JP2003175000A - 側方視型内視鏡の先端部 - Google Patents
側方視型内視鏡の先端部Info
- Publication number
- JP2003175000A JP2003175000A JP2001375154A JP2001375154A JP2003175000A JP 2003175000 A JP2003175000 A JP 2003175000A JP 2001375154 A JP2001375154 A JP 2001375154A JP 2001375154 A JP2001375154 A JP 2001375154A JP 2003175000 A JP2003175000 A JP 2003175000A
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- Japan
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- cap
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- tip cap
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Abstract
(57)【要約】
【課題】挿入部の先端を細径化して、内視鏡検査を受け
る人に与える苦痛を軽減することができる側方視型内視
鏡の先端部を提供すること。 【解決手段】挿入部１の先端に設けられた金属製の先端
部本体１０の外面に電気絶縁性の先端キャップ１１が被
着された側方視型内視鏡の先端部において、先端キャッ
プ１１をセラミックにより形成したものであり、先端キ
ャップ１１がジルコニアによって形成されていてもよ
い。そのようにすることにより、従来１ｍｍ弱程度以上
必要とした先端キャップ１１の肉厚を、０．５ｍｍ弱程
度にすることが可能となる。
る人に与える苦痛を軽減することができる側方視型内視
鏡の先端部を提供すること。 【解決手段】挿入部１の先端に設けられた金属製の先端
部本体１０の外面に電気絶縁性の先端キャップ１１が被
着された側方視型内視鏡の先端部において、先端キャッ
プ１１をセラミックにより形成したものであり、先端キ
ャップ１１がジルコニアによって形成されていてもよ
い。そのようにすることにより、従来１ｍｍ弱程度以上
必要とした先端キャップ１１の肉厚を、０．５ｍｍ弱程
度にすることが可能となる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は側方視型内視鏡の
先端部に関する。
先端部に関する。
【０００２】
【従来の技術】側方視型内視鏡の先端部においては、対
物光学系等を内蔵する先端部本体が挿入部の先端に連結
されていて、その外面には、各部に形成された内蔵物固
定用の溝の表面等を覆うように先端キャップが被着され
ている。
物光学系等を内蔵する先端部本体が挿入部の先端に連結
されていて、その外面には、各部に形成された内蔵物固
定用の溝の表面等を覆うように先端キャップが被着され
ている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上述のような構成の側
方視型内視鏡において、先端部本体は、強度や光学精度
等を考慮して金属により形成され、先端キャップは、高
周波処置の際の電気安全性を考慮して電気絶縁性のある
プラスチックにより形成されている。
方視型内視鏡において、先端部本体は、強度や光学精度
等を考慮して金属により形成され、先端キャップは、高
周波処置の際の電気安全性を考慮して電気絶縁性のある
プラスチックにより形成されている。
【０００４】しかし、そのように先端キャップをプラス
チックにより形成すると、強度上の必要性から一般に１
ｍｍ弱程度以上の肉厚が必要なので、挿入部の先端が太
くなって内視鏡検査を受ける人に与える苦痛が大きくな
ってしまう。
チックにより形成すると、強度上の必要性から一般に１
ｍｍ弱程度以上の肉厚が必要なので、挿入部の先端が太
くなって内視鏡検査を受ける人に与える苦痛が大きくな
ってしまう。
【０００５】そこで本発明は、挿入部の先端を細径化し
て、内視鏡検査を受ける人に与える苦痛を軽減すること
ができる側方視型内視鏡の先端部を提供することを目的
とする。
て、内視鏡検査を受ける人に与える苦痛を軽減すること
ができる側方視型内視鏡の先端部を提供することを目的
とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の側方視型内視鏡の先端部は、挿入部の先端
に設けられた金属製の先端部本体の外面に電気絶縁性の
先端キャップが被着された側方視型内視鏡の先端部にお
いて、先端キャップをセラミックにより形成したもので
ある。
