JP2003170246A - 金属中子 - Google Patents

金属中子

Info

Publication number
JP2003170246A
JP2003170246A JP2001369074A JP2001369074A JP2003170246A JP 2003170246 A JP2003170246 A JP 2003170246A JP 2001369074 A JP2001369074 A JP 2001369074A JP 2001369074 A JP2001369074 A JP 2001369074A JP 2003170246 A JP2003170246 A JP 2003170246A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
core
core member
axial direction
casting
axis
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2001369074A
Other languages
English (en)
Inventor
Kikuo Yoshida
喜久男 吉田
Kiminori Ozawa
公典 小澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Showa Corp
Original Assignee
Showa Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Showa Corp filed Critical Showa Corp
Priority to JP2001369074A priority Critical patent/JP2003170246A/ja
Publication of JP2003170246A publication Critical patent/JP2003170246A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Axle Suspensions And Sidecars For Cycles (AREA)
  • Molds, Cores, And Manufacturing Methods Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 中子を小さな力で抜き取り可能とし、鋳物の
歩留りを向上すること。 【解決手段】 軸方向の抜き勾配が付された中子表面2
0Aを有する金属中子20において、複数の中子部材3
0、40の結合体からなり、各中子部材30、40は軸
方向で抜き勾配に沿って互いに衝合して中子表面を形成
し、一方の中子部材30が他方の中子部材40に対し軸
方向に移動可能とされ、一方の中子部材30の上記移動
下で他方の中子部材40を軸直角断面の縮径方向に移動
可能にするもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動二輪車用フロ
ントフォークのボトムケースの如く、軸方向に長い空洞
を有する鋳物の鋳造時に、その空洞の成形に用いて好適
な金属中子に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動二輪車用フロントフォークの
ボトムケースの如くの鋳物は、左右の金型によりキャビ
ティを形成し、キャビティの中に中子を配置し、注湯
後、所定時間経過してから、先に中子を抜き取り、続い
て金型を開いて鋳物を取出し、その後、鋳物のばり取り
等を施されて製造される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ボトムケースの如くの
軸方向に長い空洞を有する鋳物の場合、その空洞の成形
に用いられる中子は軸方向に長く、中子の抜き取り時
に、中子の全周を軸方向の長い範囲で鋳物に対してこす
るものとなり、中子を鋳物から抜き取るのに大きな力を
必要とし、この力が鋳物の表面に損傷を与えて不良品を
生じ、鋳物の歩留りを悪くする虞がある。
【0004】本発明の課題は、中子を小さな力で抜き取
り可能とし、鋳物の歩留りを向上することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、金型
の内部に配置され、軸方向の抜き勾配が付された中子表
面を有する金属中子において、軸直角断面で分割された
複数の中子部材の結合体からなり、各中子部材は軸方向
で前記抜き勾配に沿って互いに衝合して前記中子表面を
形成し、一方の中子部材が他方の中子部材に対し軸方向
に移動可能とされ、該一方の中子部材の上記移動下で他
方の中子部材を軸直角断面の縮径方向に移動可能にする
ようにしたものである。
【0006】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て更に、両中子部材がそれらの衝合面で、一方の中子部
材の衝合面に設けた係合部と、他方の中子部材の衝合面
の軸方向に設けた係合溝とを軸直角方向にて係合し、一
方の中子部材の軸方向への移動下で、それらの係合部と
係合溝の係合により他方の中子部材を軸直角断面の縮径
方向へ引き寄せて移動可能にするようにしたものであ
る。
【0007】請求項3の発明は、請求項2の発明におい
て更に、一方の中子部材が軸直角断面の直径方向の両側
に中子表面を備え、この両側の中子表面に挟まれる部分
を両側の衝合面とし、この両側の衝合面のそれぞれに他
方の中子部材を結合してなるようにしたものである。
【0008】請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれ
かの発明において更に、自動二輪車用フロントフォーク
のボトムケースの鋳造に用いられるようにしたものであ
る。
【0009】
【作用】請求項1の発明によれば下記の作用がある。 中子は複数の中子部材により全中子表面を形成するも
のであり、中子の抜き取り時に、一方の中子部材を軸方
向に移動すると、他方の中子部材を軸直角断面にて縮径
する。このため、一方の中子部材だけは鋳物に対して軸
方向にこする状態で引抜かれるものとなるが、他方の中
子部材は鋳物をこすることなく鋳物から径方向に離隔さ
れてから引抜かれる。よって、中子の周方向の一部だけ
を鋳物に対してこするだけとなり、中子を鋳物から抜き
