JP2003176967A - 氷ディスペンサーの扉開閉装置 - Google Patents

氷ディスペンサーの扉開閉装置

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JP2003176967A
JP2003176967A JP2001376052A JP2001376052A JP2003176967A JP 2003176967 A JP2003176967 A JP 2003176967A JP 2001376052 A JP2001376052 A JP 2001376052A JP 2001376052 A JP2001376052 A JP 2001376052A JP 2003176967 A JP2003176967 A JP 2003176967A
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closing
door
ice
plunger
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    • E05F1/00Closers or openers for wings, not otherwise provided for in this subclass
    • E05F1/08Closers or openers for wings, not otherwise provided for in this subclass spring-actuated, e.g. for horizontally sliding wings
    • E05F1/10Closers or openers for wings, not otherwise provided for in this subclass spring-actuated, e.g. for horizontally sliding wings for swinging wings, e.g. counterbalance
    • E05F1/1008Closers or openers for wings, not otherwise provided for in this subclass spring-actuated, e.g. for horizontally sliding wings for swinging wings, e.g. counterbalance with a coil spring parallel with the pivot axis
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25CPRODUCING, WORKING OR HANDLING ICE
    • F25C5/00Working or handling ice
    • F25C5/20Distributing ice
    • F25C5/24Distributing ice for storing bins

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】氷放出口に開閉扉を密着させた状態で該扉の開
きを防ぐロック保持が可能で、貯氷庫への設置形態にお
いてはロック機構の簡素化が期待でき、しかも、開閉扉
のロック保持がソレノイド装置側で行うことを可能とし
たロック機構を備えた扉開閉装置を提供する。 【解決手段】貯氷庫1の氷放出口2を開閉する開閉扉3-
1と、ソレノイド装置3-2と、プランジャー3-20に連結さ
れ、他端側が連結される連結部材3-3と、開閉扉3-1の閉
状態でロック保持するロック部材3-4と、開閉蓋3-1を氷
放出口2方向に付勢する発条体3-5とを具備し、連結部
材3-3はロック部材3-4に係止される係止部13を備え、更
に該係止部13と関係が側面視略ハの字形を成す長孔14を
開口し、開閉扉3-1の閉状態でプランジャー3-20が前進
突出する動きに伴ない開閉扉3-1との連結部Pを支点に回
動する連結部材3-3の動きにより係止部13がロック部材3
-4に係止されるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、製氷部で生成され
