JP2003173552A - 光ヘッド及びそれを用いたディスク装置 - Google Patents

光ヘッド及びそれを用いたディスク装置

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JP2003173552A
JP2003173552A JP2001372680A JP2001372680A JP2003173552A JP 2003173552 A JP2003173552 A JP 2003173552A JP 2001372680 A JP2001372680 A JP 2001372680A JP 2001372680 A JP2001372680 A JP 2001372680A JP 2003173552 A JP2003173552 A JP 2003173552A
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lens holder
optical head
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linear elastic
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Yasuo Kitada
保夫 北田
Koji Ichikawa
厚司 市川
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 落下時等の衝撃力に対しても、対物レンズホ
ルダ支持用の弾性部材が塑性変形せず、対物レンズホル
ダが必要移動距離を確保できるようにする。 【解決手段】 対向する先端面の当接により対物レンズ
ホルダ2の移動を制限するための制限手段41を、対物
レンズホルダ支持用の線状弾性部材3に対応して複数個
設け、該制限手段41のそれぞれを、対向する両先端面
のいずれか一方または両方の外形が放物線状またはこれ
に近似した形状となるようにし、かつ両先端面間の間隔
を、上記弾性部材が挫屈を起す限界変位量より小さく設
定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CD、DVD、M
D、MO等を記録媒体としたディスク装置用の光ヘッド
の構成に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、光ヘッドの構成としては、例え
ば、特開平9-306003号公報に示されているよう
に、対物レンズホルダは、複数の線状の弾性部材により
複数箇所で支持され、記録媒体の記録面に垂直な方向す
なわちフォーカシング方向と、記録面に平行で記録トラ
ックに直角な方向すなわちトラッキング方向との2方向
に変位可能な構成とされている。図2は、従来の光ヘッ
ドの構造を示す図で、(a)は上面図、(b)は側面図
である。対物レンズ1は、対物レンズホルダ2によって
保持されている。対物レンズホルダ2には4本の線状の
弾性部材(以下、ワイヤばねという)3の一端がホルダ
ワイヤ固定部22にそれぞれ固定され、他端はダンピン
グ剤ボックス4を通り、ワイヤばね固定用基板5に固定
されている。ダンピング剤ボックス4の穴12には振動
減衰用ゲルが充填されている。対物レンズホルダ2には
2個のフォーカスコイル8と4個のトラックコイル9と
が固定されている。ワイヤばね固定用基板5は、ねじ1
3によりダンピング剤ボックス4に固定され、さらにダ
ンピング剤ボックス4はヘッドケース11に固定されて
いる。一方、フォーカスコイル9、トラックコイル9の
近傍には、マグネット7とヨーク6で構成される2組の
磁気回路が配されている。マグネット7はヨーク6に接
着されており、ヨーク6はヘッドケース11に固定され
ている。2個のフォーカスコイル8は互いに接続され、
その両端が4本のワイヤばね3のうちの2本に接続さ
れ、ワイヤばね固定用基板5側から該ワイヤばね3を介
して電流を供給されようになっている。フォーカスコイ
ル8に電流が流れると、該電流と、マグネット7とヨー
ク6による磁場との相互作用で発生する電磁力により、
フォーカス方向すなわちZ軸方向に対物レンズホルダが
移動変位する。また、4個のトラックコイル9もそれぞ
れ互いに接続され、4本のワイヤばね3のうちの残りの
2本のワイヤばね3を介してワイヤばね固定用基板5側
から電流を供給されるようになっている。トラックコイ
ル9に電流が流れると、トラッキング方向、すなわちY
軸方向に対物レンズホルダ2が移動変位する。対物レン
ズホルダ2をY軸方向やZ軸方向に移動変位させるため
にコイルに電流を流すと、磁気回路のアンバランスやコ
