JP2003175989A - 揮散容器 - Google Patents

揮散容器

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JP2003175989A
JP2003175989A JP2001381285A JP2001381285A JP2003175989A JP 2003175989 A JP2003175989 A JP 2003175989A JP 2001381285 A JP2001381285 A JP 2001381285A JP 2001381285 A JP2001381285 A JP 2001381285A JP 2003175989 A JP2003175989 A JP 2003175989A
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water absorbing
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Kazuyuki Uehara
一之 上原
Takeshi Miyamura
猛史 宮村
Noriyuki Kitaori
典之 北折
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Kao Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 超音波霧化器の水供給用カートリッジ等とし
て簡便に使い捨て使用ができ、また、使用時の衛生状態
を改善でき、さらに揮散容器の転倒時に直ちに液体がこ
ぼれ出ることを防止できる揮散容器を提供する。 【解決手段】 揮散容器1が、液体収容部7と吸水シー
ト5からなる。液体収容部7は、幅広縁部2を有する液
体容器3と、該液体容器3の口部4を覆い該液体容器3
の幅広縁部2に重なる板状部材6とから形成され、液体
容器3の幅広縁部2と板状部材6のそれぞれに互いに重
なり合う開口部8、9が形成されている。吸水シート5
はその少なくとも一部が液体収容部7内にあり、一端が
液体収容部7の細隙10から液体収容部7外に突出して
液体容器3の幅広縁部2と板状部材6とで挟まれ、前記
開口部8、9で表裏両面が露出し、ここから液体Lを揮
散する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、超音波振動子を用
いた超音波霧化器の水供給用カートリッジ等として有用
な揮散容器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、圧電体からなる超音波振動子を利
用した超音波霧化器が使用されている。超音波霧化器に
おいて、超音波振動子に水を供給する方法としては、超
音波振動子の振動面に何らかの方法で直接的に水を供給
する方法(特許2644621号等)と、超音波振動子
の振動面に吸水帯を当接させる方法(特開昭58−61
861号公報)などがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、超音波
振動子の振動面に直接的に水を供給する方法では、水の
供給機構が大掛かりで複雑となる。また、超音波振動子
の振動面に吸水帯を当接させる方法では、超音波振動子
の振動面と吸水帯との位置合わせが煩雑である。さら
に、吸水帯を使用する方法では、吸水帯の使用が長期間
にわたると、吸水帯での雑菌やカビの繁殖が問題とな
る。
【0004】また、いずれの方法でも水を蓄えておく液
体容器あるいは超音波噴霧器が転倒すると水が直ちにこ
ぼれ出るという問題もある。
【0005】これに対し、本発明は、超音波霧化器の超
音波振動子の振動端面に水を供給する超音波霧化器用揮
散容器であって、容易に超音波霧化器に装着でき、超音
波霧化器の使用時の衛生状態を改善することができ、ま
た容器の転倒時に直ちには水がこぼれることのない揮散
容器を提供すること、さらには超音波霧化器での使用の
他、それ単独でも水あるいは芳香剤液等の液体を揮散さ
せるのに適した揮散容器を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、液体収容
部と吸水シートからなり、吸水シートの一端を液体収容
部に入れた水に浸し、他端から液体を揮散させるように
した揮散容器において、(i)液体収容部の細隙から吸水
シートを液体収容部外に突出させ、その突出させた部位
