JP2003176707A - V型内燃機関の可変動弁装置 - Google Patents

V型内燃機関の可変動弁装置

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JP2003176707A JP2001376666A JP2001376666A JP2003176707A JP 2003176707 A JP2003176707 A JP 2003176707A JP 2001376666 A JP2001376666 A JP 2001376666A JP 2001376666 A JP2001376666 A JP 2001376666A JP 2003176707 A JP2003176707 A JP 2003176707A
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  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 V型内燃機関の左右バンクの両第1可変機構
によるバルブリフト制御時における両作動角位相のずれ
を補正して機関性能への影響を回避する。 【解決手段】 ステップS1で各種センサ類から現在の
機関運転情報信号を読み込み、ステップS2において、
検出した制御軸の実際の回転位置(バルブリフト量)を
読み込み、ステップS3で制御軸の実際の回転位置が目
標制御位置か否かを判別し、目標制御位置でないと判別
した場合は、ステップS5に移行する。このステップS
5では、検出した実際の回転位置と目標制御位置とのず
れ量を演算して求め、ステップS4に移行する。ステッ
プS4では、第1可変機構によって制御軸を目標位置ま
で回転制御する。ステップS6では、第2可変機構の制
御位置を吸気弁とピストン及び吸気弁と排気弁が干渉し
ない制御範囲(進角量)を演算し、続いてステップS7
において第2可変機構を前記制御範囲内で連続可変制御
を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、V型内燃機関の可
変動弁装置、とりわけ、左右バンクにそれぞれ吸気弁や
排気弁である機関弁のバルブリフト特性を制御するリフ
ト可変機構を備えたV型内燃機関の可変動弁装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】周知のように、機関運転状態に応じて例
えば吸気弁のバルブリフト特性を可変にするリフト可変
機構によって機関運転性能を大幅に高める可変動弁装置
が従来から種々提供されている(特開昭55−1373
05号公報等参照)。
【0003】すなわち、この可変動弁装置は、機関のク
ランク軸によって回転駆動する駆動軸の外周に固定され
たカムと、支軸の外周に設けられた吸・排気弁駆動用の
揺動カムとを、制御軸の外周に偏心カムを介して回転可
能に嵌合するロッカアームによって連係させている。
【0004】そして、制御軸を回転制御することによ
り、ロッカアームの揺動中心位置を変化させて吸気弁の
バルブリフト量を変化させるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなリフト可変機構をV型内燃機関の左右バンクにそれ
ぞれ適用した場合には、各吸気弁の作動角位相(開閉タ
イミング)が左右のバンクで大きく異なってしまうおそ
れがある。
【0006】すなわち、一般的なV型内燃機関では、左
右バンクのシリンダヘッドや各吸気弁などがほぼ左右対
称に配置されている一方、各吸気弁駆動用の駆動軸(カ
ムシャフト)は、同一のタイミングチェーンなどを介し
てクランク軸と連動して同一方向に回転するように構成
されている。
【0007】したがって、前述したような、リフト可変
機構を、シリンダヘッドなどと同じように、左右バンク
で左右対称に設け、かつ制御軸を左右バンクで左右対称
に設ける、つまり互いに逆回転するように設けた場合
は、駆動軸の回転方向が左右バンクで互いに同じ方向と
なるように設定されていることから、左右バンクのそれ
ぞれの吸気弁の作動角位相(開閉タイミング)が、例え
ば図11及び図12に示すように右バンクV1(図1
1、図12の実線)と左バンクV2(図11、図12の
破線)では大きく異なってしまう。
【0008】例えば、機関の運転領域の中でも、排気エ
ミッションや燃費に対する吸気弁の開閉タイミングの感
