JP2007115140A - ストレージシステム、及びストレージスシステムの制御方法 - Google Patents

ストレージシステム、及びストレージスシステムの制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】複数のファイルサーバ間でファイルシステムを移動しても、クライアントからファイルシステムへのアクセス性能を低下させることがないようにできるストレージシステムを提供すること。
【解決手段】ファイルシステムに対してアクセスする、クライアントに対し、同じ名前空間を持つ共有ファイルシステムを提供するストレージシステムである。メモリ14に、ファイルシステムと、このファイルシステムがマウントされているファイルサーバとの対応関係が格納された第1の情報テーブルと、ファイルシステムと、このファイルシステムにクライアントがアクセスした頻度と、の対応関係が格納された第2の情報テーブルと、を備えている。
【選択図】図2

Description

本発明はストレージシステムに係り、特に、複数のファイルサーバが、クライアントに対して、同一の名前空間をもつ共有ファイルシステムを提供してなる、ストレージシステムに関するものである。
近年、サーバ毎に分散配置されていたストレージを一箇所のストレージシステムに集約するストレージコンソリデーションが普及している。さらに、ストレージシステムにファイルサーバを搭載して、NFS(Network File System)やCIFS(Common Interface File System)等のファイル共有プロトコルを利用して、ネットワーク上のコンピュータ間でファイルを共有するサービスが普及している。
企業内においてストレージに関する構築、運用、保守等のサービスを提供するシステム管理部門は、ストレージコンソリデーションの運用形態として、例えば、1台のストレージシステムを論理的に分割してなる論理ボリュームを、ファイルサーバを介して各部門に提供している。このようなストレージ・サービスを提供しているシステム管理部門は、ストレージコンソリデーションによって、ストレージ管理の集約化と管理コストの低減を図らんとしている。
さらに、ストレージシステムに、ファイルサーバを複数搭載して、クライアント装置からのファイルアクセスに伴う負荷をファイルサーバ間で分散することにより、ファイルアクセスサービスの性能を向上する負荷分散技術がある。このストレージシステムでは、複数のファイルサーバが提供する共有ファイルシステムの名前空間を統一することにより、ファイルサービスを享受するクライアントに対して、複数のファイルサーバがあたかも1つの共有したファイルシステムを提供しているように振舞うことができる。
これを達成する従来技術として、US 6,671,773(特許文献1)に記載されたものがある。特許文献1には、ファイルサービスを享受するクライアントと複数のファイルサーバの間に、クライアントがアクセスする共有ファイルシステムの名前空間と、ファイルサーバがクライアントに提供する共有ファイルシステムの名前空間とを変換する機能を有するスイッチに関する技術が開示されている。
また、RFC3010, http://www.ietf.org/rfc/rfc3010.txt(非特許文献1)には、複数のファイルサーバが、同じ名前空間を持つ共有ファイルシステムを提供しているストレージシステムにおいて、クライアントが、目的とするファイルシステムを有していないファイルサーバにアクセスした場合、このファイルサーバが目的とするファイルシステムを備えている他のファイルサーバの名前あるいはIP(Internet Protocol)アドレスを、クライアント装置に通知する技術が開示されている。この技術によれば、ファイルサーバの特定情報を受信したクライアントは、このファイルサーバにアクセスすることにり、目的とするファイルシステムにアクセスすることができる。
US 6,671,773 RFC3010,第6章第4頁, http://www.ietf.org/rfc/rfc3010.txt
複数のファイルサーバが、あたかも1つの共有ファイルシステムをクライアントに提供しているように振舞うと、クライアントはファイルサーバの構成に依存することなくファイルサービスを享受することができる。したがって、新規のファイルサーバをストレージシステムに増設する場合や、ファイルサーバの負荷分散のためのファイルサーバの構成を変更することが、クライアントに影響を与えることなく実現可能である。例えば、ある1つのファイルサーバに対する、クライアントからのアクセス頻度が高い場合、このファイルサーバにマウントされた、アクセス頻度の高いファイルシステムを他のファイルサーバに移動する。これにより、特定のファイルサーバに対してクライアントからのアクセスが集中することを避け、複数のサーバ間でアクセス負荷を均一化できる。クライアントは、目的としたファイルシステムが他のファイルサーバにマイグレーションされたとしても、目的とするファイルシステムに引き続きアクセスすることができる。
クライアントが最初にアクセスするファイルサーバとは異なるファイルサーバへファイルシステムが移動すると、クライアントがファイルサーバへアクセスする毎に、ファイルサーバはクライアントへファイルシステムの移動先のファイルサーバの情報を通知しなければならない。通知を受信したクライアントはファイルシステムが移動した先であるファイルサーバへ再度アクセスする処理を行わなければならない。その結果、特定のファイルサーバへアクセス負荷が集中することを緩和できたにも拘わらず、クライアントが目的のファイルシステムへアクセスできるまでの試行回数が増加して、クライアントからファイルシステムへのアクセス性能が低下する可能性がある。
そこで、本発明の一態様は、複数のファイルサーバ間でファイルシステムを移動しても、クライアントからファイルシステムへのアクセス性能を低下させることがないようにできるストレージシステムを提供する。
本発明の他の態様は、複数のファイルサーバ間でファイルシステムを移動しても、あるファイルサーバが、クライアントから、他のファイルサーバにマウントされたファイルシステムへのリクエストを受け付けた場合、そのリクエストを他のファイルサーバへ転送する回数を、システム全体として少なくできる、ストレージシステムを提供する。本発明のさらに他の態様は、このストレージシステムの制御方法を提供する。
