JP2010262488A - 中継プログラム、中継装置、中継方法 - Google Patents

中継プログラム、中継装置、中継方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 複数のストレージが仮想統合されたシステムの透過性を向上させることができる中継プログラム、中継装置、中継方法を提供する。
【解決手段】 単一のリソースとしての位置を示す統合アドレスと、複数のストレージのそれぞれの位置を示すアドレスとが対応付けられた情報である位置情報において、アドレスのうち、他のストレージへ移行される移行データを有する移行ストレージの位置を示す第1アドレスを、中継装置の位置を示す第2アドレスに変更する第1変更ステップと、アドレスの変更に基づく端末装置による中継装置へのアクセスに対して、移行ストレージへのアクセスを中継する中継ステップと、アクセスが中継された場合、移行データを他のストレージへ移行する移行ステップとをコンピュータに実行させる。
【選択図】図11

Description

本発明は、複数のストレージを仮想統合するシステムに関する。
従来、離散したNAS(Network Attached Storage)を束ね、クライアントに対して、仮想的な1つのNASとして認識させるNAS仮想化技術が知られている。このような仮想化されたNASによるシステムにおいて、NASの負荷分散や格納されるデータのライフサイクルマネージメントなどを目的として、物理的なNAS間のデータ移行の要件がある。
また、このような要件に対して、NAS間のデータ移行を実現する方法が知られている。このような方法の1つとして、クライアントとNASとの間のネットワーク通信路にデータ移行用の中継サーバを割り込ませ、この中継サーバがクライアントからの要求を断絶せずにNASへ中継しつつNAS間のデータ移行を行う技術が知られている(例えば、非特許文献1参照)。
この技術によれば、ネットワーク通信路上のネットワークスイッチのVLAN設定を変更し、クライアント側とNAS側とに2つのVLANを構築することによって、クライアントとNASとの間に中継サーバを割り込ませる。また、VLANを用いない場合は、クライアントとNASとの間に物理的に中継サーバを割り込ませる。
特開2007−41859
RainStorage,"Rainstorage Architecture − Next Generation NAS Data Migration",Rainstorage Technical White Paper,Rainfinity,2003.
しかしながら、上述した技術によれば、VLANによる中継サーバのネットワーク経路上への割り込み、またはネットワーク経路上への物理的な割り込みによって、クライアントとNASとの間のネットワークが寸断されてしまうという問題がある。また、このネットワークの寸断によって、クライアントに対するシステムの透過性が犠牲になるという問題がある。
本発明は上述した問題点を解決するためになされたものであり、複数のストレージが仮想統合されたシステムの透過性を向上させることができる中継プログラム、中継装置、中継方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するため、中継プログラムは、端末装置と、該端末装置とネットワークを介して接続され、統合された単一のリソースとして前記端末装置により認識される複数のストレージとの接続経路を中継することができる中継装置のプログラムであって、前記単一のリソースへのアクセスにおいて前記端末装置により参照される情報であって、前記単一のリソースとしての位置を示す統合アドレスと、前記複数のストレージのそれぞれの位置を示すアドレスとが対応付けられた情報である位置情報に対し、所定の統合アドレスと対応付けられ、前記複数のストレージのうち、他のストレージへ移行される移行データを有する移行ストレージの位置を示す第1アドレスを、前記中継装置の位置を示す第2アドレスに変更する第1変更ステップと、前記第1変更ステップによるアドレスの変更に基づく前記端末装置による前記中継装置へのアクセスに対して、前記移行ストレージへのアクセスを中継する中継ステップと、前記中継ステップによりアクセスが中継された場合、前記移行データを他のストレージへ移行する移行ステップとをコンピュータに実行させる。
また、中継装置は、端末装置と、該端末装置とネットワークを介して接続され、統合された単一のリソースとして前記端末装置により認識される複数のストレージとの接続経路を中継することができる装置であって、前記単一のリソースへのアクセスにおいて前記端末装置により参照される情報であって、前記単一のリソースとしての位置を示す統合アドレスと、前記複数のストレージのそれぞれの位置を示すアドレスとが対応付けられた情報である位置情報に対し、所定の統合アドレスと対応付けられ、前記複数のストレージのうち、他のストレージへ移行される移行データを有する移行ストレージの位置を示す第1アドレスを、前記中継装置の位置を示す第2アドレスに変更する第1変更部と、前記第1変更部によるアドレスの変更に基づく前記端末装置による前記中継装置へのアクセスに対して、前記移行ストレージへのアクセスを中継する中継部と、前記中継部によりアクセスが中継された場合、前記移行データを他のストレージへ移行する移行部とを備える。
また、中継方法は、端末装置と、該端末装置とネットワークを介して接続され、統合された単一のリソースとして前記端末装置により認識される複数のストレージと、該複数のストレージと前記端末装置との接続経路を中継することができる中継装置とを有するシステムにおける方法であって、前記中継装置が、前記単一のリソースとしての位置を示す統合アドレスと、前記複数のストレージのそれぞれの位置を示すアドレスとが対応付けられた情報である位置情報に対し、所定の統合アドレスと対応付けられ、前記複数のストレージのうち、他のストレージへ移行される移行データを有する移行ストレージの位置を示す第1アドレスを、前記中継装置の位置を示す第2アドレスに変更する第1変更ステップと、前記端末装置が、前記第1変更ステップによりアドレスが変更された位置情報を参照する第1位置情報参照ステップと、前記端末装置が、前記第1位置情報参照ステップにより参照された位置情報に基づいて、前記中継装置にアクセスするアクセスステップと、前記中継装置が、前記アクセスステップによるアクセスに対して、前記移行ストレージへのアクセスを中継する中継ステップと、前記中継ステップによりアクセスが中継された場合、前記中継装置が、前記移行データを他のストレージへ移行する移行ステップとを備える。