取るのに必要な力を小さくし、この力が鋳物の表面に損
傷を与えることを回避し、鋳物の歩留りを向上する。
【0010】請求項2の発明によれば下記の作用があ
る。 一方の中子部材に設けた係合部と、他方の中子部材に
設けた係合溝とを軸直角方向で係合することにより、一
方の中子部材の軸方向への移動に連動して他方の中子部
材を軸直角断面の縮径方向へ引き寄せて移動でき、他方
の中子部材の縮径移動構造の簡易を図ることができる。
【0011】請求項3の発明によれば下記の作用があ
る。 一方の中子部材の直径方向の両側に中子表面を備え、
この両側の中子表面の間に他方の中子部材を配設するこ
とにより、一方の中子部材の両側の中子表面に対し他方
の2個の中子部材のそれぞれの中子表面を対称配置し、
中子の抜き取りの安定を図ることができる。
【0012】請求項4の発明によれば下記の作用があ
る。 ボトムケースの軸方向に長い空洞の成形に用いられる
長い中子を、上述〜により小さな力で抜き取り、ボ
トムケースの歩留りを向上できる。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は金型鋳造機を示す正面図、
図2は図1の側面図、図3は図1の平面図、図4は金属
中子を示す縦断面図、図5は図4の側面図、図6は図4
の平面図、図7は図4のVII−VII線に沿う断面図であ
る。
【0014】金型鋳造機10は、自動二輪車用フロント
フォークのボトムケースを鋳造するものであり、図1〜
図3に示す如く、架台11の上に設けたベース12の上
に支持枠13と固定枠14を固定し、支持枠13と固定
枠14をつなぐように設けたタイバー15に移動枠16
をスライド可能に支持している。固定枠14には金型1
7を移動枠16には金型18を取付け、支持枠13に支
持した型締めシリンダ19により移動枠16をタイバー
15に沿って固定枠14に対し接近/離隔移動すること
により、両金型17、18を型締め/型開き可能として
いる。
【0015】金型鋳造機10は、両金型17、18の型
締め状態でキャビティを形成し、キャビティの中に鉄等
からなる金属中子20を配置可能としている。中子20
は、ボトムケースの空洞を成形する。ベース12の下面
には案内バー21が固定され、この案内バー21に案内
される昇降台22がベース12の上面に設けた中子昇降
シリンダ23により昇降可能とされる。中子20は昇降
台22に固定した中子取付部材24に連結され、金型1
7、18に固定した中子案内部材25に案内されて上昇
されることにより待機位置から作業位置に位置付けら
れ、キャビティの中に配置可能とされる。中子20は、
作業位置において、センタシリンダ26により昇降され
るセンタピン27によってセンタリング支持される。
【0016】従って、金型鋳造機10による鋳造動作は
以下の如くなされる。 (1)中子昇降シリンダ23により中子20を待機位置か
ら作業位置に上昇させる。
【0017】(2)センタシリンダ26のセンタピン27
により中子20をセンタリング支持する。
【0018】(3)型締めシリンダ19により両金型1
7、18を型締めし、キャビティを形成する。前述(1)
の中子20がキャビティの内部に配置されるものとな
る。
【0019】(4)両金型17、18のキャビティに注湯
する。 (5)注湯から例えば60秒経過後、センタシリンダ26の
センタピン27を中子20から外す。
【0020】(6)注湯から例えば100秒経過後、中子昇降
シリンダ23により中子20を待機位置まで下降させ、
鋳物から抜き取る。
【0021】(7)注湯から例えば150秒経過後、型締めシ
リンダ19により両金型17、18を型開きし、鋳物を
取出す。
【0022】しかるに、金型鋳造機10では、中子20
を鋳物から抜き取るに際し、小さな力で抜き取り、かつ
鋳物の表面に損傷を与えないようにするため、中子20
を以下の如くに構成した。
【0023】中子20は、図4〜図6に示す如く、ボト
ムケースの空洞を成形するものであり、円形の軸直角断
面を有するとともに、軸方向の抜き勾配が付されたテー
パ状の中子表面20Aを有する。
【0024】中子20は、軸直角断面で分割された複数
の中子部材、本実施形態では中央の1個からなる一方の
中子部材30と、両側の2個からなる他方の中子部材4
0、40の結合体からなる。
【0025】中子部材30は、中空状をなし、短尺の基
端取付部31と、基端取付部31から上方に延びる長尺
の中子本体部32とからなる。中子部材30の中子本体
部32は、軸直角断面の直径方向の両側に円弧状の中子
表面30Aを備え、この両側の中子表面30A、30A
に挟まれる部分を両側の衝合面33としている。衝合面
33は、中央平坦面33Aと、中央平坦面33Aの両端
から拡開して中子表面30Aにつながる両側平坦面33
Bとにより凹状をなすものである。中子表面30Aは中
子表面20Aが備えるべき抜き勾配と同一の抜き勾配を
備える。
【0026】中子部材40は、中子部材30の各衝合面
33に嵌合する扇断面状で長尺の中子本体部41からな
る。
【0027】中子部材40の中子本体部41は、軸直角
断面において円弧状をなす中子表面40Aを備え、この
中子表面40Aの背面部分を衝合面42としている。衝
合面42は、中子部材30の衝合面33の中央平坦面3
3Aに衝合する中央平坦面42Aと、中子部材30の衝
合面33の両側平坦面33Bに衝合する両側平坦面42
Bとにより凸状をなすものである。中子表面40Aは中
子表面20Aが備えるべき抜き勾配と同一の抜き勾配を
備える。
【0028】即ち、中子部材30と中子部材40、40
は、中子部材30の両側の凸状衝合面33、33に中子
部材40、40の凸状衝合面42、42を前記中子表面
20Aの抜き勾配に沿う軸方向で互いに一定の勾配をも
って衝合するように一体結合され、中子部材30の中子
表面30Aと中子部材40、40の中子表面40A、4
0Aを軸直角断面の周方向で連続化させて前述の中子表
面20Aを形成可能とする。
【0029】更に、中子20は、中子部材30が中子部
材40、40に対し軸方向に移動可能とされ、中子部材
30のこの移動下で、中子部材40、40を軸直角断面
の縮径方向に移動可能としている。具体的には、中子部
材30と中子部材40、40がそれらの衝合面33、4
2で、中子部材30の衝合面33に設けた係合部34
と、中子部材40の衝合面42の軸方向に設けた係合溝
43とを軸直角方向にて係合し、中子部材30の軸方向