上記課題の少なくとも一つを解決、或いは、上記態様の少なくとも一つを実現するために、本発明は、ノードのリソースにクライアントがアクセスしている状況を管理するテーブルを設け、このテーブルを参照して、リソースがマイグレーションされるべきノードを決定するようにして、クライアントが目的のリソースにアクセスできるまでの試行回数を少なくなるようにしたものである。
すなわち、本発明の第1は、複数のファイルサーバと、このファイルサーバにマウントされる複数のファイルシステムと、前記ファイルサーバに対して記憶資源を提供するストレージと、前記クライアントの前記ファイルシステムへのアクセスを管理する管理モジュールと、を備え、前記ファイルシステムに対してアクセスするクライアントに対して、同じ名前空間を持つ共有ファイルシステムを提供するストレージシステムであって、前記管理モジュールは、前記ファイルシステムと、このファイルシステムがマウントされているファイルサーバとの対応関係が格納された第1の情報テーブルと、前記ファイルシステムと、このファイルシステムに前記クライアントがアクセスした頻度と、の対応関係が格納された第2の情報テーブルと、を備える、ことを特徴とするものである。
さらに、本発明の第2は、複数のノードと、このノードにマウントされる複数のリソースと、前記リソースに対して記憶領域を提供するストレージと、前記ノードに対するクライアントの前記ファイルシステムへのアクセスを管理する管理モジュールと、前記リソースに前記クライアントがアクセスしている状況を管理するテーブルと、このテーブルを参照して、前記リソースがマイグレーションされるべきノードを決定し、前記クライアントが目的のリソースにアクセスできるまでの試行回数を少なくする、管理モジュールと、を備える、ことを特徴とするものである。
さらに、本発明の第3は、複数のファイルサーバと、このファイルサーバにマウントされる複数のファイルシステムと、前記ファイルサーバに対して記憶領域を提供するストレージと、前記ファイルサーバに対するクライアントの前記ファイルシステムへのアクセスを管理する管理モジュールと、を備え、前記ファイルシステムに対してアクセスする、前記クライアントに対し、同じ名前空間を持つ共有ファイルシステムを提供するストレージシステムの制御方法であって、前記管理モジュールは、前記ファイルシステムに前記クライアントがアクセスしている状況を管理するテーブルを参照して、前記ファイルシステムがマイグレーションされるべき前記ファイルサーバを決定して、前記クライアントが目的のファイルシステムにアクセスできるまでの試行回数を少なくする、ことを特徴とするものである。
なお、本発明第4は、このファイルサーバにマウントされる複数のファイルシステムと、前記ファイルサーバに対して記憶領域を提供するストレージと、前記ファイルサーバに対するクライアントの前記ファイルシステムへのアクセスを管理する管理モジュールと、を備え、前記ファイルシステムに対してアクセスする、前記クライアントに対し、同じ名前空間を持つ共有ファイルシステムを提供するストレージシステムに適用されるコンピュータプログラムであって、前記ファイルシステムに前記クライアントがアクセスしている状況を管理するテーブルを生成し、そして、この管理テーブルを参照して、前記ファイルシステムがマイグレーションされるべき前記ファイルサーバを決定して、前記クライアントが目的のファイルシステムにアクセスできるまでの試行回数を少なくする、処理を前記管理モジュールに実行させることを特徴とする。
以上説明したように本発明によれば、複数のファイルサーバが同じ名前空間を持つ共有ファイルシステムを提供するストレージシステムにおいて、ファイルシステムに対するクライアントのアクセス頻度が減少するような、ファイルシステムと該ファイルシステムの移動先であるファイルサーバとを決定できる。したがって、ファイルシステムに対するクライアントのアクセス性能を向上することができる。
以下、各図を参照して、本発明の実施形態について説明する。図1は、本発明に係るストレージシステムの一例を示すハードウエア構成図である。このストレージシステムは、ファイルサーバとしてNASを備えている。すなわち、ファイルサーバがストレージシステムに組み込まれている。
ストレージシステム600は、複数の記憶デバイス300と、情報処理装置(クライアント)からの入出力要求に応答して、記憶デバイス300への入出力制御を行う記憶デバイス制御装置100とを備えて構成されている。情報処理装置1乃至3(210,220,230)はLAN400を介してストレージシステム600と接続され ている。情報処理装置1乃至3からはストレージシステム600に対してファイル名指定によるデータアクセス要求(ファイル単位でのデータ入出力要求)が後述のチャネル制御部CHN1乃至CHN4(110)に送信される。
LAN400にはバックアップデバイス910が接続されている。バックアップデバイス910はLAN400を介して記憶デバイス制御装置100との間で通信を行うことにより記憶デバイス300に記憶されているデータのバックアップデータを記憶する。
記憶デバイス制御装置100はチャネル制御部CHN1乃至4(110)を備える。記憶デバイス制御装置100は、チャネル制御部CHN1乃至4(110)とLAN400とを介して、情報処理装置1乃至3と、バックアップデバイス910と、記憶デバイス300との間のライトアクセス又はリードアクセスを媒介する。チャネル制御部CHN1乃至4(110)は情報処理装置1乃至3からのファイルアクセス要求を個々に受け付ける。すなわち、チャネル制御部CHN1乃至4(110)には個々にLAN400上のネットワークアドレス(例えば、IPアドレス)が割り当てられていて、それぞれが個別に、後述のファイルサーバ(NAS)として振る舞い、ファイルサーバといしてのサービスを情報処理装置1乃至3(200)に提供する。
このように1台のストレージシステム600に個別にNASとしてのサービスを提供するチャネル制御部CHN1乃至4(110)を備えるように構成したことで、従来、独立したコンピュータで個々に運用されていた、ファイルサーバが一台のストレージシステム600に集約される。そして、これによりストレージシステム600の統括的な管理が可能となり、各種設定・制御や障害管理、バージョン管理といった保守業務の効率化が図られる。