て貯氷庫に貯えられるブロック状やチップ状の氷を放出
する氷ディスペンサーの氷放出口を開閉する扉開閉装置
に係り、特に氷放出口を閉じた扉が開かないように防ぐ
ロック機構の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のロック機構を備えた氷デ
ィスペンサーの扉開閉装置としては例えば実開昭57−
125976号公報等において公表されている。この実
開昭57−125976号公報において公表されている
扉開閉装置は、ソレノイド装置と、このソレノイドプラ
ンジャーに連結された操作部材と、この操作部材の前部
に形成した長孔を挿通して通常は該長孔の後端に位置し
ている移動軸と、この移動軸を支持する支持板と、この
支持板に設けた貯氷庫の氷放出口を開閉する開閉扉と、
この開閉扉から突出し該扉が前記氷放出口を閉じた閉状
態で前記操作部材の先端が係止するロック部材と、前記
開閉扉から突出し該扉が前記氷放出口を開いた時に前記
操作部材の先端に当接するロック部材と、前記開閉蓋を
常時氷放出口方向に付勢する発条体とを具備する。
【0003】即ち、前述の従来装置は電流の通電により
ソレノイドプランジャーが後退する動きを成すソレノイ
ド装置の通電が断たれることによって開閉扉は発条体に
より氷放出口を閉じる。この閉状態で操作部材の先端側
がロック部材に係止していることで、貯氷庫内の氷の押
圧力が開閉扉に掛かっても該扉の閉状態が保たれるよう
になっている。そして、ソレノイド装置に電流が通電さ
れてソレノイドプランジャーが後退し、これに伴ない前
記操作部材が後方に移動する間に該操作部材のロック部
材に対する係止ロック状態が解除されると共に同操作部
材の長孔先端に移動軸が係止し、その後、更に継続する
前記操作部材の後方への移動により開閉蓋は支点軸を支
点として回動することによって氷放出口を開く。この開
状態はロック部材が操作部材の先端に衝突した時点でそ
の開状態が規制(制限)されることで、開閉扉は停止す
るようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし乍ら、前述した
従来装置は開閉扉が発条体により氷放出口を閉じ、操作
部材の先端が開閉扉の背後に配設されているロック部材
に係止して開閉扉の閉状態をロックさせるためには該ロ
ック部材に操作部材の先端縁が突き当たった後に該ロッ
ク部材に対して操作部材を接触させた状態で更に前進摺
動させる必要があることから、操作部材がスムーズに前
進摺動せしめてロック部材に対して係止し得るように両
部材間には僅かな遊びが必要となる。換言すれば、操作
部材の先端縁がロック部材に突き当たった後に摺動抵抗
(接触抵抗)により操作部材の動きが止まらないように
該操作部材の先端側とロック部材との間には僅かな遊び
(隙間)が必要となる。
【0005】従って、従来装置のロック機構では操作部
材がロック部材に係止せしめたロック状態においてどう
しても前述の遊び隙間分、ガタが発生し、開閉扉を氷放
出口に密着させたロック状態で該扉をロック保持するこ
とが難しいものであった。そのために、従来装置では開
閉扉と氷放出口との隙間から暖かい外気が貯氷庫内に入
り、該貯氷庫内の氷が解ける。解けた氷同士が互いにく
っ付きあって氷の塊ができてしまう等の氷の品質管理が
難しい。又、くっ付きあった氷の塊により氷放出口が塞
がれ、氷の放出が不能となったり、開閉扉と氷放出口と
の隙間に氷が挟まり、挟まった氷が回転するアジテータ
により細かく砕かれる等の品質上のトラブルの発生原因
となる。又、従来のロック機構では繰り返される開閉扉
のガタにより、操作部材の先端とロック部材との両者
間、或いは操作部材の長孔と移動軸との両者間が磨耗
し、この磨耗によりガタが更に大きくなってしまう等の
短期点検、交換が必要になる等の問題があり、その改善
が望まれていた。尚、操作部材の前進移動はソレノイド
プランジャーの復帰用として該プランジャーと移動軸と
に亘り張架されている発条体により行われる。
【0006】本発明はこの様な従来事情に鑑みてなされ
たもので、その目的とする処は、氷放出口に開閉扉を密
着させた状態で該扉の開きを防ぐロック保持が可能で、
貯氷庫への設置形態においてはロック機構の簡素化が期
