JP2003170375A - ロボット遠隔制御システム - Google Patents

ロボット遠隔制御システム

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JP2003170375A
JP2003170375A JP2001367779A JP2001367779A JP2003170375A JP 2003170375 A JP2003170375 A JP 2003170375A JP 2001367779 A JP2001367779 A JP 2001367779A JP 2001367779 A JP2001367779 A JP 2001367779A JP 2003170375 A JP2003170375 A JP 2003170375A
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JP2001367779A
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Katsuyuki Baba
勝之 馬場
Shigeaki Ino
重秋 井野
Yoichi Takamoto
陽一 高本
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Tmsuk Co Ltd
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    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25JMANIPULATORS; CHAMBERS PROVIDED WITH MANIPULATION DEVICES
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遠隔制御されるロボット装置が器用な動作や
重量物撤去動作を行うことができるロボット遠隔制御シ
ステムを提供することを目的とする。 【解決手段】 ロボット遠隔制御装置1は、ロボット装
置2の制御データを発生する遠隔用指令装置4と、制御
データを入力して処理する第1のコンピュータ装置と、
制御データを公衆回線網20接続の基地局19へ送信す
る第1の移動体通信装置とを有し、ロボット装置2は、
公衆回線網20接続の基地局21から送信されてくる制
御データを受信する第2の移動体通信装置と、制御デー
タを処理して機構部10を制御する第2のコンピュータ
装置とを有し、機構部は、第2のコンピュータ装置から
制御される1乃至2の大作業腕と1乃至2の小作業腕と
走行系とを有し、第2のコンピュータ装置は、ロボット
装置2の制御データに基づいて、1乃至2の大作業腕と
1乃至2の小作業腕と走行系とを制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、人間等の救助対象
物の救助や危険箇所での復旧作業を行うことを目的とし
て、ロボット遠隔制御装置から無線送信された制御デー
タに基づいてロボット装置の遠隔制御を行うロボット遠
隔制御システムに関する。
【0002】
【従来の技術】救助用ロボット装置を遠隔制御するロボ
ット遠隔制御システムとしては、たとえば実開平6−6
8977号公報に記載されたものがある。この公報に記
載されたロボット遠隔制御システムにおけるロボット装
置は、台フレームに救助対象者を載せて搬送するもので
あり、テレビカメラにより撮影された画像を見ながら救
助対象者を遠隔制御のスレーブマニピュレータアームに
より動かして台フレームに載せて救助するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ロボット遠隔制御システムでは、救助対象者を台フレー
ムまで移動させるのは、大まかな動きをするスレーブマ
ニピュレータアームであり、器用な動作や、重量物を撤
去する動作が必要な場合に、対応できないという問題点
を有していた。また、危険箇所での器用な動作や、重量
物撤去動作にも対応できないという問題点を有してい
た。このロボット遠隔制御システムでは、遠隔制御され
るロボット装置が器用な動作や重量物撤去動作を行うこ
とが要求されている。
【0004】本発明は、遠隔制御されるロボット装置が
器用な動作や重量物撤去動作を行うことができるロボッ
ト遠隔制御システムを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明のロボット遠隔制御システムは、ロボットを遠
隔制御するロボット遠隔制御装置と遠隔制御装置からの
データに基づいて制御されるロボット装置とを有するロ
ボット遠隔制御システムであって、ロボット遠隔制御装
置は、ロボット装置の制御データを発生する第1のコン
ピュータ装置と、制御データを公衆回線網に接続された
基地局へ送信する第1の移動体通信装置とを有し、ロボ
ット装置は、公衆回線網に接続された基地局から送信さ
れてくる制御データを受信する第2の移動体通信装置
と、制御データを処理して機構部を制御する第2のコン
ピュータ装置とを有し、機構部は、第2のコンピュータ
装置から制御される1乃至2の大作業腕と1乃至2の小
作業腕と走行系とを有し、第2のコンピュータ装置は、
ロボット装置の制御データに基づいて、1乃至2の大作
業腕と1乃至2の小作業腕と走行系とを制御する構成を
備えている。これにより、遠隔制御されるロボット装置
が器用な動作や重量物撤去動作を行うことができるロボ
ット遠隔制御システムが得られる。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載のロボッ
ト遠隔制御システムは、ロボットを遠隔制御するロボッ
ト遠隔制御装置と遠隔制御装置からのデータに基づいて
制御されるロボット装置とを有するロボット遠隔制御シ
ステムであって、ロボット遠隔制御装置は、ロボット装
置の制御データを発生する遠隔用指令装置と、制御デー
タを入力して処理する第1のコンピュータ装置と、制御
データを公衆回線網に接続された基地局へ送信する第1
の移動体通信装置とを有し、ロボット装置は、公衆回線
網に接続された基地局から送信されてくる制御データを
受信する第2の移動体通信装置と、制御データを処理し
て機構部を制御する第2のコンピュータ装置とを有し、
機構部は、第2のコンピュータ装置から制御される1乃
至2の大作業腕と1乃至2の小作業腕と走行系とを有
し、第2のコンピュータ装置は、ロボット装置の制御デ
ータに基づいて、1乃至2の大作業腕と1乃至2の小作
業腕と走行系とを制御することとしたものである。この
構成により、ロボット遠隔制御装置からの制御データは
第1の移動体通信装置を介して伝送されるので、被制御
体としてのロボット装置が少なくとも日本のいずれの地
に配置されていても、そのロボット装置を制御すること
ができると共に、ロボット装置は1乃至2の大作業腕と
1乃至2の小作業腕とを有するので、1乃至2の大作業
腕に重量物撤去動作を行わせ、1乃至2の小作業腕に器
用な動作を行わせることができ、迅速な救助活動を行わ
