JP2003174468A - ネットワークシステムおよび通信方法、電子装置および通信方法、通信装置および方法、記録媒体、並びにプログラム - Google Patents
ネットワークシステムおよび通信方法、電子装置および通信方法、通信装置および方法、記録媒体、並びにプログラムInfo
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Abstract
クを形成できるようにする。 【解決手段】 ICカード1がハードディスクレコーダ3
のICカードリーダライタに近接されたとき、ハードディ
スクレコーダ3は、自分自身のIPアドレス等を含むプロ
ファイルをICカード1に書き込む。ハードディスクレコ
ーダ3は、カードIDと、例えば、テレビジョン受像機2
のプロファイルが含まれているプロファイルリストをIC
カード1から読み出したとき、それに基づいて、テレビ
ジョン受像機2にアクセスする。そして、ハードディス
クレコーダ3は、ICカード1から読み出した、ハードデ
ィスクレコーダ3のプロファイルが新たに追加されたプ
ロファイルリストをテレビジョン受像機2に通知し、テ
レビジョン受像機2との間でVPN(Virtual Private Netw
ork)5を形成する。
Description
テムおよび通信方法、電子装置および通信方法、通信装
置および方法、記録媒体、並びにプログラムに関し、特
に、容易に、かつ迅速にプライベートなネットワークを
形成できるようにするネットワークシステムおよび通信
方法、電子装置および通信方法、通信装置および方法、
記録媒体、並びにプログラムに関する。
かわらず、通信を行う拠点間を専用線のように接続し、
安全な通信を可能にするセキュリティ技術として、VPN
(Virtual Private Network)が普及している。
よる通信を行うには、通信を行う拠点の双方にVPN機能
を備えた専用装置を設けなければならず、一般のユーザ
にとっては、その設定が非常に煩雑であるという課題が
あった。
タやファイアウォールの中には、そのような専用装置の
機能を有するものもあるが、専用装置の場合と同様に、
その設定が煩雑である。
ものであり、容易に、かつ迅速にプライベートなネット
ワークを形成できるようにしたものである。
ステムを構成する電子装置は、通信装置から送信され
る、通信装置の特徴を表わす第1の特徴情報を受信する
第1の受信手段と、第1の受信手段により受信された第
1の特徴情報と、他の通信装置の特徴を表わす第2の特
徴情報を記憶する第1の記憶手段と、識別情報を記憶す
る第2の記憶手段と、第1の特徴情報を送信してきた通
信装置に対して、第1の記憶手段に記憶されている第2
の特徴情報、及び、第2の記憶手段に記憶されている識
別情報を送信する第1の送信手段とを備えることを特徴
とする。また、本発明のネットワークシステムを構成す
る通信装置は、第1の特徴情報を記憶する第3の記憶手
段と、電子装置に対して、第3の記憶手段により記憶さ
れている第1の特徴情報を送信する第2の送信手段と、
前記電子装置から送信される第2の特徴情報、及び識別
情報を受信する第2の受信手段と、第2の受信手段によ
り受信された第2の特徴情報に基づいて、他の通信装置
に接続し、第1の特徴情報を他の通信装置に送信する第
3の送信手段と、第2の特徴情報を記憶し、他の通信装
置との間で仮想専用ネットワークを形成する形成手段と
を備えることを特徴とする。
は、通信装置から送信される、通信装置の特徴を表わす
第1の特徴情報を受信する第1の受信ステップと、第1
の受信ステップの処理により受信された第1の特徴情報
と、他の通信装置の特徴を表わす第2の特徴情報を記憶
する第1の記憶ステップと、識別情報を記憶する第2の
記憶ステップと、第1の特徴情報を送信してきた通信装
置に対して、第1の記憶ステップの処理により記憶され
ている第2の特徴情報、及び第2の記憶ステップの処理
により記憶されている識別情報を送信する第1の送信ス
テップと、第1の特徴情報を記憶する第3の記憶ステッ
プと、電子装置に対して、第3の記憶ステップの処理に
より記憶されている第1の特徴情報を送信する第2の送
信ステップと、前記電子装置から送信される、第2の特
徴情報、及び識別情報を受信する第2の受信ステップ
と、第2の受信ステップの処理により受信された第2の
特徴情報に基づいて、他の通信装置に接続し、第1の特
徴情報を他の通信装置に送信する第3の送信ステップ
と、第2の特徴情報を記憶し、他の通信装置との間で仮
想専用ネットワークを形成する形成ステップとを含むこ
とを特徴とする。
れる、通信装置の特徴を表わす第1の特徴情報を受信す
る受信手段と、受信手段により受信された第1の特徴情
報と、他の通信装置の特徴を表わす第2の特徴情報を記
憶する第1の記憶手段と、識別情報を記憶する第2の記
憶手段と、第1の特徴情報を送信してきた通信装置に対
して、第1の記憶手段に記憶されている第2の特徴情
報、及び第2の記憶手段に記憶されている識別情報を送
信する送信手段とを備えることを特徴とする。
は、通信装置、および他の通信装置のIPアドレスがそれ
ぞれ含まれているようにすることができる。
通信装置に対して同一の画像を表示させる画像データを
さらに記憶し、送信手段は、第2の記憶手段により記憶
されている画像データをさらに送信するようにすること
ができる。
通信装置により形成される仮想専用ネットワーク内の通
信により利用される暗号鍵情報をさらに記憶し、送信手
段は、第2の記憶手段により記憶されている暗号鍵情報
をさらに送信するようにすることができる。
から送信される、通信装置の特徴を表わす第1の特徴情
報を受信する受信ステップと、受信ステップの処理によ
り受信された第1の特徴情報と、他の通信装置の特徴を
表わす第2の特徴情報を記憶する第1の記憶ステップ
と、識別情報を記憶する第2の記憶ステップと、第1の
特徴情報を送信してきた通信装置に対して、第1の記憶
ステップの処理により記憶されている第2の特徴情報、
及び第2の記憶ステップの処理により記憶されている識
別情報を送信する送信ステップとを含むことを特徴とす
る。
ラムは、通信装置から送信される、通信装置の特徴を表
わす第1の特徴情報の受信を制御する受信制御ステップ
と、受信制御ステップの処理により受信され、記憶され
ている第1の特徴情報と、記憶されている、他の通信装
置の特徴を表わす第2の特徴情報の取得を制御する第1
の取得制御ステップと、記憶されている、識別情報の取
得を制御する第2の取得制御ステップと、第1の特徴情
報を送信してきた通信装置に対して、第1の取得制御ス
テップの処理により取得された第2の特徴情報、及び第
2の取得制御ステップの処理により取得された識別情報
の送信を制御する送信制御ステップとを含むことを特徴
とする。
される、通信装置の特徴を表わす第1の特徴情報の受信
を制御する受信制御ステップと、受信制御ステップの処
理により受信され、記憶されている第1の特徴情報と、
記憶されている、他の通信装置の特徴を表わす第2の特
徴情報の取得を制御する第1の取得制御ステップと、記
憶されている、識別情報の取得を制御する第2の取得制
御ステップと、第1の特徴情報を送信してきた通信装置
に対して、第1の取得制御ステップの処理により取得さ
れた第2の特徴情報、及び第2の取得制御ステップの処
理により取得された識別情報の送信を制御する送信制御
ステップとをコンピュータに実行させることを特徴とす
る。
わす第1の特徴情報を記憶する記憶手段と、電子装置に
対して、記憶手段により記憶されている第1の特徴情報
を送信する第1の送信手段と、前記電子装置から送信さ
れる、他の通信装置の特徴を表わす第2の特徴情報、お
よび、電子装置を識別する識別情報を受信する受信手段
と、受信手段により受信された第2の特徴情報に基づい
て、他の通信装置に接続し、第1の特徴情報を他の通信
装置に送信する第2の送信手段と、第2の特徴情報を記
憶し、他の通信装置との間で仮想専用ネットワークを形
