JP2003173279A - 記憶装置間のファイル移行方法 - Google Patents
記憶装置間のファイル移行方法Info
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Abstract
ーバ装置が相互結合された計算機システムにおいて、記
憶装置間でのデータの移動をホストコンピュータに対し
て透過的に実施する。 【解決手段】新ファイルサーバ装置の移行手段は、NF
S独自のファイル属性とCIFS独自のファイル属性の
両方をコピーし、かつファイルアクセス時刻などの日付
情報が変化しないように新ファイルサーバ装置へと格納
する。また、ファイル移行処理中にホストからのファイ
ルアクセスがあった場合、新ファイルサーバ装置に未移
行のデータについては旧ファイルサーバ装置から読み出
してアクセス処理を行うことで、自身が旧ファイルサー
バ装置であるかのように動作する。
Description
などにおける記憶装置システムのデータアクセス方法に
係り、特に、記憶装置間のデータ移行方法に関する。
テムでは、極めて大量のデータが取り扱われるため、大
規模な記憶装置を必要とする。さらに、それらデータは
日々増加していくため、記憶装置を増設する、またはよ
り大容量な記憶装置へ置き換えていく必要が生じる。記
憶装置を置き換える場合、通常の手段としては、記憶装
置(以下、旧記憶装置) のバックアップを磁気テープな
どにとり、それを新しい記憶装置(以下、新記憶装置)
にリストアすることで実現する。ただし、バックアップ
をとるためには一旦ホストのI/Oを停止する必要があ
り、その停止時間は一般に長い。そしてこの停止時間
は、記憶装置の容量が大きくなればなるほど増大してい
く。さらに、上記のような大規模システムでは24時間
無停止運転が前提であり、これは記憶装置の置き換えの
場合も同様であるので、一旦ホスト側のI/Oを停止し
てバックアップをとる方法では問題がある。
から新記憶装置へとデータを移行する際にオンラインで
実行する方法が特開2000-187608で開示されている。特
開2000-187608では、最初ホスト計算機とある記憶装置
(旧記憶装置)とで運用しているシステムに、新規記憶装
置を導入する際、旧記憶装置内のデータを新規記憶装置
に移動しつつ、新規記憶装置では同時にホスト計算機か
らのリード・ライトアクセスを受け付ける。具体的に
は、旧記憶装置から新規記憶装置にデータ移行を行う際
に、一旦ホスト計算機と旧記憶装置間の接続を遮断し、
ホスト計算機を新規記憶装置に接続しなおす。また新規
記憶装置は旧記憶装置とも直接接続される。新規記憶装
置は旧記憶装置のデータを新規記憶装置にコピーする機
能と、ホスト計算機に対して、自らが旧記憶装置である
かのように見せかける機能を持つことで、ユーザに透過
的にディスク装置間のデータ移行を可能にしている。
相互接続するローカルエリアネットワーク(LAN)に直
接接続されるNAS(Network Attached Storage)と呼ば
れる記憶装置が普及してきている。NASと各ホスト計
算機とは、NFS(Network File System)などのネット
ワークファイルアクセス用プロトコルでデータのやり取
りを行う。NFSでは、ファイルのリード/ライト、あ
るいはファイル作成/削除などファイルアクセスに必要
な命令が規定されている。そのため、これら命令を組み
合わせて、NASにおいても特開2000-187608に開示さ
れているような、これまで運用してきたNAS(旧NA
S)から新規のNASへとデータをコピーすることは可
能である。
示されている方法を応用することで、NASにおいても
単純なデータのコピーは充分可能である。ただし、NA
Sにおいてデータを移行した場合、そのデータに付随す
る属性情報が問題となる。ファイルには、ファイル名、
そのファイルの所有者とともに、ファイルの作成された
日付、アクセスされた時刻などが記される。旧NASか
ら新規NASへとファイルをコピーする際、単純に旧N
ASからあるファイルを読み出し、新規NASにファイ
ル書き込みを行っただけでは、ファイルの作成された日
付、アクセスされた時刻が変わってしまい、旧NASの
状態を保ったデータ移行が行えない。またさらに、NA
Sでは一般にホスト計算機との間のアクセスにおいて、
複数種類のアクセスプロトコルでデータアクセスするこ
とが可能である。例えば多くのNASでは、NFSとC
IFS(Common Internet File System)とをサポートす
る。それぞれのプロトコルにおけるファイル属性は、共
通している項目もあればそうでない項目もある。そのた
め、もしNFSプロトコルで旧NASからファイルを読
み出すと、NFSにおけるファイル属性しか取り出せ
ず、CIFSプロトコルにおけるファイル属性が移行で
きない。
ト、ユーザに対して透過的で、かつ完全なデータ移行が
可能なシステムを提供することにある。
