JP2003176587A - スタッド結合パネル及びそれを用いた壁面構築工法 - Google Patents
スタッド結合パネル及びそれを用いた壁面構築工法Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来の2×4(ツーバイフォー)工法を凌
ぎ、高強度で高機能の壁面を構築でき、しかも資材の配
送費も安く、工期短縮、コストダウンに寄与できるスタ
ッド結合パネル及びそれを用いた壁面構築工法を提供す
る。 【解決手段】 一対の間柱相当のスタッド材の対向面の
夫々に全長に亘って縦方向の溝を突き、この溝を介して
前記一対のスタッド材の間に配置された構造用合板材の
端部を接合し、全体幅を規定寸法に仕上げたことを特徴
とするスタッド結合パネル及びこれを用いた壁面構築工
法。
ぎ、高強度で高機能の壁面を構築でき、しかも資材の配
送費も安く、工期短縮、コストダウンに寄与できるスタ
ッド結合パネル及びそれを用いた壁面構築工法を提供す
る。 【解決手段】 一対の間柱相当のスタッド材の対向面の
夫々に全長に亘って縦方向の溝を突き、この溝を介して
前記一対のスタッド材の間に配置された構造用合板材の
端部を接合し、全体幅を規定寸法に仕上げたことを特徴
とするスタッド結合パネル及びこれを用いた壁面構築工
法。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建築物の壁構造を
構築するのに適した資材としてのスタッド結合パネル及
びそれを用いた壁面構築工法に関する。
構築するのに適した資材としてのスタッド結合パネル及
びそれを用いた壁面構築工法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の建築物における一般的な壁面構築
工法としては、基礎台上に柱次いでその間に間柱を立
て、これらの両面に定形サイズの構造用パネルを張り付
け壁面構築している。
工法としては、基礎台上に柱次いでその間に間柱を立
て、これらの両面に定形サイズの構造用パネルを張り付
け壁面構築している。
【0003】また、柱を立て、次いで間柱を立て、その
両面から構造用パネルを貼り付ける手間を省略し、間柱
相当のスタッド材と構造用合板を組合わせ、これらを配
列して行くのみで所要強度の壁面を構築することができ
る2×4(ツーバイフォー)工法が知られている。この
工法では、図5に示すように、定形サイズの構造用合板
1の建築物の内側となる一方の面の両端及び中央部に夫
々1本のスタッド材2、3、4を位置させて成るユニッ
ト材5を用いる。構造用合板1及びスタッド材2、3、
4の相互の接合は釘を用いて行なわれる。壁面構築は、
両端スタッド材2、4と次のユニット材5のスタッド材
2、4の相互の接合を繰返すことで行なわれる。従っ
て、2×4インチサイズのスタッド材2、3、4を備え
たユニット材5の組合わせにより、その間に4×4イン
チサイズの柱を構成しつつ柱材を組込んだ形の壁面を構
築することができる。内側にはプラスタボードが貼ら
れ、その内部に断熱材が施工される。外部には、胴縁を
介して構造用合板が貼られ、ユニット材5との間に通気
孔が形成されることもある。
両面から構造用パネルを貼り付ける手間を省略し、間柱
相当のスタッド材と構造用合板を組合わせ、これらを配
列して行くのみで所要強度の壁面を構築することができ
る2×4(ツーバイフォー)工法が知られている。この
工法では、図5に示すように、定形サイズの構造用合板
1の建築物の内側となる一方の面の両端及び中央部に夫
々1本のスタッド材2、3、4を位置させて成るユニッ
ト材5を用いる。構造用合板1及びスタッド材2、3、
4の相互の接合は釘を用いて行なわれる。壁面構築は、
両端スタッド材2、4と次のユニット材5のスタッド材
2、4の相互の接合を繰返すことで行なわれる。従っ
て、2×4インチサイズのスタッド材2、3、4を備え
たユニット材5の組合わせにより、その間に4×4イン
チサイズの柱を構成しつつ柱材を組込んだ形の壁面を構
築することができる。内側にはプラスタボードが貼ら
れ、その内部に断熱材が施工される。外部には、胴縁を
介して構造用合板が貼られ、ユニット材5との間に通気
孔が形成されることもある。
【0004】しかしながら、以上の構成の2×4工法に
あっては、スタッド材2、3、4と構造用合板1との接
合は釘打ちであり、しかも構造用合板1が外部側に張ら
れるため、垂直荷重に対しては有効とは言えない。ま
