JP2003175328A - 易重合性物質の貯蔵タンク - Google Patents
易重合性物質の貯蔵タンクInfo
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Abstract
る缶出液の、タンク内部での重合を抑制することができ
る貯蔵タンクを提供する。 【解決手段】 本発明に係る易重合性物質の貯蔵タンク
は、易重合性物質を真空下の精製装置で精製する際に得
られる缶出液を貯蔵するタンクにおいて、前記貯蔵タン
ク内に分子状酸素含有不活性ガスを供給するためのガス
導入管の出口が前記貯蔵タンク内の液相中に配置されて
なることを特徴とする。
Description
酸やそのエステル等の易重合性物質を真空下の精製装置
で精製する際に得られる缶出液を貯蔵するタンクに関す
る。
易重合性物質の製造プロセスにおいて、該易重合性物質
を蒸留等により精製する際には、缶出液が得られる。こ
の缶出液は通常、タンクに貯蔵し、最終的には、例えば
燃焼装置に移送して処理することなどが行われている。
上記缶出液には易重合性物質が比較的高濃度で含まれて
いる。また、タンク内は比較的高温状態にあることが多
い。そのため、タンク内で易重合性物質の重合反応が起
こってしまう問題があった。特に、缶出液自体に重合防
止剤などの安定剤を共存させることによりタンク内の液
相部分での重合はある程度は防止できるものの、気相部
分においては重合防止剤濃度が十分でないので重合が起
こりやすかった。
相部分あるいはその近傍における重合を防止するため、
従来、タンク内の気相部分に分子状酸素含有不活性ガス
を供給することが行われていた(図4)。これにより、
タンク内の気相部分あるいはその近傍での重合が抑制で
きるとともに、液相中にも酸素が溶解して供給されるた
め、液相部分での重合もさらに抑制できるとされてい
た。
ル酸やそのエステル等の易重合性物質の製造プロセスに
おいて、該易重合性物質を蒸留等により精製する際に
は、蒸留装置とリボイラーを使用することが通常行われ
ている。このリボイラーには気相部分が存在するため、
該気相部分の壁面で易重合性物質の重合が起こりやす
い。そこで、リボイラーの気相部分の乾きを抑制するた
め、前記タンク中の缶出液をリボイラーに循環供給し、
リボイラー内壁を濡らすことが行われている(特開20
00−300901)。
テル等の高沸点の易重合性物質は、一般に真空下での精
製が必要とされ、上記の循環供給プロセスを組む場合に
は、真空下の蒸留装置および真空下のリボイラーを含む
循環プロセスが構成される。したがって、缶出液中の溶
存酸素が缶出液の前記循環中に真空脱気されてしまい、
重合防止効果が弱まるため、前記タンク中で易重合性物
質が重合してしまうという問題があった。さらに、蒸留
装置やリボイラー等の精製装置中においても易重合性物
質が重合してしまうという問題があった。したがって、
本発明が解決しようとする課題は、易重合性物質を真空
下で精製する際に得られる缶出液の、タンク内部での重
合を抑制することができる貯蔵タンクを提供することに
ある。また、タンク中の缶出液をリボイラーに循環供給
する循環供給プロセスを組む場合には、蒸留装置やリボ
イラー等の精製装置中での重合を抑制することができる
貯蔵タンクを提供することにある。
決すべく鋭意検討した。その結果、缶出液の貯蔵タンク
内の液相中に分子状酸素含有不活性ガスを直接供給する
形態を採ることにより、上記課題が解決できることを見
出した。すなわち、本発明に係る易重合性物質の貯蔵タ
ンクは、易重合性物質を真空下の精製装置で精製する際
に得られる缶出液を貯蔵するタンクにおいて、前記貯蔵
タンク内に分子状酸素含有不活性ガスを供給するための
ガス導入管の出口が前記貯蔵タンク内の液相中に配置さ
れてなることを特徴とする。
ては、重合性のモノマーが該当し、例えば、アクリル
酸、メタクリル酸、無水マレイン酸、アクリロニトリ
ル、またはこれらのエステル体や誘導体が例示でき、こ
れらにさらに高沸点物質や溶媒、易重合性物質生成時の
副生物を含む混合物でもよい。好ましくは、アクリル
酸、アクリル酸エステル(メチルエステル、エチルエス
テル、ブチルエステル、2−エチルヘキシルエステルな