ステムは、ホスト計算機、第1のファイルサーバ装置
と、第2のファイルサーバ装置とで構成される。ホスト
計算機は最初は第1のファイルサーバ装置に接続されて
I/Oを行っているが、第1のファイルサーバ装置から
第2のファイルサーバ装置にデータ移行を行う際に、一
旦ホスト計算機と第1のファイルサーバ装置との接続は
遮断される。引き続きホスト計算機は、第2のファイル
サーバ装置に接続され、また第1のファイルサーバ装置
と第2のファイルサーバ装置も接続される。
イルサーバ装置へのデータ移行は、まず第2のファイル
サーバ装置が第1のファイルサーバ装置のディレクトリ
ツリー構造を読み出し、第2のファイルサーバ装置はそ
れをもとにして第1のファイルサーバ装置のファイルを
全て読み出していく。読み出されたファイルは順次第2
のファイルサーバ装置へと書き込まれる。
置が第1のファイルサーバに対してファイルの読み出し
とファイル属性の読み出しとを行い、その結果を第2の
ファイルサーバ装置へと書き込むことで実現する。第2
のファイルサーバ装置がファイル属性を書き込む際、第
1のファイルサーバ装置に書き込まれていた日付情報の
まま第2のファイルサーバ装置へと格納する。
ファイルサーバ装置が、複数のファイルアクセスプロト
コルをサポートしている場合、第2のファイルサーバ装
置は、1ファイルに対し、ファイル属性の読み出し、書
き込みを複数回ずつ行う。例えば、2種類のアクセスプ
ロトコルがサポートされている場合には、ファイル属性
の読み書きが2回行われる。
のファイルアクセスがあった場合には、第2のファイル
サーバ装置が処理する。例えばリードアクセスの場合、
当該ファイルが第2のファイルサーバ装置に移行されて
いない場合には、一旦第1のファイルサーバ装置から第
2のファイルサーバ装置へと当該ファイルを移行し、引
き続いてホスト計算機からのリードアクセスを受け付け
る。移行が済んでいる場合には、第2のファイルサーバ
装置はそのままホスト計算機からのリード要求を処理す
る。
システムの一実施形態における構成例を示すブロック図
である。計算機システムは、ホスト1、ホスト2、旧フ
ァイルサーバ装置3、新ファイルサーバ装置4、イーサ
ネット(登録商標)スイッチ5とで構成される。
m)クライアントプログラム11、アプリケーションプロ
グラム12が存在し、アプリケーションプログラム12
はNFSクライアントプログラム11を介して旧ファイ
ルサーバ装置3ないし新ファイルサーバ装置4にアクセ
スする。またホスト2にはCIFS(Common InternetFi
le System)クライアントプログラム21、アプリケーシ
ョンプログラム22が存在し、アプリケーションプログ
ラム22はCIFSクライアントプログラム21を介し
て旧ファイルサーバ装置3ないし新ファイルサーバ装置
4にアクセスする。
31、32とディスク33、制御装置34とで構成され
る。また新ファイルサーバ装置4は、インタフェース4
1、42とディスク43、制御装置44で構成される。
旧ファイルサーバ装置3はインタフェース31からイー
サネットスイッチ5を介して、また新ファイルサーバ装
置4はインタフェース41からイーサネットスイッチ5
を介してホスト1、2と接続される。また、旧ファイル
サーバ装置3と新ファイルサーバ装置4はインタフェー
ス32、42がイーサネットケーブル6で接続される。
CIFS処理手段342、及びファイルシステム部34
3が存在する。NFS処理手段341はホスト1からの
ファイルアクセス要求を処理し、CIFS処理手段34
2はホスト2からのファイルアクセス要求を処理する。
ファイルシステム部343は、ディスク33内のファイ
ルのリード・ライト処理を行う。NFS処理手段341
又はCIFS処理手段342がファイルリード要求を受
け付けると、ファイルシステム部343がそれを受けて
ディスク33からリード対象ファイルやファイル属性情
報を取り出して、NFS処理手段341又はCIFS処
理手段342へと渡す。ライト要求の場合には、NFS
処理手段341又はCIFS処理手段342が受け付け
たファイルがディスク33に書き込まれる。
41、CIFS処理手段442、ファイルシステム部4
43が存在し、これらはそれぞれNFS処理手段34
1、CIFS処理手段342、ファイルシステム部34
3とほぼ同様の動作を行う。また、制御装置44には移
行手段444が存在し、旧ファイルサーバ装置3から新
ファイルサーバ装置4へのデータ移行を実施する。
ファイルサーバ装置4で取り扱うファイルシステムや用
語について概説する。一般のファイルサーバでファイル
を管理する場合、階層化ディレクトリと呼ばれる構造を
とり、図2にあるように、ルートディレクトリを先頭に
して、複数のファイル・ディレクトリがルートディレク
トリ下に存在する。以下、図2のような、1つのルート
ディレクトリを先頭に階層化されたファイル・ディレク