せることができるという作用を有する。ここで、大作業
腕及び小作業腕はロボットの用途に応じて各々一対配設
してもよく、又は1本の大作業腕と一対の小作業腕等と
してもよい。
【0007】請求項2に記載のロボット遠隔制御システ
ムは、請求項1に記載のロボット遠隔制御システムにお
いて、1乃至2の大作業腕および1乃至2の小作業腕は
それぞれ、基腕と支腕と手首部と指部とを有することと
したものである。この構成により、1乃至2の大作業腕
と1乃至2の大作業腕の内側に配置された1乃至2の小
作業腕を有するので、外側に配置された大作業腕には重
量物撤去動作等の力強い動作を行わせ、内側に配置され
た1乃至2の小作業腕には強い力を必要としない器用な
動作を行わせることができ、迅速な救助活動を確実に行
わせることができるという作用を有する。
【0008】請求項3に記載のロボット遠隔制御システ
ムは、請求項1または2に記載のロボット遠隔制御シス
テムにおいて、1乃至2の大作業腕と走行系とは油圧に
より駆動され、1乃至2の小作業腕は電動力により駆動
されることとしたものである。この構成により、油圧駆
動の大作業腕には重量物撤去動作等の力強い動作を確実
に行わせ、電動力駆動の1乃至2の小作業腕には高精度
の器用な動作を行わせることができるので、迅速な救助
活動を高精度でかつ確実に行わせることができるという
作用を有する。
【0009】請求項4に記載のロボット遠隔制御システ
ムは、請求項1乃至3のいずれか1に記載のロボット遠
隔制御システムにおいて、走行系は油圧により駆動され
るクローラであることとしたものである。この構成によ
り、ロボット装置は、でこぼこ道や急傾斜地などの走行
困難な地形であっても、容易かつ高速に移動することが
できるという作用を有する。
【0010】請求項5に記載のロボット遠隔制御システ
ムは、請求項1乃至4のいずれか1に記載のロボット遠
隔制御システムにおいて、ロボット装置は、走行系によ
り駆動される走行台と、走行台上の車室とを有し、1乃
至2の大作業腕と1乃至2の小作業腕と走行系とを制御
する乗車用指令装置を車室内に備えることとしたもので
ある。この構成により、遠隔地のみならず、搭乗可能な
車室という近傍の場所においてもロボット装置を容易に
制御することができるという作用を有する。
【0011】請求項6に記載のロボット遠隔制御システ
ムは、請求項1乃至5のいずれか1に記載のロボット遠
隔制御システムにおいて、機構部は、対象物を撮像して
画像信号に変換する複数のカメラと、周囲の発生音を音
声信号に変換する複数のマイクとを有し、第2のコンピ
ュータ装置は、画像信号と音声信号とを第2の移動体通
信装置を介して送信し、ロボット遠隔制御装置は、第2
の移動体通信装置からの送信信号を受信して、画像信号
をモニタに表示し、音声信号をスピーカから音として送
出することとしたものである。この構成により、遠隔地
であっても、ロボット装置の状態を画像と音声で知るこ
とができるので、正確かつ迅速にロボット装置を制御す
ることができるという作用を有する。
【0012】請求項7に記載のロボット遠隔制御システ
ムは、請求項1乃至6のいずれか1に記載のロボット遠
隔制御システムにおいて、遠隔用指令装置は、回転回動
自在の操作腕と、操作腕に配設された複数のセンサー
と、オン・オフ指令を行う複数の指令スイッチとを備
え、複数のセンサーで検出した回転回動の値および複数
の指令スイッチのオン・オフに基づいてロボット装置の
制御データを生成することとしたものである。この構成
により、操作腕を操作したり、指令スイッチをオン・オ
フすれば、複数のセンサーと複数の指令スイッチとによ
り、ロボット装置の制御データを生成することができる
ので、容易にロボット装置を制御することができるとい
う作用を有する。
【0013】請求項8に記載のロボット遠隔制御システ
ムは、請求項5乃至7のいずれか1に記載のロボット遠
隔制御システムにおいて、乗車用指令装置は、回転回動
自在の操作腕と、操作腕に配設された複数のセンサー
と、オン・オフ指令を行う複数の指令スイッチとを備
え、複数のセンサーで検出した回転回動の値および複数
の指令スイッチのオン・オフに基づいてロボット装置の
制御データを生成することとしたものである。この構成
により、操作腕を操作したり、指令スイッチをオン・オ
フすれば、複数のセンサーと複数の指令スイッチとによ
り、ロボット装置の制御データを生成することができる
ので、容易にロボット装置を制御することができるとい
う作用を有する。
【0014】請求項9に記載のロボット遠隔制御システ
ムは、請求項7または8に記載のロボット遠隔制御シス
テムにおいて、回転回動自在の操作腕は、アクチュエー
タにより駆動される円板部を有するディスクパッドブレ
ーキ等の固定機構により、固定状態または固定解除状態
になることとしたものである。この構成により、大腕や
小腕の操作腕を容易に固定状態または固定解除状態にす
ることができるので、ロボット装置制御のための操作が
容易となるという作用を有する。
【0015】以下、本発明の実施の形態について、図1
〜図30を用いて説明する。 (実施の形態1)図1は、本発明の実施の形態1による
ロボット遠隔制御システムを示すブロック図である。図
1において、1は後述のロボット装置2を遠隔制御する
ロボット遠隔制御装置、2はロボット遠隔制御装置1に
より制御されると共に画像等をロボット遠隔制御装置1
に送信するロボット装置、3はロボット遠隔制御部、3
aは送受信用のアンテナ、4は遠隔用指令信号(制御デ
ータ)を生成する遠隔用指令装置、5は各種の表示装置
(ここでは例示として1種類)を有する表示装置部、6
は各種の出力装置を有する出力装置部、7はロボット装
置全体を制御するロボット制御部、7aは送受信用のア
ンテナ、8は乗車用指令信号(制御データ)を生成して
後述の機構部10を制御する乗車用指令措置、9a各種
の表示装置(ここでは例示として1種類)を有する表示
装置部、9bは各種の出力装置を有する出力装置部、1
0はモータやエンジン、シリンダなどから成る機構部、
11はロボット装置側のカメラやマイクを制御すること
により撮像画像や取込み音声を制御する画像音声遠隔制
御部、11aは送受信用のアンテナ、12はモニタ群、
13はマイク、14はスピーカ群、15は撮像画像や取
込み音声を処理する画像音声処理部、15aは送受信用
のアンテナ、16はカメラ群、17はマイク群、18は
スピーカ、19、21は後述の移動体通信装置の基地
局、20は公衆回線網である。
【0016】このように構成されたロボット遠隔制御シ
ステムについて、その動作を説明する。遠隔用指令装置
4から出力されるロボット装置2の制御のための遠隔用
指令信号はロボット遠隔制御部3に入力され、ロボット
遠隔制御部3からはフォーマット化された制御データと
して出力される。ロボット遠隔制御部3から出力された
制御データを含む電波信号はアンテナ3a、基地局1
9、公衆回線網20、基地局21、アンテナ7aを介し
て電波信号としてロボット制御部7に入力され、ロボッ