め、本発明の側方視型内視鏡の先端部は、挿入部の先端
に設けられた金属製の先端部本体の外面に電気絶縁性の
先端キャップが被着された側方視型内視鏡の先端部にお
いて、先端キャップをセラミックにより形成したもので
ある。
【０００７】なお、先端キャップがジルコニアによって
形成されていてもよい。
形成されていてもよい。
【０００８】
【発明の実施の形態】図面を参照して本発明の実施例を
説明する。図４は側方視型内視鏡の全体構成を示してお
り、可撓性の挿入部１の先端に連結された湾曲部２は、
挿入部１の基端に連結された操作部３の湾曲操作ノブ４
によって所望の方向に屈曲される。湾曲部２の先端に
は、先端キャップ１１が被着された先端部本体１０が連
結されている。
説明する。図４は側方視型内視鏡の全体構成を示してお
り、可撓性の挿入部１の先端に連結された湾曲部２は、
挿入部１の基端に連結された操作部３の湾曲操作ノブ４
によって所望の方向に屈曲される。湾曲部２の先端に
は、先端キャップ１１が被着された先端部本体１０が連
結されている。
【０００９】図１は先端部本体１０周辺の側面断面図、
図２はその斜視図であり、先端部本体１０は例えばステ
ンレス鋼等のような耐蝕性の優れた金属材を切削して形
成され、その側面に観察窓１２と照明窓１３が並んで配
置されている。
図２はその斜視図であり、先端部本体１０は例えばステ
ンレス鋼等のような耐蝕性の優れた金属材を切削して形
成され、その側面に観察窓１２と照明窓１３が並んで配
置されている。
【００１０】そして、観察窓１２の表面に向けて送気送
水ノズル１４が配置され、観察窓１２の奥には、ダハプ
リズム１５と対物光学系１６による被写体の投影位置に
イメージガイドファイババンドル１７の入射端面が配置
されている。
水ノズル１４が配置され、観察窓１２の奥には、ダハプ
リズム１５と対物光学系１６による被写体の投影位置に
イメージガイドファイババンドル１７の入射端面が配置
されている。
【００１１】１８は、対物光学系１６とイメージガイド
ファイババンドル１７の入射端部を支持する鏡筒であ
り、先端部本体１０に穿設された支持孔内に嵌挿され
て、図示されていない小ネジによって先端部本体１０に
固定されている。
ファイババンドル１７の入射端部を支持する鏡筒であ
り、先端部本体１０に穿設された支持孔内に嵌挿され
て、図示されていない小ネジによって先端部本体１０に
固定されている。
【００１２】照明窓１３の奥にはライトガイドファイバ
バンドル１９の射出端部が配置されていて、そのライト
ガイドファイババンドル１９を配置するために先端部本
体１０に形成された溝２０内の空間には接着剤が充填さ
れている。
バンドル１９の射出端部が配置されていて、そのライト
ガイドファイババンドル１９を配置するために先端部本
体１０に形成された溝２０内の空間には接着剤が充填さ
れている。
【００１３】また、図２に図示されるように、観察窓１
２及び照明窓１３と並んで形成された処置具突出孔２１
内には、操作部３からの遠隔操作によって揺動する処置
具起上片２２が配置されていて、処置具突出孔２１から
突出される処置具の先端部分の突出方向を任意に制御す
ることができる。
２及び照明窓１３と並んで形成された処置具突出孔２１
内には、操作部３からの遠隔操作によって揺動する処置
具起上片２２が配置されていて、処置具突出孔２１から
突出される処置具の先端部分の突出方向を任意に制御す
ることができる。
【００１４】先端キャップ１１は、単体の斜視図である
図３にも示されるように、観察窓１２、照明窓１３及び
処置具突出孔２１の外側に位置する部分に窓１１ａが形
成されていて、その他の全ての部分が先端部本体１０の
表面に密着するキャップ状に形成されている。そして、
図１に示されるように、先端固定ネジ２３によって先端
部本体１０に固定されている。
図３にも示されるように、観察窓１２、照明窓１３及び
処置具突出孔２１の外側に位置する部分に窓１１ａが形
成されていて、その他の全ての部分が先端部本体１０の
表面に密着するキャップ状に形成されている。そして、
図１に示されるように、先端固定ネジ２３によって先端
部本体１０に固定されている。
【００１５】この先端キャップ１１は電気絶縁性のよい
セラミックによって形成されており、例えばジルコニア
セラミック等を用いることにより、０．５ｍｍ弱程度の
肉厚でも十分な強度が得られ、それによって挿入部１の
先端の外径寸法を細径化することができるので、内視鏡
検査を受ける人に与える苦痛を小さくすることができ
る。
セラミックによって形成されており、例えばジルコニア
セラミック等を用いることにより、０．５ｍｍ弱程度の
肉厚でも十分な強度が得られ、それによって挿入部１の
先端の外径寸法を細径化することができるので、内視鏡
検査を受ける人に与える苦痛を小さくすることができ
る。