成する形成手段とを備えることを特徴とする。
スが含まれており、第2の特徴情報には、他の通信装置
のIPアドレスが含まれているようにすることができる。
タをさらに受信し、受信手段により受信された画像デー
タに基づいて、画像を表示する表示手段をさらに備える
ようにすることができる。
る、形成手段により形成される仮想専用ネットワーク内
の通信により利用される暗号鍵をさらに受信するように
することができる。
エア構成に関する情報が含まれており、第2の特徴情報
には、他の通信装置のハードウエア構成に関する情報が
含まれているようにすることができる。
の特徴を表わす第1の特徴情報を記憶する記憶ステップ
と、電子装置に対して、記憶ステップの処理により記憶
されている第1の特徴情報を送信する第1の送信ステッ
プと、前記電子装置から送信される、他の通信装置の特
徴を表わす第2の特徴情報、および、電子装置を識別す
る識別情報を受信する受信ステップと、受信ステップの
処理により受信された第2の特徴情報に基づいて、他の
通信装置に接続し、第1の特徴情報を他の通信装置に送
信する第2の送信ステップと、第2の特徴情報を記憶
し、他の通信装置との間で仮想専用ネットワークを形成
する形成ステップとを含むことを特徴とする。
ラムは、記憶されている、自分自身の特徴を表わす第1
の特徴情報の取得を制御する取得制御ステップと、電子
装置に対して、取得制御ステップの処理により取得され
た第1の特徴情報の送信を制御する第1の送信制御ステ
ップと、前記電子装置から送信される、他の通信装置の
特徴を表わす第2の特徴情報、および、電子装置を識別
する識別情報の受信を制御する受信制御ステップと、受
信制御ステップの処理により受信された第2の特徴情報
に基づいて、他の通信装置に接続し、第1の特徴情報の
他の通信装置に対する送信を制御する第2の送信制御ス
テップと、第2の特徴情報の記憶を制御するとともに、
他の通信装置との間での仮想専用ネットワークの形成を
制御する形成制御ステップとを含むことを特徴とする。
自分自身の特徴を表わす第1の特徴情報の取得を制御す
る取得制御ステップと、電子装置に対して、取得制御ス
テップの処理により取得された第1の特徴情報の送信を
制御する第1の送信制御ステップと、前記電子装置から
送信される、他の通信装置の特徴を表わす第2の特徴情
報、および、電子装置を識別する識別情報の受信を制御
する受信制御ステップと、受信制御ステップの処理によ
り受信された第2の特徴情報に基づいて、他の通信装置
に接続し、第1の特徴情報の他の通信装置に対する送信
を制御する第2の送信制御ステップと、第2の特徴情報
の記憶を制御するとともに、他の通信装置との間での仮
想専用ネットワークの形成を制御する形成制御ステップ
とをコンピュータに実行させることを特徴とする。
方法においては、電子装置により、通信装置から送信さ
れる、通信装置の特徴を表わす第1の特徴情報が受信さ
れ、受信された第1の特徴情報と、他の通信装置の特徴
を表わす第2の特徴情報が記憶される。また、識別情報
が記憶され、第1の特徴情報を送信してきた通信装置に
対して、第2の特徴情報、および識別情報が送信され
る。通信装置により、第1の特徴情報が記憶され、電子
装置に対して、第1の特徴情報が送信され、第2の特徴
情報、および、識別情報が受信される。また、第2の特
徴情報に基づいて、他の通信装置に接続され、第1の特
徴情報が他の通信装置に送信され、第2の特徴情報が記
憶され、他の通信装置との間で仮想専用ネットワークが
形成される。
体、並びにプログラムにおいては、通信装置から送信さ
れる、通信装置の特徴を表わす第1の特徴情報が受信さ
れ、第1の特徴情報と、他の通信装置の特徴を表わす第
2の特徴情報が記憶される。また、識別情報が記憶さ
れ、第1の特徴情報を送信してきた通信装置に対して、
第2の特徴情報、および識別情報が送信される。
並びにプログラムにおいては、自分自身の特徴を表わす
第1の特徴情報が記憶され、電子装置に対して、第1の
特徴情報が送信される。また、電子装置から送信され
る、他の通信装置の特徴を表わす第2の特徴情報、およ
び、電子装置を識別する識別情報が受信され、受信され
た第2の特徴情報に基づいて、他の通信装置に接続さ
れ、第1の特徴情報が他の通信装置に送信される。そし
て、第2の特徴情報が記憶され、他の通信装置との間で
仮想専用ネットワークが形成される。
ワークシステムの概念を示す図である。
ットワークIDが記憶されており、ネットワークIDは、IC
カード1がテレビジョン受像機2、ハードディスクレコ
ーダ3、或いはPDA(Personal Digital Assistants)4の
所定の位置に近接されたとき、それらの機器により読み
出される。
ディスクレコーダ3、およびPDA4には、ICカード1に
記憶されているネットワークIDを非接触の通信により読
み出すリーダライタ(ICカードリーダライタ56(図3
参照)、106(図5参照)、126(図6参照))が
それぞれ設けられている。
ば、ユーザによりICカード1がハードディスクレコーダ
3のICカードリーダライタ106に近接されたとき、ハ
ードディスクレコーダ3は、自分自身のIPアドレス等を
含むプロファイル(特徴情報)をICカード1に書き込
む。ICカード1には、上述したネットワークIDの他に、
テレビジョン受像機2やハードディスクレコーダ3等
の、近接された機器のプロファイルのリストが記憶され
るようになされている。
クIDと、例えば、テレビジョン受像機2のプロファイル
(IPアドレス等)が含まれているプロファイルリストを
ICカード1から読み出したとき、それに基づいて、例え
ば、IEEE(Institute of Electrical and Electronics E
ngineers)802.11a、IEEE802.11b、IEEE802.11g、または
ブルートゥースなどの無線通信により、テレビジョン受
像機2にアクセスする。そして、ハードディスクレコー
ダ3は、ICカード1から読み出した、ハードディスクレ
コーダ3のプロファイルが新たに追加されたプロファイ
ルリストをテレビジョン受像機2に通知し、テレビジョ
ン受像機2との間でVPN(Virtual Private Network)(仮
想専用ネットワーク)5を形成する。
近接されることにより、近接された機器が、順次、VPN
を構成する機器として加えられることとなる。
ィスクレコーダ3との間で、上述したようにしてVPNが
形成されている状態において、ICカード1がさらにPDA
4のリーダライタ126に近接された場合、PDA4のプ
ロファイルがICカード1に保存されているプロファイル
リストに追加される。
され、更新されたプロファイルリストと、ネットワーク
IDをICカード1から読み出し、読み出したプロファイル
リストに登録されているプロファイルに基づいて、上述
したような無線通信により、テレビジョン受像機2とハ
ードディスクレコーダ3にアクセスする。また、PDA4
は、読み出したプロファイルリスト(PDA4のプロファ
イルが追加されたプロファイルリスト)をテレビジョン
受像機2とハードディスクレコーダ3に通知して、同一
のプロファイルリストを共有し、図1の一点鎖線で示さ
れるようなVPN5を形成する。
うことなく、単に、ICカード1を近接させるだけでVPN
5を形成することができる。当然、上述したような無線
通信だけでなく、イーサネット(登録商標)などの有線
を介したネットワークによりVPN5が形成されるように
してもよい。
するそれぞれの機器の構成について説明する。
ブロック図である。
(ループアンテナ)22と、それ以外の構成が1チップ
に格納されたIC21から構成され、電磁誘導を利用し
て、例えば、テレビジョン受像機2のリーダライタ56
と各種のデータを半二重通信する。
M(Read Only Memory)32に格納されている制御プログ
ラムをRAM(Random Access Memory)33に展開し、ICカ
ード1の全体の動作を制御する。例えば、CPU31は、
