JP4608472B2 - 移動ロボット及び移動ロボットの制御装置 - Google Patents
移動ロボット及び移動ロボットの制御装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4608472B2 JP4608472B2 JP2006270375A JP2006270375A JP4608472B2 JP 4608472 B2 JP4608472 B2 JP 4608472B2 JP 2006270375 A JP2006270375 A JP 2006270375A JP 2006270375 A JP2006270375 A JP 2006270375A JP 4608472 B2 JP4608472 B2 JP 4608472B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wireless
- movement
- radio
- maximum
- base station
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Manipulator (AREA)
- Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)
Description
このような問題に対して、特許文献1には、ロボットが電波の届かないところまで移動すると、移動中に取得した電波強度に基づいて作成した電波強度マップに従い、無線接続が可能な地点まで自律的に移動するようにした移動ロボットが提案されている。
また、特許文献2には、複数の移動ロボットが稼動している場合に、電波の弱い領域に移動した移動ロボットに対して、他の移動ロボットが基地局との通信を中継する移動ロボットが提案されている。
また、特許文献2に記載の移動ロボットは、稼動する移動ロボットが1台の場合は、基地局との通信を中継することができず、電波の届かない領域に移動した移動ロボットが、再び通信可能な領域への復帰ができない場合が起こり得るものであった。
これによって、移動ロボットは、移動経路上の無線環境の状態に応じて上限が制限された移動速度で移動することができる。
これによって、移動ロボットは、無線強度のみから判断するよりも適切に無線環境の状態を判断することができ、無線環境に適した最大移動速度を決定することができる。
これによって、移動ロボットは、複数の無線基地局が配置された移動領域において、無線環境の状態を判断する無線基地局を特定して、最大移動速度を決定し、決定した最大移動速度に上限を制限された移動速度で移動することができる。
これによって、移動ロボットは、最良の無線環境状態で管理用コンピュータと通信を行うことができる。
これによって、接続切替の際に、通信が切断された状態で移動ロボットが移動して、例えば、通信不能な領域まで移動してしまう等の不具合の発生を防止することができる。
これによって、接続する無線基地局は、移動経路の全域において、相対的に通信切断が発生するリスクが低いため、移動ロボットは、途中で他の無線基地局と接続切替を行うことなく移動することができる。
これによって、移動ロボットの制御装置は、移動ロボットを、移動経路上の無線環境の状態に応じて上限が制限された移動速度で移動させることができる。
はじめに、本発明の実施形態に係る移動ロボット制御システムAについて説明する。 図1は、本発明の実施形態に係る移動ロボット制御システムを示すシステム構成図である。
図1に示すように、移動ロボット制御システムAは、タスクを実行する移動領域に配置された移動ロボットR(以下、「ロボット」と適宜略称する)と、これらロボットRと無線通信によって接続された無線親機(無線基地局)1と、無線親機1にネットワーク4を介して接続された管理用コンピュータ3と、管理用コンピュータ3にネットワーク4を介して接続された記憶部5及び端末7とを備えている。なお、タスクを実行する移動領域に配置された移動ロボットR及び無線親機1の数は本実施形態に限定されるものではない。
ロボットRは、移動領域内を移動する移動タスクを実行するときは、事前に無線親機1との後記する接続切替パターンと、移動経路上の無線環境の状態に応じた最大移動速度とを決定してからタスクの実行を開始する。
移動領域内に複数の無線親機1が配置されている場合は、ロボットRは、適宜に無線環境が良好な状態の無線親機1に接続を切り替えて、管理用コンピュータ3と通信を行うようになっている。
また、管理用コンピュータ3は、記憶部5に対する入出力を管理する。管理用コンピュータ3としては、例えば、汎用のPC(Personal Computer)を用いることができる。
なお、記憶部5としては、例えば、ハードディスク装置、光ディスク装置、半導体メモリ装置などを用いることができる。
次に、図2を参照して、本発明の実施形態に係るロボットRの外観について説明する。以下の説明において、ロボットRの前後方向にX軸、左右方向にY軸、上下方向にZ軸をとる。
本発明の実施形態に係るロボットRは、自律移動型の2足移動ロボットである。このロボットRは、管理用コンピュータ3から送信されたタスク指令に基づき、タスクを実行するものである。