の少なくとも一部において表裏両面を露出させ、その露
出部から液体が揮散するようにすると、揮散容器が転倒
した場合に、液体は、細隙から突出している吸水シート
を介して露出部からしみ出るだけで液体収容部から直接
的に外部にこぼれることはないこと、(ii)揮散容器を超
音波霧化器に着脱自在に装着できるようにし、装着時に
吸水シートの露出している部位が超音波霧化器の超音波
振動子の振動端面にあたるようにすると、揮散容器を超
音波霧化器の水供給用カートリッジとして使い捨て使用
できること、(iii)未使用時には揮散容器が密封され、
使用時にはシール材の除去等により、吸水シートに手を
触れることなく吸水シートを露出させられるようにし、
液体収容部内の液体が消費されて無くなった場合には、
揮散容器ごと交換するようにすると、吸水シートでの雑
菌やカビの繁殖を防止でき、超音波霧化器の使用時の衛
生状態を改善できることを見出した。
【0007】即ち、第1の本発明は、液体収容部と吸水
シートからなる揮散容器であって、液体収容部が、幅広
縁部を有する液体容器と、該液体容器の口部を覆い該液
体容器の幅広縁部に重なる板状部材とから形成され、液
体容器の幅広縁部と板状部材のそれぞれに互いに重なり
合う開口部が形成され、吸水シートの少なくとも一部が
液体収容部内にあり、吸水シートの一端が液体収容部の
細隙から液体収容部外に突出して液体容器の幅広縁部と
板状部材とで挟まれ、前記開口部で吸水性シートの表裏
両面が露出し、該吸水性シートの露出部をテープ状のシ
ール材で覆うことにより吸水シートと液体が揮散容器内
に密封され、該シール材を除去することにより吸水性シ
ートの露出部から液体が揮散する揮散容器を提供する。
【0008】また、第2の本発明は、液体収容部と吸水
シートからなる揮散容器であって、液体収容部が、幅広
縁部を有する液体容器と、該液体容器の口部を覆い該液
体容器の幅広縁部に重なる板状部材とから形成され、吸
水シートの少なくとも一部が液体収容部内にあり、吸水
シートの一端が液体収容部の細隙から液体収容部外に突
出して液体容器の幅広縁部と板状部材とで挟持され、か
つ液体容器と板状部材の周縁部がシールされることによ
り吸水シートと液体が揮散容器内に密封され、液体容器
の幅広縁部又は板状部材には切断案内線が形成され、切
断案内線に沿って液体容器の幅広縁部と板状部材を液体
収容部から切り離し、吸水シートを液体収容部から引き
出すことにより、吸水シートが露出するようにした揮散
容器を提供する。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ、本発明
を詳細に説明する。なお、各図中、同一符号は同一又は
同等の構成要素を表している。
【0010】図1は、第1の本発明の一実施例の揮散容
器の分解斜視図(a)、上面図(b)及び断面図(c)
である。
【0011】この揮散容器1は、幅広縁部2を有する液
体容器3と、液体容器3の口部4上から幅広縁部2上に
伸びた吸水シート5と、液体容器3の口部4を覆い、液
体容器3の幅広縁部2に重なる板状部材6から形成され
ている。
【0012】液体容器3の小突起3a、3bと吸水シー
ト5の小孔5a、5bと板状部材6の小突起6a、6b
とが位置合わせされてこれら液体容器3、吸水シート5
及び板状部材6が重ね合わされ、液体容器3と板状部材
6の周縁部(図1(b)の斜線部)が溶着又は接着によ
りシールされ、液体容器3と板状部材6で囲まれた空間
が液体収容部7となり、ここに液体Lが収容されてい
る。また、液体容器3の幅広縁部2と板状部材6のそれ
ぞれには、互いに重なり合う開口部8、9が形成されて
いる。
【0013】一方、吸水シート5は、一方が液体収容部
7内にあり、他方が液体収容部7の細隙10から液体収
容部7外に突出して液体容器3の幅広縁部2と板状部材
6とで挟まれ、幅広縁部2の開口部8と板状部材6の開
口部9で吸水シート5の表裏両面が幅広縁部2及び板状
部材6から露出している。この吸水シート5の露出部1
1上には、テープ状のシール材12が貼付され、これに
より吸水シート5と液体Lが揮散容器1内に密封されて
いる。
【0014】ここで、吸水シート5としては、濡れ性の
よいシート状材料、例えば、綿又は木材パルプを原料と
した不織布等を使用することができる。この吸水シート
5を超音波霧化器の超音波振動子の振動端面に当てて霧
粒子を発生させる場合に、吸水シート5を構成する不織