近接されたテレビジョン受像機2のリーダライタ56に
対して、EEPROM(Electrically Erasable and Programm
able Read Only Memory)34に記憶されているネット
ワークIDとプロファイルリストを通知する。
SK(Amplitude Shift Keying)復調部39により復調さ
れたデータがBPSK(Binary Phase Shift Keying)変調さ
れている場合、図示せぬPLL部から供給されるクロック
信号に基づいて、そのデータの復調(マンチェスターコ
ードのデコード)を行い、復調したデータを、バス35
を介してCPU31等に適宜出力する。
されてきたデータにBPSK変調(マンチェスターコードへ
のコーディング)を行い、それをASK変調部37に出力
する。
Dやプロファイルリストなどのデータを近接された機器
のリーダライタに送信する場合、SPU36から供給され
るデータに対応して、例えば、所定のスイッチング素子
をオン/オフさせ、スイッチング素子がオン状態である
ときだけ、所定の負荷をアンテナ22に並列に接続させ
ることにより、アンテナ22の負荷を変動させる。
変動により、アンテナ22において受信されている、す
なわち、近接されている機器のリーダライタから輻射さ
れている変調波をASK変調し、その変調成分を、アンテ
ナ22を介してリーダライタに送信する(リーダライタ
のアンテナの端子電圧を変動させる)(ロードスイッチ
ング方式)。
受信した変調波(ASK変調波)を包絡線検波して復調
し、復調後のデータをSPU36に出力する。アンテナ2
2においては、例えば、リーダライタから輻射される所
定の周波数の電磁波により共振が生じている。
励起された交流磁界を整流し、安定化した後、各部に直
流電源として供給する。例えば、テレビジョン受像機2
のリーダライタ56等から輻射される電磁波の電力は、
ICカード1に必要な電力を賄う磁界を発生させるように
調整されている。
いた名称であり、上述したような、または後述するよう
な機能を有するモジュールを意図するものである。ICカ
ード1と基本的に同様の機能を有するものとして、例え
ば、Felica(登録商標)などがある。
成例を示すブロック図である。
記憶されているプログラムに従って、各種の処理を実行
する。RAM53には、CPU51が実行するプログラムやデ
ータが適宜記憶される。CPU51、ROM52、およびRAM
53は、バス54を介して相互に接続されている。
が接続されており、この入出力インタフェース55に
は、電磁波を介して、近接されたICカード1と非接触に
より通信するICカードリーダライタ56、VPNを構成す
る機器との間で、IEEE802.11a、IEEE802.11b、IEEE802.
11g、ブルートゥースなどにより無線通信を行う無線通
信部57が接続されている。
り読み出されたプロファイルリストにハードディスクレ
コーダ3のIPアドレスが登録されている場合、それ基づ
いてハードディスクレコーダ3にアクセスし、ネットワ
ークIDやプロファイルリストなどの各種の情報を送信す
る。また、無線通信部57は、VPNを構成する機器との
間で各種の情報を送受信する。
ィスク、フラッシュメモリなどで構成される記憶部58
が接続されており、例えば、ICカード1から読み出され
たネットワークIDやプロファイルリストが記憶される。
また、記憶部58には、テレビジョン受像機2のプロフ
ァイルが予め記憶されている。後に詳述するように、こ
のプロファイルには、テレビジョン受像機2のIPアドレ
スの他に、ハードウエア構成などの情報も含まれてい
る。
フロントエンド、チューナ、デマルチプレクサ、デコー
ダ、アナログディジタル変換部などから構成され、図示
せぬアンテナにおいて受信された放送波や、例えば、無
線通信部57による通信により、ハードディスクレコー
ダ3から供給されてきた番組データなどを処理し、映像
を表示部60に表示させる。テレビジョン信号処理部の
詳細な構成については省略する。
(以下、適宜、リーダライタ56と称する)の詳細な構
成例を示すブロック図である。
CC(Serial Communication Controller)84、SPU8
6、並びに、これらのCPU81乃至SPU86を相互に接続
するバス85から構成されている。
プログラムをRAM83に展開し、例えば、ICカード1か
ら送信されてきた応答データや、図3のCPU51から供
給されてきた制御信号に基づいて、各種の処理を実行す
る。例えば、CPU81は、ICカード1に送信するコマン
ドを生成し、それを、バス85を介してSPU86に出力
したり、ICカード1から送信されてきたデータの認証処
理などを行う。
れ、ICカード1からプロファイルリストが通知されてき
たとき、CPU51の指示に基づいて、それを無線通信部
57や記憶部58に転送するなどの処理を行う。
きたデータを、バス85を介してCPU81に供給した
り、CPU81から、バス85を介して供給されてきたデ
ータをCPU51に出力する。
が復調部74から供給されてきたとき、そのデータに対
して、例えば、BPSK復調(マンチェスターコードのデコ
ード)などを施し、取得したデータをCPU81に供給す
る。また、SPU86は、ICカード1に送信するコマンド
がバス85を介して供給されてきたとき、そのコマンド
にBPSK変調(マンチェスターコードへのコーディング)
を施し、取得したデータを変調部72に出力する。
供給される所定の周波数(例えば、13.56MHz)の
搬送波を、SPU86より供給されるデータに基づいて、A
SK変調し、生成された変調波を、電磁波としてアンテナ
75から出力する。一方、復調部74は、アンテナ75
を介して取得した変調波(ASK変調波)を復調し、復調
されたデータをSPU86に出力する。
それに対する負荷の変化に基づいて、ICカード1が近接
されたか否かを検出する。そして、例えば、ICカード1
が近接されたとき、アンテナ75は、ICカード1と各種
のデータを送受信する。
3のICカードリーダライタ106、およびPDA4のICカ
ードリーダライタ126も、図4に示されるリーダライ
タ56と同様の構成を有している。
の構成例を示すブロック図である。
ィスク109に記憶されているプログラムに基づいて、
バス104、入出力インタフェース105を介して全体
の動作を制御する。
宜、リーダライタ106と称する)は、ICカード1と非
接触により通信し、ネットワークIDやプロファイルリス
トなどの各種の情報をICカード1から読み出す。
ン受像機2の無線通信部57と、IEEE802.11a、IEEE80
2.11b、IEEE802.11g、またはブルートゥースなどにより
無線通信を行い、ハードディスク109に保存している
番組データをテレビジョン受像機2に送信する。
定などの各種の情報を表示し、ユーザに提示する。
号処理部110により処理され、供給されてきた番組デ
ータを保存する。例えば、テレビジョン信号処理部11
0からは、MPEG(Moving Picture Experts Group)2フォ
ーマットにより圧縮されたデータが供給されてくる。ま
た、ハードディスク109は、ハードディスクレコーダ
3のプロファイル、リーダライタ106によりICカード
1から読み出されたネットワークID、およびプロファイ
ルリスト等を記憶する。
ぬチューナ等から供給されてきたテレビジョン信号を、
例えば、MPEG2フォーマットで圧縮し、それをハードデ
ィスク109に供給する。
ック図である。
のハードディスクレコーダ3のCPU101乃至無線通信
部107と基本的に同様である。すなわち、ICカードリ
ーダライタ126(以下、適宜、リーダライタ126と
称する)は、ICカード1との間で非接触により通信を行
い、無線通信部127は、VPNを構成する機器との間で
所定の規格に基づいて無線通信を行う。
りなり、PDA4のプロファイルを記憶するとともに、リ
ーダライタ126によりICカード1から読み出されたネ