続いて、ロボットRの駆動構造について説明する。図3は、図2のロボットの駆動構造を模式的に示す斜視図である。なお、図3における関節部は、当該関節部を駆動する電動モータにより示されている。
図3に示すように、左右それぞれの脚部R1は、6個の関節部11R(L)〜16R(L)を備えている。左右12個の関節は、股部(脚部R1と胴部R2との連結部分)の脚部回旋用(Z軸まわり)の股関節部11R,11L(右側をR、左側をLとする。また、R,Lを付さない場合もある。以下同じ。)、股部のピッチ軸(Y軸)まわりの股関節部12R,12L、股部のロール軸(X軸)まわりの股関節部13R,13L、膝部のピッチ軸(Y軸)まわりの膝関節部14R,14L、足首のピッチ軸(Y軸)まわりの足首関節部15R,15L、および、足首のロール軸(X軸)まわりの足首関節部16R,16Lから構成されている。そして、脚部R1の下には足部17R,17Lが取り付けられている。
図3に示すように、胴部R2は、ロボットRの基体部分であり、脚部R1、腕部R3および頭部R4と連結されている。すなわち、胴部R2(上体リンク53)は、股関節部11R(L)〜13R(L)を介して脚部R1と連結されている。また、胴部R2は、後記する肩関節部31R(L)〜33R(L)を介して腕部R3と連結されている。また、胴部R2は、後記する首関節部41,42を介して頭部R4と連結されている。
また、胴部R2は、上体回旋用(Z軸まわり)の関節部21を備えている。
図3に示すように、左右それぞれの腕部R3は、7個の関節部31R(L)〜37R(L)を備えている。左右14個の関節部は、肩部(腕部R3と胴部R2との連結部分)のピッチ軸(Y軸)まわりの肩関節部31R,31L、肩部のロール軸(X軸)まわりの肩関節部32R,32L、腕部回旋用(Z軸まわり)の肩関節部33R,33L、肘部のピッチ軸(Y軸)まわりの肘関節部34R,34L、手首回旋用(Z軸まわり)の腕関節部35R,35L、手首のピッチ軸(Y軸)まわりの手首関節部36R,36L、および手首のロール軸(X軸)まわりの手首関節部37R,37Lから構成されている。そして、腕部R3の先端には把持部(ハンド)71R,71Lが取り付けられている。
図3に示すように、頭部R4は、首部(頭部R4と胴部R2との連結部分)のY軸まわりの首関節部41と、首部のZ軸まわりの首関節部42と、を備えている。首関節部41は頭部R4のチルト角を設定するためのものであり、首関節部42は頭部R4のパン角を設定するためのものである。
また、各関節部の電動モータは、その出力を減速・増力する減速機(図示せず)を介して前記した大腿リンク51R(L)、下腿リンク52R(L)などを相対変位させる。これら各関節部の角度は、関節角度検出手段(例えば、ロータリエンコーダ)によって検出される。
図4は、本実施形態に係るロボットの構成を示したブロック図である。
図4に示すように、ロボットRは、前記した脚部R1、胴部R2、腕部R3、頭部R4に加えて、カメラC,C、スピーカS、マイクMC、画像処理部110、音声処理部120、移動制御部130、記憶部140、無線通信部150、及び主制御部200を有する。
さらに、ロボットRは、自己位置を検出するため位置検出手段として、ジャイロセンサSR1及びGPS(Global Positioning System)受信器SR2を有している。
カメラC,Cは、映像をデジタルデータとして取り込むことができるものであり、例えばカラーCCD(Charge Coupled Device)カメラが使用される。カメラC,Cは、左右に平行に並んで配置され、撮影した画像は画像処理部110に出力される。このカメラC,Cと、頭部R4の内部に配設される。
画像処理部110は、カメラC,Cが撮影した画像を処理して、撮影された画像からロボットRの周囲の状況を把握するため、周囲の障害物や人物の認識を行う部分である。この画像処理部110は、ステレオ処理部111、移動体抽出部112、及び顔認識部113を含んで構成される。
移動体の抽出をするために、移動体抽出部112は、過去の数フレーム(コマ)の画像を記憶しており、最も新しいフレーム(画像)と、過去のフレーム(画像)を比較して、パターンマッチングを行い、各画素の移動量を計算し、移動量画像を生成する。そして、視差画像と、移動量画像とから、カメラC,Cから所定の距離範囲内で、移動量の多い画素がある場合に、人物があると推定し、その所定距離範囲のみの視差画像として、移動体を抽出し、顔認識部113へ移動体の画像を出力する。
認識された顔の位置は、ロボットRが移動するときの情報として、また、その人とのコミュニケーションを取るため、主制御部200に出力されると共に、無線通信部150に出力されて、無線親機1を介して、管理用コンピュータ3に送信される。
スピーカSは、後記する音声合成部121により生成された音声を出力するためのものである。このスピーカSは、頭部R4の内部に配設される。
マイクMCは、ロボットRの周囲の音を集音するものである。この集音された音は、後記する音声認識部122に音声信号として出力される。