情報処理装置3乃至4(200)はSAN500を介して記憶デバイス制御装置100と接続されている。SAN500は、記憶デバイス300が提供する記憶領域におけるデータの管理単位であるブロックを単位として情報処理装置3乃至4(230,240,250)との間でデータの授受を行うためのネットワークである。
SAN500を介して行われる情報処理装置3乃至4と記憶デバイス制御装置100との間の通信は一般にファイバチャネルプロトコルに従って行われる。SAN500にはSAN対応のバックアップデバイス900が接続されている。
記憶デバイス制御装置100は、チャネル制御装置CHN1乃至4(110)に加えて、更にチャネル制御部CHF1乃至2(111)を備える。記憶デバイス制御装置100はチャネル制御部CHF1乃至2(111)とSAN500とを介して、情報処理装置3乃至4及びSAN対応バックアップデバイス900との間の通信を行う。
情報処理装置5(250)は、更に、LAN400やSAN500等のネットワークを介さずに記憶デバイス制御装置100と接続されている。SAN500には、ストレージシステム600の設置場所(プライマリサイト)とは遠隔した場所(セカンダリサイト)に設置される他のストレージシステム610が接続されている。ストレージシステム610は、レプリケーション又はリモートコピーの機能におけるデータの複製先の装置として利用される。
このように、ストレージシステム600内にチャネル制御部CHN1乃至4(110)、チャネル制御部CHF1乃至2(111)、チャネル制御部CHA1乃至2(112)を混在させて装着させることにより、異種ネットワークに接続できるストレージシステムを実現できる。即ち、このストレージシステム600は、チャネル制御部CHN1乃至4(110)を用いてLAN400に接続し、かつチャネル制御部CHF1乃至2(111)を用いてSAN500に接続するという、SAN−NAS統合ストレージシステムである。
接続部150は、各々のチャネル制御部110、共有メモリ120、キャッシュメモリ130、及び各々のディスク制御部140を相互に接続する。これらのチャネル制御部110、共有メモリ120、キャッシュメモリ130、及びディスク制御部140相互間のコマンド又はデータの送受信は接続部150を介して行われる。接続部150は例えば高速スイッチングによりデータ伝送を行う超高速クロスバスイッチ等の高速バスで構成される。接続部150は、記憶デバイス300のボリュームとファイルサーバ(CHN1乃至CHN4)との間のパスの形成及び切り替えを行う。
共有メモリ120、及びキャッシュメモリ130はチャネル制御部110、及びディスク制御部140が共用するメモリ装置である。共有メモリ120は主として制御情報やコマンド等を記憶するために利用され、キャッシュメモリ130は主としてデータを記憶するために利用される。ディスク制御部140は共有メモリ120を監視しており、共有メモリ120に書き込みコマンドが書き込まれたと判定すると、当該書き込みコマンドに従ってキャッシュメモリ130からライトデータを読み出して、これを記憶デバイス300に書き込む。
あるチャネル制御部110が情報処理装置200から受け取ったデータ入出力コマンドが読み出しコマンドであった場合に、当該チャネル制御部110はその読み出しコマンドを共有メモリ120に書き込むとともに、読み出し対象となるデータがキャッシュメモリ130に存在しているか否かをチェックする。
ディスク制御部140はチャネル制御部110から送信された論理アドレス指定による記憶デバイス300へのデータアクセス要求を、物理アドレス指定によるデータアクセス要求に変換し、チャネル制御部110から出力されるI/O要求に応答して記憶デバイス300へのデータの書き込み又は読み取りを行う。
記憶デバイス300は、単一又は複数のディスクドライブを備えており、情報処理装置200からアクセス可能な記憶領域を提供する。記憶デバイス300が提供する記憶領域には単一又は複数の物理ボリュームの記憶空間を合わせた論理ボリュームが設定されている。記憶デバイス300に設定される論理ボリュームには、情報処理装置200からアクセス可能なユーザ論理ボリュームや、チャネル制御部110の制御のために使用されるシステム論理ボリュームがある。管理端末160はストレージシステム600を保守・管理するためのコンピュータ装置であり、内部LAN151を通じて各々のチャネル制御部110とディスク制御部140に接続している。管理者は管理端末160を操作することで記憶デバイス300のディスクドライブの設定、論理ボリュームの設定、チャネル制御110やディスク制御部140で実行されるマイクロプログラムのインストール等を行うことが可能である。
図2は、図1に示したストレージシステムの構成のうち、共有ファイルシステムの部分を抜粋して簡略化した、システム構成図である。さらに、図3はファイルサーバ10のメモリ14の構成を示したブロック図である。図2において、図1のチャネル制御部CHN1乃至4がそれぞれファイルサーバ10に該当する。図1の情報処理装置1,2がクライアント20に該当する。ボリューム30は、図1の記憶デバイス300の一つ又は複数によって構成される、クライアント20がアクセス可能な論理的な記憶領域である。
ファイルサーバ10は、メモリ14に実装されたファイル共有プログラム62を、CPU12を用いて実行して、クライアント20に対して、複数のクライアントが共有できる、共有ファイルシステムとしての、ボリューム30に格納されたファイルシステム31を提供する。複数のクライアント20は、ネットワーク40を介して、論理ボリューム30に格納されたファイルシステム31にアクセスすることができる。クライアント20は、CPUやメモリ等を備えたコンピュータ装置であり、例えば、ワークステーション、メインフレームコンピュータ、パーソナルコンピュータ等で構成される。クライアント20は複数台のコンピュータをネットワーク接続して構成されることもできる。クライアント20は、オペレーティングシステム上で動作するアプリケーションプログラムを実装している。アプリケーションプログラムとしては、例えば、銀行の自動預金預け払いシステムや航空機の座席予約システム等がある。