トリ構造に属するファイル・ディレクトリとその構造を
形成する属性情報の集まりをファイルシステムと呼ぶ。
バ装置4では、このファイルシステムを少なくとも1つ
管理できる。1つのファイルシステムは必ずしも1つの
ディスクに存在するわけではなく、複数のディスクにま
たがることもある。あるいは逆に、1つのディスクに複
数のファイルシステムが格納されることもある。ただ
し、本発明の実施形態の説明においては簡単のために、
1つのファイルシステムが1つのディスクに格納されて
いるものとして説明する。
43上に置かれるファイルシステムの構造を示してい
る。ファイルシステムは、各ファイルサイズなどを示す
属性情報であるメタデータ、ディレクトリにあるファイ
ル・ディレクトリ名の集合であるディレクトリエント
リ、そしてファイルの実体である実データで構成され
る。本発明の実施形態においては、メタデータを格納す
るメタデータ領域431、ディレクトリエントリを格納
するディレクトリエントリ領域432、実データを格納
する実データ領域433がディスク43上に存在する。
また、それ以外にディスク43上にはログ領域434が
存在し、これは移行手段444が利用する。本発明の実
施形態においては、メタデータ領域431、ログ領域4
34などがディスク43上にあるとしているが、これは
必ずしもディスク43上にある必要性はなく、新ファイ
ルサーバ装置4のメモリ上にあってもよい。
0がファイル・ディレクトリの数だけ格納されている。
メタデータ70はそれぞれが、メタデータ番号71、フ
ァイルタイプ72、移行中フラグ73、サイズ74、最
終アクセス時刻75、最終更新時刻76、NFS用アク
セス権情報77、CIFSアクセス権情報78、及びポ
インタ79で構成される。特に、NFS用アクセス権情
報77はNFSプロトコルでファイルをアクセスするた
めのファイル属性情報であり、CIFSアクセス権情報
78はCIFSプロトコルでファイルをアクセスするた
めのファイル属性情報である。また、ディレクトリエン
トリ432領域には、ディレクトリエントリ80がディ
レクトリの数だけ存在する。ディレクトリエントリ80
は、あるディレクトリ内のファイル名又はディレクトリ
名のリストを少なくとも1つ管理している。
で一意な番号で、メタデータ番号71で示されるファイ
ル又はディレクトリが、ファイルシステム内で一意に定
まる。このメタデータ番号71で示されるファイル又は
ディレクトリの下位に属するファイル又はディレクトリ
は、メタデータ番号71に対応する他のディレクトリエ
ントリ80に格納され、これらの情報を辿ることによっ
てファイル又はディレクトリの階層構造を把握できる。
ファイルタイプ72は当該メタデータ番号71で示され
る対象が、ファイルであるかディレクトリであるか、な
どを示すフラグが入る。移行中フラグ73は移行手段4
44が使用するもので、ファイル移行中の場合にはここ
がオンになり、ファイル移行が終了しているものはこの
フラグをオフにする。移行手段444による、このフラ
グの具体的な使い方は後述する。サイズ74は当該ファ
イルのサイズを示す。最終アクセス時刻75は、ホスト
1、2が当該ファイルをリードないしライトした時の最
新時刻を示す。最終更新時刻76は当該ファイルの書き
込み、更新をした最新時刻を表す。ポインタ79はファ
イル、ディレクトリの実体が置かれているディスク43
上の物理アドレス情報が入る。当該メタデータ70で示
される対象がファイルであれば、ポインタ79は実デー
タ領域433のある領域を指し、ディレクトリの場合に
は、ディレクトリエントリ領域432上のあるブロック
を示す。ポインタ79は、ファイルサイズが大きい場
合、ファイルが複数の領域に断片化されて配置されてい
る場合などには複数個存在する。
がNFS処理手段441を介してファイルを参照する場
合に必要な情報であり、またCIFS用アクセス権情報
78は、ホスト2がCIFS処理手段442を介してフ
ァイルを参照する場合に必要となる情報である。NFS
とCIFSとでは、規定されているそれぞれ異なった情
報を提供できるように管理している。例えば属性情報に
は、当該ファイルにアクセスするユーザを制限するため
のパーミッション情報が含まれているが、NFS処理手
段341、441が提供するパーミッション情報は、当
該ファイルを所有するオーナーがファイルにアクセス
(読み込み、書き込み、実行)できるか、当該ファイルの
所属するグループからファイルがアクセスできるか、そ
の他のユーザがファイルにアクセスできるか、を示す3
種類のパーミッション情報を持つ。
提供する情報はACL(Access Control List)と呼ば
れ、1つのファイルに対し、複数のユーザに対応したパ
ーミッション情報を設定できる。例えばユーザAはある
ファイルに対して、読み出しのみが可能だが、ユーザB
はファイル書き込みも可能であるというような、ユーザ
ごとのパーミッション情報が設定可能である。このよう