複数のストレージが仮想統合されたシステムの透過性を向上させることができる。
実施の形態1に係るNASシステムの構成を示す。 実施の形態1に係るNASシステムにおける装置のハードウェア構成を示す。 実施の形態1に係る中継装置の機能構成を示す。 登録リストを示す。 実施の形態1に係るクライアントの機能構成を示す。 仮想統合された名前空間を示す。 マウントマップを示す。 データの移行に係る中継装置の動作を示す。 中継開始処理におけるNASシステムの動作を示す。 中継装置によるアクセスの中継を示す。 中継開始処理における中継装置の動作を示す。 中継開始処理における中継装置の動作を示す。 移行後の移行データを示す。 中継終了処理におけるNASシステムの動作を示す。 実施の形態1に係る中継開始処理におけるNASシステムの動作を示す。 実施の形態1に係る中継開始処理における中継装置の動作を示す。 本発明が適用されるコンピュータシステムの一例を示す
以下、本発明の実施の形態を図を用いて説明する。
<実施の形態1>
まず、本実施の形態に係るNASシステムの構成について説明する。図1は、本実施の形態に係るNASシステムの構成を示す。なお、図1における接続経路は、論理的な接続を示す。
図1に示すように、本実施の形態に係るNASシステムは、NAS1(ストレージ、移行ストレージ)、NAS2(ストレージ)、クライアント3(端末装置)、中継装置4、及び位置管理装置5を有する。NAS1及びNAS2は、ネットワークと接続されたストレージである。また、クライアント3は、NAS1及びNAS2とネットワークにより接続された端末である。なお、本実施の形態において、クライアント3は複数存在するものとし、NAS1及びNAS2を仮想的に統合された1つのNASとして認識する。また、中継装置4は、NAS1及びNAS2とクライアント3とのネットワーク経路を中継する。また、位置管理装置5は、単一のリソースとして統合された名前空間におけるNASのパスと、NAS1及びNAS2のアドレスとを対応付ける。また、本実施の形態において、NAS1からNAS2へデータが移行されるものとする。
次に、本実施の形態に係るNASシステムが有する装置のハードウェア構成について説明する。図2は、本実施の形態に係るNASシステムにおける装置のハードウェア構成を示す。なお、図2における接続経路は、図1と同様に論理的な接続を示す。
図2に示すように、NAS1は、CPU(Central Processing Unit)11、メモリ12、記憶部13を有する。また、NAS2は、CPU21、メモリ22、記憶部23を有する。クライアント3は、CPU31、メモリ32を有する。また、中継装置4は、CPU41、メモリ42、記憶部43を有する。また、及び位置管理装置5は、CPU51、メモリ52、記憶部53を有する。
次に、本実施の形態に係る中継装置の機能構成について説明する。図3は、本実施の形態に係る中継装置の機能構成を示す。また、図4は、登録リストを示す。
図3に示すように、本実施の形態に係る中継装置4は、リスト管理部401(登録部)、要求部402(第1要求部、第2要求部)、判断部403、位置記録部404(第1変更部、第2変更部)、中継部405、データ移行部406(移行部)を機能として有する。リスト管理部401は、図4に示す登録リストを管理し、クライアント3による登録リストへの登録、または登録リストからの削除の要求に応じる。また、要求部402は、クライアント3に対して、後述するマウントマップの参照によるマウントの切替を要求する。また、判断部403は、中継装置4における処理に係る判断を実行する。また、位置記録部404は、マウントマップを変更する。また、中継部405は、クライアント3による移行元データへのアクセスを中継する。また、中継部405は、あるNASから他のNASへのデータの移行を要求として受けた場合、NASシステムにおける移行元のNASのアドレスを中継装置4の記憶部43に記録する。また、データ移行部406は、他のNASへのデータの移動を実行する。なお、これら各部は、中継装置4のCPU91により実行される機能である。
次に、本実施の形態に係るクライアントの機能構成について説明する。図5は、本実施の形態に係るクライアントの機能構成を示す。
図5に示すように、本実施の形態に係るクライアント3は、登録要求部301、切替部302を機能として有する。登録要求部301は、中継装置4に対して、自身の登録を要求する。また、切替部302は、データの移行元であるNAS1の直接のマウントから中継装置4を経由したマウントへの切り替え、中継装置4を経由したマウントから移行したデータのマウントへの切り替えを実行する。なお、これらの各部は、クライアント3のCPU31により実行される機能である。
次に、NASシステムにおける仮想統合について説明する。図6は、仮想統合された名前空間を示す。図7は、マウントマップを示す。
NASシステムにおいて、仮想統合とは、NASシステムにおける複数のリソースを単一のリソースとしてクライアント3に仮想的に認識させることを示す。本実施の形態において、複数のリソースは、NAS1及びNAS2の記憶領域であり、これらの記憶領域の名前空間は、図6に示すように、NASシステムにおいて、単一のリソースとしての仮想的な名前空間として管理される。また、この仮想統合において、位置管理装置5の記憶部53に記憶されているマウントマップ(位置情報)によって、仮想統合された名前空間と、これを構成する複数のリソースの名前空間が対応付けられる。このマウントマップは、図7に示すように、統合名前空間パス(統合アドレス)と、リソース位置とが対応付けられた情報である。統合名前空間パスは、仮想統合された名前空間における各リソースの相対的な位置を示すパス情報である。また、リソース位置は、NASシステム内で一意に割り振られ、NASシステムにおけるリソースの位置を示すアドレスであり、本実施の形態においては、IPアドレスとする。なお、本実施の形態に係るNASシステムにおいて、NAS1の位置はアドレスA(第1アドレス)、NAS2の位置はアドレスB、中継装置4の位置はアドレスC(第2アドレス)として示されるものとする。また、本実施の形態において、仮想統合されたNASの名前空間のルートに対して、NAS1の名前空間の相対パスはパス1と、NAS2の名前空間の相対パスはパス2とそれぞれ対応付けられるものとする。また、マウントマップは、位置管理装置5の記憶部53以外、例えば中継装置4の記憶部43に記憶されていても良い。
