JP2003173854A - 端子圧着型およびそれを有する端子圧着機 - Google Patents

端子圧着型およびそれを有する端子圧着機

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JP2003173854A JP2001371308A JP2001371308A JP2003173854A JP 2003173854 A JP2003173854 A JP 2003173854A JP 2001371308 A JP2001371308 A JP 2001371308A JP 2001371308 A JP2001371308 A JP 2001371308A JP 2003173854 A JP2003173854 A JP 2003173854A
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wire
terminal crimping
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電線保持力を低下させることなく、電線サイ
ズの適用範囲を広げることができる端子圧着型およびそ
れを有する端子圧着機を提供する。 【解決手段】 ガイド部27の内側面27aの奥側に、
内側面27aに続き内側に屈曲する段差部30を設け、
段差部30に続き加締部26を設ける。基板31aのエ
ッジ部31bが段差部30に当接もしくは収まった状態
で、基板31aのエッジ部31bと反対側に位置する電
線圧着片33を、ガイド部27の内側面27aおよび加
締部26に倣って内向きに湾曲させ、電線圧着片33の
先端部34aを、基板31aのエッジ部31bに突き当
てることなく加締める。段差部30を、ガイド部27の
両側に設ける。段差部30の段差Hを、基板31aの板
厚と同等またはそれ以上とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、端子金具の電線圧
着片と電線とを圧着接続する、端子圧着型およびそれを
有する端子圧着機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の端子圧着型に関連する技
術の一例として、図9および図10に示すものが知られ
ている。
【0003】端子金具60の基板60aから起立する一
対の電線圧着片61は、上下に対向配置されるアンビル
(台座側の端子圧着型)51とクリンパ(押圧側の端子
圧着型)50の双方または何れか一方を昇降手段により
昇降動作させることにより、加締められるようになって
いる。
【0004】一対の電線圧着片61は、長手方向に交互
(互い違い)に並設されており、各電線圧着片61は、
鉛直方向の中心軸線CLに対しては非対称に形成され、
略L字状断面を成している。一対の電線圧着片61は、
通常のラップアラウンド圧着方式にて、その先端部61
aが重合しないように加締められて、端子金具60と電
線65とが圧着接続されるようになっている。
【0005】クリンパ50には、電線圧着片61を案内
するガイド部52が形成されている。ガイド部52は、
テーパ状の内側面54と加締部53とを備えている。内
側面54と加締部53との境界部は、滑らかな曲面に形
成されている。加締部53は、湾曲状に形成されてお
り、加締部53の内面に沿うようにして電線圧着片61
が湾曲状に加締められるようになっている。
【0006】クリンパ50と対向配置されるアンビル5
1は、クリンパ50のガイド部52に進退自在になって
いる。クリンパ50の加締部53に対向するアンビル5
1の対向面は、端子金具60が載置される載置面であ
り、凹曲面に形成されている。
【0007】このように構成することで、クリンパ50
とアンビル51とを近接させた場合に、電線圧着片61
が加締部53の内面に倣って、内向きに曲げられ、電線
被覆部の外周を抱持するようにして、電線65が端子金
