ベークを行う。化学増幅型と呼ばれる材料系では、エキ
シマレーザ光を吸収して酸が発生し、化学的に活性な物
質の生成が促進されるので、この活性物質をアルカリ性
の現像液で現像して高解像度の微細加工を得ることがで
きる。化学増幅型ネガ型レジスト14の膜厚は、書き込
み用磁極11の膜厚(高さ)を考慮して定め、膜厚2〜
10μm程度、ここでは膜厚5μm程度とする。本実施
形態では、化学増幅型ネガ型レジスト14として、ビニ
ルフェノールとアダマンチルメタクリレートの共重合体
(ユニット比70/30)を基材樹脂とし、架橋剤と光
酸発生剤とを含有するものを用い、KrFエキシマレー
ザ光(波長λ=248nm)に対する透過率が80%と
なるようにしている。
【0023】次に、図3(A)に示すように、KrFエ
キシマレーザ光(波長λ=248nm)を、位相シフト
マスクの1種であるレベンソン型位相シフトマスク10
0を介して化学増幅型ネガ型レジスト14に照射する
(露光工程)。レベンソン型位相シフトマスク100
は、書き込み用磁極11のポール部11aを形成するた
めの金属マスクパターン102の前後で位相シフタ10
3により位相が180度ずれるようにされている。エキ
シマレーザ光を照射することにより、化学増幅型ネガ型
レジスト14に酸が発生し、酸触媒反応が励起されて活
性状態となる。
【0024】ここで、レベンソン型位相シフトマスクに
ついて、通常マスクと比較しつつ説明する。図5
(A)、(B)、(C)には、通常マスクの断面構造、
マスク上の電場強度分布、光強度分布をそれぞれ示す。
同図(A)に示すように、通常マスクは、SiO2基板
101と、基板101下面のCr等の金属マスクパター
ン102とにより構成される。同図(B)に示すよう
に、マスク上での電場は、金属マスクパターン102が
形成された領域と、形成されていない領域とで空間的に
パルス変調された状態となっている。しかし、同図
(C)に示すように、光強度は、パターンが微細化する
と、光の回折効果により金属マスクパターン102が形
成された非露光領域に露光光が回り込むため、露光領域
と非露光領域とでの差が明確になり難くなる。
【0025】図6(A)、(B)、(C)には、レベン
ソン型位相シフトマスクの断面構造、マスク上の電場強
度分布、光強度分布をそれぞれ示す。同図(A)に示す
ように、位相シフトマスクの1種であるレベンソン型位
相シフトマスクは、SiO2基板101と、基板101
下面のCr等の金属マスクパターン102と、基板10
1下面に付加的に形成された位相シフタ103とにより
構成される。位相シフタ103は、通過する光の位相を
180度変換するためのものである。同図(B)に示す
ように、マスク上での電場は、隣接する露光領域で逆の
位相となり、光の干渉効果により光が重なり合う部分
(パターンとパターンの間)では光が互いに打ち消しあ
う状態となる。したがって、同図(C)に示すように、
光強度は、各パターンに対応する光強度ピークが正確に
現れ、露光領域と非露光領域との光強度差を十分に確保
することができ、解像度向上を図り、微細なパターンの
転写が可能となる。
【0026】薄膜磁気ヘッドの製造工程に説明を戻す
と、KrFエキシマレーザ光による露光工程後、化学増
幅型ネガ型レジスト14をアルカリ性の現像液に浸漬さ
せる(現像工程)。これにより、図3(B)に示すよう
に、化学増幅型ネガ型レジスト14には、レベンソン型
位相シフトマスク100に倣った開口パターン14aが
形成される。ここでは、開口パターン14aのうち、同
図に示す書き込み用磁極11のポール部11aを形成す
るための部分の幅が0.28μm(アスペクト比約1
8)となるようにしている。
【0027】次に、図4(A)に示すように、化学増幅
型ネガ型レジスト14に形成された開口パターン14a
に、めっき法により膜厚4μm程度に書き込み用磁極1
1をなすCoNiFe等の磁性膜15を形成する。
【0028】その後、NMPとエタノールアミンの混合
液に浸漬させて、図4(B)に示すように、化学増幅型
ネガ型レジスト14を除去する。
【0029】そして、図4(C)に示すように、磁性薄
膜13のうち表面に露出している部分を剥離する。その
後、具体的には図示しないが、磁極のイオンミリング処
理を施し、端子と保護膜とを形成し、ウエハ加工を施し
て、薄膜磁気ヘッドを完成させる。