ど)、メタクリル酸、メタクリル酸エステル(メチルエ
ステル、エチルエステル、プロピルエステル、イソプロ
ピルエステル、ブチルエステル、イソブチルエステル、
ターシャリーブチルエステル、シクロヘキシルエステル
など)、ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレート、
ヒドロキシアルキル(メタ)アクリレートである。
は、易重合性物質を真空下の精製装置で精製する際に得
られる缶出液を貯蔵するタンクである。精製の方法とし
ては、例えば、放散、吸収、蒸留などが挙げられる。中
でも特に、精製効率の面で、蒸留が好ましく行われる。
本発明における易重合性物質の精製は、真空下の精製装
置で行われる。本発明に係る貯蔵タンクは、易重合性物
質を精製する際に得られる缶出液が、該精製が真空下で
行われる場合に、貯蔵タンク内や精製装置中で重合が起
こりやすくなる問題を解決することを目的として完成し
たものだからである。
ボイラーを使用すること、あるいは、薄膜式蒸発装置を
使用することが好ましい。上記の蒸留装置としては、例
えば、単蒸留やフラッシュ蒸留における蒸発缶、多段蒸
留における多孔板塔や泡鐘塔などの棚段塔、あるいは充
てん塔などが挙げられるが、中でも特に、分離効率の点
で棚段塔、充てん塔が好ましく用いられる。上記のリボ
イラーとしては、例えば、竪型薄膜式蒸発装置、横型薄
膜式蒸発装置、(多管式)竪型液膜式熱交換器、(多管
式)竪型サーモサイフォン式熱交換器、(多管式)横型
サーモサイフォン式熱交換器、(多管式)竪型強制循環
式熱交換器、(多管式)横型強制循環式熱交換器、ケト
ル型熱交換器などが挙げられるが、中でも特に、比較的
粘度の高い缶出液の精製には竪型薄膜式蒸発装置、横型
薄膜式蒸発装置、(多管式)竪型液膜式熱交換器が好ま
しく用いられる。
ない場合であっても精製装置として用いることができ
る。特に、精製装置として薄膜式蒸発装置を使用するこ
とが好ましい。本発明における易重合性物質の精製は、
真空下で行われるが、その真空度は、例えば、0.66
〜1000hPaが好ましく、1.33〜666hPa
がより好ましく、4〜400hPaが特に好ましい。
0.66hPaよりも少ないと、易重合性化合物の蒸気
を凝縮して回収することが困難になるという点で好まし
くなく、1000hPaよりも多いと、操作温度が高く
なり、精製装置内で重合が起こるという点で好ましくな
い。
は、上述のように、易重合性物質を真空下で精製する際
に得られる缶出液を貯蔵するタンクであり、前記貯蔵タ
ンク内に分子状酸素含有不活性ガスを供給するためのガ
ス導入管の出口が前記貯蔵タンク内の液相中に配置され
てなることを特徴とする。前述した理由により、従来
は、タンク内の気相部分に分子状酸素含有不活性ガスを
供給することが行われていた(図4)。これにより、タ
ンク内の気相部分あるいはその近傍での重合が抑制でき
るとともに、液相中にも酸素が溶解して供給されるた
め、液相部分での重合もさらに抑制できるものとされて
いた。しかしながらこの図4で示す方法を用いても、前
述したように、易重合性物質を精製する際に得られる缶
出液が、該精製が真空下で行われる場合に、この精製装
置に循環されるときに貯蔵タンク内や精製装置中で重合
が起こりやすくなる問題が浮上したため、本発明者は鋭
意検討した結果、前記貯蔵タンク内に分子状酸素含有不
活性ガスを供給するためのガス導入管の出口を前記貯蔵
タンク内の液相中に配置させ、貯蔵タンク内の液相中に
分子状酸素含有不活性ガスを直接供給することで上記の
新たな問題点が解決できることを見出し、本発明の検討
に至った。
具体的な一例を図1に示す。この図1に示すように、分
子状酸素含有不活性ガスを導入するライン2が該貯蔵タ
ンク1内の液相中に直接突っ込まれた状態にあることが
本発明の特徴である。このように、貯蔵タンク内に分子
状酸素含有不活性ガスを供給するためのガス導入管の出
口を前記貯蔵タンク内の液相中に配置させることは、こ
れまでは不活性ガス供給圧力が高くなる問題などにより
避けられていた方法であり、また、従来においては、缶
出液貯蔵タンク内の液相には重合防止剤が比較的高濃度
で濃縮されており、貯蔵タンク内の液相中に分子状酸素