待でき、しかも、開閉扉のロック保持がソレノイド装置
側で行うことを可能としたロック機構を備えた氷ディス
ペンサーの扉開閉装置を提供することにある。
【0007】
【課題を達成するための手段】課題を達成するために本
発明は、貯氷庫の氷放出口を開閉する開閉扉と、貯氷庫
の外側に装置機枠を介して設置されるソレノイド装置
と、ソレノイドプランジャーに一端側が移動ピンを介し
て摺動可能に連結され、他端側が前記扉に連結ピンを介
して回動可能に連結される連結部材と、前記装置機枠に
装備されて前記開閉扉が氷放出口を閉じた状態で前記連
結部材をロック保持するロック部材と、前記開閉蓋を常
時氷放出口方向に付勢する発条体とを具備し、前記連結
部材は、側面視が略矩形状を呈する板状を成し、短辺一
端側における長辺一側の背後部位に該長辺一側縁に対し
て略鈍角な角度で短辺幅方向に向けて形成されて、該プ
ランジャーが前進突出する動きに伴ない前記ロック部材
に係止される係止部を備え、更に該係止部と関係が側面
視略ハの字形を成すように前記短辺一端側に前記移動ピ
ンが挿通する長孔を開口してなり、前記ロック部材は、
前記開閉扉が氷放出口を閉じた状態で前記ソレノイドプ
ランジャーが前進突出するその前進限近傍で且つ開閉扉
の開閉支点となる軸着部の略後方線上に位置する装置機
枠に装備されてなることを要旨とする。因みに、扉開閉
装置を貯氷庫に設置する場合、縦向きと横向きが考えら
れるが、縦向きで組み込み設置した場合、上記プランジ
ャーはソレノイド装置への通電が断たれると、プランジ
ャー自体の自重と連結する連結部材等の自重により前進
突出する動きを成す。つまり、発条体により開閉扉が氷
放出口を閉じた状態で、連結部材の係止部がロック部材
に完全に係止されるまでの上記プランジャーの動きが該
プランジャ自身の自重と連結部材の自重とにより行われ
る。そして、扉開閉装置を貯氷庫に対して横向きに組み
込み設置する場合には上記プランジャーと連結部材とを
連結する移動ピンと該連結部材と開閉扉とを連結する連
結ピンとに亘り引張り発条体を張架せしめることが望ま
しい。これにより、ソレノイド装置への通電が断たれ、
発条体により開閉扉が氷放出口を閉じる動きに伴ないプ
ランジャーが前進突出する動きの確実性が図られる。
【0008】又、本発明は上記プランジャーと連結部材
とを連結する移動ピンが、該プランジャーの直線的な進
退移動方向と同じ方向で且つ該進退移動範囲にて装置機
枠に開口されたガイド孔によりプランジャーの進退移動
と共に移動可能と成し、開閉扉の発条体による閉じ方向
への動きとプランジャーの前進突出方向への動きに伴な
い連結部材の一端側が長孔の長さ範囲で移動ピンに沿っ
て移動する動きにより、連結部材の係止部が上記ロック
部材に係止されるように構成したことを要旨する。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の実施の具体例を図面に基
づいて説明する。図1は、本発明氷ディスペンサーの全
体を示す側面図で、1は貯氷庫、2は貯氷庫1の氷放出
口、3は扉開閉装置、4は氷を生成しながら貯氷庫1内
に送り込む製氷装置であり、氷放出口2を扉開閉装置3
の後述する開閉扉3-1により閉じた状態で、該開閉扉3-1
が貯氷庫1内からの氷の押圧力により開かないように後
述する連結部材3-3を介してロック部材3-4にロック保持
させるようにしてある。
【0010】貯氷庫1は、内部底側に無数の孔を有する
多孔板5を配し、該多孔板5の中央から突出する製氷装
置4のオーガ4-1の上端部に取り付けたアジテータ6を
有し、外周壁には発泡ウレタン等からなる断熱材7を有
する周知の形態を成し、氷放出口2を開口した断熱材7
の外側に扉開閉装置3が縦向き状態で設置されるように
してある。
【0011】扉開閉装置3は、開閉扉3-1と、貯氷庫1
の外側に装置機枠3-6を介して縦向きに設置されるソレ
ノイド装置3-2と、ソレノイドプランジャー3-20に一端
側が移動ピン8を介して摺動可能に連結され、他端側が
前記扉3-1に連結ピン9を介して回動可能に連結される
連結部材3-3と、前記装置機枠3-6に装備されて前記開閉
扉3-1が氷放出口2を閉じた状態で前記連結部材3-3をロ
ック保持するロック部材3-4と、前記開閉蓋3-1を常時氷