た、内層仕上げにおいて、その内部に貼られたプラスタ
ボードとの間に断熱材を入れる関係で柱を露出した仕上
げとは出来ず、折角の天然木材を隠さざるを得なかっ
た。さらに、2×4工法は上記の如く画一化された工法
であり、これ以上コストダウンする等さらなる改良を加
えることが難しいという問題点があった。
あっては、スタッド材2、3、4と構造用合板1との接
合は釘打ちであり、しかも構造用合板1が外部側に張ら
れるため、垂直荷重に対しては有効とは言えない。ま
た、内層仕上げにおいて、その内部に貼られたプラスタ
ボードとの間に断熱材を入れる関係で柱を露出した仕上
げとは出来ず、折角の天然木材を隠さざるを得なかっ
た。さらに、2×4工法は上記の如く画一化された工法
であり、これ以上コストダウンする等さらなる改良を加
えることが難しいという問題点があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記の如き従来技術に
鑑みて、本発明は、従来の2×4工法と比較してより強
度が強く、構造材を露出させることが可能なことを含め
て各種の改良を行うことが可能であり、さらには工期短
縮及びさらなるコストダウンを行うことができるスタッ
ド結合パネル及びそれを用いた壁面構築工法を提供する
ことを目的とする。
鑑みて、本発明は、従来の2×4工法と比較してより強
度が強く、構造材を露出させることが可能なことを含め
て各種の改良を行うことが可能であり、さらには工期短
縮及びさらなるコストダウンを行うことができるスタッ
ド結合パネル及びそれを用いた壁面構築工法を提供する
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明は、特許請求の範囲に記載の通りのスタッド結合
パネル及びそれを用いた壁面構築工法を構成した。
本発明は、特許請求の範囲に記載の通りのスタッド結合
パネル及びそれを用いた壁面構築工法を構成した。
【0007】本発明のスタッド結合パネルは、一対の間
柱相当のスタッド材の対向面の夫々に全長に亘って縦方
向の溝を突き、この溝を介して前記一対のスタッド材の
間に配置された構造用合板材の端部を結合し、全体幅を
規定寸法に仕上げたことを特徴とする。スタッド材に突
かれる溝は基本的にはスタッド材の中心位置とされる。
中心からずらせた位置とすることも可能であるが、これ
は工法とのからみによって決定される事項である。スタ
ッド材と構造用合板材との結合は構造用合板の端部をス
タッド材に突いた溝に嵌合後、接着又は及び接合金具を
用いて強固に接合するものとする。
柱相当のスタッド材の対向面の夫々に全長に亘って縦方
向の溝を突き、この溝を介して前記一対のスタッド材の
間に配置された構造用合板材の端部を結合し、全体幅を
規定寸法に仕上げたことを特徴とする。スタッド材に突
かれる溝は基本的にはスタッド材の中心位置とされる。
中心からずらせた位置とすることも可能であるが、これ
は工法とのからみによって決定される事項である。スタ
ッド材と構造用合板材との結合は構造用合板の端部をス
タッド材に突いた溝に嵌合後、接着又は及び接合金具を
用いて強固に接合するものとする。
【0008】本発明のスタッド結合パネルでは、スタッ
ド材の間に構造用合板が結合され横断面がΙ形を呈する
ので、図4に示した従来のユニット材5に比べ圧縮強度
及び剪断強度が格別増大する。ただし、例えばメータモ
ジュールの構造用合板(1m×2m)では、その中間に
間柱相当のスタッド材が必要となるので、本発明のスタ
ッド結合パネルでは、モジュール幅を2等分し、2枚の
スタッド結合パネルを接合してメータモジュールの1枚
のパネルに相当させるものとする。この場合、パネル同
士の中間接合位置に一対のスタッド材による柱が構成さ
れるので、圧縮強度及び剪断力はさらに増大する。スタ
ッド材は、後で工法として示すように、相互に他のパネ
ルのスタッド材と釘等接合金具(図1の釘11参照)で
相互に接続されるので、釘等の下穴を予め明けておくと
組立て作業が容易となる。
ド材の間に構造用合板が結合され横断面がΙ形を呈する
ので、図4に示した従来のユニット材5に比べ圧縮強度
及び剪断強度が格別増大する。ただし、例えばメータモ
ジュールの構造用合板(1m×2m)では、その中間に
間柱相当のスタッド材が必要となるので、本発明のスタ
ッド結合パネルでは、モジュール幅を2等分し、2枚の
スタッド結合パネルを接合してメータモジュールの1枚
のパネルに相当させるものとする。この場合、パネル同
