JP2003173448A

JP2003173448A - 情報処理方法、情報処理装置、および情報処理システム

Info

Publication number: JP2003173448A
Application number: JP2001371866A
Authority: JP
Inventors: Yasunori Shimakawa; 康則島川
Original assignee: Copyer Co Ltd
Current assignee: Canon Finetech Nisca Inc
Priority date: 2001-12-05
Filing date: 2001-12-05
Publication date: 2003-06-20
Also published as: CN1424701A; US20030164979A1

Abstract

(57)【要約】【課題】簡単かつ手軽および安価に広告等の配布を行
う。【解決手段】コンビニエンスストア等の店舗に設置され
るコピー機器やプリンタ装置等を用いて行う複写または
印刷サービスにおいて、複写または印刷の対象となる原
稿画像情報に対して、予め登録した特定画像情報（広告
等の任意の配布情報）を合成し、同一面上の両情報に対
して設定された領域に出力する。これに先だって、店頭
での情報配布を行いたい利用者は、店頭やＷｅｂ上にお
いて当該情報の登録を行う。この登録を行う利用者は登
録費用を支払う。複写サービス等の利用者は配布情報と
ともに原稿画像が出力されることを許容した場合、その
サービス利用費用の減額を受ける。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、情報の配布に関
し、登録した情報を不特定多数の人に提供する、方法、
装置、およびシステムに関する。

【０００２】

【従来の技術】従来から、各種の情報を個人が提供する
サービスが考えられている。情報のサービスの形態とし
て、例えば、インターネットＷｅｂを利用して情報を配
信する形態、新聞や雑誌等の広告欄に情報を載せて広告
する形態、デパートや公共施設等の設けられた掲示板を
利用する形態、雑誌等に投稿する形態、ダイレクトメー
ル等によって直接送付する形態が挙げられる。しかし、
それぞれには一長一短があり、より多くの人が簡単に安
価で情報を提供することができるサービスが望まれてい
た。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】上記列挙した従来型の
情報提供サービスでは、それぞれ情報提供において問題
点がある。

【０００４】インターネットＷｅｂを利用する形態で
は、インターネットＷｅｂに接続している端末（ＰＣ）
を利用するユーザ相手の広告しか提供できないという問
題がある他、ユーザにその広告が載っているアドレスを
知ってもらうために、新たに情報提供をしなくてはなら
ないという問題がある。このアドレスの問題を解決する
方法の一つとして、広告サイトに情報を掲載することが
考えられるが、このような広告サイトでは多数の広告が
掲載されており、見てもらえるとは限らず、また掲載さ
れる地域を特定することができないという問題がある。

【０００５】新聞や雑誌等の広告欄を利用する形態で
は、見てもらえる確率は高くなるが、掲載するに要する
料金が高額であり、また金額によって紙面上で掲載され
る場所や大きさが変わるという問題がある。

【０００６】掲示板を利用する形態は手軽であるが、掲
載した広告が見られる確率が低いという問題がある。

【０００７】雑誌等に投稿する形態では、地域情報雑
誌、個人売買関係を扱っている雑誌等に投稿したり費用
を払って掲載を依頼するが、掲載までの日数がかかる
上、見られる確率が必ずしも高いとはいえないという問
題がある。

【０００８】ダイレクトメール等によって直接送付する
形態は、費用がかかる上に、不特定多数に送るために効
率が悪いという問題がある。

【０００９】そこで、より手軽かつ、効率的な広告の提
供を行うために、特開平１１−１９２７６０号公報、特
開平１１−２６１７９８号公報、特開平１１−３５５５
４９号公報、特開２０００−１９４９３２号公報、特開
２０００−３５７０７１号公報等には、新しい媒体とし
てコピー、ＦＡＸ等に広告を載せることを提案してい
る。しかしこれらのシステムには誰もが簡単かつ手軽、
および安価に広告の掲載を行うという点で解決すべき余
地がある。

【００１０】そこで、本発明の目的は、簡単かつ手軽、
および安価に広告等の特定画像情報の配布を行うことが
できる情報処理方法、情報処理装置、および情報処理シ
ステムを提供することにある。

【００１１】

【課題を解決するための手段】本発明による画像処理方
法は、例えば、コンビニエンスストア等の店舗に設置さ
れるコピー機器やプリンタ装置等の画像処理装置を用い
て原稿画像情報を出力するサービスに関するものであ
る。すなわち、その店頭やＷｅｂ上において、配布した
い情報（例えば広告情報、問い合わせ、お知らせ等の任
意の配布情報）の作成および登録を行い、登録した情報
をネットワーク接続された店舗の画像処理装置に配信
し、出力サービスによる画像処理装置の利用時に、原稿
画像情報に加えて、当該登録した情報を出力する。

【００１２】これによって、コピー機器やプリンタ装置
で原稿画像情報を出力する際に、登録しておいた配布情
報を同時に出力し利用者に知らせることができる。ま
た、サービス提供者は、配布情報の登録に対して対価を
得ることができる他、画像処理装置の利用者は配布情報
を付加して出力することによって、利用に要する対価の
減額を受けることができる。

【００１３】本発明は、情報処理方法、情報処理装置、
この情報処理装置を含む情報処理システム、および本発
明の情報処理において登録する情報を載せるためのフォ
ームを含む。

【００１４】本発明の情報処理方法は、原稿画像情報の
出力において、原稿画像情報と予め登録した特定画像情
報とを画像処理し、画像処理した原稿画像情報と特定画
像情報とを同一面上において各情報に対して設定された
各領域に出力する。特定画像情報を配布情報とすること
によって、原稿画像情報の出力と共に配布情報を載せる
ことができる。

【００１５】本発明の情報処理方法の一態様は、原稿画
像情報と登録した特定画像情報とを画像合成および／ま
たは画像編集し、画像出力する画像情報処理において、
特定画像情報の画像情報および属性情報の登録を特定の
フォーマットを有するフォームを用いて行う。特定画像
情報の画像情報は、画像データあるいは文字データ、ま
たは両データを含むことができる。フォームは、特定画
像情報の画像情報や属性情報の登録に用いる他に、この
属性情報は登録に要する対価の算出に利用することがで
きる。

【００１６】属性情報は、特定画像情報の出力形態に関
する情報を含み、出力形態情報に基づいて出力形態の設
定や登録に要する対価の算出を行う。属性情報として
は、例えば、出力枚数、掲載地域、掲載時間帯、掲載期
間、掲載単価、掲載形式、特定画像情報が含まれるジャ
ンル等があり、掲載形式としては例えば単独による広告
掲載か複数の広告掲載の何れかの選択、出力面上の掲載
位置の選択、カラーによる出力かモノクロによる出力の
何れかの選択等がある。

【００１７】フォームは特定画像情報の画像情報を登録
するための複数の領域を備えることができ、複数の領域
の内、特定画像情報の画像情報を載せる領域に応じて登
録に要する対価を設定することができる。この登録に要
する対価は、画像出力に要する対価に反映させることが
でき、画像出力の費用から登録費用の少なくとも一部を
減額することができる。

【００１８】フォームは、店頭に配置した用紙の他、サ
ーバーから取得して画像処理装置から画像出力して得る
ことができる。また、店頭の端末や登録専用の端末の画
像面上に表示することができる。

【００１９】紙面上に表されたフォームの場合には、フ
ォームは各フォームを識別するバーコードまたは識別番
号を設けることができる、このバーコードや識別番号を
用いることで、複数の領域の各領域に設定されるフォー
ムの柄や形状を特定することができる。また、フォーム
上に記述された属性情報は、画像読取装置によって画像
データとして読み取って取得することができる。例え
ば、属性情報をマークシートによって記述した場合に
は、ＯＣＲ(Optical Character Reader）機能を有する
画像読取装置で読み取ることができる。

【００２０】画像処理装置から画像出力したフォームに
費用（対価）を課している場合には、フォームの登録時
に、フォームの登録費用の少なくとも一部を返還するよ
うにしてもよい。

【００２１】また、原稿画像情報のみを画像出力した場
合の費用と、原稿画像情報と共に特定画像情報を画像出
力した場合の費用を異ならせ、特定画像情報を画像出力
した場合には、その分費用を減額する。これによって、
特定画像情報の出力（例えばコピーサービスの利用）を
促進させることができる。

【００２２】さらに、本発明では、ＰＯＳシステムを利
用することができ、ＰＯＳシステムとの間で以下の態様
とすることができる。

【００２３】フォームが備える少なくとも属性情報を端
末からＰＯＳシステムに送信し、ＰＯＳシステムにおい
て、対価の表示および属性情報の変更を行うことができ
る。また、フォームが備える少なくとも属性情報をＰＯ
Ｓシステムに送信し、ＰＯＳシステムは属性情報に基づ
いて算出された対価を受け取る。

【００２４】また、ＰＯＳシステムをネットワークを介
してサーバーと接続し、サーバーはネットワーク上でフ
ォームを用いて登録した登録情報を、この登録情報を特
定する識別情報を添付した電子メールや送付によって送
り、ＰＯＳシステムは添付したバーコードや識別番号に
基づいて、画像情報を登録するための対価を受け取るこ
とができる。