具60に圧着接続されるようになっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の端子圧着型では、解決すべき以下の問題点がある。
【0009】先ず一つには、電線圧着片61を加締める
クリンパ50とアンビル51は、電線65サイズに対応
するものが使用されているゆえ、電線65サイズが変わ
ると、一対の電線圧着片61で電線被覆部を緊密に圧着
することができず、電線65に引張力が作用した場合に
は、電線65が端子金具60から外れる心配がある。
【0010】図10に示すように、電線65が細い場合
には、電線圧着片61の先端部61aが基板60aのエ
ッジ部60bに突き当たり、電線圧着片61と電線65
との間に隙間66を生じて、電線65の保持力が低下し
てしまう。ゴム栓(図示せず)が外挿された電線を圧着
する場合も同様であり、電線圧着片61の保持力が弱い
と、電線からゴム栓が外れる心配もある。
【0011】したがって、電線65サイズが異なる場合
には、端子圧着機(図示せず)に備わるクリンパ50を
電線65サイズに応じたクリンパ50に交換しなければ
ならず、圧着作業性が悪くなるとともに、端子圧着工程
の生産性が低下するという問題もある。
【0012】また、一つには、適切なサイズの電線65
であっても、芯線の外皮は弾性を有する合成樹脂で被覆
されているため、電線65圧着後に外皮のスプリングバ
ックによって電線圧着片61が外側に開いて隙間66を
生じ、電線65の保持力が低下することがある。自動車
等の車両に適用されるワイヤハーネスにあっては、走行
中の振動によって電線圧着片61が緩み、電線65の保
持力が低下してしまうこともある。
【0013】また、端子金具60の基板60aと電線圧
着片61との間に電線65を挟み込み、上下方向から電
線65を押し潰すように圧着するのでは、端子金具60
のクリンプワイドが広くなり、端子金具60をコネクタ
ハウジング(図示せず)の端子収容室に挿入する際に、
端子収容室の内壁に引っかかり端子金具60をスムーズ
に挿入することができないという問題もある。端子金具
60を端子収容室にスムーズに挿入するために、端子収
容室を広げたのでは、コネクタハウジングが肥大化し
て、部品の小型化の要請に応じることができない。
【0014】本発明は、上記した点に鑑み、電線保持力
を低下させることなく、電線サイズの適用範囲を広げる
ことができる端子圧着型およびそれを有する端子圧着機
を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、台座側の端子圧着型に対向
して配置され、該台座側の端子圧着型の進入を許容する
ガイド部にテーパ状の内側面と湾曲状の加締部とを形成
して端子金具の電線圧着片と電線とを圧着接続する押圧
側の端子圧着型において、前記テーパ状の内側面の奥側
に、該内側面に続き内側に屈曲する段差部が設けられ、
該段差部に続き前記加締部が設けられ、該段差部に前記
端子金具のエッジ部が当接もしくは収まった状態で、前
記電線圧着片が該エッジ部に突き当たることなく加締め
られることを特徴とする。
【0016】上記構成により、ガイド部の内側面の奥側
に、段差部を設けることで、端子金具を挟んだ状態で双
方の端子圧着型を近接させた際に、基板のエッジ部が段
差部に当接もしくは収まった状態で、基板のエッジ部と
反対側に位置する電線圧着片が、ガイド部の内側面およ
び加締部に倣って内向きに加締められ、そして、電線圧
着片の先端部は、基板のエッジ部に突き当たることなく
内側に入り込み、基板と重合するような格好でエッジ部
の内面に沿いながら窄むようにカールする。
【0017】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の端子圧着型において、前記段差部が前記ガイド部の
両側に設けられたことを特徴とする。
【0018】上記構成により、段差部をガイド部の両側
に設けることで、基板の両側のエッジ部が段差部に当接
もしくは収まった状態で、一対の電線圧着片は、ガイド