士の中間接合位置に一対のスタッド材による柱が構成さ
れるので、圧縮強度及び剪断力はさらに増大する。スタ
ッド材は、後で工法として示すように、相互に他のパネ
ルのスタッド材と釘等接合金具(図1の釘11参照)で
相互に接続されるので、釘等の下穴を予め明けておくと
組立て作業が容易となる。
【0009】横断面がΙ型となる本発明のスタッド結合
パネルでは、パネルの任意の一方の面を内側にし、又は
外側として使用することができる。また、スタッド材の
外表面に構造用合板又はプラスタボードを貼ることによ
り、その内部に空洞を形成することができ、その空洞を
通気孔としたり、断熱材収納容器とすることができる。
内張りをしない場合には、スタッド材を内側から見せる
ように仕上げることもできる。この場合、少なくとも内
側の材料をスギ、ヒノキ等見映えの良い国産材で製作し
ておくと良い。
パネルでは、パネルの任意の一方の面を内側にし、又は
外側として使用することができる。また、スタッド材の
外表面に構造用合板又はプラスタボードを貼ることによ
り、その内部に空洞を形成することができ、その空洞を
通気孔としたり、断熱材収納容器とすることができる。
内張りをしない場合には、スタッド材を内側から見せる
ように仕上げることもできる。この場合、少なくとも内
側の材料をスギ、ヒノキ等見映えの良い国産材で製作し
ておくと良い。
【0010】以上示したスタッド結合パネルにおいて、
前記スタッド材に突かれる溝数を2とし、前記構造用合
板材の数も2とすることもできる。この場合、横断面は
中空部を備えたI形となる。このようにスタッド材間に
複数の構造用合板を結合すれば、構造用合板間に空洞を
形成することができ、この間に吸湿材や悪臭吸着材を封
入することもでき、高強度で断熱性、遮音性、通気性に
優れた高機能スタッド結合パネルとすることができる。
前記スタッド材に突かれる溝数を2とし、前記構造用合
板材の数も2とすることもできる。この場合、横断面は
中空部を備えたI形となる。このようにスタッド材間に
複数の構造用合板を結合すれば、構造用合板間に空洞を
形成することができ、この間に吸湿材や悪臭吸着材を封
入することもでき、高強度で断熱性、遮音性、通気性に
優れた高機能スタッド結合パネルとすることができる。
【0011】本発明のスタッド結合パネルを用いた壁面
構築工法は、以上示したスタッド結合パネルのスタッド
材の一端面を順次突き合わせる形で複数の前記スタッド
結合パネルを直列接合し、かくして構成される壁面の少
なくとも外表面には構造用合板を張り付けて壁面構築す
ることを特徴とする。
構築工法は、以上示したスタッド結合パネルのスタッド
材の一端面を順次突き合わせる形で複数の前記スタッド
結合パネルを直列接合し、かくして構成される壁面の少
なくとも外表面には構造用合板を張り付けて壁面構築す
ることを特徴とする。
【0012】本発明のスタッド結合パネルを用いた壁面
構築工法では、Ι形を為すパネルを横方向に順次配列
し、両端スタッド材を相互に接合することにより、接続
部分に柱を形成しつつ壁面構築することができる。接合
は、I形を為すフランジ部分の内側から外側へかけて長
尺の釘を打つ等釘その他の接合用金具を用いて行うこと
ができる。前述のように、釘を打つ場合には、予め下穴
を明けておけば、作業を円滑、迅速、確実に行うことが
できる。
構築工法では、Ι形を為すパネルを横方向に順次配列
し、両端スタッド材を相互に接合することにより、接続
部分に柱を形成しつつ壁面構築することができる。接合
は、I形を為すフランジ部分の内側から外側へかけて長
尺の釘を打つ等釘その他の接合用金具を用いて行うこと
ができる。前述のように、釘を打つ場合には、予め下穴
を明けておけば、作業を円滑、迅速、確実に行うことが
できる。
【0013】スタッド結合パネルを横方向に配列し相互
に接合されて成る壁面には、その外表面に構造用合板を
貼り、その内側に空洞部を形成することができる。この
空洞部には断熱材を収納することができる。この場合、
内側はスタッド材が露出された形となる。この場合に
は、スタッド材が露出されることを前提として、露出部
分を美観を呈することのできる国産無節ヒノキや天然木
等の木材で構成することができる。
に接合されて成る壁面には、その外表面に構造用合板を
貼り、その内側に空洞部を形成することができる。この
空洞部には断熱材を収納することができる。この場合、
内側はスタッド材が露出された形となる。この場合に
は、スタッド材が露出されることを前提として、露出部