【0030】上記工程により形成された薄膜磁気ヘッド
を用いて媒体への書き込みを行ったところ、実効的なラ
イトコア幅は0.25μmであった。
【0031】以上述べた第1の実施形態薄膜磁気ヘッド
の製造方法の特徴の一つは、露光光に対するレジスト
(化学増幅型ネガ型レジスト14)の透過率を高くした
ことである。プロセスとしてドライエッチング耐性が要
求される場合、基材樹脂の芳香族モノマーユニットの含
有率が100%とされているが、この芳香族がレジスト
の透過率を下げる要因となっている。上述のように薄膜
磁気ヘッドの製造方法のプロセスではドライエッチング
耐性が不要であることから、芳香族の含有率を減少させ
て、レジストの透過率を高くするようにしている。例え
ば、基材樹脂の芳香族モノマーユニットの含有率を10
0%とした膜厚5μm程度のレジストでは、KrFエキ
シマレーザ光に対する透過率は30%程度であるが、芳
香族の含有率を減少させ、例えば70%以下にすること
で、KrFエキシマレーザ光に対する透過率を少なくと
もその倍の60%程度、望ましくは80%以上とする。
【0032】具体的な材料としては、レジストの基材樹
脂がアクリル系のものは全般的に好ましく用いることが
できる。レジストの感光機構として芳香族が必要な場合
は、ビニルフェノールとアルキルメタクリレートとの共
重合体を好ましく用いることができ、この場合にビニル
フェノールが芳香族を含むため、これを70%以下とし
て用いる。かかる材料は、ドライエッチング耐性が不要
な本プロセスには問題なく用いることができる。
【0033】また、露光光としては、レジストの透過率
が稼げれば特に限定されないが、実質的には波長が短い
ほど透過率を稼ぐのが困難であり、その意味でi線やK
rFエキシマレーザ光を好ましく用いることができる。
【0034】また、レベンソン型位相シフトマスクは、
解像度を上げる意味で好ましく用いることができる。他
の位相シフトマスク、例えばハーフトーン型位相シフト
マスクを用いると、上記のようにレジストの膜厚が厚い
場合、サイドローブが激しく発生する等のデメリットが
現れ、解像度の向上が期待できない。レベンソン型位相
シフトマスクは、解像度向上の効果が高い上に、上述し
た薄膜磁気ヘッドの製造プロセスのように細い孤立ライ
ンを形成する場合には、ネガ型レジストを用いることに
より、書き込み用磁極11のポール部11aを形成する
ための金属マスクパターン102の前後で位相を180
度ずらすだけでよいので、マスクの製造が比較的簡単で
あり、実用的なコストで適用することができる。
【0035】(第2の実施形態)図7〜9は、第2の実
施形態の薄膜磁気ヘッドの製造方法の工程の一部を示す
概略断面図である。図7(A)に示すように、アルチッ
ク基板1上に下部シールド2、磁気抵抗効果ヘッド6、
上部シールド3、ライトギャップ層9、ここでは図示し
ない磁気コイル10(紙面奥側)等を堆積形成した後、
ライトギャップ層9上にスパッタ法によりめっきベース
となるNiFe等の磁性薄膜13を成膜する。
【0036】次に、図7(B)に示すように、磁性薄膜
13上に下層レジスト16を塗布し、ハードベークを行
う。下層レジスト16として、膜厚2〜10μm程度、
ここでは膜厚5μm程度の有機樹脂膜を成膜する。この
下層レジスト16(有機樹脂膜)としては、市販のノボ
ラック樹脂ベースのレジストが安価で高品質であり、好
ましく用いることができる(例えば、AZP−4620
レジスト/クラリアント社)。
【0037】続いて、図8(A)に示すように、下層レ
ジスト16上に上層レジスト17を塗付し、プリベーク
を行う。上層レジスト17として、膜厚0.2μm〜
1.0μm程度のSi含有ネガ型レジストを成膜する。
この上層レジスト17(Si含有ネガ型レジスト)の基
材樹脂としては、例えばSiO3/2又はSiO4/2を母体
とする3次元骨格構造を有し、かつ、Si原子の含有率
が20重量%以上である材料を好ましく用いることがで
き、かかる材料を用いることにより、下層レジスト16
とのドライエッチング選択比を十分に稼ぐことが可能と
なる。本実施形態では、クロロメチルフェニルエチルジ
メチルシロキシ基末端の3次元構造4官能シロキサン樹
脂からなるSi含有ネガ型レジストを塗付する。
【0038】次に、図8(B)に示すように、KrFエ
キシマレーザ光(波長λ=248nm)を、位相シフト