布の種類、構成繊維の種類、坪量等を変えることによ
り、霧粒子の粒径、霧化効率、噴霧幅、噴霧距離等を制
御できるので、当該超音波霧化器の用途等に応じてこれ
らを調整することが好ましい。例えば、オフィスにて
目、鼻の乾燥を癒すために超音波霧化器を各自のデスク
に置いて使用する場合、綿繊維からなる坪量20〜10
0g/m2 の不織布、特に坪量30〜50g/m2 のス
パンレース不織布を用いることが好ましい。
【0015】液体Lとしては、水、又は水に香料、保湿
剤、アルコール等を添加したものを使用することができ
る。
【0016】液体容器3、板状部材6は、それぞれPE
T−PEラミネートシート等から形成することができ
る。
【0017】また、シール材12は、PET−アルミニ
ウム−PEラミネートフィルム等の非透湿性フィルムか
ら形成することができる。
【0018】この揮散容器1は、未使用時は、吸水シー
ト5が揮散容器1内に密封されているが、使用時には、
図2のようにシール材12を剥離除去し、吸水シート5
の露出部11を外界に露出させる。これにより、露出部
11から、液体Lを揮散させることができる。この状態
において、揮散容器1が転倒しても、液体収容部7内の
液体Lは、細隙10から突出している吸水シート5を介
して露出部11から徐々にしみ出るだけであり、液体L
が液体収容部7から直接的に外部にこぼれることはな
い。
【0019】また、吸水シート5に手が触れることなく
吸水シート5を外界に露出させることができるので、吸
水シート5から液体Lを揮散させ、揮散容器として使用
している間の吸水シート5での雑菌やカビの繁殖を抑制
することができる。したがって、この揮散容器1はそれ
単独で液体Lの揮散容器として有用なものとなる。
【0020】さらに図3(a)に示したように、揮散容
器1の外形を、超音波振動子41を用いた超音波霧化器
40にワンタッチで着脱自在に装着できるように適合さ
せ、同図(b)に示すように、装着時において超音波振
動子41の振動端面42に吸水シート5の露出部11が
接触し、それにより振動端面42に水が供給されるよう
にすると、極めて簡便に超音波霧化器40に給水でき、
さらに、液体収容部7内の液体Lが消費されて無くなっ
た場合には揮散容器1ごと交換すればよく、また、超音
波振動子41の振動端面42は金属製であるため容易に
拭き取り清掃できるので、超音波霧化器40の継続使用
時の雑菌やカビの繁殖を防止し、衛生状態を改善するこ
とができる。したがって、この揮散容器1は、超音波霧
化器40の水供給用カートリッジとして特に有用なもの
となる。
【0021】なお、揮散容器1を適用する超音波霧化器
40としては、超音波振動子41の振動端面42に給水
シートを接触させて霧粒子を発生させるものであれば、
特に制限はないが、特に、図4に示したように、2つの
圧電体43、44を接合させてなる所謂ランジュバン型
振動子41aと、その後端面に接合された後部超音波ホ
ーン45と、ランジュバン型振動子41aの前端面に接
合された前部超音波ホーン46からなる超音波振動子4
1を用いた霧化器あげることができる。ここで圧電体4
3、44としては、例えば、PbZrO3 とPbTiO
3 との固溶体であるPZTを主成分とする円柱状圧電体
に、厚さ方向に分極処理をしたものを使用することがで
きる。圧電体43、44には、それぞれ電極47、48
が接続され、電極47、48は、ハウジング50内の回
路部の端子と接続される。
【0022】後部超音波ホーン45及び前部超音波ホー
ン46は、ランジュバン型振動子41aの振動を増幅し
て効率よく前部超音波ホーン46の先端部の振動端面4
2に伝搬させるために設けられており、これら双方を備
えることにより超音波ホーンとして作用する。また、こ
れらは圧電体43、44をボルト49により所定の締め
付けトルクで挟んでいる。
【0023】図5は、第2の本発明の一実施例の揮散容
器の使用状態の説明図である。
【0024】この揮散容器21は、幅広縁部22を有す
る液体容器23と、液体容器23の口部24を覆い、液
体容器23の幅広縁部22に重なる板状部材26と、吸
水シート25から形成されている。液体容器23と板状
部材26の周縁部は溶着又は接着によりシールされ、こ
の液体容器23と板状部材26とで囲まれた空間が液体
収容部27となり、ここに液体Lが収容されている点で
は、前述の図1の揮散容器1と共通である。液体Lとし
ては、図1の揮散容器1の液体Lと同様のものが収容さ