分を美観を呈することのできる国産無節ヒノキや天然木
等の木材で構成することができる。
【0014】また、以上の如く構築される壁面に対し、
内側にプラスタボードを張ることもできる。この場合に
は、プラスタボードを張ることにより形成される空洞に
断熱材を収納し、その外側に位置する空洞は通気孔とし
て用いることができる。これら2層の空洞を適切寸法と
するために、スタッド材に突く溝の位置を適宜中心位置
から外した位置とすることもできる。
内側にプラスタボードを張ることもできる。この場合に
は、プラスタボードを張ることにより形成される空洞に
断熱材を収納し、その外側に位置する空洞は通気孔とし
て用いることができる。これら2層の空洞を適切寸法と
するために、スタッド材に突く溝の位置を適宜中心位置
から外した位置とすることもできる。
【0015】さらに、建家コーナ部分に6m級の長尺の
スタッド結合パネルを用い、その外側に構造用合板を張
れば、通し柱に相当する「通し壁」を作ることができ、
構造上極めて丈夫な家を格安価格で提供することができ
る。
スタッド結合パネルを用い、その外側に構造用合板を張
れば、通し柱に相当する「通し壁」を作ることができ、
構造上極めて丈夫な家を格安価格で提供することができ
る。
【0016】かくして構成される本発明の壁面構築工法
によれば、従来の2×4工法に比べ、より高い圧縮力及
び剪断力に耐え、高強度の壁面構造となる。また、空洞
部を胴縁等用いず必然的に形成できるので、工期短縮で
き、高機能の壁面を低コストで構成できる。
によれば、従来の2×4工法に比べ、より高い圧縮力及
び剪断力に耐え、高強度の壁面構造となる。また、空洞
部を胴縁等用いず必然的に形成できるので、工期短縮で
き、高機能の壁面を低コストで構成できる。
【0017】
【発明の実施の形態】図1に示すように、本発明の一実
施の形態に係るスタッド結合パネル6は、一対の間柱相
当の木製のスタッド材7、8の対向面の夫々に全長に亘
って縦方向の溝9を突き、この溝9を介して前記一対の
スタッド材7、8の間に配置された構造用合板材10の
端部を結合し、全体幅Aを規定寸法に仕上げて成るもの
である。スタッド材7、8に突かれる溝9は、基本的に
はスタッド材7、8の中心位置とされる。中心からずら
せた位置とすることも可能であるが、これは工法とのか
らみによって決定される事項である。スタッド材7、8
と構造用合板材10との結合は構造用合板材10の端部
をスタッド材7、8に突いた溝9に嵌合後、接着又は及
び釘等接合金具を用いて強固に接合するものとする。
施の形態に係るスタッド結合パネル6は、一対の間柱相
当の木製のスタッド材7、8の対向面の夫々に全長に亘
って縦方向の溝9を突き、この溝9を介して前記一対の
スタッド材7、8の間に配置された構造用合板材10の
端部を結合し、全体幅Aを規定寸法に仕上げて成るもの
である。スタッド材7、8に突かれる溝9は、基本的に
はスタッド材7、8の中心位置とされる。中心からずら
せた位置とすることも可能であるが、これは工法とのか
らみによって決定される事項である。スタッド材7、8
と構造用合板材10との結合は構造用合板材10の端部
をスタッド材7、8に突いた溝9に嵌合後、接着又は及
び釘等接合金具を用いて強固に接合するものとする。
【0018】本発明のスタッド結合パネル6では、スタ
ッド材7、8の間に構造用合板材10が結合され横断面
がΙ形を呈するので、図4に示した従来のユニット材5
に比べ圧縮強度及び剪断強度が格別増大する。ただし、
例えばメータモジュールの構造用合板(1m×2m)で
は、その中間に間柱相当のスタッド材が必要となるの
で、本発明のスタッド結合パネル6では、モジュール幅
を2等分し、これを規定寸法Aとし(メータモジュール
では50cm)、2枚のスタッド結合パネルを接合して
メータモジュールの1枚のパネルに相当させるものとす
る。この場合、これを組合わせると中間接合位置に一対
のスタッド材7、8による柱が構成されるので、圧縮強
度及び剪断力はさらに増大する。
ッド材7、8の間に構造用合板材10が結合され横断面
がΙ形を呈するので、図4に示した従来のユニット材5
に比べ圧縮強度及び剪断強度が格別増大する。ただし、
例えばメータモジュールの構造用合板(1m×2m)で
は、その中間に間柱相当のスタッド材が必要となるの
で、本発明のスタッド結合パネル6では、モジュール幅
を2等分し、これを規定寸法Aとし(メータモジュール