への移動下で、それらの係合部34と係合溝43の係合
により中子部材40を軸直角断面の縮径方向へ引き寄せ
て移動可能とする。
【0030】具体的には、中子部材30の係合部34
は、衝合面33の中央平坦面33Aにおける軸方向の2
位置に設けられ、中央平坦面33Aに螺着されるねじ部
34Aと、外方に向けて拡開する皿状頭部34Bとから
なる。中子部材40の係合溝43は、衝合面42の中央
平坦面42Aにおける軸方向の2位置に刻設され、係合
部34の頭部34Bが出入できる大径孔部43Aと、大
径孔部43Aから挿入された頭部34Bを抱持して中子
20の抜き方向へスライド可能とするように溝断面が溝
の内方へ向けて拡径する長溝部43Bとからなる。
【0031】中子部材30と中子部材40の組立ては、
中子部材30の係合部34の頭部34Bに中子部材40
の係合溝43の大径孔部43Aを挿入し、中子部材30
の衝合面33を中子部材40の衝合面42に密着させた
状態で、中子部材30を中子部材40に対し中子20の
抜き方向へ移動して頭部34Bを長溝部43Bに抱持さ
せる。そして、中子部材30と中子部材40の軸方向の
相対位置を、中子部材30の中子表面30Aと中子部材
40の中子表面40Aが軸直角断面の周方向で連続する
中子表面20Aを形成する、標準位置(図4〜図6)に
固定化するように、中子部材30の基端取付部31の上
端面と中子部材40の中子本体部41の下端面との間に
ストッパリング50を挿着する。ストッパリング50
は、2個の半割リング51、52を中子部材30の中子
本体部32の周囲に嵌め、ボルト53で締結することに
て構成される(図7)。
【0032】尚、中子部材30と中子部材40は、上述
の標準位置から、図4にHで示される長さの範囲内で、
中子部材30を中子部材40に対し中子20の抜き方向
へ移動でき、この中子部材30の移動下で中子部材40
を前述の如く縮径方向へ引き寄せ移動可能とするもので
ある。
【0033】中子20は、中子部材30の基端取付部3
1にピン孔31Aを備え、このピン孔31Aを用いて、
前述の昇降台22の中子取付部材24に連結した連結ロ
ッド22Aとピン結合される。また、中子20は、中子
部材30の中子本体部32の上端面にセンタピン27が
係入し得るピン孔32Aを備える。
【0034】従って、金型鋳造機10において、中子2
0は以下の如くに用いられる。中子20を両金型17、
18のキャビティに配置するに際しては、中子部材30
の基端取付部31の上端面と中子部材40の中子本体部
41の下端面との間でストッパリング50を隙間なく挟
む。これにより、中子20は、中子部材30と中子部材
40の軸方向の相対位置を、それらの中子表面30Aと
中子表面40Aが軸直角断面の周方向で連続する全中子
表面20Aを形成する標準位置に設定されて使用可能に
なる。
【0035】中子20を鋳物から引抜くに際しては、中
子昇降シリンダ23の下降力が昇降台22、中子取付部
材24を介して中子部材30に伝えられ、中子部材30
が軸方向へ移動して中子表面30Aが鋳物に対し軸方向
へと引抜かれる。同時に、中子部材30の係合部34と
中子部材40の係合溝43の係合により、中子部材40
が前述の如くに軸直角断面の縮径方向へ移動されて中子
表面40Aが鋳物に対し径方向へ離隔される。その後、
中子部材30の係合部34が中子部材40の係合溝43
の下端部に係止すると、中子部材30と中子部材40は
一体となって軸方向へ移動し、鋳物から引抜かれる。
【0036】本実施形態によれば以下の作用がある。 中子20は複数の中子部材30、40により全中子表
面20A(30A、40A)を形成するものであり、中
子20の抜き取り時に、一方の中子部材30を軸方向に
移動すると、他方の中子部材40を軸直角断面にて縮径
する。このため、一方の中子部材30だけは鋳物に対し
て軸方向にこする状態で引抜かれるものとなるが、他方
の中子部材40は鋳物をこすることなく鋳物から径方向
に離隔されてから引抜かれる。よって、中子20の周方
向の一部だけを鋳物に対してこするだけとなり、中子2
0を鋳物から抜き取るのに必要な力を小さくし、この力
が鋳物の表面に損傷を与えることを回避し、鋳物の歩留
りを向上する。
【0037】一方の中子部材30に設けた係合部34
と、他方の中子部材40に設けた係合溝43とを軸直角
方向で係合することにより、一方の中子部材30の軸方
向への移動に連動して他方の中子部材40を軸直角断面
の縮径方向へ引き寄せて移動でき、他方の中子部材40
の縮径移動構造の簡易を図ることができる。
【0038】一方の中子部材30の直径方向の両側に
中子表面30Aを備え、この両側の中子表面30Aの間
に他方の中子部材40を配設することにより、一方の中
子部材30の両側の中子表面30Aに対し他方の2個の
中子部材40のそれぞれの中子表面40Aを対称配置
し、中子20の抜き取りの安定を図ることができる。
【0039】ボトムケースの軸方向に長い空洞の成形
に用いられる長い中子20を、上述〜により小さな
力で抜き取り、ボトムケースの歩留りを向上できる。
【0040】以上、本発明の実施の形態を図面により詳
述したが、本発明の具体的な構成はこの実施の形態に限
られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の
設計の変更等があっても本発明に含まれる。例えば、本
発明の金属中子は、複数の中子部材の結合体であれば良
く、2分割以上、何分割されるものでも良い。また、本
発明の金属中子は、軸直角断面を円形にするものに限ら
ず、角形にするものでも良い。
【0041】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、中子を小
さな力で抜き取り可能とし、鋳物の歩留りを向上するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は金型鋳造機を示す正面図である。
【図2】図2は図1の側面図である。
【図3】図3は図1の平面図である。
【図4】図4は金属中子を示す縦断面図である。
【図5】図5は図4の側面図である。
【図6】図6は図4の平面図である。
【図7】図7は図4のVII−VII線に沿う断面図である。
【符号の説明】
17、18 金型 20 金属中子 20A、30A、40A 中子表面 30 一方の中子部材 33 衝合面 34 係合部 40 他方の中子部材 42 衝合面 43 係合溝