ットワークIDやプロファイルリストを記憶する。
PU121からの指示に基づいて各種の情報を表示し、ユ
ーザに提示する。例えば、ユーザは、ハードディスクレ
コーダ3に保存されている番組データを、VPN5を介し
てPDA4に取り込み、その映像をLCD129に表示させる
ことができる。
力ボタンからなり、ユーザによる指示をCPU121等に
通知する。
要に応じてドライブ131が接続され、磁気ディスク1
32、光ディスク133、光磁気ディスク133、或い
は半導体メモリ134などが適宜装着され、それから読
み出されたコンピュータプログラムが、必要に応じて記
憶部128にインストールされる。
について説明する。
て、VPNが形成されていない状態において、ICカード1
とテレビジョン受像機2により行われる処理について説
明する。
ダライタ56から所定の周期で出力されている電磁波に
対するICカード1の応答を検出したとき(ICカード1が
近接されたとき)、ステップS11において、リーダラ
イタ56を制御し、記憶部58に記憶されているテレビ
ジョン受像機2のプロファイルをICカード1に通知する
(送信する)。
31は、各部を制御し、テレビジョン受像機2のリーダ
ライタ56から送信されてきたプロファイルを受信し、
ステップS2に進み、それを、EEPROM34に保存されて
いるプロファイルのリストに登録する。なお、初期の状
態においては、EEPROM34には、いずれの機器のプロフ
ァイルも登録されていない。
1のEEPROM34に保存される情報の例を示す図である。
ネットワークIDと、ステップS1において受信されたテ
レビジョン受像機2のプロファイルがEEPROM34に保存
される。図8の例においては、ICカード1のネットワー
クIDは「001」とされており、テレビジョン受像機2
のプロファイルとして、テレビジョン受像機2のIPアド
レス「255.255.255.255」と、テレビジョン受像機2の
ハードウエア構成である、「IEEE802.11a通信モジュー
ル」と「MPEG2デコーダ」が登録されている。
M34に記憶されている情報、すなわち、図8に示され
るような、ネットワークIDとプロファイルリストをテレ
ビジョン受像機2に送信する。
ップS12において、ICカード1から送信されてきたネ
ットワークIDとプロファイルリストを受信し、ステップ
S13に進み、それを記憶部58に保存する。すなわ
ち、テレビジョン受像機2の記憶部58には、図8に示
されるものと同一の情報が記憶される。
図7に示される処理によりテレビジョン受像機2のプロ
ファイルが登録されたICカード1が、次に、ハードディ
スクレコーダ3に近接された場合の処理について説明す
る。
は、ICカード1を検出したことがリーダライタ106か
ら通知されてきたとき、ステップS31において、ハー
ドディスク109に保存されている自分自身のプロファ
イルを読み出し、それをリーダライタ106からICカー
ド1に通知する。
U31は、ハードディスクレコーダ3のリーダライタ1
06から送信されてきたプロファイルを受信し、ステッ
プS22に進む。ステップS22において、CPU31
は、ハードディスクレコーダ3から送信されてきたプロ
ファイルをEEPROM34に保存し、プロファイルリストの
情報を更新する。
OM34に保存される情報の例を示す図である。
8に示される情報に加えて、ステップS21において受
信された、ハードディスクレコーダ3のプロファイルが
追加される。
ダ3のIPアドレスは「255.255.255.254」とされ、ハー
ドディスクレコーダ3には、「IEEE802.11a通信モジュ
ール」と「MPEG2デコーダ」が設けられているとされて
いる。
U31は、リーダライタ56を制御し、EEPROM34に保
存されているネットワークIDと、更新したプロファイル
リストをハードディスクレコーダ3に通知する。
は、ステップS32において、ICカード1から通知され
てきた情報を受信し、ステップS33に進み、それをハ
ードディスク109に保存する。
1は、無線通信部107を制御して、プロファイルリス
トに登録されている情報に基づいてテレビジョン受像機
2にアクセスし、自分自身(ハードディスクレコーダ
3)のプロファイルを含む、更新されたプロファイルリ
ストをテレビジョン受像機2に通知する。
10に示されるような情報がハードディスク109に保
存されている場合、CPU101は、IEEE802.11a通信モジ
ュールである無線通信部107を制御し、IPアドレス
「255.255.255.255」に基づいてテレビジョン受像機2
にアクセスし、IEEE802.11aに準拠した無線通信によ
り、プロファイルリスト全体の情報をテレビジョン受像
機2に送信する。
プロファイルがテレビジョン受像機2により取得される
ことになる(ICカード1に登録されているプロファイル
リストが共有されることになる)。
各種の設定を行い、テレビジョン受像機2との間でVPN
を形成する。
は、ステップS41において、無線通信部57を制御
し、ハードディスクレコーダ3から送信されてきた情報
を受信する。そして、CPU51は、ステップS42にお
いて、受信した情報により、記憶部58に保存されてい
るプロファイルリストを更新し、ハードディスクレコー
ダ3との間でVPNを形成する。すなわち、図10に示さ
れる情報が記憶部58に記憶され、所定の設定が行われ
た後、ハードディスクレコーダ3との間でVPNが形成さ
れる。
スクレコーダ3に保存させておいた番組データをテレビ
ジョン受像機2にVPNを介して転送し、表示させること
ができる。この場合、ハードディスクレコーダ3におい
ては、保存されている番組データがハードディスク10
9から読み出され、IEEE802.11a規格の無線通信によ
り、無線通信部107からテレビジョン受像機2に送信
される。送信された番組データは、テレビジョン受像機
2の無線通信部57において受信され、テレビジョン信
号処理部59により再生処理がされた後、番組の映像が
表示部60に表示される。
て、上述したようにしてテレビジョン受像機2とハード
ディスクレコーダ3との間でVPNが形成されている状態
において、さらに、ICカード1がPDA4に近接された場
合の処理について説明する。PDA4においても、図9を
参照して説明した、ハードディスクレコーダ3の処理と
同様の処理が実行される。
1が検出されたことがリーダライタ126から通知され
てきたとき、ステップS61において、記憶部128に
保存されている自分自身のプロファイルを読み出し、そ
れをリーダライタ126からICカード1に通知する。
U31は、PDA4のリーダライタ126から送信されてき
たプロファイルを受信し、ステップS52に進み、それ
をEEPROM34に保存して、プロファイルリストを更新す
る。
OM34に保存される情報の例を示す図である。
10に示される情報に加えて、さらに、ステップS51
において受信された、PDA4のプロファイルが追加され
る。
「255.255.255.253」とされ、PDA4には、「IEEE802.11
a通信モジュール」と「MPEG2デコーダ」が設けられてい
るとされている。
U31は、リーダライタ56を制御し、EEPROM34に保
存されているネットワークIDと、更新したプロファイル
リストをPDA4に通知する。
いて、ICカード1から通知されてきた情報を受信し、ス
テップS63に進み、それを記憶部128に保存させ
る。
いて、無線通信部127を制御して、プロファイルリス
トに登録されている情報に基づいてテレビジョン受像機
2、およびハードディスクレコーダ3にアクセスし、自
分自身(PDA4)のプロファイルを含む、更新されたプ
ロファイルリストをテレビジョン受像機2、およびハー
ドディスクレコーダ3に通知する。
12に示されるような情報が記憶部128に保存されて
いる場合、CPU121は、IEEE802.11a通信モジュールで
ある無線通信部127を制御し、IPアドレス「255.255.