イルの取り付け位置のずれ等に起因して対物レンズホル
ダ2が傾くことがある。この傾き量を極力少なくするた
めに、従来は、対物レンズホルダ2とヨーク6を相対的
に位置調整し、移動方向に対する力のバランスを取るよ
うにしている。また、コイル寸法のばらつき等も考慮
し、ヨーク6、マグネット7と対物レンズホルダ2、フ
ォーカスコイル8、トラックコイル9のX軸方向の間隙
は、略0.2〜0.3mmにしている。
【0003】ディスク装置も近年は小型化が進み、ノー
トパソコンや小形ビデオカメラ等の機器に組み込まれた
りしている。これらの機器は携帯用であるため、落下や
衝突等により衝撃力を受ける場合が多い。ディスク装置
の構成要素中でも、光ヘッドは特に、落下等の衝撃の影
響を受け易く、上記従来構成の光ヘッドでは、落下等の
衝撃により、ワイヤばね3が塑性変形する問題があっ
た。光ヘッドの対物レンズホルダ2は本来、Y軸方向と
Z軸方向とには変位可能で、変位量もそれぞれの方向に
対するストッパで規制されているため、該Y軸方向と該
Z軸方向の荷重に対しては塑性変形は起こさない。とこ
ろが、X軸方向にはワイヤばね3の変位を弾性限界範囲
内に規制する手段がないため、ワイヤばね3はX軸方向
に限界値を超えて変位すると挫屈し、さらに変位すると
塑性変形する。
【0004】特開平6-333253号公報には、落下
時等の衝撃力による支持ばねの挫屈変形を防止するため
に、該支持ばねの変形を弾性範囲内に制限するストッパ
を設け、対物レンズホルダの、支持ばねの長さ方向の変
位を抑制する構成が記載されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】一般に、挫屈理論によ
れば、弾性部材の静的な挫屈荷重Pは次の数1により求
まる。
【0006】 P=n2・π2・E・I/L2 …(数1) Pは挫屈荷重、Eは縦弾性率、Iは断面二次モーメン
ト、Lは長さ、nは整数である。
【0007】上記ワイヤばね3の場合、縦弾性率Eを1
00GPa、線径(直径)dを0.11mm、長さLを
10mm、両端が横方向に変位しない両端固定(図3)
とすると、n2=4、I=π/64・d4で、挫屈荷重P
はP=0.28Nとなる。また、この場合のワイヤばね
3の、X軸方向(長さ方向)変位と最大応力との関係を
エラスティカ理論(Theory of Elastic Stability, Int
ernational Student Edition Second Edition, Chapter
2, Timoshenko & Gere, McGRAW-HILL)により求める
と図4のようになる。この結果、ワイヤばねの弾性限界
値を360MPaとしたときのX軸方向変位は27μm
である。ただし、この場合のワイヤばね3の長さLは、
部品の実測長さではなく、ダンピング剤としてのゲルな
どがワイヤばねに変形抵抗を与えるため、等価モデルと
してのワイヤばね長さである。
【0008】一方、光ヘッドとしては、対物レンズホル
ダ2のフォーカス方向(Z軸方向)の変位略0.9m
m、トラッキング方向(Y軸方向)の変位略0.5mm
を確保する必要がある。それぞれの方向への変位に伴
い、対物レンズホルダ2はX軸方向へも変位する。フォ
ーカス方向(Z軸方向)の変位ΔZと、X軸方向の変位
ΔXとの間には次の数2の関係がある。
【0009】 ΔX=0.6・ΔZ2/L …(数2) 数2において、ΔZ=0.9mmとすると、ΔX=48.
6μmとなる。この結果、ストッパと対物レンズホルダ
が接触しないようにするには、ストッパと対物レンズホ
ルダの間の間隔は48.6μmより大きくする必要があ
る。すなわち、光ヘッドがフォーカス動作やトラッキン
グ動作を正常に行うためには、対物レンズホルダ2がX
軸方向に少なくとも48.6μmの距離を移動可能なよ
うに、ストッパの位置を決める必要がある。
【0010】上記のように、上記数1に基づく結果か
ら、ワイヤばね3の弾性限界としてのX軸方向変位は2
7μmであり、一方、上記数2に基づく結果からは、光
ヘッドがフォーカス動作やトラッキング動作を正常に行
うためには、対物レンズホルダ2はX軸方向に48.6
μmの移動距離を確保する必要がある。このため、該対
物レンズホルダ2のX軸方向の必要移動距離48.6μ
mは、上記ワイヤばね3の弾性限界変位27μmを大幅
に超える。
【0011】本発明の課題点は、ディスク装置の光ヘッ
ドにおいて、落下時等の衝撃力に対しても、対物レンズ
ホルダを支持する弾性部材の変位量を、弾性限界を超え
ない範囲に抑え、かつ、該範囲において上記対物レンズ
ホルダの必要移動距離を確保できるようにすること、で