【００２５】また、ＰＯＳシステムをネットワークを介
してサーバーと接続し、サーバーは登録した画像情報の
出力枚数をカウントし、属性情報に登録された出力枚数
まで画像出力を行い、この画像出力が終了したことを電
子メールや送付によって利用者（登録者）に報告するこ
とができる。

【００２６】また、ＰＯＳシステムをネットワークを介
してサーバーと接続し、サーバーは登録した画像情報の
出力枚数をカウントし、属性情報に登録された出力枚数
内において、属性情報に登録された出力期間が終了した
場合に、出力枚数を当該登録情報を特定する識別情報を
添付した電子メールや送付によって利用者に報告し、前
記利用者の指示に従って出力の期間延長を行う場合は、
ＰＯＳシステムまたはネットワーク上のサーバーはこの
識別情報によって特定される登録を延長することができ
る。

【００２７】また、ＰＯＳシステムをネットワークを介
してサーバーと接続し、前記サーバーは、登録した画像
情報の出力枚数をカウントし、属性情報に登録された出
力枚数内において、属性情報に登録された出力期間が終
了した場合に、出力枚数を当該登録情報を特定する識別
情報を添付した電子メール、または送付によって利用者
に報告し、ＰＯＳシステムはこの識別情報によって特定
した登録の対価の残金の返却を行うことができる。

【００２８】画像処理は、原稿画像を複写して出力する
複写処理や、記録媒体やデジタルカメラやネットワーク
を介して入力した画像データを出力する出力処理とする
ことができる。

【００２９】本発明の情報処理装置は、原稿画像情報と
予め登録した特定画像情報とを画像処理して出力する情
報処理装置であって、原稿画像情報と前記特定画像情報
とを同一面上において各情報に対して設定された各領域
に出力する。

【００３０】本発明の情報処理装置の一態様は、原稿画
像情報と登録した特定画像情報とを、画像合成および／
または画像編集し画像出力する情報処理装置であって、
特定のフォーマットを有するフォームに載せられた特定
画像情報の画像情報および属性情報を登録する登録手段
を備える。特定画像情報の画像情報は、画像データおよ
び／または文字データを含むことができる。また、フォ
ーム上の特定画像情報の属性情報を用いて、登録に要す
る対価を算出する算出手段を備えることができる。

【００３１】属性情報は特定画像情報の出力形態に関す
る情報を含み、登録手段はこの出力形態情報に基づいて
出力形態の設定し、算出手段はこの出力形態情報に基づ
いて対価の算出を行うことができる。

【００３２】また、情報処理装置は、原稿画像を複写し
て出力する複写装置や、記録媒体やデジタルカメラやネ
ットワークを介して入力した画像データを出力する出力
装置とすることができる。

【００３３】また、本発明の情報処理システムは、前記
した情報処理装置と、特定画像情報の画像情報および属
性情報を載せる特定のフォーマットを有するフォームを
備えるサーバーと、端末とをネットワークを介して接続
し、情報処理装置はサーバーを介して端末から送られた
フォームによって、特定画像情報の画像情報および属性
情報を取得する。ここで、サーバーは、受信したフォー
ムを用いて特定画像情報の画像情報および属性情報を登
録し、この登録に要する対価を算出し、情報処理装置に
表示する。また、サーバーは、登録した画像情報の出力
枚数をカウントし、属性情報に登録される出力枚数まで
画像出力を行い、この画像出力が終了したことを電子メ
ールまたは送付によって登録者に報告する。

【００３４】さらに、本発明が用いるフォームは、例え
ば、記録面を、記録時に原稿画像情報の記録領域となる
第１の領域と、記録時に特定画像情報の記録領域となる
第２の領域の各領域に区分するフォーマットを有し、第
１の領域内に特定画像情報の属性情報を載せ、第２の領
域内に特定画像情報の画像情報を載せる。第２の領域は
複数の分割領域を有してもよく、第１の領域内の属性情
報は分割領域の内の何れか一つの画像情報に係わる属性
情報である。

【００３５】このフォーマットは、紙面上に記述する
他、画面上に表示されることができる。紙面上に記述す
るフォームには、フォームを識別するバーコードや識別
番号を表記することができる。

【００３６】

【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら詳細に説明する。

【００３７】図１は本発明による情報処理を説明するた
めの概略ブロック図である。図１において、画像処理手
段３は、複写サービス、プリントサービス、データ出力
サービス等のサービス（総称して出力サービスという）
を行うための装置である。この画像処理手段３は、原稿
画像情報３ａと特定画像情報３ｂとを画像合成および画
像編集する画像合成編集手段３ｃと、この画像を出力す
る画像記録手段３ｄを備える。画像記録手段３ｄは、画
像を紙あるいは画像データとして出力する。画像の出力
形態４としては、原稿画像４ａと特定画像４ｂがそれぞ
れ所定の位置に配置される。画像処理手段３は、例え
ば、複写機等の紙の形態で出力する他、画像データとし
て出力する画像処理装置とすることができる。原稿画像
情報３ａは、画像処理手段３を用いた出力サービスのサ
ービス利用者がそれぞれ用意する情報である。この情報
は、紙面上に表記された画像や文字の他、フレキシブル
ディスクやＣＤ−ＲＯＭや半導体メモリ等の記録媒体に
記録されるデータ、設定されるデジタルカメラ等の画像
入力装置から得られるデータとすることができる。

【００３８】一方、特定画像情報３ｂは予め登録され、
画像処理手段３を利用して原稿画像情報を出力する際
に、この原稿画像情報３ａと共に出力形態４の特定画像
４ｂとして出力されるものであり、例えば、広告情報、
問い合わせ、お知らせ等、任意の配布情報である。この
特定画像情報３ｂは、画像データあるいは文字データ、
またはその組み合わせとすることができる。特定画像情
報３ｂは、配布情報の提供者（登録者）が画像登録手段
２に予め登録するものであり、後述する所定の条件に基
づいて画像処理手段３から出力される。

【００３９】画像登録手段２は、登録処理手段２ａおよ
び対価算出処理手段２ｂを備える。登録処理手段２ａは
情報登録を行う手段であり、本実施の形態では特定のフ
ォーマットを有するフォーム１を用いて情報登録を行
う。また、対価算出処理手段２ｂは情報登録に伴う対価
を算出する手段であり、本実施の形態では特定のフォー
マットを有するフォーム１に記述された情報に基づいて
対価を算出する。

【００４０】フォーム１は、出力形態４と同様に、原稿
画像情報３ａに対応する領域（原稿画像領域１ａ）と特
定画像情報３ｂに対応する領域（特定画像領域１ｂ）に
分けられている。これら原稿画像領域１ａおよび特定画
像領域１ｂには、画像情報（Ｄ１とする）および属性情
報（Ｄ２とする）が記述される。画像情報Ｄ１は登録を
希望する配布情報であり、画像データあるいは文字デー
タ、またはその組み合わせとすることができる。以下で
は、配布情報の代表例として広告について説明する。属
性情報Ｄ２は、登録した情報に係わる付属情報であり、
登録者を特定する氏名や住所や連絡方法等の情報の他、
特定画像情報の出力形態に関する情報を含む。特定画像
情報の出力形態に関する情報としては、例えば、上限の
出力枚数、配布（すなわち掲載）の態様（例えば、掲載
地域、掲載時間帯、掲載期間、掲載単価、掲載形式）、
特定画像情報が属するジャンル等がある。また、掲載形
式としては例えば単独による広告掲載か複数の広告の混
在掲載の何れかの選択、出力面上の掲載位置の選択、カ
ラーによる出力かモノクロによる出力の何れかの選択等
がある。

【００４１】画像登録手段２は、この属性情報Ｄ２の特
定画像情報の出力形態に関する情報に基づいて、登録に
要する対価を算出する他、画像処理手段３から出力要求
があった場合に、何れの登録情報を出力するかを判断
し、登録情報を画像処理手段３に送信する。

【００４２】図２は、本発明の情報処理システムの概略
構成を説明するためのブロック図である。図２におい
て、情報処理システムは、前記した画像処理手段３をコ
ンビニエンスストア等の各店舗１０（１０Ａ〜１０Ｎ）
に設置すると共に、この画像処理手段３に対して、店頭
端末１１（１１Ａ〜１１Ｎ）や登録端末１２（１２Ａ〜
１２Ｎ）、端末１３（１３Ａ〜１３Ｎ）等の各種端末手
段を画像登録手段２として接続し、さらに、ネットワー
ク（例えばインターネット等）を介してサーバー１４と
接続する構成である。

【００４３】ここで、店頭端末１１は店舗１０内に設置
した端末であり、登録端末１２は店舗１０外に設置した
登録専用の端末であり、端末１３は各ユーザが備えるパ
ーソナルコンピュータ（ＰＣ）等である。

