JP2003173878A - 交流印可型エレクトロルミネッセンス素子 - Google Patents

交流印可型エレクトロルミネッセンス素子

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JP2003173878A
JP2003173878A JP2001371108A JP2001371108A JP2003173878A JP 2003173878 A JP2003173878 A JP 2003173878A JP 2001371108 A JP2001371108 A JP 2001371108A JP 2001371108 A JP2001371108 A JP 2001371108A JP 2003173878 A JP2003173878 A JP 2003173878A
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JP2001371108A
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Haruhiro Asami
晴洋 浅見
Takeshi Otsu
猛 大津
Itaru Kamiya
格 神谷
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Mitsubishi Chemical Corp
Original Assignee
Mitsubishi Chemical Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 発光効率の向上した交流印可型EL素子を提
供する。 【解決手段】 いずれか一方が透光性を有する1対の電
極間に発光性物質を含有する発光層を有するエレクトロ
ルミネッセンス素子において、発光性物質が超微粒子で
あることを特徴とする交流印可型エレクトロルミネッセ
ンス素子。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、交流印可型エレク
トロルミネッセンス素子に関する、詳しくは、薄型、平
面、長寿命及び高コントラストなELディスプレイに使
用されるエレクトロルミネッセンス素子に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、軽量・薄型で消費電力が少なく、
かつ形状の自由度に優れた面発光型素子として、エレク
トロルミネッセンス(EL)素子が注目されている。こ
のEL素子は、高輝度発光、高速応答、広視野角、薄型
軽量、高解像度などの多くの優れた特徴を有し、フラッ
トパネルディスプレイに応用されている。EL素子は、
大別すると直流電圧印可による電極から電流注入をおこ
ない、電子とホールの再結合により発光させる有機EL
タイプと、交流電圧印可(106V/cmという高電界)に
より固有キャリヤを加速させ、発光物質の電子を衝突励
起し発光させる無機ELタイプがある。後者の交流駆動
型の無機EL素子の構造は、透光性を有する1対の電極
間に発光性物質を含有する発光層と、該発光層の両側あ
るいはいずれか一方に発光波長に対して透明な絶縁層を
有する薄膜型EL素子タイプ、及び微結晶ZnSなどの蛍
光体を高誘電率の有機物媒体中に分散した分散型EL素
子タイプに分類される。従来の薄膜型EL素子に用いら
れる発光層は、発光層を構成する半導体マトリックスに
発光中心がドープされた蛍光体薄膜が使われている。一
方、分散型EL素子に用いられる発光層は、半導体マト
リックスに発光中心がドープされた蛍光体粉末を有機マ
トリックスに分散した構造になっている。薄膜型EL素
子の場合には、発光体として薄膜結晶を用いており、ま
た分散型EL素子の場合に用いられる蛍光体粉末の粒径
は、サブミクロン程度であった。いずれの場合において
も、発光体の量子効率が充分でなく、そのため更に発光