含有不活性ガスを直接供給する必要性はないと考えられ
ていた。
を供給するためのガス導入管の出口は、上記のように貯
蔵タンク内の液相中に配置されることが本発明の特徴で
あるが、さらに、貯蔵タンク側面の最下部を0%、最上
部を100%としたときに、ガス導入管の出口が50%
以下に配置されることが好ましく、40%以下に配置さ
れることがより好ましく、20%以下に配置されること
が特に好ましい。50%よりも上部に配置されると、液
面が変化した場合にガス導入管の出口が液面上に現れて
しまう可能性があり、貯蔵タンク内の重合防止効果が低
下するので好ましくない。また、50%よりも上部に配
置されると、液中に供給した分子状酸素含有不活性ガス
の液との接触時間が低下し、液中の酸素濃度が十分でな
くなるので好ましくない。
言通り、分子状酸素を含む不活性ガスであり、該不活性
ガスとしては、窒素、空気、ヘリウム、ネオン、アルゴ
ンなどが挙げられるが、中でも特に、コストの点で窒
素、空気が好ましく用いられる。前記分子状酸素含有不
活性ガス中の酸素濃度は、特に限定されないが、例え
ば、0.5〜21vol%が好ましく、2〜15vol
%がより好ましく、3〜7vol%が特に好ましい。
0.5vol%よりも少ないと、分子状酸素の重合防止
効果が不十分となる点で好ましくなく、21vol%よ
りも多いと、缶出液が引火する危険性が増すという点で
好ましくない。
は、特に限定されないが、例えば、0.001〜100
m3/hが好ましく、0.005〜10m3/hがより好
ましく、0.01〜5m3/hが特に好ましい。0.0
01m3/hよりも少ないと、貯蔵タンク内の重合防止
効果が不十分であるという点で好ましくなく、100m
3/hよりも多いと、不活性ガスのコストが増大すると
いう点で好ましくない。図1に示すように、分子状酸素
含有不活性ガスを導入するラインが該貯蔵タンク内の液
相中に直接突っ込まれた状態、すなわち、貯蔵タンク内
に分子状酸素含有不活性ガスを供給するためのガス導入
管の出口が前記貯蔵タンク内の液相中に配置された状態
にあり、貯蔵タンク内の液相中に分子状酸素含有不活性
ガスが直接供給されることにより、缶出液中の酸素濃度
が十分に高まり、易重合性物質の精製が真空下で行われ
ても、缶出液中の酸素濃度が低下しにくくなり、貯蔵タ
ンク内での重合が防止できる。
は、攪拌機を備えていてもよい。攪拌により、タンク内
の缶出液組成を均一にさせることができ、タンク内での
重合のさらなる抑制に効果がある。また、分子状酸素含
有不活性ガスを十分に缶出液に溶存させることができる
点でも効果がある。攪拌機としては、特に限定されない
が、例えば,プロペラ式、パドル式、タービン式などが
挙げられ、複数個の攪拌機を多段に備えていてもよい。
本発明にかかる易重合性物質の貯蔵タンクには、廃ガス
出口ライン6を設けるのが好ましい。貯蔵される易重合
性物質の沸点が低く、また、高温で貯蔵される場合には
廃ガス出口ラインに凝縮器を設け、タンク外への易重合
性物質の流出を低減することが臭気対策や引火対策の点
で好ましい。
は、上述の特徴を有するので、前記貯蔵タンク内の缶出
液が前記真空下の精製装置に循環供給される形態に好ま
しく適用できる。さらに好ましい形態としては、前記真
空下の精製装置が蒸留装置およびリボイラーである形態
や、前記真空下の精製装置が薄膜式蒸発装置である形態
である。この形態の具体的な例を図2、図3に示す。図
2において、1は本発明に係る易重合性物質の貯蔵タン
クを、7は真空下の蒸留装置を、8は真空下のリボイラ
ーを表している。2は、本発明の特徴である分子状酸素
含有不活性ガスラインを表している。3はリボイラーか
らの缶出液受け入れラインを表している。9は循環ライ
ンを表し、10は缶出液を真空下のリボイラーに循環供
給させるためのポンプを表している。13はリボイラー
から蒸留装置へのベーパーラインを、14は真空下の蒸
留装置からリボイラーへの液ラインを表している。
式蒸発装置を表している。図2や図3においては、本発
明に係る易重合性物質の貯蔵タンク内の缶出液が、真空
下のリボイラーや薄膜式蒸発装置に循環供給されてい
る。このように、リボイラーや薄膜式蒸発装置に循環供
給することによって、リボイラーや薄膜式蒸発装置の内