【００４４】サーバー１４は、ネットワークを介して通
信手段１４ｇによってこれら各種端末手段と接続すると
共に、通信手段１４ｈによって金融機関１５と接続して
いる。サーバー１４は、画像登録手段２としての機能を
有し、このために管理手段１４ａおよび対価算出処理手
段１４ｂを備える他、登録データ記憶手段１４ｃ，１４
ｄ，フォームデータ記憶手段１４ｅ，および利用状態記
憶手段１４ｆ等の記憶手段を備える。登録データ記憶手
段１４ｃは広告情報等の画像情報Ｄ１を記憶し、登録デ
ータ記憶手段１４ｄは属性情報Ｄ２を記憶する。また、
フォームデータ記憶手段１４ｅは、前記したフォーム１
について原稿画像領域１ａと特定画像領域１ｂの配置
や、柄、形状を異ならせた種々のパターンを記憶する。
利用状態記憶手段１４ｆは、登録情報の出力枚数等の利
用状況を逐次更新しながら記憶する。

【００４５】以下、本実施の形態による登録、登録情報
の掲載、登録料金の算出、登録後の処理等について説明
する。

【００４６】はじめに、登録の手順について説明する。
登録は、店頭による手書き登録、店頭端末１１を用いた
登録、登録端末１２，端末１３を用いた登録等によって
行うことができる。

【００４７】店頭による手書き登録の手順を図３〜図１
０を用いて説明する。

【００４８】図３は、店舗１０の構成例を示す。店舗１
０は各種データ処理を行うデータ処理手段１０ａを備
え、登録する画像データの取り込み処理、フォームの出
力処理、および特定画像情報を組み込んだ原稿画像情報
の出力処理等を行う。登録する画像データの取り込み処
理は、店頭に用意されているフォーム１Ｂに書き込んだ
フォーム１Ｃをスキャナ１０ｄによって画像取り込みを
行った特定画像情報（画像情報Ｄ１，属性情報Ｄ２）を
画像処理手段１０ｄで処理し、データ処理手段１０ａに
よって画像情報記憶手段２０ｄおよび属性情報記憶手段
２０ｅに格納する。

【００４９】また、フォームの出力処理は、サーバー１
４あるいは店舗１０が備える記憶手段（図示せず）から
取り込んだフォームを、画像編集記録装置１０ｃからフ
ォーム１Ａとして紙面上に出力する。フォームの選択
は、図示していない入力手段および表示手段を用い行う
ことができる。また、原稿画像情報および特定画像情報
の出力処理は、画像編集記録装置１０ｃによって行うこ
とができる。

【００５０】また、店舗１０はＰＯＳシステム２０を備
える。ＰＯＳシステム２０は、店舗における精算処理や
在庫管理を行う処理である。本実施の形態では、このＰ
ＯＳシステム２０内に通常備えるＰＯＳ処理手段２０ａ
および表示手段２０ｃに加えて、画像データ処理手段２
０ｂ，および画像情報記憶手段２０ｄ，属性情報記憶手
段２０ｅの記憶手段を備え、画像データ処理手段２０ｂ
は店頭端末１１と接続する。画像情報記憶手段２０ｄお
よび属性情報記憶手段２０ｅは、スキャナ１０ｄおよび
画像処理手段１０ｂ、あるいは店頭端末１１から入力し
た特定画像情報を記憶する。

【００５１】店頭では、配布情報の登録希望者は、店頭
に用意されたフォーム１Ｂ、あるいは画像編集記録装置
１０ｃから紙面上に出力したフォーム１Ａを用い、この
フォーム（１Ａ，１Ｂ）上に登録したい画像情報やこの
画像情報に係わる属性情報を書き込み、書き込んだフォ
ーム１Ｃをスキャナ１０ｄで読み込むことで、特定画像
情報を取り込む。図５に、店頭に用意されるフォーム１
Ｂの一例を示す。このフォーム１Ｂは、例えば、出力す
る用紙と同様の形状の用紙に、第１の領域Ｒ１と、第２
の領域Ｒ２とを区分して示している（図５では、太い実
線でその境界を示している）。第１の領域Ｒ１は、複写
サービスの画像出力時に、原稿画像情報が記録される領
域である。この登録用のフォーム１Ｂではこの領域Ｒ１
に、特定画像情報に関する属性情報を記載する欄やマー
クシートを用意するとともに、バーコードや識別番号を
付している。このバーコードや識別番号は、登録を一意
に特定するための識別情報である。この識別情報には、
フォームの形状や柄を識別する情報を含んでもよい。な
お、バーコードや識別番号は、後にラベル等を貼り付け
ることによって付すこともできる。

【００５２】図４は、サーバーと店頭との間の信号授受
の状態を表している。なお、以下の（）の番号は、図
中に示す番号と対応している。

【００５３】図４（ａ）は、サーバーに記憶されるフォ
ームを店頭に出力する場合の手順を示している。サーバ
ーは、店舗からフォームが要求されると（１）、記憶す
る登録フォームから所定のフォーム（登録フォーム）を
読み出し（２）、要求があった店舗に送信する（３）。
店舗は、送信されたフォームを紙面上に出力し（４）、
登録希望者からフォーム用紙の料金を徴収する（５）。

【００５４】所定のフォームの読み出しは、例えば、図
６に示す手順で行うことができる。図６に示す手順で
は、はじめに、登録希望者が、希望するフォームの形状
パターンを示して選択する。選択する形状パターンとし
ては、例えば、ｔｙｐｅ１に示すような特定画像情報の
領域部分がＬ字型のパターン、ｔｙｐｅ２に示すような
特定画像情報の領域部分が用紙の下段となるパターンが
ある。なお、これらのパターンは例示であり、本発明は
これらのパターンに限定されるものではない。さらに、
ｔｙｐｅ１やｔｙｐｅ２で示される形状において、登録
する特定画像情報を、文章のみとするパターン、また
は、文章と写真の組み合わせとするパターンを選択す
る。なお、特定画像情報の領域部分には、対応するパタ
ーンに応じて文章の配置例や、文章と写真の配置例を示
すことができる。

【００５５】さらに、形状パターンを選択した後、フォ
ームの柄（地模様）を選択する（図６では地模様の明確
な図示は省略してある）。各選択が終了した後、フォー
ムを印刷して紙出力するか、あるいは端末の表示画面に
出力するかを選択する。

【００５６】図４に戻り、図４（ｂ），（ｃ）は、特定
画像情報の登録手順を示している。フォームを紙出力し
た場合、そのフォーム上に画像情報および属性情報を書
き込み、店舗のレジ等においてスキャナで読み込みを行
う（６）。なお、この際、店員などにより公序良俗に関
する確認を行い、サーバーに送信する。サーバーは送信
された特定画像情報に基づいて仮登録処理を行い
（７）、属性情報に基づいてこの広告掲載に要する登録
料金を算出し、店舗に送信する（８）。なお、登録料金
の算出は店舗で行うこともできる（９）。登録料金の算
出は、取り込んだ画像の内、特定画像情報に記述される
属性情報に基づいて行うことができる。この後、店舗の
レジ等にある表示手段（モニター等）に、実際に出力さ
れる態様を示すプレビュー画面や、算出した登録料金を
表示する（１０）。

【００５７】登録希望者は、表示された登録料金を参照
し、その登録料金に納得がいけば登録料金の支払を行う
（１１）。また、訂正を行う場合には、ＰＯＳ上でマー
クシート部分から入力されたデータを訂正することがで
きる。登録料金の支払の後、店舗はサーバーに対して登
録を指示する（１２）。サーバーは、登録指示を受け
て、特定画像情報を登録する（１３）。また、店舗で
は、登録料金が支払われた後、フォーム用紙代として徴
収した料金を返還することもできる（１４）。但しこの
返還は必須のものではない。

【００５８】図７は、選択したフォームの他の出力例を
示している。フォーム上の、原稿画像情報を出力する領
域Ｒ１（この例ではフォーム上の左上側の領域）には、
登録を希望する特定画像情報に関する属性情報を記入す
るための欄やマークシートや、このサービスを利用する
上の注意事項や、登録を特定するためのバーコードや識
別番号が表記される。このフォームは、特定画像情報を
記載する領域Ｒ２に地模様が付いた例を示している。

【００５９】図８は、フォーム上、画像情報を出力する
領域Ｒ１に設けられた属性情報を記入するための欄やマ
ークシートの一例を示している。図に示す例では、登録
希望者の氏名，年齢，住所，電話番号，電子メールアド
レス等の登録希望者に関する情報の他、広告を出力する
地域、カラー出力かモノクロ出力かの選択とその出力枚
数、広告の掲載ジャンル、広告を出力する期間、広告料
の単価等の特定画像情報に関する属性情報、およびこの
サービスを利用する際の注意事項が記載される。

【００６０】図１０に、料金の算出手順の一例を表すフ
ローチャートを示す。この算出例では、属性情報に基づ
く登録データから登録条件を読み出し（Ｓ１）、この登
録条件に基づいて登録に要する料金を算出する（Ｓ
２）。登録条件としては、例えば、広告の出力枚数（カ
ラーあるいはモノクロ等の出力色によって設定すること
もできる）、広告を出力する地域、広告を出力する時間
帯、出力の単価（カラーあるいはモノクロ等の出力色に
よって設定することもできる）、掲載形式、あるいは掲
載優先度等が挙げられる。掲載形式としては、単独で広
告を出す場合、他の広告と組み合わせて出す場合、広告
の掲載位置、カラー出力かモノクロ出力か等がある。ま
た、掲載優先度を設定することによって、この広告の掲
載の優先度を定めることもできる。

【００６１】各登録条件に基づく料金の算出は、各種条
件の組み合わせに対応して予め単価を設定し、この単価
と出力枚数との乗算等の演算によって求めることができ
る（Ｓ２）。求めた算出料金を店舗のレジ等にある表示
手段（モニター等）に表示する（Ｓ３）。図９は確認画
面の一例を示す。この図では左欄にプレビュー画面を示
し、右欄に算出した登録料金およびその登録内容を示し
ている。

【００６２】利用者がプレビュー画面および算出料金を
検討し、利用者が了承の指示を入力した場合には（Ｓ
４）、登録を行う（Ｓ６）。了承が得られない場合に
は、利用者に条件を変更させて（Ｓ５）、最初のステッ
プＳ１に戻る。

【００６３】次に、店頭端末および専用の登録端末によ
る登録の手順を図１１〜図１９を用いて説明する。

【００６４】図１１は店頭端末の構成例を示し、図１２
は登録端末の構成例を示す。

【００６５】図１１において、店頭端末１１はデータ処
理手段１１ａ、画像入力手段１１ｂ，および入力・表示
手段１１ｃを備え、店頭のＰＯＳシステム２０と接続す
る。入力・表示手段１１ｃは、表示画面上にフォーム１
１ｃ−１を表示すると共に、表示画面上あるいは別に設
置したキーボード１１ｃ−２によって属性情報の入力を
受け付ける。

【００６６】画像入力手段１１ｂは、特定画像情報の画
像情報を入力する手段であり、フレキシブルディスクや
ＣＤ−ＲＯＭや半導体メモリ等の記録媒体３０に格納さ
れる画像データを読み込む。なお、特定画像情報の画像
情報は、記録媒体３０による他、設置したデジタルカメ
ラ等の撮像手段で得た画像データを取り込むこともでき
る。

【００６７】前記店舗においてスキャナで登録フォーム
を読み込んだ後の利用者の処理は、店頭端末１１におい
て行うようにしてもよい。

【００６８】図１２において、登録端末１２は、店頭端
末１１と同様に、データ処理手段１２ａ、画像入力手段
１２ｂ，および入力・表示手段１２ｃを備える他、記憶
手段１２ｄ，１２ｅを備え、ネットワークと接続する。
入力・表示手段１２ｃおよび画像入力手段１２ｂは、店
頭端末１１の入力・表示手段１１ｃおよび画像入力手段
１１ｂと同様とすることができる。登録端末１２は、Ｐ
ＯＳシステムと直接接続していないため、入力した情報
を記録する記憶手段１２ｄ，１２ｅを備える。記憶手段
１２ｄはフォームに関するデータを格納し、記憶手段１
２ｅは特定画像情報（画像情報，属性情報）を記憶す
る。

【００６９】図１３は、サーバーと店頭端末との間の信
号授受の状態を表している。

【００７０】図１３（ａ）は、サーバーに記憶されたフ
ォームを店頭端末から要求し、店舗が備える出力手段に
出力し、店舗で登録する場合の手順を示している。店頭
端末からフォームが要求されると（２１）、サーバー
は、記憶する登録フォームから所定のフォームを読み出
し（２２）、要求があった店舗に送信する（２３）。店
舗は、送信されたフォームを紙面上に出力し（２４）、
登録希望者からフォーム用紙の料金を徴収する（２
５）。

【００７１】登録希望者は、取得したフォーム上に画像
情報および属性情報を書き込み、店舗のレジ等において
スキャナで読み込みを行う（２６）。なお、この際、読
み込まされた画像に対する公序良俗に関する確認が行わ
れた後、問題がなければサーバーに送信される。サーバ
ーは送信された特定画像情報に基づいて仮登録処理を行
い（２７）、属性情報に基づいて登録料金を算出し、店
舗に送信する（２８）。店舗はこの登録料金情報を表示
する（３０）。なお、登録料金の算出は店舗で行うこと
もできる（２９）。

【００７２】また、図１３（ｂ）は、サーバーに記憶さ
れるフォームを店頭端末から要求し店頭端末が備える表
示手段に出力し、画面上で登録する場合の手順を示して
いる。店頭端末からフォームが要求されると（３１）、
サーバーは、記憶する登録フォームから所定のフォーム
を読み出し（３２）、要求があった店頭端末に送信する
（３３）。店頭端末は、送信されたフォームを画面上に
出力する（３４）。

【００７３】利用者は、画面上において、取得したフォ
ームに画像情報および属性情報を書き込みサーバーに送
信する（３５）。サーバーは、送信されたフォームの特
定画像情報に基づいて仮登録処理を行い（３６）、属性
情報に基づいて登録料金を算出し、店頭端末に送信する
（３７）。店頭端末はこれを表示する（３９）。登録料
金の算出は店頭端末で行うこともできる（３８）。な
お、公序良俗に関する確認は、サーバーあるいは店舗の
レジ等にある表示手段（モニター等）で行うことができ
る。

【００７４】図１３（ｃ）は、登録料金の支払い手順を
示している。登録希望者は、店頭端末において表示され
た登録料金を参照し、その登録料金に納得した場合に
は、登録指示を出す（４０）。サーバーは、登録指示を
受けて登録処理を行い（４１）、登録料金の支払を店舗
のＰＯＳシステムに指示する（４２）。店舗は、登録希
望者から登録料金を徴収し、利用者はＰＯＳシステムに
おいて登録料金を支払う（４３）。

【００７５】図１４は、サーバーと登録端末との間の信
号授受の状態を表している。

【００７６】利用者により登録端末からフォームが要求
されると（５１）、サーバーは、記憶する登録フォーム
から所定のフォームを読み出し（５２）、要求があった
登録端末に送信する（５３）。登録端末は、送信された
フォームをダウンロードし（５４）、フォームを画面上
に表示する（５５）。登録端末では、画面上の表示され
たフォームに属性情報を書き込む他、画像情報を入力し
（５６）、記入済みフォームデータをサーバーに送信す
る（５７）。

【００７７】サーバーは送信された特定画像情報に基づ
いて仮登録処理を行い（５８）、属性情報に基づいて登
録料金を算出し、登録端末に送信する（５９）。登録端
末は、この登録料金情報を表示する（６０）。なお、公
序良俗に関する確認は、サーバー側で行うことができ
る。

【００７８】登録希望者は、登録端末において表示され
た登録料金を参照し、その登録料金に納得した場合に
は、登録要求を出す（６１）。サーバーは、登録要求を
受けて登録処理を行って登録料金の支払を登録端末に指
示する（６２）。登録端末はこの指示を受けて、登録料
金の支払い処理を行う（６３）。金融機関は登録端末に
よる支払い処理を確認し、サーバーに支払い処理の確認
を伝える（６４）。サーバーは支払い処理を確認し（６
５）、登録処理を行う（６６）。

【００７９】図１５〜図１９は、端末の画面上でのフォ
ームヘの記入例を示している。

【００８０】端末の画面上でフォームの広告掲載部分に
広告の記入または変更を行う場合には、図１５におい
て、画面のタッチパネルでフォーム上のどの部分を対象
とするかを決定する。この後、図１６は、画面上に表示
されるソフトキーボード（あるいは専用に用意したキー
ボード）の例を示す。図１７は、店頭端末等に記憶され
ている画像や、フレキシブルディスク、ＣＤ−ＲＯＭ、
もしくは半導体メモリ等から画像の入力元を選択し、画
像源から所望の画像を入力するための画面例を示す。登
録が終了した後は、実際に出力されるプレビュー画面を
表示する（図１８）。

【００８１】また、属性情報を入力するには、図１９に
示すように、氏名、住所、電話番号、電子メールアドレ
ス等をキーボードから入力して登録する。また、広告の
出力地域、枚数、広告の掲載ジャンル、広告掲載期間、
コピー１枚に対する広告料等を選択する。その後、広告
掲載料がいくらになるかを表示し、確認を取りデータを
ＰＯＳに転送する。

【００８２】次に、ネットワークを介して行う登録の手
順を図２０〜図２５を用いて説明する。

【００８３】図２０において、端末１３は、典型的には
利用者の自宅等のパーソナルコンピュータであり、ＣＰ
Ｕによるデータ処理手段１３ａ、入力手段１３ｂ、表示
手段１３ｃ、および記憶手段１３ｄを備え、通信手段１
３ｅおよびネットワークを介してサーバー１４と接続す
る。

【００８４】図２１は、サーバーと端末との間の信号授
受の状態を表している。

【００８５】利用者により端末からフォームが要求され
ると（７１）、サーバーは、記憶する登録フォームから
所定のフォームを読み出し（７２）、要求があった登録
端末に送信する（７３）。端末は、送信されたフォーム
をダウンロードし（７４）、フォームを画面上に表示す
る（７５）。端末では、利用者が画面上の表示されたフ
ォームの広告を掲載する特定画像情報の領域部分に広告
（画像情報）を書き込むとともに、属性情報を、別途入
力する（７６）。この入力済みのフォームデータをサー
バーに送信する（７７）。

【００８６】サーバーは送信された特定画像情報に基づ
いて仮登録処理を行い、広告掲載コードを付与する（７
８）。ついでサーバーは、属性情報に基づいて登録料金
を算出し、端末に送信する（７９）。端末はこの登録料
金を表示する（８０）。なお、公序良俗に関する確認
は、サーバー側で行う。公序良俗等に問題がない場合に
は、広告掲載コードを電子メールで配信する。一方、問
題がある場合には、例えば、対応箇所を電子メールで配
信する。

【００８７】図２１（ｂ）は、登録処理の一例であり、
ｗｅｂ上のクレジットカード決済によって支払う場合を
示している。端末から登録要求が出されると（８１）、
サーバーはこの要求を受けて登録料金の請求を端末に送
る（８２）。端末は、この登録料金の請求を受けて、ｗ
ｅｂ上のクレジットカード決済によって金融機関との間
で決済処理を行う（８３）。金融機関において支払が確
認されると（８４）、サーバーは金融機関から支払確認
を受け（８５）、登録処理を行う（８６）。

【００８８】なお、端末、金融機関、およびサーバーの
間において登録案件の確認は、広告掲載コードによって
行うことができる。

【００８９】また、図２１（ｃ）は、登録処理の他の例
であり、店舗において支払う場合を示している。端末か
ら登録要求が出されると（８７）、サーバーはこの要求
を受け（８８）、登録料金の請求を電子メールやはがき
等の送付手段で送る。この際、登録案件は、広告掲載コ
ードを付したバーコード、あるいは識別番号によって行
うことができる（８９）。端末は、この登録料金の請求
を受けとる（９０）。利用者は、バーコードあるいは識
別番号を用いて店舗において支払を行う（９１）。サー
バーは店舗での支払を確認すると（９２）、登録処理を
行う（９３）。Ｗｅｂ上でのクレジットカードなどによ
る支払いや、広告掲載コードを店頭にてレジに打ち込む
ことによって、広告掲載料の支払いが完了すると、サー
バーは支払いが行われたことを確認し次第、広告の掲載
処理を開始する。

【００９０】図２２〜図２５は、ｗｅｂを利用したフォ
ームヘの記入例を示している。

【００９１】図２２は、フォームを掲載しているサーバ
ー（ｗｅｂサイト）からのフォームをダウンロードする
際の動作を示している。この動作は、前記図６に示した
動作と同様である。すなわち、図２２において、はじめ
に利用者に希望するフォームの形状パターンを示して選
択させる。ついで、選択された形状パターンにおいて、
登録する特定画像情報について、文章のみのパターンあ
るいは文章と写真の組み合わせとするパターンを選択さ
せる。さらに、形状パターンを選択させ後、フォームの
柄（地模様）を選択させる。各選択が終了した後、フォ
ームをダウンロードするか、あるいは作業を継続するか
を選択させる。

【００９２】図２３は、登録の終了後に表示される、実
際に出力されるプレビュー画面を示している。

【００９３】図２４は、属性情報の入力例を示してい
る。画面上において、氏名、住所、電話番号、電子メー
ルアドレス等はキーボードから入力して登録し、広告の
出力地域、枚数、広告の掲載ジャンル、広告掲載期間、
コピー１枚に対する広告料等については、選択できるよ
うにしておく。また、算出した広告掲載料についても表
示可能とする。

【００９４】図２５は、登録後の表示例を示している。
この例では、広告データを広告登録用のＷｅｂサイトに
登録した場合を示している。登録後、Ｗｅｂサイトの管
理者は広告の内容が公序良俗に反していないかを確認
し、広告掲載に問題がなければ、図２５の上側の画面例
に示すように、広告掲載コードを電子メールで広告掲載
希望者に配信する。問題がある場合には、図２５の下側
の画面例に示すように、登録内容に問題がある旨を電子
メールで広告掲載者に配信する。

【００９５】次に、Ｗｅｂサイトでの広告の掲載手順に
ついて、図２６のフローチャートを用いて説明する。

【００９６】広告の掲載をフォームを用いて行う場合に
は（Ｓ１１）、複数のフォームパターンを表示する（Ｓ
１２）。利用者は、所望のフォームパターンを選択する
（Ｓ１３）。

【００９７】選択したフォームパターンが複数の広告を
組み合わせて掲載するパターンである場合には（Ｓ１
４）、フォームパターンを表示して（Ｓ１５）、所望の
組み合わせてパターンを選択させる（Ｓ１６）。選択し
たパターンにおいて、掲載希望の広告をどの位置に掲載
するかを選択させ（Ｓ１７）、さらに、フォームの柄
（地模様）や形状を他の広告部分と合わせる（Ｓ１
８）。

【００９８】利用者は、ステップＳ１５〜ステップＳ１
８で複数のパターンからフォームを選択した後、あるい
はステップＳ１４において単独による広告掲載を選択し
た後、選択したフォームを紙面上に出力するかあるいは
画面上に出力するかを選択する（Ｓ１９）。

【００９９】フォームを紙面上に出力する場合には（Ｓ
１９）、選択したフォームを紙面上に出力し（Ｓ２
０）、この出力に対する料金を徴収する（Ｓ２１）。利
用者が出力したフォームに特定画像情報を書き込み、フ
ォームデータを取り込む場合には（Ｓ２２）、フォーム
出力料金を返還する（Ｓ２３）。

【０１００】紙面上に出力されたフォームあるいは画面
上に表示されたフォームを用いて、フォームに書き込ま
れた特定画像情報によって、登録データ（属性情報）お
よび広告データ（画像情報）を入力し（Ｓ２４，２
５）、入力したデータを選択した掲載パターンで表示す
る（Ｓ２６）。

【０１０１】なお、ステップＳ１１において、フォーム
を用いない場合には、直接に登録データ（属性情報）を
入力すると共に（Ｓ２７）、広告データ（画像情報（文
字データ，画像データ））を入力し（Ｓ２８）、入力し
たデータを予め設定しておいたデフォルトの掲載パター
ンで表示する（Ｓ２９）。

【０１０２】本実施の形態における広告フォームの一例
を、図２７、図２８に示す。図２７は原稿画像を縮小
し、その余白部分に広告画像を添付するフォームであ
り、第１および第２の広告掲載部分を有する。図２８は
原稿画像を縮小して回転し、その余白部分に広告画像を
添付するフォームである。

【０１０３】図２７、図２８において、画像が出力され
る面は、原稿画像情報が出力される領域と、広告情報等
の特定画像情報が出力される領域に分けられる。さら
に、特定画像情報領域は、広告掲載部分ととに分割
することによって、複数の広告が載せられる形としてい
る。

【０１０４】マークシートに記載する選択によって、広
告掲載者に複数広告が載ることを許可するか否かを問い
合わせ、許可しない場合は広告掲載範囲全体に自分の望
む広告を載せる。一方、複数広告の掲載を許可する場合
は、広告掲載者は図２７、図２８中の広告掲載部分、
から何れかを選び、選択した広告掲載部分に広告を掲
載する。また、選ばれなかった広告掲載部分は、他の広
告掲載者が広告を載せることができる。そして、選んだ
広告掲載部分によって広告掲載料を決定する。このよう
に、広告掲載部分を分割することによって、広告掲載料
を削減できる。

【０１０５】また、分割した広告掲載部分の一方を、予
め契約した企業等の広告を掲載した状態で、広告掲載希
望者に提示することも可能である。これによって、登録
希望者に対する宣伝を行うことができる。

【０１０６】登録料金の支払いは登録時に定める他、出
力した枚数に応じて定めることもできる。図２９の示す
フローチャートは、出力した枚数に応じて料金を設定す
る、いわゆる出来高払いの場合を示している。

【０１０７】この場合には、予め出力する期間を定め、
この期間内において（Ｓ３１）、精算要求があった場合
（Ｓ３２）、あるいは、期間経過後において、実際に出
力された枚数をカウントし（Ｓ３３）、出力枚数に応じ
た料金を算出する（Ｓ３４）。算出した料金は電子メー
ル等によって広告掲載者に通知され（Ｓ３５）、支払処
理が行われる（Ｓ３６）。広告掲載者から延長する旨の
要求が出された場合には（Ｓ３７）、掲載を続行する
（Ｓ３７）。

【０１０８】また、広告登録料は、広告出力枚数、広告
がカラーかモノクロか、広告の掲載範囲、１枚あたりの
広告料から算出されるが、オプションによって異なる算
出を行うこともできる。例えば、１枚あたりの広告料は
標準の広告料をフォームに示しておき、オプションによ
る料金設定を選択可能としておく。具体的には、より早
く多くの人に広告を見てもらいたい場合は、高めの広告
料を設定する。図３０は、この選択画面の一例を示す図
である。原稿画像情報と共に広告情報を出力する際、利
用者がこの高い広告料金が設定されている広告情報の出
力を同意した場合には、広告料に応じた額を画像出力の
出力代から減額する。高額広告については減額量も大き
くすることができるので、より多くの複写サービス利用
者に利用されることになる。

【０１０９】次に、図３１、図３２を用いてサーバーの
動作について説明する。

【０１１０】図３１は、サーバーが行う広告出力の管理
の一例を示すフローチャートである。サーバーは、店舗
等に設置される画像処理装置から、広告掲載の要求が出
されると（Ｓ４１）、要求を出したが画像処理装置が設
置されている地域、選択されたジャンル等の登録条件や
出力枚数を取り込み（Ｓ４２）、取り込んだ条件を満足
する広告が登録されているかを抽出する（Ｓ４３）。満
足する広告が無い場合には、要求を出した画像処理装置
が設置される店舗に条件変更を求める通知を出す（Ｓ４
４）。

【０１１１】条件を満たす広告がある場合には（Ｓ４
３）、出力する広告データを選択する。広告の選択は、
条件を満足する広告からランダムに選択する他、所定の
条件に基づいて選択することもできる。例えば、条件を
満たす広告が複数ある場合には、優先度に応じて選択す
る他、複数の出力枚数要求に対して複数の広告を組み合
わせる等の選択処理を行うことができる（Ｓ４５）。

【０１１２】サーバーは、画像処理装置に対して選択し
た広告データを配信すると共に（Ｓ４６）、広告の出力
枚数をカウントする（Ｓ４７）。広告の出力累計枚数が
登録した出力枚数に達した場合には（Ｓ４８）、広告主
に広告出力が完了したことを通知し（Ｓ４９）、広告デ
ータを破棄する（Ｓ５０）。

【０１１３】図３２に示すフローチャートは、サーバー
による各広告毎の管理動作を示している。この処理は、
定期的に（例えば１日１回）実行することができる。

【０１１４】登録された各広告に対して、登録された期
間を経過しているか否かを判定する（Ｓ５１）。期間が
経過している場合には、登録枚数に達しているかを判定
する（Ｓ５２）。全登録枚数の出力が完了している場合
には、出力完了通知を出し（Ｓ５３）、期間延長の要求
がある場合には（Ｓ５４）、延長処理を行い（Ｓ５
５）、期間延長の要求がない場合には、広告データを削
除する（Ｓ５９）。

【０１１５】また、全登録枚数の出力が完了していない
場合には、登録者に残り枚数の通知を出し（Ｓ５６）、
期間延長の要求がある場合には（Ｓ５７）、延長処理を
行い（Ｓ５５）、期間延長の要求がない場合には（Ｓ５
７）、払い戻し処理を行って（Ｓ５８）、広告データを
削除する（Ｓ５９）。

【０１１６】一方、期間内である場合には（Ｓ５１）、
中断の要求がある場合には（Ｓ６０）、広告データを削
除し（Ｓ５９）、中断の要求が無い場合には（Ｓ６
０）、全登録枚数の出力が完了したかを判定する（Ｓ６
１）。

【０１１７】登録枚数が未完了である場合には、所定期
間が経過した後あるいは予め設定した時期に（Ｓ６
２）、出力状況を通知し（Ｓ６３）、広告掲載を続行す
るかを尋ねる（Ｓ６４）。続行しない場合には広告デー
タを削除する（Ｓ５９）。

【０１１８】一方、全登録枚数の出力が完了した場合に
は（Ｓ６１）、出力完了の通知を出し（Ｓ６５）、広告
掲載を続行するかを尋ね（Ｓ６６）、続行しない場合に
は広告データを削除する（Ｓ５９）。広告掲載を続行す
る場合には（Ｓ６６）、条件変更を確認し（Ｓ６７）、
要求があれば条件を変更する（Ｓ６８）。

【０１１９】次に、原稿画像情報を画像出力する場合の
画像処理装置の動作について、図３３のフローチャート
に基づいて説明する。

【０１２０】利用者が画像処理装置を用いて画像出力を
行う場合、画像処理装置は表示画面に広告を掲載するか
否かを選択させ、利用者によって広告の掲載が許容され
た場合には（Ｓ７１）、掲載を許容する広告のジャンル
を選択させ（Ｓ７２）、フォームパターンを表示して
（Ｓ７３）、選択させる（Ｓ７４）。

【０１２１】広告を掲載した場合の画像出力の代金を計
算して表示し（Ｓ７５）、変更がなければ（Ｓ７６）、
画像出力処理（コピー、プリント等）を行う（Ｓ７
７）。

【０１２２】ステップＳ７１において利用者が広告の掲
載を許容しない場合には、広告を掲載しない場合の画像
出力の代金を計算して表示する。なお、このとき、広告
掲載時の画像出力の代金を計算して表示し、利用者に比
較させることもできる。

【０１２３】ステップＳ７６において利用者が変更を要
求した場合には、ステップＳ７１に戻って処理を再開す
る。

【０１２４】次に広告掲載後の処理について述べる。広
告掲載料を前払によって支払う場合には、期間内に全て
が掲載されなかった場合もあり、広告掲載者には大きな
負担となる。そこで広告管理を行う側は、広告掲載者が
設定した広告掲載期間後、もしくは広告がすべて掲載さ
れた場合、広告の掲載状況を電子メール、またははがき
等で通知する。図３４は通知の一例であり、全てが掲載
されたこと（図３４上段）、あるいは、全てが掲載され
ず残り何部掲載されなかったか（図３４下段）を通知す
る。後者の通知後は、このまま期間を延長して掲載する
か、それとも払い戻しをするかを決定し、電子メールま
たは店頭において、通知、返金処理を行う。このとき、
電子メールの場合は電子メールに記載された識別番号や
広告掲載コードを、はがきの場合はバーコード、または
識別番号や広告掲載コードを確認することで店頭での返
金、またはＷｅｂでの再登録等を行う。これによって、
広告の無駄を無くすことができる。

【０１２５】図３５は広告掲載後の処理を説明するシー
ケンス図である。

【０１２６】各店舗はそれぞれが設置する情報処理装置
の出力枚数をサーバーに送信する（１０１，１０２）。
サーバーは各店舗から送られた出力枚数をカウントして
管理を行う。この出力枚数の管理は登録広告毎に行われ
る（１０３）。管理する広告の出力枚数が登録した枚数
に達した場合には（１０４）、出力完了を通知する（１
０５）。この完了通知は、利用者に対してバーコードや
識別番号を付したはがきの送付や（１０６）、端末に対
する、識別番号を添付した電子メールで行う（１０
７）。

【０１２７】サーバーは、期間延長伺いの連絡を、利用
者に対してバーコードや識別番号を付したはがきの送付
や（１１２）、端末に対する、識別番号を添付した電子
メールで行う（１１３）。店舗は、サーバーから期間延
長伺いの連絡をした登録広告案件をバーコードや識別番
号によって知り、利用者から期間延長の要求を受けた場
合には、バーコードや識別番号で確認して（１１４）、
サーバーに延長要求を出す（１１５）。サーバーは、店
舗から延長要求を受けて延長処理を行う。また、サーバ
ーは、利用者から期間延長の要求を受けて延長処理を行
うこともできる（１１６）。

【０１２８】また、出力が未完了の内に期間が終了した
場合には、未完了通知の連絡を利用者に対してバーコー
ドや識別番号を付したはがきの送付や（１２２）、端末
に対する、識別番号を添付した電子メールで行う（１２
３）。店舗は、サーバーから未完了通知の連絡をした登
録広告案件をバーコードや識別番号によって知り、利用
者から期間延長の要求を受けた場合には、バーコードや
識別番号で確認して（１２４）、サーバーに延長要求を
出す（１２５）。サーバーは、店舗から延長要求を受け
て延長処理を行う（１２６）。また、サーバーは、利用
者から期間延長の要求を受けて延長処理を行うこともで
きる。

【０１２９】店舗は、利用者から返還要求を受けた場合
には、バーコードや識別番号で確認して（１２４）、返
還処理を行い（１２７）、サーバーはこれを受けて広告
データを削除する（１２８）。

【０１３０】また、サーバーは、利用者から電子メール
等で返還要求を受けた場合には、識別番号で確認して
（１２９）、広告データを削除すると共に（１３０）、
店舗あるいは金融機関に返還処理を依頼する（１３１）
（１３２）。

【０１３１】以上、本発明の好適な実施の形態について
説明したが、上記で言及した以外にも種々の変形、変更
を行うことが可能である。例えば、上記説明では広告等
の登録者を主として個人として説明したが、法人や団体
等の組織が利用することも可能である。また、配布情報
としての特定画像情報は広告について説明したが、広告
に限るものではない。ネットワークを介してサーバーを
利用する構成を示したが、複写サービス等を提供する店
舗内のみでローカルに本発明を実施することも可能であ
る。店舗と店頭端末は別々の装置として示したが、一体
となった装置であってもよい。その場合、重複した要素
は省略可能である。

【０１３２】

【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
簡単かつ手軽および安価に特定画像情報の配布（掲載）
を行うことができる。

【０１３３】特に、店舗の店頭やＷｅｂ上において、配
布したい特定画像情報の作成および登録を行い、店舗で
のコピー機器やプリンタ装置等による出力サービス時
に、原稿画像情報に加えて、当該登録した特定画像情報
を出力することにより、特定画像情報を当該店舗の地域
の利用者に知らせることができる。

【０１３４】また、サービス提供者は特定画像情報の登
録に対して対価を得ることができる一方、本サービス利
用者は特定画像情報を付加して出力することによって、
利用に要する対価の減額を受けることができる。

【０１３５】また、特定画像情報の配布希望者は、店頭
での手書き入力もしくは端末による入力ができることに
より、ＰＣやＦＡＸ等の電子機器が無くても特定画像情
報の登録を行うことができる。店頭で登録を行うことに
より、その場で特定画像情報が公序良俗に反していない
かを確認でき、かつ登録料が徴収できる。また、登録後
迅速に特定画像情報の配布が可能となる。

【０１３６】手書きによる登録の際、マークシート形式
で入力を行えるようにすれば、利用者自身が簡単に登録
できるとともに、後続の特定画像情報の登録に要する処
理を迅速化できる。

【０１３７】特定画像情報を掲載するフォームを利用す
ることにより、特定画像情報の掲載の態様をパターン化
することができ、登録希望者に対して掲載の態様を容易
に理解させることが可能となる。また、このパターンに
応じて登録に要する対価に変化をもたせることができ
る。このフォームの出力に対価を徴収する場合には、そ
のフォームを用いた登録の際に出力に要した対価の全部
または一部を当該登録者に返金することもできる。これ
により、フォームを利用しやすくすることができる。

【０１３８】また、Ｗｅｂを利用して特定画像情報の登
録を行えば、店頭に出向いて登録作業を行う手間を省く
ことができる。

【０１３９】また、フォームの部分部分によって特定画
像情報を個別に登録できるようにし、かつその部分ごと
に登録料を設定することで利用者の登録料の負担を軽減
することができる。

【０１４０】利用者は特定画像情報の出力枚数を予め指
定しておくことにより、配布の規模を定め、予め当該特
定画像情報の配布に要する総費用を認識することができ
る。また、登録の期間を定めることにより、当該特定画
像情報の配布の期間を制限することができる。期間経過
時に出力枚数が設定していた枚数に達しなかった場合、
期間の延長もしくは返金を可能とすることにより、利用
者に利用しやすいサービスとすることができる。

【０１４１】

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明による情報処理を説明するための概略ブ
ロック図である。

【図２】本発明の情報処理システムの概略構成を説明す
るためのブロック図である。

【図３】本発明による情報処理の店頭による手書き登録
の手順を説明するための店舗側のブロック図である。

【図４】本発明による情報処理の店頭による手書き登録
の手順を示すシーケンス図である。

【図５】本発明による情報処理の店頭による手書き登録
に用いるフォームの一例を示す図である。

【図６】本発明による情報処理の店頭による所定のフォ
ームの読み出しを説明するための図である。

【図７】本発明による情報処理に用いるフォームの出力
例を示す図である。

【図８】本発明による情報処理に用いるフォームの一例
を示す図である。

【図９】本発明による情報処理の確認画面の一例を示す
図である。

【図１０】本発明による情報処理の料金の算出手順の一
例を示すフローチャートである。

【図１１】本発明による情報処理の端末による登録の手
順を説明するための店頭端末の構成ブロック図である。

【図１２】本発明による情報処理の端末による登録の手
順を説明するための登録頭端末の構成ブロック図であ
る。

【図１３】本発明による情報処理の端末による登録手順
におけるサーバーと店頭端末間との間の信号の授受を示
すシーケンス図である。

【図１４】本発明による情報処理の端末による登録手順
におけるサーバーと登録端末間の信号の授受を示すシー
ケンス図である。

【図１５】本発明による情報処理の端末による登録のフ
ォームヘの記入例を示す図である。

【図１６】本発明による情報処理の端末による登録のフ
ォームヘの記入例を示す図である。

【図１７】本発明による情報処理の端末による登録のフ
ォームヘの記入例を示す図である。

【図１８】本発明による情報処理の端末による登録のフ
ォームヘの記入例を示す図である。

【図１９】本発明による情報処理の端末による登録のフ
ォームヘの記入例を示す図である。

【図２０】本発明による情報処理の端末による登録の手
順を説明するための端末の構成ブロック図である。

【図２１】本発明による情報処理の端末による登録手順
におけるサーバーと端末間の信号の授受を示すシーケン
ス図である。

【図２２】本発明による情報処理の端末によるＷｅｂを
利用したフォームヘの記入例を示す図である。

【図２３】本発明による情報処理の端末によるＷｅｂを
利用したフォームヘの記入例を示す図である。

【図２４】本発明による情報処理の端末によるＷｅｂを
利用したフォームヘの記入例を示す図である。

【図２５】本発明による情報処理の端末によるＷｅｂを
利用したフォームヘの記入例を示す図である。

【図２６】本発明による情報処理の広告の掲載手順を説
明するためのフローチャートである。

【図２７】本発明による情報処理の分割領域を有するフ
ォームの一例を示す図である。

【図２８】本発明による情報処理の分割領域を有するフ
ォームの一例を示す図である。

【図２９】本発明による情報処理の出来高支払の処理を
説明するためにフローチャートである。

【図３０】本発明による情報処理の選択画面の一例を示
す図である。

【図３１】本発明による情報処理のサーバーの管理を説
明するためのフローチャートである。

【図３２】本発明による情報処理のサーバーの管理を説
明するためのフローチャートである。

【図３３】本発明による情報処理の画像出力処理を説明
するためのフローチャートである。

【図３４】本発明による情報処理の通知例を示す図であ
る。

【図３５】本発明による情報処理の広告掲載後の処理を
説明するシーケンス図である。

【符号の説明】

１，１Ａ，１Ｂ，１Ｃフォーム１ａ原稿画像領域１ｂ特定画像領域２画像登録手段２ａ登録処理手段２ｂ対価算出処理手段３画像処理手段３ａ原稿画像情報３ｂ特定画像情報３ｃ画像合成編集手段３ｄ画像記録手段４出力形態４ａ原稿画像４ｂ特定画像１０，１０Ａ〜１０Ｎ店舗１０ａデータ処理手段１０ｂ画像処理手段１０ｃ画像編集記録装置１０ｄスキャナ１０ｅ通信手段１１，１１Ａ〜１１Ｎ店頭端末１１ａデータ処理手段１１ｂ画像入力手段１１ｃ入力・表示手段１２，１２Ａ〜１２Ｎ登録端末１２ａデータ処理手段１２ｂ画像入力手段１２ｃ入力・表示手段１２ｄ，１２ｅ記憶手段１３，１３Ａ〜１３Ｎ端末１３ａデータ処理手段１３ｂ入力手段１３ｃ表示手段１３ｄ記憶手段１３ｅ通信手段１４サーバー１４ａ管理手段１４ｂ対価算出処理手段１４ｃ，１４ｄ登録データ記憶手段１４ｅフォームデータ記憶手段１４ｆ利用状態記憶手段１４ｇ，１４ｈ通信手段１５金融機関２０ＰＯＳシステム２０ａＰＯＳ処理手段２０ｂ画像データ処理手段２０ｃ表示手段２０ｄ画像情報記憶手段２０ｅ属性情報記憶手段３０記録媒体

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.⁷ 識別記号ＦＩテーマコート゛(参考） // Ｇ０９Ｆ 19/00 Ｇ０９Ｆ 19/00 ＺＦターム(参考） 5B050 BA06 BA16 BA18 CA05 CA07 CA08 DA06 FA02 FA13 5C076 AA14 AA16 AA17 AA24 BA04 CA08 CA10 5C083 AA01 BB38 DD05 EE04 GG01 HH35 JJ35 JJ39

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】原稿画像情報を出力する画像処理方法であ
って、前記原稿画像情報と予め登録した特定画像情報とを画像
処理し、当該処理画像の原稿画像情報と特定画像情報とを、同一
面上において各情報に対して設定された各領域に出力す
ることを特徴とする情報処理方法。
【請求項２】原稿画像情報と登録した特定画像情報と
を、画像合成および／または画像編集し、画像出力する
画像情報処理において、前記特定画像情報の画像情報および属性情報の登録を、
特定のフォーマットを有するフォームを用いて行うこと
を特徴とする情報処理方法。
【請求項３】前記特定画像情報の画像情報は、画像デー
タおよび／または文字データを含むことを特徴とする請
求項２に記載の情報処理方法。
【請求項４】前記フォーム上の特定画像情報の属性情報
を用いて、登録に要する対価を算出することを特徴とす
る請求項２または３に記載の情報処理方法。
【請求項５】前記属性情報は、特定画像情報の出力形態
に関する情報を含み、当該出力形態情報に基づいて出力
形態の設定、および登録に要する対価の算出を行うこと
を特徴とする請求項２〜４のいずれかに記載の情報処理
方法。
【請求項６】前記フォームは特定画像情報の画像情報を
登録するための複数の領域を備え、前記複数の領域の
内、特定画像情報の画像情報を載せる領域に応じて登録
に要する対価を算出することを特徴とする請求項２〜５
のいずれかに記載の情報処理方法。
【請求項７】画像出力者に課される画像出力に要する対
価から前記算出した登録に要する対価の少なくとも一部
を減額することを特徴とする請求項４〜６のいずれかに
記載の情報処理方法。
【請求項８】前記フォームは各フォームを識別するバー
コードまたは識別番号を有し、当該バーコードまたは識別番号を用いて、複数の領域の
各領域に設定される複数のフォームの柄、形状を特定す
ることを特徴とする請求項６に記載の情報処理方法。
【請求項９】前記属性情報は、画像読取装置で読み取っ
た画像データから取得することを特徴とする請求項２〜
５のいずれかに記載の情報処理方法。
【請求項１０】前記画像読取装置はＯＣＲ機能を有し、
マークシートによって記述される属性情報を読み取るこ
とを特徴とする請求項９に記載の情報処理方法。
【請求項１１】前記属性情報は、画像の出力枚数、画像
を出力する地域、特定画像情報が含まれるジャンル、出
力処理期間、出力画像の色情報の少なくとも一つを含む
ことを特徴とする請求項２，３，４，５，９，１０のい
ずれかに記載の情報処理方法。
【請求項１２】前記フォームをサーバーから取得し、画
像出力することを特徴とする請求項２に記載の情報処理
方法。
【請求項１３】前記フォームの登録時に、前記フォーム
の出力費用の少なくとも一部を返還することを特徴とす
る請求項２に記載の情報処理方法。
【請求項１４】前記特定画像情報を含まない前記原稿画
像情報の画像出力に要する費用と、前記特定画像情報を
含む前記原稿画像情報の画像出力に要する費用とを異な
せることを特徴とする請求項２に記載の情報処理方法。
【請求項１５】前記フォームが備える少なくとも属性情
報をＰＯＳシステムに送信し、当該ＰＯＳシステムにおいて、登録に要する対価の表示
および属性情報の変更を行うことを特徴とする請求項４
〜７のいずれかに記載の情報処理方法。
【請求項１６】前記フォームが備える少なくとも属性情
報をＰＯＳシステムに送信し、当該ＰＯＳシステムは、前記属性情報に基づいて算出さ
れた登録に要する対価を受け取ることを特徴とする請求
項１５に記載の情報処理方法。
【請求項１７】ＰＯＳシステムをネットワークを介して
サーバーと接続し、前記サーバーは、ネットワーク上でフォームを用いて登
録した登録情報を、当該登録情報を特定する識別情報を
添付した電子メールまたは送付によって利用者に送り、前記ＰＯＳシステムは、添付したバーコードおよび／ま
たは識別番号に基づいて、画像情報を登録するための対
価を前記利用者から受け取ることを特徴とする請求項４
〜７のいずれかに記載の情報処理方法。
【請求項１８】ＰＯＳシステムをネットワークを介して
サーバーと接続し、前記サーバーは、登録した画像情報の出力枚数をカウン
トし、属性情報に登録された出力枚数まで画像出力を行
い、当該画像出力が終了したことを電子メールまたは送
付によって利用者に報告することを特徴とする請求項４
〜７のいずれかに記載の情報処理方法。
【請求項１９】ＰＯＳシステムをネットワークを介して
サーバーと接続し、前記サーバーは、登録した画像情報の出力枚数をカウン
トし、属性情報に登録された出力枚数内において、属性
情報に登録された出力期間が終了した場合に、出力枚数
を当該登録情報を特定する識別情報を添付した電子メー
ル、または送付によって利用者に報告し、前記利用者の指示に従って出力の期間延長を行う場合
は、ＰＯＳシステムまたはネットワーク上のサーバーは
当該識別情報によって特定される登録を延長することを
特徴とする請求項４〜７のいずれかに記載の情報処理方
法。
【請求項２０】ＰＯＳシステムをネットワークを介して
サーバーと接続し、前記サーバーは、登録した画像情報の出力枚数をカウン
トし、属性情報に登録された出力枚数内において、属性
情報に登録された出力期間が終了した場合に、出力枚数
を当該登録情報を特定する識別情報を添付した電子メー
ル、または送付によって利用者に報告し、ＰＯＳシステムは当該識別情報によって特定した登録の
対価の残金の返却を行うことを特徴とする請求項４〜７
のいずれかに記載の情報処理方法。
【請求項２１】前記画像処理は、原稿画像を複写して出
力する複写処理、または入力した画像データを出力する
出力処理であることを特徴とする請求項１〜２０のいず
れかに記載の情報処理方法。
【請求項２２】原稿画像情報と予め登録した特定画像情
報とを画像処理して出力する情報処理装置であって、前記原稿画像情報と前記特定画像情報とを、同一面上に
おいて各情報に対して設定された各領域に出力すること
を特徴とする情報処理装置。
【請求項２３】原稿画像情報と登録した特定画像情報と
を、画像合成および／または画像編集し、画像出力する
情報処理装置であって、特定のフォーマットを有するフォームに載せられた前記
特定画像情報の画像情報および属性情報を登録する登録
手段を備えることを特徴とする情報処理装置。
【請求項２４】前記特定画像情報の画像情報は、画像デ
ータおよび／または文字データを含むことを特徴とする
請求項２３に記載の情報処理装置。
【請求項２５】前記フォーム上の特定画像情報の属性情
報を用いて、登録に要する対価を算出する算出手段を備
えることを特徴とする請求項２３または２４に記載の情
報処理装置。
【請求項２６】前記属性情報は、特定画像情報の出力形
態に関する情報を含み、前記登録手段は当該出力形態情報に基づいて出力形態の
設定し、前記算出手段は当該出力形態情報に基づいて登録に要す
る対価の算出を行うことを特徴とする請求項２３〜２５
のいずれかに記載の情報処理装置。
【請求項２７】前記フォームは特定画像情報の画像情報
を登録するための複数の領域を備え、前記算出手段は、前記複数の領域の内、特定画像情報の
画像情報を載せる領域に応じて登録に要する対価を算出
することを特徴とする請求項２３〜２６のいずれかに記
載の情報処理装置。
【請求項２８】前記フォームは各フォームを識別するバ
ーコードまたは識別番号を有し、前記登録手段は、当該バーコードまたは識別番号を用い
て、複数の領域の各領域に設定される複数のフォームの
柄、形状を特定することを特徴とする請求項２７に記載
の情報処理装置。
【請求項２９】前記属性情報は、画像の出力枚数、画像
を出力する地域、特定画像情報が含まれるジャンル、出
力処理期間の少なくとも一つを含むことを特徴とする請
求項２３〜２６のいずれかに記載の情報処理装置。
【請求項３０】前記情報処理装置は、複写装置または入
力した画像データを出力する出力装置であることを特徴
とする請求項２２〜２９のいずれかに記載の情報処理装
置。
【請求項３１】前記請求項２２〜３０のいずれかに記載
の情報処理装置と、特定画像情報の画像情報および属性
情報を載せる特定のフォーマットを有するフォームを備
えるサーバーと、端末とをネットワークを介して接続
し、前記情報処理装置は、前記サーバーを介して前記端末か
ら送られたフォームによって、特定画像情報の画像情報
および属性情報を取得することを特徴とする情報処理シ
ステム。
【請求項３２】前記サーバーは、受信したフォームを用
いて特定画像情報の画像情報および属性情報の登録、お
よび当該登録に要する対価を算出し、前記情報処理装置
に表示することを特徴とする請求項３１記載の情報処理
システム。
【請求項３３】前記サーバーは、登録した画像情報の出
力枚数をカウントし、属性情報に登録される出力枚数ま
で画像出力を行い、当該画像出力が終了したことを電子
メールまたは送付によって利用者に報告することを特徴
とする請求項３１に記載の情報処理システム。
【請求項３４】記録面を、記録時に原稿画像情報の記録
領域となる第１の領域と、記録時に特定画像情報の記録
領域となる第２の領域の各領域に区分するフォーマット
を有し、前記第１の領域内に特定画像情報の属性情報を
載せ、前記第２の領域内に特定画像情報の画像情報を載
せることを特徴とするフォーム。
【請求項３５】前記第２の領域は複数の分割領域を有
し、前記第１の領域内の属性情報は、前記分割領域の内
の何れか一つの画像情報に係わる属性情報であることを
特徴とする請求項３４に記載のフォーム。
【請求項３６】前記フォーマットは、紙あるいは画面上
に表示されることを特徴とする請求項３４または３５に
記載のフォーム。
【請求項３７】各フォームを識別するバーコードまたは
識別番号を表記することを特徴とする請求項３６に記載
のフォーム。