れる。
【0025】液体容器23の幅広縁部22と板状部材2
6には、図5(a)に示したように、挟持されている吸
水シート25の端部よりも液体容器23の口部24より
にV字カットによる切断案内線28が形成されている。
【0026】また、吸水シート25は、その一方が液体
収容部27内にあり、他方が液体収容部27の細隙29
から液体収容部27外に突出し、その先端付近が液体容
器23の幅広縁部22と板状部材26とで挟持されてい
る。吸水シート25の形成材料は、前述の揮散容器1の
吸水シート5と同様とすることができる。
【0027】未使用状態においては、液体容器23と板
状部材26の周縁部がシールされているので、吸水シー
ト25と液体Lが揮散容器内21に密封されている。
【0028】揮散容器21の使用時には、図5(b)の
ように、切断案内線28に沿って液体容器23の幅広縁
部22と板状部材26を液体収容部27から切り離し、
吸水シート25を液体収容部27から引き出す。これに
より、図5(c)のように、吸水シート25の表裏両面
が露出する。したがって、この露出部30から液体Lを
揮散させることができる。
【0029】また、この吸水シート25を露出させた状
態において、揮散容器21が転倒しても、図1の記載容
器1と同様に、液体収容部27内の液体Lは、細隙29
から突出している吸水シート25を介して露出部30か
ら徐々にしみ出るだけであり、液体Lが液体収容部27
から直接的に外部にこぼれることはない。
【0030】さらに、吸水シート25に手が触れること
なく吸水シート25を外界に露出させることができるの
で、吸水シート25での雑菌やカビの繁殖を抑制するこ
とができる。
【0031】したがって、この揮散容器21も、前述の
揮散容器1と同様に、それ単独で、液体Lの揮散容器と
して有用なものとなる。
【0032】さらに図6(a)に示したように、揮散容
器21の外形を、超音波振動子41を用いた超音波霧化
器40にワンタッチで着脱自在に装着できるように適合
させ、同図(b)に示すように、揮散容器21の引っ掛
け部31を超音波霧化器40の掛合用突起51に合わ
せ、装着時において超音波振動子41の振動端面42に
吸水シート25の露出部30が接触し、それにより振動
端面42に水が供給されるようにすると、極めて簡便に
超音波霧化器40に給水でき、さらに、液体収容部27
内の液体Lが消費されて無くなった場合には、揮散容器
21ごと交換すればよいので、図1の揮散容器を超音波
霧化器40で使用する場合と同様に、超音波霧化器の使
用時の衛生状態を改善することができる。したがって、
この揮散容器21も、超音波霧化器40の水供給用カー
トリッジとして特に有用なものとなる。
【0033】
【発明の効果】本発明の揮散容器は、液体の揮散容器、
あるいは超音波霧化器の水供給用カートリッジとして簡
便に使用できる。
【0034】また、本発明の揮散容器は、吸水シートに
手を触れることなく吸水シートを露出させ、超音波霧化
器に装着できるのできるので、吸水シートに雑菌やカビ
が繁殖することを防止でき、さらに揮散容器内の液体が
無くなった場合には、揮散容器ごと取り換えればよいの
で、超音波霧化器の使用時の衛生状態を改善することが
できる。
【0035】加えて、本発明の揮散容器は開封状態で転
倒しても、液体は、細隙から吸水シートを介して吸水シ
ートの露出部からしみ出るにすぎないので、揮散容器の
転倒時に直ちに液体がこぼれ出るという問題を解消する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1の本発明の揮散容器の分解斜視図
(a)、上面図(b)及び断面図(c)である。
【図2】 第1の本発明の揮散容器の斜視図である。
【図3】 超音波霧化器への第1の本発明の揮散容器の
装着状態を示す斜視図である。
【図4】 超音波振動子の分解斜視図である。
【図5】 第2の本発明の揮散容器の未使用時の状態と
開封状態を示す斜視図である。
【図6】 超音波霧化器への第2の本発明の揮散容器の
装着状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1…揮散容器、 2…幅広縁部、 3…液体容器、 4
…口部、 5…吸水シート、 6…板状部材、 7…液
体収容部、 8…幅広縁部の開口部、 9…板状部材の
開口部、10…細隙、11…露出部、12…シール材、
21…揮散容器、22…幅広縁部、23…液体容器、2