音声処理部120は、音声合成部121と、音声認識部122とを有する。
音声合成部121は、主制御部200が決定し、出力してきた発話行動の指令に基づき、文字情報から音声データを生成し、スピーカSに音声を出力する部分である。音声データの生成には、予め記憶している文字情報と音声データとの対応関係を利用する。
音声認識部122は、マイクMCから音声データが入力され、予め記憶している音声データと文字情報との対応関係に基づき、音声データから文字情報を生成し、主制御部200に出力するものである。
移動制御部(移動制御手段)130は、脚部R1、胴部R2、腕部R3及び頭部R4を駆動制御するものであって、脚部制御部131、胴部制御部132、腕部制御部133、頭部制御部134を備えている。
脚部制御部131は、主制御部200の指示に従い脚部R1を駆動し、胴部制御部132は、主制御部200の指示に従い胴部R2を駆動し、腕部制御部133は、主制御部200の指示に従い腕部R3を駆動し、頭部制御部134は、主制御部200の指示に従い頭部R4を駆動する。
ジャイロセンサSR1は方向を検出し、GPS受信器SR2は座標を検出する。ジャイロセンサSR1、及びGPS受信器SR2が検出したデータは、主制御部200に出力され、ロボットRの行動を決定するのに利用される。
記憶部(記憶手段)140は、ハードディスクや半導体メモリ等の記憶装置であって、ロボットRが移動する移動領域の地図データと、この移動領域における無線環境に関連する無線環境データとを含んだ無線環境マップ、及びこの移動領域の地図データと、この移動領域における無線環境が最良の無線親機1を示すデータとを含んだ最適無線親機マップを記憶するものである。また、記憶部140は、無線環境の状態に応じてロボットRの最大移動速度を決定するために用いる、無線環境値と最大移動速度との関係を定めた最大移動速度制御テーブルを記憶するものでもある。
なお、無線親機1が複数存在する場合は、その無線親機1毎に無線環境マップが用意され、記憶部140に記憶される。
図5に示したように、本実施形態では、総合的に無線環境の良好度を評価するために、無線強度と、ノイズフロアと、エラー回数(通信エラー回数)と、再送回数(データ再送回数)と、通信速度とを指標である無線環境データとして用い、それぞれの無線環境データに重み付けして、総合無線環境データとしている。
なお、本実施形態では、総合無線環境データが、特許請求の範囲の記載における「無線環境データ」に相当する。
また、(無線強度/ノイズフロア)<1のときは、ノイズレベルが無線強度(信号レベル)よりも大きく、無線環境が極めて悪い状況であるとして、総合無線環境データへの寄与は“0”(%)とする。
図5の項目が「通信速度」の欄には、数値範囲が{1,2,5.5,11}[Mbps]の場合と、数値範囲が{6,9,12,18,24,36,48,54}[Mbps]の換算表が定められている。前者は、IEEE802.11bに準拠する規格の無線LANアダプタを用いた場合の換算表であり、後者は、IEEE802.11g又はIEEE802.11aに準拠する規格の無線LANアダプタを用いた場合の換算表である。
速い通信速度で通信を確立することができるほど、良好な無線環境であり、高い換算値が割り当てられている。
なお、他の規格や方式の通信手段を用いる場合は、適宜に通信速度に対応した換算式を決めるようにすればよい。
このように、無線強度以外の無線環境に関連するデータを含めた無線環境データに、重み付けして算出した総合無線環境データを用いることにより、より適切に無線環境を評価することができる。
特に、エラー回数や再送回数は、通信が確立した状態で、そのときの無線環境の状態を評価することができるので、通信が確立できなくなる状態を適確に判断することができる。
また、図6(b)に示した無線環境マップの例では、図6(a)で示した地図データ(フロアマップ)に、所定間隔のグリッドを設定し、グリッドの格子点毎に、図5で説明した無線環境データ(総合無線環境データ)を対応付けしている。
このように地図データに無線環境データを対応付けることで、ロボットRは、どの場所が、無線環境が良好であるのかを認識することが可能になる。
例えば、図7に示すように、無線親機1が2台配置されている場合、図7(a)に示した無線親機1Aの無線環境マップと、図7(b)に示した無線親機1Bの無線環境マップとで、グリッドの各格子点において、無線環境データの値が大きい無線親機1を対応付けて、図7(c)に示す最適無線親機マップを作成することができる。
なお、図7(c)に示した最適無線親機マップにおいて、「A」、「B」は、最適な無線親機が、それぞれ、無線親機1A、無線親機1Bであることを示し、「AB」は、2台の無線親機1A,1Bに関する無線環境データの値が同じであるため、両方の無線親機1A,1Bが最適な無線親機1であることを示す。
また、この最適無線親機マップは、記憶部140に記憶しておく。
このように、複数の無線親機1が存在する場合、ロボットRは、最適無線親機マップを用いることによって通信状態が良好な無線親機1を選択することが可能になる。