ボリューム30に格納された、ファイルシステム31は、共有ファイルシステムとして、クライアントがアクセスできる形態であるならば、ディレクトリあるいはファイルであってもよい。
ネットワークインタフェース11は、ファイルサーバをネットワーク40に接続するためのインタフェースである。CPU12は、ネットワークの負荷情報として、ネットワークインタフェース11が、ファイルサーバがネットワーク40を介してクライアント20との間で送受信したデータの量と送信した回数等を取得する。ネットワークインタフェース11として、例えば、イーサネット(登録商標)等を用いることができる。
ストレージインタフェース13は、ファイルサーバ10を記憶デバイス300(図1)のボリューム30に接続するためのインタフェースである。CPU12は、ストレージインタフェース13がボリューム30との間で送受信したデータの量と送信した回数等をI/O負荷情報として取得する。ストレージインタフェース13としては、例えば、ATA(Advanced Technology Attachement)、SCSI(Small Computer System Interface)、ファイバーチャネル等がある。
或るファイルサーバ10のファイル共有プログラム62は、他のファイルサーバ10上で実行されているファイル共有プログラムとの間で、ファイル共有プログラム62がクライアント20に共有ファイルシステムとして提供するファイルシステム31の格納場所をお互いに通知しあうことによって、一つの名前空間を持つ共有ファイルシステムをクライアントに提供する。したがって、全クライアント20は、ファイルサーバの構成に影響されることなく、あたかも一つの共有ファイルシステムであるかのようにファイルシステムにアクセスすることができる。この構成は、ファイルサーバの構成がクライアント20に影響を与えないようにできることから、ファイルサーバ間でファイルアクセスの際の負荷を分散する場合やファイルサーバをストレージシステムに新規に導入する場合に好適である。
図4は、図1で説明した管理端末160を構成する管理計算機50を示している。管理計算機50は、メモリ53上の管理プログラム54を、CPU51を用いて実行して、ファイルサーバ10およびクライアント20を管理する。管理計算機50は、管理者が管理プログラム54を利用するためのインタフェースとしての管理画面55をユーザに提供する。管理プログラム54は管理モジュールの一例である。なお、管理モジュールとは、あるプログラムの一部の機能を示すものや、複数のプログラムを纏めたものである。
図5は、クライアント20の構成を示している。クライアント20は、メモリ23上のファイル共有クライアント24を、CPU21を用いて実行して、ネットワークインタフェース22を介して、ファイルサーバ10がクライアントに提供する共有ファイルシステムへアクセスする。
図3に示すように、ファイルサーバ10には、既述のファイル共有プログラム62の他、性能測定プログラム61が常駐している。図3に示す、各プログラム及び情報テーブルが管理モジュールを構成する。図2に示すように、ボリューム30には、例えばクライアント(C1)20が使用するファイルシステム31が格納されており、ファイルサーバ10(NAS1)は、ストレージインタフェース13を介してファイルシステム31にリード又はライトアクセスする。クライアント(C1)20は、ネットワークインタフェース11に接続されたネットワーク40を介して、ファイル共有プログラム62が提供する共有ファイルシステムの一部としての、ファイルシステム31へアクセスすることができる。
ネットワーク40が、例えばLAN(Local Area Network)である場合には、クライアント20とファイルサーバ10との通信にはTCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)やUDP(User Datagram Protocol)の通信プロトコルが用いられる。共有ファイルシステムとして、例えば、NFS(Network File System)やCIFS(Common Internet File System)がある。ボリューム30は、単体のハードディスクや、RAID(Redundant Array of Independent Inexpensive Disks)構成された複数のハードディスク、あるいは単体のハードディスクやRAID上の論理的な記憶領域でもよい。
ファイル共有プログラム62は、クライアント20がファイルサーバ10にマウントされていないファイルシステムを指定して、このファイルサーバ10にアクセスしてきた場合、ファイルシステム位置テーブル63を参照して、目的とするファイルシステムがマウントしているファイルサーバ名を取得して、クライアント20にこのファイルサーバ名を返信、すなわち、クライアントからのリクエストをこのクライアントに転送する。クライアント20は、リクエストの転送を受けて、別のファイルサーバに改めてアクセスすることで、目的とするファイルシステム31にアクセスすることができる。リクエストの転送が発生すると、そのクライアントにはオーバヘッドとなって、クライアントのファイルサーバへアクセスする際の性能が低下することになる。
図6は、ファイルシステム位置テーブル63(図2)の構造の例を示したものである。ファイルシステム位置テーブル63には、同じ名前空間を持つ共有ファイルシステムを提供する、個々のファイルサーバと、このファイルサーバにマウントされている、ファイルシステムとの対応関係が格納されている。
図3のメモリ14に格納された、移動プログラム60(図3)は、図7に示すように、ファイルサーバ(NAS1)10Aにマウントされたファイルシステム31が指定され、さらに、他のファイルサーバ(NAS2)10Bが指定されると、ファイルサーバ10Aからファイルシステムを31を切り離して((1)アンマウント)、ファイルサーバとボリューム(論理ユニットLU)30とのパスを切り替え((2))、次いでこのファイルシステム31を他のサーバへ10Bに接続する((3)マウント)。