ト制御部7で電波信号は制御データに変換される。ロボ
ット制御部7は、制御データに応じてロボット装置2の
機構部10を制御する。
【0017】図2は、図1のロボット遠隔制御システム
を構成するロボット遠隔制御装置1を示すブロック図で
ある。図2において、ロボット遠隔制御装置1、ロボッ
ト遠隔制御部3、アンテナ3a、遠隔用指令装置4、表
示装置部5、出力装置部6は図1と同様のものなので、
同一符号を付して説明は省略する。30はロボット遠隔
制御部3を構成するコンピュータ装置、31は中央処理
装置(CPU)、32a,32b,32c,32dはイ
ンタフェース部、33はRAM、34はROM、35は
ロボット遠隔制御部3を構成する移動体通信装置、36
は移動体通信カード、37はPHS電話機、41は遠隔
用指令装置4を構成する入力装置、42はモータ群、5
1は表示装置部5を構成する状態表示機器、61は状態
表示機器51を制御するコントローラ、62はモータ群
42を制御する電動機用ドライバユニットである。
【0018】図3は、図1のロボット遠隔制御システム
を構成するロボット装置2を示すブロック図である。図
3において、ロボット装置2、ロボット制御部7、アン
テナ7a、乗車用指令装置8、表示装置部9a、出力装
置9bは図1と同様のものなので、同一符号を付して説
明は省略する。70はロボット制御部7を構成するコン
ピュータ装置、71は中央処理装置(CPU)、72a
〜72fはインタフェース部、73はRAM、74はR
OM、75はロボット制御部7を構成する移動体通信装
置、76は移動体通信カード、77はPHS電話機、8
1は乗車用指令装置8を構成する入力装置、82はモー
タ群、91は表示装置部9aを構成する状態表示機器、
92は状態表示機器91を制御するコントローラ、93
はモータ群82,101を制御する電動機用ドライバユ
ニット、94は油圧モータ群102,シリンダ群103
を制御する油圧サーボ弁ユニット、95はエンジン10
4を制御するコントローラ、105はエンジン104に
より駆動される油圧ポンプ、106はエンジン95によ
り駆動される発電機、107は発電機106から充電さ
れるバッテリ、108は油タンク、109はセンサー群
である。
【0019】図4は、画像音声通信システムを示すブロ
ック図である。図4において、アンテナ11a、15
a、モニタ群12、マイク13、スピーカ群14、カメ
ラ群16、マイク群17、スピーカ18、基地局19、
21、公衆回線網20は図1と同様のものなので、同一
符号を付して説明は省略する。22はロボット遠隔制御
装置1を構成する遠隔制御側画像音声装置、23はロボ
ット装置2を構成するロボット側画像音声装置、11
1、151は中央処理装置(CPU)、112、112
a〜112c、152、152a〜152cはインタフ
ェース部、113、153はデータ通信カード、11
4、154は移動体通信装置である。ここで、CPU1
11、インタフェース部112、データ通信カード11
3、移動体通信装置114は画像音声遠隔制御部11を
構成し、CPU151、インタフェース部152、デー
タ通信カード153、移動体通信装置154は画像音声
処理部15を構成する。
【0020】図5は遠隔用指令装置4を示すブロック図
である。図5において、41は図2と同様の入力装置、
42は図2と同様のモータ群、411はセンサー群、4
12はスイッチ群である。
【0021】図6は乗車用指令装置8を示すブロック図
である。図6において、81は図3と同様の入力装置、
82は図3と同様のモータ群、811はセンサー群、8
12はスイッチ群、813はロボット遠隔制御装置1の
遠隔用指令装置4による制御と乗車用指令装置8による
制御とを切り替える遠隔乗車切替スイッチである。
【0022】図7、図8、図9は、図3の電動機用ドラ
イバユニット93が駆動するモータを示すブロック図で
ある。図7〜図9において、931a〜931hは後述
の基腕を駆動する基腕用モータ、932a,932bは
後述の支腕を駆動する支腕用モータ、933a〜933
fは後述の手首部を駆動する手首部用モータ、934
a,934bは親指用モータ、935a,935bは人
差用モータ、936a,936bは中指用モータ、93
7a〜937hはカメラ架台用モータである。
【0023】図10、図11は、図3の油圧サーボ弁ユ
ニット94が駆動するシリンダ等を示すブロック図であ
る。図10、図11において、941a〜941dは後
述の基腕を駆動する基腕用モータ、942a,942b
は後述の支腕を駆動する支腕用モータ、943a〜94
3fは後述の手首部を駆動する手首部用モータ、944
a,944bはハンド用モータ、945a,945bは
クローラ用モータ、946は上部機器ベース用モータ、
947は排土板用シリンダである。
【0024】図12(a)、(b)はロボット装置2の
外観を示す外観構成図である。図12において、2aは
上部機器ベース、2bはクローラ、120Aは大腕、1
20Bは小腕、120Cは排土板、121、125は基
腕、122、128は支腕、123、129は手首部
(手首部)、124、130はハンド(指部)、126
はシリンダ、127はシリンダロッドである。構成要素
121〜124は2本の大腕(大アーム)を構成し、構
成要素125〜130は小腕(小アーム)を構成する。
また、131は前中央カメラ、132は前左カメラ、1
33は前右カメラ、134は後カメラ、135は左大腕
カメラ、136は右大腕カメラ、137は左小腕カメ
ラ、138は右小腕カメラである。
【0025】図13は図1の遠隔用指令装置4の外観を
示す外観構成図である。図13において、139はモニ
タ、140はスピーカ、141はロボット装置2の大腕
120Aを制御する大腕操作腕、142はロボット装置
2の小腕120Bを操作する小腕操作腕、143は走行
等を制御する脚部操作盤、144はロボット装置2の各
カメラ131〜138の架台を制御するカメラ架台操作
棒、145はマイク、146は主電源である。
【0026】図14は乗車用指令装置8の外観を示す外
観構成である。図14において、161はロボット装置
2の大腕120Aを制御する大腕操作腕、162はロボ
ット装置2の小腕120Bを操作する小腕操作腕、16
3は走行等を制御する脚部操作盤、164はロボット装
置2の各カメラ131〜138の架台を制御するカメラ
架台操作棒、165はマイク、166は主電源、167
は遠隔制御と乗車制御とを切り替える遠隔乗車切替スイ
ッチ、168はモニタ、169はスピーカである。図1
3と図14とを比較すれば分かるように、遠隔用指令装
置4と乗車用指令装置8はそれぞれの構成が、遠隔乗車
切替スイッチ167を除いて、同じである。
【0027】図15は、図13、図14の大腕操作腕1
41、161を示す概略構成図である。図15におい
て、170は基腕上下回動検出部、171は支腕上下回
動検出部、172はジョイスティック部である。
【0028】図16は、図13、図14の小腕操作腕1
42、162を示す概略構成図である。図16におい
て、173は基腕上下回動検出部、174は支腕上下回