マスクの1種であるレベンソン型位相シフトマスク10
0を介して上層レジスト17(Si含有ネガ型レジス
ト)に照射する(露光工程)。レベンソン型位相シフト
マスク100は、書き込み用磁極11のポール部11a
を形成するための金属マスクパターン102の前後で位
相シフタ103により位相が180度ずれるようにされ
ている。
【0039】KrFエキシマレーザ光による露光工程
後、上層レジスト17をアルカリ性の現像液に浸漬させ
る(現像工程)。これにより、図9(A)に示すよう
に、上層レジスト17(Si含有ネガ型レジスト)に
は、レベンソン型位相シフトマスク100に倣った開口
パターン17aが形成される。ここでは、開口パターン
17aのうち、同図に示す書き込み用磁極11のポール
部11aを形成するための部分の幅が0.25μmとな
るようにしている。
【0040】次に、パターニングされた上層レジスト1
7をマスクとして下層レジスト16をドライエッチング
することにより、下層レジスト16にパターン転写を行
い、図9(B)に示すように、下層レジスト16に開口
パターン16aを形成する。これにより下層レジスト1
6及び上層レジスト17には開口パターン18が形成さ
れ、開口パターン18のうち、同図に示す書き込み用磁
極11のポール部11aを形成するための部分のアスペ
クト比が約22となる。ここでは、平行平板型ドライエ
ッチング装置を用いて、ガス圧50mTorr、印加周
波数13.56MHz、酸素流量50sccm、rfパ
ワー0.11W/cm2の等方性の高い条件で10秒間
プラズマ処理を行って上層レジスト17(Si含有ネガ
型レジスト)の酸化を進行させた後、ICPプラズマエ
ッチング装置を用いて、ガス圧3mTorr、酸素流量
10sccm、プラテンパワー200W、コイルパワー
600Wの条件で下層レジスト16(有機樹脂膜)への
パターン転写を行うようにしている。このように上層レ
ジスト17のパターンの下層レジスト16への転写は酸
素プラズマを用いることができ、転写レートを高めるた
め高密度プラズマエッチング装置を好ましく用いること
ができる。また、エッチング時の寸法シフトを抑えるた
め、SO2等の側壁保護機能のあるガスを酸素に添加し
たり、上層レジスト17のエッチング選択比を上げるた
めに転写前に上層レジスト17の酸化処理を加えたりす
ることもできる。
【0041】次に、図10(A)に示すように、下層レ
ジスト16及び上層レジスト17に形成された開口パタ
ーン18に、めっき法により膜厚4μm程度に書き込み
用磁極11をなすCoNiFe等の磁性膜15を形成す
る。
【0042】その後、NMPとエタノールアミンの混合
液に浸漬することにより、図10(B)に示すように、
下層レジスト16及び上層レジスト17を除去する。
【0043】そして、図10(C)に示すように、磁性
薄膜13のうち表面に露出している部分が剥離する。そ
の後、具体的には図示しないが、磁極のイオンミリング
処理を施し、端子と保護膜とを形成し、ウエハ加工を施
して、薄膜磁気ヘッドを完成させる。
【0044】上記工程により形成された薄膜磁気ヘッド
を用いて媒体への書き込みを行ったところ、実効的なラ
イトコア幅は0.22μmであった。
【0045】以上述べた第2の実施形態の薄膜磁気ヘッ
ドの製造方法では、上層レジスト17をネガ型とし、レ
ベンソン型位相シフトマスク100を用いて露光した
が、上層レジスト17の膜厚が薄いので、解像度を向上
させるための位相シフトマスクとしてより安価なハーフ
トーン型位相シフトマスクを用いるようにしてもよい。
ハーフトーン型位相シフトマスクは、図11に示すよう
に、SiO2基板101上面に、金属マスクパターンの
代わりにレジストが感光しない程度の半透明膜であるハ
ーフトーン膜104が形成されたものである。かかるハ
ーフトーン型位相シフトマスクでは、半透明膜104を
通過した光の位相が半透明膜104のない部分を通過し
た光の位相に対して反転するようにされており、これに
より境界部近傍の光強度が0に近くなるので、解像度向
上を図り、微細なパターンの転写が可能となる。
【0046】また、上層レジスト17の膜厚が薄いの
で、透過率は大きな問題とならず、KrFエキシマレー
ザ光以外にも、ArFエキシマレーザ光、ArFエキシ
マレーザ光、F2エキシマレーザ光、EUV EB等のい
ずれをも好ましく用いることができる。