255.255」に基づいてテレビジョン受像機2にアクセス
し、プロファイルリストをテレビジョン受像機2に通知
する。また、CPU121は、IPアドレス「255.255.255.2
54」に基づいてハードディスクレコーダ3にアクセス
し、プロファイルリストをハードディスクレコーダ3に
通知する。
ビジョン受像機2、およびハードディスクレコーダ3に
より取得され、それぞれの機器のプロファイル、および
ICカード1のネットワークIDが共有されることとなる。
所定の設定を行い、テレビジョン受像機2、およびハー
ドディスクレコーダ3との間でVPNを形成する。
は、ステップS71において、無線通信部57を制御
し、PDA4から送信されてきた情報を受信する。そし
て、CPU51は、ステップS72に進み、受信した情報
に基づいて、記憶部58に保存されているプロファイル
リストを更新し、VPNを構成する機器として、PDA4を追
加する。すなわち、図12に示される情報が記憶部58
に記憶される。
は、ステップS81において、無線通信部107を制御
し、PDA4から送信されてきた情報を受信する。そし
て、CPU101は、ステップS82に進み、受信した情
報に基づいて、ハードディスク109に保存されている
プロファイルリストを更新し、VPNを構成する機器とし
て、PDA4を追加する。すなわち、図12に示される情
報がハードディスク109に記憶され、これにより、図
1に示されるような、テレビジョン受像機2、ハードデ
ィスクレコーダ3、およびPDA4からなるVPN5が形成さ
れる。
ード1をそれぞれの機器に近接させるだけで、容易に、
かつ迅速に、それらの機器からなるVPNを形成すること
ができる。また、VPNを構成する機器として新たな機器
をさらに追加する場合であっても、その機器のリーダラ
イタにICカード1を近接させるだけで追加することがで
きる。
機器が、全てVPNを構成する機器として追加されるとし
たが、それぞれの機器間で各種の認証等を行い、よりセ
キュアなVPNを形成することもできる。この場合、ユー
ザは、始めに、機器毎に所定のパスワードを設定する必
要がある。
て、パスワードを設定するPDA4の処理について説明す
る。テレビジョン受像機2、およびハードディスクレコ
ーダ3においても同様の処理が行われる。
1は、パスワードが設定されているか否かを判定し、設
定されていると判定した場合、処理を終了させる。一
方、CPU121は、ステップS91において、パスワー
ドが設定されていないと判定した場合、ステップS92
に進み、ユーザに対して、パスワードの入力を要求す
る。例えば、CPU121は、所定の入力画面をLCD129
に表示し、パスワードの入力を要求する。
され、所定の桁数の数字や、アルファベットなどよりな
るパスワードが入力されたとき、CPU121は、ステッ
プS93において、それを、例えば、記憶部128に保
存させる。
ートを参照して、パスワードが設定されたPDA4をVPNに
追加する処理について説明する。この処理は、図11を
参照して説明した処理と基本的に同様の処理である。な
お、テレビジョン受像機2とハードディスクレコーダ3
がVPNに追加されるときにも、同様の認証等が行われて
いる。
れたことがリーダライタ126から通知されてきたと
き、ステップS121において、自分自身のプロファイ
ルをICカード1に通知する。
CPU31は、PDA4から送信されてきたプロファイルを受
信し、ステップS102に進み、プロファイルの内容を
確認する。
31は、PDA4が、VPN(テレビジョン受像機2とハード
ディスクレコーダ3からなるVPN)に加えることが可能
な機器か否かを判定し、VPNに加えることができない機
器であると判定した場合、処理を終了させる。
るテレビジョン受像機2やハードディスクレコーダ3を
操作することにより、VPNに加えることを禁止する機器
のIPアドレスや、ハードウエア構成の条件等をICカード
1に設定することができる。
ドウエアの条件として、「MPEG2デコーダ」を設定して
いる場合、ユーザは、「MPEG2デコーダ」が設けられて
いない機器がVPNに加わるのを抑制することができる。
これにより、例えば、MPEG2フォーマットで圧縮された
コンテンツをVPN内で共有しようとしているにもかかわ
らず、それを再生できない機器がVPNに加わることを抑
制することができる。
DA4が、VPNに加えることが可能な機器であると判定し
た場合、ステップS104に進み、プロファイルの確認
ができたこと(VPNに加えることができること)をPDA4
に通知する。
PDA4のリーダライタ126により受信される。そし
て、CPU121は、ステップS123において、パスワ
ードの入力をユーザに対して要求し、ステップS124
に進み、入力されたパスワードが、図13の処理により
入力されたパスワードと同一か否か、すなわち、入力さ
れたパスワードが正当か否かを判定する。
て、入力されたパスワードが正当でないと判定した場
合、処理を終了させ、一方、パスワードが正当であると
判定した場合、ステップS125に進み、パスワードの
確認ができたことをICカード1に通知する。
により、ICカード1が誤って近接された機器等が、VPN
を構成する機器として自動的に加えられることを抑制す
ることができる。
ステップS105において、ICカード1により受信され
る。そして、ステップS106において、ICカード1の
CPU31は、PDA4のプロファイルをプロファイルリスト
に登録する。
7において、EEPROM34に保存されているネットワーク
ID、プロファイルリスト、およびVPN用暗号鍵をPDA4に
通知する。このVPN用暗号鍵は、例えば、形成したVPN内
においてコンテンツを共有する場合に、機器の認証を行
うため、或いは、コンテンツを暗号化するためなどに利
用される。
情報は、ステップS126において、PDA4のリーダラ
イタ126により受信され、ステップS127に進み、
それが記憶部128に保存される。
21は、ネットワークID、プロファイルリスト、および
VPN用暗号鍵の情報の保存が終了したことをICカード1
に通知する。この通知は、ステップS108において、
ICカード1により受信される。
21は、プロファイルリストに登録されている情報に基
づいてテレビジョン受像機2、およびハードディスクレ
コーダ3にアクセスし、それぞれの機器により保存され
ているネットワークIDの通知を要求する。
テレビジョン受像機2の無線通信部57により受信され
る。テレビジョン受像機2のCPU51は、ステップS1
52において、無線通信部57を制御し、記憶部58に
保存されているネットワークIDをPDA4に送信する。
トワークIDは、ステップS130において、PDA4の無
線通信部127により受信され、それが正当であるか否
かが確認される。すなわち、PDA4のCPU121は、ステ
ップS131において、テレビジョン受像機2から通知
されてきたネットワークIDと、記憶部128に記憶され
ているネットワークIDを確認し、ステップS132にお
いて、それらのネットワークIDが同一であるか否かを判
定する。
は、通知されてきたネットワークIDと、自分自身が有し
ているネットワークIDが同一であると判定した場合、ス
テップS133に進み、ICカード1から通知されてきた
最新のプロファイルリストを、無線通信部127からテ
レビジョン受像機2に通知する。
とにより、直前まで、ICカード1によるVPN(ICカード
1が近接されることにより形成されるVPN)を構成して
いたが、現在は、他のICカードによるVPNを構成してい
るといったような機器が、これから形成しようとしてい