では50cm)、2枚のスタッド結合パネルを接合して
メータモジュールの1枚のパネルに相当させるものとす
る。この場合、これを組合わせると中間接合位置に一対
のスタッド材7、8による柱が構成されるので、圧縮強
度及び剪断力はさらに増大する。
【0019】次に、上記スタッド結合パネル6を用いた
壁面構築工法を示す。図2は、図1に示すスタッド結合
パネル6を組合わせ、壁面構築する工法例を示す平面図
である。
壁面構築工法を示す。図2は、図1に示すスタッド結合
パネル6を組合わせ、壁面構築する工法例を示す平面図
である。
【0020】図2に示すように、本例の工法では、相隣
り合うスタッド材7、8を釘11で接合しつつスタッド
結合パネル6を横方向に配列し、屋外側のスタッド材
7、8の外表面に構造用合板1を釘12を用いて張る。
構造用合板材10及び定形サイズの構造用合板1との間
に生ずる空洞には、断熱材13を入れる。室内側は、ス
タッド材7、8の組合わせによる柱が見える形で壁面構
築される。隠したい部分には、適宜プラスタボードを張
れば良い。
り合うスタッド材7、8を釘11で接合しつつスタッド
結合パネル6を横方向に配列し、屋外側のスタッド材
7、8の外表面に構造用合板1を釘12を用いて張る。
構造用合板材10及び定形サイズの構造用合板1との間
に生ずる空洞には、断熱材13を入れる。室内側は、ス
タッド材7、8の組合わせによる柱が見える形で壁面構
築される。隠したい部分には、適宜プラスタボードを張
れば良い。
【0021】このように、本発明工法によれば、圧縮強
度及び剪断力に強いスタッド結合パネル6を用いるの
で、強度を増すばかりか、構造材を露出させたり、さら
なるコストダウンと建築の工期短縮ができる。
度及び剪断力に強いスタッド結合パネル6を用いるの
で、強度を増すばかりか、構造材を露出させたり、さら
なるコストダウンと建築の工期短縮ができる。
【0022】図3は、他の工法例を示す平面図である。
本工法は、スタッド結合パネル6を横方向に配列し、釘
11で相互に止め、室外側に構造用合板1を釘12を用
いて張り、内側には、断熱材13を介在させて後釘12
を用いてプラスタボード14を張ったものである。屋外
側の空洞は通気層とされる。室内側のプラスタボード1
4の表面には、クロス等適宜化粧材15が貼られる。
本工法は、スタッド結合パネル6を横方向に配列し、釘
11で相互に止め、室外側に構造用合板1を釘12を用
いて張り、内側には、断熱材13を介在させて後釘12
を用いてプラスタボード14を張ったものである。屋外
側の空洞は通気層とされる。室内側のプラスタボード1
4の表面には、クロス等適宜化粧材15が貼られる。
【0023】このように本発明の工法にによれば、スタ
ッド結合パネル6を用いるので強度が増すばかりか、胴
縁を用いることなく通気層を形成できる。無駄な造作材
や仕上げ材を使わなくともよく工期の短縮を図ることが
できる。スタッド結合パネル6は恰も型枠の如く歪の無
い状態で規定寸法形状を保っているので、解体時のリサ
イクルも可能となる。スタッド材7、8相互を接合して
いる釘11を半抜き状態として結合を外せば、その状態
で可搬でき、そのまま再使用することもできる。
ッド結合パネル6を用いるので強度が増すばかりか、胴
縁を用いることなく通気層を形成できる。無駄な造作材
や仕上げ材を使わなくともよく工期の短縮を図ることが
できる。スタッド結合パネル6は恰も型枠の如く歪の無
い状態で規定寸法形状を保っているので、解体時のリサ
イクルも可能となる。スタッド材7、8相互を接合して
いる釘11を半抜き状態として結合を外せば、その状態
で可搬でき、そのまま再使用することもできる。
【0024】図4は、更に他の工法例(通し壁)を示す
説明図である。(a)及び(b)図に示すように、本例
の通し壁工法は、基礎16上の床組み17上に建てられ
る建家18において、少なくともコーナ部分Cの壁面を
1階F1及び2階F2に通じる通し壁19で構成したも
のである。
説明図である。(a)及び(b)図に示すように、本例
の通し壁工法は、基礎16上の床組み17上に建てられ
る建家18において、少なくともコーナ部分Cの壁面を
1階F1及び2階F2に通じる通し壁19で構成したも
のである。
【0025】通し壁19は、6m級の本発明に係る長尺
のスタッド結合パネル20をコーナ部分Cに直交させて
立て1階F1及び2階F2部分の壁面を一気に建築する
壁面構築工法である。コーナ部分の交差部分には適宜ス
タッド材7、8の2倍寸法の柱材21を配置し、規格材