ファイルシステムを指定する方法として、例えば、ファイルシステムの名前を指定する方法がある。ファイルサーバを指定する方法として、例えば、ファイルサーバの名前やファイルサーバのIPアドレスを指定する方法がある。
移動プログラム60は、或るファイルサーバから他のファイルサーバへファイルシステムを移動すると、ファイルシステム名と、このファイルシステムを新たに接続(マウント)したファイルサーバ名を、ファイルシステム位置テーブル63(図3)に記録する。このファイル位置テーブル63が請求項記載の第1のテーブルに対応する。ファイルサーバ名の代わりに、既述のように、ファイルサーバのIPアドレスがこのテーブルに記録されても良い。
図8は、図2の性能情報テーブル61の構造を示したものである。性能測定プログラム61は、あるファイルシステムに対してクライアント20がアクセスした回数を、性能情報テーブル64に記録する。性能情報テーブル64は、ファイルシステム名をキーとして、このファイルシステムにアクセスしたクライアント名と、クライアントがファイルシステムにアクセスした回数を保持する。この性能情報テーブルが、請求項記載の第1のテーブルに対応する。
図8のテーブル構造は、図9に示す、クライアント20(C1,C2,C3)−ファイルサーバ10(NAS1(N1),NAS2(N2))−ファイルシステム31(fs0,fs1,fs2,fs3)からなるシステムについてのものである。クライアントC1、C2はNAS1にアクセスし(900,902)、クライアントC3はNAS3にアクセスする(904)。NAS1にはファイルシステムfs0とfs1がマウントされ、NAS2にはファイルシステムfs2とfs3とがマウントされている。
クライアントの特定は、クライアント名の代わりにクライアントのIPアドレスに依ってもよい。図8は、ファイルシステムfs1に対して、クライアントC1から4回のアクセスがあり、クライアントC2から2回のアクセスがあり、クライアントC3から3回のアクセスがあったことを示している。その他のファイルシステムについては図8記載のとおりである。
なお、図8に示されるカッコ()は、クライアントからファイルサーバへのリクエストが他のファイルサーバへリクエストすべきであるとして、クライアントへ転送されることを示している。図9を参照して説明すると、例えば、クライアントC3がファイルシステムfs0にアクセスする場合、クライアントC3は、最初に予め決められたアクセス先である、ファイルサーバN2にアクセスする。ファイルサーバN2は自身のファイルシステム位置情報テーブル63(図2)を参照し、クライアントC3に、ファイルサーバN1にアクセスすべきであるとする情報を送信する。このために、図8のfs1・クライアントC3の欄のアクセス頻度に()が付されている。
或るファイルサーバの性能測定プログラム61(図3)は、さらに、他のファイルサーバ上で実行されている性能測定プログラムからの要求を、ネットワーク40(図2)を介して受け付けて、性能情報テーブル64の内容、性能測定プログラム61が実行されているファイルサーバ10のCPU利用率、ネットワーク負荷情報、I/O負荷情報を他のファイルサーバに返却することができる。
図10は、図3の副性能情報テーブル65の構造を示したものである。性能測定プログラム61は、他のファイルサーバ上で実行されている性能測定プログラムに要求を送信し、他のファイルサーバのCPU利用率やI/O負荷、ネットワーク負荷、あるいはその他ファイルサーバの性能を表す数値を受信して、副性能情報テーブル65に格納してもよい。図10は、ファイルサーバ1(File Server1)のI/O負荷は、10000IOps(Input/Output per second)であり、CPU利用率は50%であることを示している。
図11は、図5のクライアント20のメモリ23に格納された接続情報テーブル25の構成を示したものである。ファイル共有クライアント24は、接続情報テーブルに基づき、アクセス先ファイルサーバがマウントしているファイルシステムに対して、ファイル共有プログラム62が提供する共有ファイルサーバを介して、アクセスする。
ファイル共有クライアント24が、接続情報テーブル25から、ファイルサーバ名とファイルシステム名を取得して、ファイルサーバへアクセスしたにもかかわらず、このファイルサーバに目的とするファイルシステムがマウントされていなかった場合、ファイルサーバ10は、目的とするファイルシステムをマウントしている正しいファイルサーバ名をファイル共有クライアント24へ返却する。ファイル共有クライアント24は、正しいファイルサーバ名を受信し、必要に応じて接続情報テーブル25を更新するなどし、正しいファイルサーバへアクセスする。この処理を繰り返すことで、複数のファイルサーバ10の間でファイルシステム30が移動していた場合でも、ファイル共有クライアント24は目的とするファイルシステム30へアクセスできる。
図12は、ファイルサーバ10が性能情報テーブル64を作成する処理手順を記述したフローチャートである。クライアント20は、接続情報テーブル25を参照してアクセスしたいファイルシステム31に対応するファイルサーバ10の名前を取得する(S10)。クライアント20は、ファイル共有クライアント24を実行して、このファイルサーバ10にネットワーク40を介してアクセスする(S11)。性能測定プログラム61は、性能情報テーブル64の中から、クライアント20がアクセスしようとしたファイルシステム名と、クライアント名20と、に対応するアクセス回数を1つインクリメントして、アクセス回数性能情報テーブルに格納する(S12)。
次いで、ファイルサーバ10は、クライアントに指定されたファイルシステム31が自身にマウントされているか否かを調べる(S13)。ファイルシステム31がマウントされている場合は(S13:YES)、サーバ10は、ファイルシステム31に対して、クライアント20の要求に従って、ライトアクセス或いはリードアクセスを実行し、結果をクライアント20に送る(S14)。