度が高い機関低回転域において、左右バンクの開閉タイ
ミングのずれ小さくなるように設定したとしても、これ
はバルブリフト量が低い時点に合わせているだけであっ
て、バルブリフト量が増加するにしたがって開閉タイミ
ングのずれも増加して、高バルブリフトになればなるほ
ど機関性能の低下を招く可能性がある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記従来の可
変動弁装置の実情に鑑みて案出されたもので、請求項1
記載の発明は、左右バンクのそれぞれに、機関弁のバル
ブリフトを機関運転状態に応じて可変制御するリフト可
変機構を設け、該各リフト可変機構は、機関のクランク
軸によってそれぞれ同一方向へ回転駆動する駆動軸と、
機関弁を開閉作動させる揺動カムと、前記駆動軸の回転
力を揺動カムに伝達する伝達手段と、機関運転状態に応
じて伝達手段の姿勢を制御軸を介して変化させることに
より、前記揺動カムの機関弁に対する当接位置を変化さ
せてバルブリフトを可変にする制御手段とを備えたV型
内燃機関の可変動弁装置であって、前記左右バンクの各
リフト可変機構の各構成部品を、前記各駆動軸の軸方向
視で、ほぼ左右対称に配置すると共に、左右バンクの各
制御軸の回転方向を互いに同方向となるように形成し、
かつ前記各リフト可変機構の少なくともいずれか一方
に、機関弁の前記リフト特性における作動角位相を変化
させる位相可変機構を設けたことを特徴としている。
【0010】請求項2に記載の発明は、前記位相可変機
構を各リフト可変機構のそれぞれに設けると共に、前記
両位相可変機構の制御目標位相の変化量を互いに異なら
しめたことを特徴としている。
【0011】請求項3に記載の発明にあっては、前記伝
達手段は、前記駆動軸の外周に固定された駆動カムと、
前記制御軸の外周に固定された制御カムの外周に揺動自
在に支持されたロッカアームと、該ロッカアームの一端
部と前記駆動カムとを回動自在に連係するリンクアーム
と、前記ロッカアームの他端部と前記揺動カムを回動自
在に連係するリンク部材とから構成したことを特徴とし
ている。
【0012】請求項4に記載の発明にあっては、前記第
1可変機構は、外周に駆動カムを有する駆動軸と、支軸
に揺動自在に支持されて、揺動することによって機関弁
を開閉作動する揺動カムと、一端部が前記駆動カムに回
動自在に連係すると共に、他端部が前記揺動カムに回転
自在に連係し、揺動中心が制御カムによって可変制御さ
れるロッカアームとを備えたことを特徴としている。
【0013】請求項5に記載の発明にあっては、前記リ
フト可変機構は、前記制御カムを機関運転状態に応じて
制御軸を介して回転制御するアクチュエータとを備えて
いる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るV型内燃機関
の可変動弁装置を図面に基づいて詳述する。なお、この
実施形態ではV型6気筒内燃機関の吸気側に適用したも
のを示している。
【0015】すなわち、V型内燃機関1は、図1及び図
2に示すように、V型のシリンダブロック2の各上端部
に左右バンクV1、V2のシリンダヘッド11、11が
それぞれ設けられていると共に、該各シリンダヘッド1
1,11には、各吸気ポート3,4の開口端を開閉する
1気筒当たり2つの吸気弁12,12、12,12がそ
れぞれ設けられている。また、各シリンダヘッド11,
11の上端部には、各吸気弁12,12、12,12の
バルブリフトを機関運転状態に応じて可変にするリフト
可変機構である第1可変機構5,6がそれぞれ設けられ
ていると共に、各吸気弁12,12のバルブタイミング
を機関運転状態に応じて可変にする作動角位相可変機構
である第2可変機構7、8が設けられてている。
【0016】なお、左右バンクV1,V2の排気弁側
(EX、EX)は、図1に示すように吸気側のような第
1、第2可変機構は設けられておらず、一般的な動弁装
置になっている。
【0017】前記各第1可変機構5,6は、図1に示す
ように、各構成部品が左右バンクV1,V2の中心線Q
を中心として左右対称に配置されており、図3に示すよ
うに、各シリンダヘッド11、11の上端部に有する軸
受14、14に回転自在にそれぞれ支持された中空状の
駆動軸13、13と、該各駆動軸13に圧入などによっ
て固設されたそれぞれ2つの駆動カム15,15、1