体の量子効率を向上させる必要があり、それを解決する
手段として発光体の粒径をナノメートルオーダーにする
ことで、励起子を空間的に閉じ込め、発光体の量子効率
を向上させるような交流印可型EL素子が要求されてい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、発光
効率を向上させることのできる交流印可型EL素子を提
供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者は上記実状に鑑
み、発光層の構成について鋭意検討した結果、発光層に
含有される発光性物質としてナノオーダーの超微粒子を
用いることにより、量子効率を向上させることができる
ことに知見し、本発明に到達した。即ち本発明の要旨
は、いずれか一方が透光性を有する1対の電極間に発光
性物質を含有する発光層を有するエレクトロルミネッセ
ンス素子において、発光性物質が超微粒子であることを
特徴とする交流印可型エレクトロルミネッセンス素子、
に存する。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明につき更に詳細に説
明する。 <交流印可型EL素子の構成>本発明の交流印可型EL
素子は、いずれか一方が透光性を有する1対の電極間
に、発光性物質である超微粒子を含有する発光層を有す
るものである。交流印可型の場合は、電極から電子を注
入させるのではなく、もともと膜内あるいは界面に存在
する固有電荷キャリヤを106V/cmという高電界で加速、
発光体に衝突させ発光させるという原理である。そのた
め固有電荷キャリヤを交流電界により電極間を往復させ
るという目的のためには、電極発光層の両側あるいはい
ずれか一方に、発光層の外側に加速された電荷キャリヤ
を電極に流れ込まないような絶縁層で、発光波長に対し
て透明な絶縁層を有することが好ましい。
【0006】また、発光層が絶縁性の場合には、導電性
(半導体レベルの導電性)を付与するためには、発光層
と絶縁層との間に、さらに超微粒子よりも大きいバンド
ギャップで、かつ発光層よりも導電性の大きい性質を持
つ中間層を有するのが良い。 <発光層>本発明において対象となる発光性物質である
超微粒子は、発光性を有する物質であれば特に限定され
るものではないが、無機物質、色素、導電性高分子が代
表的なものとして挙げられる。
【0007】発光性超微粒子を構成する無機物質の種類
は特に限定されるものではないが、代表的には半導体と
蛍光体が用いられる。半導体としては、例えば、II-VI
族化合物半導体として、一般にマグネシウム、カルシウ
ム、ストロンチウム、バリウム、亜鉛、カドミウム、水
銀の各金属元素より選ばれる1種類以上の元素と、酸
素、硫黄、セレン、テルルの各VI族元素より選ばれる1
種類以上との化合物であり、例えば、酸化マグネシウ
ム、酸化カルシウム、酸化ストロンチウム、酸化バリウ
ム、酸化亜鉛、硫化亜鉛、硫化バリウム、硫化カドミウ
ム、硫化マグネシウム、硫化カルシウム、硫化ストロン
チウム、セレン化亜鉛、セレン化バリウム、セレン化カ
ドミウム、セレン化マグネシウム、セレン化カルシウ
ム、セレン化ストロンチウム、セレン化バリウム、テル
ル化亜鉛、テルル化カドミウム、テルル化ストロンチウ
ム、テルル化バリウムなどが挙げられるが、上記例の様
に、金属及びカルコゲン元素が1種類ずつではなく、た
とえば、硫セレン化カルシウムストロンチウムのよう
に、金属および/またはVI族元素が2種類以上含有され
たものであってもよい。III-V族化合物半導体として
は、一般にホウ素、アルミニウム、ガリウム、インジウ
ム、TlなどのIII族より選ばれる1種類以上の元素
と、窒素、リン、砒素、アンチモン、ビスマスなどの各
V族元素より選ばれる1種類以上との化合物であり、例
えば、窒化ホウ素、リン化ホウ素、砒化ホウ素、窒化ア