動検出部、175はジョイスティック部である。
【0029】図17は図15のジョイスティック部17
2を示す概略構成図である。図17において、176は
手首部回転検出部、177は手首部上下回動検出部、1
78は基腕左右回動指令スイッチ、179は手首部左右
回動指令スイッチ、180はハンド開閉指令スイッチで
ある。
【0030】図18(a)、(b)は図16のジョイス
ティック部175を示す概略構成図である。図18にお
いて、181は手首部X回動検出部、182は手首部Y
回動検出部、183は基腕回転検出部、184は基腕左
右回動検出部、185は基腕伸縮指令スイッチ、186
は親指開閉指令スイッチ、187は中指開閉指令スイッ
チ、188は人差指開閉指令スイッチ、189は手首部
回転検出部である。
【0031】図19は、図13、図14の脚部操作盤1
43、163を示す概略構成図である。図19におい
て、190はロボット装置2の照明装置(図示せず)を
オン、オフする照明指令スイッチ、191は通信スター
トを指令する通信スタート指令スイッチ、192はロボ
ット装置2の全停止を指令する全停止指令スイッチ、1
93は左右前進を指令する左右前進変位検出センサ、1
94は左右後退を指令する左右後退変位検出センサ、1
95は上部機器ベースを左右回動させる上部機器ベース
左右回動変位検出センサ、196は図3のエンジン10
4を起動するエンジン起動指令スイッチ、197は排土
板120Cを上下回動させる排土板上下回動指令スイッ
チ、198は左右の大腕操作腕141、161を固定し
たり固定解除する大腕操作腕固定解除指令スイッチ、1
99は左右の小腕操作腕142、162を固定したり固
定解除する小腕操作腕固定解除指令スイッチ、200a
はロボット装置2のスピーカ18をオン,オフするスピ
ーカ指令スイッチ、200bはロボット装置2のマイク
群17をオン,オフするマイク指令スイッチである。
【0032】図13〜図18に示す大腕や小腕の操作腕
141、142、161、162を操作したり各スイッ
チをオン、オフすることにより、ロボット遠隔制御装置
1の遠隔用指令装置4や乗車用指令装置8からロボット
装置2に各種の制御データ(オン、オフ指令を含む制御
データ)が与えられ、ロボット装置2の腕動作が制御さ
れる。また、図19の脚部操作盤143、163の各ス
イッチをオン、オフすることにより、また各変位検出セ
ンサを変位させることにより、オン、オフ指令または変
位指令が制御データとしてロボット装置2に与えられ、
ロボット装置の走行動作等が制御される。このような操
作腕の検出センサやスイッチを(表1)、(表2)、
(表3)に示す。
【表1】
【表2】
【表3】 (表1)は左右の小腕操作腕142、162を示し、
(表2)は左右の小腕操作腕142、162と大腕操作
腕141、161とを示し、(表3)は左右の大腕操作
腕141、161と左右のクローラ2bと上部機器ベー
ス2aと排土板120Cとを示す。
【0033】図20は、図15、図17に示した左の大
腕操作腕141、161を示す模式図である。図20に
おいて、基腕上下回動検出部171、支腕上下回動検出
部172、手首部回転検出部176、手首部上下回動指
令スイッチ177、基腕左右回動指令スイッチ178、
手首部左右回動指令スイッチ179、ハンド開閉指令ス
イッチ180は図15、図17と同様のものである。
【0034】図21は、図16、図18に示した左の小
腕操作腕142、162を示す模式図である。図21に
おいて、基腕上下回動検出部174、支腕上下回動検出
部175、手首部回転検出部180、手首部X回動検出
部181、手首部Y回動検出部182、基腕配転指令ス
イッチ183、基腕左右回動指令スイッチ184、基腕
伸縮指令スイッチ185、親指開閉指令スイッチ18
6、中指開閉指令スイッチ187、人差指開閉指令スイ
ッチ188は図16、図18と同様のものである。
【0035】図22は、ロボット装置2の大腕(大作業
腕)120Aを示す模式図である。図22において、2
01は基腕上下回動部、202は支腕上下回動部、20
3は手首部左右回動部、204は手首部上下回動部、2
05は手首部回転部、206はハンド開閉部である。
【0036】図23はロボット装置2の小腕(小作業
腕)120Bを示す模式図である。図23において、2
11は基腕上下回動部、212は基腕伸縮部、213は
基腕回転部、214は支腕上下回動部、215は手首部
X回動部、216は手首部Y回動部、217は手首部回
転部、218は親指開閉部、219は中指開閉部、22
0は人差指開閉部、221は基腕左右回動部である。
【0037】図24(a)、(b)、(c)は、図1
5、図17の大腕操作腕141、161や図16、図1
8の小腕操作腕142、162の各検出部の位置を固定
するディスクパッドブレーキを示す説明図であり、図2
4(b)はアクチュエータがオン時を示し、図24
(c)はアクチュエータがオフ時を示す。図24におい
て、222、223はフレーム、224はアクチュエー
タ、225はスプリング、226はアクチュエータ22
4により紙面上から見て左右に移動する円板部である。
【0038】図24(b)に示すように、アクチュエー
タ224のオン時(励磁時)は円板部226はフレーム
222から離れており、ディスクパッドブレーキはオフ
(ブレーキが効かない状態)であり、図24(c)に示
すように、アクチュエータ224のオフ時(非励磁時)
は円板部226はフレーム222に押しつけられてお
り、ディスクパッドブレーキはオン(ブレーキが効いて
いる状態)である。このように、アクチュエータ224
をオン、オフすることにより、ディスクパッドブレーキ
をオフ、オンして、各検出部の位置を固定解除状態にし
たり、固定状態にしたりする。アクチュエータ224の
オン、オフは図19の固定解除指令スイッチ198、1
99により行われる。
【0039】次に、このように構成されたロボット遠隔
制御装置1とロボット装置2の動作について、図25〜
図29を用いて説明する。図25はロボット遠隔制御装
置1における送信動作を示すフローチャートであり、図
26はロボット遠隔制御装置1における受信動作(反力
制御)を示すフローチャート、図27はロボット装置2
における送信動作を示すフローチャート、図28、図2
9、図30はロボット装置2における受信動作を示すフ
ローチャートである。ここで、図25、図26はCPU
31の動作を示し、図27〜図30はCPU71の動作
を示す。
【0040】図25において、まず、図2に示す移動体
通信装置35からダイヤル接続を行い、PHSダイヤル
接続完了信号が移動体通信カード36、インタフェース
部32aを介してCPU31へ通知されると、CPU3
1は制御可能と判定し、制御可能であることを表示装置
部5に表示する(S1)。次に、CPU31は、遠隔用
指令装置4からの制御データ(回転角度や、回動角度、
指令スイッチのオン・オフを含む制御データ)を入力し
(S2)、それらの制御データをフォーマット化して移
動体通信装置35へ出力する(S3)。ステップS2、
S3の動作は、全ての制御データの出力完了まで繰り返