5,15と、各駆動軸13に揺動自在に支持されて、各
吸気弁12,12の上端部に配設されたバルブリフター
16,16、16,16の平坦な上面に摺接して各吸気
弁12,12を開作動させる揺動カム17,17、1
7,17と、各駆動カム15、15と各揺動カム17、
17との間に連係されて、各駆動カム15、15の回転
力を各揺動カム17,17の揺動力として伝達する伝達
手段18、18と、該各伝達手段18の作動姿勢をそれ
ぞれ可変制御にする制御機構19、19とを備えてい
る。
【0018】なお、図3〜図7においては、便宜上、右
側バンクV1の第1可変機構5のみを示して説明する。
【0019】前記各駆動軸13、13は、機関前後方向
に沿って配置されていると共に、一端部に設けられた後
述する第2可変機構7,8のタイミングスプロケット4
0、40に巻装されたタイミングチェーン9を介して機
関のクランク軸10から回転力が伝達されていると共
に、同一方向(図1中矢印右方向)に回転するようにな
っている。
【0020】前記各駆動カム15は、図3及び図4に示
すようにほぼリング状を呈し、カム本体15aと、該カ
ム本体15aの外端面に一体に設けられた筒状部15b
とからなり、内部軸方向に駆動軸挿通孔15cが貫通形
成されていると共に、カム本体15aの軸心Xが駆動軸
13の軸心Yから径方向へ所定量だけオフセットしてい
る。また、この各駆動カム15は、駆動軸13に対し前
記両バルブリフター16,16に干渉しない両外側に駆
動軸挿通孔15cを介して圧入固定されていると共に、
両方のカム本体15a,15aの外周面15d,15d
が同一のカムプロフィールに形成されている。
【0021】前記各揺動カム17は、図3に示すように
ほぼ横U字形状を呈し、一端部側の円環状の基端部20
には駆動軸13が嵌挿されて回転自在に支持される支持
孔20aが貫通形成されていると共に、他端部のカムノ
ーズ部21にピン孔21aが貫通形成されている。ま
た、揺動カム17の下面には、カム面22が形成され、
基端部20側の基円面22aと該基円面22aからカム
ノーズ部21側に円弧状に延びるランプ面22bと該ラ
ンプ面22bの先端側に有するリフト面22cとが形成
されており、該基円面22aとランプ面22b及びリフ
ト面22cとが、揺動カム17の揺動位置に応じて各バ
ルブリフター16の上面16a所定位置に当接するよう
になっている。
【0022】前記各伝達手段18は、図3及び図4に示
すように駆動軸13の上方に配置されたロッカアーム2
3と、該ロッカアーム23の一端部23aと駆動カム1
5とを連係するリンクアーム24と、ロッカアーム23
の他端部23bと揺動カム17とを連係する連係部材で
あるリンク部材25とを備えている。
【0023】前記各ロッカアーム23は、図4に示すよ
うに、平面からみてほぼクランク状に折曲形成され、中
央に有する筒状基部23cが後述する制御カム33に回
転自在に支持されている。また、各基部23cの各外端
部に突設された前記一端部23aには、図3及び図4に
も示すように、リンクアーム24と相対回転自在に連結
するピン26が挿通されるピン孔23dが貫通形成され
ている一方、各基部23cの各内端部に夫々突設された
前記他端部23bには、各リンク部材25の一端部25
aと相対回転自在に連結するピン27が挿通されるピン
孔23eが形成されている。
【0024】また、前記リンクアーム24は、比較的大
径な円環状の基部24aと、該基部24aの外周面所定
位置に突設された突出端24bとを備え、基部24aの
中央位置には、前記駆動カム15のカム本体15aの外
周面に回転自在に嵌合する嵌合孔24cが形成されてい
る一方、突出端24bには、前記ピン26が回転自在に
挿通するピン孔24dが貫通形成されている。
【0025】前記リンク部材25は、図3にも示すよう
に所定長さのほぼく字形状に折曲形成され、両端部25
a,25bには、図4にも示すようにピン挿通孔25
c,25dが形成されており、この各ピン挿通孔25
c,25dに、前記ロッカアーム23の他端部23bに
有するピン孔23eと揺動カム17のカムノーズ部21
に有するピン孔21aにそれぞれ挿通した各ピン27,
28の端部が回転自在に挿通している。
【0026】そして、このリンク部材25は、前記揺動
カム17の最大揺動範囲を前記ロッカアーム23の揺動
範囲内に規制するようになっている。
【0027】なお、各ピン26,27,28の一端部に