これによって、ロボットRは、例えば、無線環境マップを参照して、ある地点における無線環境データの値を取得することにより、その地点における最大移動速度を即時に求めることができる。
図4に戻って、ロボットRの構成について説明を続ける。
無線通信部(無線通信手段)150は、管理用コンピュータ3とデータの送受信を行う通信装置であり、後記する主制御部200の無線制御切替部202(図10参照)の指示にしたがって、無線親機1の接続切替(ハンドオーバ)を行う。
ここで、図9を参照して、無線通信部150の詳細な構成について説明する。なお、図9は、無線通信部の構成を示すブロック図である。
図9に示したように、無線通信部150は、無線インタフェース部151と、プロトコル制御部152と、無線環境検出部153と、通信アンテナ150aとを備え、さらに、無線環境検出部153は、無線強度検出部153aと、通信速度検出部153bと、エラー回数検出部153cと、再送回数検出部153dとを備えている。
また、送信時には、無線インタフェース部151は、プロトコル制御部152からデータを入力し、無線波に変換して通信アンテナ150aを介して、無線親機1(図4参照)に送信する。
また、プロトコル制御部152における送受信時の通信速度、受信時のエラー回数及び送信時の再送回数が、それぞれ無線環境検出部153の通信速度検出部153b、エラー回数検出部153c及び再送回数検出部153dによって検出される。
このように無線通信部150を構成することで、記憶部140に記憶されている無線環境マップを作成・更新することが可能になる。なお、ロボットRにおいて、無線環境マップを作成・更新しない場合は、無線環境検出部153を構成から省略することも可能である。
図4に戻って、ロボットの構成について説明を続ける。
主制御部(移動ロボットの制御装置)200は、画像処理部110、音声処理部120、移動制御部130、記憶部140、無線通信部150、ジャイロセンサSR1、GPS受信器SR2などのロボットRを構成する各部を統括的に制御する制御手段であり、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)などからなるコンピュータである。
この主制御部200は、管理用コンピュータ3から送信されるタスク指令を解析し、そのタスク指令に基づいた動作を、移動制御部130に指示することで、一連のタスクを自律的に実行させる。
図10に示すように、主制御部200は、自己位置認識部201と、無線制御切替部202と、無線親機選択部203と、最大移動速度決定部204と、移動速度指示部205とを備えている。
なお、ロボットRの方向や座標を検出する手段は、ジャイロセンサSR1やGPS受信器SR1に限定されない。また、ロボットRに登載せずに、例えば、移動領域内の各所に適宜カメラを設置し、画像認識等の手法を用いてロボットRの方向や座標を検出するようにしてもよい。
まず、図11を参照(適宜図7参照)して、接続切替パターンの探索について説明する。図11の、(a)は移動経路における無線環境を優先した接続切替パターンの例であり、(b)は接続切替の回避を優先した接続切替パターンの例である。
まず、図11(a)に示した接続切替パターンは、図7(c)に示した最適無線親機マップに基づいて探索した場合である。すなわち、移動経路上において、無線環境が最も良好な無線親機を適宜選択した接続切替パターンである。この場合は、左端のスタート位置を含めて、最初の3ポイントは無線親機1Bを選択し、「BA」と記した4ポイント目において、接続切替を行う。なお、接続切替パターンにおいて、例えば、「BA」は、無線親機1Bから無線親機1Aに接続切替することを示すものとする。そして、中央よりも右側の4ポイントは無線親機1Aを選択する。
このように、図11(a)に示した例では、接続切替を1回行うことにより、移動経路上では、良好な無線環境の状態を維持することができる。
また、このようにして探索した接続切替パターンを接続切替テーブルとして作成する。
次に、図11(b)に示した例では、移動経路上で接続切替を行わないようにして探索した接続切替パターンである。この場合は、スタート位置(左端のポイント)において、移動経路の終点(右端のポイント)における最適な無線親機1Aを選択し、そのまま、接続切替を行わずに終点まで移動する。
このため、通信切断中に、例えば、ロボットRが通信切断中に無線通信不能領域に移動した場合は、無線通可能な領域までロボットRが復帰できなくなる恐れがある。
このようにして探索した接続切替パターン(すなわち、移動経路の全域で無線親機1Aを選択するパターン)を接続切替テーブルとして作成する。
また、図13は、図12に示した無線環境マップ及び無線親機マップを用いて、接続切替パターンを探索する様子を説明するための図である。
図12の(b)〜(d)に示すように、移動領域内には3台の無線親機1A、1B、1Cが、それぞれ、右端、中央及び左端に配置されている。また、この移動タスクにおける移動経路は、図13(a)に示すように、位置“1”をスタート位置として、左方向に移動し、左端の位置“8”まで移動すると、折り返して、右方向に移動し、右端の位置“1”を終点とする巡回ルートである。