部の両側の内側面および加締部にそれぞれ案内され、双
方向に加締められて、基板のエッジ部に突き当たること
なく、両側のエッジ部の内側に入り込み、電線を周囲か
ら圧着する。
【0019】また、請求項3記載の発明は、請求項1記
載の端子圧着型において、前記段差部が、前記ガイド部
の片側に設けられた第1の圧着型と、第2の圧着型とを
備えて構成され、該段差部が該第1、第2の圧着型の片
側に交互に配設されたことを特徴とする。
【0020】上記構成により、端子圧着型が、片側に段
差部を有する第1の圧着型と、第2の圧着型を備えて構
成されているから、端子金具のエッジ部は段差部に当接
もしくは収まり、エッジ部の幅方向に対向する前側圧着
片及び後側圧着片は、それぞれ第1の圧着型及び第2の
圧着型のガイド部の内側面および加締部に沿ってスムー
ズに加締められる。
【0021】また、請求項4記載の発明は、請求項1〜
3のいずれか一つに記載の端子圧着型において、前記段
差部の段差Hが、前記端子金具の基板の板厚と同等また
はそれ以上であることを特徴とする。
【0022】上記構成により、段差Hを基板の板厚と同
等またはそれ以上とすることで、基板のエッジ部が段差
Hを越えてガイド部の内側に出っ張ることが防止され、
電線圧着片が基板のエッジ部に突き当たることなく、基
板の内側に入り込んで加締められ、電線圧着片の外側へ
のスプリングバックが抑制されて、電線保持力の低下が
防止される。
【0023】また、請求項5記載の発明は、端子金具の
電線圧着片と電線とを圧着接続する、台座側の端子圧着
型と、該台座側の端子圧着型に対向して位置する押圧側
の端子圧着型とを備えた端子圧着機において、前記押圧
側の端子圧着型が、請求項1〜4のいずれか一つに記載
の端子圧着型であることを特徴とする。
【0024】上記構成によれば、段差部を有する台座側
の端子圧着型と押圧側の端子圧着型との間に、端子金具
と電線とを挟み込み、ラムを降下させることにより、端
子圧着型が相互に近接し、端子金具のエッジ部が段差部
に当接もしくは収まった状態で、エッジ部の幅方向反対
側に位置する電線圧着片が、ガイド部の内側面および加
締部に倣って内向きに加締められて、電線圧着片の先端
部は、基板のエッジ部に突き当たることなく内側に入り
込み、基板と重合するような格好でエッジ部の内面に沿
いながらカールする。
【0025】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態の具
体例を図面を用いて詳細に説明する。図1は、本発明に
係る端子圧着型の第一の実施形態における要部を示すも
のである。
【0026】図1には、後述するラム20の下半部に、
アンビル(台座側の端子圧着型)18に対して対向配置
されるクリンパ(押圧側の端子圧着型)25が示されて
いる。クリンパ25は、ラム20がラム支持部15cに
昇降自在に支持されることによって、アンビル18に対
し接離自在になっている。
【0027】クリンパ25は、方形板状を成しており、
アンビル18と向かい合う側の下端部25aには、アン
ビル18の進入を許容するガイド部27が設けられてい
る。ガイド部27には、テーパ状の内側面27aと、内
側面27aに続き奥側に位置する加締部26とが形成さ
れている。
【0028】加締部26は、端子金具31(図2)の電
線圧着片33を所定の形状に加締めることができるよう
に湾曲状に形成されている。図示するクリンパ25は、
ラップアラウンド方式にて電線被覆部46a(図4)を
加締めるクリンパ25であり、加締部26を湾曲状に形
成することで、基板31aと重なるようにして電線圧着
片33を加締めることができるようになっている。
【0029】一方、電線芯線部46b(図4)に対する
図示しないクリンパには、凹曲面を有するアーチ部が中
心軸線CLに対して対称に形成され、一対のアーチ部が
出合う中央部には、突起部が形成されている。芯線圧着
片36(図4)は、いわゆるB型圧着方式にて加締めら
れて、電線芯線部46bが端子金具31に圧着接続され
るようになっている。