される(S4)。
【0041】次に、図26を用いて、ロボット遠隔制御
装置1における受信動作を説明する。図26において、
図2に示すCPU31は、移動体受信通信装置35から
の受信データを読み取り(S11)、その受信データに
基づいて、遠隔用指令装置4の操作腕141、142の
反力制御を行う(S12)。
【0042】次に、図27を用いて、ロボット装置2に
おける送信動作を説明する。図27において、図3に示
すCPU71は、センサ群109からのセンサ信号を入
力し(S21)、そのセンサ信号をフォーマット化した
センサデータとして移動体通信装置75へ出力する(S
22)。ステップS21、S22の動作は全てのセンサ
信号の処理が完了するまで行われる(S23)。
【0043】次に、図28〜図30を用いて、ロボット
装置2における受信動作を説明する。図28において、
まず、図3に示すCPU71は、移動体通信装置75か
らの受信データを各種制御データとして読み取り(S3
1)、作業腕制御(S32)と走行制御(S33)とを
行う(S33)。
【0044】図29を用いて、ステップS32の作業腕
制御について説明する。図29において、まず、図3に
示すCPU71は、遠隔制御か否かを判定し(S4
1)、遠隔制御と判定した場合、PHSにより制御デー
タを受信する(S42)。次に、CPU71は、動作禁
止の有無について判定し(S43)、位置指示の有無に
ついて判定する(S44)。動作禁止が有る場合または
位置指示がない場合には処理を終了する。動作禁止が無
く、位置指示がある場合は、次に、偏差量が正か負かを
判定する(S45)。偏差量が正の場合にはCPU71
は、電動機用ドライバユニット93や油圧サーボ弁ユニ
ット94に対して、正(モータ正転、シリンダ正方向移
動)を指示し(S46)、負の場合には逆(モータ逆
転、シリンダ負方向移動)を指示する(S47)。次
に、速度指示の有無を判定し(S48)、速度指示が有
る場合には偏差量に応じた速度を指示する(S49)。
【0045】ステップS41で遠隔制御でないと判定し
た場合は、CPU71は、乗車用指令装置8を起動し
(S50)、動作禁止の有無について判定し(S5
1)、位置指示の有無について判定する(S52)。動
作禁止が有る場合または位置指示がない場合には処理を
終了する。動作禁止が無く、位置指示がある場合は、次
に、偏差量が正か負かを判定する(S53)。偏差量が
正の場合にはCPU71は、電動機用ドライバユニット
93や油圧サーボ弁ユニット94に対して、正(モータ
正転、シリンダ正方向移動)を指示し(S54)、負の
場合には逆(モータ逆転、シリンダ負方向移動)を指示
する(S55)。次に、速度指示の有無を判定し(S5
6)、速度指示が有る場合には偏差量に応じた速度を指
示する(S57)。
【0046】図30を用いて、図28に示すステップS
33の走行制御について説明する。図30において、ま
ず、図2に示すCPU71は、遠隔制御か否かを判定し
(S61)、遠隔制御と判定した場合、PHSにより制
御データを受信する(S62)。次に、CPU71は、
走行禁止の有無について判定し(S63)、走行指示の
有無について判定する(S64)。走行禁止が有る場合
にはその旨を報知して処理を終了し(S70)、走行指
示がない場合には直ちに処理を終了する。走行禁止が無
く、走行指示がある場合は、次に、前進か否かを判定す
る(S65)。前進の場合にはCPU71は、電動機用
ドライバユニット93や油圧サーボ弁ユニット94に対
して、前進を指示し(S66)、前進でない場合には後
退を指示する(S67)。次に、速度指示の有無を判定
し(S68)、速度指示が有る場合には指示速度を出力
する(S69)。
【0047】ステップS61で遠隔制御でないと判定し
た場合は、CPU71は、図1、図3に示す乗車用指令
装置8を起動し(S71)、走行禁止の有無について判
定し(S72)、走行指示の有無について判定する(S
73)。走行禁止が有る場合にはその旨を報知して処理
を終了し(S79)、走行指示がない場合には直ちに処
理を終了する。走行禁止が無く、走行指示がある場合
は、次に、前進か否かを判定する(S74)。前進の場
合にはCPU71は、電動機用ドライバユニット93や
油圧サーボ弁ユニット94に対して、前進を指示し(S
75)、前進でない場合には後退を指示する(S7
6)。次に、速度指示の有無を判定し(S77)、速度
指示が有る場合には指示速度を出力する(S78)。
【0048】以上のように本実施の形態によれば、ロボ
ット遠隔制御装置1は、ロボット装置2の制御データを
発生する遠隔用指令装置4と、制御データを入力して処
理する第1のコンピュータ装置30と、制御データを公
衆回線網20に接続された基地局19へ送信する第1の
移動体通信装置35とを有し、ロボット装置2は、公衆
回線網20に接続された基地局21から送信されてくる
制御データを受信する第2の移動体通信装置75と、制
御データを処理して機構部10を制御する第2のコンピ
ュータ装置70とを有し、機構部10は、第2のコンピ
ュータ装置70から制御される1乃至2の大作業腕12
0Aと1乃至2の小作業腕120Bと走行系とを有し、
第2のコンピュータ装置70は、ロボット装置2の制御
データに基づいて、1乃至2の大作業腕120Aと1乃
至2の小作業腕120Bと走行系とを制御することによ
り、ロボット遠隔制御装置1からの制御データは第1の
移動体通信装置35を介して伝送されるので、被制御体
としてのロボット装置2が少なくとも日本のいずれの地
に配置されていても、そのロボット装置2を制御するこ
とができると共に、ロボット装置2は1乃至2の大作業
腕120Aと1乃至2の小作業腕120Bとを有するの
で、1乃至2の大作業腕120Aに重量物撤去動作を行
わせ、1乃至2の小作業腕120Bに器用な動作を行わ
せることができ、迅速な救助活動を行わせることができ
るという有利な効果が得られる。
【0049】また、1乃至2の大作業腕120Aおよび
1乃至2の小作業腕120Bはそれぞれ、基腕121、
125と支腕122、128と手首部(手首部)12
3、129と指部124、130とを有することによ
り、1乃至2の大作業腕120Aと1乃至2の大作業腕
120Aの内側に配置された1乃至2の小作業腕120
Bを有するので、外側に配置された大作業腕120Aに
は重量物撤去動作等の力強い動作を行わせ、内側に配置
された1乃至2の小作業腕120Bには強い力を必要と
しない器用な動作を行わせることができ、迅速な救助活
動を確実に行わせることができる。
【0050】さらに、1乃至2の大作業腕120Aと走
行系とは油圧により駆動され、1乃至2の小作業腕12
0Bは電動力により駆動されることにより、油圧駆動の
大作業腕120Aには重量物撤去動作等の力強い動作を
確実に行わせ、電動力駆動の1乃至2の小作業腕120
Bには高精度の器用な動作を行わせることができるの
で、迅速な救助活動を高精度でかつ確実に行わせること
ができる。
【0051】さらに、走行系は油圧により駆動されるク