の組合わせを行い易くしている。壁表面には構造用合板
1を張り、仕上げる。柱材21は、内外表面共に隠れた
状態になるので、見映えに問題は無く、強度上大きな外
材、又は鉄骨材等を用いることができる。建家内側で
は、適宜かけ22を設け、この上に床23を張ることが
できる。
のスタッド結合パネル20をコーナ部分Cに直交させて
立て1階F1及び2階F2部分の壁面を一気に建築する
壁面構築工法である。コーナ部分の交差部分には適宜ス
タッド材7、8の2倍寸法の柱材21を配置し、規格材
の組合わせを行い易くしている。壁表面には構造用合板
1を張り、仕上げる。柱材21は、内外表面共に隠れた
状態になるので、見映えに問題は無く、強度上大きな外
材、又は鉄骨材等を用いることができる。建家内側で
は、適宜かけ22を設け、この上に床23を張ることが
できる。
【0026】以上の構成の通し壁19による壁面構築工
法によれば、工期短縮でき、一層強固な壁面及び建家を
格安で構築することができる。
法によれば、工期短縮でき、一層強固な壁面及び建家を
格安で構築することができる。
【0027】図1で示したスタッド結合パネルでは、一
対のスタッド材7、8の対向面の中心部に1本の溝9を
突き、1枚の構造用合板材10を介在させたが、溝9の
数を2とし、2枚の構造用合板材を介在させることもで
きる。このように2枚の構造用合板材を介在させれば、
構造用合板材の総計厚みが同一であっても耐圧縮性及び
耐剪断性がより高くなり、より高強度な構造材として利
用できる。
対のスタッド材7、8の対向面の中心部に1本の溝9を
突き、1枚の構造用合板材10を介在させたが、溝9の
数を2とし、2枚の構造用合板材を介在させることもで
きる。このように2枚の構造用合板材を介在させれば、
構造用合板材の総計厚みが同一であっても耐圧縮性及び
耐剪断性がより高くなり、より高強度な構造材として利
用できる。
【0028】また、スタッド材7、8としては木製の例
で示したが、その一部又は全部を軽量鉄骨や樹脂等他の
素材で構成することもできる。スタッド材同士の接合
は、素材に応じてボルトやビス等適宜の接合手段に代え
ることができる。
で示したが、その一部又は全部を軽量鉄骨や樹脂等他の
素材で構成することもできる。スタッド材同士の接合
は、素材に応じてボルトやビス等適宜の接合手段に代え
ることができる。
【0029】さらに、上記実施の形態では、スタッド結
合パネル6を壁材として利用する例を示したが、スタッ
ド結合パネル6は、壁材の他、床材、天井材、屋根材、
その他の材料として用いることができる。
合パネル6を壁材として利用する例を示したが、スタッ
ド結合パネル6は、壁材の他、床材、天井材、屋根材、
その他の材料として用いることができる。
【0030】本発明は、上記実施の形態に限定されるも
のではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で適宜設計
適変更を行ない、各種態様で実施できる。例えば、スタ
ッド結合パネルを縦長にして使用する例のみを示した
が、これを横長として縦方向に積み重ねる形、或いは枠
組みして壁面に利用できること等は勿論である。
のではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で適宜設計
適変更を行ない、各種態様で実施できる。例えば、スタ
ッド結合パネルを縦長にして使用する例のみを示した
が、これを横長として縦方向に積み重ねる形、或いは枠
組みして壁面に利用できること等は勿論である。
【0031】
【発明の効果】以上の通り、本発明のスタッド結合パネ
ルは、スタッド材の間に構造用合板を結合した形である
ので、圧縮力、剪断力に強く、各種建築資材、特に壁面
構築用パネルとして高強度で耐震力の強い家を作るのに
広く利用できる。
ルは、スタッド材の間に構造用合板を結合した形である
ので、圧縮力、剪断力に強く、各種建築資材、特に壁面
構築用パネルとして高強度で耐震力の強い家を作るのに
広く利用できる。
【0032】また、規定寸法で作られるスタッド結合パ
ネルは、コンパクトで持ち運びし易い形状寸法であるの
で、取扱い便利であり、壁面構築時の配列及び接合作業
が容易であり、工期短縮でき、低コストの家を作ること
ができる。トラック搬送においても、スタッド材を相互
に外した位置で積み重ねができるので、2×4工法用の
パネルと比較しても安価で容易な輸送を行うことができ
る。
ネルは、コンパクトで持ち運びし易い形状寸法であるの