放出口2方向に付勢する発条体3-5とを備え、ソレノイ
ド装置3-2への通電によるプランジャー3-20の後退没入
により開閉扉3-1が発条体3-5に抗して軸着部P1を開閉支
点に回動せしめることによって氷放出口2を開き、貯氷
庫1内の氷が放出されるようになっている(図5の状
態)。そして、ソレノイド装置3-2への通電が断たれる
と、開閉扉3-1が発条体3-5により軸着部P1を開閉支点に
回動せしめることによって氷放出口2を閉じる閉塞状態
に復帰するようになっている(図2及び図4の状態)。
【0012】開閉扉3-1は、側面略弓なりに形成した扉
部3-10と、両側において背面方向に折り曲げ突出させた
連結片部を3-11備え、この両連結片部3-11を横断面が略
コの字形を呈する装置機枠3-6の底部前端(下端)側に
打ち抜き且つ折り曲げることで形成した両支持片部10に
亘り架橋状に取り付ける軸支ピン11を介して回動可能に
軸着し得るように形成してなる。そして、図2及び図3に
示すように、軸支ピン11に発条体3-5のコイル部分を挿
通巻回させた状態で該発条体3-5の両開放端側を開閉扉3
-1の背面と装置機枠3-6に底部前端側とに亘り弾装させ
ることによって、軸着部P1を開閉支点とする開閉扉3-1
を常時氷放出口2方向に付勢するようにしてある。図中
12は、扉部3-10に装着したゴムその他の弾性材等からな
る閉塞板であり、開閉扉3-1が氷放出口2を閉じたとき
に該氷放出口2に閉塞板12が密着するようにしてある。
【0013】連結部材3-3は、適宜の板厚で側面視が略
矩形状を呈する板状を成し、その短辺一端側における長
辺一側に該長辺一側縁に対して略鈍角な角度θで短辺幅
方向に向けて形成した係止部13を備え、ソレノイド装置
3-2への通電が断たれることにより前進突出するプラン
ジャー3-20の動きと連結ピン9による連結部Pを支点に
回動する連結部材3-3の動きに伴ないロック部材3-4に係
止されるようにしてなる(図2及び図4(c)参照)。
又、短辺一側には前記係止部13と関係において側面視略
ハの字形を成すような角度で適宜の長さを有する長孔14
を開口し、この長孔14に移動ピン8を挿通せしめること
により、プランジャー3-20との連結が行われ且つ移動ピ
ン8がプランジャー3-20の直線的な進退移動方向と同じ
方向で該進退移動範囲にて装置機枠3-6の両側壁枠3-60
に開口されたガイド孔15に亘り架橋状に組み込み装着さ
れた状態でプランジャー3-20の進退と共に移動し得るよ
うにしてある。
【0014】又、連結部材3-3の短辺他端側(下端側)
における長辺他側縁とのコーナーにはピン挿通孔16を開
口し、このピン挿通孔16に連結ピン9を挿通させた状態
で該連結ピン9を開閉扉3-1の両連結片部3-11の突端コ
ーナーに開口した両ピン挿通孔17に亘り架橋状に取り付
けることにより、連結部材3-3の他端側が連結ピン9に
よる連結部Pを支点に開閉扉3-1に回動可能に連結される
ようになっている。
【0015】ロック部材3-4は、装置機枠3-6の両側壁枠
3-60間に亘る程度の長さで適宜の太さを有する棒状を成
し、開閉扉3-1が氷放出口2を閉じた状態でプランジャ
ー3-20が前進突出するその前進限近傍で且つ開閉扉3-1
の開閉支点となる軸着部P1の略後方線上に位置する装置
機枠3-6の両側壁枠杆3-60に亘り架橋状に装備されるよ
うになっている。
【0016】次に、以上の如く構成した本実施例詳述の
扉開閉装置3の開閉動作を簡単に説明する。図5に示す
ように、氷放出口2が開かれた状態でソレノイド装置3-
2への通電が断たれると、開閉扉3-1は発条体3-5により
軸着部P1を開閉支点に回動せしめて図2に示すように氷
放出口2を閉じると共に、この開閉扉3-1の閉方向への
動きとプランジャー3-20自体の自重により該プランジャ
ー3-20は前進突出する動きを成す。この時、図4の
(a)〜(c)に示すように、プランジャー3-20の前進
突出する動きと開閉扉3-1との連結ピン9による連結部
Pを支点に回動する連結部材3-3の動きにより、該連結
部材3-3の係止部13はロック部材3-4に完全に係止され
る。これにより、氷放出口2を閉じる開閉扉3-1は氷放
出口2にガタのない密着状態で尚且つ貯氷庫1内からの
氷の押圧力が掛かっても開くことがない閉状態にて連結