【0030】芯線圧着片36と電線芯線部46bとの接
触状態は、加締部の諸寸法に依存して変わりやすく、芯
線圧着片36と電線芯線部46bとの間に隙間等がある
と、接触抵抗が高くなり発熱等を生じて導通不良を生じ
ることがあるゆえ、電線芯線部46b用のクリンパに
は、接触信頼性の高いB型圧着方式を採用している。
【0031】電線圧着片33を加締める加締部26の間
口幅やアーチ部の深さは、クリンプハイト(電線圧着片
33の圧着高さ)やクリンプワイド(電線圧着片33の
圧着幅)に応じて決定されるものであり、任意である
が、間口幅は、電線圧着片33が基板31aに対して垂
直に起立した状態ではなく少し開いた状態にあるときに
も、電線圧着片33が加締部26に進入できるようにク
リンプワイドWより大きめの寸法に設定されており、ア
ーチ部の深さは、電線圧着片33のクリンプハイトHを
決定するものであり、電線46と電線圧着片33との間
に隙間が生じないように緊密に加締めることができる寸
法に設定されている。
【0032】図2に示すように、テーパ状の内側面27
aの奥側には、内側面27aに続き内側に屈曲するクラ
ンク状の段差部30が設けられている。段差部30は、
鉛直方向に延びる中心軸線CLに対して左右対称になる
ように、ガイド部27の両側に一対設けられている。こ
の段差部30には、端子金具31の基板31aのエッジ
部31b(図3)が当接可能になっている。
【0033】このように、段差部30を一対設けること
で、基板31aのエッジ部31bがガイド部27の片側
に収容されて、電線圧着片33との干渉が回避される。
すなわち、基板31aのエッジ部31bと反対側に位置
する電線圧着片33が、エッジ部31bに突き当たるこ
となく、加締部26に倣って内向きに加締められるよう
になっている。
【0034】段差部30は、所定の傾斜角度αを有する
傾斜面に形成されている。傾斜角度αは、クリンパ25
とアンビル18とが近接する方向に対し90度より小さ
い角度に設定されている。傾斜角度αが90度以上にな
ると、基板31aのエッジ部31bの引っかかりが良く
なる一方で、基板31aのエッジ部31bと幅方向反対
側に位置する電線圧着片33の先端部34a,35aが
段差部30に突き当たり、その後の加締動作を順次スム
ーズに行うことができない場合があるからである。
【0035】段差部30は、クリンパ25の板厚方向の
全板厚に亘って形成されている(図1)。クリンパ25
の板厚は、一対の電線圧着片33(図4)を収容し加締
めることができる程度に設定されている。一対の電線圧
着片33が、クリンパ25からはみ出ると、圧着後に電
線圧着片33の端部にバリが生じ、端子金具31をコネ
クタハウジング(図示せず)の端子収容室に挿入する際
に、バリが内壁に引っかかり、挿入の妨げになることも
あるからである。
【0036】図2に示すように、段差部30の段差H
は、端子金具31の基板31aの板厚と同等またはそれ
以上に設定されている。段差Hを板厚より小さい寸法に
設定すると、基板31aのエッジ部31bがガイド部2
7の内側に出っ張り、電線圧着片33の先端部34a,
35aが基板31aのエッジ部31b(図3)に突き当
たって基板31aの内側に入り込むことができず、電線
46を緊密に加締めることができないからである。
【0037】ここで、図2により、端子金具31の圧着
状態を詳細に説明する。クリンパ25とアンビル18と
の間に端子金具31を挟み込み、クリンパ25とアンビ
ル18とを近接させると、端子金具31の電線圧着片3
3の先端部34aが、クリンパ25の加締部26に倣っ
て内向きに加締められる。そして、さらにクリンパ25
とアンビル18とを近接させると、基板31aのエッジ
部31bは段差部30に当接もしくは収まった状態で、
電線圧着片33の先端部34aは加締部26に沿いなが
ら、加締部26の頂点を過ぎて折り返して加締められ、
基板31aのエッジ部31bに突き当たることなくエッ
ジ部31bを通過して、基板31aの内側に入り込み、