で、取扱い便利であり、壁面構築時の配列及び接合作業
が容易であり、工期短縮でき、低コストの家を作ること
ができる。トラック搬送においても、スタッド材を相互
に外した位置で積み重ねができるので、2×4工法用の
パネルと比較しても安価で容易な輸送を行うことができ
る。
【0033】本発明のスタッド結合パネルを横方向に配
列してスタッド材同士を接合し壁面構築することとした
本発明工法によれば、極めて低工数の作業にて工期短縮
しながら壁面構築できる。また、必然的に生ずる空洞部
分に断熱材を入れることができると共に室内側において
柱材や木材等の構造材を露出させることができる。
列してスタッド材同士を接合し壁面構築することとした
本発明工法によれば、極めて低工数の作業にて工期短縮
しながら壁面構築できる。また、必然的に生ずる空洞部
分に断熱材を入れることができると共に室内側において
柱材や木材等の構造材を露出させることができる。
【0034】また、本発明のスタッド結合パネルを配列
してスタッド材同士を接合し、室外側に構造用合板を張
ると共に室内側にプラスタボードを張ることとした本発
明工法によれば、胴縁等用いずして2層の空洞部を形成
することができる。一方の空洞、例えば内側の空洞部に
断熱材を入れ他方の空洞部を通気層とすることができ、
湿気対応できる。
してスタッド材同士を接合し、室外側に構造用合板を張
ると共に室内側にプラスタボードを張ることとした本発
明工法によれば、胴縁等用いずして2層の空洞部を形成
することができる。一方の空洞、例えば内側の空洞部に
断熱材を入れ他方の空洞部を通気層とすることができ、
湿気対応できる。
【0035】本発明のスタッド結合パネルを用いた通し
壁構築工法によれば、工期短縮でき、一層強固な壁面を
格安で構築することができる。
壁構築工法によれば、工期短縮でき、一層強固な壁面を
格安で構築することができる。
【図1】本発明の一実施形態に係るスタッド結合パネル
の斜視図である。図にはメータモジュールに適合すべく
2枚のパネルを相互に組合わせた状態を示してある。
の斜視図である。図にはメータモジュールに適合すべく
2枚のパネルを相互に組合わせた状態を示してある。
【図2】図1に示すスタッド結合パネルを組合わせ壁面
構築する工法例を示す平面図である。
構築する工法例を示す平面図である。
【図3】図中に示すスタッド結合パネルを組合わせ壁面
構築する他の工法例を示す平面図である。
構築する他の工法例を示す平面図である。
【図4】さらに他の工法的(通し壁)を示す説明図であ
り、(a)は通し壁の縦断面図、(b)はコーナ部分の
横断面図である。
り、(a)は通し壁の縦断面図、(b)はコーナ部分の
横断面図である。
【図5】従来の2×4工法に用いられるスタッド及び構
造用合板の組合わせによるユニット材を示す斜視図であ
る。
造用合板の組合わせによるユニット材を示す斜視図であ
る。
1 構造用合板
2、3、4 スタッド材
5 ユニット材
6、20 スタッド結合パネル
7、8 スタッド材
9 溝
10 構造用合板材
11、12 釘
13 断熱材
14 プラスタボード
15 化粧材
16 基礎
17 床組み
18 建家
19 通し壁
21 柱材
22 かけ
23 床
A 規定寸法
C コーナ部分
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考)
E04B 1/10 E04B 1/10 A
1/61 E04C 2/38 J
E04C 2/38 E04B 1/60 503N
Claims (3)
- 【請求項1】 一対の間柱相当のスタッド材の対向面の
夫々に全長に亘って縦方向の溝を突き、この溝を介して
前記一対のスタッド材の間に配置された構造用合板材の
端部を結合し、全体幅を規定寸法に仕上げたことを特徴
とするスタッド結合パネル。 - 【請求項2】 請求項1に記載のスタッド結合パネルに
おいて、前記スタッド材に突かれる溝は複数であり、前
記構造用合板の数も複数とされることを特徴とするスタ
ッド結合パネル。 - 【請求項3】 一対の間柱相当のスタッド材の対向面の
夫々に全長に亘って縦方向の溝を突き、この溝を介して
前記一対のスタッド材の間に配置された構造用合板材の
端部を結合し、全体幅を規定寸法に仕上げ、スタッド結
合パネルを構成し、 前記スタッド材の一端面を順次突き合わせる形で複数の
前記スタッド結合パネルを直列接合し、かくして構成さ
れる壁面の外表面には構造用合板を張り付けて壁面構築