【0047】なお、上記実施形態では薄膜磁気ヘッドに
ついて説明したが、本発明のパターン形成方法は他の電
子デバイス、例えばMCM(multichip module)の製造時
における高アスペクト比のスルーホール形成等に適用す
ることも可能である。
【0048】以下、本発明の諸態様を付記としてまとめ
て記載する。
【0049】(付記1) 所定膜上に露光光に対する透
過率を高めたネガ型レジストを成膜する工程と、上記露
光光をレベンソン型位相シフトマスクを介して上記ネガ
型レジストに照射する工程と、現像液に浸漬させて上記
ネガ型レジストを上記レベンソン型位相シフトマスクに
倣ったパターンに加工する工程とを含むことを特徴とす
るパターン形成方法。
【0050】(付記2) 上記露光光に対する上記ネガ
型レジストの透過率を80%以上とすることを特徴とす
る付記1に記載のパターン形成方法。
【0051】(付記3) 上記ネガ型レジストの芳香族
モノマーユニットの含有率を70%以下とすることを特
徴とする付記1又は2に記載のパターン形成方法。
【0052】(付記4) 上記ネガ型レジストの基材樹
脂がビニルフェノールとアルキルメタクリレートとの共
重合体であることを特徴とする付記3に記載のパターン
形成方法。
【0053】(付記5) 上記ネガ型レジストは化学増
幅型ネガ型レジストであり、上記露光光はエキシマレー
ザ光であることを特徴とする付記1〜4のいずれか1項
に記載のパターン形成方法。
【0054】(付記6) 上記露光光はKrFエキシマ
レーザ光であることを特徴とする付記1〜5のいずれか
1項に記載のパターン形成方法。
【0055】(付記7) 少なくとも記録用のヘッド部
分を有する薄膜磁気ヘッドの製造方法であって、書き込
み用磁極をパターン形成するに際して、磁性薄膜上に露
光光に対する透過率を高めたネガ型レジストを成膜する
工程と、上記露光光をレベンソン型位相シフトマスクを
介して上記ネガ型レジストに照射する工程と、現像液に
浸漬させて上記ネガ型レジストを上記レベンソン型位相
シフトマスクに倣った開口パターンに加工する工程と、
上記ネガ型レジストに形成される上記開口パターンにめ
っき法により書き込み用磁極をなす磁性膜を形成する工
程とを含むことを特徴とする薄膜磁気ヘッドの製造方
法。
【0056】(付記8) 上記露光光に対する上記ネガ
型レジストの透過率を80%以上とすることを特徴とす
る付記7に記載の薄膜磁気ヘッドの製造方法。
【0057】(付記9) 上記ネガ型レジストの芳香族
モノマーユニットの含有率を70%以下とすることを特
徴とする付記7又は8に記載の薄膜磁気ヘッドの製造方
法。
【0058】(付記10) 上記ネガ型レジストの基材
樹脂がビニルフェノールとアルキルメタクリレートとの
共重合体であることを特徴とする付記9に記載の薄膜磁
気ヘッドの製造方法。
【0059】(付記11) 上記ネガ型レジストは化学
増幅型ネガ型レジストであり、上記露光光はエキシマレ
ーザ光であることを特徴とする付記7〜10のいずれか
1項に記載の薄膜磁気ヘッドの製造方法。
【0060】(付記12) 上記露光光はKrFエキシ
マレーザ光であることを特徴とする付記7〜11のいず
れか1項に記載の薄膜磁気ヘッドの製造方法。
【0061】(付記13) 所定膜上に比較的厚い下層
レジストを成膜する工程と、上記下層レジスト上に比較
的薄い上層レジストを成膜する工程と、露光光を位相シ
フトマスクを介して上記上層レジストに照射し、現像に
より上記上層レジストを上記位相シフトマスクに倣った
パターンに加工する工程と、上記上層レジストのパター
ンをエッチングにより上記下層レジストにパターン転写
する工程とを含むことを特徴とするパターン形成方法。
【0062】(付記14) 上記位相シフトマスクとし
てハーフトーン型位相シフトマスクを用いることを特徴
とする付記13に記載のパターン形成方法。
【0063】(付記15) 上記上層レジストをネガ型
レジストとし、上記位相シフトマスクとしてレベンソン
型位相シフトマスクを用いることを特徴とする付記13
又は14に記載のパターン形成方法。
【0064】(付記16) 上記エッチングはドライエ
ッチングであることを特徴とする付記13〜15のいず
れか1項に記載のパターン形成方法。
【0065】(付記17) 上記ドライエッチングに酸
素プラズマを用いることを特徴とする付記16に記載の