部材3-3を介してロック部材3-4によりロック保持される
(図2の状態)。
【0017】そして、ソレノイド装置3-2への通電によ
りプランジャー3-20が後退没入する動きを開始すると、
この動きによりまず連結部材3-3の係止部13のロック部
材3-4に対する係止ロック状態が解除されるように連結
部材3-3は前述の連結部Pを支点に回動する。この時、
継続して後退没入するプランジャー3-20の動きと前述の
連結部Pを支点に回動する連結部材3-3の動きにより、
連結部材3-3の上端側は移動ピン8が挿通する長孔14の
長さ範囲にて該移動ピン8に沿って図4の(c)に示す
位置から(a)に示す位置へと徐々に移動する動きを成
す。この動きにより長孔14と移動ピン8との位置関係が
図4の(a)に示す状態になると、この時点から開閉扉
3-1を発条体3-5に抗して開く引張り力が連結部材3-3を
介して該開閉扉3-1に伝わり、同開閉扉3-1は軸着部P1
を支点に回動し氷放出口2を開く(図5の状態)。
【0018】尚、図示を省略しているが、前述した実施
例詳述の扉開閉装置3を貯氷庫1に対して横向き組み込
み設置して、開閉扉3-1による氷放出口2の開閉を行う
ようにするも良い。この横向き設置の場合にはソレノイ
ド装置3-2のプランジャー3-20と連結部材3-3とを連結す
る移動ピン8と該連結部材3-3と開閉扉3-1とを転結する
連結ピン9とに亘り引張り発条体を張架せしめることが
望ましい。これにより、ソレノイド装置3-2への通電が
断たれ、発条体3-5により開閉扉3-1が氷放出口2を閉じ
る動きに伴ないプランジャー3-20が前進突出する動きの
確実性が図られる。
【0019】又、前述した実施例詳述では棒状を呈する
ロック部材3-4を装置機枠3-6の両側壁枠3-60間に亘り固
定的に装備した形態としたが、貯氷庫1の氷放出口2に
正対した状態で例えば両側壁枠3-60に前後方向に長い調
節孔(図示せず)を設け、この両調節孔にロック部材3-
4の両端部側を挿通せしめ、更に両側壁枠3-60の外側に
はロック部材3-4の両端部を支持してロック部材3-4を前
記調節孔に沿って前後に調節移動せしめる調節部材(図
示せず)を取り付ける等により、正対する氷放出口2方
向(前後方向)にロック部材3-4を任意に調節移動し得
るようにするも可能である。この様に構成することで、
貯氷庫1の大きさやその外径形状等により、開閉扉3-1
が氷放出口2を閉じた状態で該扉3-1とロック部材3-4と
の寸法(距離)に僅かな誤差が発生した場合でも開閉扉
3-1を氷放出口2に確実に密着させた状態で該開閉扉3-1
を、連結部材3-3を介してロック保持することができ
る。
【0020】
【発明の効果】本発明の氷ディスペンサーの扉開閉装置
は叙上の如く構成してなることから下記の作用効果を奏
する。発条体により開閉扉が氷放出口を閉じた状態でプ
ランジャ―が前進突出するその動きに伴ない開閉扉との
連結部Pを支点に回動する連結部材の動きにより、該連
結部材の一端側における長辺一側に該辺縁に対して略鈍
角な角度θで短辺幅方向に向けて形成した係止部がロッ
ク部材に係止されるロック機構としたことで、氷放出口
を閉じる開閉扉を該氷放出口にガタのない密着させた状
態でロック保持することができる。従って、従来のロッ
ク機構のように、ガタよる隙間が氷放出口と開閉扉との
間に発生することがなくなる。よって、貯氷庫内の氷が
解けたり、氷が細かく砕かれる等のトラブル発生を完全
に防ぎ、氷を品質の良い状態に保つことができる。
【0021】又、ソレノイドプランジャーの前進突出限
近傍に、開閉扉が氷放出口を閉じた状態で連結部材の係
止部が係止するロック部材を配設して、該ロック部材へ
の係止部の係止により貯氷庫内の氷の押圧力が開閉扉に
掛かっても該扉が開かないようにロック保持するロック
機構としたことで、開閉扉を開く時の前記ロック解除を
小さな力で行なうことができる。換言すれば、従来のロ
ック機構においては開閉扉に前記押圧力が掛かると、そ
の力が操作部材と扉背後のロック部材とのロック部(接
触部)に直接掛かることなり、その分、操作部材とロッ
ク部材との接触抵抗(摩擦抵抗)が大きくなるため、そ
の接触抵抗以上の力で操作部材をプランジャーにて後退