るVPNに加えられることを抑制することができる。
は、ステップS153において、テレビジョン受像機2
の無線通信部57により受信され、記憶部58に保存さ
れているプロファイルリストが更新される。また、VPN
を構成する機器として、PDA4が追加される。
ップS155において、プロファイルリストの更新が完
了したことをPDA4に通知し、処理を終了させる。
おいて、テレビジョン受像機2からの通知を受信したと
き、ステップS135に進み、各種の設定を行い、テレ
ビジョン受像機2との間でVPNを形成する。なお、ステ
ップS132において、テレビジョン受像機2から通知
されてきたネットワークIDと、記憶部128に記憶され
ているネットワークIDが同一でないと判定された場合、
ステップS133乃至ステップS135の処理はスキッ
プされる。
が要求されたハードディスクレコーダ3のCPU101
は、ステップS162乃至ステップS165において、
テレビジョン受像機2のCPU51と同様の処理を行う。
U101は、ステップS162において、無線通信部1
07を制御し、ハードディスク109に保存されている
ネットワークIDをPDA4に通知する。
ネットワークIDは、ステップS136において、PDA4
の無線通信部127により受信され、ステップS137
に進み、そのネットワークIDが確認される。PDA4のCPU
121は、ステップS138において、ハードディスク
レコーダ3から通知されてきたネットワークIDと、記憶
部128に記憶されているネットワークIDが同一である
か否かを判定し、同一でないと判定した場合、処理を終
了させる。
21は、通知されてきたネットワークIDと、記憶部12
8に記憶されているネットワークIDが同一であると判定
した場合、ステップS139に進み、ICカード1から通
知されてきたプロファイルリストをハードディスクレコ
ーダ3に通知する。
は、ステップS163において、ハードディスクレコー
ダ3の無線通信部107により受信され、ハードディス
ク109に保存されているプロファイルリストが更新さ
れる。また、ステップS164において、VPNを構成す
る機器として、PDA4が追加される。
は、ステップS165において、プロファイルリストの
更新が完了したことをPDA4に通知し、処理を終了させ
る。
おいて、ハードディスクレコーダ3からの通知を受信し
たとき、ステップS141に進み、所定の設定を行い、
ハードディスクレコーダ3との間でVPNを形成する。
スワード、および、それぞれの機器により記憶されてい
るネットワークIDを確認させることにより、ユーザは、
自らが希望する機器からなるVPNを、より確実に形成す
ることができる。また、それぞれの機器間で通信を行う
際に、それぞれの機器が有しているネットワークID等を
相互に認証させることにより、よりセキュアなVPNを形
成することができる。
接させるだけで、容易に、かつ迅速にVPNを形成するこ
とができる。また、ICカード1を近接させるという物理
的な操作により上述したような処理が行われるため、よ
り直感的にVPNを形成することができる。
クタ141を、同一のVPNを構成している機器の表示部
にそれぞれ表示させることにより、ユーザは、視覚によ
り、容易にVPNを構成している機器を確認することがで
きる。
うに、ICカード1の表面には、キャラクタ141がプリ
ントされ、かつ、キャラクタ141の画像データがICカ
ード1のEEPROM34に予め用意される。
ークID、およびプロファイルリストの他に、用意されて
いる画像データが、近接された機器に対して提供され、
例えば、テレビジョン受像機2、ハードディスクレコー
ダ3、およびPDA4により、それらの情報が共有され
る。
基づいてキャラクタ141の画像が表示部に表示され
る。図17は、キャラクタ141が表示されている機器
により構成されるVPNの例を示す図である。
像機2の表示部60、ハードディスクレコーダ3の表示
部108、およびPDA4の表示部129のそれぞれに、I
Cカード1に記憶されているキャラクタ141の画像が
表示される。
屋に複数のVPNが形成されている場合であっても、それ
ぞれの機器の表示部を確認するだけで、どのVPNが、ど
の機器により構成されているかを容易に把握することが
できる。
れている場合、表示されるキャラクタ141により、ネ
ットワークIDの残りの有効期間を表わすことができる。
この場合、例えば、ネットワークIDには、それぞれ態度
の異なる複数のキャラクタ141の画像データが用意さ
れており、有効期限が相当な期間残っている場合には、
元気なキャラクタ141の画像が表示され、有効期限が
ある程度しか残っていない場合には、元気のないキャラ
クタ141が表示される。これにより、ユーザは、ネッ
トワークIDの有効期限を容易に把握することができる。
れ、その機器が属しているVPNを識別することができる
ものとして、キャラクタ141だけでなく、単なる文字
や数字などを表示させるようにすることもできる。
は、テレビジョン受像機2、ハードディスクレコーダ
3、およびPDA4であるとしたが、当然、パーソナルコ
ンピュータや携帯電話機、或いはゲーム機などの様々な
機器により、VPNを構成することができる。
接続されている場合、それぞれの機器のIPアドレスやハ
ードウエア構成、およびICカード1に記憶されているネ
ットワークIDを管理する管理サーバを設け、それによ
り、VPNが管理されるようにしてもよい。
れるネットワークシステムの概念を示す図である。
2を介して通知されてきたテレビジョン受像機2、ハー
ドディスクレコーダ3、およびPDA4のIPアドレス等を
予め管理しており、それらの機器からICカード1のネッ
トワークIDが通知されてきたとき、IPアドレス等の情報
とネットワークIDを対応付けて管理する。
カード1をPDA4に近接させた場合、ICカード1のネッ
トワークIDがPDA4により読み出され、読み出されたネ
ットワークIDが、PDA4のIPアドレスとともにインター
ネット152を介して管理サーバ151に送信される。
A4から送信されてきたとき、管理している情報を検索
し、通知されてきたネットワークIDと同一のネットワー
クIDを、PDA4より先に通知してきた機器があるか否か
を判定する。例えば、PDA4より先に、ICカード1がテ
レビジョン受像機2に近接されており、テレビジョン受
像機2からICカード1のネットワークIDが既に通知され
ている場合、管理サーバ151は、テレビジョン受像機
2のIPアドレスをPDA4に対して通知するとともに、PDA
4のIPアドレスをテレビジョン受像機2に対して通知す
る。
通知されてきたIPアドレスに基づいてテレビジョン受像
機2にアクセスし、テレビジョン受像機2との間でVPN
を形成する。
る管理サーバ151を設けることによっても、ユーザ
は、上述した場合と同様に、ICカード1を近接させるだ
けで容易にVPNを形成することができる。
ループアンテナを用いて電力伝送およびデータ伝送を行
う通信方式に代えて、例えば、IrDAや、バーコードとバ
ーコードリーダなどを利用することによっても、ネット
ワークIDやプロファイルリストの共有を図ることができ
る。
レスに基づいて、VPNを形成する機器を識別するとした
が、固有の識別情報であれば、いずれの情報を利用する
こともできる。例えば、IPv4のIPアドレスが各機器に動
的に割り当てられている場合であっても、システム内で
機器固有の識別情報が割り当てられ、その識別情報と動
的に割り当てられるIPアドレスとの対応関係を管理する
サーバにその識別情報を送信してIPアドレスを問い合わ
せれば、ICカードが近接された機器は、その識別情報に