次に、他のNASへのデータの移行に対する中継装置の動作について説明する。図8は、データの移行に係る中継装置の動作を示す。
中継装置4が他のNASへのデータの移行を要求として受けると、図8に示すように、まず、中継装置4は、中継開始処理を実行する(S101)。この中継開始処理は、データの移行元であるNAS1のアクセスを中継する処理であり、その詳細については後述する。
中継開始処理により中継が開始されると、中継装置4はメタデータ複製処理を実行する(S102、移行ステップ)。ここで、メタデータ複製処理について説明する。メタデータ複製処理において、まず、データ移行部406は、データの移行元であるNAS1における移行範囲としてディレクトリツリーをスキャンし、そのメタデータをNAS1の記憶部13から中継装置4の記憶部43へ複製する。なお、ここでメタデータは、名前空間情報やファイル属性情報などを示す。また、複製中に移行データにアクセスがある場合、データ移行部406は、中継装置4の記憶部43における移行範囲のメタデータを更新することによって、NAS1と中継装置4の記憶部43とにおけるメタデータを継続的に同期する。
メタデータ複製処理が完了すると、中継装置4は、メタデータ及びデータ移行処理を実行する(S103、移行ステップ)。ここで、メタデータ及びデータ移行処理について説明する。メタデータ及びデータ移行処理において、まず、データ移行部406は、データの移行先であるNAS2の記憶部23に対して、中継装置4の記憶部43に複製したメタデータを複製する。このNAS2に複製したメタデータは、中継装置4の記憶部43におけるメタデータと同様に、移行範囲に対するアクセスがある場合に更新されることにより、NAS1及び中継装置4におけるメタデータと同期される。次に、データ移行部406は、同期されるメタデータによりその名前空間情報やファイル属性情報が示される移行データをNAS1からNAS2へコピーする。また、移行データのコピーにおいて、移行範囲にアクセスが生じた場合、NAS1、NAS2、及び中継装置4の記憶部43へアクセスを反映させることにより、これら三者のデータは継続的に同期される。
メタデータ及びデータの移行処理が完了すると、中継装置4は、中継終了処理を実行する(S104)。この中継処理は、中継開始処理による中継を終了する処理であり、その詳細については後述する。なお、以降の説明において、データの移行に係る処理全体における中継開始処理、メタデータ複製処理、メタデータ及びデータ移行処理、中継終了処理の各段階を“全体フェーズ”とする。また、全体フェーズにおける各処理段階を“処理フェーズ”とする。
次に、中継開始処理におけるNASシステムの動作について説明する。図9は、中継開始処理におけるNASシステムの動作を示す。また、図10は、中継装置によるアクセスの中継を示す。なお、図9において、クライアント3は、すでにNAS1をマウントしているものとする。また、中継装置4は、すでにNAS1及びNAS2をマウントしているものとする。
図9に示すように、まず、クライアント3の登録要求部301は、中継装置4に対して、登録を要求する(S201、登録要求ステップ)。この要求に対して、リスト管理部401は、図4に示した登録リストにクライアント3を登録し、応答を返す(S202、登録ステップ)。
次に、中継装置4の位置記録部404は、仮想統合された名前空間において、NAS1と対応付けられたパス1に対応するリソース位置をアドレスAからアドレスCに修正することを、位置管理装置5に対して要求する(S203、第1変更ステップ)。この要求に対して位置管理装置5は、パス1に対応するリソース位置をアドレスAからアドレスCに変更し、応答を返す(S204、第1変更ステップ)。
次に、中継装置4の要求部402は、登録リストに登録されているクライアント3に対して、マウントの対象を切り替えさせるために、マウントマップの参照を要求する(S205、第1要求ステップ)。この要求に対し、クライアント3の切替部302は、応答を返し(S206)、位置管理装置5に対して、マウントマップの取得を要求する(S207、第1位置情報参照ステップ)。この要求に対し、位置管理装置5は、マウントマップを応答として返す(S208、第1位置情報参照ステップ)。応答として返されたマウントマップは、クライアント3により参照される。
クライアント3により参照されるマウントマップにおいて、パス1は、アドレスCと対応付けられているため、クライアント3の切替部302は、アドレスAにより示されるNAS1に対してアンマウントを要求する(S209)。また、切替部302は、この要求に対する応答を得て、NAS1をアンマウントする(S210)。NAS1のアンマウント後、切替部302は、中継装置4に対してマウントを要求し(S211、アクセスステップ)、この要求に対する応答を得て、中継装置4をマウントする(S212、アクセスステップ)。NAS1のアンマウント、中継装置4のマウントを終えると、切替部302は、中継装置4に対して切替完了を通知し(S213)、この通知に対して要求部402は応答を返す(S214)。
切替部302によるマウントの切替後、クライアント3が、仮想統合された名前空間におけるパス1で示される範囲内のデータへのアクセスを要求すると(S215、中継ステップ)、中継部405は、要求されたアクセスに対して、NAS1へのアクセスを中継する(S216、中継ステップ)。このアクセスの中継は、図10に示すように、中継装置がNASへのマウントを代行することによりなされる。また、マウントが代行されるNASは、中継部405によって記憶部43に記憶されたアドレスにより示されるNASである。
次に、中継開始処理における切替処理について説明する。この切替処理は、アクセスの中継を開始するために、クライアントの移行元のNASへのマウントを、中継装置へのマウントに切り替えさせるための処理であり、図9におけるS201〜S206,S214に対応する。図11及び図12は、中継開始処理における中継装置の動作を示す。また、図13は、移行後の移行データを示す。
図11に示すように、まず、判断部403は、全体フェーズが“中継開始処理”かどうかを判断する(S301)。
全体フェーズが“中継開始処理”ではない場合(S301,NO)、処理は終了する。
一方、全体フェーズが“中継開始処理”である場合(S301,YES)、判断部403は、処理フェーズが“登録”であるかどうかを判断する(S302)。