ローラ2bであることにより、ロボット装置2は、でこ
ぼこ道や急傾斜地などの走行困難な地形であっても、容
易かつ高速に移動することができる。
【0052】さらに、ロボット装置2は、走行系により
駆動される走行台と、走行台上の車室とを有し、1乃至
2の大作業腕120Aと1乃至2の小作業腕120Bと
走行系とを制御する乗車用指令装置8を車室内に備えた
ことにより、遠隔地のみならず、搭乗可能な車室という
近傍の場所においてもロボット装置を容易に制御するこ
とができる。
【0053】さらに、機構部10は、対象物を撮像して
画像信号に変換する複数のカメラ131〜138と、周
囲の発生音を音声信号に変換する複数のマイクとを有
し、第2のコンピュータ装置70は、画像信号と音声信
号とを第2の移動体通信装置75を介して送信し、ロボ
ット遠隔制御装置1は、第2の移動体通信装置75から
の送信信号を受信して、画像信号をモニタ12に表示
し、音声信号をスピーカ14から音として送出すること
により、遠隔地であっても、ロボット装置2の状態を画
像と音声で知ることができるので、正確かつ迅速にロボ
ット装置を制御することができる。
【0054】さらに、遠隔用指令装置4は、回転回動自
在の操作腕141、142と、操作腕に配設された複数
のセンサーと、オン・オフ指令を行う複数の指令スイッ
チとを備え、複数のセンサーで検出した回転回動の値お
よび複数の指令スイッチのオン・オフに基づいてロボッ
ト装置2の制御データを生成することにより、操作腕1
41、142を操作したり、指令スイッチをオン・オフ
すれば、複数のセンサーと複数の指令スイッチとによ
り、ロボット装置の制御データを生成することができる
ので、容易にロボット装置2を制御することができる。
【0055】さらに、乗車用指令装置8は、回転回動自
在の操作腕161、162と、操作腕に配設された複数
のセンサーと、オン・オフ指令を行う複数の指令スイッ
チとを備え、複数のセンサーで検出した回転回動の値お
よび複数の指令スイッチのオン・オフに基づいてロボッ
ト装置2の制御データを生成することにより、操作腕1
61、162を操作したり、指令スイッチをオン・オフ
すれば、複数のセンサーと複数の指令スイッチとによ
り、ロボット装置2の制御データを生成することができ
るので、容易にロボット装置2を制御することができ
る。
【0056】さらに、回転回動自在の操作腕141、1
42、161、162は、アクチュエータ224により
駆動される円板部226を有するディスクパッドブレー
キ等の固定機構により、固定状態または固定解除状態に
なることにより、大腕や小腕の操作腕141、142、
161、162を容易に固定状態または固定解除状態に
することができるので、ロボット装置制御のための操作
が容易となる。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように本発明の請求項1に
記載のロボット遠隔制御システムによれば、ロボットを
遠隔制御するロボット遠隔制御装置と遠隔制御装置から
のデータに基づいて制御されるロボット装置とを有する
ロボット遠隔制御システムであって、ロボット遠隔制御
装置は、ロボット装置の制御データを発生する遠隔用指
令装置と、制御データを入力して処理する第1のコンピ
ュータ装置と、制御データを公衆回線網に接続された基
地局へ送信する第1の移動体通信装置とを有し、ロボッ
ト装置は、公衆回線網に接続された基地局から送信され
てくる制御データを受信する第2の移動体通信装置と、
制御データを処理して機構部を制御する第2のコンピュ
ータ装置とを有し、機構部は、第2のコンピュータ装置
から制御される1乃至2の大作業腕と1乃至2の小作業
腕と走行系とを有し、第2のコンピュータ装置は、ロボ
ット装置の制御データに基づいて、1乃至2の大作業腕
と1乃至2の小作業腕と走行系とを制御することによ
り、ロボット遠隔制御装置からの制御データは第1の移
動体通信装置を介して伝送されるので、被制御体として
のロボット装置が少なくとも日本のいずれの地に配置さ
れていても、そのロボット装置を制御することができる
と共に、ロボット装置は1乃至2の大作業腕と1乃至2
の小作業腕とを有するので、1乃至2の大作業腕に重量
物撤去動作を行わせ、1乃至2の小作業腕に器用な動作
を行わせることができ、迅速な救助活動を行わせること
ができるという有利な効果が得られる。
【0058】請求項2に記載のロボット遠隔制御システ
ムによれば、請求項1に記載のロボット遠隔制御システ
ムにおいて、1乃至2の大作業腕および1乃至2の小作
業腕はそれぞれ、基腕と支腕と手首部と指部とを有する
ことにより、1乃至2の大作業腕と1乃至2の大作業腕
の内側に配置された1乃至2の小作業腕を有するので、
外側に配置された大作業腕には重量物撤去動作等の力強
い動作を行わせ、内側に配置された1乃至2の小作業腕
には強い力を必要としない器用な動作を行わせることが
でき、迅速な救助活動を確実に行わせることができると
いう有利な効果が得られる。
【0059】請求項3に記載のロボット遠隔制御システ
ムによれば、請求項1または2に記載のロボット遠隔制
御システムにおいて、1乃至2の大作業腕と走行系とは
油圧により駆動され、1乃至2の小作業腕は電動力によ
り駆動されることにより、油圧駆動の大作業腕には重量
物撤去動作等の力強い動作を確実に行わせ、電動力駆動
の1乃至2の小作業腕には高精度の器用な動作を行わせ
ることができるので、迅速な救助活動を高精度でかつ確
実に行わせることができるという有利な効果が得られ
る。
【0060】請求項4に記載のロボット遠隔制御システ
ムによれば、請求項1乃至3のいずれか1に記載のロボ
ット遠隔制御システムにおいて、走行系は油圧により駆
動されるクローラであることにより、ロボット装置は、
でこぼこ道や急傾斜地などの走行困難な地形であって
も、容易かつ高速に移動することができるという有利な
効果が得られる。
【0061】請求項5に記載のロボット遠隔制御システ
ムによれば、請求項1乃至4のいずれか1に記載のロボ
ット遠隔制御システムにおいて、ロボット装置は、走行
系により駆動される走行台と、走行台上の車室とを有
し、1乃至2の大作業腕と1乃至2の小作業腕と走行系
とを制御する乗車用指令装置を車室内に備えたことによ
り、遠隔地のみならず、搭乗可能な車室という近傍の場
所においてもロボット装置を容易に制御することができ
るという有利な効果が得られる。
【0062】請求項6に記載のロボット遠隔制御システ
ムによれば、請求項1乃至5のいずれか1に記載のロボ
ット遠隔制御システムにおいて、機構部は、対象物を撮
像して画像信号に変換する複数のカメラと、周囲の発生
音を音声信号に変換する複数のマイクとを有し、第2の
コンピュータ装置は、画像信号と音声信号とを第2の移
動体通信装置を介して送信し、ロボット遠隔制御装置
は、第2の移動体通信装置からの送信信号を受信して、
画像信号をモニタに表示し、音声信号をスピーカから音
として送出することにより、遠隔地であっても、ロボッ
ト装置の状態を画像と音声で知ることができるので、正