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金型の内部に配置され、軸方向の抜き勾
    配が付された中子表面を有する金属中子において、 軸直角断面で分割された複数の中子部材の結合体からな
    り、各中子部材は軸方向で前記抜き勾配に沿って互いに
    衝合して前記中子表面を形成し、 一方の中子部材が他方の中子部材に対し軸方向に移動可
    能とされ、該一方の中子部材の上記移動下で他方の中子
    部材を軸直角断面の縮径方向に移動可能にすることを特
    徴とする金属中子。
  2. 【請求項2】 両中子部材がそれらの衝合面で、一方の
    中子部材の衝合面に設けた係合部と、他方の中子部材の
    衝合面の軸方向に設けた係合溝とを軸直角方向にて係合
    し、一方の中子部材の軸方向への移動下で、それらの係
    合部と係合溝の係合により他方の中子部材を軸直角断面
    の縮径方向へ引き寄せて移動可能にする請求項1に記載
    の金属中子。
  3. 【請求項3】 一方の中子部材が軸直角断面の直径方向
    の両側に中子表面を備え、この両側の中子表面に挟まれ
    る部分を両側の衝合面とし、この両側の衝合面のそれぞ
    れに他方の中子部材を結合してなる請求項2に記載の金
    属中子。
  4. 【請求項4】 自動二輪車用フロントフォークのボトム
    ケースの鋳造に用いられる請求項1〜3のいずれかに記
    載の金属中子。
JP2001369074A 2001-12-03 2001-12-03 金属中子 Withdrawn JP2003170246A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001369074A JP2003170246A (ja) 2001-12-03 2001-12-03 金属中子