なお、ここでは、移動経路をスタート位置である位置“1”、“2”、・・・、“8”までの往路と、位置“8”、“7”、・・・、“1”までの復路に分けて、接続切替パターンを探索する対象とする。本例のように、移動経路が巡回ルートの場合は、適宜移動経路を区分して接続切替パターンの探索を行うことにより、探索アルゴリズムを単純化することができる。
最初に、図13(b)に示すように、最適無線親機マップ(図12(e))を参照して、スタート位置である位置“1”における最適無線親機である無線親機1Aを、位置“1”において選択する。
一般的に、移動先の位置(終点)から近くに配置された無線親機1ほど、その終点に近づく場合は、無線環境が上昇すると考えられるため、接続切替ポイントにおいて、その無線親機1の無線環境データが所定値以上であれば、終点までは更なる接続切替の必要はないと判断できる。
次に、復路について探索する。復路においては、位置“8”がスタート位置であるが、区分した移動経路のスタート位置においては、前の区分経路の終点において選択された無線親機1の接続を保持する。そして、図13(e)に示したように、位置“8”において選択されている無線親機1Cに関する無線環境マップを参照して、無線親機1Cの無線環境データが50%以上である位置“4”まで、無線親機1Cを選択して、接続を保持する。
そして、このようにして探索した接続切替パターンを接続切替テーブルとして作成する。
図13(f)に示したように、この接続切替パターンにおいては、位置“5”及び位置“4”において、2回の接続切替が行われる。
したがって、最適無線親機マップだけでなく、無線環境マップを併用して、一度接続した無線親機1は所定値以上の無線環境を維持できる限りは接続を継続するようにすることにより、接続切替の回数を低減した接続切替パターンを得ることができる。
図10に戻って、主制御部200の説明を続ける。
また、無線環境の状態が変化しない(同じレベルの場合)も、最大移動速度の制限は行わない。
図10に戻って、主制御部200の説明を続ける。
なお、移動速度“0”を指示した場合は、移動制御部130は、移動を停止する。
また、後記する無線制御切替部202から出力される、無線親機1の接続切替通知にしたがって、移動制御部130に移動停止(移動速度“0”)を指示する。
また、本実施形態では、無線親機1の接続切替は、移動を停止して行うため、接続切替を行うときには、移動速度指示部205に接続切替通知を出力する。
次に、ロボットRの動作について説明する。なお、ここでは、主に移動タスクを指令された場合において、最大移動速度を制限し、無線親機1との接続切替をする動作について説明する。
最初に、図15を参照(適宜図4及び図10参照)して、ロボットRが、管理用コンピュータ3から移動タスク指令を受信し、最大移動速度を設定して移動タスクを開始する動作について説明する。図15は、本発明に係るロボットが、最大移動速度を設定して移動タスクを実行する動作の処理の流れを示すフローチャートである。
ここで、図16を参照(適宜図4及び図10参照)して、図15に示したフローチャートにおける最大移動速度の設定ステップ(ステップS12)の詳細について説明する。図16は、最大移動速度を設定する処理の流れを示すフローチャートである。
まず、図17を参照(適宜図4及び図10参照)して、無線環境の良好度を優先した場合について説明する。ここで、図17は、無線環境の良好度を優先して接続切替パターンを探索して移動する処理の流れを示すフローチャートである。
また、十分な無線環境の状態が維持できる無線親機1を選択できない場合は、無線環境の状態に応じて最大移動速度を制限するため、例えば、無線環境の急激な低下等の異常状態を検知した場合に、速やかに移動停止などの対応を行うことができる。さらに、同じ無線親機1との接続を保持して移動する区間毎に、その区間の無線環境の状態に応じて最大移動速度を制限するようにしたため、移動タスクの実行時間を、必要以上に長くすることを防止できる。
さらに、接続切替を行う場合は移動を停止するため、接続切替によって一時的に通信切断された際に、通信不具合によるロボットRの歩行等に作動不良が発生することを防止できる。
次に、図18を参照(適宜図4及び図10参照)して、接続切替の回避を優先した場合について説明する。ここで、図18は、接続切替の回避を優先して接続切替パターンを探索して移動する処理の流れを示すフローチャートである。
なお、最大移動速度の設定は、図16で説明した手順と同様であるので、詳細な説明は省略する。
3 管理用コンピュータ
5 記憶部
130 移動制御部(移動制御手段)
140 記憶部
150 無線通信部(無線通信手段)
200 主制御部(移動ロボットの制御装置)
201 自己位置認識部(位置認識手段)
202 無線制御切替部(無線制御切替手段)
203 無線親機選択部(無線親機選択手段)
204 最大移動速度決定部(最大移動速度決定手段)
205 移動速度指示部(移動速度指示手段)
A 移動ロボット制御システム