ある。本発明の目的は、かかる課題点を解決できる技術
を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題点を解決するた
めに、本発明では、光ヘッドにおいて、(1)対物レン
ズホルダ支持用の複数の線状の弾性部材(該当実施例:
符号3)に対応して、対向する先端面の当接により該弾
性部材の長さ方向への該対物レンズホルダの移動を制限
する制限手段(該当実施例:符号41、23)を複数個
備えた構成とする。(2)上記(1)の複数の制限手段
のそれぞれを、上記対向する両先端面のいずれか一方ま
たは両方の外形を放物線状またはこれに近似した形状と
し、かつ両先端面間の間隔を、上記線状の弾性部材が挫
屈を生じ、さらに塑性変形を生じる限界変位量よりは小
さくする。(3)上記線状の弾性部材(該当実施例:符
号3)の一端側を固定する固定用部材(該当実施例:符
号5)として、該線状の弾性部材が固定される部分が該
弾性部材の長さ方向に弾性変位可能な構成とする。上記
制限手段は、対向する先端面が互いに当接することによ
り、上記対物レンズホルダの上記弾性部材の長さ方向へ
の移動量を該弾性部材の弾性限界範囲内にし、該弾性部
材の塑性変形を防止する。また、上記固定用部材は、上
記線状の弾性部材が固定される部分を、該弾性部材の長
さ方向に弾性変位させることで、該線状の弾性部材の応
力が弾性限界内となる上記対物レンズホルダの該弾性部
材の長さ方向の移動限界値を拡大し、上記制限手段の位
置設定の許容範囲を拡大する。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例につき、図
面を用いて説明する。図1は本発明の実施例としての光
ヘッドの構成例を示す図である。(a)は上面図、
(b)は側面図である。図1において、対物レンズ1は
対物レンズホルダ2に保持されている。対物レンズホル
ダ2には4本の線状の弾性部材としてのばね(以下、ワ
イヤばねという)3の一端がそれぞれ固定され、該4本
のワイヤばね3の他端はそれぞれ、振動減衰手段として
のダンピング剤ボックス4の穴12を通り、固定用部材
としてのワイヤばね固定用基板5のばね保持部51に固
定されている。対物レンズホルダ2には2個のフォーカ
スコイルと4個のトラックコイルが取り付けられてい
る。ワイヤばね固定用基板5はダンピング剤ボックス4
を介し、ヘッドケース11に固定されている。フォーカ
スコイル8、トラックコイル9の近傍には、マグネット
7とヨーク6で構成される磁気回路が配置されている。
マグネット7はヨーク6に接着され、ヨーク6はヘッド
ケース11に固定されている。2個のフォーカスコイル
8は、互いに接続され、その両端は4本のワイヤばね3
のうちの2本に接続され、ワイヤばね固定用基板5側か
らフォーカス制御用の電流を供給するようになってい
る。2個のフォーカスコイル8に電流が流れると、該電
流とマグネット磁場との間の相互作用で発生する電磁力
により、対物レンズホルダ2がフォーカス方向、すなわ
ち図のZ軸方向に移動変位する。一方、4個のトラック
コイル9もそれぞれ互いに接続され、4本のワイヤばね
3のうちの残りの2本のワイヤばねを経由してワイヤば
ね固定用基板5から電流を供給するようになっている。
トラックコイル9に電流が流れると、該電流とマグネッ
ト磁場との間の相互作用で発生する電磁力により、対物
レンズホルダ2が、ディスクのトラックに直角な方向
(以下、トラッキング方向という)すなわち、図のY軸
方向に移動変位する。対物レンズホルダ2には、上記4
本のワイヤばね3のそれぞれに対応して、制限手段とし
ての4個の突起部23が設けられ、かつ、該対物レンズ
ホルダ2とダンピング剤ボックス4との間には制限手段
として、上記4個の突起部23に対向して4個のストッ
パ41が設けられている。4個のストッパ41それぞれ
の先端には上記数2から決まる回転放物面または該放物
面に近似される半径R1(R1=L/1.2)の部分的
球面が形成されている。4個の突起部23それぞれの先
端にも半径R1よりも小さい半径の部分的球面が形成さ
れている。レンズホルダ2が移動変位前の中立位置にあ
るとき、4個の突起部23それぞれの部分的球面の中心
と、これに対向する4個のストッパ41それぞれの部分
的球面の中心とは、X軸に平行な一直線上にあるように
されている。
【0014】図5は、制限手段としてのストッパ41及
び突起23についての説明図である。図5において、ス
トッパ41の先端部の部分的球面のX軸方向の先端点位
置をF、これに対向する突起23の先端部の部分的球面
の中立位置における先端点位置をGとする。G、F2点