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001369074A JP2003170246A (ja) 2001-12-03 2001-12-03 金属中子

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003170246A true JP2003170246A (ja) 2003-06-17

Family

ID=19178541

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001369074A Withdrawn JP2003170246A (ja) 2001-12-03 2001-12-03 金属中子

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003170246A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7740049B2 (en) 2004-06-21 2010-06-22 Honda Motor Co., Ltd. Mold device and method of manufacturing cylinder block
CN109014065A (zh) * 2018-09-10 2018-12-18 杭州西子富沃德精密机械有限公司 一种曳引机机座的浇注系统及浇注方法
CN114536694A (zh) * 2022-03-03 2022-05-27 厦门理工学院 一种柔性脱模方法

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7740049B2 (en) 2004-06-21 2010-06-22 Honda Motor Co., Ltd. Mold device and method of manufacturing cylinder block
CN109014065A (zh) * 2018-09-10 2018-12-18 杭州西子富沃德精密机械有限公司 一种曳引机机座的浇注系统及浇注方法
CN109014065B (zh) * 2018-09-10 2024-02-23 杭州西子富沃德精密机械有限公司 一种曳引机机座的浇注系统及浇注方法
CN114536694A (zh) * 2022-03-03 2022-05-27 厦门理工学院 一种柔性脱模方法
CN114536694B (zh) * 2022-03-03 2023-04-18 厦门理工学院 一种柔性脱模方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7740049B2 (en) Mold device and method of manufacturing cylinder block
US8235090B2 (en) Piston mold assembly and method of constructing a piston therewith
JP3548369B2 (ja) 内燃機関のピストン
JP2003170246A (ja) 金属中子
JP2008155266A (ja) 金型構造
JP3623194B2 (ja) シリンダブロック用砂中子の支持構造
KR20150030749A (ko) 피스톤 외부 패널 몰드 및 그것에 의해 피스톤을 제조하고 피스톤의 언더컷 냉각 갤러리를 성형하는 방법
JP2505229B2 (ja) 崩壊性置中子の保持方法
JP2588369Y2 (ja) 中子造型用金型装置
JPH0259141A (ja) 鋳造装置
JP2004066249A (ja) 中子に装着して用いられるケレン
JP3518006B2 (ja) 中空部材鋳造用五分割中子
EP0486673A1 (en) VERTICAL SLIDING LOCATED AT THE BASE OF A HORIZONTALLY MOBILE MOLD IN A VERTICAL INJECTOR PRESSURE CASTING MACHINE.
JP2744390B2 (ja) 椅子における合成樹脂製の脚体
JPH04339556A (ja) 筒状インサート保持装置
JP2518372Y2 (ja) インサート保持装置
JP2800979B2 (ja) シリンダブロックの鋳造装置
JP3226441B2 (ja) 鋳出しマーク付鋳造管の遠心鋳造用中子の造形装置
JP2529290Y2 (ja) インサート保持装置
JP2852770B2 (ja) 内燃機関用ピストンの製造方法
JPH05318025A (ja) 内燃機関用ピストンの製造方法
JPH0710839Y2 (ja) 横型締・縦射出式ダイカスト機における射出スリーブのドッキング構造
JPH0530830Y2 (ja)
JPS6120657A (ja) 高圧鋳造用金型
JPH02247040A (ja) 鋳造用金型装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Effective date: 20041022

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20060406