パターン形成方法。
【0066】(付記18) 上記下層レジストは有機樹
脂であることを特徴とする付記13〜17のいずれか1
項に記載のパターン形成方法。
【0067】(付記19) 上記上層レジストはSiを
含むものであることを特徴とする付記13〜18のいず
れか1項に記載のパターン形成方法。
【0068】(付記20) 上記上層レジストは、Si
3/2又はSiO4/2を母体とする3次元骨格構造を有
し、かつ、Si原子の含有率が20重量%以上である材
料が用いられていることを特徴とする付記19に記載の
パターン形成方法。
【0069】(付記21) 少なくとも記録用のヘッド
部分を有する薄膜磁気ヘッドの製造方法であって、書き
込み用磁極をパターン形成するに際して、磁性薄膜上に
比較的厚い下層レジストを成膜する工程と、上記下層レ
ジスト上に比較的薄い上層レジストを成膜する工程と、
露光光を位相シフトマスクを介して上記上層レジストに
照射し、現像により上記上層レジストを上記位相シフト
マスクに倣った開口パターンに加工する工程と、上記上
層レジストの開口パターンをエッチングにより上記下層
レジストにパターン転写する工程と、上記上層レジスト
及び上記下層レジストに形成される上記開口パターンに
めっき法により書き込み用磁極をなす磁性膜を形成する
工程とを含むことを特徴とする薄膜磁気ヘッドの製造方
法。
【0070】(付記22) 上記位相シフトマスクとし
てハーフトーン型位相シフトマスクを用いることを特徴
とする付記21に記載の薄膜磁気ヘッドの製造方法。
【0071】(付記23) 上記上層レジストをネガ型
レジストとし、上記位相シフトマスクとしてレベンソン
型位相シフトマスクを用いることを特徴とする付記21
又は22に記載の薄膜磁気ヘッドの製造方法。
【0072】(付記24) 上記エッチングはドライエ
ッチングであることを特徴とする付記21〜23のいず
れか1項に記載の薄膜磁気ヘッドの製造方法。
【0073】(付記25) 上記ドライエッチングに酸
素プラズマを用いることを特徴とする付記24に記載の
薄膜磁気ヘッドの製造方法。
【0074】(付記26) 上記下層レジストは有機樹
脂であることを特徴とする付記21〜25のいずれか1
項に記載の薄膜磁気ヘッドの製造方法。
【0075】(付記27) 上記上層レジストはSiを
含むものであることを特徴とする付記21〜26のいず
れか1項に記載の薄膜磁気ヘッドの製造方法。
【0076】(付記28) 上記上層レジストは、Si
3/2又はSiO4/2を母体とする3次元骨格構造を有
し、かつ、Si原子の含有率が20重量%以上である材
料が用いられていることを特徴とする付記27に記載の
薄膜磁気ヘッドの製造方法。
【0077】(付記29) 少なくとも記録用のヘッド
部分を有する薄膜磁気ヘッドであって、アスペクト比を
10以上とした部分を有する書き込み用磁極が形成され
たことを特徴とする薄膜磁気ヘッド。
【0078】
【発明の効果】本発明によれば、高アスペクト比パター
ニングを高精度で行うことができ、例えば薄膜磁気ヘッ
ドの製造に用いることにより、高記録密度化を実現した
薄膜磁気ヘッドを提供することができ、80Gbit/
in2クラス以上の高記録密度磁気ディスク装置の供給
に寄与するところが大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態の薄膜磁気ヘッドの概略断面図であ
る。
【図2】第1の実施形態の薄膜磁気ヘッドの製造方法の
工程の一部を示す概略断面図である。
【図3】第1の実施形態の薄膜磁気ヘッドの製造方法の
工程の一部を示す概略断面図である。
【図4】第1の実施形態の薄膜磁気ヘッドの製造方法の
工程の一部を示す概略断面図である。
【図5】通常マスクを説明するための図であり、(A)
は断面図、(B)はマスク上の電場強度分布を示す特性
図、(C)は光強度分布を示す特性図である。
【図6】レベンソン型位相シフトマスクを説明するため
の図であり、(A)は断面図、(B)はマスク上の電場
強度分布を示す特性図、(C)は光強度分布を示す特性
図である。
【図7】第2の実施形態の薄膜磁気ヘッドの製造方法の
工程の一部を示す概略断面図である。
【図8】第2の実施形態の薄膜磁気ヘッドの製造方法の
工程の一部を示す概略断面図である。
【図9】第2の実施形態の薄膜磁気ヘッドの製造方法の