間の距離S1がギャップである。長さLのワイヤばね3
がZ軸方向に変位すると、ワイヤばね3の先端はX軸方
向に数2で示される量だけ変位する。該変位軌跡は半径
R1(R1=L/1.2)の円(円の中心をAとする)
の円弧に近似され得る。対物レンズホルダ2がZ軸方向
にΔZだけ変位すると、突起23の先端点位置は、G点
から、近似円弧FECに同心な近似円弧GBに沿う軌跡
で移動する。突起23の先端点位置が点Bに移動したと
き、X軸方向に対物レンズホルダ2が強制変位され、突
起23がストッパ41に接して停止したとする。その状
態の突起23の先端点位置をH、ストッパ41と突起2
3の接点をEとする。突起23の先端の部分的球面の半
径をR2とすると、突起23の先端点位置Hは、強制変
位されない場合の位置BからX軸方向にS2の距離にあ
る。S2は次の数3で求まる。
【0015】 S2=S1−(R1+R2)・Cos(∠FAE)+R2+R1・Cos(∠ FAC) …(数3) ここで、L=10mm、ΔZ=0.9mm、S1=30
μmとした場合、R2=0mmであれば、S2=30μ
mとなり、また、R2=0.5mm、1mm、1.5mm
であれば、それぞれの場合のS2は、S2=27.4μ
m、24.9μm、22.7μmとなる。以上のようにフ
ォーカス方向あるいはトラッキング方向に対物レンズホ
ルダ2が変位した状態でも中立位置にある場合と同等の
ギャップS1を確保するためには、突起部23の先端の
部分的球面の半径とストッパ41の部分的球面の等価半
径は、そのどちらかが半径R1で、他方がR1より十分
小さい半径とするのが望ましい。半径R1の球面側はY
−Z平面内のフォーカス方向変位またはトラッキング方
向変位をカバーできる広さをもつ必要がある。このた
め、半径R1の球面側を、小形・軽量を要求されている
レンズホルダ2に取り付けられた構成の突起部23とす
ることは一般的には好ましくない。図5に示したよう
に、突起部23側とストッパ41側とにおいて、一方の
半径を小さくすると、Y軸方向あるいはZ軸方向に変位
した状態で突起部23とストッパ41が衝突したとき、
反力のY軸方向(トラッキング方向)成分あるいはZ軸
方向(フォーカス方向)成分が小さくなり、衝突後にワ
イヤばね3に作用するモーメントを小さくできる。
【0016】本実施例では、ストッパ41はダンピング
剤ボックス4に取り付けられ、X軸方向に位置調整可能
な構造となっている。突起部23の先端面やストッパ4
1の先端面の位置としては、衝撃等を受けたときにZ軸
回りの回転や、Y軸周りの回転を規制できるようにする
ためには、Y−Z平面内で対物レンズホルダ2の隅部側
に設けるのがよい。対物レンズホルダ2を含む可動部の
フォーカス方向あるいはトラッキング方向の運動に連成
的に生じるX軸周りの捻れ回転振動を小さくするために
は、ワイヤばね3の相互間隔は極力大きくとるのが望ま
しい。ストッパ41も、実装上可能な範囲で各ワイヤば
ね3に近づいた場所に設ける。また、対物レンズホルダ
2がX軸方向に変位したときに、ストッパ41が、突起
部23と当接する部分の大きさとしては、対物レンズホ
ルダ2が、Y軸方向、Z軸方向へそれぞれ最大の移動量
で変位したときでも正常に当接できる寸法が必要であ
る。また、本実施例では、ワイヤばね固定用基板5は、
中央部53で支持された弾性部分52の先端のばね保持
部51に、ワイヤばね3を固定する構造になっている。
このため、ワイヤばね3に長さ方向(X軸方向)の力が
かかった場合には、ワイヤばね固定用基板5の該ばね保
持部51は、該弾性部分52の弾性によりX軸方向に変
位して、ワイヤばね3の応力増大を抑える。落下等で対
物レンズホルダ2が衝撃力を受けた場合でも、対物レン
ズホルダ2のX軸方向の移動変位が全部、ワイヤばね3
の軸方向変形にはならず、一部をワイヤばね固定用基板
5が受け持つ。従って、本実施例のようにワイヤばね固
定用基板5がワイヤばね3の一端側を弾性支持する構成
では、ストッパ41と突起部23との間隔を、ワイヤば
ね固定用基板5がワイヤばね3を弾性支持しない構成の
場合に比べ大きくしても、ワイヤばね3を弾性限界内と
することができる。
【0017】図6は、ストッパ41の他の構成例であ
る。本構成例では、ストッパ41を、ダンピング剤ボッ
クス4に設けられた支持バー42に同軸状に嵌め込んで
ある。支持バー42に対し、接着しない状態ではX軸方
向にスライドして位置変化できるようになっている。光
ヘッド組み立て時に、ストッパ41のX軸方向位置を調
整し、ストッパ41と対物レンズホルダ2の突起部23
との間隔が、所定の寸法になるようにして支持バー42
に接着し固定する。