確かつ迅速にロボット装置を制御することができるとい
う有利な効果が得られる。
【0063】請求項7に記載のロボット遠隔制御システ
ムによれば、請求項1乃至6のいずれか1に記載のロボ
ット遠隔制御システムにおいて、遠隔用指令装置は、回
転回動自在の操作腕と、操作腕に配設された複数のセン
サーと、オン・オフ指令を行う複数の指令スイッチとを
備え、複数のセンサーで検出した回転回動の値および複
数の指令スイッチのオン・オフに基づいてロボット装置
の制御データを生成することにより、操作腕を操作した
り、指令スイッチをオン・オフすれば、複数のセンサー
と複数の指令スイッチとにより、ロボット装置の制御デ
ータを生成することができるので、容易にロボット装置
を制御することができるという有利な効果が得られる。
【0064】請求項8に記載のロボット遠隔制御システ
ムによれば、請求項5乃至7のいずれか1に記載のロボ
ット遠隔制御システムにおいて、乗車用指令装置は、回
転回動自在の操作腕と、操作腕に配設された複数のセン
サーと、オン・オフ指令を行う複数の指令スイッチとを
備え、複数のセンサーで検出した回転回動の値および複
数の指令スイッチのオン・オフに基づいてロボット装置
の制御データを生成することにより、操作腕を操作した
り、指令スイッチをオン・オフすれば、複数のセンサー
と複数の指令スイッチとにより、ロボット装置の制御デ
ータを生成することができるので、容易にロボット装置
を制御することができるという有利な効果が得られる。
【0065】請求項9に記載のロボット遠隔制御システ
ムによれば、請求項7または8に記載のロボット遠隔制
御システムにおいて、回転回動自在の操作腕は、アクチ
ュエータにより駆動される円板部を有するディスクパッ
ドブレーキ等の固定機構により、固定状態または固定解
除状態になることにより、大腕や小腕の操作腕を容易に
固定状態または固定解除状態にすることができるので、
ロボット装置制御のための操作が容易となるという有利
な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1によるロボット遠隔制御
システムを示すブロック図
【図2】図1のロボット遠隔制御システムを構成するロ
ボット遠隔制御装置を示すブロック図
【図3】図1のロボット遠隔制御システムを構成するロ
ボット装置を示すブロック図
【図4】画像音声通信システムを示すブロック図
【図5】遠隔用指令装置を示すブロック図
【図6】乗車用指令装置を示すブロック図
【図7】電動機用ドライバユニットが駆動するモータを
示すブロック図
【図8】電動機用ドライバユニットが駆動するモータを
示すブロック図
【図9】電動機用ドライバユニットが駆動するモータを
示すブロック図
【図10】図3の油圧サーボ弁ユニットが駆動するシリ
ンダ等を示すブロック図
【図11】図3の油圧サーボ弁ユニットが駆動するシリ
ンダ等を示すブロック図
【図12】(a)ロボット装置の外観を示す外観構成図
(b)ロボット装置の外観を示す外観構成図
【図13】図1の遠隔用指令装置の外観を示す外観構成
【図14】乗車用指令装置の外観を示す外観構成
【図15】図13、図14の大腕操作腕を示す概略構成
【図16】図13、図14の小腕操作腕を示す概略構成
【図17】図15のジョイスティック部を示す概略構成
【図18】(a)図16のジョイスティック部を示す概
略構成図 (b)図16のジョイスティック部を示す概略構成図
【図19】図13、図14の脚部操作盤を示す概略構成
【図20】図15、図17に示した左の大腕操作腕を示
す模式図
【図21】図16、図18に示した左の小腕操作腕を示
す模式図
【図22】ロボット装置の大腕(大作業腕)を示す模式
【図23】ロボット装置の小腕(小作業腕)を示す模式
【図24】(a)図15、図17の大腕操作腕や図1
6、図18の小腕操作腕の各検出部の位置を固定するデ
ィスクパッドブレーキを示す説明図 (b)図15、図17の大腕操作腕や図16、図18の
小腕操作腕の各検出部の位置を固定するディスクパッド
ブレーキを示す説明図 (c)図15、図17の大腕操作腕や図16、図18の
小腕操作腕の各検出部の位置を固定するディスクパッド
ブレーキを示す説明図
【図25】ロボット遠隔制御装置における送信動作を示
すフローチャート
【図26】ロボット遠隔制御装置における受信動作(反
力制御)を示すフローチャート
【図27】ロボット装置における送信動作を示すフロー
チャート
【図28】ロボット装置における受信動作を示すフロー
チャート
【図29】ロボット装置における受信動作を示すフロー
チャート
【図30】ロボット装置における受信動作を示すフロー
チャート
【符号の説明】
1 ロボット遠隔制御装置 2 ロボット装置 2a 上部機器ベース 2b クローラ 3 ロボット遠隔制御部 3a、7a、11a、15a アンテナ 4 遠隔用指令装置 5、9a 表示装置部 6、9b 出力装置部 7 ロボット制御部 8 乗車用指令装置 10 機構部 11 画像音声遠隔制御部 12 モニタ群 13 マイク 14 スピーカ群 15 画像音声処理部 16 カメラ群 17 マイク群 18 スピーカ 22 遠隔制御側画像音声装置 23 ロボット側画像音声装置 30、70 コンピュータ装置 31、71、111、151 中央処理装置(CPU) 32a,32b,32c,32d,72a,72b,7
2c,72d,72e,72f,112,112a,1
12b,112c,152,152a,152b,15
2c インタフェース部 33、73 RAM 34、74 ROM 35、75、114、154 移動体通信装置 36、76 移動体通信カード 37、77 PHS電話機 41、81 入力装置 42、82、101 モータ群 51、91 状態表示機器 61、92、95 コントローラ 62、93 電動機用ドライバユニット 94 油圧サーボ弁ユニット 102 油圧モータ群 103 シリンダ群 104 エンジン 105 油圧ポンプ 106 発電機 107 バッテリ 108 油タンク 109、411、811 センサー群 113、153 データ通信カード 120A 大腕 120B 小腕 120C 排土板 121、125 基腕 122、128 支腕 123、129 手首部 124、130 ハンド(指部) 126 シリンダ 127 シリンダロッド 131 前中央カメラ 132 前左カメラ 133 前右カメラ 134 後カメラ 135 左大腕カメラ 136 右大腕カメラ 137 左小腕カメラ 138 右小腕カメラ 139 モニタ 140 スピーカ 141、161 大腕操作腕 142、162 小腕操作腕 143、163 脚部操作盤 144、164 カメラ架台操作棒 145、165 マイク 146、166 主電源 167、813 遠隔乗車切替スイッチ 168 モニタ 169 スピーカ 170、173 基腕上下回動検出部 171、174 支腕上下回動検出部 172、175 ジョイスティック部 176 手首部回転検出部 177 手首部上下回動検出部 178 基腕左右回動指令スイッチ 179 手首部左右回動指令スイッチ 180 