は、リンクアーム24やリンク部材25の軸方向の移動
を規制するスナップリング29,30,31が設けられ
ている。
【0028】前記各制御機構19は、図3及び図4に示
すように、機関前後方向に配設された前記制御軸32
と、該制御軸32の外周に固定されてロッカアーム23
の揺動支点となる制御カム33と、制御軸32の回転位
置を制御する電動アクチュエータである電動モータ34
とから構成されている。
【0029】前記各制御軸32は、駆動軸13と並行に
設けられて、前述のように軸受14のメインブラケット
14a上端部の軸受溝とサブブラケット14bとの間に
回転自在に支持されている。一方、前記各制御カム33
は、夫々円筒状を呈し、図3に示すように軸心P1位置
が制御軸32の軸心P2からα分だけ偏倚している。
【0030】前記電動モータ34は、図1に示すよう
に、駆動シャフト34aの先端部に設けられた第1平歯
車35と制御軸32の後端部に設けられた第2平歯車3
6との噛合いを介して、制御軸32に回転力を伝達する
ようになっていると共に、機関の運転状態を検出するコ
ントローラ37からの制御信号によって駆動するように
なっている。
【0031】一方、各第2可変機構7,8は、図2に示
すように前記各駆動軸13の先端部側に設けられ、タイ
ミングチェーン9によって機関のクランク軸10から回
転力が伝達されるタイミングスプロケット40、40
と、各駆動軸13の先端部にボルト41、41によって
軸方向から固定されたスリーブ42、42と、各タイミ
ングスプロケット40と各スリーブ42との間に介装さ
れた筒状歯車43、43と、該各筒状歯車43を各駆動
軸13の前後軸方向へ駆動させる駆動機構である油圧回
路44、44とから構成されている。
【0032】前記各タイミングスプロケット40は、各
筒状本体40a、40aの後端部にタイミングチェーン
が9巻装される各スプロケット部40b、40bが各ボ
ルト45、45により固定されていると共に、各筒状本
体40aの前端開口がフロントカバー各40cによって
閉塞されている。また、筒状本体40aの内周面には、
はす歯形のインナ歯46が形成されている。
【0033】前記スリーブ42は、後端側に駆動軸13
の先端部が嵌合する嵌合溝が形成されていると共に、前
端部の保持溝内にはフロントカバー40cを介してタイ
ミングスプロケット40を前方に付勢するコイルスプリ
ング47が装着されている。また、スリーブ42の外周
面には、はす歯形のアウタ歯48が形成されている。
【0034】前記筒状歯車43は、軸直角方向から2分
割されて前後の歯車構成部がピンとスプリングによって
互いに接近する方向に付勢されていると共に、内外周面
には前記各インナ歯46とアウタ歯48に噛合いするは
す歯形の内外歯が形成されており、前後に形成された第
1,第2油圧室49,50へ相対的に供給される油圧に
よって各歯間を摺接しながら前後軸方向へ移動するよう
になっている。また、この筒状歯車43は、フロントカ
バー40cに突当った最大前方移動位置で吸気弁12を
最遅角位置に制御する一方、最大後方移動位置で最進角
位置に制御するようになっている。さらに、第2油圧室
50内に弾装されたリターンスプリング51によって第
1油圧室49の油圧が供給されない場合に最大前方移動
位置に付勢されるようになっている。
【0035】前記油圧回路44は、図外のオイルパンと
連通するオイルポンプ52の下流側に接続されたメイン
ギャラリ53と、該メインギャラリ53の下流側で分岐
して前記第1,第2油圧室49,50に接続された第
1,第2油圧通路54,55と、前記分岐位置に設けら
れたソレノイド型の流路切換弁56と、該流路切換弁5
6に接続されたドレン通路57とから構成されている。
【0036】前記流路切換弁56は、前記第1可変機構
5,6の電動モータ34を駆動制御する同じコントロー
ラ37からの制御信号によって切換駆動されるようにな
っている。
【0037】前記コントローラ37は、各第1可変機構
5,6と各第2可変機構7,8の全てを単一のもので制
御するようになっており、第2クランク角センサからの
機関回転数信号、エアフローメータからの吸気流量信号
(負荷)及び機関油温センサなどの各種のセンサからの
検出信号に基づいて現在の機関運転状態を演算等により
検出すると共に、制御軸32の現在の回転位置を検出す
る第1位置検出センサ58や駆動軸13とタイミングス