【００１６】
【発明の効果】本発明によれば、挿入部の先端に設けら
れた金属製の先端部本体の外面に被着される先端キャッ
プをセラミックにより形成したことにより、挿入部の先
端を細径化して内視鏡検査を受ける人に与える苦痛を軽
減することができる。
れた金属製の先端部本体の外面に被着される先端キャッ
プをセラミックにより形成したことにより、挿入部の先
端を細径化して内視鏡検査を受ける人に与える苦痛を軽
減することができる。
【図１】本発明の実施例の側方視型内視鏡の先端部の側
面断面図である。
面断面図である。
【図２】本発明の実施例の側方視型内視鏡の先端部の斜
視図である。
視図である。
【図３】本発明の実施例の先端キャップを単体で示す斜
視図である。
視図である。
【図４】本発明の実施例の側方視型内視鏡の全体構成を
示す側面図である。
示す側面図である。
【符号の説明】
１ 挿入部
１０ 先端部本体
１１ 先端キャップ
１１ａ 窓
１２ 観察窓
１３ 照明窓
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
Ｆターム(参考） 2H040 BA00 CA11 CA23 CA25 CA26
DA03 DA14 DA15 DA17 DA18
DA22 DA56 DA57
4C061 AA00 BB04 CC06 DD03 FF35
JJ01 JJ06
Claims (2)
- 【請求項１】挿入部の先端に設けられた金属製の先端部
本体の外面に電気絶縁性の先端キャップが被着された側
方視型内視鏡の先端部において、上記先端キャップをセ
ラミックにより形成したことを特徴とする側方視型内視
鏡の先端部。 - 【請求項２】上記先端キャップがジルコニアによって形
成されている請求項１記載の側方視型内視鏡の先端部。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001375154A JP2003175000A (ja) | 2001-12-10 | 2001-12-10 | 側方視型内視鏡の先端部 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001375154A JP2003175000A (ja) | 2001-12-10 | 2001-12-10 | 側方視型内視鏡の先端部 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003175000A true JP2003175000A (ja) | 2003-06-24 |
Family
ID=19183576
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001375154A Pending JP2003175000A (ja) | 2001-12-10 | 2001-12-10 | 側方視型内視鏡の先端部 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003175000A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2015032471A3 (de) * | 2013-09-03 | 2015-06-18 | Olympus Winter & Ibe Gmbh | Endoskop und endoskopspitze |
-
2001
- 2001-12-10 JP JP2001375154A patent/JP2003175000A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2015032471A3 (de) * | 2013-09-03 | 2015-06-18 | Olympus Winter & Ibe Gmbh | Endoskop und endoskopspitze |
| CN105491937A (zh) * | 2013-09-03 | 2016-04-13 | 奥林匹斯冬季和Ibe有限公司 | 内窥镜和内窥镜末端 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20041021 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20061207 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20061214 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070125 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070426 |