一方、ファイルサーバ10がファイルシステム31をマウントしていない場合(S13:NO)、ファイルサーバ10はファイルシステム位置テーブル63を参照して、ファイルシステム31をマウントしている他のファイルサーバ名を取得する(S15)。ファイルサーバ名が取得できた場合(S15:YES)、ファイルサーバ10はクライアント20に対して、このファイルサーバ名を返却する(S17)。クライアント20がファイルサーバ名を受信すると、正しいファイルサーバに対して再度S11〜S13の処理を繰り返す。ファイルサーバ10が、ファイルシステム31をマウントしているファイルサーバ名を取得できなかった場合(S15:NO)、ファイルサーバ10はクライアント20に対して、ファイルシステムが存在しない旨のエラーを通知する(S18)。
図12に示す処理によって、ファイルサーバがマウントしている全てのファイルシステムに対する、クライアントからのアクセス頻度が明らかとなる。管理者は、管理計算機を介して、全てのサーバから性能情報テーブルを取得し、これに基づいて、あるファイルサーバにマウントされたファイルシステムを別のファイルサーバへ移動することによって、クライアントからサーバへのアクセスをクライアントにリトライさせることなく、クライアントからサーバへのアクセス回数を低減して、共有ファイルシステム全体の負荷を低減し、クライアントのファイルシステムへのアクセス性能を向上するようにする。なお、全てのファイルサーバではなく、予め決められた範囲のファイルサーバのアクセス頻度を管理者が取得するようにしても良い。
図13は、管理計算機50が、すべてのファイルサーバ10から性能情報テーブル64を取得し、全ての全てのクライアントから、クライアント−クライアントのアクセス先であるファイルサーバとの接続情報を取得した後、クライアントごとに、アクセス先として指定されているファイルサーバ名、およびファイルシステムへのアクセス回数を記録したテーブルの一例である。ここで、図9をも参照して説明すると、クライアントC3(client3)に着目すると、クライアントC3は、アクセス先のファイルサーバとしてN2(File Server2)が指定されているにもかかわらず、ファイルサーバN1(File Server1)にマウントされたfs1へのアクセスが多いことが分かる。
すなわち、クライアントC3は、一度ファイルサーバN2へアクセスを試行して(904)、このサーバからリトライ命令を受け、その後にファイルサーバN1に対して再度アクセスして(905)、最終的にfs1にアクセスしている。そこで、fs1をファイルサーバN2へ、そして、fs3をファイルサーバN1へマイグレーション(906)すると、クライアントC3はファイルシステムへのアクセスをリトライする必要がなく、一度でファイルシステムfs1にアクセスすることができるようになる。
図14は、管理計算機50の画面に表示される管理用インタフェースの一例である。管理用インタフェース画面には、ファイルシステムとこのファイルシステムが接続されているファイルサーバ、およびクライアントのアクセス性能を向上するために推奨されるファイルシステムの移動先ファイルサーバが表示されている。これは、例えば、ファイルシステムを移動する前と、ファイルシステムを移動した後のファイルサ−バとファイルシステムとの対応関係の全てについて、アクセス数の比較をシミュレーションした後、行われる。なお、このシミュレーションは、所望により後述する図18のフローチャートの処理と組み合わされる。
図14は、ファイルシステムfs1がファイルサーバ1からファイルサーバ2にマイグレーションすること、fs3はその逆にすべき推奨している事を示している。管理者は、管理用インタフェース画面に表示された推奨に従って、管理計算機を操作して、ファイルシステムのマイグレーションを行えば良い。勿論、ファイルシステムの移動が管理計算機のプログラムによって自動化されても良い。
図14の管理画面には、さらに副性能情報テーブルに格納された、ファイルサーバのCPU利用率やI/O負荷といった性能情報をあわせて表示されても良い。管理者は、ファイルシステムを移動する際に、ファイルサーバの性能情報を参考にできる。この性能情報も勘案されてファイルシステムが移動されるべきファイルサーバが決定される。ファイルシステムの移動は、管理計算機50の管理プログラムが行っても良いし、他のファイルサーバに対してマスターとなるファイルサーバ10の性能測定プログラム61(図3)が行っても良い。
図15は、性能測定プログラム61が、ファイルシステムを移動する処理手順の一例を記したフローチャートである。性能測定プログラム61は、すべてのファイルサーバで動作する性能測定プログラム61から、ファイルサーバに格納された性能情報テーブル64の内容を取得する(S20)。性能測定プログラム61は、すべてのクライアントの接続情報テーブル25を取得する(S21)。次いで、性能測定プログラムはメモリ14上に図13に示すテーブルを作成する(S22)。
管理者あるいは性能測定プログラム61が、アクセス数を低減したいクライアント名を指定すると(S23)、性能測定プログラム61は、該クライアントのファイルシステムに対するアクセス回数を取得し、アクセス先として指定されていないファイルサーバにマウントされたファイルシステム名を取得する(S24)。もし、ファイルシステム名が1つ以上取得できれば(S24:YES)、性能測定プログラム61は、ファイルシステムの中から、最もアクセス数の多いファイルシステム、もしくはすべてのファイルシステムを、該クライアントのアクセス先として指定されているファイルサーバへ移動する旨、移動プログラム60へ指示する(S25)。もし、ファイルシステム名が取得できなかった場合(S24:NO)は処理を終了する。
なお、該ファイルシステムを移動する際、性能測定プログラム61は、図10に示す副性能情報テーブルを参照してもよい。例えば、移動先のファイルサーバのCPU負荷やI/O負荷が高い場合、ファイルシステムのマイグレーションを中止することができる。
図15は、性能測定プログラム61がファイルシステムを移動する処理手順のフローチャートであるが、既述のとおり、管理者の操作のもとで、管理プログラム54が同様の手順で処理してもよい。図14が管理画面55の一例であって、管理者に対してファイルシステムが現在どのようにマウントされているか、およびファイルシステムの移動先として推奨すべき場所はどこかを表示することによって、管理者は、ファイルシステムを移動すべきか否かを判断することができる。