することを特徴とするスタッド結合パネルを用いた壁面
構築工法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001378896A JP2003176587A (ja) | 2001-12-12 | 2001-12-12 | スタッド結合パネル及びそれを用いた壁面構築工法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001378896A JP2003176587A (ja) | 2001-12-12 | 2001-12-12 | スタッド結合パネル及びそれを用いた壁面構築工法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003176587A true JP2003176587A (ja) | 2003-06-24 |
Family
ID=19186486
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001378896A Pending JP2003176587A (ja) | 2001-12-12 | 2001-12-12 | スタッド結合パネル及びそれを用いた壁面構築工法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003176587A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102008050741A1 (de) | 2008-10-08 | 2010-04-15 | Blumenfeld, Nikolai | Mehrschichtiges Bausystem |
CN102264985A (zh) * | 2008-11-09 | 2011-11-30 | 图安·布伊 | 组合墙体系 |
CN106436904A (zh) * | 2016-10-25 | 2017-02-22 | 张家界恒林生态木有限公司 | 一种生态木土家建筑联方及封房的方法 |
CN115030364A (zh) * | 2022-06-21 | 2022-09-09 | 南京正德乾低碳科技有限公司 | 一种用于装配木结构墙体的便捷连接柱结构 |
-
2001
- 2001-12-12 JP JP2001378896A patent/JP2003176587A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102008050741A1 (de) | 2008-10-08 | 2010-04-15 | Blumenfeld, Nikolai | Mehrschichtiges Bausystem |
CN102264985A (zh) * | 2008-11-09 | 2011-11-30 | 图安·布伊 | 组合墙体系 |
CN106436904A (zh) * | 2016-10-25 | 2017-02-22 | 张家界恒林生态木有限公司 | 一种生态木土家建筑联方及封房的方法 |
CN115030364A (zh) * | 2022-06-21 | 2022-09-09 | 南京正德乾低碳科技有限公司 | 一种用于装配木结构墙体的便捷连接柱结构 |
CN115030364B (zh) * | 2022-06-21 | 2023-11-21 | 南京正德乾低碳科技有限公司 | 一种用于装配木结构墙体的便捷连接柱结构 |
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A621 | Written request for application examination |
Effective date: 20041130 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
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A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20061019 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20061024 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070306 |