にNFS処理手段441、CIFS処理手段442とで
は取り扱う属性情報が異なっており、新ファイルサーバ
装置4のファイルシステムでは、これら2つの処理手段
のどちらからアクセスされても良いように2種類の情報
を保持する。
クトリ直下にあるファイル・ディレクトリの名前のリス
トを保持する。エントリ中にはメタデータ番号71とフ
ァイル/ディレクトリ名81の組が、当該ディレクトリ
下のファイル、ディレクトリ全てについて存在してい
る。
るメタデータ70などの情報は新ファイルサーバ装置4
についてであるが、旧ファイルサーバ装置3もこれらと
同様の情報をもつ。ただし、新ファイルサーバ装置4と
旧ファイルサーバ装置3とで、メタデータ70などの情
報の種類、データ構造は同一である必要はない。また、
本発明の実施形態においては、旧ファイルサーバ装置
3、新ファイルサーバ装置4はNFS,CIFSによっ
てホスト1ないしホスト2からアクセスされることを前
提としているが、それ以外にNovell NetWareのファイル
アクセスプロトコルなどでアクセスされる装置である場
合には、メタデータ内にそのファイルアクセスプロトコ
ル独自の属性情報を別途有することになる。
ァイルサーバ装置4へのデータ移行処理について概説す
る。ホスト1、2、あるいは新ファイルサーバ装置4な
どが旧ファイルサーバ装置3の保持するファイルにアク
セスする場合、NFS処理手段341又はCIFS処理
手段342を介するしかない。また逆に新ファイルサー
バ装置4に対してホスト1又はホスト2などがアクセス
する場合にも、NFS処理手段341又はCIFS処理
手段342を介するしかない。
旧ファイルサーバ装置3のファイルを読み出し、新ファ
イルサーバ装置4に書き込む場合、NFS処理手段34
1又はCIFS処理手段342を介してファイルを読み
出し、またNFS処理手段441又はCIFS処理手段
442を介してファイルを書き込むことになる。
CIFS処理手段342を介してファイルを読み出すた
め、たとえばNFS処理手段341を介するとCIFS
に固有のファイル属性・アクセス権情報などが欠落する
という問題が生ずる。逆に、CIFS処理手段342を
介するとNFSに固有のファイル属性などが欠落する。
手段441又はCIFS処理手段442を介して新ファ
イルサーバ装置4にファイルを書き込むと、本来旧ファ
イルサーバ装置3のファイル属性情報に残っている最終
更新時刻76あるいは最終アクセス時刻75が、ホスト
1、2が新ファイルサーバ装置4にファイルを書き込ん
だ時刻に変更されてしまうという問題も生ずる。本発明
の実施形態における移行手段444はこれら問題を解決
する。
ネットスイッチ5を介して、旧ファイルサーバ装置3と
のみ接続されて、I/O処理を行っている。データ移行
を行う際には、まずホスト1、2と旧ファイルサーバ装
置3との接続を遮断する。具体的にはホスト1、2が旧
ファイルサーバ装置3のファイルシステムを使用してい
る場合、それをアンマウントする。その後旧ファイルサ
ーバ装置3のインタフェース31とイーサネットスイッ
チ5の接続を外し、インタフェース32と新ファイルサ
ーバ装置4のインタフェース42とを接続することで、
旧ファイルサーバ装置3をネットワークから切り離し、
新ファイルサーバ装置4からのみアクセスできるように
する。
ルサーバ装置4は、ファイルサーバ装置のIPアドレ
ス、共有ディレクトリ名(ファイルシステムをホスト
1、2に見せる際のディレクトリ名)などの設定を旧フ
ァイルサーバ装置3と同じにする。なお、本発明の実施
形態のように、必ずしもデータ移行時に上記のように物
理的にネットワークから切り離す必要はなく、ホスト
1、2が旧ファイルサーバ装置3にアクセスしないよう
に出来ればよい。たとえば、旧ファイルサーバ装置3の
IPアドレスを変更するなどで対応可能である。
装置4のファイルシステムをマウントし、I/O処理を
再開する。移行手段444では、旧ファイルサーバ装置
3のファイルを新ファイルサーバ装置4のディスク32
に順次書き込むと同時に、ホスト1、2からのリード・
ライト処理を受け付ける。データ移行中にホスト1、2
が新ファイルサーバ装置4に対してI/O処理を行った
場合にも、移行手段444はホスト1、2に対し、新フ
ァイルサーバ装置4内にあたかも旧ファイルサーバ装置
3にあるファイルが存在しているかのように見せ、ホス
ト1、2は自由にリード・ライトが出来る。
ァイルサーバ装置3から新ファイルサーバ装置4へのフ
ァイル移行処理の流れを概説する。移行手段444で
は、旧ファイルサーバ装置3のルートディレクトリから
順にファイル・ディレクトリの属性情報を全て新ファイ
ルサーバ装置4へとコピーし(ステップ1001)、続い
て各ファイルについて、実データをコピーする(ステッ
プ1002)。ファイルやその属性情報を移行している
間にホスト1、2からファイル更新などが行われた場合
に、ログ領域434にその操作が記録され、移行処理の
最後にログ領域に記録された内容を反映して移行処理は
終了する(ステップ1003)。
に全部移行するのは、一般にホスト1、2からのファイ
ル・ディレクトリアクセスの際、実データに対するアク
セスよりもファイル・ディレクトリ属性情報へのアクセ
スが多いからである。ホスト1、2からファイル・ディ
レクトリアクセスがあった場合、まだ当該ファイルが旧
ファイルサーバ装置3から移行できていない場合には、
移行手段444は旧ファイルサーバ装置3に対して当該
ファイルなどを読み出しに行く。そうするとホスト1、
2からみて応答時間が悪化するため、本発明の実施形態
においては、ファイル・ディレクトリ属性情報を最初に
すべて移行する方法をとっている。ただし、性能面を考
慮しなければ、ファイル・ディレクトリ属性情報と、実
データとを同時に移行しても問題はない。
相当するファイル・ディレクトリ属性の移行処理、ステ
ップ1002に相当する実データの移行処理を順次説明
していく。まず、図5では移行手段444が行う、ファ
イル・ディレクトリの属性情報の移行処理の流れを説明
する。移行手段444は図5の処理を旧ファイルサーバ
装置3のルートディレクトリから順に実施する。
リの属性情報を取得する(ステップ2001)。例えばN
FSの場合には、GETATTRコマンドにより属性情報が取
得できる。続いてCIFSコマンドによって、当該ディ
レクトリの属性情報を取得する(ステップ2002)。例
えばSMBgetattrコマンドなどである。メタデータ70中
のサイズ74、最終アクセス時刻75、最終更新時刻7
6などは、本発明の実施形態においてはステップ200
1のNFS用アクセス権情報77を取得する時に同時に
取得しているものとする。なお、ステップ2001、2
002の順序は逆であっても構わない。
ディスクのメタデータ領域431に書き込む。この際、
メタデータ431中の移行中フラグ73をオンにする。
続いて、当該ディレクトリ下にファイルが存在するか検
索する(ステップ2004)。これは例えば旧ファイルサ
ーバ装置3に対してNFSコマンドREADDIRなどを実施
することで確認が可能である。ファイルが存在する場合
にはステップ2005以降へと進む。
で検索した結果を受けて、当該ディレクトリ配下にある
ファイル全てについて、NFS属性情報を取得する。続
いてステップ2006ではCIFSコマンドによって、
当該ディレクトリ配下にあるファイル全てについてCI
FS属性情報を取得する。ステップ2007ではステッ
プ2005、2006で取得した属性情報をメタデータ
領域431へ書き込む。この際も、ステップ2003と
同様、メタデータ431中の移行中フラグ73をオンに
する。
下にさらにディレクトリ(サブディレクトリ)が存在する
か検索する。存在する場合には、全サブディレクトリに
ついて、図5のファイル・ディレクトリ属性情報の移行
処理を実施する(ステップ2009)。すなわち、図5の
処理を再帰的に実行することになるため、ファイル・デ
ィレクトリ属性情報の移行処理をルートディレクトリか
ら実施することで、1つのファイルシステムにおけるフ
ァイル・ディレクトリの属性情報が全て移行されること
になる。最後に、ステップ2004、2008で得られ
た、当該ディレクトリ下にあるファイル・ディレクトリ
名の情報をディレクトリエントリ80として作成・書き
込みして処理は終了する(ステップ2010)。
る処理を説明する。この処理は図5のファイル属性情報
の移行処理と同様、ルートディレクトリから移行処理を
開始し、サブディレクトリについても再帰的に処理を実
施することで、ファイルシステム全体について、ファイ
ル実データの移行を実現している。まず最初に、移行対
象のディレクトリ下にファイルがあるかを確認する(ス
テップ2101)。この処理は、移行手段444がファ
イルシステムのディレクトリエントリを検索することで
実現できる。
て、移行中フラグがオンであるか確認し(ステップ21
02)、移行中フラグがオンのファイルについては、旧
ファイルサーバ装置3からファイルの実データを読み出
し(ステップ2103)、そのデータを新ファイルサーバ
装置4へ書き込む(ステップ2104)。ステップ210
5では、データの書き込みが終わったファイルについて
は、当該ファイルの移行中フラグ73をオフにする。ス
テップ2106で、移行対象のディレクトリ直下にある
全てのファイルについて移行が完了しているか確認し、
完了している場合にはステップ2107へ進み、移行さ
れていないファイルがある場合にはステップ2102か
らステップ2105までの処理を繰り返す。
に、サブディレクトリがあるか確認し、存在する場合に
はサブディレクトリについて、図6のファイル実データ
移行処理を実施する(ステップ2108)。すなわち、図
5のステップ2009と同様、ルートディレクトリから
図6のファイル実データ移行処理を実施し、サブディレ
クトリに付いても再帰的に実データ移行処理を実施す
る。その後、当該ディレクトリの移行中フラグ73をオ
フにし(ステップ2109)、処理を終了する。ステップ
2107でサブディレクトリがない場合には直接ステッ
プ2109に移り、移行中フラグ73をオフにして処理
を終了する。
又はホスト2からファイルアクセスがあった時、移行手
段444が実施する処理の流れを説明する。まず、図7
では移行処理中にホスト1又はホスト2から、ファイル
あるいはファイル属性のリード要求があった場合の処理
の流れを説明する。ホスト1、2からファイルアクセス
があると、通常は新ファイルサーバ装置4のNFS処理
手段441又はCIFS処理手段442はファイルシス
テム部443を用いてファイルアクセス処理を行うが、
移行処理中には、移行手段444を介してファイルアク
セス処理を実施する。
FS処理手段442からファイルアクセス要求を受け付
けると、まず新ファイルサーバ装置4のディスク43内
のメタデータ領域431、ディレクトリエントリ領域4
32のサーチ(ステップ2501)と、ログ領域434の
サーチ(ステップ2502)を実施し、アクセス対象のフ
ァイル属性情報が新ファイルサーバ装置4に移行されて
いるか検索する。ログ領域434は、移行処理中に、ホ
スト1、2からファイル作成・更新が発生したときに、
移行手段444がその内容を記録するために用いるが、
これについては後述する。
アクセス対象ファイルの属性情報が新ファイルサーバ装
置4に移行されているか判定し(ステップ2503)、移
行されていない場合にはステップ2510に進み、移行
手段444は旧ファイルサーバ装置3からファイル属性
とデータを読み出し(ステップ2510)、その結果をホ
スト1あるいはホスト2に返し(ステップ2511)、処
理を終了する。
されている場合にはステップ2504に進み、当該ファ
イルのメタデータ70の移行中フラグ73がオンになっ
ているかチェックする。フラグがオンの場合には、実デ
ータが新ファイルサーバ装置4に移行されていないた
め、旧ファイルサーバ装置3からデータを読み出し(ス
テップ2505)、そのデータを新ファイルサーバ装置
4へ書き込む(ステップ2506)。さらに、ログ領域4
34に当該ファイルの更新などの情報が存在する場合に
は、その情報を新ファイルサーバ装置4のディスク43
に反映し(ステップ2507)、移行中フラグ73をオフ
にする(ステップ2508)ことで、当該ファイルの実デ
ータの移行を実施する。
ィスク43から直接ファイル属性やデータを読み出し
(ステップ2509)、ホスト1又はホスト2に結果を返
す(ステップ2511)ことで、リード処理が終了する。
また、ステップ2504でフラグがオフだった場合に
は、ファイル属性・実データともに、すでに新ファイル
サーバ装置4に移行されていることを示しているので、
ステップ2509を実行し、ホスト1又はホスト2に結
果を返し(ステップ2511)、移行処理中のリード処理
は完了する。
ト2から、ファイルの更新や削除要求があった場合の移
行手段444の行う処理の流れを図8で説明する。
段442からファイルアクセス要求を受け付けると、メ
タデータ領域431、ディレクトリエントリ領域432
のサーチ(ステップ2601)と、ログ領域434のサー
チ(ステップ2602)を実施し、アクセス対象のファイ
ル属性情報が新ファイルサーバ装置4に移行されている
か検索する。ステップ2601、2602の結果から、
アクセス対象ファイルの属性情報が新ファイルサーバ装
置4に移行されているか判定し(ステップ2603)、移
行されていない場合にはステップ2610に進み、移行
手段444は旧ファイルサーバ装置3からファイル属性
とデータを読み出す。
ーバ装置3から読み出したファイル属性、実データとN
FS処理手段441ないしCIFS処理手段442から
受け付けた更新の内容とをログ領域434に書き込む。
ファイルとその更新内容を即座にメタデータ領域431
などに反映せずにログ領域に書き込むのは、更新内容を
すぐに反映できないことがあるからである。
あるようなディレクトリ構造の記録されていて、このフ
ァイルシステムを新ファイルサーバ装置4に移行中、di
r_b1以下のファイル、ディレクトリの属性情報の移行は
完了したが、dir_b2以下のファイル、ディレクトリの属
性情報(図2の点線で示された部分。楕円部分がファイ
ル、長方形がディレクトリを示す)が移行できていない
という状態が存在しうる。この場合にたとえばfile4の
ファイル更新要求があったとすると、新ファイルサーバ
装置4にはfile4の所属すべきディレクトリであるdir_b
2の属性情報がメタデータ領域431、ディレクトリエ
ントリ領域432に存在しないため、file4のメタデー
タを格納することができない。このような場合にも、ホ
スト1、2からの更新要求は受け付け、かつそれ以降そ