させなければならない。対照的に本発明のロック機構で
はプランジャーの前進突出側で開閉扉の開きを防ぐよう
に構成していることで、前記押圧力を直接受けることが
ない分、ロック部材に対する係止部の係止状態を小さな
力で解除することができる。
【0022】又、実施例詳述のように、扉開閉装置を縦
向きに設置した場合においてはソレノイド装置への通電
が断たれると、開閉扉が発条体により軸着部P1を開閉支
点に回動せしめて氷放出口を閉じる該開閉扉の閉方向へ
の動きとプランジャー自体と連結部材の自重により該プ
ランジャーは前進突出する動きを成す。従って、従来の
ロック機構のように、縦向き設置においてはプランジャ
ー復帰用(前進突出用)の引張り発条体が不要となり、
その分、ロック機構の簡素化が図られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明氷ディスペンサーの全体を示す側面図
で、一部を除いて縦断面して示す
【図2】 同図の要部の拡大断面図で、氷放出口が開閉
扉により閉じられ、この閉状態が連結部材を介してロッ
ク部材にロック保持されている状態を示す
【図3】 同拡大正面図
【図4】 氷放出口が開閉扉により閉じられた後の連結
部材の動きを段階的に示す断面図で、(a)は開閉扉と
の連結部を支点に回動する連結部材の動きが、長孔の長
さ範囲にて移動ピンに沿って動きだした直前を示す、
(b)は移動ピンに沿って連結部材の上端側が更に動い
て係止部がロック部材に係止される直前を示す、(c)
は連結部材の動きにより係止部がロック部材に係止ロッ
クされて連結部材の動きが止められた状態を示す
【図5】氷放出口を開いた状態を示す要部の縦断面図
【符号の説明】
1:貯氷庫 2:氷放出口 3:扉開閉装置 3-1:開閉扉 3-2:ソレノイド装置 3-20:ソレノイドプランジャ
ー 3-3:連結部材 3-4:ロック部材 3-5:発条体 3-6:装置機枠 8:移動ピン 9:連結ピン 11:軸支ピン 13:係止部 14:長孔 15:ガイド孔 P:連結部 P1:軸着部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 貯氷庫の氷放出口を開閉する開閉扉と、
    貯氷庫の外側に装置機枠を介して設置されるソレノイド
    装置と、ソレノイドプランジャーに一端側が移動ピンを
    介して摺動可能に連結され、他端側が前記扉に連結ピン
    を介して回動可能に連結される連結部材と、前記装置機
    枠に装備されて前記開閉扉が氷放出口を閉じた状態で前
    記連結部材をロック保持するロック部材と、前記開閉蓋
    を常時氷放出口方向に付勢する発条体とを具備し、 前記連結部材は、側面視が略矩形状を呈する板状を成
    し、短辺一端側における長辺一側に該長辺一側縁に対し
    て略鈍角な角度で短辺幅方向に向けて形成されて、該プ
    ランジャーが前進突出する動きに伴ない前記ロック部材
    に係止される係止部を備え、更に該係止部と関係が側面
    視略ハの字形を成すように前記短辺一端側に前記移動ピ
    ンが挿通する長孔を開口してなり、 前記ロック部材は、前記開閉扉が氷放出口を閉じた状態
    で前記ソレノイドプランジャーが前進突出するその前進
    限近傍で且つ開閉扉の開閉支点となる軸着部の略後方線
    上に位置する装置機枠に装備されてなることを特徴とす
    る氷ディスペンサーの扉開閉装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のソレノイドプランジャー
    と連結部材とを連結する移動ピンが、該プランジャーの
    直線的な進退移動方向と同じ方向で且つ該進退移動範囲
    にて装置機枠に開口されたガイド孔により移動可能と成
    し、発条体による開閉扉の閉じ方向への動きとソレノイ
    ドプランジャーの前進突出する動きに伴ない連結部材の
    一端側が長孔の長さ範囲で移動ピンに沿って移動する動
    きにより、連結部材の係止部がロック部材に係止される
    ように構成したことを特徴とする氷ディスペンサーの扉
    開閉装置。
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