基づいて、VPNを形成する機器を特定し、アクセスする
ことができる。
り実行させることもできるが、ソフトウェアにより実行
させることもできる。
る場合には、そのソフトウェアを構成するプログラム
が、専用のハードウエアに組み込まれているコンピュー
タ、または、各種のプログラムをインストールすること
で、各種の機能を実行することが可能な、例えば、汎用
のパーソナルコンピュータなどに、ネットワークや記録
媒体からインストールされる。
装置本体とは別に、ユーザにプログラムを提供するため
に配布される、プログラムが記録されている磁気ディス
ク132(フロッピディスクを含む)、光ディスク13
3(CD-ROM(Compact Disk-Read Only Memory),DVD(Dig
ital Versatile Disk)を含む)、光磁気ディスク134
(MD(登録商標)(Mini-Disk)を含む)、もしくは半導
体メモリ135などよりなるパッケージメディアにより
構成されるだけでなく、装置本体に予め組み込まれた状
態でユーザに提供される、プログラムが記録されている
ROM122や、記憶部128に含まれるハードディスク
などで構成される。
されるプログラムを記述するステップは、記載された順
序に従って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずし
も時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に
実行される処理をも含むものである。
複数の装置により構成される装置全体を表わすものであ
る。
信方法によれば、電子装置により、通信装置から送信さ
れる、通信装置の特徴を表わす第1の特徴情報を受信
し、受信した第1の特徴情報と、他の通信装置の特徴を
表わす第2の特徴情報を記憶する。また、識別情報を記
憶し、第1の特徴情報を送信してきた通信装置に対し
て、第2の特徴情報、および識別情報を送信する。ま
た、通信装置により、第1の特徴情報を記憶し、電子装
置に対して、第1の特徴情報を送信し、電子装置から送
信される第2の特徴情報、および、識別情報を受信す
る。さらに、第2の特徴情報に基づいて、他の通信装置
に接続し、第1の特徴情報を他の通信装置に送信し、第
2の特徴情報を記憶し、他の通信装置との間で仮想専用
ネットワークを形成するようにしたので、容易に、かつ
迅速にプライベートなネットワークを形成できる。
体、並びにプログラムによれば、通信装置から送信され
る、通信装置の特徴を表わす第1の特徴情報を受信し、
第1の特徴情報と、他の通信装置の特徴を表わす第2の
特徴情報を記憶する。また、識別情報を記憶し、第1の
特徴情報を送信してきた通信装置に対して、第2の特徴
情報、および識別情報を送信するようにしたので、この
電子装置を通信装置に近接させることにより、容易に、
かつ迅速にプライベートなネットワークを形成できる。
並びにプログラムによれば、自分自身の特徴を表わす第
1の特徴情報を記憶し、電子装置に対して、第1の特徴
情報を送信する。また、電子装置から送信される、他の
通信装置の特徴を表わす第2の特徴情報、および、電子
装置を受信し、受信した第2の特徴情報に基づいて、他
の通信装置に接続し、第1の特徴情報を他の通信装置に
送信する。そして、第2の特徴情報を記憶し、他の通信
装置との間で仮想専用ネットワークを形成するようにし
たので、容易に、かつ迅速にプライベートなネットワー
クを形成できる。
を示す図である。
る。
ック図である。
ロック図である。
ブロック図である。
フローチャートである。
る。
するフローチャートである。
である。
理を説明するフローチャートである。
示す図である。
る。
るフローチャートである。
る、図14に続くフローチャートである。
適用したネットワークシステムの概念を示す図である。
示す図である。
ドディスクレコーダ,4 PDA, 22 アンテナ,
31 CPU, 34 EEPROM, 51 CPU,56 ICカ
ードリーダライタ, 57 無線通信部, 58 記憶
部, 101 CPU, 106 ICカードリーダライ
タ, 107 無線通信部, 110ハードディスク,
121 CPU, 126 ICカードリーダライタ,
127 無線通信部, 128 記憶部, 131 ド
ライブ, 132 磁気ディスク, 133 光ディス
ク, 134 光磁気ディスク, 135 半導体メモ
リ
Claims (17)
- 【請求項1】 電子装置と通信装置からなり、前記電子
装置に記憶されている情報に基づいて仮想専用ネットワ
ークを形成するネットワークシステムにおいて、 前記電子装置は、 前記通信装置から送信される、前記通信装置の特徴を表
わす第1の特徴情報を受信する第1の受信手段と、 前記第1の受信手段により受信された前記第1の特徴情
報と、他の通信装置の特徴を表わす第2の特徴情報を記
憶する第1の記憶手段と、 識別情報を記憶する第2の記憶手段と、 前記第1の特徴情報を送信してきた前記通信装置に対し
て、前記第1の記憶手段に記憶されている前記第2の特
徴情報、及び前記第2の記憶手段に記憶されている前記
識別情報を送信する第1の送信手段とを備え、 前記通信装置は、 前記第1の特徴情報を記憶する第3の記憶手段と、 前記電子装置に対して、前記第3の記憶手段により記憶
されている前記第1の特徴情報を送信する第2の送信手
段と、 前記電子装置から送信される前記第2の特徴情報、及び
前記識別情報を受信する第2の受信手段と、 前記第2の受信手段により受信された前記第2の特徴情
報に基づいて、前記他の通信装置に接続し、前記第1の
特徴情報を前記他の通信装置に送信する第3の送信手段
と、 前記第2の特徴情報を記憶し、前記他の通信装置との間
で仮想専用ネットワークを形成する形成手段とを備える
ことを特徴とするネットワークシステム。 - 【請求項2】 電子装置と通信装置からなり、前記電子
装置に記憶されている情報に基づいて仮想専用ネットワ
ークを形成するネットワークシステムの通信方法におい
て、 前記電子装置の通信方法は、 前記通信装置から送信される、前記通信装置の特徴を表
わす第1の特徴情報を受信する第1の受信ステップと、 前記第1の受信ステップの処理により受信された前記第
1の特徴情報と、他の通信装置の特徴を表わす第2の特
徴情報を記憶する第1の記憶ステップと、 識別情報を記憶する第2の記憶ステップと、 前記第1の特徴情報を送信してきた前記通信装置に対し
て、前記第1の記憶ステップの処理により記憶されてい
る前記第2の特徴情報、及び前記第2の記憶ステップの
処理により記憶されている前記識別情報を送信する第1
の送信ステップとを含み、 前記通信装置の通信方法は、 前記第1の特徴情報を記憶する第3の記憶ステップと、 前記電子装置に対して、前記第3の記憶ステップの処理
により記憶されている前記第1の特徴情報を送信する第
2の送信ステップと、 前記電子装置から送信される前記第2の特徴情報、及び
前記識別情報を受信する第2の受信ステップと、 前記第2の受信ステップの処理により受信された前記第
2の特徴情報に基づいて、前記他の通信装置に接続し、
前記第1の特徴情報を前記他の通信装置に送信する第3
の送信ステップと、 前記第2の特徴情報を記憶し、前記他の通信装置との間
で仮想専用ネットワークを形成する形成ステップとを含
むことを特徴とする通信方法。 - 【請求項3】 通信装置から送信される、前記通信装置
の特徴を表わす第1の特徴情報を受信する受信手段と、 前記受信手段により受信された前記第1の特徴情報と、
他の通信装置の特徴を表わす第2の特徴情報を記憶する