ルミニウム、リン化アルミニウム、砒化アルミニウム、
アンチモン化アルミニウム、窒化ガリウム、リン化ガリ
ウム、砒化ガリウム、アンチモン化ガリウム、窒化イン
ジウム、リン化インジウム、砒化インジウム、アンチモ
ン化インジウムなどが挙げられるが、上記例の様に、II
I族およびV族元素が一種類ずつではなく、たとえば、砒
素リン化アルミニウムのように、III族および/またはV
族元素が二種類以上含有されたものであってもよい。I-
V族化合物半導体としては、一般にナトリウム、カリウ
ム、セシウム、リチウム、ルビジウムなどのIII族より
選ばれる1種類以上の元素と、窒素、リン、砒素、アン
チモン、ビスマスなどの各V族元素より選ばれる1種類
以上との化合物であり、例えば、アンチモン化ナトリウ
ム、アンチモン化カリウム、アンチモン化セシウム、ア
ンチモン化3リチウム、ビスマス化3リチウム、アンチ
モン化3ナトリウム、アンチモン化3カリウム、アンチ
モン化3ルビジウム、アンチモン化3セシウム、ビスマ
ス化3セシウム、ビスマス化3ルビジウムなどが挙げら
れるが、上記例の様に、I族元素およびV族元素が一種類
ずつではなく、例えばアンチモン化ナトリウムカリウ
ム、アンチモン化セシウムカリウムのように、I族およ
び/またはV族元素が二種類以上含有されたものであっ
てもよい。I-VI族化合物半導体としては、銅、銀、など
のI族より選ばれる一種類以上の元素と、酸素、硫黄、
セレン、テルル、などのVI族元素より選ばれる一種類以
上との化合物であり、例えば、酸化銅、酸化2銅、硫化
2銅、セレン化銅、テルル化銅、酸化銀、硫化銀、セレ
ン化銀、テルル化銀などが挙げられるが、上記例の様
に、I族およびVI族元素が一種類ずつではなく、たとえ
ば、CuAgOのようにI族および/またはVI族元素が二
種類以上含有されたものであってもよい。I-VII族化合
物半導体としては、一般に銅、銀、などの各I族元素よ
り選ばれる1種類以上の元素と、フッ素、塩素、臭素、
ヨウ素などのVII族より選ばれる一種類以上との化合物
であり、例えば、フッ化銅、塩化銅、臭化銅、ヨウ化
銅、フッ化銀、塩化銀、臭化銀、ヨウ化銀などが挙げら
れるが、I族およびVI族元素が一種類ずつではなく、I族
および/またはVI族元素が二種類以上含有されたもので
あってもよい。II-IV族化合物半導体としては、一般に
マグネシウム、カルシウム、ストロンチウム、バリウム
などのII族より選ばれる一種類以上の元素と、炭素、珪
素、ゲルマニウム、ズズ、鉛などのIV族より選ばれる一
種類以上との化合物であり、例えば、珪素化2マグネシ
ウム、ゲルマニウム化2マグネシウム、錫化2マグネシ
ウム、鉛化2マグネシウム、珪素化2カルシウム、錫化
2カルシウム、鉛化2カルシウムなどが挙げられるが、
II族およびIV族元素が一種類ずつではなく、II族および
/またはIV族元素が二種類以上含有されるものであって
もよい。II-V族化合物半導体としては、一般にマグネシ
ウム、亜鉛、カドミウム、水銀などのII族より選ばれる
一種類以上の元素と、砒素、リン、アンチモンなどのV
族より選ばれる一種類以上との化合物であり、たとえば
2砒化3マグネシウム、2リン化3亜鉛、2砒化3亜
鉛、2リン化3カドミウム、2砒化3カドミウム、3ア
ンチモン化4亜鉛、3アンチモン化4カドミウム、アン
チモン化亜鉛、アンチモン化カドミウム、2リン化亜
鉛、2砒化亜鉛、2リン化カドミウム、2砒化カドミウ
ム、4リン化カドミウムなどが挙げられるが、II族およ
びIV族元素が一種類ずつではなく、II族および/または
V族元素が二種類以上含有されるものであってもよい。
またII-VII族化合物半導体としては、カドミウム、水銀
より選ばれる一種類以上の元素と、塩素、臭素、ヨウ素
より選ばれる一種類以上との化合物であり、たとえば塩
化カドミウム、臭化カドミウム、ヨウ化カドミウムなど
が挙げられるが、II族およびIV族元素が一種類ずつでは