プロケット40との相対回動位置を検出する第2位置検
出センサ59からの検出信号に基づいて、前記各電動モ
ータ34及び各流路切換弁56に制御信号を出力してい
る。
【0038】すなわち、コントローラ37が、機関回転
数、負荷、油温、機関始動後の経過時間などの情報信号
から吸気弁12の目標リフト特性、つまり制御軸32の
目標回転位置を決定して、この指令信号に基づき電動モ
ータ34を回転させることにより制御軸32を介して制
御カム33を所定回転角度位置まで回転制御する。ま
た、第1位置検出センサ58により、制御軸32の実際
の回転位置をモニターし、フィードバック制御により制
御軸32を目標位相に回転させるようになっている。
【0039】以下、機関低回転低負荷域〜高回転高負荷
域までの第1可変機構5によるリフト作動を図5〜図7
に基づいて説明する。すなわち、機関始動初期のクラン
キング時及びアイドリング時には、コントローラ37か
らの制御信号によって電動モータ34を介して左右両方
の制御軸32が一方向(同一方向)へ回転制御されて、
図5に示すように各制御カム33の軸心P1が制御軸3
2の軸心P2から図示のように左上方の回動位置に保持
され、厚肉部33aが駆動軸13から上方向へ離間回動
する。これにより、ロッカアーム23は、全体が駆動軸
13に対して上方向へ移動し、このため各揺動カム17
はリンク部材25を介して強制的に引き上げられて反時
計方向へ回動する。したがって、駆動カム15が回転し
てリンクアーム24を介してロッカアーム23の一端部
23aを押し上げると、そのリフト量がリンク部材25
を介して揺動カム17及びバルブリフター16に伝達さ
れるが、そのリフト量Lは、図5に示すように小さくな
る。このため、ガス流動が強化されて燃焼が改善され
て、燃費の向上と機関回転の安定化が図れる。
【0040】一方、高回転高負荷域では、コントローラ
37からの制御信号によって各電動モータ34により両
制御軸32が今度は他方向(同一方向)に回転して制御
カム33を、図3、図7に示す位置に回転させて厚肉部
33aを下方向へ回動させる。このため、ロッカアーム
23は、全体が駆動軸13方向(下方向)へ移動して他
端部23bが揺動カム17をリンクアーム25を介して
下方向へ押圧して揺動カム17全体を所定量だけ図示の
位置(時計方向)に回動させる。したがって、駆動カム
15が回転してリンクアーム24を介してロッカアーム
23の一端部23aを押し上げると、そのリフト量がリ
ンク部材25を介して揺動カム17及びバルブリフター
16に伝達されるが、そのリフト量Lは図7に示すよう
に最も大きくなる(Lmax)。
【0041】以下、図8に基づいて、左右バンクV1、
V2の各吸気弁12,12のリフト開始及びリフト終了
時における各第1可変機構5,6のディメンジョンを説
明する。すなわち、リフト開始時及びリフト終了時に
は、揺動カム17とリンク部材25との連結部C6は、
制御軸32の回転位相に拘わらずそれぞれC6SR、C
6SLに位置する。
【0042】図中、C4AR、C4ALは、高リフト制
御時における制御カム中心C4の位置を表しており、こ
のような高リフト制御時では、ロッカアーム23とリン
クアーム24との連結部C5は、リフト開始時及びリフ
ト終了時の双方ともに、それぞれ同じ位置C5AR、C
5ALとなる一方、駆動カム中心C2の位置はリフト開
始時(C2ASR,C2ASL)とリフト終了時(C2
AER,C2AEL)とで異なっている。
【0043】また、C4BR、C4BLは低リフト制御
時における制御カム中心C4の位置を示しており、この
ような低リフト制御時においても、高リフト制御時の場
合と同様に、連結部C5はリフト開始時及びリフト終了
時の双方ともに同じ位置C5BR、C5BLとなる一
方、駆動カム中心C2の位置は、リフト開始時(C2A
SR,C2ASL)とリフト終了時(C2AER,C2
AEL)とで異なっている。
【0044】そして、この実施形態では、左右バンクの
各制御軸32,32の回転方向が同方向に設定されてい
るため、例えば高リフト制御状態から低リフト制御状態
へ移行する際に、制御カム33、33の中心位置C4が
駆動軸中心C1に対して同方向ω2に回転変位する(C
4AR→C4BR、C4AL→C4BL)。このため、
リフト開始、終了時にいける連結部C5の位置が右バン
クV1では角度θ5だけ駆動軸13と同方向ω1に回転