処理フェーズが“登録”ではない場合(S302,NO)、判断部403は、処理フェーズが“切替指示”であるかどうかを判断する(S303)。
処理フェーズが”切替指示”ではない場合(S303,NO)、判断部403は、クライアント3より切替完了通知を受信したかどうかを判断する(S304)。
クライアント3より切替完了通知を受信しない場合(S304,NO)、判断部403は、登録期間が終了したかどうかを判断する(S305)。この登録期間は、登録リストへのクライアント3の登録要求を受け付ける期間として予め決定されている期間である。
登録期間が終了していない場合(S305,NO)、判断部403は、再度、全体フェーズが“中継開始処理”かどうかを判断する(S301)。
一方、登録期間が終了した場合(S305,YES)、リスト管理部401は、登録リストに登録されているクライアントを全て削除し(S306)、全体フェーズを“メタデータ複製処理”に変更する(S307)。変更後、判断部403は、再度、全体フェーズが“中継開始処理”かどうかを判断する(S301)。
また、ステップS304の判断において、クライアント3より切替完了通知を受信した場合(S304,YES)、リスト管理部401は、登録リストから切替完了通知の通知元のクライアント3を削除する(S308)。次に、リスト管理部401は、登録リストが空であるかどうかをチェックする(S309)。
登録リストが空である場合(S309,YES)、リスト管理部401は、全体フェーズを“メタデータ複製処理”に変更する(S310)。そして、変更後、判断部403は、再度、全体フェーズが“中継開始処理”かどうかを判断する(S301)。
一方、登録リストが空ではない場合(S309,NO)、判断部403は、再度、クライアント3より切替完了通知を受信したかどうかを判断する(S304)。
また、ステップS303の判断において、処理フェーズが“切替指示”である場合(S303,YES)、位置記録部404は、位置管理装置5に対して、マウントマップの修正を要求する(S311、第1変更ステップ)。具体的には、位置記録部404は、マウントマップの修正として、データの移行元のリソース位置と対応付けられた統合名前空間パスと、中継装置4のリソース位置とを対応付けて記録させることを位置管理装置5に対して要求する。つまり、位置記録部404は、データ移行元のリソース位置を、中継装置4のリソース位置に変更する。
次に、要求部402は、登録リストへ登録されているクライアント3に対し、マウントの切替を要求し(S312)、処理フェーズを“切替待機”に変更する(S313)。変更後、判断部403は、再度、全体フェーズが“中継開始処理”かどうかを判断する(S301)。
また、ステップS302の判断において、処理フェーズが“登録”である場合(S302,YES)、判断部403は、クライアント3より、登録リストへの登録要求があるかどうかを判断する(S314)。
登録リストへの登録要求がない場合(S314,NO)、判断部403は、クライアント3より、登録リストからの削除要求があるかどうかを判断する(S315)。
登録リストからの削除要求がない場合(S315,NO)、判断部403は、登録期間が終了したかどうかを判断する(S316)。
登録期間が終了していない場合(S316,NO)、判断部403は、再度、全体フェーズが“中継開始処理”かどうかを判断する(S301)。
一方、登録期間が終了した場合(S316,YES)、リスト管理部401は、処理フェーズを“切替指示”に変更する(S319)。変更後、判断部403は、再度、全体フェーズが“中継開始処理”かどうかを判断する(S301)。
また、ステップS314の判断において、登録リストからの削除要求がある場合(S315,YES)、リスト管理部401は、要求元のクライアント3を登録リストから削除し、要求に対して正常応答を返す(S318)。応答後、判断部403は、再度、全体フェーズが“中継開始処理”かどうかを判断する(S301)。
また、ステップS313の判断において、登録リストへの登録要求がある場合(S314,YES)、リスト管理部401は、要求元のクライアント3を登録リストへ登録し、要求に対する応答として正常応答を返す(S317、登録ステップ)。応答後、判断部403は、再度、全体フェーズが“中継開始処理”かどうかを判断する(S301)。
このように、本実施の形態に係る中継装置4は、NASシステムにおけるクライアント3を登録リストにより管理し、登録リスト上のクライアント3に対してマウント対象をデータの移行元から中継装置4に切り替えさせる。この動作によって、NASシステムにおける全てのクライアント3のユーザに対するNASシステムの透過性を保ちつつ、データの移行元へのアクセスの中継を開始することができる。
また、中継開始後、図13に示すように、仮想統合された名前空間における位置を変えることなく、データが移行される。また、クライアント3により移行データがアクセスされる場合、その統合名前空間パスは移行前と同様であるが、アクセスの際、移行データを有するNAS2がマウントされる。
また、登録リストによるクライアント3の管理は、中継の開始だけでなく、中継の終了に対しても適用可能である。具体的には、中継装置4をマウントしているクライアント3をリストに加え、登録リスト上のクライアント3に対してマウント対象を中継装置4からデータの移行元に切り替えさせる。以下、中継終了処理におけるNASシステムの動作について説明する。図14は、中継終了処理におけるNASシステムの動作を示す。
図14に示すように、まず、クライアント3の登録要求部301は、中継装置4に対して、登録を要求する(S401、登録要求ステップ)。この要求に対して、リスト管理部401は、図4に示した登録リストにクライアント3を登録し、応答を返す(S402、登録ステップ)。
次に、中継装置4の位置記録部404は、仮想統合された名前空間において、中継装置4と対応付けられたパス1に対応するリソース位置をアドレスCからアドレスAに修正することを、位置管理装置5に対して要求する(S403、第2変更ステップ)。この要求に対して位置管理装置5は、パス1に対応するリソース位置をアドレスCからアドレスAに変更し、応答を返す(S404、第2変更ステップ)。つまり、位置記録部404は、中継装置4のリソース位置を、データ移行元のリソース位置に変更する。