電線46を締め付けながら、電線46と端子金具31と
を圧着接続するようになっている。
【0038】図4は、端子金具31と電線46とを圧着
接続した状態を示す斜視図である。図示するように、電
線被覆部46aは、端子金具31の長手方向に前後する
前側圧着片34及び後側圧着片35により圧着されてい
る。前側圧着片34及び後側圧着片35は、基板31a
の内側に入り込み、電線46の周囲を抱え込むような格
好で加締められている。
【0039】図5は、端子圧着機の第一の実施形態にお
ける全体構成を示す正面図である。図示するように、端
子圧着機10は、フロア上などに設置されるベース11
と、駆動源13と、前述したクリンパ25とアンビル1
8とを鉛直方向に対向して備える圧着用アプリケータ1
2とから構成されている。
【0040】ベース11は、水平方向に沿って略平坦な
平坦部11aを備えている。後述する圧着用アプリケー
タ12は、ベース11に載置され、支持されるようにな
っている。
【0041】駆動源13は、図示しないサーボモータ
と、駆動力を伝達する駆動軸13bと、後述するシャン
ク28の円板部28aに引っ掛かるフック13aとから
なっている。サーボモータの回転運動は、ピストン・ク
ランク機構を介して直線運動に変換されて、ラム20を
昇降動作させることができるようになっている。駆動源
13としては、サーボモータの替わりとして、ダイレク
トドライブ方式でシャンク28に連結するピストンロッ
ドを備えた油圧シリンダを用いてもよい。
【0042】圧着用アプリケータ12は、クリンパ25
とアンビル18とを備え、クリンパ25の昇降動作によ
り端子金具31の電線圧着片33を加締めて電線46を
圧着接続する構造になっている。
【0043】圧着用アプリケータ12により加締められ
る端子金具31としては、電線圧着片33を備える種々
の形態の端子金具31が適用可能であり、例えば、図3
に示した端子金具31や、双方の電線46を繋ぐジョイ
ント用の端子金具などが適用可能である。
【0044】図3には、これら端子金具31の一部展開
図が示されている。図示する端子金具31は、導電性基
板を打ち抜いた状態を示すものであり、折り曲げ加工を
経て端子金具31が完成するようになっている。折り曲
げ加工によって、被覆圧着部32aの電線圧着片33お
よび芯線圧着部32bの芯線圧着片36が、基板31a
から起立した状態となる。
【0045】クリンパ25の昇降動作は、サーボモータ
(図示せず)の回転運動を、ピストン・クランク機構
(図示せず)により直線運動に変換し、クリンパ25を
保持するラム20を上昇または降下させることにより行
われる。ラム20の昇降動作を制御する制御部(図示せ
ず)では、ラム20の加速、減速、圧着、待避等の制御
が行われるようになっている。
【0046】圧着用アプリケータ12の構造について詳
しく説明すると、圧着用アプリケータ12は、フレーム
15と、アンビル18を有するホルダ17と、フレーム
15に続くラム20と、ラム20に螺合して昇降動作す
るラムボルト21と、ラムボルト21が螺合するシャン
ク28と、端子送りユニット22とから構成されてい
る。以下に、各構成要素について説明する。
【0047】フレーム15は、側方からみてコ字状に形
成されており、ホルダ17の取付部15aと、上方に延
在する支柱部15bと、ラム支持部15cとから構成さ
れている。フレーム15は、ベース11の平坦部11a
に載置され、ボルト(図示せず)とナット(図示せず)
などにより締結固定されている。なお、フレーム15を
ベース11と一体的に固定してもよい。
【0048】ラム支持部15cは、ホルダ17の取付部
15aから上方に延在する支柱部15bの上端部に連結
している。ラム支持部15cには、ラム20をガイドす
る空間が設けられており、ラム20がスライド自在に嵌
入できるようになっている。
【0049】ホルダ17には、端子金具31が載置され
るアンビル18が埋設されている。ホルダ17は、クリ
ンパ25とラム20の下端面20bとの双方に対向する
平坦面17aを備えている。すなわち、平坦面17a
は、前記昇降方向と接離方向との双方に対し略直交して
形成されている。
【0050】アンビル18は、ホルダ17に収納保持さ
れた状態で、フレーム15の取付部15aに装着され
る。アンビル18は、その底壁をホルダ17の底壁に密
着させた状態で保持されており、ぐらつかない状態で端
子金具31が載置されるようになっている。
【0051】端子金具31は、その電線圧着部32の下
側がアンビル18に当接し、クリンパ25の押圧力を受
けた際に、アンビル18に支持されて、所定の形状に加
締められるようになっている。
【0052】ラム20は、方体状に形成されている。ラ
ム20は、鉛直方向に沿って昇降自在にラム支持部15
cに支持されている。また、ラム20は、その長手方向
が昇降方向即ち鉛直方向に沿っている。ラム20の下端
面20bは、前記昇降方向に対し交差する方向に沿って
平坦に形成されている。
【0053】ラムボルト21は、ラム20の上端面20
aのねじ孔に螺合して取り付けられている。ラムボルト
21がラム20に取り付けられると、ラム20は、昇降
自在に動作するようになる。
【0054】シャンク28は、中空の円柱状に形成され
ている。シャンク28は、一方の側の円板部28aが駆
動源13のフック13aに結合し、他方の側のねじ部が
ラムボルト21のねじ孔に螺合するようになっている。
すなわち、シャンク28は、駆動源13の駆動力をラム
ボルト21を介してラム20に伝達して、クリンパ25
を昇降動作させることができるようになっている。
【0055】また、シャンク28は、ラムボルト21の
ねじ孔に対するねじ込み量が調整されることによって、
ラムボルト21との間の相対位置が変更可能にラムボル
ト21に取り付けられている。ラムボルト21のねじ孔
に対するねじ込み量を調整して、シャンク28のラムボ
ルト21に対する相対位置が変更されると、アンビル1
8とクリンパ25との間の間隔も変更される。
【0056】シャンク28には、ねじ溝に螺合するナッ
ト29が備わっており、シャンク28がラムボルト21
のねじ孔にねじ込まれた際に、ナット29を締結するこ
とによって、ラムボルト21とシャンク28とが互いに
固定されるようになっている。
【0057】端子送りユニット22は、ラム20の側部
に備わるカム(図示せず)と、カムに当接して水平方向
に移動する連接棒(図示せず)と、連接棒を内部に収容
するレバー支持部22aと、レバー支持部22aに嵌入
されるクランク状のレバー22bと、レバー22bを回
動自在に支持する枢軸22cと、レバー22bの先端部
に備わる端子送り爪22dとから構成されている。
【0058】端子送りユニット22は、カムが駆動源1
3の駆動力によって降下し、その際に連接棒の一側の端
部がカムに当接して水平方向に押され、連接棒の他側の
端部がレバー22bに当接して、枢軸22cを回動中心
としてレバー22bが回動し、そして、連鎖帯(図示せ
ず)の送り孔に引っかかった端子送り爪22dが連鎖帯
を一端子毎に端子送り方向Wに送り出すように機能して
いる。
【0059】アンビル18の載置部へ送られた端子金具
31には、電線46が載置され、ラム20を降下させる
ことで、アンビル18とクリンパ25との間に電線46
が挟み込まれて、端子金具31と電線46とが圧着接続
する。
【0060】複数の端子金具31が連鎖した連鎖帯は、
キャリア(図示せず)によって一列に繋がっており、一
端子毎に送り出されて圧着され、一端子毎に切断される
ようになっている。圧着後は、レバー22bがばね等の
弾性力で、原点復帰するようになっている。
【0061】このように、端子送りユニット22を備え
れば、一連の圧着作業を自動化することができる利益が
あるが、端子送りユニット22が無くても、手を使って
端子金具31をアンビル18上に一端子毎に供給して圧
着作業を行うこともできる。
【0062】図6〜図8は、本発明の第二の実施形態に
係る端子圧着型40の要部を示したものである。なお、
第一の実施形態と同一構成部分については、同一符号を