変位する(C5AR→C5BR)。つまり、左右バンク
の連結部C5が、駆動軸中心C1に対して互いに同方向
ω2に回転する。
【0045】このため、高リフト制御時から低リフト制
御状態へ移行する場合に右バンクV1ではリフト開始時
期の制御カム中心C2の変位量(角度)θ1がリフト終
了時期の制御カム中心C2の変位量(角度)θ2よりも
大きくなると共に、左バンク側でも、右バンク側と同様
に、リフト開始時期の制御カム中心C2の変位量(角
度)θ8よりも大きくなる。
【0046】この結果、前述した最大バルブリフト量の
変化は、左右バンクで等しくなると共に左右バンクにお
けるリフト開始時期及びリフト終了時期のずれが十分に
低減される。
【0047】一方、各流路切換弁56側は、前述と同じ
く各センサからの情報信号から吸気弁12の目標進角量
を決定して、この指令信号に基づき流路切換弁56によ
り、第1油圧通路54とメインギャラリ53とを所定時
間連通させると共に、第2油圧通路55とドレン通路5
7とを所定時間連通させる。これによって、筒状歯車4
3を介して各タイミングスプロケット40と各駆動軸1
3との相対回動位置を変換して進角側に制御する。ま
た、この場合も第2位置検出センサ59により予め駆動
軸13の実際の相対回動位置をモニターして、フィード
バック制御により駆動軸を目標相対回動位置すなわち目
標進角量に回転させるようになっている。
【0048】具体的には、機関始動時から所定時間は流
路切換弁56により第2油圧室50のみに油圧が供給さ
れて第1油圧室49には油圧が供給されない。したがっ
て、図2に示すように筒状歯車43は、リターンスプリ
ング51のばね力で、最大前方位置に保持されて、駆動
軸13が最大遅角の回転位置に保持されている。その
後、油温が所定温度Toを越えると、運転条件に応じ
て、コントローラ37からの制御信号により流路切換弁
56を駆動させて第1油圧通路54とメインギャラリ5
3を連通させて、第2油圧通路55とドレン通路57を
連通させる時間が連続的に変化する。これにより、筒状
歯車43は、最前方位置から最後方位置までを移動し、
したがって、例えば左バンクV2側の吸気弁12の開閉
タイミングは、図9に示すようには実線の最遅角状態か
ら、破線の最進角まで連続的に可変制御される。
【0049】尚、前記吸気弁12は、第2可変機構5,
6により最大リフトに制御されかつ第2可変機構7,8
により最大遅角位置に制御された状態において、シリン
ダ内のピストンや対向する排気弁と干渉しないような配
置構成に設定されている。
【0050】以下、コントローラ37による第1可変機
構5,6と第2可変機構7,8との具体的な駆動制御を
図10に示すフローチャートにもとづいて説明する。な
お、この制御フローでは、左バンクV2側の第1可変機
構5と第2可変機構7との駆動制御について説明する。
【0051】すなわち、イグニッションスイッチをON
した後に、ステップS1では、前記クランク角センサや
エアーフローメータ、機関油温センサなどの各種センサ
類から、機関回転数信号や吸気流量信号などの情報信号
を読み取る。その後、ステップS2において第1位置検
出センサ58から制御軸32の実際の回転位置(バルブ
リフト量)を読み込む。
【0052】ステップS3では、制御軸32の実際の回
転位置(リフト量)が目標制御位置か否かを判別し、目
標制御位置であると判別した場合は、ステップS4に移
行するが、目標制御位置でないと判別した場合は、ステ
ップ5に移行する。このステップS5では、前記第1位
置検出センサ58が検出した実際の回転位置と目標制御
位置とのずれ量を演算して求め、ステップS4に移行す
る。
【0053】このステップS4では、第1可変機構5に
よって制御軸32を目標位置まで回転制御する処理を行
う。このとき、読み込んだ目標制御位置(目標リフト位
置)によって第2可変機構7の制御範囲(進角量または
遅角量)が変わってくる。
【0054】その後、ステップS6に移行し、ここで
は、第2可変機構7の制御位置を吸気弁12とピストン
及び吸気弁12と排気弁が干渉しない制御範囲(進角
量)を演算する。続いてステップS7において第2可変
機構7を前記制御範囲内で連続可変制御を行う。
【0055】したがって、左バンクV2側の吸気弁12
は、(中バルブリフトで吸気弁の開閉タイミングを合わ
せた図11の場合)その作動角位相(開閉タイミング)