第1の記憶手段と、 識別情報を記憶する第2の記憶手段と、 前記第1の特徴情報を送信してきた前記通信装置に対し
て、前記第1の記憶手段に記憶されている前記第2の特
徴情報、及び前記第2の記憶手段に記憶されている前記
識別情報を送信する送信手段とを備えることを特徴とす
る電子装置。 - 【請求項4】 前記第1の特徴情報、および前記第2の
特徴情報には、前記通信装置、および前記他の通信装置
のIPアドレスがそれぞれ含まれていることを特徴とする
請求項3に記載の電子装置。 - 【請求項5】 前記第2の記憶手段は、前記通信装置、
および前記他の通信装置に対して同一の画像を表示させ
る画像データをさらに記憶し、 前記送信手段は、前記第2の記憶手段により記憶されて
いる前記画像データをさらに送信することを特徴とする
請求項3に記載の電子装置。 - 【請求項6】 前記第2の記憶手段は、前記通信装置、
および前記他の通信装置により形成される仮想専用ネッ
トワーク内の通信により利用される暗号鍵情報をさらに
記憶し、 前記送信手段は、前記第2の記憶手段により記憶されて
いる前記暗号鍵情報をさらに送信することを特徴とする
請求項3に記載の電子装置。 - 【請求項7】 通信装置から送信される、前記通信装置
の特徴を表わす第1の特徴情報を受信する受信ステップ
と、 前記受信ステップの処理により受信された前記第1の特
徴情報と、他の通信装置の特徴を表わす第2の特徴情報
を記憶する第1の記憶ステップと、 識別情報を記憶する第2の記憶ステップと、 前記第1の特徴情報を送信してきた前記通信装置に対し
て、前記第1の記憶ステップの処理により記憶されてい
る前記第2の特徴情報、及び前記第2の記憶ステップの
処理により記憶されている前記識別情報を送信する送信
ステップとを含むことを特徴とする通信方法。 - 【請求項8】 通信装置から送信される、前記通信装置
の特徴を表わす第1の特徴情報の受信を制御する受信制
御ステップと、 前記受信制御ステップの処理により受信され、記憶され
ている前記第1の特徴情報と、記憶されている、他の通
信装置の特徴を表わす第2の特徴情報の取得を制御する
第1の取得制御ステップと、 記憶されている、識別情報の取得を制御する第2の取得
制御ステップと、 前記第1の特徴情報を送信してきた前記通信装置に対し
て、前記第1の取得制御ステップの処理により取得され
た前記第2の特徴情報、及び前記第2の取得制御ステッ
プの処理により取得された前記識別情報の送信を制御す
る送信制御ステップとを含むことを特徴とするコンピュ
ータが読み取り可能なプログラムが記録されている記録
媒体。 - 【請求項9】 通信装置から送信される、前記通信装置
の特徴を表わす第1の特徴情報の受信を制御する受信制
御ステップと、 前記受信制御ステップの処理により受信され、記憶され
ている前記第1の特徴情報と、記憶されている、他の通
信装置の特徴を表わす第2の特徴情報の取得を制御する
第1の取得制御ステップと、 記憶されている、識別情報の取得を制御する第2の取得
制御ステップと、 前記第1の特徴情報を送信してきた前記通信装置に対し
て、前記第1の取得制御ステップの処理により取得され
た前記第2の特徴情報、及び前記第2の取得制御ステッ
プの処理により取得された前記識別情報の送信を制御す
る送信制御ステップとをコンピュータに実行させるプロ
グラム。 - 【請求項10】 自分自身の特徴を表わす第1の特徴情
報を記憶する記憶手段と、 電子装置に対して、前記記憶手段により記憶されている
前記第1の特徴情報を送信する第1の送信手段と、 前記電子装置から送信される、他の通信装置の特徴を表
わす第2の特徴情報、および、前記電子装置を識別する
識別情報を受信する受信手段と、 前記受信手段により受信された前記第2の特徴情報に基
づいて、前記他の通信装置に接続し、前記第1の特徴情
報を前記他の通信装置に送信する第2の送信手段と、 前記第2の特徴情報を記憶し、前記他の通信装置との間
で仮想専用ネットワークを形成する形成手段とを備える
ことを特徴とする通信装置。 - 【請求項11】 前記第1の特徴情報には、前記通信装
置のIPアドレスが含まれており、 前記第2の特徴情報には、前記他の通信装置のIPアドレ
スが含まれていることを特徴とする請求項10に記載の
通信装置。 - 【請求項12】 前記受信手段は、所定の画像を表わす
画像データをさらに受信し、 前記受信手段により受信された前記画像データに基づい
て、前記画像を表示する表示手段をさらに備えることを
特徴とする請求項10に記載の通信装置。 - 【請求項13】 前記受信手段は、前記電子装置から送
信されてくる、前記形成手段により形成される前記仮想
専用ネットワーク内の通信により利用される暗号鍵をさ
らに受信することを特徴とする請求項10に記載の通信
装置。 - 【請求項14】 前記第1の特徴情報には、前記通信装
置のハードウエア構成に関する情報が含まれており、 前記第2の特徴情報には、前記他の通信装置のハードウ
エア構成に関する情報が含まれていることを特徴とする
請求項10に記載の通信装置。 - 【請求項15】 自分自身の特徴を表わす第1の特徴情
報を記憶する記憶ステップと、 電子装置に対して、前記記憶ステップの処理により記憶
されている前記第1の特徴情報を送信する第1の送信ス
テップと、 前記電子装置から送信される、他の通信装置の特徴を表
わす第2の特徴情報、および、前記電子装置を識別する
識別情報を受信する受信ステップと、 前記受信ステップの処理により受信された前記第2の特
徴情報に基づいて、前記他の通信装置に接続し、前記第
1の特徴情報を前記他の通信装置に送信する第2の送信
ステップと、 前記第2の特徴情報を記憶し、前記他の通信装置との間
で仮想専用ネットワークを形成する形成ステップとを含
むことを特徴とする通信方法。 - 【請求項16】 記憶されている、自分自身の特徴を表
わす第1の特徴情報の取得を制御する取得制御ステップ
と、 電子装置に対して、前記取得制御ステップの処理により
取得された前記第1の特徴情報の送信を制御する第1の
送信制御ステップと、 前記電子装置から送信される、他の通信装置の特徴を表
わす第2の特徴情報、および、前記電子装置を識別する
識別情報の受信を制御する受信制御ステップと、 前記受信制御ステップの処理により受信された前記第2
の特徴情報に基づいて、前記他の通信装置に接続し、前
記第1の特徴情報の前記他の通信装置に対する送信を制
御する第2の送信制御ステップと、 前記第2の特徴情報の記憶を制御するとともに、前記他
の通信装置との間での仮想専用ネットワークの形成を制
御する形成制御ステップとを含むことを特徴とするコン
ピュータが読み取り可能なプログラムが記録されている
記録媒体。 - 【請求項17】 記憶されている、自分自身の特徴を表
わす第1の特徴情報の取得を制御する取得制御ステップ
と、 電子装置に対して、前記取得制御ステップの処理により
取得された前記第1の特徴情報の送信を制御する第1の
送信制御ステップと、 前記電子装置から送信される、他の通信装置の特徴を表
わす第2の特徴情報、および、前記電子装置を識別する
識別情報の受信を制御する受信制御ステップと、 前記受信制御ステップの処理により受信された前記第2
の特徴情報に基づいて、前記他の通信装置に接続し、前
記第1の特徴情報の前記他の通信装置に対する送信を制
御する第2の送信制御ステップと、 前記第2の特徴情報の記憶を制御するとともに、前記他
の通信装置との間での仮想専用ネットワークの形成を制
御する形成制御ステップとをコンピュータに実行させる
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