ハンド開閉指令スイッチ 181 手首部X回動検出部 182 手首部Y回動検出部 183 基腕回転検出部 184 基腕左右回動検出部 185 基腕伸縮指令スイッチ 186 親指開閉指令スイッチ 187 中指開閉指令スイッチ 188 人差指開閉指令スイッチ 189 手首部回転検出部 190 照明指令スイッチ 191 通信スタート指令スイッチ 192 全停止指令スイッチ 193 左右前進変位検出センサ 194 左右後退変位検出センサ 195 上部機器ベース左右回動変位検出センサ 196 エンジン起動指令スイッチ 197 排土板上下回動指令スイッチ 198 大腕操作腕固定解除指令スイッチ 199 小腕操作腕固定解除指令スイッチ 200a スピーカ指令スイッチ 200b マイク指令スイッチ 201 基腕上下回動部 202 支腕上下回動部 203 手首部左右回動部 204 手首部上下回動部 205 手首部回転部 206 ハンド開閉部 211 基腕上下回動部 212 基腕伸縮部 213 基腕回転部 214 支腕上下回動部 215 手首部X回動部 216 手首部Y回動部 217 手首部回転部 218 親指開閉部 219 中指開閉部 220 人差指開閉部 221 基腕左右回動部 222、223 フレーム 224 アクチュエータ 225 スプリング 226 円板部 412、812 スイッチ群 931a,931b,931c,931d,931e,
931f,931g,931h,941a,941b,
941c,941d 基腕用モータ 932a,932b,942a,942b 支腕用モー
タ 933a,933b,933c,933d,933e,
933f,943a,943b,943c,943d,
943e,943f 手首部用モータ 934a,934b 親指用モータ 935a,935b 人差用モータ 936a,936b 中指用モータ 937a,937b,937c,937d,937e,
937f,937g,937h カメラ架台用モータ 944a,944b ハンド用モータ 945a,945b クローラ用モータ 946 上部機器ベース用モータ 947 排土板用シリンダ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高本 陽一 福岡県北九州市小倉北区浅野三丁目8番1 号 株式会社テムザック内 Fターム(参考) 3C007 AS32 BS26 CS08 HS13 HS19 HS23 JS03 JT07 JU12 KS39 KT02 MT00 WA17

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ロボットを遠隔制御するロボット遠隔制御
    装置と、前記ロボット遠隔制御装置からのデータに基づ
    いて制御されるロボット装置とを有するロボット遠隔制
    御システムであって、 前記ロボット遠隔制御装置は、前記ロボット装置の制御
    データを発生する遠隔用指令装置と、前記制御データを
    入力して処理する第1のコンピュータ装置と、前記制御
    データを公衆回線網に接続された基地局へ送信する第1
    の移動体通信装置とを有し、 前記ロボット装置は、公衆回線網に接続された基地局か
    ら送信されてくる前記制御データを受信する第2の移動
    体通信装置と、前記制御データを処理して機構部を制御
    する第2のコンピュータ装置とを有し、前記機構部は、
    前記第2のコンピュータ装置から制御される1乃至2の
    大作業腕と1乃至2の小作業腕と走行系とを有し、前記
    第2のコンピュータ装置は、前記ロボット装置の制御デ
    ータに基づいて、前記1乃至2の大作業腕と前記1乃至
    2の小作業腕と前記走行系とを制御することを特徴とす
    るロボット遠隔制御システム。
  2. 【請求項2】前記1乃至2の大作業腕および前記1乃至
    2の小作業腕はそれぞれ、基腕と支腕と手首部と指部と
    を有することを特徴とする請求項1に記載のロボット遠
    隔制御システム。
  3. 【請求項3】前記1乃至2の大作業腕と前記走行系とは
    油圧により駆動され、前記1乃至2の小作業腕は電動力
    により駆動されることを特徴とする請求項1または2に
    記載のロボット遠隔制御システム。
  4. 【請求項4】前記走行系は油圧により駆動されるクロー
    ラであることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1
    に記載のロボット遠隔制御システム。
  5. 【請求項5】前記ロボット装置は、前記走行系により駆
    動される走行台と、前記走行台上の車室とを有し、前記
    1乃至2の大作業腕と前記1乃至2の小作業腕と前記走
    行系とを制御する乗車用指令装置を前記車室内に備えた
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1に記載の
    ロボット遠隔制御システム。
  6. 【請求項6】前記機構部は、対象物を撮像して画像信号
    に変換する複数のカメラと、周囲の発生音を音声信号に
    変換する複数のマイクとを有し、前記第2のコンピュー
    タ装置は、前記画像信号と前記音声信号とを前記第2の
    移動体通信装置を介して送信し、前記ロボット遠隔制御
    装置は、前記第2の移動体通信装置からの送信信号を受
    信して、前記画像信号をモニタに表示し、前記音声信号
    をスピーカから音として送出することを特徴とする請求
    項1乃至5のいずれか1に記載のロボット遠隔制御シス
    テム。
  7. 【請求項7】前記遠隔用指令装置は、回転回動自在の操
    作腕と、前記操作腕に配設された複数のセンサーと、オ
    ン・オフ指令を行う複数の指令スイッチとを備え、前記
    複数のセンサーで検出した前記回転回動の値および前記
    複数の指令スイッチのオン・オフに基づいて前記ロボッ
    ト装置の制御データを生成することを特徴とする請求項
    1乃至6のいずれか1に記載のロボット遠隔制御システ
    ム。
  8. 【請求項8】前記乗車用指令装置は、回転回動自在の操
    作腕と、前記操作腕に配設された複数のセンサーと、オ
    ン・オフ指令を行う複数の指令スイッチとを備え、前記
    複数のセンサーで検出した前記回転回動の値および前記
    複数の指令スイッチのオン・オフに基づいて前記ロボッ
    ト装置の制御データを生成することを特徴とする請求項
    5乃至7のいずれか1に記載のロボット遠隔制御システ
    ム。
  9. 【請求項9】前記回転回動自在の操作腕は、アクチュエ
    ータにより駆動される円板部を有するディスクパッドブ
    レーキ等の固定機構により、固定状態または固定解除状
    態になることを特徴とするを請求項7または8に記載の
    ロボット遠隔制御システム。
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