壁を濡らすことができ、リボイラーや薄膜式蒸発装置の
気相部分の乾きを抑制し、該気相部分の壁面で易重合性
物質の重合を抑制することができる。従来汎用の貯蔵タ
ンクを用いた場合には、循環させる缶出液中の酸素濃度
が十分でなかったため、図2や図3に示すような真空下
の精製装置を用いると、缶出液中の溶存酸素が缶出液の
循環中に真空脱気されてしまい、重合防止効果が弱まる
ため、前記タンク中で易重合性物質が重合してしまうと
いう問題があったり、精製装置中においても易重合性物
質が重合してしまうという問題があったが、本発明に係
る易重合性物質の貯蔵タンクを用いることによって、真
空下の精製装置を用いても循環缶出液中の酸素濃度が十
分に保たれ、従来からの重合の問題を防止することが可
能となった。
が、例えば、0.1〜100m3/hが好ましく、0.
3〜10m3/hがより好ましく、0.5〜5m3/hが
特に好ましい。0.1m3/hよりも少ないと、リボイ
ラーや薄膜式蒸発装置に乾き部が生じ、そこで重合物が
発生するという点で好ましくなく、100m3/hより
も多いと、リボイラーや薄膜式蒸発装置の液膜厚さが増
すため伝熱能力が低下し、また、液飛沫同伴が増加する
という点で好ましくない。
の製品蒸留を、リボイラーとして液膜流下型多管式熱交
換器を使用して連続的に行った。缶出液は貯蔵タンクに
貯蔵した。貯蔵タンクには、そのタンク内の液相中に直
接に突っ込んだノズルを通じて酸素濃度10vol%に
調整した窒素ガスを0.5Nm3/hで供給した。熱交
換器の液膜を確保するために、熱交換器の液供給口に貯
蔵タンク内の缶出液を1m3/hで循環供給した。
重合物の生成は見られなかった。また、リボイラー内部
でも重合物の生成は見られなかった。 (比較例1)酸素濃度10vol%に調整した窒素ガス
を0.5Nm3/hでタンクの気相部に供給した以外
は、実施例1と同様に連続蒸留を行った。1ヶ月後にタ
ンク内部を点検したところ、タンク内には約2kgの重
合物が生成していた。また、リボイラー内部でも粒状の
重合物の生成が所々に見られた。
トの製品蒸留を、精製装置として横型薄膜式蒸発装置を
使用して連続的に行った。缶出液は貯蔵タンクに貯蔵し
た。貯蔵タンクには、そのタンク内の液相中に直接に突
っ込んだノズルを通じて酸素濃度10vol%に調整し
た窒素ガスを0.5Nm3/hで供給した。熱交換器の
液膜を確保するために、熱交換器の液供給口に貯蔵タン
ク内の缶出液を1m3/hで循環供給した。1ヶ月後に
タンク内部を点検したところ、重合物の生成は見られな
かった。
成は見られなかった。 (比較例2)酸素濃度10vol%に調整した窒素ガス
を0.5Nm3/hでタンクの気相部に供給した以外
は、実施例2と同様に連続蒸留を行った。1ヶ月後にタ
ンク内部を点検したところ、タンク内には約2kgの重
合物が生成していた。また、薄膜式蒸発装置内部でも粒
状の重合物の生成が所々に見られた。
の精製装置で精製する際に得られる缶出液の、タンク内
部での重合を抑制することができる貯蔵タンクを提供す
ることができる。また、タンク中の缶出液を真空下の精
製装置に循環供給する循環供給プロセスを組む場合に
は、蒸留装置やリボイラー、薄膜式蒸発装置等の精製装
置中での重合を抑制することができる貯蔵タンクを提供
することができる。
例の概略図。
用形態の具体的な一例。
用形態の具体的な一例。
略図。
Claims (5)
- 【請求項1】易重合性物質を真空下の精製装置で精製す
る際に得られる缶出液を貯蔵するタンクにおいて、 前記貯蔵タンク内に分子状酸素含有不活性ガスを供給す
るためのガス導入管の出口が前記貯蔵タンク内の液相中
に配置されてなることを特徴とする、易重合性物質の貯
蔵タンク。 - 【請求項2】前記貯蔵タンク内の缶出液が前記真空下の
精製装置に循環供給される、請求項1に記載の易重合性
物質の貯蔵タンク。 - 【請求項3】前記真空下の精製装置が蒸留装置およびリ
ボイラーである、請求項1または2に記載の易重合性物
質の貯蔵タンク。 - 【請求項4】前記真空下の精製装置が薄膜式蒸発装置で
ある、請求項1または2に記載の易重合性物質の貯蔵タ
ンク。 - 【請求項5】前記易重合性物質が、アクリル酸、アクリ