なく、II族および/またはVII族元素が二種類以上含有
されるものであってもよい。III-VI族化合物半導体とし
ては、一般にホウ素、アルミニウム、ガリウム、インジ
ウム、TlなどのIII族より選ばれる一種類以上の元素
と、酸素、硫黄、セレン、テルルなどのVI族より選ばれ
る一種類以上との化合物であり、たとえば硫化ガリウ
ム、セレン化ガリウム、テルル化ガリウム、硫化インジ
ウム、セレン化インジウム、テルル化インジウム、硫化
Tl、セレン化Tl、テルル化Tl、3硫化2ガリウ
ム、3セレン化2ガリウム、3テルル化2ガリウム、3
硫化2インジウム、3セレン化2インジウム、3テルル
化2インジウムなどが挙げられるが、III族およびVI族
元素が一種類ずつではなく、III族および/またはVI族
元素が二種類以上含有されるものであってもよい。また
IV族より構成される化合物として、C、Si、Ge、S
n、SiC、SiGeなどが例示される。
【0008】蛍光体として一般的に用いられている無機
物質としては、例えばAl23、Al3Nd(BO34
などのAl化合物, BSb、BO3などのB系化合
物、BaAlO化合物、(Ba,Ca,Mg)(P
43Cl化合物、BaFBr、BaFCl、Ba
2、BaFI、BaNbO化合物Ba3(PO47,B
227、BaSO4、BaY28, Ba2ZnS3
(Ba,Sr,Mg)3Si27,Ba2WO34,(B
a,Zn,Mg)3Si27,Ba2ZnS3などのBa
系化合物、CaGa24、CaF2、Ca3La2
212,CaMgAl1119、(Ca、Mg)S、Ca2
MgSi27、(Ca,Mg)SiO3,CaMg(S
iO 32,CaMoO4,Ca(PO4)系化合物、Ca
SO4,CaSiO3,CaWO4などのCa系化合物、
CeMgAlO系化合物CeMgAl1119などのCe
系化合物,CdWO4などのCd系化合物、CsCl、
CsBr、CsI、Cs3DyF7,Cs3NdF7などの
Cs系化合物、CuCl、CuBr、CuSなどのCu
系化合物、Fe23などのFe系化合物、GaN、Ga
P、GaAs、GaSbなどのGa系化合物、GdMg
510,Gd22S,GdTaO4,Cd22S,Gd
TaO4などのGd系化合物、HfP27,Hf3(PO
44などのHf系化合物、In23などのIn系化合
物、KI、KBr,KCl,Kla(MoO42,KF
3などのK系化合物、La23,LaOBr,LaOC
l,La22S, La22S,LaPO4、LaMg
AlO化合物などのLa系化合物、LiF、LiI,L
iALO2,Li247,LiMgPO4,LiNdP4
12,Li2WO6,LiYF4などのLi系化合物、M
gS、MgO、MgB 47,MgCl2,MgF2,Mg
O・As25,MgO/GeO2,MgO/MgF2/G
eO2,MgGa24,MgSiO3,Mg2SiO4など
のMg系化合物、NaCl、NaF、NaI、Na5
u(MoO44,NaI,Na(Lu,Eu)O2,N
aCaVO4,Na5Nd(WO44,NaWO4などの
Na系化合物、NdP514などのNd系化合物、Pb
MoO4,PbWO4などのPb系化合物, PrF3
どのPr系化合物、Si,Si34,SiO2などのS
i系化合物、SnO2などのSn系化合物、SrS、S
rO、SrSe、Sr4Al1425,SrAlSiO化
合物、Sr(PO4)化合物、SrB47F,Sr5Cl
(PO43,SrFB23.5,SrF2,Srx(P
4)y,Sr227、SrGa24,Sr2Ga25
などのSr系化合物、TbF3,TbLaPO14化合物
などのTb系化合物、TiO2などのTi系化合物,T
lClなどのTl系化合物、Y23、YaAlO化合
物、Y3Al512,Y3Al3Ga212,YaAlO3
YBO3,YF3,Y23,Y22S,Y23/Al
23,YPO4,YSiO化合物、YTaO4,Y23
Al23,YPO4,Y2SiO5,YVO4などのY系化
合物、,ZnSe、ZnS、ZnTe、ZnO、ZnG
24、Zn 2SiO4化合物、ZnF2,ZnO,Zn3
(PO42,ZnTe,ZnWO4などのZn系化合物
などが例示される。
【0009】また上記化合物に通常マンガン、希土類元
素およびその他の元素より選ばれる少なくとも1種類以
上の添加される、いわゆるドープ系超微粒子でも構わな
い。この場合は、上記化合物を母体として、母体に含ま
れるドープイオンが発光する。この場合のドープイオン
の種類は特に限定されるものではないが、セリウム、プ
ラセオジミウム、ネオジミウム、プロメチウム、サマリ
ウム、ユーロピウム、ガドリニウム、テルビウム、ジス
プロシウム、ホルミウム、エルビウム、ツリウム、イッ
テルビウム、ルテチウム、マンガン、鉛、チタン、塩
素、カリウム、錫、ビスマス、Tl、銀、クロム、ガリ
ウム、金、インジウム、鉄、VO43-、Yb、ニッケ
ル、銅、アルミニウム、チチウム、LnF3、TbF3
F、などが例示される。またこれらの中の2種類以上の
イオンが同時にドープされていても構わない。
【0010】発光性超微粒子を構成する色素の種類とし
て、は特に限定されるものではないが、フタロシアニン
系色素、アゾ系色素、ペリレン系色素などが例示され
る。発光性超微粒子を構成する導電性高分子の種類とし
ては、特に限定されるものではないが、ポリパラフェニ
レン系高分子、ポリパラフェニレンビニレン系高分子、
ポリチオフェン系高分子、ポリアニリン系高分子、ポリ
ピロール系高分子、ポリビニルカルバゾール系高分子、
またはそれらを含む共重合体などが例示される。
【0011】本発明に用いる超微粒子の平均粒径は、通
常0.5〜100nmであり、好ましくは、1〜50n
m、更に好ましくは、2〜10nmである。上記超微粒
子は、その表面に有機化合物を配位、吸着あるいは結合
してなるものであってもよい。この場合の有機化合物の
種類としては、チオール系化合物、アミン系化合物、燐
酸系化合物などが挙げられる。トリブチルホスフィンオ
キシド、トリヘキシルホスフィンオキシド、トリオクチ
ルホスフィンオキシド、トリデシルホスフィンオキシド
等のトリアルキルホスフィンオキシド類、トリブチルホ
スフィン、トリヘキシルホスフィン、トリオクチルホス
フィン、トリデシルホスフィン等のトリアルキルホスフ
ィン類、ドデシルアミン、ヘキサデシルアミン等の炭素
数12以上18以下程度のアルキルアミン類、ヘキサン
チオール、オクタンチオールなどのアルキルチオール
類、チオクレゾールなどが例示される。また導電性を有
するような配位子でも構わない。例えばチオフェン類、
フェニレン類、フェニレンビニレン類、ピロール類、カ
ルバゾール類などが例示される。
【0012】上記超微粒子は、該超微粒子よりも大きい
バンドギャップを有するマトリックスに分散し、発光層
としても良い。この場合のマトリックスの材質として
は、例えば、ZnS、ZnSe、CaS、SrS、Ba
S、CaGa24、SrGa24などが例示される。前
記マトリックスは絶縁性であることがより好ましく、従
って、高電界により絶縁破壊が起こりにくく、かつ高誘
電率である材料が好適である。また超微粒子が分散しや
すいものである必要があり、このような材料として例え
ば、ビニル系高分子、ポリエステル系高分子、ポリアミ
ド系高分子、ポリイミド系高分子、セルロース系高分
子、ポリウレタン系高分子、シリコン系高分子、ポリス
チレン系高分子、ポリメチルメタクリレート系高分子、
ポリブタジエン系高分子、ポリビニルピリジン系高分
子、ポリイソプレン系高分子、ポリカーボネート系高分
子、ポリフェニレンオキシド系高分子、またこれらを含
む共重合体などが例示される。その他の材料としては非
晶質ガラスなどが挙げられ、例えばシアノエチルセルロ
ース、フッ化ビニリデン、ポリフッ化ビニリデン、Si
2、TiO2などが挙げられる。こられを1種類、ある
いは2種類以上混合して用いてもよい。
【0013】発光層の膜厚は、通常10〜10000n
m、好ましくは50〜1000nmである。 <絶縁層>本発明において絶縁層を構成する物質は、通
常、無機酸化物及び/又は高分子化合物から選ばれるも
のである。絶縁層は発光する光の波長に対して透明であ
る必要があるため、光学バンドギャップが発光層中に含
まれる発光性物質の光学バンドギャップより大きいこと
が好ましい。例えばSiO2,SiNx,SiOxy,T
iO2, Al23,Si3 4,SiAlON,Ta2
5,Y23,HfO2,BaTiO3,S23,TaxSn
yz,ZrO2,BaTa26,PbNb26,Sir
iO3,PbTiO3などが挙げられる。これらの化合物
の構成元素に、構成元素以外の元素が固溶した固溶体で
もよい。また上記化合物の2種類以上を積層させた多層
膜であってもよい。また高分子系物質に誘電率の大きい
無機系物質を分散させたものを用いてもよい。この場合
は、発光波長に対して透明である必要がある。該高分子
系物質は、非導電性高分子であれば高分子の種類は特に
限定されるものではないが、ポリスチレン系高分子、ポ
リメチルメタクリレート系高分子、ポリブタジエン系高
分子、ポリビニルピリジン系高分子、ポリイソプレン系
高分子、ポリカーボネート系高分子、ポリフェニレンオ
キシド系高分子、またそれらを含む共重合体などが例示
される。分散させる無機系物質としては、種類は特に限
定されるものではないが、金属、酸化物、硫化物、窒化
物などが例示される。絶縁層の膜厚は、通常50〜50
00nm、好ましくは100〜500nmである。 <中間層>中間層を形成する材料としては、発光層に含
まれる発光性物質のバンドギャップよりも大きい物質が
好ましく、例えば、ZnS、ZnSe、CaS、Sr
S、BaS、CaGa24、SrGa24などの無機半
導体が挙げられる。中間層の膜厚は、通常5〜1000
nm、好ましくは50〜500nmである。 <電極>本発明に用いられる固体電極基板材料及びその
対抗する電極材料としては、導電性のものであれば特に
制限はないが、金属、金属酸化物、高分子等が挙げられ
る。具体的には、ドープにより導電性を付与したSi、
インジウム錫酸化物、Au,Ag、Al、ポリアニリン
等が挙げられる。ポリエチレンテレフタレート、ポリカ
ーボネート等が挙げられる。また無機系物質、高分子系
物質からなる固体基板上に導電性の材料である金属、金
属酸化物、有機化合物等を蒸着法、CVD法、スパッタ
法、電子線蒸着法、イオンビーム蒸着法、分子線エピタ
キシー法、塗布法、ディップコーティング法、ラングミ
ュアボロジェット(LB)法、事項集積(セルフアセン
ブリ)法、スピンコート法、インクジェット法、ゾルゲ
ル法により積層させたものを用いても構わない。但し基
板側から発光を取り出す場合には、該発光波長に対して
基板として透明な材料である必要があり、また基板と対
向する電極側から発光を取り出す場合には、該発光波長
に対して透明な電極材料である必要がある。 <各層の形成方法>本発明の交流印可型EL素子は、以
下のような方法で形成される。例えば図1−2(a)の場
合、まず透明電極基板上に絶縁層をスパッタ等を用いて
形成させ、その上に発光層をスピンコーティング等を用
いて形成、その上に再度絶縁層をスパッタ等を用いて形
成させ、最後にAl電極を蒸着等により形成させデバイ
スとする。
【0014】絶縁層は、蒸着法、CVD法、スパッタ
法、電子線蒸着法、イオンビーム蒸着法、分子線エピタ
キシー法、塗布法、ディップコーティング法、ラングミ
ュアボロジェット(LB)法、事項集積(セルフアセン
ブリ)法、スピンコート法、インクジェット法、ゾルゲ
ル法などによって固体基板上に作製される。本発明のE
L素子の構成要素である発光層の両側を挟む中間層は、
蒸着法、CVD法、スパッタ法、電子線蒸着法、イオン
ビーム蒸着法、分子線エピタキシー法、塗布法、ディッ
プコーティング法、LB法、事項集積(セルフアセンブ
リ)法、スピンコート法、インクジェット法、ゾルゲル
法などによってに作製される。発光層は、塗布法、ディ
ップコーティング法、LB法、スピンコート法、インク
ジェット法、ゾルゲル法などによって作製される。 <交流印可型EL素子の具体的構成例>以下に図を用い
て本発明の交流印可型EL素子の構成を説明する。
【0015】図1−1〜1−5は、本発明の交流印可型
EL素子の構造を示す模式図である。図1−1は、透明
電極上に発光層である超微粒子層を積層させ、その上に
対向電極を設けた構造になっている。図1−2は、発光
層の両側(図1−2(a))、あるいはいずれか片側一
方に絶縁層(図1−2(b),(c))を設けた構造で
ある。該絶縁層は、発光層からの発光の波長に対して透
明であり、電極に電界によって加速された電子が到達す
るのを防ぐ。この場合に、該発光層と該絶縁層が交互に
積層された構造でも構わない(図1−2(d))。
【0016】図1−3は、発光層を構成する超微粒子層
の両側が、該発光層を構成する超微粒子よりも大きいバ
ンドギャップを有する中間層に挟まれた構造を有する構
造である(図1−3(a))。例えば、該発光層の導電
性が著しく低い場合には、該発光層に比べて導電性のあ
る半導体で、該発光層より大きいバンドギャップを有す
る層を挟ませることで、導電性を向上させることができ
る。この場合に、該発光層と該中間層、あるいは、該発
光層、該中間層と該絶縁層が交互に積層していても構わ
ない(図1−3(b)(c)(d)(e)(f))。
【0017】図1−4は、発光層を構成する超微粒子
が、超微粒子よりも大きいバンドギャップを有するマト
リックスに分散された構造である。これは図1−3の場
合と同じように、該発光層よりも導電性のあるマトリッ
クスに分散させることで、該発光層の導電性を向上させ
ることができる。図1−5は、発光層を構成する超微粒
子超微粒子が、絶縁性のマトリックスに分散された構造
である。これは、電極上に絶縁層を設けず、絶縁性のマ
トリックスに超微粒子を分散させる構造となっている。 <交流印可型EL素子>交流印可型EL素子について簡
単に説明する。従来の直流印可型EL素子の動作原理
は、それぞれの電極から電子および正孔を注入させ、ホ
ール輸送層および電子輸送層を介して、伝導バンドをホ
ッピングにより輸送してきた電子と価電子バンドを輸送
してきた正孔とが、発光層で再結合することによって発
光する。一方、交流印可型EL素子の場合は、発光層の
両側を絶縁層で挟んだ構造をしているため、例えば発光
層と絶縁層の界面準位からトンネル放出、あるいは熱電
子放出により伝導帯へキャリア注入させ、106V/cmの高
電界で加速、発光体へ衝突した際に失う運動エネルギー
を使って直接励起、発光させる。そのため一方の発光層
・絶縁層界面に到達したキャリヤは、逆バイアスをかけ
ることによってもう一度加速、衝突励起させることが可
能となる。つまり交流印可する必要があることになる。
【0018】本発明のEL素子は、従来型のEL素子に
比べて、発光材料として、超微粒子を用いているため発
光効率の向上が期待される。また超微粒子の直径を変え
ることにより、同一の材料を用いて光の3原色、赤、
青、緑を発色させることが可能である。
【0019】
【実施例】以下に実施例により本発明の具体的態様を更
に詳細に説明するが、本発明はその要旨を越えない限
り、以下の実施例によって限定されるものではない。固
体電極基板としてITO基板を用い、該基板上にスパッ
タ法により絶縁層としてSiO2を成膜した。その膜厚は、
300nmであった。その上に発光層であるZnS:Mn超微
粒子をスピンコートさせた。該ZnS:Mn超微粒子の平均粒
径は約3nmであった。該超微粒子層(発光層)の膜厚
は、約50nmであった。その上に中間層であるZnS