の更新内容を新ファイルサーバ装置4に反映する必要が
あるため、一旦ログ領域434に更新内容を記録し、後
でログ領域434の内容を新ファイルサーバ装置4のメ
タデータ領域431などに反映していく。
の属性情報が新ファイルサーバ装置4に移行されていた
場合にはステップ2604に進み、当該ファイルのメタ
データ70の移行中フラグ73がオンになっているかチ
ェックする。フラグがオンの場合には、実データが新フ
ァイルサーバ装置4に移行されていないため、旧ファイ
ルサーバ装置3からデータを読み出し(ステップ260
5)、そのデータを新ファイルサーバ装置4へ書き込む
(ステップ2606)。
更新などの情報が存在する場合には、その情報を新ファ
イルサーバ装置4のディスク43に反映し(ステップ2
607)、その後に更新要求に従って、当該ファイルの
実データあるいはメタデータの更新を行う(ステップ2
608)。移行中フラグ73がオフの場合には、ファイ
ル属性・実データともに、すでに新ファイルサーバ装置
4に移行されていることを示しているので、ステップ2
608に進んでNFS処理手段441ないしCIFS処
理手段442から受け付けた更新の内容を新ファイルサ
ーバ装置4のディスク43に書き込む。ステップ260
8のデータ更新が終わった後、移行中フラグ73をオフ
にし(ステップ2609)、最後に更新処理の終わった
ことをホスト1ないしホスト2に通知し(ステップ26
12)、処理は終了する。
34のデータ構造と、ログ領域434に記録された内容
をファイルシステムに反映する処理(図8のステップ2
607)について説明する。移行手段444はファイル
移行中にホスト1、2からのファイル・ディレクトリな
どの更新要求があり、かつ当該ファイル・ディレクトリ
が新ファイルサーバ装置4に未反映の場合、その内容を
ログ領域434にログデータ90としてログ領域434
の先頭から順に記録していく(これは図8のステップ2
611に相当する部分である)。
済みフラグ91は当該ログデータ90が移行手段444
によって、すでに新ファイルサーバ装置4のファイルシ
ステムに反映されたことを示すフラグである。ファイル
/ディレクトリ名92はファイル移行中にホスト1、2
からの更新要求などがあった時の対象ファイル名ないし
ディレクトリ名を示す。オペレーション名93は、その
時の処理の種類を表す。例えばファイルの書き込み、移
動、削除などである。時刻94は当該要求のあった時刻
を示す。オペレーションデータ95はその時の処理に付
随するデータであり、オペレーションによってそのデー
タは異なる。例えば書き込み要求の場合には、ファイル
の実データなどが該当する。
の流れを説明する。まず図10では、図7のステップ2
507、あるいは図8のステップ2607における処
理、すなわち、移行中にファイル・ディレクトリのリー
ド・ライトなどの要求を受け付けた際、当該ファイル・
ディレクトリに対する更新情報がログデータ90に記録
されていた時の処理を説明する。
クセス対象となっているファイル/ディレクトリ名に対
応するログデータ90を検索する(ステップ3001)。
続いてステップ3002で当該ログデータ90の移行済
みフラグ91がオフかどうかを判定し、オフの場合には
ステップ3003に進んで、ログデータ90に記録され
ているオペレーションに従って処理を実行する。例えば
データ更新であれば、ログデータ90にかかれているデ
ータをファイルに対して上書きするなどである。
91をオンにして、ステップ3005に移る。ステップ
3002で移行済みフラグがオンであった場合にはステ
ップ3003、3004は飛ばしてステップ3005に
移る。ステップ3005ではログ領域434の全ログデ
ータを検索したか判定し、全ログデータの検索が未だの
場合にはステップ3001に戻る。全ログデータを検索
し終わったら、処理は終了する。
理、すなわち移行処理の最後で行うログデータ90の反
映処理を説明する。ここではログ領域434に書かれて
いる全ログデータ90の内容をファイル・ディレクトリ
に反映する。
を検索する(ステップ3101)。続いて、ログデータ9
0の移行済みフラグ91がオフかどうか判定し(ステッ
プ3102)、オフの場合には、ログデータ90に記録
されたオペレーションを実行し(ステップ3103)、移
行済みフラグをオンにする(ステップ3104)。移行済
みフラグ91がすでにオンの場合には、これら処理は行
わない。全ログデータ90について処理が完了している
場合には(ステップ3105)、ステップ3107でログ
領域434内のログデータ90を全て消去し、処理を終
了する。全ログデータ90について処理が完了していな
い場合には、次のログデータを検索し、ステップ310
2移行の処理を繰り返す。
先頭から最後まで順に処理していくのは1回だけである
ため、ステップ3104で移行済みフラグ91を必ずし
もオンにする必要はないが、図11の処理中に何らかの
障害が発生して処理が中断した場合には有効である。例