ル酸エステル、メタクリル酸、メタクリル酸エステル、
ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレート、ヒドロキ
シアルキル(メタ)アクリレートから選ばれる少なくと
も1種である、請求項1から4までのいずれかに記載の
易重合性物質の貯蔵タンク。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001377755A JP4068839B2 (ja) | 2001-12-11 | 2001-12-11 | 易重合性物質の貯蔵タンク |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001377755A JP4068839B2 (ja) | 2001-12-11 | 2001-12-11 | 易重合性物質の貯蔵タンク |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003175328A true JP2003175328A (ja) | 2003-06-24 |
JP4068839B2 JP4068839B2 (ja) | 2008-03-26 |
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ID=19185643
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001377755A Expired - Lifetime JP4068839B2 (ja) | 2001-12-11 | 2001-12-11 | 易重合性物質の貯蔵タンク |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP4068839B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007182437A (ja) * | 2005-12-06 | 2007-07-19 | Nippon Shokubai Co Ltd | アクリル酸の製造方法 |
WO2008152946A1 (ja) * | 2007-06-11 | 2008-12-18 | Nippon Shokubai Co., Ltd. | 易重合性化合物含有液の蒸留方法 |
JP2011121922A (ja) * | 2009-12-14 | 2011-06-23 | Mitsubishi Rayon Co Ltd | モノマー精製品およびその製造方法 |
JP2012106956A (ja) * | 2010-11-18 | 2012-06-07 | Asahi Kasei Chemicals Corp | 重合性化合物の精製方法 |
-
2001
- 2001-12-11 JP JP2001377755A patent/JP4068839B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2007182437A (ja) * | 2005-12-06 | 2007-07-19 | Nippon Shokubai Co Ltd | アクリル酸の製造方法 |
WO2008152946A1 (ja) * | 2007-06-11 | 2008-12-18 | Nippon Shokubai Co., Ltd. | 易重合性化合物含有液の蒸留方法 |
JP2008303200A (ja) * | 2007-06-11 | 2008-12-18 | Nippon Shokubai Co Ltd | 易重合性化合物含有液の蒸留方法 |
JP2011121922A (ja) * | 2009-12-14 | 2011-06-23 | Mitsubishi Rayon Co Ltd | モノマー精製品およびその製造方法 |
JP2012106956A (ja) * | 2010-11-18 | 2012-06-07 | Asahi Kasei Chemicals Corp | 重合性化合物の精製方法 |
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