R ロボット(移動ロボット)
R1 脚部(移動機構)
SR1 ジャイロセンサ
SR2 GPS受信器
Claims (7)
- 管理用コンピュータに接続された1以上の無線基地局を介して、前記管理用コンピュータとの間で無線通信する無線通信手段を有すると共に、所定の移動領域を示すと共に所定間隔のグリッドが設定された地図データと、前記移動領域における前記無線通信手段と前記無線基地局との間の無線環境の良好度を示す無線環境データを前記地図データにおける前記グリッドの格子点毎に対応付けて記録した無線環境マップと、を予め有し、前記無線環境マップを利用して、前記管理用コンピュータによって指示される目的位置まで移動制御手段が移動機構を駆動制御することで、自律的に移動する移動ロボットであって、
前記移動制御手段に移動速度を指示する移動速度指示手段と、
前記移動領域における自己の位置を認識する位置認識手段と、
前記無線環境データと、当該無線環境データに予め対応付けた最大移動速度とに基づいて、前記位置認識手段によって移動を開始する前に認識された自己位置と前記目的位置 とによって定められる移動経路上における隣接する前記格子点間毎の最大移動速度を決定する最大移動速度決定手段と、を備え、
前記移動速度指示手段は、前記移動制御手段に、前記最大移動速度決定手段によって決定された最大移動速度以下の移動速度を指示し、
前記最大移動速度決定手段は、前記移動ロボットが前記無線環境の状態が上昇するか変化しない方向の前記格子点に移動する場合は最大移動速度を制限せず、前記移動ロボットが前記無線環境の状態が低下する方向の前記格子点に移動する場合は最大移動速度を制限することを特徴とする移動ロボット。 - 前記無線環境データは、前記無線通信手段と前記無線基地局との無線通信において、前記無線通信手段が受信する受信信号の無線強度を含む無線環境の良好度を示す複数種類の無線環境指標で構成されることを特徴とする請求項1に記載の移動ロボット。
- 前記管理用コンピュータは複数の無線基地局と接続されており、
前記複数の無線基地局毎の無線環境マップに基づいて、前記無線通信手段が接続する前記無線基地局を選択する無線基地局選択手段と、
前記無線通信手段の接続先を、前記無線基地局選択手段によって選択された無線基地局に切替える無線制御切替手段と、をさらに備え、
前記最大移動速度決定手段は、前記無線基地局選択手段によって選択された無線基地局に関する無線環境マップに記録された無線環境データに基づいて、最大移動速度を決定することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の移動ロボット。 - 前記無線基地局選択手段は、前記複数の無線基地局毎の無線環境マップに基づいて判定した最良の無線環境を示す無線基地局を位置に対応付けて記録した最適無線基地局マップに基づいて、前記無線通信手段が接続する前記無線基地局を選択することを特徴とする請求項3に記載の移動ロボット。
- 前記無線制御切替手段によって前記無線通信手段と前記無線基地局との接続を切替えるときには、前記移動速度指示手段によって移動を停止することを特徴とする請求項3又は請求項4に記載の移動ロボット。
- 前記無線基地局選択手段は、移動を開始する前の位置において、無線通信を確立でき、かつ前記目的位置において、前記無線環境データの値が所定値以上である無線基地局の中で、前記目的位置に最も近い位置に配置された無線基地局を選択することを特徴とする請求項3に記載の移動ロボット。
- 管理用コンピュータに接続された1以上の無線基地局を介して、前記管理用コンピュータとの間で無線通信する無線通信手段を有すると共に、所定の移動領域を示すと共に所定間隔のグリッドが設定された地図データと、前記移動領域における前記無線通信手段と前記無線基地局との間の無線環境の良好度を示す無線環境データを前記地図データにおける前記グリッドの格子点毎に対応付けて記録した無線環境マップと、を予め有し、前記無線環境マップを利用して、前記管理用コンピュータによって指示される目的位置まで移動制御手段が移動機構を駆動制御することで、自律的に移動する移動ロボットを制御する制御装置であって、
前記移動制御手段に移動速度を指示する移動速度指示手段と、
前記移動領域における前記移動ロボットの位置を認識する位置認識手段と、
前記無線環境データと、当該無線環境データに予め対応付けた最大移動速度とに基づいて、前記位置認識手段によって移動を開始する前に認識された自己位置と前記目的位置とによって定められる移動経路上における隣接する前記格子点間毎の最大移動速度を決定する最大移動速度決定手段と、を備え、
前記移動速度指示手段は、前記移動制御手段に、前記最大移動速度決定手段によって決定された最大移動速度以下の移動速度を指示し、
前記最大移動速度決定手段は、前記移動ロボットが前記無線環境の状態が上昇するか変化しない方向の前記格子点に移動する場合は最大移動速度を制限せず、前記移動ロボットが前記無線環境の状態が低下する方向の前記格子点に移動する場合は最大移動速度を制限することを特徴とする移動ロボットの制御装置。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2006270375A JP4608472B2 (ja) | 2006-10-02 | 2006-10-02 | 移動ロボット及び移動ロボットの制御装置 |