次に、中継装置4の要求部402は、登録リストに登録されているクライアント3に対して、マウントマップの参照を要求する(S405、第2要求ステップ)。この要求に対し、クライアント3の切替部302は、応答を返し(S406)、位置管理装置5に対して、マウントマップの取得を要求する(S407、第2位置情報参照ステップ)。この要求に対し、位置管理装置5は、マウントマップを応答として返す(S408、第2位置情報参照ステップ)。応答として返されたマウントマップは、クライアント3により参照される。
クライアント3により参照されるマウントマップにおいて、パス1は、アドレスAと対応付けられているため、クライアント3の切替部302は、中継装置4に対してアンマウントを要求する(S409)。また、切替部302は、この要求に対する応答を得て、中継装置4をアンマウントする(S410)。中継装置4のアンマウント後、切替部302は、NAS1に対してマウントを要求し(S411)、この要求に対する応答を得て、NAS1をマウントする(S412)。中継装置4のアンマウント、NAS1のマウントを終えると、切替部302は、中継装置4に対して切替完了を通知し(S413)、この通知に対して要求部402は応答を返す(S414)。
切替部302によるマウントの切替後、クライアント3が、仮想統合された名前空間におけるデータへのアクセスを要求すると(S415,S416)、中継部405は、NAS1へのアクセスをバイパスする。つまり、中継部405は、アクセスの中継を停止する。
このように、本実施の形態に係る中継装置4は、NASシステムにおけるクライアント3を登録リストにより管理し、登録リスト上のクライアント3に対してマウント対象を中継装置4からデータの移行元に切り替えさせる。この動作によって、NASシステムにおける全てのクライアント3のユーザに対するNASシステムの透過性を保ちつつ、移行データへのアクセスの中継を終了することができる。
なお、中継終了処理における中継装置4の動作は、中継開始処理における動作と略同様である。具体的には、ステップS301に相当する動作として、全体フェーズが中継開始処理ではなく、中継終了処理かどうかを判断する点が中継開始処理とは異なる。また、ステップS307に相当する動作として、中継部405は、中継を停止する。また、ステップS309に相当するマウントマップの修正の動作が中継開始処理とは異なる。マウントマップの修正として、位置記録部404は、中継装置4のリソース位置と対応付けられた統合名前空間パスと、データの移行元のリソース位置とを対応付けて記録させることを位置管理装置5に対して要求する。
<実施の形態2>
本実施の形態は、クライアント3を登録リストへ登録する代わりに、データの移行元へマウント状況を問い合わせる点が実施の形態1とは異なる。また、この違いにより、本実施の形態に係る中継装置4は、リスト管理部401を機能として備えない点が実施の形態1とは異なる。まず、本実施の形態に係る中継開始処理におけるNASシステムの動作について説明する。図15は、実施の形態2に係る中継開始処理におけるNASシステムの動作を示す。
図15に示すように、中継装置4の位置記録部404は、仮想統合された名前空間において、NAS1と対応付けられたパス1に対応するリソース位置をアドレスAからアドレスCに修正することを、位置管理装置5に対して要求する(S501)。この要求に対して位置管理装置5は、パス1に対応するリソース位置をアドレスAからアドレスCに変更し、応答を返す(S502)。
次に、中継装置4の要求部402は、NAS1に対してマウント状況を要求する(S503、取得ステップ)。具体的には、NAS1にマウント中であるクライアントのリスト(マウントリスト)をNAS1に要求する。この要求に対する応答として、NAS1は、マウントリストを中継装置4へ返す(S504)。つまり、要求部402は、マウントリストをNAS1より取得する。
次に、クライアント3の切替部302は、位置管理装置5に対して、マウントマップの取得を要求する(S505)。この要求に対し、位置管理装置5は、マウントマップを応答として返す(S506)。
応答として返されたマウントマップにおいて、パス1は、アドレスCと対応付けられているため、クライアント3の切替部302は、NAS1に対してアンマウントを要求する(S507)。また、切替部302は、この要求に対する応答を得て、NAS1をアンマウントする(S508)。NAS1のアンマウント後、切替部302は、中継装置4に対してマウントを要求し(S509)、この要求に対する応答を得て、中継装置4をマウントする(S510)。
次に、中継装置4の要求部402は、再度、NAS1に対してマウント状況を要求する(S511)。この要求に対する応答として、NAS1は、マウントリストを中継装置4へ返す(S512)。
このように、マウント状況をデータ移行元であるNAS1に問い合わせることによって、本実施の形態に係る中継装置4は、クライアント3のマウント状況を確認する。そのため、本実施の形態によれば、クライアント3に中継装置4へ登録を要求させる必要がない。
次に、本実施の形態に係る中継装置の動作について説明する。図16は、本実施の形態に係る中継開始処理における中継装置の動作を示す図である。
図16に示すように、まず、判断部403は、全体フェーズが“中継開始処理”かどうかを判断する(S601)
全体フェーズが“中継開始処理”ではない場合(S601,NO)、処理は終了される。
一方、全体フェーズが“中継開始処理”である場合(S601,YES)、判断部403は、処理フェーズが“切替指示”であるかどうかを判断する(S602)。
処理フェーズが“登録”ではない場合(S602,NO)、要求部402は、データの移行元であるNASに対し、マウントリストを要求し、取得する(S603、取得ステップ)。次に、判断部403は、マウントリストが空であるかどうかを判断する(S604)。
マウントリストが空ではない場合(S604,NO)、判断部403は、
切替期間が終了したかどうかを判断する(S605)。この切替期間は、クライアント3のマウントの切り替えを待機する期間として予め決定されている期間である。
切替期間が終了していない場合(S605,NO)、判断部403は、再度、全体フェーズが“中継開始処理”かどうかを判断する(S601)。
一方、切替期間が終了している場合(S605,YES)、判断部403は、全体フェーズを“メタデータ複製処理”に変更し(S606)、再度、全体フェーズが“中継開始処理”かどうかを判断する(S601)。