付して説明を省略する。
【0063】図6および図7に示すように、クリンパ
(押圧側の端子圧着型)40は、第1の圧着型40a
と、第二の圧着型40bとを備えて構成されている。第
1、第2の圧着型40a,40bは、端子金具31の長
手方向の前後に重なり合い、ラム20に支持されるよう
になっている。重ねた状態のクリンパ40の厚さは、第
一の実施形態(図1等)で示したクリンパ25と同等ま
たはそれ以上の厚さになっている。
【0064】クリンパ40には、アンビル(台座側の端
子圧着型)18が進入するガイド部27が凹設され、こ
のガイド部27には、テーパ状の内側面27a(図7)
と、内側面27aの奥側に形成された加締部26とが形
成されている。この点では、第一の実施形態のクリンパ
25と共通する。第一の実施形態と相違する点は、第
1、第2の圧着型40a,40bの片側にのみ段差部3
0が形成されている点である。
【0065】第1の圧着型40aは、端子金具31(図
8)の長手方向に並ぶ一対の電線圧着片33(図4)の
うち前側圧着片34に対応しており、第2の圧着型40
bは、後側圧着片35に対応している。一対の電線圧着
片33は、互い違いに形成されているゆえ、第1、第2
の圧着型40a,40bの各段差部30も、互い違いに
なっている。
【0066】第1、第2の圧着型40a,40bの段差
部30を片側にだけ設けることで、各圧着片34,35
が段差部30に突き当たって強制的に内側に曲げられる
ことが防止されて、ガイド部27の内側面27aおよび
加締部26に沿うようにして、無理なくスムーズに加締
められる。
【0067】このように第1、第2の圧着型40a,4
0bは、前側圧着片34及び後側圧着片35が端子金具
31の長手方向に離れている場合に殊に有効であり(図
8)、圧着作業性や取扱作業性に優れる利益もある。
【0068】なお、第二の実施形態に係る端子圧着機の
全体構成については、第一の実施形態と同様であるため
説明を省略する。
【0069】
【発明の効果】以上の如く、請求項1記載の発明によれ
ば、ガイド部の内側面の奥側に、段差部が設けられてい
るから、基板のエッジ部が段差部に当接もしくは収まっ
た状態で、基板のエッジ部と幅方向反対側に位置する電
線圧着片が、基板のエッジ部に突き当たることなくその
内側に入り込んで、エッジ部の内面に沿いながら窄むよ
うにカールし、電線の周囲を均等に圧着する。従って、
電線保持力を低下させることなく、圧着接続される電線
サイズの適用範囲を広げることができ、端子金具と電線
との圧着作業性を向上することができる。
【0070】また、請求項2記載の発明によれば、段差
部がガイド部の両側に設けられているから、基板の両側
のエッジ部が段差部に当接もしくは収まった状態で、一
対の電線圧着片は、基板のエッジ部に突き当たることな
く双方向に加締められて、両側のエッジ部の内側に入り
込んで電線を周囲から圧着する。従って、互い違いの一
対の電線圧着片で電線被覆部を圧着することができ、電
線保持力がより一層向上して、請求項1記載の発明の効
果が助長される。
【0071】また、請求項3記載の発明によれば、端子
金具のエッジ部は片側の段差部に当接もしくは収まり、
エッジ部の幅方向に対向する前側圧着片及び後側圧着片
は、それぞれ第1の圧着型及び第2の圧着型のガイド部
の内側面および加締部に沿って加締められる。従って、
電線圧着片が無理なくスムーズに加締められるととも
に、電線が隙間無く緊密に圧着され圧着信頼性が向上す
る。
【0072】また、請求項4記載の発明によれば、段差
部の段差Hが端子金具の基板の板厚と同等またはそれ以
上であるから、基板のエッジ部がガイド部の内側に出っ
張ることが防止され、電線圧着片が基板のエッジ部に突
き当たることなく加締められ、電線が細い場合であって
も電線圧着片と基板とが重なり合って緊密に圧着接続す
る。従って、電線圧着片の外側へのスプリングバックが
抑制されて、電線保持力の低下が防止される。
【0073】また、請求項5記載の発明によれば、段差