が図11の一点破線で示すように、第2可変機構7が制
御される前(図11の破線)に比較して高バルブリフト
側では進角側に制御され、低バルブリフト側では遅角側
に制御されて、実線で示す右バンクV1側の吸気弁12
の開閉タイミングに十分近づいた状態になる。
【0056】このため、機関の運転状態の中でも、特に
排気エミッションや燃費に対するバルブ開閉タイミング
の感度の高い低回転域、つまり、制御軸32が小作動角
・低リフト側に保持された状態で左右バンクV1,V2
のバルブリフト特性の進角、遅角側のずれを小さくする
ことができることから、前記各制御軸32,32の回転
を同方向に制御することと相俟って、機関性能への影響
を最小限に抑制することが可能になる。
【0057】また、機関高回転高負荷域において、第1
可変機構5,6によって高リフト制御され、第2可変機
構7,8によって作動角位相を上死点に近づくように制
御すれば、排気弁とのバルブオーバーラップが大きくな
り、排気脈動の負圧波を大きなバルブオーバーラップ期
間と同期させることで、各気筒内の残留ガスを掃気する
ことができるので、新気の吸入効率を高められ、出力ト
ルクを大きくすることが可能になる。
【0058】さらに、機関に始動初期に第1可変機構
5、6を極小リフトに制御し、第2可変機構7、8によ
って左右バンクV1,V2のバルブリフト特性のずれを
低減させることにより、動弁装置の各部のフリクション
を小さくすることが可能になり、機関回転数のスムーズ
な立ち上がり特性を得ることができる。さらに、機関回
転数の上昇に伴いリフト量を増加させるように制御する
ことによってガス交換効率が向上して、良好な始動性を
得ることができる。
【0059】また、前記実施形態では、左バンクV2側
の第2可変機構7についての具体的な制御を説明した
が、右バンクV1の第2可変機構8も左バンクV2と同
じように制御する。すなわち、両第2可変機構7,8の
制御目標位相の変化量を互いに異ならしめて、一方を進
角側へ、他方を遅角側へ互いに近づく方へ制御すれば、
左右バンクV1,V2の各吸気弁12,12の開閉タイ
ミングのずれをさらに小さくすることが可能になり、よ
り高精度なバルブリフト、開閉タイミング制御を得るこ
とができる。
【0060】本発明は、前記実施形態の構成に限定され
るものではなく、装置を吸気弁側ばかりか排気弁側に適
用することができると共に、排気弁がのみに適用するこ
とも可能である。
【0061】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、請求項1
に記載の発明によれば、第1可変機構と第2可変機構と
によって機関運転状態に応じて該機関性能を大幅に向上
させることができることは勿論のこと、左右バンクの各
第1可変機構によるバルブリフト制御時において第2可
変機構により各バンク間の機関弁の作動角位相(開閉タ
イミング)のずれを強制的に小さくなるように制御した
ため、各制御軸の同方向回転制御と相俟って、左右バン
ク間の機関性能の影響を十分に小さくすることが可能に
なる。
【0062】請求項2記載の発明によれば、両位相可変
機構の制御目標位相の変化量を互いに異ならしめたこと
によって、全ての運転状態(全てのバルブリフト制御領
域)で、左右バンク間での機関性能特性の最も良い作動
角位相(開閉タイミング)に設定することができるた
め、作動角位相制御の選択の自由度を向上させることが
でき、この結果、機関性能をさらに向上させることがで
きる。
【0063】請求項3に記載の発明によれば、伝達手段
をリンク機構によって構成したことから、駆動軸から揺
動カムへのスムーズな駆動伝達性が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示すV型内燃機関の一部
断面図
【図2】本実施形態に供される両第1可変機構と両第2
可変機構を一部断面して示す概略図
【図3】右バンク側の第1可変機構を示す断面図
【図4】同第1可変機構の平面図
【図5】同第1可変機構の最小リフト制御の作用説明図
【図6】同第1可変機構の最大から最小リフトへ制御す
る過程を示す作用説明図
【図7】同第1可変機構の最大リフト制御の作用説明図
【図8】両第1可変機構のディメンジョンを示す概念図
【図9】左バンク側の第1可変機構と第2可変機構によ
るバルブリフト及びバルブ開閉タイミングを示す特性図