4…口部、25…吸水シート、26…板状部材、27…
液体収容部、28…切断案内線、29…細隙、40…超
音波霧化器、41…超音波振動子、41a…ランジュバ
ン型振動子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 北折 典之 東京都墨田区文花2−1−3 花王株式会 社研究所内 Fターム(参考) 3E067 AA03 AB97 AB99 BA01A BB25A BC06A BC07A CA09 EA11 EA32 EB27 FA01 FC01 GD10 3E068 AA32 CC03 CD02 CE01 CE10 DE02 DE15 EE13 EE31 EE32 EE40 5D107 BB02 CC03 FF08

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液体収容部と吸水シートからなる揮散容
    器であって、液体収容部が、幅広縁部を有する液体容器
    と、該液体容器の口部を覆い該液体容器の幅広縁部に重
    なる板状部材とから形成され、液体容器の幅広縁部と板
    状部材のそれぞれに互いに重なり合う開口部が形成さ
    れ、吸水シートの少なくとも一部が液体収容部内にあ
    り、吸水シートの一端が液体収容部の細隙から液体収容
    部外に突出して液体容器の幅広縁部と板状部材とで挟ま
    れ、前記開口部で吸水性シートの表裏両面が露出し、該
    吸水性シートの露出部をテープ状のシール材で覆うこと
    により吸水シートと液体が揮散容器内に密封され、該シ
    ール材を除去することにより吸水性シートの露出部から
    液体が揮散する揮散容器。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の揮散容器であって、圧電
    体からなる超音波振動子を備えた超音波霧化器に着脱自
    在に装着され、装着時において超音波振動子の振動端面
    に吸水シートの露出部が接触して該振動端面に水を供給
    する超音波霧化器用揮散容器。
  3. 【請求項3】 液体収容部と吸水シートからなる揮散容
    器であって、液体収容部が、幅広縁部を有する液体容器
    と、該液体容器の口部を覆い該液体容器の幅広縁部に重
    なる板状部材とから形成され、吸水シートの少なくとも
    一部が液体収容部内にあり、吸水シートの一端が液体収
    容部の細隙から液体収容部外に突出して液体容器の幅広
    縁部と板状部材とで挟持され、かつ液体容器と板状部材
    の周縁部がシールされることにより吸水シートと液体が
    揮散容器内に密封され、液体容器の幅広縁部又は板状部
    材には切断案内線が形成され、切断案内線に沿って液体
    容器の幅広縁部と板状部材を液体収容部から切り離し、
    吸水シートを液体収容部から引き出すことにより、吸水
    シートが露出するようにした揮散容器。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の揮散容器であって、圧電
    体からなる超音波振動子を備えた超音波霧化器に着脱自
    在に装着され、装着時において超音波振動子の振動端面
    に吸水シートの露出部が接触して該振動端面に水を供給
    する超音波霧化器用揮散容器。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013141532A (ja) * 2012-01-11 2013-07-22 Dainippon Printing Co Ltd 噴霧デバイス用の液体カートリッジ、液体カートリッジパッケージ、噴霧デバイス及び噴霧デバイス用の液体カートリッジの製造方法
JP2013252261A (ja) * 2012-06-06 2013-12-19 Dainippon Printing Co Ltd 噴霧デバイス用の液体カートリッジ、液体カートリッジパッケージ、噴霧デバイス及び噴霧デバイス用のメッシュ付容器
JP2019529276A (ja) * 2016-09-21 2019-10-17 ゾベーレ ホールディング ソチエタ ペル アツィオーニ 揮発性物質ディスペンサ装置およびその製造方法

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