部を有する押圧側の端子圧着型と台座側の端子圧着型と
の間に、端子金具と電線とを挟み、圧着用アプリケータ
のラムを降下させることにより、電線圧着片が基板のエ
ッジ部に突き当たることなくその内側に入り込んで、電
線の周囲が均等に圧着される。従って、電線保持力を低
下させることなく、電線サイズの適用範囲を広げること
ができる端子圧着機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る端子圧着型の第一の実施形態にお
ける要部を示す拡大斜視図である。
【図2】図1に示す端子圧着型で端子金具を圧着した状
態を示す一部断面図である。
【図3】同じく端子圧着型で圧着される端子金具の一部
展開図である。
【図4】図3に示す端子金具と電線とを圧着接続した状
態を示す斜視図である。
【図5】本発明に係る端子圧着機の全体構成を示す正面
図である。
【図6】本発明に係る端子圧着型の第二の実施形態にお
ける要部を示す拡大斜視図である。
【図7】図6に示す端子圧着型の要部の分解斜視図であ
る。
【図8】同じく端子圧着型で圧着される端子金具の一部
展開図である。
【図9】従来の一例を示す端子圧着型の要部を示す拡大
斜視図である。
【図10】図9に示す端子圧着型で端子金具を圧着した
状態を示す図である。
【符号の説明】
10 端子圧着機 12 圧着用アプリケータ 18 アンビル(台座側の端子圧着型) 20 ラム 25,40 クリンパ(押圧側の端子圧着型) 26 加締部 27 ガイド部 27a 内側面 30 段差部 31 端子金具 31a 基板 31b エッジ部 33 電線圧着片 34 前側圧着片 35 後側圧着片 40a 第1の圧着型 40b 第2の圧着型
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松浦 めぐみ 静岡県榛原郡榛原町布引原206−1 矢崎 部品株式会社内 (72)発明者 北川 博規 静岡県榛原郡榛原町布引原206−1 矢崎 部品株式会社内 Fターム(参考) 5E063 CA03 CB02 CB13 CC04 XA01 XA05

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 台座側の端子圧着型に対向して配置さ
    れ、該台座側の端子圧着型の進入を許容するガイド部に
    テーパ状の内側面と湾曲状の加締部とを形成して端子金
    具の電線圧着片と電線とを圧着接続する押圧側の端子圧
    着型において、 前記テーパ状の内側面の奥側に、該内側面に続き内側に
    屈曲する段差部が設けられ、該段差部に続き前記加締部
    が設けられ、該段差部に前記端子金具のエッジ部が当接
    もしくは収まった状態で、前記電線圧着片が該エッジ部
    に突き当たることなく加締められることを特徴とする端
    子圧着型。
  2. 【請求項2】 前記段差部が、前記ガイド部の両側に設
    けられたことを特徴とする請求項1記載の端子圧着型。
  3. 【請求項3】 前記段差部が、前記ガイド部の片側に設
    けられた第1の圧着型と、第2の圧着型とを備えて構成
    され、該段差部が該第1、第2の圧着型の片側に交互に
    配設されたことを特徴とする請求項1記載の端子圧着
    型。
  4. 【請求項4】 前記段差部の段差が、前記端子金具の基
    板の板厚と同等またはそれ以上であることを特徴とする
    請求項1〜3のいずれか一つに記載の端子圧着型。
  5. 【請求項5】 端子金具の電線圧着片と電線とを圧着接
    続する、台座側の端子圧着型と、該台座側の端子圧着型
    に対向して位置する押圧側の端子圧着型とを備えた端子
    圧着機において、 前記押圧側の端子圧着型が、請求項1〜4のいずれか一
    つに記載の端子圧着型であることを特徴とする端子圧着
    機。
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