また、ステップS604の判断において、マウントリストが空である場合(S604,YES)、判断部403は、全体フェーズを“メタデータ複製処理”に変更し(S606)、再度、全体フェーズが“中継開始処理”かどうかを判断する(S601)。
また、ステップS602の判断において、処理フェーズが“切替指示”である場合(S602,YES)、位置記録部404は、位置管理装置5に対して、マウントマップの修正を要求する(S607)。具体的には、位置記録部404は、マウントマップの修正として、データの移行元のリソース位置と対応付けられた統合名前空間パスと、中継装置4のリソース位置とを対応付けて記録させることを位置管理装置5に対して要求する。
次に、位置記録部404は、処理フェーズを“切替待機”に変更し(S608)、判断部403は、再度、全体フェーズが“中継開始処理”かどうかを判断する(S601)。
このように、本実施の形態に係る中継装置4は、データの移行元であるNASに対して、NASへのマウント状況を問い合わせ、NASへマウントしているクライアント3が存在しなくなるまで、マウントの切替を待機し続ける。これによれば、クライアント3を登録リストに登録することなく、全てのクライアント3のマウントの切替を待機することができる。
なお、中継終了処理における中継装置4の動作は、中継開始処理における動作と略同様である。具体的には、ステップS601に相当する動作として、全体フェーズが中継終了処理かどうかを判断する点が中継開始処理とは異なる。また、ステップS603に相当する動作として、要求部402が、マウント中のクライアント3を自身で確認する点が異なる。ここで、要求部402は、中継装置4におけるマウントリストを参照する。また、ステップS606に相当する動作として、中継部405が中継を停止する(停止ステップ)点が中継開始処理とは異なる。また、ステップS607に相当するマウントマップの修正の動作が中継開始処理とは異なる。中継終了処理において、位置記録部404は、マウントマップの修正として、中継装置4のリソース位置と対応付けられた統合名前空間パスと、データの移行元のリソース位置とを対応付けて記録させることを位置管理装置5に対して要求する。
これによれば、クライアント3を登録リストに登録することなく、中継の停止を待機することができる。
本発明は以下に示すようなコンピュータシステムにおいて適用可能である。図17は、本発明が適用されるコンピュータシステムの一例を示す。図17に示すコンピュータシステム900は、CPUやディスクドライブ等を内蔵した本体部901、本体部901からの指示により画像を表示するディスプレイ902、コンピュータシステム900に種々の情報を入力するためのキーボード903、ディスプレイ902の表示画面902a上の任意の位置を指定するマウス904及び外部のデータベース等にアクセスして他のコンピュータシステムに記憶されているプログラム等をダウンロードする通信装置905を有する。通信装置905は、ネットワーク通信カード、モデムなどが考えられる。
上述したような、中継装置4を構成するコンピュータシステムにおいて上述した各ステップを実行させるプログラムを、中継プログラムとして提供することができる。このプログラムは、コンピュータシステムにより読取り可能な記録媒体に記憶させることによって、中継装置4を構成するコンピュータシステムに実行させることが可能となる。上述した各ステップを実行するプログラムは、ディスク910等の可搬型記録媒体に格納されるか、通信装置905により他のコンピュータシステムの記録媒体906からダウンロードされる。また、コンピュータシステム900に少なくとも中継機能を持たせる中継プログラム(中継ソフトウェア)は、コンピュータシステム900に入力されてコンパイルされる。このプログラムは、コンピュータシステム900を中継機能を有する中継装置4として動作させる。また、このプログラムは、例えばディスク910等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納されていても良い。ここで、コンピュータシステム900により読取り可能な記録媒体としては、ROMやRAM等のコンピュータに内部実装される内部記憶装置、ディスク910やフレキシブルディスク、DVDディスク、光磁気ディスク、ICカード等の可搬型記憶媒体や、コンピュータプログラムを保持するデータベース、或いは、他のコンピュータシステム並びにそのデータベースや、通信装置905のような通信手段を介して接続されるコンピュータシステムでアクセス可能な各種記録媒体を含む。
以上、本実施の形態によれば、以下の付記で示す技術的思想が開示されている。
(付記1) 端末装置と、該端末装置とネットワークを介して接続され、統合された単一のリソースとして前記端末装置により認識される複数のストレージとの接続経路を中継することができる中継装置の中継プログラムであって、
前記単一のリソースへのアクセスにおいて前記端末装置により参照され、前記単一のリソースとしての位置を示す統合アドレスと前記複数のストレージのそれぞれの位置を示すアドレスとが対応付けられた位置情報において、前記アドレスのうち、他のストレージに移行される移行データを有する移行ストレージの位置を示す第1アドレスを、前記中継装置の位置を示す第2アドレスに変更する第1変更ステップと、
前記第1変更ステップによるアドレスの変更に基づく前記端末装置による前記中継装置へのアクセスに対して、前記移行ストレージへのアクセスを中継する中継ステップと、
前記中継ステップによりアクセスが中継された場合、前記移行データを他のストレージへ移行する移行ステップと
をコンピュータに実行させる中継プログラム。
(付記2) 付記1に記載の中継プログラムにおいて、
前記移行ステップにより前記移行データが前記他のストレージへ移行された場合、前記位置情報における前記第2アドレスを前記第1アドレスに変更する第2変更ステップを更にコンピュータに実行させる中継プログラム。
(付記3) 付記1または付記2に記載の中継プログラムにおいて、
前記端末装置による前記中継装置に対する登録の要求に対して、前記端末装置を登録する登録ステップと、
前記登録ステップにより登録された端末装置に対して、前記第1変更ステップによりアドレスが変更された位置情報を参照することを要求する第1要求ステップとを更にコンピュータに実行させる中継プログラム。
(付記4) 付記3に記載の中継プログラムにおいて、
前記移行ステップにより前記移行データが前記他のストレージへ移行された場合、前記登録ステップにより登録された端末装置に対して、前記第2変更ステップによりアドレスが変更された位置情報を参照することを要求する第2要求ステップを更にコンピュータに実行させる中継プログラム。