工程の一部を示す概略断面図である。
【図10】第2の実施形態の薄膜磁気ヘッドの製造方法
の工程の一部を示す概略断面図である。
【図11】ハーフトーン型位相シフトマスクの断面図で
ある。
【符号の説明】
1 アルチック基板 2 下部シールド 3 上部シールド 4 再生ギャップ層 5 磁気抵抗効果素子膜 6 磁気抵抗効果ヘッド 7 絶縁膜 8 端子 9 ライトギャップ層 10 磁気コイル 11 書き込み用磁極 11a ポール部 11b ヨーク部 12 インダクティブヘッド 13 磁性薄膜 14 化学増幅型ネガ型レジスト 14a 開口パターン 15 磁性膜 16 下層レジスト 16a 開口パターン 17 上層レジスト 17b 開口パターン 18 開口パターン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H025 AA02 AA03 AB17 AB20 AC08 AD01 BC13 BC42 2H095 BA12 BB03 2H097 CA13 FA01 JA02 LA20 5D033 BA12 DA04 DA07 DA31

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定膜上に露光光に対する透過率を高め
    たネガ型レジストを成膜する工程と、 上記露光光をレベンソン型位相シフトマスクを介して上
    記ネガ型レジストに照射する工程と、 現像液に浸漬させて上記ネガ型レジストを上記レベンソ
    ン型位相シフトマスクに倣ったパターンに加工する工程
    とを含むことを特徴とするパターン形成方法。
  2. 【請求項2】 上記露光光に対する上記ネガ型レジスト
    の透過率を80%以上とすることを特徴とする請求項1
    に記載のパターン形成方法。
  3. 【請求項3】 上記ネガ型レジストの芳香族モノマーユ
    ニットの含有率を70%以下とすることを特徴とする請
    求項1又は2に記載のパターン形成方法。
  4. 【請求項4】 少なくとも記録用のヘッド部分を有する
    薄膜磁気ヘッドの製造方法であって、 書き込み用磁極をパターン形成するに際して、 磁性薄膜上に露光光に対する透過率を高めたネガ型レジ
    ストを成膜する工程と、 上記露光光をレベンソン型位相シフトマスクを介して上
    記ネガ型レジストに照射する工程と、 現像液に浸漬させて上記ネガ型レジストを上記レベンソ
    ン型位相シフトマスクに倣った開口パターンに加工する
    工程と、 上記ネガ型レジストに形成される開口パターンにめっき
    法により書き込み用磁極をなす磁性膜を形成する工程と
    を含むことを特徴とする薄膜磁気ヘッドの製造方法。
  5. 【請求項5】 少なくとも記録用のヘッド部分を有する
    薄膜磁気ヘッドであって、 アスペクト比を10以上とした部分を有する書き込み用
    磁極を有することを特徴とする薄膜磁気ヘッド。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7413845B2 (en) 2004-04-23 2008-08-19 Hitachi Global Storage Technologies Netherlands B.V. Elimination of write head plating defects using high activation chemically amplified resist
US8192900B2 (en) 2010-02-26 2012-06-05 Hitachi Global Storage Technologies Netherlands B.V. Advanced phase shift lithography and attenuated phase shift mask for narrow track width d write pole definition
JP2013080061A (ja) * 2011-10-03 2013-05-02 Fujifilm Corp ネガ型化学増幅レジスト組成物、並びに、それを用いたレジスト膜、レジスト塗布マスクブランクス、レジストパターン形成方法、及び、フォトマスク

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