【図10】本実施形態のコントローラーによる制御フロ
ーチャート図
【図11】本実施形態の左バンク側の第1可変機構と第
2可変機構によるバルブリフトとバルブ開閉タイミング
と従来のリフト可変機構のみによるバルブリフトとを比
較した制御特性図
【図12】従来のV型内燃機関に適用された両リフト可
変機構によるバルブリフト特性図
【符号の説明】
1…V型内燃機関 5・6…第1可変機構(リフト可変機構) 7・8…第2可変機構(位相可変機構) 12・12…吸気弁 13・13…駆動軸 17・17…揺動カム 19・19…制御機構 23・23…ロッカアーム 24・24…リンクアーム 25・25…リンク部材 34・34…電動モータ 37…コントローラ 58…第1位置検出センサ 59…第2位置検出センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F02D 13/02 F02D 13/02 G Fターム(参考) 3G016 AA08 AA10 BA19 BA23 BA28 BB19 DA01 DA22 DA23 DA25 GA06 3G018 AA07 AB17 BA10 BA32 CA13 CA18 DA11 DA15 DA71 FA01 FA06 FA07 GA03 3G092 AA11 AA15 DA01 DA02 DA03 FA03 GA02 HA11Z HE01Z HE08Z

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右バンクのそれぞれに、機関弁のバル
    ブリフトを機関運転状態に応じて可変制御するリフト可
    変機構を設け、該各リフト可変機構は、機関のクランク
    軸によってそれぞれ同一方向へ回転駆動する駆動軸と、
    機関弁を開閉作動させる揺動カムと、前記駆動軸の回転
    力を揺動カムに伝達する伝達手段と、機関運転状態に応
    じて伝達手段の姿勢を制御軸を介して変化させることに
    より、前記揺動カムの機関弁に対する当接位置を変化さ
    せてバルブリフトを可変にする制御手段とを備えたV型
    内燃機関の可変動弁装置であって、 前記左右バンクの各リフト可変機構の各構成部品を、前
    記各駆動軸の軸方向視でほぼ左右対称に配置すると共
    に、左右バンクの各制御軸の回転方向を互いに同方向と
    なるように形成し、かつ前記各リフト可変機構の少なく
    ともいずれか一方に、機関弁の前記リフト特性における
    作動角位相を変化させる位相可変機構を設けたことを特
    徴とするV型内燃機関の可変動弁装置。
  2. 【請求項2】 前記位相可変機構を各リフト可変機構の
    それぞれに設けると共に、前記両位相可変機構の制御目
    標位相の変化量を互いに異ならしめたことを特徴とする
    請求項1に記載のV型内燃機関の可変動弁装置。
  3. 【請求項3】 前記伝達手段は、前記駆動軸の外周に固
    定された駆動カムと、前記制御軸の外周に固定された制
    御カムの外周に揺動自在に支持されたロッカアームと、
    該ロッカアームの一端部と前記駆動カムとを回動自在に
    連係するリンクアームと、前記ロッカアームの他端部と
    前記揺動カムを回動自在に連係するリンク部材とから構
    成したことを特徴とする請求項1または2に記載のV型
    内燃機関の可変動弁装置。
  4. 【請求項4】 前記第1可変機構は、外周に駆動カムを
    有する駆動軸と、支軸に揺動自在に支持されて、揺動す
    ることによって機関弁を開閉作動する前記揺動カムと、
    一端部が前記駆動カムに回動自在に連係すると共に、他
    端部が前記揺動カムに回転自在に連係し、揺動中心が制
    御カムによって可変制御されるロッカアームとを備えた
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のV型
    内燃機関の可変動弁装置。
  5. 【請求項5】 前記リフト可変機構は、前記制御カムを
    機関運転状態に応じて制御軸を介して回転制御するアク
    チュエータとを備えたことを特徴とする請求項1〜4の
    いずれかに記載のV型内燃機関の可変動弁装置。
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