(付記5) 付記1または付記2に記載の中継プログラムにおいて、
前記端末装置が前記移行ストレージをマウントしているか否かを示す第1マウント情報を、前記移行ストレージより取得する取得ステップを更にコンピュータに実行させ、
前記移行ステップは、前記取得ステップにより取得された第1マウント情報が、前記端末装置が前記移行ストレージをマウントしていないことを示す場合、前記移行データを他のストレージへ移行することを特徴とする中継プログラム。
(付記6) 付記2または付記5に記載の中継プログラムにおいて、
前記第2変更ステップにより前記位置情報においてアドレスが変更された場合、前記中継装置における情報であって、前記端末装置が前記中継装置をマウントしているか否かを示す第2マウント情報を参照する参照ステップと、
前記参照ステップにより参照された第2マウント情報が、前記端末装置が前記中継装置をマウントしていないことを示す場合、前記中継ステップによるアクセスの中継を停止する停止ステップとを更にコンピュータに実行させる中継プログラム。
(付記7) 端末装置と、該端末装置とネットワークを介して接続され、統合された単一のリソースとして前記端末装置により認識される複数のストレージとの接続経路を中継することができる中継装置であって、
前記単一のリソースへのアクセスにおいて前記端末装置により参照され、前記単一のリソースとしての位置を示す統合アドレスと前記複数のストレージのそれぞれの位置を示すアドレスとが対応付けられた位置情報において、前記アドレスのうち、他のストレージに移行される移行データを有する移行ストレージの位置を示す第1アドレスを、前記中継装置の位置を示す第2アドレスに変更する第1変更部と、
前記第1変更部によるアドレスの変更に基づく前記端末装置による前記中継装置へのアクセスに対して、前記移行ストレージへのアクセスを中継する中継部と、
前記中継部によりアクセスが中継された場合、前記移行データを他のストレージへ移行する移行部と
を備える中継装置。
(付記8) 付記7に記載の中継装置において、
前記移行部により前記移行データが前記他のストレージへ移行された場合、前記第2アドレスを前記第1アドレスに変更する第2変更部を更に備える中継装置。
(付記9) 付記7または付記8に記載の中継装置において、
前記端末装置による前記中継装置に対する登録の要求に対して、前記端末装置を登録する登録部と、
前記登録部により登録された端末装置に対して、前記第1変更部によりアドレスが変更された位置情報を参照することを要求する第1要求部とを更に備える中継装置。
(付記10) 付記9に記載の中継装置において、
前記移行部により前記移行データが前記他のストレージへ移行された場合、前記登録部により登録された端末装置に対して、前記第2変更部によりアドレスが変更された位置情報を参照することを要求する第2要求部を更に備える中継装置。
(付記11) 付記7または付記8に記載の中継装置において、
前記端末装置が前記移行ストレージをマウントしているか否かを示す第1マウント情報を、前記移行ストレージより取得する取得部を更に備え、
前記移行部は、前記取得部により取得された第1マウント情報が、前記端末装置が前記移行ストレージをマウントしていないことを示す場合、前記移行データを他のストレージへ移行することを特徴とする中継装置。
(付記12) 付記8または付記11に記載の中継装置において、
前記第2変更部により前記位置情報においてアドレスが変更された場合、前記中継装置における情報であって、前記端末装置が前記中継装置をマウントしているか否かを示す第2マウント情報を参照する参照部と、
前記参照部により参照された第2マウント情報が、前記端末装置が前記中継装置をマウントしていないことを示す場合、前記中継部によるアクセスの中継を停止する停止部とを更に備える中継装置。
(付記13) 端末装置と、該端末装置とネットワークを介して接続され、統合された単一のリソースとして前記端末装置により認識される複数のストレージと、該複数のストレージと前記端末装置との接続経路を中継することができる中継装置とを有するシステムにおける中継方法であって、
前記中継装置が、前記単一のリソースとしての位置を示す統合アドレスと前記複数のストレージのそれぞれの位置を示すアドレスとが対応付けられた位置情報において、前記アドレスのうち、他のストレージに移行される移行データを有する移行ストレージの位置を示す第1アドレスを、前記中継装置の位置を示す第2アドレスに変更する第1変更ステップと、
前記端末装置が、前記第1変更ステップによりアドレスが変更された位置情報を参照する第1位置情報参照ステップと、
前記端末装置が、前記第1位置情報参照ステップにより参照された位置情報に基づいて、前記中継装置にアクセスするアクセスステップと、
前記中継装置が、前記アクセスステップによるアクセスに対して、前記移行ストレージへのアクセスを中継する中継ステップと、
前記中継ステップによりアクセスが中継された場合、前記中継装置が、前記移行データを他のストレージへ移行する移行ステップと
を備える中継方法。
(付記14) 付記13に記載の中継方法において、
前記移行ステップにより前記移行データが前記他のストレージへ移行された場合、前記中継装置が、前記第2アドレスを前記第1アドレスに変更する第2変更ステップを更に備える中継方法。
(付記15) 付記13または付記14に記載の中継方法において、
前記端末装置が、前記中継装置に対して登録を要求する登録要求ステップと、
前記中継装置が、前記登録要求ステップによる登録の要求に対して、前記端末装置を登録する登録ステップと、
前記中継装置が、前記登録ステップにより登録された端末装置に対して、前記第1変更ステップによりアドレスが変更された位置情報を参照することを要求する第1要求ステップとを更に備え、
前記第1位置情報参照ステップは、前記第1要求ステップによる要求に応じて、前記第1変更ステップによりアドレスが変更された位置情報を参照することを特徴とする中継方法。
(付記16) 付記15に記載の中継方法において、
前記移行ステップにより前記移行データが前記他のストレージへ移行された場合、前記中継装置が、前記登録ステップにより登録された端末装置に対して、前記第2変更ステップによりアドレスが変更された位置情報を参照することを要求する第2要求ステップと、
前記端末装置が、前記第2要求ステップによる要求に応じて、前記第2変更ステップによりアドレスが変更された位置情報を参照する第2位置情報参照ステップとを更に備える中継方法。