| US11/905,344 US8180486B2 (en) | 2006-10-02 | 2007-09-28 | Mobile robot and controller for same |
| DE102007046955.3A DE102007046955B4 (de) | 2006-10-02 | 2007-10-01 | Mobiler Roboter und seine Steuerungsvorrichtung |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2006270375A JP4608472B2 (ja) | 2006-10-02 | 2006-10-02 | 移動ロボット及び移動ロボットの制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2008090576A JP2008090576A (ja) | 2008-04-17 |
| JP4608472B2 true JP4608472B2 (ja) | 2011-01-12 |
Family
ID=39374654
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2006270375A Expired - Fee Related JP4608472B2 (ja) | 2006-10-02 | 2006-10-02 | 移動ロボット及び移動ロボットの制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP4608472B2 (ja) |
Families Citing this family (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6166107B2 (ja) * | 2013-06-17 | 2017-07-19 | 株式会社Ihiエアロスペース | 無人移動体の遠隔操縦システム及び無人移動体 |
| JP6391424B2 (ja) * | 2014-10-27 | 2018-09-19 | 日立建機株式会社 | 無線システム及び運行管理サーバ |
| JP6655412B2 (ja) * | 2016-02-09 | 2020-02-26 | シャープ株式会社 | 制御装置、制御装置の制御方法、制御プログラム、および制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体、ならびに会話装置 |
| JP6724439B2 (ja) * | 2016-03-14 | 2020-07-15 | カシオ計算機株式会社 | 自律移動装置、自律移動システム、自律移動方法及びプログラム |
| JP6779835B2 (ja) * | 2017-06-15 | 2020-11-04 | 株式会社日立製作所 | 監視制御システム、監視制御装置及び監視制御方法 |
| JP7051045B2 (ja) * | 2017-11-08 | 2022-04-11 | オムロン株式会社 | 移動式マニピュレータ、移動式マニピュレータの制御方法及びプログラム |
| JP2021117854A (ja) * | 2020-01-29 | 2021-08-10 | 株式会社日立製作所 | 移動体を制御するシステム |
| JP7276185B2 (ja) * | 2020-02-12 | 2023-05-18 | トヨタ自動車株式会社 | タスク実行システム、無線接続方法、及びプログラム |
| JP7342762B2 (ja) | 2020-03-30 | 2023-09-12 | トヨタ自動車株式会社 | 制御システム、制御方法、及びプログラム |
| CN118613776A (zh) * | 2022-01-27 | 2024-09-06 | 索尼集团公司 | 信息处理装置、信息处理方法和程序 |
| JP2023118510A (ja) * | 2022-02-15 | 2023-08-25 | オムロン株式会社 | 走行装置 |
| CN118696567A (zh) * | 2022-02-22 | 2024-09-24 | 株式会社安川电机 | 通信系统以及通信终端 |
Family Cites Families (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3980205B2 (ja) * | 1998-12-17 | 2007-09-26 | コニカミノルタホールディングス株式会社 | 作業ロボット |
| JP2003005833A (ja) * | 2001-06-25 | 2003-01-08 | Yaskawa Electric Corp | 移動台車の無線制御装置 |