【0018】図7は、弾性変位可能なワイヤばね固定用
基板5による効果の説明図である。図7において、計算
評価のサンプルとしては、図1に示すようなワイヤばね
固定用基板5によってワイヤばね3がX軸方向のみに剛
性Kで弾性変形するように支持されている構成のものと
している。グラフの横軸には、可動部(質量0.2gと
仮定)の軸方向変位剛体モードの共振周波数をとり、縦
軸には、エラスティカ理論によるワイヤばね3のX軸方
向変位(図4)とワイヤばね固定用基板5のX軸方向変
位との和をとっている。可動部(質量0.2gと仮定)
の軸方向変位剛体モードの共振周波数を1kHzにする
ようにワイヤばね固定用基板5の剛性Kを設定し、ワイ
ヤばね3の弾性限界を360MPaとし、該弾性限界値
に相当するX軸方向の荷重を想定すると、対物レンズホ
ルダ2側のワイヤばね端部におけるX軸方向の許容変位
は171μmとなる。ワイヤばね固定用基板5が剛体の
場合のX方向許容変位は27μmであるから、ワイヤば
ね3を、弾性変形可能なワイヤばね固定用基板5で支持
することにより、対物レンズホルダ2側のワイヤばね端
部におけるX軸方向の許容変位を6倍以上に拡大できる
ことになる。塑性変形を生じないX軸方向の変位の許容
範囲が171μmであることは、突起部23の先端面と
ストッパ41の先端面の位置調整を容易にする。
【0019】図8は、弾性部分52を有するワイヤばね
固定用基板5の他の構成例を示す。(a)はワイヤばね
固定用基板5の側面図、(b)は平面図である。本構成
例の場合、弾性部分52が中央部53の両側に2本ずつ
平行に腕が延びた構成から成り、それぞれの先端部に配
されたばね保持部51にはワイヤばね3が1本ずつ貫通
状態で固定されている。ワイヤばね固定用基板5は、補
強板55の上にフレキシブルな基板が設けられた複合構
造を有する。フレキシブルな基板面上のばね保持部51
に相当する部分にはワイヤばね3のそれぞれを別個に電
気的に接続するための穴とパターン状導体とが形成され
ている。ワイヤばね3はそれぞれ、該パターン状導体に
対し、はんだ付け等により接続されることで、該ばね保
持部51に固定されている。ワイヤばね固定用基板5は
複合構造のものでもよく、例えば、ガラスエポキシ材の
基板面上にパターン状導体を形成したものなどであって
もよい。
【0020】図9、図10は、対物レンズホルダ2に衝
撃力等が加わった場合におけるワイヤばね3の変形の状
態の説明図である。図9は、ワイヤばね固定用基板5が
弾性変位しない構成の場合、図10は、ワイヤばね固定
用基板5が弾性変位する場合の図である。対物レンズホ
ルダ2が4本の平行なワイヤばね3で支持された光ヘッ
ドの場合、例えば、対物レンズホルダ2に衝撃力が加わ
ると、対物レンズホルダ2にX軸方向の衝撃力のみなら
ず、Y軸方向やZ軸方向にも衝撃力が加わる上、衝撃力
によるモーメントも作用する。図9の場合は、ワイヤば
ね固定用基板が弾性変位しないために、ワイヤばねには
上記衝撃力やモーメントによって大きな応力が発生して
挫屈し易くなる。これに対し、図10の場合は、ワイヤ
ばね固定用基板が弾性変位可能なため、ワイヤばねに
は、上記衝撃力やモーメントによっても、図9の場合に
比べ、大幅に小さな応力しか発生しない。このため、該
ワイヤばねは挫屈しにくい。例えば、ワイヤばね固定用
基板5が上記図8のような構成の場合において、図10
に示したように、ワイヤばねの端部が、あたかも回転中
心が、一対のワイヤばね3の間にあるように回転(θ)
しながらX軸方向に変位(δX)したとする(A部)
と、ワイヤばね3自体の変位は、上記図9の場合に比べ
て小さく、ワイヤばね3自体の応力も小さくなって挫屈
限界には達しにくい。
【0021】以下、上記実施例に示す光ヘッドの組み立
て及び調整の手順につき説明する。対物レンズホルダ2
に対し、対物レンズ1、フォーカスコイル8、トラック
コイル9を接着等で固定する。一方、ダンピング剤ボッ
クス4にワイヤばね固定用基板5及びストッパ41を取
り付ける。このとき、ストッパ41はX軸方向に退避し
ておき、このあとの組み立て、調整が容易になるように
しておく。これら部品の取り付けられた対物レンズホル
ダ2とダンピング剤ボックス4とを、治具等を用いて所
定の相対的位置となるように仮固定する。この仮固定状
態で、4本のワイヤばね3をはんだ付け等により、対物
レンズホルダ2とワイヤばね固定用基板5に固定する。
ワイヤばね3がダンピング剤ボックス4を貫通するた
め、このときに、ダンピング剤ボックス4にダンピング
剤を充填する。ダンピング剤は、ワイヤばね固定用基板
5によるワイヤばね3の軸方向(X方向)の弾性支持効
果を妨げないように、振動減衰効果が得られる範囲で柔
らかめの材質のものを選ぶ。次に、マグネット7とヨー
ク6を接着等で固定する。さらに、対物レンズホルダ2
とダンピング剤ボックス4がワイヤばね3で一体となっ
たものと、マグネット7を取り付けられたヨーク6を組
み合わせる。このとき、対物レンズホルダ2とヨーク6
の相対的位置を調整し、対物レンズホルダ2がY軸方
向、X軸方向に変位したときの対物レンズホルダ2の傾
きができるだけ小さくなるようにする。ストッパ41
は、例えば、上記図6に示すように、ダンピング剤ボッ
クス4に設けられた支持バー42に同軸状に嵌め込まれ
ており、組み立て後に、ストッパ41のX軸方向位置を
調整し、ストッパ41と対物レンズホルダ2の突起部2
3との間隔が、所定の寸法、例えば171μm以下とな
るようにする。ストッパ41の位置調整後、該ストッパ
41を上記支持バー42に紫外線硬化型の接着剤などを
用いて接着固定する。4箇所あるストッパ41と突起部
23の間隔の調整は、光学的に寸法を読み取りながら所
定の位置にストッパを調整する方法や、薄いスペーサを
間に挟んで、間隔を一様にするなどの方法がある。4箇
所のストッパ41の位置調整にあたっては、例えば、4
箇所のうちの3箇所は固定状態にしておき、該3箇所で
決まる平面間の間隔が所定の間隔になるようにワイヤば
ね3を固定し、残る1箇所についてストッパ41を調整
するようにすれば、ストッパ41の調整個所数を減らす
ことができ、組み立てに要する時間も短縮できる。この
場合、3箇所のストッパ41と突起23との間隔の設定
には薄いスペーサを挟む方法を用いることができる。部
品精度及び組み立て精度を高くすることによって、スト
ッパ41の調整を不要にできる可能性もある。上記ワイ
ヤばね3としては、導電性と弾性の点から、例えばベリ
リウム銅なども適材である。
【0022】ディスク装置は、上記光ヘッドの他に、デ
ィスクを装置内に搬入したり、装置内から装置外に搬出
したりするトレイや、ディスクを載置するターンテーブ
ルや、該ターンテーブルを回転させるディスクモータ
や、ターンテーブルとディスクを挟んで保持するクラン
パや、メカシャーシや、少なくとも光ヘッドに入力して
該光ヘッドのトラッキング動作やフォーカス動作を制御
するための制御信号を形成する制御系としての制御回路
や、光ヘッドから出力される再生信号や該光ヘッドに入
力する記録信号を信号処理する信号処理系としての信号
処理回路等などを備えて成る。
【0023】上記実施例構成によれば、落下時等の衝撃
力に対しても、対物レンズホルダ支持用のワイヤばね3
の挫屈をなくし、光ヘッドやディスク装置の信頼性を向
上させることができる。
【0024】
【発明の効果】本発明によれば、落下時等の衝撃力に対
しても耐性のある光ヘッドやディスク装置を提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の光ヘッドの構成例を示す図で
ある。
【図2】従来の光ヘッドの構成例を示す図である。
【図3】線状の弾性部材の静的挫屈変形の説明図であ
る。
【図4】図3の弾性部材の長さ方向変位と最大応力との
関係を示す図である。
【図5】制限手段である突起部及びストッパの説明図で
ある。
【図6】制限手段としてのストッパの他の構成例を示す
図である。
【図7】弾性変位可能な固定用部材の効果の説明図であ
る。
【図8】弾性部分を有する固定用部材の他の構成例を示
す図である。
【図9】線状の弾性部材の挫屈変形の説明図である。
【図10】弾性部分を有する固定用部材に固定された線
状の弾性部材の挫屈変形の説明図である。
【符号の説明】 1…対物レンズ、 2…対物レンズホルダ、 3…ワイ
ヤばね、 4…ダンピング剤ボックス、 5…ワイヤば
ね固定用基板、 6…ヨーク、 7…マグネット、 8
…フォーカスコイル、 9…トラックコイル、 11…
ヘッドケース、23…突起部、 41…ストッパ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 市川 厚司 茨城県ひたちなか市稲田1410番地 株式会 社日立製作所デジタルメディア製品事業部 内 Fターム(参考) 5D118 AA12 AA24 BA01 FA27 FB04

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ディスクの情報記録面に対し対物レンズを
    介して信号光の照射または受光を行う光ヘッドにおい
    て、 上記対物レンズを保持する対物レンズホルダと、 該対物レンズホルダを該ホルダの複数位置で弾性支持す
    る複数の線状の弾性部材と、 該線状の弾性部材の一端側が固定された固定用部材と、
    対向する先端面の当接により上記対物レンズホルダの該
    固定用部材方向への移 動量を制限する構成を有し、該対向する先端面のいずれ
    か一方または両方がその外形を放物線状またはこれに近
    似した形状とされた制限手段と、 を備え、 上記制限手段の上記先端面間の間隔が、上記線状の弾性
    部材が挫屈を起す長さ方向の限界変位量よりも小さくさ
    れた構成を特徴とする光ヘッド。
  2. 【請求項2】ディスクの情報記録面に対し対物レンズを
    介して信号光の照射または受光を行う光ヘッドにおい
    て、 上記対物レンズを保持する対物レンズホルダと、 該対物レンズホルダを該ホルダの複数位置で弾性支持す
    る複数の線状の弾性部材と、 該線状の弾性部材の一端側が固定され、該固定部を該弾
    性部材の長さ方向に弾性支持する固定用部材と、 対向する先端面の当接により上記対物レンズホルダの該
    固定用部材方向への移動量を制限する構成を有し、該対
    向する先端面のいずれか一方または両方がその外形を放
    物線状またはこれに近似した形状とされた制限手段と、 を備え、 上記制限手段の上記先端面間の間隔が、上記線状の弾性
    部材が挫屈を起す長さ方向の限界変位量よりも小さくさ
    れた構成を特徴とする光ヘッド。
  3. 【請求項3】ディスクの情報記録面に対し対物レンズを
    介して信号光の照射または受光を行う光ヘッドにおい
    て、 上記対物レンズを保持する対物レンズホルダと、 該対物レンズホルダを該ホルダの複数位置で弾性支持す
    る複数の線状の弾性部材と、 該線状の弾性部材の一端側が固定され、該固定部を該弾
    性部材の長さ方向に弾性変位する固定用部材と、 該線状の弾性部材の振動を減衰させる振動減衰手段と、 対向する先端面の当接により上記対物レンズホルダの該
    振動減衰手段方向への移動量を制限し、該対向する先端
    面のいずれか一方または両方がその外形を放物線状また
    はこれに近似した形状とされた制限手段と、 上記対物レンズホルダを、上記線状の弾性部材の長さ方
    向に略直角なトラッキング方向とフォーカス方向に電磁
    力に基づき移動変位させる駆動手段と、 を備え、 上記制限手段における上記先端面間の間隔が、上記駆動
    手段によるトラッキング方向またはフォーカス方向への
    移動によって上記線状の弾性部材の長さ方向に生ずる上
    記対物レンズホルダの移動変位量よりは大きく、上記線
    状の弾性部材が挫屈を起す長さ方向の限界変位量よりは
    小さい値とされた構成を特徴とする光ヘッド。
  4. 【請求項4】上記制限手段は、対向する上記先端面のう
    ち少なくとも一方が、先端面位置を調整可能な構成を有
    している請求項1、2または3に記載の光ヘッド。
  5. 【請求項5】上記制限手段は、対向する先端面間の間隔
    が略171μm以下である請求項1、2または3に記載
    の光ヘッド。
  6. 【請求項6】上記制限手段は、上記対向する先端面が上
    記複数の弾性部材毎に対応して設けられている請求項
    1、2または3に記載の光ヘッド。
  7. 【請求項7】上記固定用部材は、上記線状の弾性部材と
    電気的に接続される導電材を備えて構成される請求項
    1、2または3に記載の光ヘッド。
  8. 【請求項8】光ヘッドを制御しディスクに対し信号光の
    照射または受光を行い、信号の記録、再生のいずれか一
    方または両方を行うディスク装置において、 ディスクを回転駆動するディスクモータと、 上記光ヘッド中の対物レンズを保持する対物レンズホル
    ダと、該対物レンズホルダを該ホルダの複数位置で弾性
    支持する複数の線状の弾性部材と、該線状の弾性部材の
    一端側が固定される固定用部材と、対向する先端面の当
    接により該対物レンズホルダの該固定用部材方向への移
    動量を制限し該対向する先端面のいずれか一方または両
    方の外形が放物線状またはこれに近似した形状とされた
    制限手段と、上記対物レンズの位置を検出する位置検出
    手段とを備え、上記制限手段の上記先端面間の間隔を上
    記線状の弾性部材が挫屈を起す限界変位量よりも小さく
    した光ヘッドと、 上記位置検出手段の出力に基づき補正された制御信号を
    形成し該制御信号により上記対物レンズホルダの位置を
    制御する制御系と、 上記光ヘッドから出力される再生信号または該光ヘッド
    に入力する記録信号を処理する信号処理系と、 を備えたことを特徴とするディスク装置。
  9. 【請求項9】光ヘッドを制御しディスクに対し信号光の
    照射または受光を行い、信号の記録、再生のいずれか一
    方または両方を行うディスク装置において、 ディスクを回転駆動するディスクモータと、 上記光ヘッド中の対物レンズを保持する対物レンズホル
    ダと、該対物レンズホルダを該ホルダの複数位置で弾性
    支持する複数の線状の弾性部材と、該線状の弾性部材の
    一端側が固定され該固定部を該弾性部材の長さ方向に弾
    性支持する固定用部材と、対向する先端面の当接により
    該対物レンズホルダの該固定用部材方向への移動量を制
    限し該対向する先端面のいずれか一方または両方の外形
    が放物線状またはこれに近似した形状とされた制限手段
    と、上記対物レンズの位置を検出する位置検出手段とを
    備え、上記制限手段の上記先端面間の間隔を上記線状の
    弾性部材が挫屈を起す限界変位量よりも小さくした光ヘ
    ッドと、 上記位置検出手段の出力に基づき補正された制御信号を
    形成し該制御信号により上記対物レンズホルダの位置を
    制御する制御系と、 上記光ヘッドから出力される再生信号または該光ヘッド
    に入力する記録信号を処理する信号処理系と、 を備えたことを特徴とするディスク装置。
  10. 【請求項10】光ヘッドを制御してディスクに対し信号
    光の照射または受光を行い、信号の記録、再生のいずれ
    か一方または両方を行うディスク装置において、 ディスクを回転駆動するディスクモータと、 上記光ヘッド中の対物レンズを保持する対物レンズホル
    ダと、該対物レンズホルダを該ホルダの複数位置で弾性
    支持する複数の線状の弾性部材と、該線状の弾性部材の
    一端側が固定される固定用部材と、該線状の弾性部材の
    振動を減衰させる振動減衰手段と、対向する先端面の当
    接により該振動減衰手段方向への上記対物レンズホルダ
    の移動量を制限する構成を有し該対向する先端面のいず
    れか一方または両方の外形が放物線状またはこれに近似
    した形状とされた制限手段と、電磁力に基づき上記対物
    レンズホルダを、上記線状の弾性部材の長さ方向に直角
    なトラッキング方向とフォーカス方向に移動変位させる
    駆動手段とを備え、上記制限手段の上記先端面間の間隔
    を上記線状の弾性部材が挫屈を起す限界変位量よりも小
    さくした光ヘッドと、 上記駆動手段に入力する制御信号を形成する制御系と、 上記光ヘッドから出力される再生信号または該光ヘッド
    に入力する記録信号を処理する信号処理系と、 を備えたことを特徴とするディスク装置。
  11. 【請求項11】光ヘッドを制御してディスクに対し信号
    光の照射または受光を行い、信号の記録、再生のいずれ
    か一方または両方を行うディスク装置において、 ディスクを回転駆動するディスクモータと、 上記光ヘッド中の対物レンズを保持する対物レンズホル
    ダと、該対物レンズホルダを該ホルダの複数位置で弾性
    支持する複数の線状の弾性部材と、該線状の弾性部材の
    一端側が固定され、該固定部を該弾性部材の長さ方向に
    弾性支持する固定用部材と、該線状の弾性部材の振動を
    減衰させる振動減衰手段と、対向する先端面の当接によ
    り該振動減衰手段方向への上記対物レンズホルダの移動
    量を制限する構成を有し該対向する先端面のいずれか一
    方または両方の外形が放物線状またはこれに近似した形
    状とされた制限手段と、電磁力に基づき上記対物レンズ
    ホルダを、上記線状の弾性部材の長さ方向に直角なトラ
    ッキング方向とフォーカス方向に移動変位させる駆動手
    段とを備え、上記制限手段の上記先端面間の間隔を上記
    線状の弾性部材が挫屈を起す限界変位量よりも小さくし
    た光ヘッドと、 上記駆動手段に入力する制御信号を形成する制御系と、 上記光ヘッドから出力される再生信号または該光ヘッド
    に入力する記録信号を処理する信号処理系と、 を備えたことを特徴とするディスク装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008310862A (ja) * 2007-06-13 2008-12-25 Sony Corp 光ピックアップおよび光ディスク装置

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