えば障害が発生した場合には、移行処理ではこのログデ
ータ90の反映処理を、ログ領域の434の先頭からロ
グデータ90をチェックし直して、反映処理を再実行す
るが、移行済みフラグ91をオンにしていないと、再実
行前にすでに反映済みのログデータ90についてもまた
処理を行うことになってしまう。移行済みフラグ91を
オンにすることでこれを避けることが出来る。
のアクセスを受け付けながら、旧ファイルサーバ装置か
ら新ファイルサーバ装置へファイルシステムの移行が実
現できる例を示したが、図4から図11で説明した移行
処理からも分かるように本実施形態ではファイルシステ
ム全体ではなく、特定のディレクトリのデータ移行な
ど、より細かい単位でのデータ移行も可能である。
クのサイズは同一である必要はまったくなく、移行元の
ファイルシステムのディスク使用量よりも移行先のディ
スクが大きければ移行は可能である。さらに、本実施形
態では2つのファイルサーバ装置間でのデータ移行方法
を示したが、同一ファイルサーバ内で、あるファイルシ
ステムのディスク使用量が多くなってきたときに、より
大容量のディスクにファイルシステムを移し変える、あ
るいは特定のディレクトリを別のディスクに移動するな
どの用途にも利用できる。
のファイル移行の際に、ファイル属性情報を変化させる
ことなく、ファイルを移行できる。その結果、ファイルア
クセス時刻などの日付情報が変化しないように新ファイ
ルサーバ装置へデータを格納できる。また、複数のファ
イルアクセスプロトコルをサポートするファイルサーバ
装置のファイル属性も移行できる。
成例を示すブロック図である。
ーバ装置に格納されるファイル・ディレクトリ構造を示
す。
納されるファイルシステムのメタデータ構造を示す。
移行処理を示すフローチャートである。
情報の移行処理を示すフローチャートである。
を示すフローチャートである。
ード要求があったときの、移行手段の処理の流れを示す
フローチャートである。
イト要求があったときの、移行手段の処理の流れを示す
フローチャートである。
グデータのデータ構造を示す図である。
れを示すフローチャートである。
れを示すフローチャートである。
4…新ファイルサーバ装置、5…イーサネットスイッ
チ、11…NFSクライアントプログラム、12…アプ
リケーションプログラム、13…インタフェース、21
…CIFSクライアントプログラム、22…アプリケー
ションプログラム、23…インタフェース、31…イン
タフェース、32…インタフェース、33…ディスク、
34…制御装置、41…インタフェース、42…インタ
フェース、43…ディスク、44…制御装置
Claims (6)
- 【請求項1】複数の計算機と第1のファイルサーバと第
2のファイルサーバとで構成される計算機システムにお
いて、 前記第1のファイルサーバは前記第2のファイルサーバ
の有するファイルのデータと属性情報を読み出す手段
と、 前記読み出されたファイルのデータと属性情報の内容と
を変化させること無く前記第1のファイルサーバに格納
する手段とを有することを特徴とするファイルサーバ。 - 【請求項2】請求項1における計算機システムにおい
て、前記ファイルの属性情報はファイルの作成日付、参
照日付、及び更新日付を含むことを特徴とするファイル
サーバ。 - 【請求項3】少なくとも1つの計算機と、それぞれが記
憶装置を有する複数のファイルサーバとでなる計算機シ
ステムにおける記憶装置間のファイル移行方法は、第1
のファイルサーバの記憶装置に、第2のファイルサーバ
の記憶装置から読み出したファイルの属性情報を格納
し、前記ファイルの属性情報に基づいて、前記第1のファ
イルサーバの記憶装置に、前記第2のファイルサーバの
記憶装置から読み出したファイルの実データを格納する
ことを特徴とする記憶装置間のファイル移行方法。 - 【請求項4】前記ファイルの属性情報は、前記第2のフ
ァイルサーバの記憶装置に保持されていたファイルの作
成日付、参照日付、及び更新日付の少なくとも1つを含
むことを特徴とする請求項3記載の記憶装置間のファイ
ル移行方法。 - 【請求項5】前記ファイルの属性情報、及び前記ファイ
ルの実データの少なくとも一方の移行中に前記計算機か
ら移行中のファイルに対するアクセス要求があった場
合、前記第1のファイルサーバのログ領域に前記アクセ
ス要求の内容を記憶し、前記ファイルの移行が終了した
後に、前記ログ領域の内容に基づいた処理を行なうこと
を特徴とする請求項3記載の記憶装置間のファイル移行
方法。 - 【請求項6】前記第1のファイルサーバが少なくとも1
つのファイルアクセスプロトコルに対応可能な場合、そ
れぞれのファイルアクセスプロトコルに応じた、ファイ
ルの属性情報を格納することを特徴とする請求項3記載
の記憶装置間のファイル移行方法。
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