既述の説明によれば、同じ名前空間を持つ共有ファイルシステムを提供するファイルサーバがマウントしているすべてのファイルシステムに対する、特定のクライアントのアクセス性能を向上することができる。この際、クライアントの設定を変更する必要がないため、管理コストの低減に資する。
次に、図15のフローチャートを実行して取得されたアクセス頻度をもとに、クライアントがアクセスするファイルサーバを変更することによって、クライアントのアクセス回数を低減し、もってクライアントのアクセス性能を向上する方法について説明する。
図16は、すべてのファイルサーバ10から性能情報テーブル64を取得し、またすべてのクライアントから接続情報テーブル25を取得した後、クライアントごとに、アクセス先として指定されているファイルサーバ名、およびファイルシステムへのアクセス回数を、該ファイルシステムをマウントしているファイルサーバごとに合計したテーブルの一例である。
図9をも参照して説明すると、例えば、クライアントC2は、アクセス先のファイルサーバとしてファイルサーバN1が指定されているにもかかわらず(902)、ファイルサーバN2に対するアクセスのほうが多いことが分かる。そこで、クライアントC2のアクセス先をファイルサーバN2に変更すると(908→908A)、クライアントC2のアクセス性能が向上する。
図17は、管理計算機50の管理画面として表示される管理用インタフェース画面の一例である。管理用インタフェース画面には、クライアントと該クライアントが現在接続しているファイルサーバ、およびクライアントのアクセス性能を向上するために推奨する該クライアントの接続先ファイルサーバを表示する。管理者は、管理用インタフェース画面に表示された推奨に従うことで、クライアントのアクセス性能を向上することができるので、管理コストの低減に資する。
管理画面には、さらに副性能情報テーブルに格納された、ファイルサーバのCPU利用率やI/O負荷といった性能情報をあわせて表示してもよい。管理者は、該ファイルシステムを移動する際に、ファイルサーバの性能情報を考慮することができるため、クライアントのアクセス性能をさらに向上することができる。
図18は、性能測定プログラム61がクライアントのアクセス先ファイルサーバを変更する処理手順を記したフローチャートである。性能測定プログラム61は、すべてのファイルサーバで動作する性能測定プログラム61から、該ファイルサーバに格納された性能情報テーブル64の内容を取得する(S30)。性能測定プログラム61は、すべてのクライアントの接続情報テーブル25を取得する(S31)。次いで、性能測定プログラムはメモリ14上に図16に示すテーブルを作成する(S32)。
管理者あるいは性能測定プログラム61が、アクセス数を低減したいクライアント名(図16のクライアント2)を指定すると(S33)、性能測定プログラム61は、該クライアントのファイルサーバに対するアクセス回数を取得する(S34)。もし、このクライアントのアクセス先として指定されているファイルサーバ(ファイルサーバ1)へのアクセスが少なければ(S34:YES)、性能測定プログラム61は、ファイルサーバの中から、最もアクセス数の多いファイルサーバ(ファイルサーバ)をアクセス先とするように、経路変更プログラム66を用いて接続情報テーブル25を変更する(S35)。もし、クライアントがアクセス先として指定されているファイルサーバへのアクセスが少なくなければ(S34:NO)、性能測定プログラム61は処理を終了する。既述の図9のクライアントのアクセス先となるファイルサーバの変更は、図18のフローチャートによって実行される。
なお、ファイルシステムを移動する際、性能測定プログラム61は、図10に示す副性能情報テーブルを参照してもよい。例えば、アクセス先変更後のファイルサーバのCPU負荷やI/O負荷が高い場合、変更を中止することができる。
図18は、性能測定プログラム61がクライアントのアクセス先ファイルサーバを変更する処理手順のフローチャートであるが、管理者の操作のもとで、管理プログラム54が同様の手順で処理してもよい。図17が管理画面55の一例であって、管理者に対して、クライアントのアクセス先ファイルサーバが現在どのように設定されているか、およびアクセス先ファイルサーバとして推奨すべき変更先ファイルサーバはどのファイルサーバかを表示することによって、管理者は、アクセス先ファイルサーバを変更すべきか否かを判断することができる。
なお、ファイルサーバ10の用途は、特に限定されるものではなく、共有ファイルシステムをクライアントに提供できる動作環境を備えた計算機一般に用いることができる。例えば、ワークステーション、メインフレームコンピュータ、ネットワークサーバ、パーソナルコンピュータ等の各種コンピュータシステムに適用できる。
性能測定プログラム61など、本発明の管理モジュールを実現するコンピュータプログラムは、コンピュータが読み取り可能な記録媒体に記録することができる。記録媒体として、例えば、光記録媒体(CD−RAM、CD−ROM、DVD−RAM、DVD−ROM,DVD−R等の光学的にデータの読み取りが可能な記録媒体)や、磁気記録媒体(フレキシブルディスク、磁気カード、磁気テープ、ハードディスクドライブ等の磁気的にデータの読み取りが可能な記録媒体)、あるいはメモリ素子(DRAM等の半導体メモリ素子、FRAM等の強誘電体メモリ素子等)などが好適である。
図1は、ファイルサーバ(NAS)をストレージに組み込んだシステムについて説明したが、複数のファイルサーバを、SANを介してストレージと接続するようにしても良い。
性能測定プログラム、管理プログラムなどの管理モジュールは、ファイルシステムではなくディレクトリあるいはファイルを対象としてもよい。ファイルシステムにかわってディレクトリあるいはファイルを対象とした場合、クライアントのアクセス性能についてより細かな制御に好適である。
本発明に係るストレージシステムは、図3のテーブルを常時作成・モニタし、定期的にファイルシステムにマイグレーションを行い、クライアントのファイルシステムのアクセス性能が常時低下しないようにしている。
なお、図9では、2機のファイルサーバについて、クライアントからのアクセス頻度を考慮したが、3機以上のファイルサーバでも、同様にアクセス頻度に応じてファイルシステムのマイグレーションを行っても良い。以上説明した実施形態は一例であり、本発明の範囲内で、既述の実施形態を適宜変更することが可能である。
本発明に係るストレージシステムの実施形態に係る機能ブロック図である。 図1のストレージシステムから、共有ファイルシステムの機能を抜粋した機能ブロック図である。 図2のファイルサーバ上のメモリの構成図である。 管理計算機の機能ブロック図である。 クライアントの機能ブロック図である。 ファイルシステム位置テーブルの構造図である。 ファイルシステムのマイグレーションに係る動作ブロック図である。 性能情報テーブルの構造図である。 ファイルシステムのパス切り替えを示す動作ブロック図である。 副性能情報テーブルの構造図である。 接続情報テーブルの構造図である。 ファイルサーバがクライアントのアクセス頻度を取得する処理フローである。 クライアントのアクセス頻度を示すテーブルの構造図である。 管理計算機に表示される管理インタフェースである。 ファイルシステムを移動する処理フローである。 クライアントのアクセス頻度を示すテーブルの構造図である 管理計算機に表示される管理インタフェースである。 クライアントのアクセス先ファイルサーバを変更する処理フローである。
符号の説明
10 ファイルサーバ、20 クライアント、30 ボリューム、31 ファイルシステム 50…管理計算機

Claims (13)

  1. 複数のファイルサーバと、
    このファイルサーバにマウントされる複数のファイルシステムと、
    前記ファイルサーバに対して記憶領域を提供するストレージデバイスと、
    前記ファイルサーバに対するクライアントの前記ファイルシステムへのアクセスを管理する管理モジュールと、を備え、
    前記ファイルシステムに対してアクセスする、前記クライアントに対し、同じ名前空間を持つ共有ファイルシステムを提供するストレージシステムであって、
    前記管理モジュールは、
    前記ファイルシステムと、このファイルシステムがマウントされている前記ファイルサーバとの対応関係が格納された第1の情報テーブルと、
    前記ファイルシステムと、このファイルシステムに前記クライアントがアクセスした頻度と、の対応関係が格納された第2の情報テーブルと、を備える、
    ストレージシステム。
  2. 前記管理モジュールは、前記クライアントが前記ファイルシステムへアクセスするたびに、前記第2の情報テーブルの前記アクセス頻度を更新する、請求項1記載のストレージシステム。
  3. 前記管理モジュールは、前記第2の情報テーブルを前記クライアント毎に集計して、特定のクライアントの前記ファイルシステムへのアクセス回数が減少するように、当該ファイルシステムとこのファイルシステムの移動先となる他のファイルサーバとを決定する、請求項1記載のストレージシステム。
  4. 前記管理モジュールは、前記ファイルシステムを前記他のファイルサーバにマウントするプログラムを備える、請求項3記載のストレージシステム。
  5. 前記管理モジュールは、前記アクセス回数が減少する、前記ファイルシステムと、このファイルシステムが移動されるファイルサーバとの組み合わせを計算し、この結果を出力する、請求項3記載のストレージシステム。
  6. 前記管理モジュールは、前記第2の情報テーブルを前記クライアント毎に集計して、特定のクライアントの前記ファイルサーバに対するアクセス回数が減少するように、当該特定のクライアントが接続すべき他のファイルサーバを決定する、請求項1記載のストレージシステム。
  7. 前記管理モジュールは、前記クライアントが前記他のファイルサーバに接続するように、前記クライアントから前記他のファイルサーバへのアクセス経路を変更するプログラムを備える、請求項6記載のストレージシステム。
  8. 前記管理モジュールは、前記ファイルシステムが移動される前記他のファイルサーバのCPU利用率が少なくなるような、前記ファイルシステムと前記他のファイルサーバとの組み合わせを決定する、請求項3記載のストレージシステム。
  9. 前記管理モジュールは、前記ファイルシステムが移動される前記他のファイルサーバのI/O負荷が少なくなるような、前記ファイルシステムと前記他のファイルサーバとの組み合わせを決定する、請求項3記載のストレージシステム。
  10. 前記管理モジュールは、前記ファイルシステムが移動される前記他のファイルサーバのネットワーク負荷が少なくなるような、前記ファイルシステムと前記他のファイルサーバとの組み合わせを決定する、請求項3記載のストレージシステム。
  11. 複数のノードと、
    このノードにマウントされる複数のリソースと、
    前記リソースに対して記憶領域を提供するストレージデバイスと、
    前記ノードに対するクライアントの前記ファイルシステムへのアクセスを管理する管理モジュールと、
    前記リソースに前記クライアントがアクセスしている状況を管理するテーブルと、
    このテーブルを参照して、前記リソースがマイグレーションされるべきノードを決定し、前記クライアントが目的のリソースにアクセスできるまでの試行回数を少なくする、管理モジュールと、を備える、
    ストレージシステム。
  12. 前記ノードがファイルサーバであり、前記リソースが、ファイルシステム、ディレクトリ、又は、ファイルである請求項11記載のストレージシステム。
  13. 複数のファイルサーバと、
    このファイルサーバにマウントされる複数のファイルシステムと、
    前記ファイルサーバに対して記憶領域を提供するストレージデバイスと、
    前記ファイルサーバに対するクライアントの前記ファイルシステムへのアクセスを管理する管理モジュールと、を備え、
    前記ファイルシステムに対してアクセスする、前記クライアントに対し、同じ名前空間を持つ共有ファイルシステムを提供するストレージシステムの制御方法であって、
    前記管理モジュールは、前記ファイルシステムに前記クライアントがアクセスしている状況を管理するテーブルを参照して、前記ファイルシステムがマイグレーションされるべき前記ファイルサーバを決定して、前記クライアントが目的のファイルシステムにアクセスできるまでの試行回数を少なくする、ようにしたストレージシステムの制御方法。

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