をスパッタ法により成膜した。その膜厚は200nmで
あった。その上に絶縁層としてSiO2を300nm成膜し
た。更に対向電極としてAlを真空蒸着した。その膜厚
は、約8000nmであった。EL測定は、作製した素
子のITOとAlに電極をつなぎ、その間に交流電圧を
印可させた。この時の交流周波数は、1kHZであっ
た。電圧を上げていくと120V位から、超微粒子由来
の発光が観測された。得られたELスペクトルを図2に
示す。
【0020】
【発明の効果】本発明の交流印可型EL素子は発光効率
に優れ、また、発光層に用いる発光性微粒子の粒径を制
御することで、同一の材料を用いて光の3原色、赤、
青、緑を発色させることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の交流印可型EL素子の層構成を表す模
式図(図1−1)である。
【図2】本発明の交流印可型EL素子の層構成を表す模
式図(図1−2)である。
【図3】本発明の交流印可型EL素子の層構成を表す模
式図(図1−3)である。
【図4】本発明の交流印可型EL素子の層構成を表す模
式図(図1−4,1−5)である。
【図5】実施例で作製したEL素子のELスペクトル図
である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 神谷 格 神奈川県横浜市青葉区鴨志田町1000番地 三菱化学株式会社内 Fターム(参考) 3K007 AB03 AB04 DB00 DC00 EB05 4H001 CA01 CA02

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 いずれか一方が透光性を有する1対の電
    極間に発光性物質を含有する発光層を有するエレクトロ
    ルミネッセンス素子において、発光性物質が超微粒子で
    あることを特徴とする交流印可型エレクトロルミネッセ
    ンス素子。
  2. 【請求項2】 発光層の両側あるいはいずれか一方に、
    発光波長に対して透明な絶縁層を有する、請求項1に記
    載の交流印可型エレクトロルミネッセンス素子。
  3. 【請求項3】 絶縁層が、無機酸化物及び/又は高分子
    化合物からなる、請求項2に記載の交流印可型エレクト
    ロルミネッセンス素子。
  4. 【請求項4】 発光層と絶縁層との間に、超微粒子より
    も大きいバンドギャップを有する中間層を有する、請求
    項2または3に記載の交流印可型エレクトロルミネッセ
    ンス素子。
  5. 【請求項5】 中間層が、超微粒子のバンドギャップよ
    りも大きい半導体からなるものである、請求項4に記載
    の交流印可型エレクトロルミネッセンス素子。
  6. 【請求項6】 発光層が、超微粒子が該超微粒子よりも
    大きいバンドギャップを有するマトリックスに分散され
    てなるものである、請求項1〜5のいずれかに記載の交
    流印可型エレクトロルミネッセンス素子。
  7. 【請求項7】 マトリックスが絶縁性である、請求項6
    に記載の交流印可型エレクトロルミネッセンス素子。
  8. 【請求項8】 超微粒子の平均粒径が、0.5〜100nm
    の範囲である請求項1〜7のいずれかに記載の交流印可
    型エレクトロルミネッセンス素子。
  9. 【請求項9】 超微粒子が、その表面に有機化合物が配
    位、吸着あるいは結合してなるものである、請求項1〜
    8のいずれかに記載の交流印可型エレクトロルミネッセ
    ンス素子。
  10. 【請求項10】 超微粒子が、発光性を有する元素がド
    ープされてなるものである、請求項1〜9のいずれかに
    記載の交流印可型エレクトロルミネッセンス素子。
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