| JP4252333B2 (ja) * | 2003-02-28 | 2009-04-08 | 富士通株式会社 | 移動ロボット |
| JP4168816B2 (ja) * | 2003-04-17 | 2008-10-22 | 株式会社安川電機 | ロボットの制御装置 |
| JP2005025516A (ja) * | 2003-07-02 | 2005-01-27 | Fujitsu Ltd | 電波状況を自律的にリカバリする移動ロボット |
| JP2005086262A (ja) * | 2003-09-04 | 2005-03-31 | Toshiba Corp | 無線中継ロボット |
-
2006
- 2006-10-02 JP JP2006270375A patent/JP4608472B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2008090576A (ja) | 2008-04-17 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP4658892B2 (ja) | 移動ロボット、並びに、移動ロボットの制御装置、移動ロボットの制御方法及び移動ロボットの制御プログラム | |
| JP4856510B2 (ja) | 移動ロボット | |
| JP4456560B2 (ja) | 脚式移動ロボット制御装置および脚式移動ロボット、並びに、脚式移動ロボット制御方法 | |
| JP4608472B2 (ja) | 移動ロボット及び移動ロボットの制御装置 | |
| JP4348276B2 (ja) | ロボット制御装置 | |
| US8180486B2 (en) | Mobile robot and controller for same | |
| KR100807449B1 (ko) | 레그식 로봇의 제어 장치 | |
| JP5607012B2 (ja) | 手話動作生成装置及びコミュニケーションロボット | |
| JP3945279B2 (ja) | 障害物認識装置、障害物認識方法、及び障害物認識プログラム並びに移動型ロボット装置 | |
| JP4276624B2 (ja) | ロボット制御装置、ロボット制御方法、及びロボット制御プログラム | |
| JP3938581B2 (ja) | ロボット | |
| CN103885444B (zh) | 信息处理方法、可移动电子设备和决策控制设备 | |
| JP2006167844A (ja) | 自律移動ロボット | |
| JP4317518B2 (ja) | 物品運搬システム | |
| KR20130049610A (ko) | 이동 기기 및 보행 로봇 | |
| JP7309371B2 (ja) | ロボット制御システム | |
| JP5613114B2 (ja) | 分散制御システム | |
| JP2005125457A (ja) | 作業用移動ロボット | |
| JP2002307350A (ja) | ロボット装置、ロボット装置の動作制御方法、ロボット装置の制御システム、プログラム及び記録媒体 | |
| KR20120053096A (ko) | 네트워크 로봇 시스템, 로봇 제어 장치, 로봇 제어 방법 및 로봇 제어 프로그램 | |
| JP4580226B2 (ja) | ロボット制御システム | |
| JP2008134904A (ja) | 自律移動体 | |
| CN115922731A (zh) | 一种机器人的控制方法以及机器人 | |
| JP2003170375A (ja) | ロボット遠隔制御システム | |
| US20250181068A1 (en) | Robot |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20081126 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20091007 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20091020 |
|
| A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20091221 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20101005 |
|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20101008 |
|
| R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4608472 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131015 Year of fee payment: 3 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |