JP2003173457A - 自動券売機 - Google Patents

自動券売機

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JP2003173457A
JP2003173457A JP2001371903A JP2001371903A JP2003173457A JP 2003173457 A JP2003173457 A JP 2003173457A JP 2001371903 A JP2001371903 A JP 2001371903A JP 2001371903 A JP2001371903 A JP 2001371903A JP 2003173457 A JP2003173457 A JP 2003173457A
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JP
Japan
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vending machine
automatic ticket
ticket vending
braille
display operation
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001371903A
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English (en)
Inventor
Minoru Nakayama
中山  実
Rikio Shiratori
力男 白鳥
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Nippon Signal Co Ltd
Original Assignee
Nippon Signal Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 盲目者等の点字による案内を必要とする者に
とって、点字が触読しやすいように平坦部を形成し、使
用しやすい自動券売機を提供すること。 【解決手段】 規定の傾斜面11を有する接客部20に
備えられた表示操作部21を、表示操作部の下端21U
の手前に段差平坦部24が形成されるように、規定の傾
斜面に対して自動券売機の内部側に設ける。このように
表示操作部を設けることによって形成された表示操作部
の下端の段差平坦部に点字による案内を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動券売機に関
し、特に、点字による案内を必要とする者にとって使用
しやすい自動券売機に関する。
【0002】
【従来の技術】点字による案内を必要とする者(以下
「盲目者等」という)が自動券売機を使用できるよう
に、各種ボタン等の位置を案内する点字が設けられた自
動券売機が従来から知られている。図4は、従来の自動
券売機110の正面要部の拡大斜視図である。自動券売
機110の案内表示部112にはマイク113、スピー
カ114が設けられている。接客部120には規定の傾
斜度で形成された傾斜面111に沿って、表示操作部1
15が設けられている。表示操作部115はタッチパネ
ルと液晶ディスプレイから構成されている。タッチパネ
ルには、液晶ディスプレイに表示された文字や数字等に
対応して点字を形成することができないので、盲目者等
は表示された文字等を触読することはできない。このた
め、盲目者等は行き先に応じた金額を知るために、駅務
員に聞く必要がある場合がある。
【0003】盲目者等は、呼出しボタン116を押下
し、マイク113に向かって話すことによって、駅務員
からスピーカ114を介して、行き先駅までの金額を知
ることができる。テンキー118は駅務員から知得した
金額の入力等のために設けられたものである。なお、1
17は取消しボタンであり、入力した金額を取り消した
りするとき等に押下する。
【0004】自動券売機110には、盲目者等が呼出し
ボタン116と取消しボタン117を押し間違えないよ
うに、それぞれのボタンの近傍に点字116A,117
Aが設けられている。これらの点字116A,117A
は、呼出しボタン116や取消しボタン117の近傍で
あって、かつ接客部120の傾斜面111に沿って設け
られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、通常、盲目
者等が触読をするときには、平面に点字されたものを触
読する。これに対して、自動券売機110における点字
は、晴眼者の視認性等の理由から接客部120を傾斜さ
せているので、傾斜面111に沿って設けられている。
この接客部120の傾斜面111の傾斜度は、自動券売
機110を最も利用する晴眼者の利用者層の平均眼高
(眼までの高さ)を基準にしており、平均的な利用者が
自然に俯瞰したときの視線方向と垂直となるような傾斜
度になっている。また、この傾斜度は利用者の上肢運動
特性も考慮したものであり、晴眼者にとって利用しやす
く、視認しやすいように決められた角度である。具体的
には、自動券売機の使用頻度が多い主婦、つまり成人女
性の眼高を基準に決められた。このように決められた現
在の規定の傾斜度は、鉛直面に対して30°とされてい
る。ここで、この傾斜度を有する傾斜面を規定の傾斜面
111という。この規定の傾斜面111を有する接客部
120に表示操作部115を備えることによって、垂直
である場合に比べ、視認性および上肢運動特性の面での
改善がなされた。しかし、盲目者等にとっては、点字が
自動券売機110の接客部120の傾斜面111に沿っ
て設けられているので、手首を傾斜面111に沿うよう
に曲げる必要がある。このため、通常、平面に点字され
たものを触読する盲人者等にとって、触読しにくいとい
う問題があった。
【0006】本発明の目的は、上記の問題に鑑み、盲目
者等の点字による案内を必要とする者にとって使用しや
すい自動券売機を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段および作用】本発明に係る
自動券売機は、上記目的を達成するために、次のように
構成される。
【0008】本発明に係る第1の自動券売機(請求項1
に対応)は、規定の傾斜面を有する接客部に備えられた
表示操作部を、表示操作部の下端の手前に段差平坦部が
形成されるように、規定の傾斜面に対して内部に設けて
いる。このように表示操作部を設けることによって形成
された表示操作部の下端の段差平坦部に点字による案内
を設けた。
【0009】上記構成を有する自動券売機によれば、盲
目者等は段差平坦部に設けられた点字を、手首を傾斜面
の傾斜度に沿って曲げることなく、容易に触読すること
ができる。
【0010】本発明に係る第2の自動券売機(請求項2
に対応)は、上記第1の自動券売機において、好ましく
は、点字による案内が、少なくとも取消しボタンおよび
呼出しボタンおよびテンキーの位置を案内するものであ
ることを特徴とする。この構成によれば、取消しボタン
および呼出しボタンおよびテンキーの位置を案内する点
字が触読しやすい。
【0011】本発明に係る第3の自動券売機(請求項3
に対応)は、上記第1および第2の自動券売機におい
て、好ましくは、点字による案内が、段差平坦部の中央
部に設けられ、自動券売機の幅方向の中心を案内するも
のであることを特徴とする。この構成によれば、自動券
売機の幅方向の中心を迅速に知ることができるので、硬
貨投入口等の位置を推測しやすい。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施形態を
添付図面に基づいて説明する。
【0013】本実施形態で説明される構成、形状、配置
関係については本発明が理解・実施できる程度に概略的
に示したものにすぎない。従って本発明は、添付図面に
示された実施の形態に限定されるものではなく、特許請
求の範囲に記載された範囲内において適宜変更が可能で
ある。
【0014】図1は、本実施形態に係る自動券売機10
の全体斜視図である。自動券売機10は、接客側に案内
表示部12、接客部20、表示操作部21、硬貨投入口
13、硬貨受け皿14、紙幣挿入口15、返却紙幣受取
口16、カード挿入口17、乗車券受取口18、テンキ
ー19を備えている。案内表示部12には、マイク2
2,スピーカ23等が設けられている。表示操作部21
は、接客部20の規定の傾斜面11から自動券売機10
の内部に窪んだ部位であって、かつ表示操作部21の下
端に段差平坦部24が形成されるように設けられてい
る。
【0015】硬貨投入口13、硬貨受け皿14、紙幣挿
入口15、返却紙幣受取口16、カード挿入口17、乗
車券受取口18は、それぞれ乗車券を購入する際に使用
される。乗車券購入の際に駅務員に連絡を取りたいとき
には、呼出しボタン30を押下し、マイク22とスピー
カ23を介して連絡をする。また、取消しをしたいとき
には取消しボタン31を押下する。
【0016】表示操作部21は上述したように設けられ
ているので、表示操作部21の下端と接客部20の傾斜
面11の間にスペースがある。このスペースを水平な段
差平坦部24とし、この水平な段差平坦部24に、テン
キー19,呼出しボタン30,取消しボタン31の位置
を案内する点字19A,30A,31Aをそれぞれに対
して設ける。また、自動券売機10の幅方向の中心を案
内するための点字32Aを設けてもよい。ここで、段差
平坦部24を水平であるとしているが、水平に限らず適
宜、盲目者等にとって触読しやすい角度に形成すること
が好ましい。
【0017】図2は、本実施形態に係る自動券売機10
の要部の拡大斜視図である。案内表示部12には、マイ
ク22,スピーカ23等が設けられている。表示操作部
21は、自動券売機10の前面の接客側の接客部20の
傾斜面11に対して内部に設けられている。さらに表示
操作部21の下端21Uは、下端21Uの手前に段差平
坦部24を形成するように設けられている。このため、
表示操作部21は、接客部20の傾斜面11よりも垂直
方向に近づけて立ったようになっている。この表示操作
部21の傾斜度は、規定の傾斜度(接客部20の、鉛直
面に対する傾斜面11の傾斜度)である30°に比べ
て、より小さい傾斜度となっている。
【0018】上記のように表示操作部21を設けたの
で、表示操作部21の下端21Uの手前であって、テン
キー19,呼出しボタン30,取消しボタン32等の上
面に段差平坦部24が形成される。次に表示操作部21
の構成および作用について説明する。
【0019】表示操作部21はタッチパネルと液晶ディ
スプレイから構成されており、液晶ディスプレイには、
金額等が表示される。例えば150円と表示されている
部位に対応するタッチパネルの上の部位を触れると、1
50円の乗車券を買うことができる。タッチパネルは赤
外線方式で、利用者の触れた位置を検出する。タッチパ
ネルの枠体には、LED(Light Emitting Diode)とフ
ォトトランジスタが赤外線をマトリックス状に作り出す
ように、対になって搭載されており、赤外線の通る経路
の途中において、指等で赤外線が遮光されると、その遮
光された位置が検出される。図2では、一実施例とし
て、金額がマトリックス状に表示されている。
【0020】表示操作部21のタッチパネルの位置検出
は上述のようになっているため、点字を設けることがで
きない。また、点字を設けることができるとしても、液
晶ディスプレイの表示は変化するので、その表示の変化
全てに対して点字を設けることは困難である。このた
め、盲目者はタッチパネルを使用することはできない。
【0021】そこで、上述したように盲目者等は行き先
に応じた金額を知るために、駅務員に聞く。このとき盲
目者等は、段差平坦部24に設けられた点字19A,3
0A,31A,32Aの案内に従って、テンキー19、
呼出しボタン30、取消しボタン31、自動券売機10
の幅方向の中心を容易に知ることができる。盲目者等
は、点字19A,30A,31A,32Aが段差平坦部
24に設けられているため、通常の平面上の点字を触読
するときのように、容易に触読することができる。
【0022】盲目者等は点字30Aによって知った呼出
しボタン30を押下し、マイク22に向かって話すこと
によって、駅務員からスピーカ23を介して、行き先駅
までの金額を知ることができる。テンキー19の位置を
案内する点字19Aによってテンキー19の位置を容易
に知り、駅務員から知得した金額の入力等をする。
【0023】図3は、図2のA−A線断面図である。表
示操作部21は、自動券売機10の前面の接客側の接客
部20の傾斜面11に対して内部であって、かつ表示操
作部21の下端21Uの手前に段差平坦部24が形成さ
れるように設けられている。傾斜面11と表示操作部2
1とは、鉛直面25に対して異なる傾斜度となってお
り、表示操作部21の傾斜度が傾斜面11の傾斜度より
も小さい。
【0024】表示操作部21の下端21Uから傾斜面1
1の間に段差平坦部24が形成される。この段差平坦部
24には、テンキー19、呼出しボタン30、取消しボ
タン31、自動券売機10の幅方向の中心を案内する点
字19A,30A,31A,32Aがそれぞれ対応する
位置に設けられている。なお、本実施形態では、接客部
20の傾斜面11の傾斜度と表示操作部21の傾斜度と
を異ならしめたが、両傾斜度は同じであってもよい。つ
まり、表示操作部21を傾斜面11と平行にして、段差
平坦部24を形成するように自動券売機の内部に設けて
もよい。
【0025】
【発明の効果】本発明は上記の構成により次の効果を発
揮する。
【0026】本発明に係る自動券売機は、規定の傾斜面
を有する接客部に備えられた表示操作部を、表示操作部
の下端の手前に段差平坦部が形成されるように接客部の
傾斜面に対して内部に設けた。このように表示操作部を
設けたことによって形成された段差平坦部に点字による
案内を設けたので、盲目者等は段差平坦部に設けられた
点字を、手首を傾斜面の傾斜度に沿って曲げることな
く、容易に触読することができる。
【0027】また、上記段差平坦部に取消しボタン、呼
出しボタン、テンキーの位置を案内する点字を設けたの
で、触読がし易く、取消しボタン、呼出しボタン、テン
キーの位置を迅速に知ることができる。さらに、自動券
売機の幅方向の中心を案内する点字を設けたので、硬貨
投入口等の位置を推測しやすい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の代表的実施形態に係る自動券売機の全
体斜視図である。
【図2】本実施形態に係る自動券売機の要部拡大斜視図
である。
【図3】図2のA−A線断面図である。
【図4】従来の自動券売機の要部拡大斜視図である。
【符号の説明】
10 自動券売機 11 傾斜面 12 案内表示部 19 テンキー 19A 点字 20 接客部 21 表示操作部 22 マイク 23 スピーカ 24 段差平坦部 30 呼出しボタン 30A 点字 31 取消しボタン 31A 点字

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 規定の傾斜面を有する接客部に表示操作
    部を備えた自動券売機において、 前記表示操作部の下端の手前に段差平坦部が形成される
    ように前記表示操作部を、前記接客部の前記傾斜面に対
    して内部に設け、 前記段差平坦部に点字による案内を設けたことを特徴と
    する自動券売機。
  2. 【請求項2】 前記点字による案内が、少なくとも取消
    しボタンおよび呼出しボタンおよびテンキーの位置を案
    内するものであることを特徴とする請求項1記載の自動
    券売機。
  3. 【請求項3】 前記点字による案内が、前記段差平坦部
    の中央部に設けられ、自動券売機の幅方向の中心を案内
    するものであることを特徴とする請求項1記載の自動券
    売機。
JP2001371903A 2001-12-05 2001-12-05 自動券売機 Pending JP2003173457A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014240013A (ja) * 2014-09-02 2014-12-25 株式会社大都技研 遊技台

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014240013A (ja) * 2014-09-02 2014-12-25 株式会社大都技研 遊技台

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