(付記17) 付記13または付記14に記載の中継方法において、
前記中継装置が、前記端末装置が前記移行ストレージをマウントしているか否かを示す第1マウント情報を、前記移行ストレージより取得する取得ステップを更に備え、
前記移行ステップは、前記取得ステップにより取得された第1マウント情報が、前記端末装置が前記移行ストレージをマウントしていないことを示す場合、前記移行データを他のストレージへ移行することを特徴とする中継方法。
(付記18) 付記14または付記17に記載の中継方法において、
前記第2変更ステップにより前記位置情報においてアドレスが変更された場合、前記中継装置が、該中継装置における情報であって、前記端末装置が前記中継装置をマウントしているか否かを示す第2マウント情報を参照する参照ステップと、
前記参照ステップにより参照された第2マウント情報が、前記端末装置が前記中継装置をマウントしていないことを示す場合、前記中継装置が、前記中継ステップによるアクセスの中継を停止する停止ステップとを更に備える中継方法。
1 NAS、2 NAS、3 クライアント、4 中継装置、5 位置管理装置、11,21,31,41,51 CPU、12,22,32,42,52 メモリ、13,23,43,53 記憶部、301 登録要求部、302 切替部、401 リスト管理部、402 要求部、403 判断部、404 位置記録部、405 中継部、406 データ移行部。

Claims (7)

  1. 端末装置と、該端末装置とネットワークを介して接続され、統合された単一のリソースとして前記端末装置により認識される複数のストレージとの接続経路を中継することができる中継装置の中継プログラムであって、
    前記単一のリソースへのアクセスにおいて前記端末装置により参照され、前記単一のリソースとしての位置を示す統合アドレスと前記複数のストレージのそれぞれの位置を示すアドレスとが対応付けられた位置情報において、前記アドレスのうち、他のストレージに移行される移行データを有する移行ストレージの位置を示す第1アドレスを、前記中継装置の位置を示す第2アドレスに変更する第1変更ステップと、
    前記第1変更ステップによるアドレスの変更に基づく前記端末装置による前記中継装置へのアクセスに対して、前記移行ストレージへのアクセスを中継する中継ステップと、
    前記中継ステップによりアクセスが中継された場合、前記移行データを他のストレージへ移行する移行ステップと
    をコンピュータに実行させる中継プログラム。
  2. 請求項1に記載の中継プログラムにおいて、
    前記移行ステップにより前記移行データが前記他のストレージへ移行された場合、前記第2アドレスを前記第1アドレスに変更する第2変更ステップを更にコンピュータに実行させる中継プログラム。
  3. 請求項1または請求項2に記載の中継プログラムにおいて、
    前記端末装置による前記中継装置に対する登録の要求に対して、前記端末装置を登録する登録ステップと、
    前記登録ステップにより登録された端末装置に対して、前記第1変更ステップによりアドレスが変更された位置情報を参照することを要求する第1要求ステップとを更にコンピュータに実行させる中継プログラム。
  4. 請求項1または請求項2に記載の中継プログラムにおいて、
    前記端末装置が前記移行ストレージをマウントしているか否かを示す第1マウント情報を、前記移行ストレージより取得する取得ステップを更にコンピュータに実行させ、
    前記移行ステップは、前記取得ステップにより取得された第1マウント情報が、前記端末装置が前記移行ストレージをマウントしていないことを示す場合、前記移行データを他のストレージへ移行することを特徴とする中継プログラム。
  5. 端末装置と、該端末装置とネットワークを介して接続され、統合された単一のリソースとして前記端末装置により認識される複数のストレージとの接続経路を中継することができる中継装置であって、
    前記単一のリソースへのアクセスにおいて前記端末装置により参照され、前記単一のリソースとしての位置を示す統合アドレスと前記複数のストレージのそれぞれの位置を示すアドレスとが対応付けられた位置情報において、前記アドレスのうち、他のストレージに移行される移行データを有する移行ストレージの位置を示す第1アドレスを、前記中継装置の位置を示す第2アドレスに変更する第1変更部と、
    前記第1変更部によるアドレスの変更に基づく前記端末装置による前記中継装置へのアクセスに対して、前記移行ストレージへのアクセスを中継する中継部と、
    前記中継部によりアクセスが中継された場合、前記移行データを他のストレージへ移行する移行部と
    を備える中継装置。
  6. 請求項5に記載の中継装置において、
    前記移行部により前記移行データが前記他のストレージへ移行された場合、前記第2アドレスを前記第1アドレスに変更する第2変更部を更に備える中継装置。
  7. 端末装置と、該端末装置とネットワークを介して接続され、統合された単一のリソースとして前記端末装置により認識される複数のストレージと、該複数のストレージと前記端末装置との接続経路を中継することができる中継装置とを有するシステムにおける中継方法であって、
    前記中継装置が、前記単一のリソースへのアクセスにおいて前記端末装置により参照され、前記単一のリソースとしての位置を示す統合アドレスと前記複数のストレージのそれぞれの位置を示すアドレスとが対応付けられた位置情報において、前記アドレスのうち、他のストレージに移行される移行データを有する移行ストレージの位置を示す第1アドレスを、前記中継装置の位置を示す第2アドレスに変更する第1変更ステップと、
    前記端末装置が、前記第1変更ステップによりアドレスが変更された位置情報を参照する第1位置情報参照ステップと、
    前記端末装置が、前記第1位置情報参照ステップにより参照された位置情報に基づいて、前記中継装置にアクセスするアクセスステップと、
    前記中継装置が、前記アクセスステップによるアクセスに対して、前記移行ストレージへのアクセスを中継する中継ステップと、
    前記中継ステップによりアクセスが中継された場合、前記中継装置が、前記移行データを他のストレージへ移行する移行ステップと
    を備える中継方法。
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